JP2014054141A - 給電装置、及び給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】補助電力供給源からの給電を停止する前に負荷装置に適切な動作を行わせることにより、給電停止に伴う不具合を発生させないようにする。
【解決手段】主電力供給源ACの出力電圧から停電の有無を検出する検出手段17と、検出手段により主電力供給源の停電を検出した場合に給電線11、12を介して停電情報を負荷装置100に送信する送信手段19と、補助電力供給源の電力残量を監視する電源監視手段21と、給電線を介して負荷装置に供給する電力をオン/オフする少なくとも1つの給電スイッチ23と、電源監視手段により補助電力供給源の電力残量が低下したことを検知した場合に送信手段により給電停止予告情報を負荷装置に送信し、所定時間が経過してから給電スイッチをオフするように制御する制御手段25と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用交流電源等の主電力供給源が停電した場合に、主電力供給源からの電力に代わってバッテリ等の補助電力供給源からの電力を、給電線を介して負荷装置に供給する給電装置、及び給電システムに関する。
従来、商用交流電源(主電力供給源)が停電した場合に、電力を消費する負荷装置に継続して電力を供給する給電装置が知られている。
このような給電装置には、少なくとも2つの異なる電力供給源として、商用交流電源(主電力供給源)とバッテリ(補助電力供給源)とが接続されている。通常は商用交流電源の電力を給電線を介して負荷装置に供給するが、商用交流電源が停電した場合には商用交流電源からの電力に代わって、バッテリの電力を給電線を介して負荷装置に供給する。
バッテリから供給できる電力量には限界があるため、商用交流電源が停電してバッテリから電力が供給される場合に、バッテリからの電力供給時間を延長するための発明が種々成されている。
例えば特許文献1には、商用交流電源が停電した時に複合デジタル複写機(負荷装置)に電源異常信号を送信して、電源異常信号を受信した複合デジタル複写機が定着ヒータをオフすることにより、消費電力の低減を図る発明が記載されている。
また特許文献2には、 バッテリの電力残量に応じて負荷装置の動作を順次制限するように制御して、消費電力の低減を図る配電システムの発明が記載されている。
しかしながら特許文献1、2においては、バッテリが消耗してバッテリからの電力供給が停止する場合については考慮されていないため、更なる改善の余地がある。
例えば、負荷装置が照明器具等である場合は、電力供給時に突然停電したり、また停電時に突然電力供給が再開された場合であっても、負荷装置が故障する虞は少ない。ところが負荷装置の中には、動作中に突然停電すると、停電前の動作を復電後に実行できなくなったり、最悪の場合には復電後に動作不能となるものが存在する。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、補助電力供給源からの給電を停止する前に負荷装置に適切な動作を行わせることにより、給電停止に伴う不具合を発生させないようにする給電装置及び給電システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、主電力供給源が停電した場合に補助電力供給源からの電力を給電線を介して負荷装置に供給する給電装置であって、前記主電力供給源の出力電圧から停電の有無を検出する検出手段と、前記検出手段により前記主電力供給源の停電を検出した場合に前記給電線を介して停電情報を前記負荷装置に送信する送信手段と、前記補助電力供給源の電力残量を監視する電源監視手段と、前記給電線を介して前記負荷装置に供給する電力をオン/オフする少なくとも1つの給電スイッチと、前記電源監視手段により前記補助電力供給源の電力残量が低下したことを検知した場合に前記送信手段により給電停止予告情報を前記負荷装置に送信し、所定時間が経過してから前記給電スイッチをオフするように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、補助電力供給源からの電力供給時に補助電力供給源からの給電を停止する場合には、負荷装置に対して給電停止予告情報を送信して所定時間が経過してからから電力供給を停止するので、負荷装置が給電停止前に必要な処理を実行することができ、給電停止に伴う不具合を防止できる。
(a)は本発明の第一の実施形態に係る給電システムの構成図であり、(b)は給電装置の切替回路の詳細図である。 負荷装置の一例であるファクシミリ装置の構成を示した機能ブロック図である。 商用交流電源が停電した場合の給電装置及び負荷装置の動作例を示したフローチャートである。 バッテリからの電力供給を停止する場合の給電装置及び負荷装置の動作例を示したフローチャートである。 バッテリからの電力供給を停止する場合の給電装置及び負荷装置の他の動作例を示したフローチャートである。 本発明の第三の実施形態に係る給電システムの構成図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第一の実施形態〕
