JPH09135315A - 携帯型ファクシミリ装置 - Google Patents

携帯型ファクシミリ装置

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JPH09135315A
JPH09135315A JP7291260A JP29126095A JPH09135315A JP H09135315 A JPH09135315 A JP H09135315A JP 7291260 A JP7291260 A JP 7291260A JP 29126095 A JP29126095 A JP 29126095A JP H09135315 A JPH09135315 A JP H09135315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリの無駄を抑制しながら、通信途中で
のバッテリ切れの発生、ないしはそれによる通信エラー
の発生を極力抑制することができる携帯型ファクシミリ
装置を提供すること。 【解決手段】 画像読み取り部21と、画像メモリ15とを
備えるとともにバッテリ電源によって作動させられ、画
像読み取り部によって読み取られた画像をいったん画像
メモリに記憶させ(S3)、画像メモリ15に記憶されている
画像を送信することができるように構成された携帯型フ
ァクシミリ装置であって、上記バッテリ電源23の残量か
ら上記画像メモリに記憶されている画像を送信できるか
どうかを判断し(S6,S7,S8)、送信可能である場合に発信
動作を行うように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、バッテリを電源として
作動する携帯型ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置を携帯型に構成し、電
源をバッテリに依存する場合、通信途中でのバッテリ切
れの発生に適切に対処できるようにしておくことが、こ
のような携帯型ファクシミリ装置の利便性を高める上で
重要である。通信途中にバッテリ切れが生じると、いっ
たん回線が接続されて課金されたにも拘らずバッテリを
交換してから再度送信操作を行わねばならないことにな
り、操作が無駄となり、さらにはひとつの原稿を通信す
るのに2度課金されるので不経済である。
【0003】たとえば、特開平5−95438号公報に
は、バッテリ電源を用いた画像通信装置において、上記
バッテリ電源の電圧が低下したことをLEDやブザー等
によりユーザに報知する手段を設けるというアイディア
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成すれ
ば、上記のような報知がなされた時点でユーザが実際に
バッテリを交換することを条件に、ファクシミリ送信途
中に発生するバッテリ切れによってその通信が不良とな
ることを回避することができる。
【0005】しかしながら、上記の従来技術は、単にバ
ッテリ電源の電圧が一定の閾値を下回った場合にこれを
報知するにすぎない。したがって、実際のところ、短い
文書なら送信可能であっても、上記報知が行われること
になる。また、報知が行われるだけであるので、かかる
報知があってもユーザが比較的大量の文書のファクシミ
リ送信操作をしてしまうことがあり、この場合の通信途
中にバッテリ切れを起こして通信エラーとなることがあ
る。このような場合においてもバッテリ切れによる通信
不良を起こすことがないようにするためには、バッテリ
電源の残量を一定以上残した状態において上記のような
報知をするように構成せねばならず、そうすると、上記
報知があった時点でバッテリを交換する場合には、バッ
テリの無駄が多くなる。
【0006】本発明は、このような事情のもとで考え出
されたものであって、バッテリの無駄を抑制しながら、
通信途中でのバッテリ切れの発生、ないしはそれによる
通信エラーの発生を極力抑制することができる携帯型フ
ァクシミリ装置を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明に係る携帯型ファクシミリ装
置は、画像読み取り部と、画像メモリとを備えるととも
にバッテリ電源によって作動させられ、画像読み取り部
によって読み取られた画像をいったん画像メモリに記憶
させ、画像メモリに記憶されている画像を送信すること
ができるように構成された携帯型ファクシミリ装置であ
って、上記バッテリ電源の残量から上記画像メモリに記
憶されている画像を送信できるかどうかを判断し、送信
可能である場合に発信動作を行うように構成されてい
る。
【0008】このように構成される携帯型ファクシミリ
装置においては、画像メモリに記憶されている画像デー
タを送信するに必要なバッテリ残量がない場合には、送
信動作が行われない。したがって、画像送信中にバッテ
