JPH09136075A - 乗り物搭載用食品残滓処理装置 - Google Patents

乗り物搭載用食品残滓処理装置

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JPH09136075A
JPH09136075A JP7318560A JP31856095A JPH09136075A JP H09136075 A JPH09136075 A JP H09136075A JP 7318560 A JP7318560 A JP 7318560A JP 31856095 A JP31856095 A JP 31856095A JP H09136075 A JPH09136075 A JP H09136075A
Authority
JP
Japan
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pair
shafts
casing
axis
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP7318560A
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English (en)
Inventor
Nobuo Kurosawa
信夫 黒澤
Hiromitsu Kikuchi
博光 菊地
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Individual
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Individual
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺れの大きな例えば船舶上で食品の残滓を安
全且つ確実に処理することのできる乗り物搭載用食品処
理装置を提供する。 【解決手段】 蓋4を有するケーシング2の内部には、
上方に開放した容器20が設けられ、この容器20の中
に投入された食品の残滓Lは撹拌ロッド24でかき混ぜ
られる。ケーシング2の両側壁からは一対の第1の軸
6、6が外方に延び、その外端は、ジンバル8に回転自
在に取り付けられている。ジンバル8からは第2の軸1
0、10が外方に延びて支柱12、12に回転自在に取
り付けられている。第1の軸6、6は第1の軸線L1上
に配置され、この軸線L1と同一平面で直交する第2の
軸線L2上に上記の第2の軸10、10が配置されてい
る。これにより、船舶が大きく揺れたとしても、ケーシ
ング2はそれ自体が水平を保とうとするため、容器20
がひっくり返って中の残滓Lが外に投げ出されることは
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、概略的に、乗り
物に搭載するための食品残滓処理装置に関し、より詳し
くは、揺れの大きな乗り物、例えば船舶に搭載するのに
好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば船舶では、従来、食品の残滓は海
洋投棄されているのが実情である。しかしながら、19
93年11月に発効した「廃棄物その他の物の投棄によ
る海洋汚染の防止に関する条約」(いわゆるロンドン条
約)を遵守するためにも、船舶内で食品の残滓を処理す
ることが急務となっている。
【0003】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たもので、船舶のような揺れの大きな乗り物に搭載した
としても、安定且つ確実に食品の残滓を収納して処理す
ることのできる乗り物搭載用食品残滓処理装置を提供す
ることをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
至った。即ち、本発明によれば、上方に向けて開放し且
つ蓋で開閉可能な開口を有する食品残滓収納容器と、該
収納容器の対向する一対の壁から外方に向けて延び且つ
第1の軸線上に配置された一対の第1の軸と、前記収納
容器の回りを囲んで配置され、前記一対の第1の軸の外
端が回転自在に取り付けられたジンバルと、該ジンバル
から外方に向けて互いに反対方向に延び且つ前記第1の
軸の軸線とは同一平面上で互いに直交して延びる第2の
軸線上に配置された一対の第2の軸と、該第2の軸を回
転自在に支持する一対の支柱とを有することを特徴とす
る乗り物搭載用食品残滓処理装置が提供される。また、
本発明によれば、上記構成において、前記収納容器の中
に設けられて該収納容器の中に投入された食品の残滓を
撹拌する撹拌手段を更に有することを特徴とする乗り物
食品残滓処理装置が提供される。また、本発明によれ
ば、上方に向けて開放し且つ蓋で開閉可能な開口を有す
るケーシングと、該ケーシングの内壁面から間隔を隔て
て設けられ且つ上方に開放した食品残滓収納容器と、前
記ケーシングの対向する一対の壁から外方に向けて延び
且つ第1の軸線上に配置された一対の第1の軸と、前記
ケーシングの回りを囲んで配置され、前記一対の第1の
軸の外端が回転自在に取り付けられたジンバルと、該ジ
ンバルから外方に向けて互いに反対方向に延び且つ前記
第1の軸の軸線とは同一平面上で互いに直交して延びる
第2の軸線上に配置された一対の第2の軸と、該第2の
軸を回転自在に支持する一対の支柱とを有することを特
徴とする乗り物搭載用食品残滓処理装置が提供される。