本発明の第一の実施形態に係る給電システムについて図1に基づいて説明する。図1(a)は本発明の第一の実施形態に係る給電システムの構成図であり、(b)は給電装置の切替回路の詳細図である。本実施形態に係る給電システムは、主電力供給源と補助電力供給源の2系統の電力供給源を有し、主電力供給源が停電して補助電力供給源からの電力を負荷装置に供給しているときに、補助電力供給源からの給電を停止する場合に、事前に給電停止予告情報を負荷装置に送信する点に特徴がある。
本実施形態に係る給電システム1は、交流電力を供給する商用交流電源AC(主電力供給源)と、直流電力を供給するバッテリB(補助電力供給源)と、商用交流電源ACとバッテリBの双方に電気的に接続され、商用交流電源ACが通電している場合には交流電力を直流電力に変換して、変換された直流電力を給電線を介して負荷装置100に供給し、商用交流電源ACが停電した場合に商用交流電源ACからの直流電力に代わってバッテリBからの直流電力を給電線を介して負荷装置100に供給する給電装置10と、給電線を介して商用交流電源AC又はバッテリBの電力が供給される負荷装置100と、を備えている。
<給電装置>
まず、給電装置10について説明する。
給電装置10は、商用交流電源ACが正常に供給されている場合に、AC/DCコンバータ13により供給される電力を給電線11、12を介して負荷装置100に供給し、商用交流電源ACが停電した場合にAC/DCコンバータ13からの電力に代わってバッテリBからの電力を給電線11、12を介して負荷装置100に供給する装置である。
給電装置10は、負荷装置100に対して直流電力を供給する直流給電装置であり、商用交流電源ACから供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータ13と、商用交流電源ACが正常に供給される(停電していない)場合にAC/DCコンバータ13が生成した直流電力を負荷装置100とバッテリBに供給し、商用交流電源ACが停電した場合にバッテリBから放電される直流電力を負荷装置100に供給するように切替動作を行う切替回路15と、を備えている。
また、給電装置10は、AC/DCコンバータ13の出力電圧から、商用交流電源ACの停電又は復電を検出する停電検出手段17と、停電検出手段17により商用交流電源ACの停電を検出した場合に給電線11、12を介して停電情報を負荷装置100に送信する給電側通信手段19(送信手段)と、バッテリBの電力残量を監視する電源監視手段21と、給電線11、12を介して負荷装置100に供給する電力をオン/オフする少なくとも1つの給電スイッチ23と、電源監視手段21によりバッテリBの電力残量が低下したことを検知した場合に給電側通信手段19により給電停止予告情報を負荷装置100に送信し、所定時間が経過してから給電スイッチ23をオフするように制御する制御手段25と、給電側通信手段19から給電停止予告情報を負荷装置100に送信した後、給電スイッチ23をオフするまでの時間を計時する給電停止タイマ27と、を備えている。
<切替回路>
AC/DCコンバータ13によって交流から直流に変換された電力は、切替回路15に入力される。切替回路15は図1(b)に示すように、電力の入力端に配置された第一ダイオード15aと、AC/DCコンバータ13の出力をバッテリBへ供給して充電する充電路内に配置された第二ダイオード15bと、バッテリBの電力を負荷装置100へと供給する放電路内に配置された第三ダイオード15cと、を備えている。
第一ダイオード15a、第二ダイオード15b、及び第三ダイオード15cは、それぞれの給電線又は経路内で電流の逆流を防止する。
<停電検出手段>
停電検出手段17は、商用交流電源ACから交流電力が給電されているか否かを検出する手段であり、種々の構成とすることができる。
例えば、停電検出手段17としてトランジスタを備え、AC/DCコンバータ13の出力を当該トランジスタのベースに入力し、トランジスタのオン/オフを検出することにより、商用交流電源ACの停電及び復電を検出する構成とすることができる。
また、例えば、停電検出手段17としてフォトカプラを備え、AC/DCコンバータの出力を抵抗を介してフォトカプラの発光ダイオード側に入力し、当該発光ダイオードからの光を受光可能なフォトトランジスタからの電流の出力の有無(オン/オフ)により、商用交流電源ACの停電及び復電を検出する構成とすることができる。
このようにして停電検出手段17が検出した商用交流電源ACの停電又は復電の情報は、制御手段25に入力される。
<給電側通信手段>
給電側通信手段19は、直流電源線通信(電力線搬送通信)を行う手段であり、負荷装置100との間で必要な情報を給電線を介して通信する。
給電側通信手段19は、送信する情報に基づいて搬送波(交流信号)を所定の方式に従って変調することにより通信信号を生成すると共に、カップリングコンデンサによって給電線11との間でACカップリングをすることにより、給電線11、12(直流電源線)を流れる直流電力に通信信号を重畳させて送信する。また、給電側通信手段19は、給電線11、12に重畳された通信信号をカップリングコンデンサによって直流成分から分離し、所定の方式に従って復調して通信信号を取り出す。変調には、直交周波数分割多重方式(OFDM方式)、スペクトル拡散方式(SS方式)、或いはマルチキャリア方式(MC方式)等を採用することができる。