リ切れによる通信エラーが生じることはない。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る携帯型
ファクシミリ装置は、請求項1に記載の携帯型ファクシ
ミリ装置であって、上記画像メモリは不揮発性メモリで
構成されており、電源復帰時、上記画像メモリに記憶さ
れている画像を自動送信するように構成したものであ
る。
【0010】このように構成される携帯型ファクシミリ
装置においては、画像メモリに記憶されている画像デー
タを送信するに必要なバッテリ残量がなく、送信できな
かった場合、バッテリ交換後、画像メモリに記憶されて
いる画像データを自動的に送信する。したがって、いっ
たん読み取られた画像データが無駄にならない。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明に係る携帯
型ファクシミリ装置は、画像読み取り部と、画像メモリ
とを備えるとともにバッテリ電源によって作動させら
れ、画像読み取り部によって読み取られた画像をいった
ん画像メモリに記憶させ、この画像メモリに記憶された
画像を送信することができるように構成された携帯型フ
ァクシミリ装置であって、上記バッテリ電源の残量を実
質的に検出するバッテリ残量検出手段と、上記画像メモ
リに記憶されている画像データのデータ量を実質的に検
出する画像データ量検出手段と、バッテリ残量検出手段
によって検出されたバッテリ電源の残量と画像データ量
検出手段によって検出された画像データ量とから、上記
バッテリ電源の残量によって上記画像データの送信が可
能であるかどうかを判断し、可能である場合には送信を
許可する送信許可手段と、を備えたものである。
【0012】このように構成される携帯型ファクシミリ
装置においては、画像メモリに記憶されている画像デー
タを送信するに必要なバッテリ残量がない場合には、発
信動作が行われない。したがって、画像送信中にバッテ
リ切れによる通信エラーが生じることはない。また、画
像メモリに記憶されている画像データのデータ量に応じ
て送信可能かどうかを判断するので、いったん一定のデ
ータ量の画像を読み取らせた結果、送信許可手段が送信
を不許可としても、画像メモリをいったんクリアした
後、少量のデータ量の画像を読み取らせた場合には、送
信可能となる場合もでてくる。したがって、交換バッテ
リが手元にない場合であっても、必要最小限の画像デー
タを相手に送信するという、緊急の場合の対処が可能と
なる。
【0013】そして、請求項4に記載の発明に係る携帯
型ファクシミリ装置は、請求項3に記載のファクシミリ
装置であって、上記バッテリ残量検出手段は、上記バッ
テリ電源の電圧値を検出するように構成されたものであ
る。
【0014】このようにすれば、バッテリ電源の残量を
容易に検出することができる。
【0015】また、請求項5に記載の発明に係る携帯型
ファクシミリ装置は、請求項4に記載のファクシミリ装
置であって、上記送信許可手段は、上記画像データ量を
通信速度で除して送信時間を演算する一方、バッテリ電
圧値から装置の作動可能時間を演算し、上記送信時間と
上記作動可能時間とを比較することにより上記画像デー
タの送信が可能であるかどうかを判断するように構成さ
れたものである。
【0016】このように構成された携帯用ファクシミリ
装置においても、請求項3に記載した携帯用ファクシミ
リと同様の作用を奏することができる。
【0017】さらに、請求項6に記載の発明に係る携帯
型ファクシミリ装置は、請求項3ないし5のいずれかに
記載のファクシミリであって、上記画像メモリは、不揮
発性のメモリで構成されたものである。
【0018】このように構成された携帯用ファクシミリ
装置においても、請求項2に記載した携帯用ファクシミ
リと同様の作用を奏することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付図面を参照して説明する。
【0020】図1は、携帯型ファクシミリ装置10の一
例の主要構成を示すブロック図である。中央処理装置
(CPU)11には、バスライン12を介して、ROM
13、RAM14、不揮発性RAM(SRAM)15、
網制御ユニット(NCU)16、モデム17、操作部1
8、符号化部19、復号化部20、読み取り部21、記
録部22などが接続されている。
【0021】ROM13には、CPU11によって行う
制御プログラムなどが格納されている。RAM14は、
CPU11が各種の制御を行うに際し、データを一時記
憶する。SRAM15は読み取り部21によって読み取
られた画像データを記憶する画像メモリとして機能す
る。この画像メモリ15は、不揮発性メモリによって構
成されているので、バッテリ交換操作を経ても、画像デ
ータを保持しておくことができる。NCU16は相手フ
ァクシミリ装置との間の通信回線の確立動作を行う。モ
