JPH029251Y2 - - Google Patents
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- JPH029251Y2 JPH029251Y2 JP11748881U JP11748881U JPH029251Y2 JP H029251 Y2 JPH029251 Y2 JP H029251Y2 JP 11748881 U JP11748881 U JP 11748881U JP 11748881 U JP11748881 U JP 11748881U JP H029251 Y2 JPH029251 Y2 JP H029251Y2
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- Chimneys And Flues (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンクリート打込み煙突の建造に際
して用いる煙突ライニング材の接続具に関するも
のである。
して用いる煙突ライニング材の接続具に関するも
のである。
近年、ビル住宅あるいは工場等の建築物の煙突
の新規建造および改修に際して、従来の耐火レン
ガあるいは抗火石等に代えて、筒状の繊維質断熱
材またはその内周に石綿セメント状物を積層した
煙突ライニング材が使用されている。
の新規建造および改修に際して、従来の耐火レン
ガあるいは抗火石等に代えて、筒状の繊維質断熱
材またはその内周に石綿セメント状物を積層した
煙突ライニング材が使用されている。
従来、上記の筒状煙突ライニング材相互の接続
に当つては、それを積み重ねた後その突き合わせ
接続部の外周に帯状の鉄板を接続具として巻き締
める手段がとられており、これによつて煙突ライ
ニング材の接続部におけるズレを防止するように
している。
に当つては、それを積み重ねた後その突き合わせ
接続部の外周に帯状の鉄板を接続具として巻き締
める手段がとられており、これによつて煙突ライ
ニング材の接続部におけるズレを防止するように
している。
しかし、上記の如く帯状鉄板を環状にして巻き
締める接続具はライニング材の上下方向、特に重
力が作用する下方向へのズレが生じやすく、実際
にズレが生じていたとしても外側から判別するこ
とは不可能であり、したがつてこの接続具を、突
き合わせ状に接続される上下の煙突ライニング材
間の中心部に安定よく配設することはむづかし
い。また、ライニング材を接続したあと、その外
側にコンクリートの打設が行なわれた場合、ズレ
の発生で接続具との当接部が少なくなつている側
の煙突ライニング材の木口部がコンクリートの打
設時の圧力によつてクラツクを生じ、それが極端
な場合には破壊を招き、煙突ライニング材として
の役目が失われてしまうことがある。
締める接続具はライニング材の上下方向、特に重
力が作用する下方向へのズレが生じやすく、実際
にズレが生じていたとしても外側から判別するこ
とは不可能であり、したがつてこの接続具を、突
き合わせ状に接続される上下の煙突ライニング材
間の中心部に安定よく配設することはむづかし
い。また、ライニング材を接続したあと、その外
側にコンクリートの打設が行なわれた場合、ズレ
の発生で接続具との当接部が少なくなつている側
の煙突ライニング材の木口部がコンクリートの打
設時の圧力によつてクラツクを生じ、それが極端
な場合には破壊を招き、煙突ライニング材として
の役目が失われてしまうことがある。
さらに、上記接続具の取り付け作業は、作業者
の作業を妨げない程度の広さの施工場所において
なされる場合は別にして、狭い場所では、煙突ラ
イニング材の接続および前述のような所定位置へ
の接続具の配置は極めて困難である。
の作業を妨げない程度の広さの施工場所において
なされる場合は別にして、狭い場所では、煙突ラ
イニング材の接続および前述のような所定位置へ
の接続具の配置は極めて困難である。
この考案は、特に煙突ライニング材を建築物の
屋上から吊り下げて下部から順次に接続してゆく
施工手段を採る方式の場合において、上述した従
来の接続具の欠点を解消するためになされたもの
で、施工場所が狭くても煙突ライニング材相互の
接続作業が容易にでき、しかもライニング材の接
続部位からズレ落ちるおそれがなく、その接続部
位に安定よく保持でき、さらに屋上からの吊り下
げ接続作業に際しても煙突ライニング材の破損を
全く起さない煙突ライニング材の接続具を提供す
ることを目的としているものである。
