JPH0522480A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0522480A
JPH0522480A JP3200792A JP20079291A JPH0522480A JP H0522480 A JPH0522480 A JP H0522480A JP 3200792 A JP3200792 A JP 3200792A JP 20079291 A JP20079291 A JP 20079291A JP H0522480 A JPH0522480 A JP H0522480A
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JP
Japan
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battery
time
unit
amount
charge amount
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JP3200792A
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English (en)
Inventor
Teruo Motoyanagi
輝雄 本柳
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現在のバッテリの蓄電量を常に把握することに
より各通信モ―ド毎の装置の使用可能時間またはは送受
信可能な原稿枚数等の情報をオペレータに報知できるフ
ァクシミリ装置を提供する。 【構成】時刻情報を発生する計時回路とバッテリ蓄電量
監視部とを設け、バッテリ蓄電量監視部において、計時
回路の発生する時刻情報に基づいて、バッテリの充電時
間を算出し、該充電時間からバッテリの充電開始から現
在までの蓄電量を測定するとともに、計時回路の発生す
る時刻情報に基づいて、ファクシミリ装置のバッテリ駆
動による各動作モ―ド毎の動作時間を算出し、該動作時
間からバッテリの消費蓄電量を測定し、上記充電量の測
定値と上記消費蓄電量の測定値から、現在のバッテリの
残蓄電量をもとめ、このバッテリの現在の蓄電量にもと
づいてファクシミリ装置の各動作モ―ド毎の使用可能な
時間、送信可能な原稿の枚数、受信可能な原稿の枚数等
の属性情報を表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバッテリで駆動される
動作モ―ドを有する携帯用のファクシミリ装置に関し、
特にファクシミリ装置のオペレータにバッテリイの残蓄
電量にもとづく使用可能な時間、送信可能な原稿の枚
数、受信可能な原稿の枚数等の属性情報を報知できるよ
うにしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、充電により繰返し使用可能なバッ
テリを搭載して、このバッテリからの給電によりAC電
源が来ていないところでも原稿の送受信を可能にする動
作モードを有する携帯用のファクシミリ装置が提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のフ
ァクシミリ装置は、バッテリからの給電による動作モー
ドを選択した場合、バッテリの残蓄電量によって送受信
可能時間や送受信可能な原稿枚数に制限が生じる。
【0004】しかし、この種のファクシミリ装置では、
バッテリの蓄電量をバッテリ端子電圧でのみ監視する構
成をとっているため、バッテリの蓄電量が殆どなくなる
直前の状態しか検出することができない。
【0005】このため、ファクシミリ装置をバッテリで
駆動する場合、どの程度の時間装置を動作させることが
できるかまたはは何枚の原稿を送受信できるかという情
報を予めオペレ―タに知らせることができず、バッテリ
の残蓄電量が少ない場合は、通信途中で突然バッテリの
蓄電量が所定値以下になって、通信が中断されてしまう
場合があり、これがバッテリ駆動時の装置の信頼性を低
下させる1つの原因になっていた。
【0006】そこでこの発明は上記の欠点を除去するも