デム17は画像データ送信時、送信信号を電話回線での
伝送に適した形態に変調し、相手ファクシミリからの画
像データ受信時、電話回線から送られてきた変調信号を
復調する。操作部18には、テンキーや各種スイッチ、
あるいは表示部などが設けられている。読み取り部21
は、原稿台にセットされた原稿を読み取る。通常、この
読み取り部21には、原稿の有無を検出する原稿センサ
が設けられる。記録部22は、画像データにしたがって
記録紙にプリントする。また、このファクシミリ装置1
0は、バッテリ電源23によって作動させられるように
構成されている。
【0022】本発明に係る携帯型ファクシミリ装置10
は、送信動作において、読み取り部21によって読み取
られた画像データをいったん画像メモリ15に保持さ
せ、その上で、バッテリ電源23の残量との関連におい
て、画像メモリ15に保持されている画像データをすべ
て送信できるかどうかを判断し、送信可能であれば送信
動作を行い、送信不可能であれば、送信動作を行わず、
バッテリ交換後にあらためて送信することができるよう
にしたものである。
【0023】かかる動作の詳細を、図2のフローチャー
トを参照しながら以下に説明する。
【0024】電源投入後、S1において、画像メモリ1
5内に画像データが保持されているかどうかが判断され
る。ここで画像メモリ15内に画像データが保持されて
いることは(S1:YES)、それ以前の送信操作にお
いて、原稿読み取り後、バッテリ電源の残量不足が原因
して送信できなかったことを意味する。この場合、本実
施形態においては、自動的に画像メモリ15に保持され
ているデータを送信するが、この動作については後述す
る。
【0025】画像メモリ15内に画像データが保持され
ていない場合には(S1:NO)、読み取り部21に原
稿があるかどうかが判断され(S2)、原稿がある限り
において(S2:YES)、すべての原稿が読み取られ
(S3)、その画像データは、MH符号等に変換するな
ど、所定の圧縮がかけられた状態において、画像メモリ
15に格納される。原稿がない場合には(S2:N
O)、一定時間が経過することを条件に(S4,S
5)、次の動作に移行する。ここで一定時間が経過する
ことを次動作に移行する条件としたのは、原稿台の収容
可能原稿枚数の関係で、最初に原稿台にセットした原稿
がすべて読み取られた後、ユーザが引き続いてあらたな
原稿を原稿台にセットする場合があるからである。原稿
がないと最初に判断してから一定時間経過後もなお原稿
台に原稿がない場合には、その時点で送信するべきすべ
ての原稿が読み取られたと判断して次動作に移行する。
【0026】こうして読み取られた原稿の画像データが
画像メモリ15に格納されると、次に、バッテリ23の
残量検出が行われる(S6)。具体的には、たとえば、
バッテリ電源23の電圧が検出され、NCU11を作動
し続けることができる時間が演算される。バッテリ電源
は、消費されるにしたがって次第にその出力電圧が低下
してゆく。また、一定電流を継続的に放電しつづけた場
合のバッテリ23の電圧値降下カーブを実験的に求めて
おくことができる。一方、画像データの蓄積を前提とし
てファクシミリ装置が送信動作を行う場合に、主として
NCU16が電力を消費し、このNCU16を動作させ
るために必要な電流値も既知である。したがって、現在
のバッテリの電圧値に基づき、NCU16をあとどれだ
けの時間正常に作動させつづけられるかを実験的に知る
ことができ、NCU16の動作可能時間をバッテリ電源
の電圧値の関数とするなどしてROM13に記憶させて
おくことができる。すなわち、このS6では、現在のバ
ッテリ23の電圧値から、上記ROM13内の電圧−N
CU作動可能時間テーブルを参照して、ファクシミリ装
置があとどれくらいの時間の送信が可能かどうか(ファ
クシミリ動作可能時間)を決定するのである。
【0027】一方、たとえば、画像メモリ15に保持さ
れているMH符号化後の画像データのデータ量を通信速
度(たとえば9600BPS)で除することにより、上
記画像データをすべて送信するのに必要な時間(送信時
間)が演算によって求められる(S7)。この送信時間
計算の具体的内容については、後述する。なお、通信速
度は、国内であればたいていの場合9600BPSでの
通信が可能(G3FAXの場合)であるので、演算に使
用する通信速度は9600BPSとするのが妥当である
が、回線状態が悪いことが予想される時などのために、
4800BPS等も選択できるように構成してもよい。
なお、この送信時間の演算は、過去の通信履歴として送
信先電話番号と通信速度とのE2 PROM等に記憶させ
ておくことにより、送信先電話番号から過去の通信履歴
を参照して通信速度データを読み出し、送信相手先によ
って適正な通信速度を使って送信時間を演算するように
してもよい。