屋上から吊り下げて下部から順次に接続してゆく
施工手段を採る方式の場合において、上述した従
来の接続具の欠点を解消するためになされたもの
で、施工場所が狭くても煙突ライニング材相互の
接続作業が容易にでき、しかもライニング材の接
続部位からズレ落ちるおそれがなく、その接続部
位に安定よく保持でき、さらに屋上からの吊り下
げ接続作業に際しても煙突ライニング材の破損を
全く起さない煙突ライニング材の接続具を提供す
ることを目的としているものである。
以下、この考案をその実施例を示した図面に基
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図および第2図において、1は接続具であ
り、2は接続具の主要部を形成している可撓性あ
る薄鋼板製の帯状板であつて、この帯状板2の両
端部分には、折り返しで厚くした部分を板面に対
してほゞ直角状に屈曲してなるフランジ部3が形
成され、そこにネジ孔4があけられており、かつ
帯状板2には、切り起しによる複数個の突片5
が、板巾のほゞ中心部位で、板の長手方向に所要
の間隙をとつた部位に突出形成されており、また
帯状板2には、薄鋼板で短冊状につくられた複数
個の案内板6が、帯状板の長手方向に所要の間隙
をとつた部位に、帯状板の巾方向に突出する状態
で溶接固定されており各案内板6が帯状板2から
突出する部分は所定の方向に斜めに曲げられてい
る。
り、2は接続具の主要部を形成している可撓性あ
る薄鋼板製の帯状板であつて、この帯状板2の両
端部分には、折り返しで厚くした部分を板面に対
してほゞ直角状に屈曲してなるフランジ部3が形
成され、そこにネジ孔4があけられており、かつ
帯状板2には、切り起しによる複数個の突片5
が、板巾のほゞ中心部位で、板の長手方向に所要
の間隙をとつた部位に突出形成されており、また
帯状板2には、薄鋼板で短冊状につくられた複数
個の案内板6が、帯状板の長手方向に所要の間隙
をとつた部位に、帯状板の巾方向に突出する状態
で溶接固定されており各案内板6が帯状板2から
突出する部分は所定の方向に斜めに曲げられてい
る。
また、後記する目的のため、前記帯状板2の外
側面には、板巾のほゞ中間部位に、前記突片5と
反対方向に突出するボルト13および長ナツト1
4からなる振れ止め治具が、そのボルト13で固
定されている。
側面には、板巾のほゞ中間部位に、前記突片5と
反対方向に突出するボルト13および長ナツト1
4からなる振れ止め治具が、そのボルト13で固
定されている。
次に前記接続具1の使用による煙突ライニング
材の建込み施工を、第4図および第5図に基いて
説明する。既に建込みを終えた筒状の煙突ライニ
ング材7の上部筒口外周に、接続具1の突片5を
煙突ライニング材の筒口端面にのせるようにし
て、接続具1を巻き込み、その両端のフランジ部
3をボルト8で締付けて円筒状態に固定する。つ
いで、予め接続具を取付けてある同径の煙突ライ
ニング材9を吊り下げて降す前に、降下時の横揺
れを少なくするために、長ナツト14を回わして
ボルト13との全長を調整しておき、吊り下げた
煙突ライニング材9を、下部煙突ライニング7に
取付けてある接続具の案内板6にて案内させなが
ら接続具内に挿入し、突片5をなかにして下部ラ
イニング材7の上部筒口に突き合わせたあと、別
に打込み成形してゆくコンクリート外壁10と建
込まれた筒状の煙突ライニング材7によつて形成
される環状の空隙11内部にコンクリート12を
流し込むことによつて、ライニング張り煙突とす
る。
材の建込み施工を、第4図および第5図に基いて
説明する。既に建込みを終えた筒状の煙突ライニ
ング材7の上部筒口外周に、接続具1の突片5を
煙突ライニング材の筒口端面にのせるようにし
て、接続具1を巻き込み、その両端のフランジ部
3をボルト8で締付けて円筒状態に固定する。つ
いで、予め接続具を取付けてある同径の煙突ライ
ニング材9を吊り下げて降す前に、降下時の横揺
れを少なくするために、長ナツト14を回わして
ボルト13との全長を調整しておき、吊り下げた
煙突ライニング材9を、下部煙突ライニング7に
取付けてある接続具の案内板6にて案内させなが
ら接続具内に挿入し、突片5をなかにして下部ラ
イニング材7の上部筒口に突き合わせたあと、別
に打込み成形してゆくコンクリート外壁10と建
込まれた筒状の煙突ライニング材7によつて形成
される環状の空隙11内部にコンクリート12を
流し込むことによつて、ライニング張り煙突とす
る。
なお、上部煙突ライニング材9に取付けてある
帯状板2における長ナツト14については、同ラ