なお、本実施形態において、給電装置10と負荷装置100との間の通信には、給電線11、12を利用しているが、給電装置10と負荷装置100との間で通信するための専用の通信線を設け、給電線11、12と通信線とを分離した構成としてもよい。
<電源監視手段>
電源監視手段21(電力モニタ)は、バッテリBの電力残量を監視する手段である。
例えば、電源監視手段21は、負荷装置100に消費される消費電力量をモニタすることにより、バッテリBの消費電力量を監視する。満充電状態のバッテリBが供給可能な電力量に対してバッテリBの消費電力量が小さい場合には、バッテリBに十分な電力が残っていると判断できる。更に、満充電状態のバッテリBが供給可能な電力量から、放電により消費した電力量を減ずることで、バッテリBの電力残量を算出することができる。
また、例えば、バッテリBの電圧を満充電時の電圧(データ)と比較すること等によってもバッテリBの電力残量を算出することができる。
電源監視手段21が検出したバッテリBの状態に関する情報は、制御手段25に出力される。
<給電スイッチ>
給電スイッチ23は、例えば、MOSFET等の半導体スイッチング素子を用いて構成されたものであり、制御手段25により動作(オン/オフ)が制御される。
さらに詳しく説明すると、給電スイッチ23は、当該MOSFETのドレイン端子に給電線11、ソース端子に給電線12を接続し、当該MOSFETのゲート端子に制御手段25からのオン/オフ信号を入力することで、オン/オフ制御される半導体スイッチング素子(図示せず)が設けられている。
なお、給電スイッチ23には、リレースイッチを用いることも可能であるが、半導体スイッチング素子を用いた方が、消費電力が低減するという利点がある。
<制御手段>
制御手段25は、停電検出手段17、及び電源監視手段21が検出した電源状態に関する情報に基づいて必要な情報を負荷装置100に送信するよう給電側通信手段19を制御すると共に、必要に応じて給電スイッチ23をオン/オフするように制御する。
具体的には、停電検出手段17が商用交流電源ACの停電を検出した場合に、負荷装置100に停電情報を送信する。停電情報は、商用交流電源ACが停電した旨を示す情報である。また、停電検出手段17が商用交流電源ACの復電を検出した場合に、負荷装置100に復電情報を送信する。復電情報は、商用交流電源ACが復電した旨を示す情報である。さらに、電源監視手段21がバッテリBの電力残量が所定値を下回ったことを検知した場合に、負荷装置100に給電停止予告情報を送信する。給電停止予告情報は、バッテリBからの給電を停止する旨の事前情報である。
また制御手段25は、バッテリBから負荷装置100への給電を停止する場合に給電スイッチ23をオフするように制御すると共に、商用交流電源ACが復電して負荷装置100への給電を再開する場合は、給電スイッチ23をオンするように制御する。
<給電停止タイマ>
給電停止タイマ27は、制御手段25が給電側通信手段19を介して負荷装置100に給電停止予告情報を送信してから、給電スイッチ23をオフするまでの所定時間(待機時間)を計時するタイマである。給電停止タイマ27は、ハードウェアタイマから構成しても、ソフトウェアタイマから構成してもよい。
給電停止タイマ27の計時時間は、負荷装置100が給電停止に向けた準備をするために必要な時間に応じて設定される。即ち、給電停止タイマ27の計時時間は、負荷装置100が給電停止前に実行すべき所定の処理を実行してから給電スイッチ23がオフされるような時間に設定される。給電停止タイマ27の計時時間は、不図示の設定手段から任意に設定できるように構成されている。
<電源>
本実施形態において給電装置10には、交流電源としての商用交流電源ACと、直流電源としてのバッテリBが接続されている。
バッテリBは、直流電力の供給源である。バッテリBは、商用交流電源ACの停電時に、負荷装置100に対して必要な電力を供給するバックアップ電源として機能する。バッテリBは、例えばニッケルカドミウム電池やリチウムイオン電池などを用いて、所定の電圧の直流電源が得られるように構成されたものである。なお、リチウムイオン電池は、自己放電が非常に少なく、メモリ効果がない、小型で大容量、軽量等の様々な利点がある。
<負荷装置>
本実施形態における負荷装置100は、直流電力を消費する機器である。給電線11、12には、1又は複数の負荷装置100を接続することができる。負荷装置100は、給電装置10と必要な情報を送受信する負荷側通信手段101を備えている。負荷側通信手段101は、直流電源線通信(電力線搬送通信)を行う手段である。負荷側通信手段101の基本的構成は、上述した給電側通信手段19と同様であるため、その説明を省略する。
負荷装置100は、給電装置10から停電情報を受信した場合に、電力消費量を抑制するように、負荷装置100が有する複数の手段のうち、一部の手段に対して動作を制限するように構成されている。また負荷装置100は、給電装置10から給電停止予告情報を受信した場合に、給電停止前に実行すべき所定の処理を実行するように構成されている。
ここでは、負荷装置の一例として、ファクシミリ装置について説明する。
<ファクシミリ装置>