また、本発明によれば、上記構成において、前記収納容
器の中に設けられて該収納容器の中に投入された食品の
残滓を撹拌する撹拌手段と、前記ケーシングに設置さ
れ、前記撹拌手段を駆動する駆動手段とを更に有するこ
とを特徴とする乗り物搭載用食品残滓処理装置が提供さ
れる。さらに、本発明によれば、上記構成において、前
記一対の支柱の下端が固定されたベース板を更に有する
ことを特徴とする乗り物搭載用食品残滓処理装置が提供
される。
【0005】このような構成を採用することにより、本
発明によれば、食品残滓収納容器に例えば、船舶上で発
生した食品の残滓を投入し、更に、既に周知の食品分解
用微生物を投入すれば、船舶上で収納容器内の食品残滓
を分解処理することができる。
【0006】海面の荒れで船舶が大きく揺れたとして
も、ジンバルを介して、同一平面で互いに直交する第
1、第2の軸線上に配置された第1および第2の軸を中
心に食品残滓収納容器は回転し、この収納容器は、それ
自身が水平を保とうとするため、収納容器がひっくり返
って内部の食品残滓が外部に放出されてしまうことを防
止することができる。したがって、船舶など大きく揺れ
る乗り物で発生した食品の残滓を安全且つ確実に収納し
て処理することができる。
【0007】このような食品の残滓の処理を促進するた
めには、収納容器の中に、この収納容器の中に投入され
た食品の残滓を撹拌する撹拌手段を設けるのが好まし
い。この場合、上述したケーシングの中に残滓収納容器
を設けることで、上記撹拌手段を駆動する駆動手段をケ
ーシングに設置することができる。また、上記支柱の下
端を固定したベース板を設けることで、どこにでも簡単
に取り付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を添付
の図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形
態の食品残滓処理装置の斜視図である。この食品残滓処
理装置1は、上下を閉じた長方形の箱形ケーシング2を
有し、その上壁2aの中央部分には、ヒンジ止めされた
蓋4で開閉される開口2bが形成されている。また、ケ
ーシング2の左右の側壁2cには、その長手方向中央部
分の上部に、夫々、水平方向外方に延びる一対の軸6、
6が固設され、これら一対の軸6、6は互いに同一の第
1の軸線L1上に配置されている。
【0009】図中、符号8は、ケーシング2の回りに配
置されたジンバルを示す。ジンバル8は細長い金属板を
折り曲げることにより全体として長方形の形状に作ら
れ、このジンバル8の長辺部分8aの長手方向中央部分
に前述したシャフト4の先端部が回転自在に取り付けら
れている。
【0010】ジンバル8の短辺部分8bの長手方向中央
部分には、夫々、水平方向外方に延びる第2の軸10、
10が固設され、これら一対の第2の軸10、10は互
いに同一の第2の軸線L2上に配置されており、この第
2の軸線L2と前述した第1の軸線L1とは同一平面上
で互いに直交している。第2の軸10、10は、夫々、
垂直方向に延びる一対の支柱12、12の上端に回転自
在に取り付けられ、支柱12の下端は基板14に固設さ
れている。
【0011】ケーシング2の中には、図2に示すよう
に、ケーシング2の内面から間隔を隔てて容器20が取
り付けられている。容器20は上方に開口し且つ両端を
閉塞した樋の形を有し、ケーシング2の長手方向に延び
ている。容器20の中には、その長手方向に延在する回
転シャフト22が設けられ、この回転シャフト22は、
容器20の端壁に軸受け21(図3参照)を介して回転
自在に取り付けられている。回転シャフト22には、軸
線方向に間隔を隔てて複数の撹拌ロッド24が設けら
れ、各撹拌ロッド24は回転シャフト22から放射状に
延び、また隣接する撹拌ロッド24は互いに90度オフ
セットして回転シャフト22に取り付けられている。
【0012】回転シャフト22の一端部は容器20から
外部に延出し、この回転シャフト22の延出端には、大
径スプロケット24が設けられている。他方、ケーシン
グ2の下壁には電動モータ26が設置され、モータ26
の出力軸には、小径スプロケット28が設けられてい
る。小径スプロケット28と大径スプロケット24とは
無端のチェーン30を介して連結されている。
【0013】このような食品残滓処理装置1は、例えば
船舶に搭載されて、船舶内で発生した食品の残滓の処理
に用いられる。次に、装置1の使用方法について図3を
参照して説明する。先ず、蓋4を開けて、発生した食品
の残滓Lを容器20の中に投入すると共に食品分解用の
微生物を入れる。次に、モータ26の電源を入れて撹拌
ロッド24を回転させる。これにより、容器20の中の
残滓Lは時間が経過するに従って微生物に分解される。
【0014】海が荒れて船舶が大きく揺れたとしても、
図4に示すように、ジンバル8を介して取り付けられた
ケーシング2は、水平状態を保とうとし、このためケー
シング2がひっくり返って容器20内の残滓Lが外に放
り出される恐れはない。したがって、船舶内で発生した
食品の残滓を安全且つ確実に船上で処理することがで
き、このため、食品の残滓の海洋投棄を防止して、海洋
汚染を回避することができる。
【0015】以上、本発明の好ましい実施形態を説明し
たが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、ケ
ーシング2を省略して、容器20とジンバル8とをシャ