ので、現在のバッテリの蓄電量を常に把握することによ
り各通信モ―ド毎の装置の使用可能時間またはは送受信
可能な原稿枚数等の情報をオペレータに報知できるファ
クシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】また、この発明は、受信時にバッテリの蓄
電量が所定値以下になった場合は、通常通信モ―ドから
メモリ受信モ―ドに装置を切り替えて受信動作時間を延
ばすことができるファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明によれば、充電により繰返し使用可能なバッテ
リにより駆動されるファクシミリ装置であって、バッテ
リの充電時間を計測することにより前記バッテリの充電
量を測定し、また、ファクシミリ装置の動作時間を計測
することによりバッテリの放電量を測定し、上記バッテ
リの充電量と上記バッテリの放電量とからバッテリの残
電量を算出して、該算出残電量に対応してファクシミリ
装置のバッテリ駆動により使用可能な時間に関係する属
性情報をファクシミリ装置のオペレータに報知するよう
に構成される。
【0009】
【作用】ここで、上記属性情報は、ファクシミリ装置の
使用可能な時間、送信可能な原稿の枚数、受信可能な原
稿の枚数の少なくとも1つを含む情報であり、ファクシ
ミリ装置の使用可能な時間を報知する場合は、ファクシ
ミリ装置の各動作モードに対応して時間報知を行う。
【0010】また、この発明は、充電により繰返し使用
可能なバッテリにより駆動されるファクシミリ装置であ
って、時刻情報を発生する計時回路と、この計時回路の
発生する時刻情報に基づいて、バッテリの充電時間を算
出し、該充電時間からバッテリの充電開始から現在まで
の蓄電量を測定するとともに、計時回路の発生する時刻
情報に基づいて、ファクシミリ装置のバッテリ駆動によ
る各動作モ―ド毎の動作時間を算出し、該動作時間から
バッテリの消費蓄電量を測定し、上記充電量の測定値と
上記消費蓄電量の測定値から、現在のバッテリの残蓄電
量をもとめるバッテリ蓄電量監視部と、このバッテリ蓄
電量監視部でもとめられたバッテリの現在の蓄電量にも
とづいてファクシミリ装置の各動作モ―ド毎の駆動可能
時間に関係する属性情報をファクシミリ装置のオペレー
タに報知する表示部とを具備して構成される。
【0011】また、この発明は、バッテリによって駆動
され、且つ受信画像デ―タを直ちに用紙に印字して出力
する通常受信モードと、受信画像デ―タをメモリに一旦
記憶するメモリ受信モードとを有するファクシミリ装置
であって、通常受信モード時にバッテリの残蓄電量が所
定量以下になったことを検出する検出回路と、この検出
回路によってバッテリの残蓄電量が所定量以下になった
ことが検出されると、ファクシミリ装置の動作モ―ドを
通常受信モードに代えてメモリ受信モードに切り替える
制御部とを具備して構成される。
【0012】この構成において、通常受信時にバッテリ
の残蓄電量が所定量以下になったことを検出回路により
検出すると、制御部は装置の動作モ―ドを通常受信に代
えてメモリ受信に切り替え、受信動作に中断が生じない
ようにする。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0014】第1図はこの発明のファクシミリ装置の一
実施例を示したブロック図である。この実施例におい
て、1はモジュラ―ジャック等により回線制御部2に着
脱される電話回線、2は回線の補捉/解放等を行う回線
制御部、3はデ―タを変復調するモデム、4はデ―タを
符号、復号化する画信号処理部、5は画像デ―タなどを
記録紙に印字して出力する記録部、6は画像デ―タを記
憶する画像メモリ、7は商用電源を所定の電源に変換し
て装置に供給する主電源部、8は主電源部7が使用不能
の時に、装置に必要な電源を供給する充電により繰返し
使用可能なバッテリ部、9は前記バッテリ部8の蓄電量
を監視して、装置をバッテリ駆動する際に前記蓄電量に
対応した装置の動作時間或いは送受信できる原稿枚数等
をパネル操作部13の表示部13aに表示するバッテリ
蓄電量監視部、10はバッテリ部8の蓄電量と各動作モ
