JPH0913610A - 笠木の外れ防止構造 - Google Patents
笠木の外れ防止構造Info
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- JPH0913610A JPH0913610A JP18803195A JP18803195A JPH0913610A JP H0913610 A JPH0913610 A JP H0913610A JP 18803195 A JP18803195 A JP 18803195A JP 18803195 A JP18803195 A JP 18803195A JP H0913610 A JPH0913610 A JP H0913610A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- edge side
- undercut
- mounting surface
- locking projection
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- Pending
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D3/00—Roof covering by making use of flat or curved slabs or stiff sheets
- E04D3/40—Slabs or sheets locally modified for auxiliary purposes, e.g. for resting on walls, for serving as guttering; Elements for particular purposes, e.g. ridge elements, specially designed for use in conjunction with slabs or sheets
- E04D3/405—Wall copings
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Fencing (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 風圧等の外力によって笠木が外れることがな
く、且つ組立施工が容易な笠木の外れ防止構造を提供す
る。 【構成】 パラペット20上端に配置したアンカ−金具
30を介して笠木を跨設する構造である。笠木10は、
前垂縁12と後垂縁13の端縁部に係止突上14及びア
ンダ−カット面17を形成するアンダ−カット係止突上
16を条設構成する。アンカ−金具30は、上板部31
の両端に前縁側載置面32と後縁側載置面33、略中央
位置に中央部載置面34を構成し、前縁側載置面32と
後縁側載置面33の端部から前係止舌片35と後係止舌
片36を僅かに外向き傾斜垂下するように突出構成す
る。係止突上14及びアンダ−カット係止突上16の内
角に前記前係止舌片35と後係止舌片36を係止固着す
る構造にしたことを特徴とする。
く、且つ組立施工が容易な笠木の外れ防止構造を提供す
る。 【構成】 パラペット20上端に配置したアンカ−金具
30を介して笠木を跨設する構造である。笠木10は、
前垂縁12と後垂縁13の端縁部に係止突上14及びア
ンダ−カット面17を形成するアンダ−カット係止突上
16を条設構成する。アンカ−金具30は、上板部31
の両端に前縁側載置面32と後縁側載置面33、略中央
位置に中央部載置面34を構成し、前縁側載置面32と
後縁側載置面33の端部から前係止舌片35と後係止舌
片36を僅かに外向き傾斜垂下するように突出構成す
る。係止突上14及びアンダ−カット係止突上16の内
角に前記前係止舌片35と後係止舌片36を係止固着す
る構造にしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリ−ト、鉄骨ま
たは木造等のパラペットに固設する断面が逆溝状の笠木
の構造に係り、殊にパラペット上面に固設したアンカ−
金具と確実に係着し、風などの煽りによって外れること
がないアルミニウム型材によって成形した笠木の外れ防
止構造に関するものである。
たは木造等のパラペットに固設する断面が逆溝状の笠木
の構造に係り、殊にパラペット上面に固設したアンカ−
金具と確実に係着し、風などの煽りによって外れること
がないアルミニウム型材によって成形した笠木の外れ防
止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来よりコンクリ−
ト製のパラペット50に笠木51を跨設し上面を被覆す
る構造として、パラペット50から突設したアンカ−ボ
ルト53によって固着するアンカ−金具52をパラペッ
ト50の上面に適当な間隔をもって配設し、該アンカ−
金具52に笠木51を係着する構造が知られている。