【0028】そして、上記送信時間が上記ファクシミリ
動作可能時間よりも短ければ送信可能と判断して(S
8:YES)送信を許可し、ついでファクシミリ装置を
送信動作に移行する一方(S9)、上記送信時間が上記
ファクシミリ動作可能時間より長いと送信不可能と判断
して(S8:NO)、操作部18に送信不可の表示を行
う(S10)。
【0029】次にユーザが画像メモリ15の内容を消去
する旨のキー入力操作を行った場合には(S11:YE
S)、画像メモリ15の消去を行い(S12)、かかる
入力がなされない場合には(S11:NO)、画像メモ
リ15内の画像データを保持したまま、待機状態に移行
する(S13)。
【0030】上記S10の送信不可の表示は、たとえ
ば、「バッテリ残量が少ないため、送信することができ
ません。バッテリを交換して下さい。」といった表示が
なされる。
【0031】ユーザは通常、上記の表示にしたがってバ
ッテリの交換を行い、再度ファクシミリ装置の電源を投
入する。この場合、上記S1がYESとなり、この場合
には、S6以下のステップを実行して送信動作を行う
が、あらたなバッテリに交換されているので、通常は、
問題なく送信を行うことができる。
【0032】この場合、バッテリ交換前の送信操作時に
入力した相手電話番号をSRAM15に記憶しておけ
ば、バッテリ電源交換前に画像メモリ15に格納した画
像データを自動送信することができる。また、本実施例
では、読み取られた画像データは、SRAM15に記憶
されるようにしたが、小型のバッテリでRAM14だけ
をバックアップするようにして、画像データをRAM1
4に記憶させることも可能である。この場合には、SR
AM15は不要であるが、新たに小型のバッテリが必要
となる。
【0033】図2におけるS7の送信時間計算は、より
具体的には、図3のフローチャートに示すようにしてな
される。すなわち、S21において総データ数Tを0に
初期化したのち、MH符号に圧縮された1ライン分のデ
ータ長をチェックする(S22)。次に、この1ライン
分のデータ長が最小伝送時間以下であるかが判断される
(S23)。最小伝送時間以下であれば(S23:YE
S)、1ラインの最小伝送時間を満たすバイト数a(一
定値)を上記総データ数Tに加算する(S24)。ファ
クシミリ送信においては、データを1ラインごとに伝送
するため、1ライン内のデータがわずかであっても、1
ラインのデータを伝送するために一定時間が必要だから
である。この場合、最小伝送時間をたとえば20msと
すると、通信速度が9600BPS時、上記aは24バ
イトである。S23において最小伝送時間を越える場合
は(S24:NO)、S22でチェックされたデータ長
を上記総データ数Tに加算する(S25)。このような
総データ数Tの積算演算がデータ終了まで繰り返され
(S26)、最終的に総データ数Tが確定する。そし
て、この総データ数Tを通信速度(9600BPS=1
200バイト/S)で除するとともに、発呼時にNCU
16が通信手続きを行うに必要な見込み時間αを加算し
て、送信時間が求められる(S27)。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから、本願の各請求項
に記載した発明に係る携帯型ファクシミリ装置によれ
ば、次の効果を奏することができる。
【0035】請求項1に記載の発明に係る携帯型ファク
シミリ装置によれば、画像メモリに記憶されている画像
データを送信するに必要なバッテリ残量がない場合に
は、送信動作が行われない。したがって、画像送信中に
バッテリ切れによる通信エラーが生じることはない。ま
た、バッテリ交換を行って送信が可能となった時点で画
像送信をすることができるので、電話料金の課金も1回
ですみ、経済的である。
【0036】また、請求項2に記載の発明に係る携帯型
ファクシミリ装置によれば、画像メモリに記憶されてい
る画像データを送信するに必要なバッテリ残量がなく、
送信できなかった場合、バッテリ交換後、画像メモリに
記憶されている画像データを自動的に送信する。したが
って、いったん読み取られた画像データが無駄になら
ず、また、同じ画像データをバッテリ交換後送信する場
合においても、画像読み取りの手間が省ける。
【0037】さらに、請求項3に記載の発明の係る携帯
型ファクシミリ装置によれば、画像メモリに記憶されて
いる画像データを送信するに必要なバッテリ残量がない
場合には、発信動作が行われない。したがって、画像送
信中にバッテリ切れによる通信エラーが生じることはな
い。また、画像メモリに記憶されている画像データのデ
ータ量に応じて送信可能かどうかを判断するので、いっ
たん一定のデータ量の画像を読み取らせた結果、送信許
可手段が送信を不許可としても、画像メモリをいったん
クリアした後、少量のデータ量の画像を読み取らせた場
合には、送信可能となる場合もでてくる。したがって、