―ド毎の装置の使用時間および送信、または受信できる
原稿の枚数等を一覧としたテ―ブルおよびバッテリ蓄電
量監視部9が収集した情報を格納するメモリ、11はバ
ッテリ蓄電量監視部9へ時刻情報を供給する時計回路、
12は装置全体の制御を司る制御部、13は種々の操作
キーおよび表示部13aを備えたパネル操作部、14は
原稿を読み取ってイメ―ジデ―タを得る読取部である。
【0015】第2図は第1図に示したメモリ10に格納
されているテ―ブルの一例を示した図である。このテー
ブルには、図2に示すように、バッテリ部8の残蓄電量
に対して、各動作モ―ドにおける動作可能時間および送
受信できる原稿の枚数を示したデ―タが一覧となってい
る。
【0016】次に、この実施例の動作について説明す
る。主電源部7が使用でき、且つ装置がオン状態になっ
ている待機モ―ド時、制御部12は主電源部7の電源を
バッテリ部8に供給して、このバッテリ部8を充電す
る。この時、バッテリ蓄電量監視部9は時計回路11か
ら供給される時刻情報に基づいて、バッテリ部8の充電
時間を監視し、バッテリ部8の現在の蓄電量を常に把握
して得られたデ―タをメモリ10に記憶しておく。制御
部12はバッテリ部8の端子電圧を別途監視していて、
バッテリ部8の充電量が満杯になると、主電源部7から
の充電を停止して、これをバッテリ蓄電量監視部9に通
知する。これにより、バッテリ蓄電量監視部9は常にバ
ッテリ部8の現在の蓄電量を把握していることになる。
【0017】送信時、読取部14にて読み取られた原稿
のイメ―ジデ―タは、画信号処理部4によって符号化さ
れ、更にモデム3によって変調された後、回線制御部2
を介して電話回線1上に送出される。
【0018】通常受信時、電話回線1上のデ―タは回線
制御部2介してモデム3に入力され、ここで復調されて
から画信号処理部4に入力される。画信号処理部4は入
力されたデ―タを復号化してこれを記録部5に送る。記
録部5は入力されたデ―タを用紙に印字して出力する。
【0019】一方、メモリ受信時は、画信号処理部4に
入力された符号化デ―タを一旦画像メモリ6に記憶し、
その後でパネル操作部13からのオペレ―タの指示によ
り、この画像メモリ6からデ―タを読み出し、このデ―
タを画信号処理部4により復号化した後、記録部5に送
って前記受信デ―タを出力させる動作が行われる。
【0020】ところで、主電源部7が使用できない場所
で上記ファクシミリ装置を使用すべく、回線1を回線制
御部2にモジュラ―ジャック等によって接続した後、装
置の電源をオンにすると、制御部12はバッテリ部8か
らの電源を装置に供給するように回路を切り替えると共
に、これをバッテリ蓄電量監視部9に知らせる。この
時、バッテリ蓄電量監視部9はメモリ10に保持されて
いるこの時点におけるバッテリ部8の蓄電量に基づい
て、メモリ10内の第2図に示すテフ―ルを参照して、
各動作モ―ド毎の装置の使用可能時間及び送受信可能な
原稿枚数を読み出して、これを制御部12を介してパネ
ル操作部13の表示部13aに表示する。
【0021】オペレ―タは表示部13aに表示された装
置の使用可能時間および送受信可能な原稿枚数から、送
信する原稿枚数等を決め、或いは受信する場合は、受信
デ―タを一旦画像メモリ6に記憶させるメモリ受信にす
るか、或いは記録部5を使用した通常受信にするかを選
択する。
【0022】こうして、オペレ―タは装置の動作モ―ド
を決めて装置を動作させると、バッテリ蓄電量監視部9
は時計回路11から供給される時刻情報に基づいて、各
動作モ―ド毎のバッテリ部8の使用時間を計算し、これ
に基づいてバッテリ部8の残りの蓄電量を求める。これ
により、バッテリ蓄電量監視部9は常に現在のバッテリ
8部の蓄電量を把握してメモリ10に保持しておく。
【0023】したがって、オペレ―タは例えば装置を送
信モ―ドで動作させた後、次に装置を受信モ―ドにして
画像デ―タを受信したい場合、オペレ―タはパネル操作
部13から制御部12に装置の動作時間表示指令を入力
することにより、制御部12はバッテリ蓄電量監視部9
のメモリ10からから前述したような各動作モ―ド毎の
使用可能時間と送受信可能な原稿枚数情報を引き出し