ト製のパラペット50に笠木51を跨設し上面を被覆す
る構造として、パラペット50から突設したアンカ−ボ
ルト53によって固着するアンカ−金具52をパラペッ
ト50の上面に適当な間隔をもって配設し、該アンカ−
金具52に笠木51を係着する構造が知られている。
【0003】一般にこの種の笠木51のアンカ−金具5
2との係着構造は、アンカ−金具52の上板部52a両
端に僅かに外向き傾斜垂下した前係止舌片52bと後係
止舌片52cを構成すると共に、笠木51は、上板部5
1aの両縁に前垂縁51bと後垂縁51cを屈折垂下し
て逆溝状に成形し、該前後垂縁51b,51cの端縁部
内面に係止突条51d,51dを条設した構造となって
おり、上記笠木51とアンカ−金具52の弾性を利用し
て、係止突条51d,51dの内角に両係止舌片52
b,52cを係止固着するものである。
2との係着構造は、アンカ−金具52の上板部52a両
端に僅かに外向き傾斜垂下した前係止舌片52bと後係
止舌片52cを構成すると共に、笠木51は、上板部5
1aの両縁に前垂縁51bと後垂縁51cを屈折垂下し
て逆溝状に成形し、該前後垂縁51b,51cの端縁部
内面に係止突条51d,51dを条設した構造となって
おり、上記笠木51とアンカ−金具52の弾性を利用し
て、係止突条51d,51dの内角に両係止舌片52
b,52cを係止固着するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の笠木
51は場合によっては十数メ−トルもの長尺に亙って施
工する場合があり、上記構成では、ビル外壁面に沿って
吹き上げられる風圧Pによって笠木51の前懐部Sの内
圧が急激に上昇する。その結果として、突風等により前
垂縁51bが外側に傾斜変位(矢印A)して、アンカ−
金具52の前係止舌片52bが係止突条51dから外れ
る場合があり、笠木51が脱落する欠点を有していた。
51は場合によっては十数メ−トルもの長尺に亙って施
工する場合があり、上記構成では、ビル外壁面に沿って
吹き上げられる風圧Pによって笠木51の前懐部Sの内
圧が急激に上昇する。その結果として、突風等により前
垂縁51bが外側に傾斜変位(矢印A)して、アンカ−
金具52の前係止舌片52bが係止突条51dから外れ
る場合があり、笠木51が脱落する欠点を有していた。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、一旦係着した笠木が風圧等の外力によって簡単に
外れることがなく、また組立施工が容易で施工性に優れ
た笠木の外れ防止構造を提供することを目的とするもの
である。
あり、一旦係着した笠木が風圧等の外力によって簡単に
外れることがなく、また組立施工が容易で施工性に優れ
た笠木の外れ防止構造を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の笠木の外れ防止
構造は、パラペット上端に配置したアンカ−金具を介し
て笠木を跨設する構造において、上板部の両縁に前垂縁
と後垂縁を屈折垂下して略逆溝状になる笠木の、該前垂
縁と後垂縁の端縁部に、内側に屈折した係止突条及び/
または上面が僅かなアンダ−カット面を形成するアンダ
−カット係止突条を条設構成すると共に、パラペットの
上面に上板部を固設するアンカ−金具を剛性材料によっ
て構成し、該上板部の両端に前縁側載置面と後縁側載置
面、略中央位置に中央部載置面をそれぞれ構成してな
り、前記前縁側載置面と後縁側載置面の端部から前係止
舌片と後係止舌片をそれぞれ僅かに外向き傾斜垂下する
ように突出構成してなり、前記係止突条及びアンダ−カ
ット係止突条の内角に前記前係止舌片と後係止舌片を係
止固着することを要旨とするものである。
構造は、パラペット上端に配置したアンカ−金具を介し
て笠木を跨設する構造において、上板部の両縁に前垂縁
と後垂縁を屈折垂下して略逆溝状になる笠木の、該前垂
縁と後垂縁の端縁部に、内側に屈折した係止突条及び/
または上面が僅かなアンダ−カット面を形成するアンダ
−カット係止突条を条設構成すると共に、パラペットの
上面に上板部を固設するアンカ−金具を剛性材料によっ
て構成し、該上板部の両端に前縁側載置面と後縁側載置
面、略中央位置に中央部載置面をそれぞれ構成してな
り、前記前縁側載置面と後縁側載置面の端部から前係止
舌片と後係止舌片をそれぞれ僅かに外向き傾斜垂下する
ように突出構成してなり、前記係止突条及びアンダ−カ
ット係止突条の内角に前記前係止舌片と後係止舌片を係
止固着することを要旨とするものである。
【0007】またアンカ−金具の前縁側載置面及び後縁
側載置面と笠木の上板部間に弾性支承プレ−ト部材を介
装し、弾性係止付勢したことを要旨とするものである。
側載置面と笠木の上板部間に弾性支承プレ−ト部材を介
装し、弾性係止付勢したことを要旨とするものである。
【0008】
【作用】上記笠木は、前垂縁の係止突条に形成した返り
縁と、後垂縁に形成したアンダ−カット面を有するアン