交換バッテリが手元にない場合であっても、必要最小限
の画像データを相手に送信するという、緊急の場合の対
処が可能となる。また、仮にバッテリ残量が一定以下で
あっても、少量の画像データなら送信可能となる場合が
あるので、バッテリ残量が一定以下となれば一律にバッ
テリ交換を促す場合に比較し、バッテリをより無駄なく
消費することができ、経済的となる。
【0038】また、請求項4に記載の発明に係る携帯型
ファクシミリ装置によれば、上記各発明に係る効果に加
え、バッテリ電源の残量を容易に検出することができる
という効果を得ることができる。
【0039】さらに、請求項5に記載の発明に係る携帯
型ファクシミリ装置によっても、上記請求項3に係る発
明について述べたのと同様の効果を奏することができ
る。
【0040】さらに、請求項6に記載の発明に係る携帯
型ファクシミリ装置においても、請求項2に記載した携
帯用ファクシミリと同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯型ファクシミリ装置の主要構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施形態を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】通信時間計算の具体例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 CPU 13 ROM 14 RAM 15 SRAM(画像メモリ) 16 NCU 17 モデム 18 操作部 21 読み取り部 22 記録部 23 バッテリ電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み取り部と、画像メモリとを備え
    るとともにバッテリ電源によって作動させられ、画像読
    み取り部によって読み取られた画像をいったん画像メモ
    リに記憶させ、画像メモリに記憶されている画像を送信
    することができるように構成された携帯型ファクシミリ
    装置であって、 上記バッテリ電源の残量から上記画像メモリに記憶され
    ている画像を送信できるかどうかを判断し、送信可能で
    ある場合に発信動作を行うように構成したことを特徴と
    する、携帯型ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記画像メモリは不揮発性メモリで構成
    されており、電源復帰時、上記画像メモリに記憶されて
    いる画像を自動送信するように構成したことを特徴とす
    る、請求項1に記載の携帯型ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画像読み取り部と、画像メモリとを備え
    るとともにバッテリ電源によって作動させられ、画像読
    み取り部によって読み取られた画像をいったん画像メモ
    リに記憶させ、この画像メモリに記憶された画像を送信
    することができるように構成された携帯型ファクシミリ
    装置であって、 上記バッテリ電源の残量を実質的に検出するバッテリ残
    量検出手段と、上記画像メモリに記憶されている画像デ
    ータのデータ量を実質的に検出する画像データ量検出手
    段と、バッテリ残量検出手段によって検出されたバッテ
    リ電源の残量と画像データ量検出手段によって検出され
    た画像データ量とから、上記バッテリ電源の残量によっ
    て上記画像データの送信が可能であるかどうかを判断
    し、可能である場合には送信を許可する送信許可手段
    と、を備えることを特徴とする携帯型ファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記バッテリ残量検出手段は、上記バッ
    テリ電源の電圧値を検出するものである、請求項3に記
    載の携帯型ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 上記送信許可手段は、上記画像データ量
    を通信速度で除して送信時間を演算する一方、バッテリ
    電圧値から装置の作動可能時間を演算し、上記送信時間
    と上記作動可能時間とを比較することにより上記画像デ
    ータの送信が可能であるかどうかを判断するものであ
    る、請求項4に記載の携帯型ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 上記画像メモリは、不揮発性のメモリで
    ある、請求項3ないし5のいずれかに記載の携帯型ファ
    クシミリ装置。
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