て、パネル操作部13の表示部13aに表示させる。
【0024】これにより、例えば、受信可能時間が短い
にも拘らず、受信したい原稿の枚数が多いような場合、
オペレ―タは装置をメモリ受信モ―ドとし、受信した画
像デ―タを一旦画像メモリ6に記憶しておき、後で主電
源部7が使用できるような状態になったところで、この
画像メモリ6に保持された画像デ―タを読み出して記録
部5から出力させる手順を選択する。
【0025】また、受信可能時間が長い場合や、受信し
たい枚数が少ない場合等は、受信した画像デ―タを直ち
に記録部5に送って記録部5から出力させるモ―ドを選
択して、バッテリ駆動時の装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0026】また、この実施例の装置は、当初、記録部
5より直ちに受信画像デ―タを出力する通常受信モ―ド
にて動作を行っていたが、バッテリ蓄電量監視部9から
の情報によりバッテリ部8の蓄電量が所定値以下になっ
たことを、制御部12が知ると、この制御部12は自動
的に受信像デ―タを画像メモリ6に一旦記憶させるメモ
リ受信モ―ドに装置を切り替えて、受信可能時間を延長
させる制御を行う。なお、制御部12がこのような制御
を行うか否かは、オペレ―タがパネル操作部13から上
記制御を予め選択して設定するか否かによるものとす
る。
【0027】更に、制御部12はバッテリ部8の端子電
圧を従来の如く監視しており、この端子電圧の低下か
ら、バッテリ部8の蓄電量が殆どなくなって装置の動作
をこれ以上継続できないと判定すると、これをパネル操
作部13の表示部13aに表示したり、或いは警報音を
同パネル操作部13から発生させる等の制御を行うもの
とする。
【0028】この実施例の動作を第3図および第4図に
示したフローチャートを参照して更に説明する。
【0029】第3図は、送信またはコピー動作時におけ
るこの実施例の動作を示したものである。主電源部7が
AC電源に接続されている状態において、主電源部7に
よりバッテリ部8の充電が開始され、これが制御部12
により検出されると、バッテリ蓄電量監視部9は時計回
路11の計時時刻のもとに充電時間のカウントを開始す
る(ステップ101)。制御部12はバッテリ部8の端
子電圧を別途監視していており、これによりバッテリ部
8の充電量が満杯になったことが検出されると、充電完
了として(ステップ102)、主電源部7からの充電を
停止して、これをバッテリ蓄電量監視部9に通知する。
【0030】この状態で、主電源部7がAC電源と切り
離され、バッテリ部8からの給電による動作モードにな
り、ここで、原稿送信のための原稿がセットされると
(ステップ103)、バッテリ蓄電量監視部9はメモリ
10から各動作モ―ド毎の使用可能時間と送受信可能な
原稿枚数情報を引き出し、制御部12はこのバッテリ蓄
電量監視部9からの情報をもとにパネル操作部13の表
示部13aに充電完了状態における属性情報として表示
する(ステップ104)。
【0031】オペレータはこの属性情報の表示を見て適
当なモードを選択して送信動作(またはコピー動作)を
開始すると(ステップ107)、1ページ分の原稿の送
信(またはコピー)を終了すると(ステップ108)、
バッテリ蓄電量監視部9はこの実動作の監視結果からバ
ッテリ部8の残量を算出し、これによりメモリ10に記
憶されている属性情報を更新すると共に、この更新した
属性情報を表示部13aに表示する(ステップ10
9)。
【0032】次に、送信原稿の次ページがあるかを調べ
(ステップ110)、次ページがある場合はステップ1
07に戻り、この次ページの送信(またはコピー)を開
始し、以下ステップ110で次ページがないと判断され
るまでこの動作が繰返される。ステップ110で次ペー
ジの原稿がないと判断されると、ステップ101に戻
り、待機状態となる。
【0033】また、ステップ102で、充電完了と判断
される前に、主電源部7がAC電源と切り離され、バッ
テリ部8からの給電による動作モードになり、ここで、
原稿送信のための原稿がセットされると(ステップ10
5)、バッテリ蓄電量監視部9は充電時間から算出した
現在の充電状態における各動作モ―ド毎の使用可能時間