ダ−カット係止突条を構成しているため、弾性支承プレ
−トの弾性力と相俟ってアンカ−金具の前係止舌片と後
係止舌片に対して確実に係着するようになり、外側に傾
斜しようとする前または後垂縁の変位を阻止するように
作用する。このため、アンカ−金具から笠木が外れて脱
落する等の事故を解消する。
縁と、後垂縁に形成したアンダ−カット面を有するアン
ダ−カット係止突条を構成しているため、弾性支承プレ
−トの弾性力と相俟ってアンカ−金具の前係止舌片と後
係止舌片に対して確実に係着するようになり、外側に傾
斜しようとする前または後垂縁の変位を阻止するように
作用する。このため、アンカ−金具から笠木が外れて脱
落する等の事故を解消する。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る笠木の外れ防止構造の一
実施例を図面に従って説明する。図1は施工実施状態の
断面図を表したものであり、図2は同分解斜視図であ
る。笠木10は、例えばコンクリ−ト製等の各種パラペ
ット20にアンカ−金具30を介して跨設する構造にな
る。
実施例を図面に従って説明する。図1は施工実施状態の
断面図を表したものであり、図2は同分解斜視図であ
る。笠木10は、例えばコンクリ−ト製等の各種パラペ
ット20にアンカ−金具30を介して跨設する構造にな
る。
【0010】上記アンカ−金具30は、パラペット20
の上面に該上板部31を密接固着するように構成される
もので、パラペット20の上端から突設したアンカ−ボ
ルト21を上板部31に穿設した長孔37,37に挿通
し、アンカ−ボルト21にナット22を締結して固着す
るもので、パラペット20の延びる方向に適当な間隔
(30〜60cm)をもって配設固着してなる。
の上面に該上板部31を密接固着するように構成される
もので、パラペット20の上端から突設したアンカ−ボ
ルト21を上板部31に穿設した長孔37,37に挿通
し、アンカ−ボルト21にナット22を締結して固着す
るもので、パラペット20の延びる方向に適当な間隔
(30〜60cm)をもって配設固着してなる。
【0011】該アンカ−金具30は、アルミニウム型材
等の剛性をもった金属材料によって構成してあり、上板
部31の両端に前縁側載置面32と後縁側載置面33を
構成して前縁側載置面32が高レベルになるような笠木
面傾斜レベルLを形成すると共に、上板部31の略中央
位置に、断面がT字状になる中央部載置面34を構成し
てなる。
等の剛性をもった金属材料によって構成してあり、上板
部31の両端に前縁側載置面32と後縁側載置面33を
構成して前縁側載置面32が高レベルになるような笠木
面傾斜レベルLを形成すると共に、上板部31の略中央
位置に、断面がT字状になる中央部載置面34を構成し
てなる。
【0012】また符号35及び36は、前縁側載置面3
2と後縁側載置面33の端部からそれぞれ僅かに外向き
傾斜垂下するように突出構成した前係止舌片と後係止舌
片であり、両係止舌片35,36端間は使用する笠木1
0の幅サイズに見合う対応長さW1に構成してなる。
2と後縁側載置面33の端部からそれぞれ僅かに外向き
傾斜垂下するように突出構成した前係止舌片と後係止舌
片であり、両係止舌片35,36端間は使用する笠木1
0の幅サイズに見合う対応長さW1に構成してなる。
【0013】上記前縁側載置面32と後縁側載置面33
及び中央部載置面34の上面には、ゴムまたは軟質合成
樹脂等の弾性材からなる比較的薄い弾性支承プレ−ト4
0をそれぞれ接着または溶着等によって貼着してあり、
厚さ方向に約1mmの範囲で潰れ変形する構造となる。
及び中央部載置面34の上面には、ゴムまたは軟質合成
樹脂等の弾性材からなる比較的薄い弾性支承プレ−ト4
0をそれぞれ接着または溶着等によって貼着してあり、
厚さ方向に約1mmの範囲で潰れ変形する構造となる。
【0014】本発明の笠木10は、上板部11の両縁に
前垂縁12と後垂縁13を屈折垂下してなる略逆溝状に
なるアルミニウム型材によって成形したもので、該前垂
縁12の端縁部に、内側に屈折した係止突条14を条設
すると共に、該係止突条14の内端に小さい(高さH=
1mm)返り縁15を形成してなる。
前垂縁12と後垂縁13を屈折垂下してなる略逆溝状に
なるアルミニウム型材によって成形したもので、該前垂
縁12の端縁部に、内側に屈折した係止突条14を条設
すると共に、該係止突条14の内端に小さい(高さH=
1mm)返り縁15を形成してなる。
【0015】また後垂縁13の端縁部には、内側に屈折
した突条を上面が僅かなアンダ−カット面17(アンダ
−カット角度θ=10°)を形成するアンダ−カット係
止突条16を形成してなる。
した突条を上面が僅かなアンダ−カット面17(アンダ
−カット角度θ=10°)を形成するアンダ−カット係
止突条16を形成してなる。
【0016】上記係止突条14とアンダ−カット係止突
条16間の長さW2は上述した両係止舌片35,35端