図2は、負荷装置の一例であるファクシミリ装置の構成を示す機能ブロック図である。図示するように、このファクシミリ装置100Aは、負荷側通信手段(直流電源線通信手段)101、時刻管理部(時刻管理手段)103、送信管理部(送信管理手段)105、システム制御部107、G3通信制御部109、G4通信制御部111、RAM113(揮発性メモリ)、画像メモリ115(揮発性メモリ)、フラッシュメモリ117(不揮発性メモリ)、表示部119、操作部121、スキャナ123、プロッタ125等を備えている。また、G3通信制御部109には、電話機能部127が接続されている。
時刻管理部103は、現在時刻を出力する時計回路を内蔵し、送信指定時刻の管理、及び送信指定時刻より所定時間前の直前時刻に達したか否かの判定などを行う。
送信管理部105は、送信指定時刻になった時刻指定送信ファイルの送信を行ったり、送信指定時刻の直前時刻に達した時に直接送信を禁止したりする。
G3通信制御部109は、モデムや網制御装置(NCU)を内蔵し、これらを介してG3伝送制御手順に従った公衆電話回線網経由のファクシミリ送受信を実行する。G4通信制御部111は、ISDN回線に接続された終端装置などを介してG3伝送制御手順に従ったファクシミリ通信を実行する。
NCU(発呼手段、着呼手段)は、一般公衆網(PSTN)の接続及び回線の閉結を管理し、呼び出し信号(着呼)を検出する。即ち、回線を閉結して宛先端末(発呼先端末)の発呼を行い、また、回線からの着呼を検出して回線を閉結する。また、電話機能部127を接続する接続部を有し、その電話機能部127のフック状態を検出する検出部と、電話機能部127を一般公衆網に接続させるための接続切替部とを有している。
電話機能部127(通話手段)は送話部と受話部とを有し、NCUの指示を受けてNCUを介して一般公衆網に接続され、音声の送受信(通話)を実行する。
RAM113は、画像情報その他の各種データを一時的に記憶するためのメモリである。また、RAM113は、システム制御部107内のCPUが各種処理を行う際のワークメモリとしても使用される。
画像メモリ115には、送信する画像情報や受信した画像情報が蓄積される、RAM113よりも遙かに大容量のメモリである。
フラッシュメモリ117は、ファクシミリ装置100Aが給電装置10から給電停止予告情報を受信した場合に、RAM113、及び画像メモリ115に記憶されているデータを読み出して記憶させるためのメモリである。
表示部119は、LCDなどを用いた表示パネルからなり、利用者に示すメッセージ等を表示パネルの画面に表示する。この表示部119とシステム制御部107とにより表示手段が構成される。
操作部121は、利用者がファクシミリ装置に指示を与えるための各種キーを有する入力装置である。
スキャナ123は、原稿上の画像を光学的に読み取り、画像情報として入力する入力装置である。
プロッタ125は、復号化された受信画像情報を記録紙へ出力する出力装置である。
なお、時刻管理部103及び送信管理部105はそれぞれROM及びCPUを有するが、それらはシステム制御部107と共用してもよい。
また、ファクシミリ装置100Aは、ファクシミリ通信と音声通話の双方を可能とする構成であるが、負荷装置100としては、これらの各機能を個別に有する装置としてもよい。
<ファクシミリ通信動作>
上記のように構成されたファクシミリ装置で、たとえばG3伝送制御手順を用いた即時送信によりファクシミリを送信する場合は、まずシステム制御部107がスキャナ123により原稿から画像情報を読み取り、RAM113に書き込み、その画像情報をシステム制御部107内の符号化手段によって符号化し、RAM113又は画像メモリ115に格納する。また、操作部121により指定された宛先など発信時指定情報をシステム制御部107が取得し、宛先情報を渡されたG3通信制御部109内のNCUが指定の宛先との間に呼を設定する。続いて、G3通信制御部109が低速モデムを介してフェーズBを実行し、やがてフェーズCに移り、RAM113又は画像メモリ115内の上記符号化された画像情報を高速モデムにより変調し、NCUから回線を介して宛先に送出する。
受信時は、NCUが呼を設定した後、フェーズBに入り、低速モデムを介して所定の交信を行い、フェーズCに入り、符号化された画像情報を受信する。そして、その画像情報をG3通信制御部109を介してRAM113に格納し、さらにシステム制御部107内の復号化手段により復号化し、RAM113を介してプロッタ125に出力するか、画像メモリ115に蓄積する。
<停電時の動作例〜1>
商用交流電源が停電した場合の給電装置及び負荷装置の動作について、図3に基づいて説明する。図3は、商用交流電源が停電した場合の給電装置及び負荷装置の動作例を示したフローチャート図である。なお、負荷装置については、ファクシミリ装置の例により記載している。
給電装置10側では、停電検出手段17が常時、商用交流電源ACの停電を監視している(ステップS1)。商用交流電源ACが正常に供給されている間は、AC/DCコンバータ13から直流電力が出力される。例えば、停電検出手段17がフォトカプラから構成されている場合、AC/DCコンバータ13の出力によってフォトカプラの発光ダイオードが発光し、発光ダイオードからの光をフォトトランジスタが受光して、オン信号を出力(通電を検出)する。
商用交流電源ACが停電するとAC/DCコンバータからの直流電力が停止するので、切替回路15において、バッテリBから放電される直流電力を負荷装置100に供給するように切替動作が行われ、バッテリBからの給電が開始される。また、停電検出手段17が商用交流電源ACの停電を検出する(ステップS1にてYes)。停電検出手段17がフォトカプラから構成されている場合、商用交流電源ACが停電してAC/DCコンバータ13の直流電力の出力が停止すると、フォトカプラはオフ信号を出力(停電を検出)する。