と送受信可能な原稿枚数情報からなる属性情報をメモリ
10からから引き出し、これを表示部13aに表示し
(ステップ106)、ステップ107に移行する。すな
わち、オペレータはこの属性情報の表示を見て適当なモ
ードを選択して送信動作(またはコピー動作)を開始す
る。以後の動作を上述したものと同様である。 第4図
は、受信動作時におけるこの実施例の動作を示したもの
である。主電源部7がAC電源に接続されている状態に
おいて、主電源部7によりバッテリ部8の充電が開始さ
れ、これが制御部12により検出されると、バッテリ蓄
電量監視部9は時計回路11の計時時刻のもとに充電時
間のカウントを開始する(ステップ201)。制御部1
2はバッテリ部8の端子電圧を別途監視していており、
これによりバッテリ部8の充電量が満杯になったことが
検出されると、充電完了として(ステップ202)、主
電源部7からの充電を停止して、これをバッテリ蓄電量
監視部9に通知する。
【0034】この状態で、主電源部7がAC電源と切り
離され、バッテリ部8からの給電による動作モードにな
り、ここで、受信要求があると(ステップ203)、バ
ッテリ蓄電量監視部9はメモリ10から各動作モ―ド毎
の使用可能時間と送受信可能な原稿枚数情報を引き出
し、制御部12はこのバッテリ蓄電量監視部9からの情
報をもとにパネル操作部13の表示部13aに充電完了
状態における属性情報として表示する(ステップ20
4)。
【0035】次に、バッテリ部8の残量は一定値以下か
を調べ(ステップ207)、一定値以上あれば受信動作
を開始する(ステップ109)。ここで、バッテリ部8
の残量が一定値以下であると、受信原稿に対応する画情
報を一旦画像メモリに記憶するメモリ受信モードに変更
される(ステップ208)。
【0036】そして、1ページ分の原稿の受信が終了す
ると(ステップ210)、バッテリ蓄電量監視部9はこ
の実動作の監視結果からバッテリ部8の残量を算出し、
これによりメモリ10に記憶されている属性情報を更新
すると共に、この更新した属性情報を表示部13aに表
示する(ステップ211)。
【0037】次に、受信信原稿の次ページがあるかを調
べ(ステップ212)、次ページがある場合はステップ
207に戻り、バッテリ部8の残量は一定値以下かを調
べ(ステップ207)、以下ステップ212で次ページ
がないと判断されるまでこの動作が繰返される。ステッ
プ212で次ページの原稿がないと判断されると、メモ
リ受信モードに変更されている場合はこのメモリ受信モ
ードを解除して(ステップ213)、ステップ201に
戻り、待機状態となる。
【0038】また、ステップ202で、充電完了と判断
される前に、主電源部7がAC電源と切り離され、バッ
テリ部8からの給電による動作モードになり、ここで、
受信要求があると(ステップ205)、バッテリ蓄電量
監視部9は充電時間から算出した現在の充電状態におけ
る各動作モ―ド毎の使用可能時間と送受信可能な原稿枚
数情報からなる属性情報をメモリ10からから引き出
し、これを表示部13aに表示し(ステップ206)、
ステップ207に移行する。以後の動作を上述したもの
と同様である。
【0039】このように、この実施例によれば、バッテ
リ蓄電量監視部9によりバッテリ部8の蓄電量を常に把
握させておくことにより、装置をバッテリ駆動で動作さ
せる際に、バッテリ蓄電量監視部9は現在のバッテリ部
8の蓄電量に基づいて動作モ―ド毎に装置の使用可能時
間及び送受信可能原稿枚数等をオペレ―タに知らせるこ
とができるため、オペレ―タはこの表示された情報に基
づいて最適な受信モ―ドを選択できると共に、送信モ―
ドを選択した場合には優先順位をつけて送信する等の対
策を講じることができ、装置の動作途中でバッテリ部8
の電源がなくなって、通話が中断されてしまう等という
不具合を回避することができる。
【0040】また、制御部12は受信時にバッテリ蓄電
量監視部9からの情報に基づいてバッテリ部8の残蓄電
量が所定値以下になった場合、装置を自動的にメモリ受
信モ―ドとして装置の動作時間を延ばすことにより、や
はり通信が中断されることを回避することができ、装置