間の長さW1と同一かまたは僅かに短くなるように構成
してあり、上記アンカ−金具30の前係止舌片35と後
係止舌片36を乗り越えて係止突条14とアンダ−カッ
ト係止突条16の内角に係止固着する(図3及び図4参
照)ようになる。
条16間の長さW2は上述した両係止舌片35,35端
間の長さW1と同一かまたは僅かに短くなるように構成
してあり、上記アンカ−金具30の前係止舌片35と後
係止舌片36を乗り越えて係止突条14とアンダ−カッ
ト係止突条16の内角に係止固着する(図3及び図4参
照)ようになる。
【0017】上記構成によれば、笠木10が、前垂縁1
2の係止突条14に返り縁15を形成し、また後垂縁1
3にアンダ−カット面17を形成したアンダ−カット係
止突条16を構成しているため、弾性支承プレ−ト40
の弾性力と相俟ってアンカ−金具30の前係止舌片35
と後係止舌片36に対して確実に係着するようになる。
2の係止突条14に返り縁15を形成し、また後垂縁1
3にアンダ−カット面17を形成したアンダ−カット係
止突条16を構成しているため、弾性支承プレ−ト40
の弾性力と相俟ってアンカ−金具30の前係止舌片35
と後係止舌片36に対して確実に係着するようになる。
【0018】特に笠木10の前垂縁12側では、図1に
示すように、ビル外壁面に沿って吹き上げられる風圧P
によって笠木10の前懐部Sの内圧が急激に上昇して
も、該前垂縁12の係止突条14に形成した返り縁15
がアンカ−金具30の前係止舌片35と係合して前垂縁
12の外側に傾斜しようとする変位(矢印A)を阻止す
るように作用し、係止突条14から外れることはない。
示すように、ビル外壁面に沿って吹き上げられる風圧P
によって笠木10の前懐部Sの内圧が急激に上昇して
も、該前垂縁12の係止突条14に形成した返り縁15
がアンカ−金具30の前係止舌片35と係合して前垂縁
12の外側に傾斜しようとする変位(矢印A)を阻止す
るように作用し、係止突条14から外れることはない。
【0019】尚、本発明の実施例の説明では、笠木10
の前垂縁12側に返り縁15を形成した係止突条14、
また後垂縁13側にアンダ−カット面17を形成したア
ンダ−カット係止突条16を構成したものを示したが、
この組み合わせは、笠木10の施工位置条件等により、
の前垂縁12側に返り縁15を形成した係止突条14、
また後垂縁13側にアンダ−カット面17を形成したア
ンダ−カット係止突条16を構成したものを示したが、
この組み合わせは、笠木10の施工位置条件等により、
【0020】(1) 笠木10の前垂縁12側に返り縁
15を形成した係止突条14、また後垂縁13側にアン
ダ−カット面17を形成したアンダ−カット係止突条1
6を構成した構造。 (2) 笠木10の前垂縁12と後垂縁13に返り縁1
5を形成した係止突条を構成した構造。
15を形成した係止突条14、また後垂縁13側にアン
ダ−カット面17を形成したアンダ−カット係止突条1
6を構成した構造。 (2) 笠木10の前垂縁12と後垂縁13に返り縁1
5を形成した係止突条を構成した構造。
【0021】(3) 笠木10の後垂縁13側に返り縁
15を形成した係止突条14、また前垂縁12側にアン
ダ−カット面17を形成したアンダ−カット係止突条1
6を構成した構造。 (4) 笠木10の前垂縁12と後垂縁13にアンダ−
カット面17を形成したアンダ−カット係止突条を構成
した構造。 のように組み合わせを変更することができる。
15を形成した係止突条14、また前垂縁12側にアン
ダ−カット面17を形成したアンダ−カット係止突条1
6を構成した構造。 (4) 笠木10の前垂縁12と後垂縁13にアンダ−
カット面17を形成したアンダ−カット係止突条を構成
した構造。 のように組み合わせを変更することができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る笠木の外
れ防止構造は、パラペット上端に配置したアンカ−金具
を介して笠木を跨設する構造において、笠木が前垂縁の
係止突条に返り縁を形成し、また後垂縁にアンダ−カッ
ト面を形成したアンダ−カット係止突条を構成している
ため、弾性支承プレ−トの弾性力と相俟ってアンカ−金
具の前係止舌片及び後係止舌片と確実に係着するように
なる。
れ防止構造は、パラペット上端に配置したアンカ−金具
を介して笠木を跨設する構造において、笠木が前垂縁の
係止突条に返り縁を形成し、また後垂縁にアンダ−カッ
ト面を形成したアンダ−カット係止突条を構成している
ため、弾性支承プレ−トの弾性力と相俟ってアンカ−金
具の前係止舌片及び後係止舌片と確実に係着するように
なる。
【0023】従って、ビル外壁面に沿って吹き上げられ
る風圧によって笠木の前懐部の内圧が急激に上昇して
も、前垂縁の係止突条に形成した返り縁がアンカ−金具
の前係止舌片と係合するようになり、笠木の脱落を確実
に阻止することができる特徴を有するものであり、本発