イニング材の据付けが終えた時点で、再び調整し
てコンクリート外壁10に当接させることによ
り、煙突ライニング材9の位置決めができる。
帯状板2における長ナツト14については、同ラ
イニング材の据付けが終えた時点で、再び調整し
てコンクリート外壁10に当接させることによ
り、煙突ライニング材9の位置決めができる。
しかして、上記のように構成された接続具にあ
つては、その帯状板2の板面から一体に突出する
突片5が煙突ライニング材7の筒口面にのせられ
た状態で支持されているため、それがズレ落ちる
ようなことは起らず、また上部煙突ライニング材
9が下部の煙突ライニング材7との接続部でズレ
ることもなく、その接続部の中心位置への確実な
配設が可能となる。すなわち、いちど接続固定す
れば、引き続き行なわれる位置決めの際の横方向
への移動あるいはコンクリート打設の際の圧力に
よつても、接続部がズレて木口部が破壊すること
もなく、最下部から最上部まで連続した同心の一
体的な筒状ライニング層を形成することができ
る。
つては、その帯状板2の板面から一体に突出する
突片5が煙突ライニング材7の筒口面にのせられ
た状態で支持されているため、それがズレ落ちる
ようなことは起らず、また上部煙突ライニング材
9が下部の煙突ライニング材7との接続部でズレ
ることもなく、その接続部の中心位置への確実な
配設が可能となる。すなわち、いちど接続固定す
れば、引き続き行なわれる位置決めの際の横方向
への移動あるいはコンクリート打設の際の圧力に
よつても、接続部がズレて木口部が破壊すること
もなく、最下部から最上部まで連続した同心の一
体的な筒状ライニング層を形成することができ
る。
さらに吊り下げ機(図示せず)によつて多少の
横揺れをともなつて引きおろされてくる煙突ライ
ニング材9は、帯状板2から突出するボルト13
に螺合された長ナツト14によつて横揺れが規制
されるため、コンクリート外壁10に当つて破損
するおそれがなく、さらに、その下端部が帯状板
2の外側斜め方向に突出した案内板6により円筒
状の接続具の中心方向へ案内されながらその内部
に挿入されるから、上部の煙突ライニング材9を
既に建こんである煙突ライニング材7上に正確か
つ容易に載置させることができる。とくに、ライ
ニング材の施工場所にたとえば配筋が既に施され
ていて、作業が困難な場合でも、接続具1の取り
付けさえ可能であれば、煙突ライニング材9の接
続作業は吊り下げ機により挿入するだけで極めて
容易に行うことができる。
横揺れをともなつて引きおろされてくる煙突ライ
ニング材9は、帯状板2から突出するボルト13
に螺合された長ナツト14によつて横揺れが規制
されるため、コンクリート外壁10に当つて破損
するおそれがなく、さらに、その下端部が帯状板
2の外側斜め方向に突出した案内板6により円筒
状の接続具の中心方向へ案内されながらその内部
に挿入されるから、上部の煙突ライニング材9を
既に建こんである煙突ライニング材7上に正確か
つ容易に載置させることができる。とくに、ライ
ニング材の施工場所にたとえば配筋が既に施され
ていて、作業が困難な場合でも、接続具1の取り
付けさえ可能であれば、煙突ライニング材9の接
続作業は吊り下げ機により挿入するだけで極めて
容易に行うことができる。
また、前記接続具1は煙突ライニング材の外側
に巻き締めて配設するものであるから、打設した
コンクリートが煙突ライニング材の接続部に入り
込んで上部の煙突ライニング材を浮き上がらせる
おそれはない。したがつて煙突ライニング材の断
熱性が損なわれることもなく、かりに腐蝕しても
脱落することもない。
に巻き締めて配設するものであるから、打設した
コンクリートが煙突ライニング材の接続部に入り
込んで上部の煙突ライニング材を浮き上がらせる
おそれはない。したがつて煙突ライニング材の断
熱性が損なわれることもなく、かりに腐蝕しても
脱落することもない。
さらにまた、突片5は帯状板2に切り込みを入
れて折り曲げるだけでよいから、その形成が容易
であり、元の状態に曲げ戻しておけば運搬の際に
邪魔になることもない。
れて折り曲げるだけでよいから、その形成が容易
であり、元の状態に曲げ戻しておけば運搬の際に
邪魔になることもない。
前記実施例においては、接続具1として筒状の
煙突ライニング材の外周長さにほぼ等しい長さか
らなる一枚の帯状板2で形成したものを示してあ
るが、筒状の煙突ライニング材の外周長さの半分
の長さのものを2個つくり、使用時に半環状に彎
曲して相互に連結できる構成にしてもよい。