の信頼性を向上させることができる。
【0041】なお、上記実施例では電話回線1をモジュ
ラ―ジャック等によりファクシミリ装置の回線制御部2
に直接接続するように構成したが、このファクシミリ装
置と電話回線1との間を無線で接続してコードレスのフ
ァクシミリ装置として構成してもよい。
【0042】第5図はこのように構成したこの発明の他
の実施例を示したものである。この実施例においては、
接続装置部100と、この接続装置部100と無線で接
続されるコードレスファクシミリ装置部200と、この
コードレスファクシミリ装置部200のバッテリ20を
充電するための充電器部300とから構成される。
【0043】なお、第5図に示す実施例において、第1
図に示した実施例と同一の機能を果たす部分には説明の
便宜上第1図に用いた符号と同一の符号を付する。
【0044】この実施例において、接続装置部100は
電話回線1に接続される回線制御部2、モデム3、無線
部15、アンテナ16、整流回路19を備えて構成さ
れ、コードレスファクシミリ装置部200は、アンテナ
17、無線部18、画信号処理部4、記録部5、画像メ
モリ6、読取部14、記録部5、バッテリ蓄電量監視部
9、メモリ10、時計回路11、表示部13a、制御部
12、バッテリ20、検出部21を備えて構成され、充
電器部300は、整流回路25、電流制御用抵抗24を
備えて構成され、接続装置部100の整流回路19およ
び充電器部300の整流回路25にはAC電源が加わる
プラグ26に接続されそれぞれ電源回路を構成する。
【0045】ここで、接続装置100の無線部15およ
びアンテナ16と、コードレスファクシミリ装置部20
0のアンテナ17および無線部18は、接続装置100
とコードレスファクシミリ装置部200とを無線で接続
するための構成としてこの実施例において新たに導入さ
れたものである。この接続装置100とコードレスファ
クシミリ装置部200と間の無線による接続は、例え
ば、周知のマルチチャネルアクセス方式を採用して行わ
れる。
【0046】また、コードレスファクシミリ装置部20
0は、これを充電器部300上に載置することによりコ
ードレスファクシミリ装置部200の接点22a、22
bが充電器部300の接点23a、23bと接続され、
コードレスファクシミリ装置部200のバッテリ20は
充電器部300の整流回路25の出力により充電され
る。
【0047】なお、この実施例の動作は、接続装置10
0とコードレスファクシミリ装置部200と間が無線で
接続され、コードレスファクシミリ装置部200と充電
器部300との間が接点22a、22bおよび接点23
a、23bを介して接続される点を除けば第1図に示し
た実施例の動作と実質的に同様である。
【0048】かかる構成によると、コードレスファクシ
ミリ装置部200は電話回線1および電源に関して完全
にコードレス構成となり、その操作性、携帯性が向上す
る。なお、上記実施例において、いずれもバッテリの充
電量および放電量を検出するために時計回路11の時刻
出力を用いたが、これをタイマ回路から構成してこのタ
イマ回路の計数時間からバッテリの充電量および放電量
を検出するように構成してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のファクシ
ミリ装置によれば、現在のバッテリの蓄電量を常に把握
することにより各通信モ―ド毎の装置の使用可能時間又
は送受信可能な原稿枚数等の情報を表示でき、また、受
信時にバッテリの蓄電量が所定値以下になった場合に通
常受信モ―ドからメモリ受信モ―ドに装置を切り替える
ことにより受信動作時間を延ばして、受信動作に中断が
生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリ装置一実施例を示した
ブロック図、
【図2】第1図に示した実施例のメモリに格納されてい
るテ―ブルの一例を示した図、
【図3】第1図に示した実施例における送信時の動作を
示すフローチャート、
【図4】第1図に示した実施例における受信時の動作を
示すフローチャート、
【図5】コードレスファクシミリ装置として構成したこ