制御手段25は、停電検出手段17から商用交流電源ACの停電を検出した旨の情報(オフ信号)を受信し、給電側通信手段19を制御してファクシミリ装置100Aに停電情報を給電線11、12を介して送信する(ステップS3)。具体的には、給電側通信手段19は、搬送波を所定の方式に従って変調して停電情報を含んだ通信信号を生成する。そして、カップリングコンデンサによって給電線11との間でACカップリングをすることにより、給電線11、12(直流電源線)を流れる直流電力に通信信号を重畳させて送信する。
一方、ファクシミリ装置100A側では、負荷側通信手段101が給電装置10からの停電情報を給電線11、12を介して受信する(ステップS4)。即ち、負荷側通信手段101は、給電線11、12に重畳された交流通信信号をカップリングコンデンサによって直流成分から分離し、所定の方式に従って復調して停電情報を含んだ通信信号を取り出す。
なお、負荷側通信手段101は、停電情報を受信したか否かを常時監視しており(ステップS5)、停電情報を受信した場合、即ち復調された通信信号に停電情報が含まれていた場合には(ステップS5にてYes)、電力消費量を抑制するために、一部の手段による動作を有効とし、他の手段による動作を制限する(ステップS6)。例えば、ファクシミリ装置100Aの場合は、RAM113又は画像メモリ115に記憶された送信用データ(符号化された画像情報)を読み出してファクシミリ送信するメモリ送信手段と、外部からファクシミリ通信により受信したデータ(符号化された画像情報)をRAM113又は画像メモリ115に記憶するメモリ受信手段とを有効にし、他の機能を無効とする。
ここで、給電装置10の停電検出手段17は、商用交流電源ACの復電を監視している(ステップS7)。停電検出手段17が例えばフォトカプラから構成されている場合、商用交流電源ACが復電すると、フォトカプラはオン信号を出力(復電を検出)する。復電を検出した場合は(ステップS7にてYes)、商用交流電源ACからの給電に復帰する(ステップS8)。具体的には、AC/DCコンバータ13が作動して、交流電力を直流電力に変換して給電線11、12を介してファクシミリ装置100Aに供給すると共に、変換された直流電力の一部を、切替回路15を介してバッテリBに供給して、バッテリBを充電する。
その後、制御手段25は、停電検出手段17から商用交流電源ACの復電を検出した旨の情報を受信し、給電側通信手段19を制御してファクシミリ装置100Aに復電情報を給電線11、12を介して送信する(ステップS9)。具体的には、給電側通信手段19は、搬送波を所定の方式に従って変調して復電情報を含んだ通信信号を生成する。そして、カップリングコンデンサによって給電線11との間でACカップリングをすることにより、給電線11、12(直流電源線)を流れる直流電力に通信信号を重畳させて送信する。
ファクシミリ装置100A側では、負荷側通信手段101が給電装置10からの復電情報を給電線11、12を介して受信する(ステップS10)。即ち、負荷側通信手段101は、給電線11、12に重畳された交流通信信号をカップリングコンデンサによって直流成分から分離し、所定の方式に従って復調して復電情報を含んだ通信信号を取り出す。
なお、負荷側通信手段101は、復電情報を受信したか否かを常時監視しており(ステップS10)、復電情報を受信した場合、即ち復調された通信信号に停電情報が含まれていた場合には(ステップS10にてYes)、電力消費量を抑制する必要がなくなったと判断して、全ての手段の動作を許可する(ステップS12)。
このように、給電装置10からファクシミリ装置100Aに停電情報を送信することで、ファクシミリ装置100A側でバッテリBから給電されていることを把握することができる。このため、停電情報を受信したファクシミリ装置100Aは、比較的消費電力量が多くなるスキャナ123やプロッタ125等による発光動作やモータ駆動動作や定着動作を制限し、比較的消費電力量が少ないメモリ送受信動作等を有効とするように各部を制御することで、ファクシミリ装置としての最低限の動作を確保しながらバッテリBの電力消費量を抑制することができる。なお、バッテリBの電力残量に応じてファクシミリ装置100Aの動作を段階的に制限するように構成してもよい。
また停電情報を受信した場合に、例えばG3通信制御部109に設けられたNCU(不図示)、及び電話機能部127の動作のみを有効にし、その他の手段の動作を無効とするように制御して、電力消費量を低減するようにしてもよい。音声通話が可能となる必要最低限の動作のみを有効とすることで、バッテリBから長時間に渡って給電することが可能となる。
<給電電停止時の動作例〜1>
続いて、バッテリからの電力供給を停止する場合の給電装置及び負荷装置の動作例について、図4に基づいて説明する。図4は、バッテリからの電力供給を停止する場合の給電装置及び負荷装置の動作例を示したフローチャート図である。なお、負荷装置については、ファクシミリ装置の例により記載している。この動作例は、給電装置の制御手段がバッテリからの給電を停止する場合に、事前にファクシミリ装置に対して、給電を停止する旨の事前の情報(給電停止予告情報)を送信してから所定時間が経過した後に、バッテリからの給電を停止する点に特徴がある。