煙突ライニング材の外周長さにほぼ等しい長さか
らなる一枚の帯状板2で形成したものを示してあ
るが、筒状の煙突ライニング材の外周長さの半分
の長さのものを2個つくり、使用時に半環状に彎
曲して相互に連結できる構成にしてもよい。
前記突片5に関しても、前記のような切り起し
によるものではなく、帯状板あるいは短冊状案内
板に別の板片を取り付け、それを突片とすること
もでき、また突片の数は煙突ライニング材の大き
さ、あるいは重量に応じて適宜に変更しうるもの
である。さらにその突出長さについても、煙突ラ
イニング材の厚さ以下であればよいが、煙突ライ
ニング材として比較的軟らかい繊維質筒状物の内
側に石綿セメント状物の硬質のライニング層を積
層したものを使用する場合は、少なくともその硬
質のライニング層に達する長さにして支持させれ
ば、煙突ライニング材を接続する際の上部煙突ラ
イニング材の荷重にも、より耐えうることができ
る。
によるものではなく、帯状板あるいは短冊状案内
板に別の板片を取り付け、それを突片とすること
もでき、また突片の数は煙突ライニング材の大き
さ、あるいは重量に応じて適宜に変更しうるもの
である。さらにその突出長さについても、煙突ラ
イニング材の厚さ以下であればよいが、煙突ライ
ニング材として比較的軟らかい繊維質筒状物の内
側に石綿セメント状物の硬質のライニング層を積
層したものを使用する場合は、少なくともその硬
質のライニング層に達する長さにして支持させれ
ば、煙突ライニング材を接続する際の上部煙突ラ
イニング材の荷重にも、より耐えうることができ
る。
また、前記案内板6に関しても、前記実施例に
おいては、短冊状の薄鋼板を帯状板に溶接固定し
たものを示してあるが、溶接に限らずボルトある
いはリベツトで固定することもできる。さらに第
6図および第7図に示すように、案内板の有効長
さに等しい帯状板を基材とし、これに案内板の折
り曲げ部の長さまで複数の切り込みを入れ、案内
板となる部分のみを残して他を切り取ることによ
つて形成させたものでもよくあるいは切り込みを
入れて外側に折り曲げただけのものでも使用可能
である。
おいては、短冊状の薄鋼板を帯状板に溶接固定し
たものを示してあるが、溶接に限らずボルトある
いはリベツトで固定することもできる。さらに第
6図および第7図に示すように、案内板の有効長
さに等しい帯状板を基材とし、これに案内板の折
り曲げ部の長さまで複数の切り込みを入れ、案内
板となる部分のみを残して他を切り取ることによ
つて形成させたものでもよくあるいは切り込みを
入れて外側に折り曲げただけのものでも使用可能
である。
さらに、接続具1と共同して使用するボルト1
3および長ナツト14はターンバツクルによつて
代用することもできる。
3および長ナツト14はターンバツクルによつて
代用することもできる。
また、前記実施例では、接続具の帯状板2を環
状に彎曲して使用する場合を示してあるが、これ
は煙突ライニング材の断面形状に応じて曲げ加工
して使用できるものである。
状に彎曲して使用する場合を示してあるが、これ
は煙突ライニング材の断面形状に応じて曲げ加工
して使用できるものである。
以上に述べたように、この考案によれば、環状
に湾曲自在な金属帯状板の両端部に、連結用フラ
ンジ部が形成され、帯状板の内側面には、帯状板
を筒状煙突ライニング材に巻きつけた際に、ライ
ニング材の筒口端面に重ね合わさつて帯状板をラ
イニング材に支持するための複数個の支持用突片
が形成され、帯状板には、積み重ねられる上側の
ライニング材を下側のライニング材に対して同心
に誘導案内する複数個の案内板が帯状板から斜め
上向きに形成され、帯状板の外側には、ライニン
グ材の外側の外壁と帯状板との間に介在し、帯状
板と共同して流し込まれるコンクリートによるラ
イニング材の径方向の動きを防ぐための振れ止め
治具が組み合わされているので、施工場所が狭く
ても煙突ライニング材相互の接続作業が容易にで
き、しかもライニング材の接続部位からズレ落ち
るおそれがなく、その接続部位に安定よく保持で
き、さらに屋上からの吊り下げ接続作業に際して
も煙突ライニング材の破損を全く起さない煙突ラ
イニング材の接続具が得られる。
に湾曲自在な金属帯状板の両端部に、連結用フラ
ンジ部が形成され、帯状板の内側面には、帯状板
を筒状煙突ライニング材に巻きつけた際に、ライ
ニング材の筒口端面に重ね合わさつて帯状板をラ
イニング材に支持するための複数個の支持用突片
が形成され、帯状板には、積み重ねられる上側の
ライニング材を下側のライニング材に対して同心