の発明のファクシミリ装置の他の実施例を示したブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 電話回線 2 回線制御部 3 モデム 4 画信号処理部 5 記録部 6 画像メモリ 7 主電源部 8 バッテリ部 9 バッテリ蓄電量監視部 10 メモリ 11 時計回路 12 制御部 13 パネル操作部 13a 表示部 14 読取部 15 無線部 16 アンテナ 17 アンテナ 18 無線部 19 整流回路 20 バッテリ 21 検出部 24 電流制御用抵抗 25 整流回路 26 プラグ 100 接続装置部 200 コードレスファクシミリ装置部 300 充電器部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電により繰返し使用可能なバッテリに
    より駆動されるファクシミリ装置であって、 前記バッテリの充電時間を計測することにより前記バッ
    テリの充電量を測定する充電量測定手段と、 前記ファクシミリ装置の動作時間を計測することにより
    前記バッテリの放電量を測定する放電量測定手段と、 前記充電量測定手段で測定した前記バッテリの充電量と
    前記放電量測定手段で測定した前記バッテリの放電量と
    から前記バッテリの残電量を算出する残電量算出手段
    と、 前記残電量算出手段で算出された前記バッテリの残電量
    にもとづき前記ファクシミリ装置の前記バッテリ駆動に
    より使用可能な時間に関係する属性情報を前記ファクシ
    ミリ装置のオペレータに報知する報知手段とを具備した
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記残電量算出手段で算出された前記バ
    ッテリの残電量が所定値以下になったことを検出する検
    出手段と、 前記検出手段の検出出力に対応して、受信画像を直ちに
    用紙に印字して出力する通常受信モードから受信画像を
    一端メモリに記憶するメモリ受信モードへ切り換える受
    信モード切換手段とを更に具えた請求項1のファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 充電により繰返し使用可能なバッテリに
    より駆動されるファクシミリ装置であって、 時刻情報を発生する計時手段と、 この計時手段の発生する時刻情報に基づいて、前記バッ
    テリの充電時間を算出し、該充電時間から前記バッテリ
    の充電開始から現在までの蓄電量を測定する充電量測定
    手段と、 前記計時手段の発生する時刻情報に基づいて、前記ファ
    クシミリ装置の前記バッテリ駆動による各動作モ―ド毎
    の動作時間を算出し、該動作時間から前記バッテリの消
    費蓄電量を測定する消費蓄電量測定手段と、 前記充電
    量測定手段の測定値と前記消費蓄電量測定手段の測定値
    から、現在の前記バッテリの残蓄電量を算出するバッテ
    リ残蓄電量算出手段と、 前記バッテリ残蓄電量算出手段で算出されたバッテリの
    残蓄電量にもとづいて各動作モ―ド毎の装置の駆動可能
    時間に関係する属性情報を前記ファクシミリ装置のオペ
    レータに報知する報知手段とを具備したファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 バッテリによって駆動され、且つ受信画
    像デ―タを直ちに用紙に印字して出力する通常受信モー
    ドと、受信画像デ―タをメモリに一旦記憶するメモリ受
    信モードとを有するファクシミリ装置であって、 前記通常受信モード時に前記バッテリの残蓄電量が所定
    量以下になったことを検出する検出手段と、 この検出手段によって前記バッテリの残蓄電量が所定量
    以下になったことが検出されると、前記ファクシミリ装
    置の動作モ―ドを前記通常受信モードに代えて前記メモ
    リ受信モードに切り替える制御手段とを具備したファク
    シミリ装置。
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