ステップS1からステップS6までの動作は、図3のフローと同一であり、その説明を省略する。
給電装置10側では、バッテリBからファクシミリ装置100Aへの給電中に、電源監視手段21が負荷装置100に消費される消費電力量をモニタすることにより、バッテリBの電力残量を監視している(ステップS21)。電源監視手段21が、バッテリBの電力残量の低下、すなわち所定の電力残量を下回ったことを検知した場合(ステップS21にてNo)、制御手段25に対してバッテリBの電力残量が低下した旨の情報を出力する。
制御手段25は、電源監視手段21からバッテリBの電力残量が低下した旨の情報を受信した場合に、給電側通信手段19を制御してファクシミリ装置100Aに給電停止予告情報を給電線11、12を介して送信する(ステップS22)。具体的には、給電側通信手段19は、搬送波を所定の方式に従って変調して給電停止予告情報を含んだ通信信号を生成する。そして、カップリングコンデンサによって給電線11との間でACカップリングをすることにより、給電線11、12(直流電源線)を流れる直流電力に通信信号を重畳させて送信する。
その後、制御手段25は給電停止タイマ27を起動し、給電を停止するまでの所定時間をカウントダウンする(ステップS23)。
一方、ファクシミリ装置100A側では、負荷側通信手段101が給電装置10からの給電停止予告情報を給電線11、12を介して受信する(ステップS24)。即ち、負荷側通信手段101は、給電線11、12に重畳された交流通信信号をカップリングコンデンサによって直流成分から分離し、所定の方式に従って復調して給電停止予告情報を含んだ通信信号を取り出す。
なお、負荷側通信手段101は、給電停止予告情報を受信したか否かを常時監視しており(ステップS25)、給電停止予告情報を受信した場合、即ち復調された通信信号に給電停止予告情報が含まれていた場合には(ステップS25にてYes)、給電停止前に実行すべき所定の処理を実行する。具体的には、RAM113や画像メモリ115の揮発性メモリ内にデータが記憶されているか否かを確認する(ステップS26)。データが記憶されていない場合は(ステップS26にてNo)、給電停止まで待機する。データが記憶されている場合は(ステップS26にてYes)、RAM113や画像メモリ115に記憶されたデータを読み出して、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ117に記憶させ(ステップS27)、給電停止まで待機する。
給電装置10側では、給電停止予告情報送信後に給電停止タイマ27によって所定の時間が経過したか否かを監視しており(ステップS28)、所定の時間が経過した場合(ステップS28にてYes)、制御手段25は、オフ信号を給電スイッチ23に出力してオフするように制御する(ステップS29)。この結果、給電スイッチ23の接点が開放され、給電線11、12への給電が停止される。このようにして、給電装置10からファクシミリ装置100AへのバッテリBからの給電が停止される。
なお、給電装置10側では、停電検出手段17が商用交流電源ACの復電を監視している。停電検出手段17が商用交流電源ACの復電を検出した場合、即ち停電検出手段17が例えばフォトカプラから構成されている場合にフォトカプラがオン信号を出力(復電を検出)した場合には、その旨の情報を受けて、制御手段25がオン信号を給電スイッチ23に出力してオンするように制御する。この結果、給電スイッチ23の接点が閉結されて、給電線11、12への給電が再開されることによって、ファクシミリ装置100Aの電源がオンされることとなる。
このように、バッテリBからの給電停止前に給電装置10からファクシミリ装置100Aに給電停止予告情報を送信することで、ファクシミリ装置100Aが給電停止前に必要な措置を講ずることができる。
例えば、RAM113や画像メモリ115等の揮発性メモリ内にファクシミリ通信に関連するデータ(原稿データ等)が残っている場合に給電が停止すると、データが消滅して復電後に読み出すことができなくなる。
本実施形態においては、給電停止予告情報を送信した後、ファクシミリ装置100Aがフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにデータを退避させる処理を実行できる時間を与えることにより、重要なデータが消滅する等の不具合を防止できる。
以上のように、本実施形態によれば、商用交流電源の停電時に負荷装置に停電情報を送信するので、負荷装置側でバッテリから給電されていることを認識することができ、消費電力量を抑制するように動作を制限することができる。また、バッテリからの給電中にバッテリからの給電を停止する場合には、事前に負荷装置に給電停止予告情報を送信し、所定時間が経過してから給電スイッチをオフするので、負荷装置が給電停止前に必要な処理を実行することができ、給電停止に伴う不具合を防止できる。
〔第二の実施形態〕
本発明の第二の実施形態に係る給電システムについて説明する。本実施形態に係る給電システムは、給電停止予告情報を受信した負荷装置が、給電停止に向けた準備が完了した後にその旨の情報(給電停止準備完了情報)を給電装置に送信し、給電停止準備完了情報を受けて給電装置がバッテリからの給電を停止する処理を行う点に特徴がある。