フト22で連結するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態の食品残滓処理装置
の斜視図である。
【図2】図1に示すケーシングを抽出して、これを一部
切り欠いて示す食品残滓処理装置の一部切り欠き部分斜
視図である。
【図3】図2のIIIーIII線に沿って切断した断面図であ
る。
【図4】船舶が大きく揺れたときの食品残滓処理装置の
状態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 食品残滓処理装置 2 ケーシング 4 蓋 6 第1の軸 10 第2の軸 12 支柱 20 容器 22 回転シャフト 24 撹拌ロッド 26 電動モータ L1 第1の軸線 L2 第2の軸線 L 食品の残滓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に向けて開放し且つ蓋で開閉可能な
    開口を有する食品残滓収納容器と、 該収納容器の対向する一対の壁から外方に向けて延び且
    つ第1の軸線上に配置された一対の第1の軸と、 前記収納容器の回りを囲んで配置され、前記一対の第1
    の軸の外端が回転自在に取り付けられたジンバルと、 該ジンバルから外方に向けて互いに反対方向に延び且つ
    前記第1の軸の軸線とは同一平面上で互いに直交して延
    びる第2の軸線上に配置された一対の第2の軸と、 該第2の軸を回転自在に支持する一対の支柱とを有する
    ことを特徴とする乗り物搭載用食品残滓処理装置。
  2. 【請求項2】 前記収納容器の中に設けられて該収納容
    器の中に投入された食品の残滓を撹拌する撹拌手段を更
    に有することを特徴とする請求項1に記載の乗り物搭載
    用食品残滓処理装置。
  3. 【請求項3】 上方に向けて開放し且つ蓋で開閉可能な
    開口を有するケーシングと、 該ケーシングの内壁面から間隔を隔てて設けられ且つ上
    方に開放した食品残滓収納容器と、 前記ケーシングの対向する一対の壁から外方に向けて延
    び且つ第1の軸線上に配置された一対の第1の軸と、 前記ケーシングの回りを囲んで配置され、前記一対の第
    1の軸の外端が回転自在に取り付けられたジンバルと、 該ジンバルから外方に向けて互いに反対方向に延び且つ
    前記第1の軸の軸線とは同一平面上で互いに直交して延
    びる第2の軸線上に配置された一対の第2の軸と、 該第2の軸を回転自在に支持する一対の支柱とを有する
    ことを特徴とする乗り物搭載用食品残滓処理装置。
  4. 【請求項4】 前記収納容器の中に設けられて該収納容
    器の中に投入された食品の残滓を撹拌する撹拌手段と、 前記ケーシングに設置され、前記撹拌手段を駆動する駆
    動手段とを更に有することを特徴とする請求項3に記載
    の乗り物搭載用食品残滓処理装置。
  5. 【請求項5】 前記一対の支柱の下端が固定されたベー
    ス板を更に有することを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか一項に記載の乗り物搭載用食品残滓処理装置。
JP7318560A 1995-11-13 1995-11-13 乗り物搭載用食品残滓処理装置 Pending JPH09136075A (ja)

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JP7318560A JPH09136075A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 乗り物搭載用食品残滓処理装置

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JP7318560A JPH09136075A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 乗り物搭載用食品残滓処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH09136075A true JPH09136075A (ja) 1997-05-27

Family

ID=18100502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7318560A Pending JPH09136075A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 乗り物搭載用食品残滓処理装置

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JP (1) JPH09136075A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225153B1 (ko) * 2011-01-18 2013-01-22 삼성중공업 주식회사 부유식 해상구조물의 처리모듈 수평유지 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225153B1 (ko) * 2011-01-18 2013-01-22 삼성중공업 주식회사 부유식 해상구조물의 처리모듈 수평유지 장치

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