に誘導案内する複数個の案内板が帯状板から斜め
上向きに形成され、帯状板の外側には、ライニン
グ材の外側の外壁と帯状板との間に介在し、帯状
板と共同して流し込まれるコンクリートによるラ
イニング材の径方向の動きを防ぐための振れ止め
治具が組み合わされているので、施工場所が狭く
ても煙突ライニング材相互の接続作業が容易にで
き、しかもライニング材の接続部位からズレ落ち
るおそれがなく、その接続部位に安定よく保持で
き、さらに屋上からの吊り下げ接続作業に際して
も煙突ライニング材の破損を全く起さない煙突ラ
イニング材の接続具が得られる。
第1図はこの考案の一実施例による接続具の正
面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図
は筒状煙突ライニング材に取付けられた状態の接
続具の斜視図、第5図は接続具で接続施工された
煙突要部の縦断面図、第6図は他の実施例による
接続具の正面図、第7図はその側面図である。 1……接続具、2……帯状板、3……フランジ
部、4……ネジ孔、5……支持突片、6……案内
板、7,9……筒状煙突ライニング材、8……ボ
ルト、10……外壁、11……環状空隙、12…
…コンクリート、13……ボルト、14……長ナ
ツト。
面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図
は筒状煙突ライニング材に取付けられた状態の接
続具の斜視図、第5図は接続具で接続施工された
煙突要部の縦断面図、第6図は他の実施例による
接続具の正面図、第7図はその側面図である。 1……接続具、2……帯状板、3……フランジ
部、4……ネジ孔、5……支持突片、6……案内
板、7,9……筒状煙突ライニング材、8……ボ
ルト、10……外壁、11……環状空隙、12…
…コンクリート、13……ボルト、14……長ナ
ツト。
Claims (1)
- 環状に湾曲自在な金属帯状板の両端部に連結用
フランジ部が形成され、この帯状板の内側面に
は、帯状板を筒状煙突ライニング材に巻きつけた
際に、ライニング材の筒口端面に重ね合わさつて
帯状板をライニング材に支持するための複数個の
支持用突片が形成され、帯状板には、積み重ねら
れる上側のライニング材を下側のライニング材に
対して同心に誘導案内する複数個の案内板が帯状
板から斜め上向きに形成され、前記帯状板の外側
には、ライニング材の外側の外壁と帯状板との間
に介在し、帯状板と共同してライニング材の径方
向の動きを防ぐための振れ止め治具が組み合わさ
れていることを特徴とする煙突ライニング材の接
続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11748881U JPS5827630U (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | 煙突ライニング材の接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11748881U JPS5827630U (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | 煙突ライニング材の接続具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5827630U JPS5827630U (ja) | 1983-02-22 |
JPH029251Y2 true JPH029251Y2 (ja) | 1990-03-07 |
Family
ID=29911652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11748881U Granted JPS5827630U (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | 煙突ライニング材の接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827630U (ja) |
-
1981
- 1981-08-07 JP JP11748881U patent/JPS5827630U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5827630U (ja) | 1983-02-22 |
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