明実施後の効果は極めて大きい。
る風圧によって笠木の前懐部の内圧が急激に上昇して
も、前垂縁の係止突条に形成した返り縁がアンカ−金具
の前係止舌片と係合するようになり、笠木の脱落を確実
に阻止することができる特徴を有するものであり、本発
明実施後の効果は極めて大きい。
【図1】本発明に係る笠木の外れ防止構造の一実施例を
示す施工実施状態の断面図である。
示す施工実施状態の断面図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同外れ防止構造の係合状態を示す前垂縁側要部
の拡大した断面図である。
の拡大した断面図である。
【図4】同外れ防止構造の係合状態を示す後垂縁側要部
の拡大した断面図である。
の拡大した断面図である。
【図5】従来の笠木の取付構造を示す施工実施状態の断
面図である。
面図である。
10 笠木 11 上板部 12 前垂縁 13 後垂縁 14 係止突条 15 返り縁 16 アンダ−カット係止突条 17 アンダ−カット面 20 パラペット 21 アンカ−ボルト 30 アンカ−金具 31 上板部 32 前縁側載置面 33 後縁側載置面 34 中央部載置面 35 前係止舌片 36 後係止舌片 40 弾性支承プレ−ト
Claims (2)
- 【請求項1】 パラペット上端に配置したアンカ−金具
を介して笠木を跨設する構造において、 上板部の両縁に前垂縁と後垂縁を屈折垂下して略逆溝状
になる笠木の、該前垂縁と後垂縁の端縁部に、内側に屈
折した係止突条及び/または上面が僅かなアンダ−カッ
ト面を形成するアンダ−カット係止突条を条設構成する
と共に、 パラペットの上面に上板部を固設するアンカ−金具を剛
性材料によって構成し、該上板部の両端に前縁側載置面
と後縁側載置面、略中央位置に中央部載置面をそれぞれ
構成してなり、前記前縁側載置面と後縁側載置面の端部
から前係止舌片と後係止舌片をそれぞれ僅かに外向き傾
斜垂下するように突出構成してなり、 前記係止突条及びアンダ−カット係止突条の内角に前記
前係止舌片と後係止舌片を係止固着することを特徴とす
る笠木の外れ防止構造。 - 【請求項2】 前記アンカ−金具の前縁側載置面及び後
縁側載置面と笠木の上板部間に弾性支承プレ−ト部材を
介装したことを特徴とする請求項1記載の笠木の外れ防
止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18803195A JPH0913610A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 笠木の外れ防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18803195A JPH0913610A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 笠木の外れ防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0913610A true JPH0913610A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16216461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18803195A Pending JPH0913610A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 笠木の外れ防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0913610A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116044245A (zh) * | 2022-12-02 | 2023-05-02 | 国网江苏省电力有限公司连云港供电分公司 | 一种电力变电站用预制围墙压顶及施工方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810827U (ja) * | 1981-07-16 | 1983-01-24 | 森田特殊機工株式会社 | 塵芥収集車等の排気浄化装置 |
JPH07331823A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-19 | Riken Light Metal Ind Co Ltd | 笠木装置 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18803195A patent/JPH0913610A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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