<給電電停止時の動作例〜2>
以下、本実施形態に係る給電装置及び負荷装置の動作例について、図5に基づいて説明する。図5は、バッテリからの電力供給を停止する場合の給電装置及び負荷装置の他の動作例を示したフローチャート図である。なお、負荷装置については、ファクシミリ装置の例により記載している。
ステップS1からステップS6までの動作は、図3のフローと同一であり、また、ステップS21からステップS27までの動作は、図3のフローと同一であるので、その説明を省略、又は簡略して説明する。
ファクシミリ装置100Aは、給電停止予告情報を受信した場合(ステップS24、ステップS25にてYes)、給電停止に向けて給電停止前に実行すべき所定の処理を実行する。
給電停止準備が整った時(ステップS26にてNoの場合と、ステップS27の処理を実行した後)、システム制御部107は負荷側通信手段101を制御して、給電停止に向けた処理が完了した旨を示す給電停止準備完了情報を給電線11、12を介して給電装置10に送信する(ステップS31)。具体的には、負荷側通信手段101は、搬送波を所定の方式に従って変調して給電停止準備完了情報を含んだ通信信号を生成する。そして、カップリングコンデンサによって給電線12との間でACカップリングをすることにより、給電線11、12(直流電源線)を流れる直流電力に通信信号を重畳させて送信する。給電停止準備完了情報を送信した後、ファクシミリ装置100Aはパワーオフ処理を行う(ステップS32)。
給電装置10側では、給電側通信手段19がファクシミリ装置100Aからの給電停止準備完了情報を給電線11、12を介して受信する(ステップS33)。即ち、給電側通信手段19は、給電線11、12に重畳された交流通信信号をカップリングコンデンサによって直流成分から分離し、所定の方式に従って復調して給電停止準備完了情報を含んだ通信信号を取り出す。
なお、給電側通信手段19は、給電停止準備完了情報を受信したか否かを監視しており(ステップS34)、給電停止準備完了情報を受信した場合、即ち復調された通信信号に給電停止準備完了情報が含まれていた場合に(ステップS34にてYes)、制御手段25は、オフ信号を給電スイッチ23に出力してオフするように制御する(ステップS35)。
ここで、本実施形態において制御手段25が給電側通信手段19を介して負荷装置100に給電停止予告情報を送信してから、給電スイッチ23をオフするまでの所定時間(待機時間)は、第一の実施形態と同様に負荷装置100が給電停止前に実行すべき所定の処理を実行が完了するまでの時間を含んだものである。第一の実施形態においては、給電スイッチ23をオフするまで待機する時間を給電停止タイマ27により計時していた。本実施形態においては、給電装置が負荷装置からの給電停止準備完了情報を受信してから、給電スイッチをオフするので、負荷装置が給電停止前の処理を実行している最中に給電が停止するといった不都合を防止できる。
〔第三の実施形態〕
本発明の第三の実施形態に係る給電システムについて図6に基づいて説明する。図6は本発明の第三の実施形態に係る給電システムの構成図である。本実施形態に係る給電システムは、複数の給電線と、各給電線に配置された給電スイッチと、とを備えた点に特徴がある。
給電システム2の給電装置20は、給電線11から分岐した複数の給電線12(12a、12b、12c)と、各給電線12a、12b、12cを介して負荷装置100a、100b、100cに供給する電力をオン/オフする複数の給電スイッチ23(23a、23b、23c)と、を備えている。また、各給電線12a、12b、12cには、夫々負荷装置100a、100b、100cが接続されている。
本実施形態において各給電スイッチ23a、23b、23cは、制御手段25によって夫々個別にオン/オフするように制御される。
即ち、図4に示したフローチャートのように、給電装置30から給電停止予告情報を負荷装置100に送信した後、一定時間経過後に給電スイッチ23をオフするように制御する場合は、給電停止予告情報を送信してから給電スイッチをオフするまでの時間を、給電スイッチごとに設定する。
また、図5に示したフローチャートのように、負荷装置100から給電停止準備完了情報を受信してから給電スイッチ23をオフするように制御する場合は、同一の給電線12に接続された全ての負荷装置100からの給電停止準備完了情報を受信してから給電スイッチ23をオフするように制御する。例えば、給電線12aに接続された全ての負荷装置100aからの給電停止準備完了情報を受信してから、給電スイッチ23aをオフするように制御する。
それぞれの給電線12a、12b、12cには、給電停止予告情報を受信してから給電停止前の処理時間が略同様となる負荷装置をまとめて1つの給電線に接続する。
負荷装置には、給電停止前の処理に時間を要するものと、時間を要しないものがある。給電停止前の処理が終了した負荷装置に電力を供給する必要はないが、給電停止前の処理が終了していない負荷装置には電力を供給する必要がある。そのため、給電停止前の処理に大きく時間差のある負荷装置が同一の給電線に接続されている場合、給電スイッチをオフするまでの間、給電停止前の処理が終了した負荷装置に対してわずかながらも給電が継続することとなり、無用な電力を消費することとなる。
本実施形態においては、複数の給電線と各給電線に対応した複数の給電スイッチを備えたので、負荷装置が給電停止前に行う内部処理に必要な時間差に応じて、給電経路を分けることができ、給電停止前の電力消費を抑制することができる。
1…給電システム、10…給電装置、11、12…給電線、13…AC/DCコンバータ、15…切替回路、15a…第一ダイオード、15b…第二ダイオード、15c…第三ダイオード、15d…DC/DCコンバータ、17…停電検出手段、19…給電側通信手段、21…電源監視手段、23…給電スイッチ、25…制御手段、27…給電停止タイマ、100…負荷装置、100A…ファクシミリ装置、101…負荷側通信手段、103…時刻管理部、105…送信管理部、107…システム制御部、109…G3通信制御部、111…G4通信制御部、113…RAM、115…画像メモリ、117…フラッシュメモリ、119…表示部、121…操作部、123…スキャナ、125…プロッタ、127…電話機能部、AC…商用交流電源(主電力供給源)、B…バッテリ(補助電力供給源)
特開平10−186968号公報 特許第4821496号

Claims (7)

  1. 主電力供給源が停電した場合に補助電力供給源からの電力を給電線を介して負荷装置に供給する給電装置であって、
    前記主電力供給源の出力電圧から停電の有無を検出する検出手段と、前記検出手段により前記主電力供給源の停電を検出した場合に前記給電線を介して停電情報を前記負荷装置に送信する送信手段と、前記補助電力供給源の電力残量を監視する電源監視手段と、前記給電線を介して前記負荷装置に供給する電力をオン/オフする少なくとも1つの給電スイッチと、前記電源監視手段により前記補助電力供給源の電力残量が低下したことを検知した場合に前記送信手段により給電停止予告情報を前記負荷装置に送信し、所定時間が経過してから前記給電スイッチをオフするように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする給電装置。
  2. 負荷装置に対して電力を供給する主電力供給源及び補助電力供給源と、
    前記主電力供給源の出力電圧から停電の有無を検出する検出手段と、前記検出手段により前記主電力供給源の停電を検出した場合に給電線を介して停電情報を前記負荷装置に送信する送信手段と、前記補助電力供給源の電力残量を監視する電源監視手段と、前記給電線を介して前記負荷装置に供給する電力をオン/オフする少なくとも1つの給電スイッチと、前記電源監視手段により、前記補助電力供給源の電力残量が低下したことを検知した場合に前記送信手段により給電停止予告情報を前記負荷装置に送信し、所定時間が経過してから前記給電スイッチをオフするように制御する制御手段と、を備え、前記主電力供給源が停電した場合に前記補助電力供給源からの電力を前記給電線を介して前記負荷装置に供給する給電装置と、
    前記停電情報を前記給電装置から受信する受信手段を備えた前記負荷装置と、を備えることを特徴とする給電システム。
  3. 前記負荷装置は、前記給電装置から前記給電停止予告情報を受信した場合に、給電停止前に実行すべき所定の処理を実行した後、給電停止準備完了情報を負荷側通信手段から前記給電装置に送信し、
    前記給電装置は、前記負荷装置からの前記給電停止準備完了情報を受信した場合に、前記給電スイッチをオフするように制御することを特徴とする請求項2に記載の給電システム。
  4. 前記負荷装置は、ファクシミリ通信手段と、少なくともファクシミリ通信に関連するデータを記憶する揮発性メモリと、不揮発性メモリと、を備え、
    前記負荷装置は、前記給電装置から前記給電停止予告情報を受信した場合に、前記揮発性メモリに記憶されたデータを読み出して前記不揮発性メモリに記憶させた後、前記給電停止準備完了情報を前記負荷側通信手段から前記給電装置に送信することを特徴とする請求項3に記載の給電システム。
  5. 前記負荷装置は、前記停電情報を受信した場合に、前記負荷装置が有する複数の手段のうち、一部の手段に対して電力消費量を抑制するように動作を制限することを特徴とする請求項2に記載の給電システム。
  6. 前記負荷装置は、ファクシミリ通信手段と、少なくともファクシミリ通信に関連するデータを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記負荷装置は、前記給電装置から前記停電情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶された送信用データを読み出してファクシミリ送信するメモリ送信手段と、外部からファクシミリ通信により受信したデータを前記記憶手段に記憶するメモリ受信手段と、を有効にすることを特徴とする請求項5に記載の給電システム。
  7. 前記負荷装置は、回線を閉結して発呼を行う発呼手段と、前記回線からの着呼を検出して前記回線を閉結する着呼手段と、送話部と受話部とを有する通話手段と、を備え、
    前記負荷装置は、前記給電装置から前記停電情報を受信した場合に、前記発呼手段、前記着呼手段、及び前記通話手段の動作を有効にすることを特徴とする請求項5に記載の給電システム。
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