JPH09135281A - プロトコル決定方式 - Google Patents

プロトコル決定方式

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JPH09135281A
JPH09135281A JP7317415A JP31741595A JPH09135281A JP H09135281 A JPH09135281 A JP H09135281A JP 7317415 A JP7317415 A JP 7317415A JP 31741595 A JP31741595 A JP 31741595A JP H09135281 A JPH09135281 A JP H09135281A
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JP
Japan
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communication device
tone signal
protocol
signal
calling
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Pending
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JP7317415A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Naito
芳信 内藤
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発呼側と被呼側との間で使用するプロトコル
の種別を早期に決定するとともに、発呼側と被呼側との
間で使用できるプロトコルの種別がないときは、発呼側
と被呼側との接続を早期に切断するプロトコル決定方式
を提供すること。 【解決手段】 単一周波数信号である第1トーン信号を
被呼側に送出し(S11)、単一周波数信号である第2
トーン信号を発呼側に送出する(S22)簡易な方法に
より、発呼側と被呼側との間で使用するプロトコルの種
別を早期に決定する。また、発呼側と被呼側との間で使
用できるプロトコルの種別がないときは、発呼側では、
第1トーン信号を送信して特定の時間が経過した後に
(S14;Yes)、被呼側との接続回線を切断し(S
15)、被呼側では、コーリングトーン(CNG信号)
を受信して特定の時間が経過した後に(S23;Ye
s)、発呼側との接続回線を切断するので(S25)、
発呼側と被呼側との接続を早期に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信を行う
通信装置の間において、発呼側と被呼側で使用されるプ
ロトコルの種別を早期に決定するプロトコル決定方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、国際電信電話諮問委員会(以下、
「CCITT」という)の勧告T.30に従って、既存
のアナログ電話網でデータ通信する場合において、発呼
側と被呼側のモデムの送受機能の相違等(例えば、CC
ITTのVシリーズ勧告の相違であり、以下、「プロト
コルの種別の相違」という)からデータ通信することが
できないときは、発呼側と被呼側の間で一度確立した接
続回線を以下の手順で切断している。ここでは、自動操
作によるバイナリー符号信号方式のファクシミリ装置の
間で、発呼側が送信端末となる場合について、発呼側と
被呼側の間で接続回線を確立する段階から順に説明す
る。
【0003】先ず、発呼側のNCUのダイヤル制御によ
り、発呼側と被呼側が電話回線で接続される。そして、
発呼側からコーリングトーン(CNG信号)を被呼側に
送出し、このコーリングトーン(CNG信号)を受信し
た被呼側は、被呼端末識別信号(CED信号)を発呼側
に送出する。この被呼端末識別信号(CED信号)を発
呼側が受信して、発呼側と被呼側が非音声端末であるこ
とを相互に確認することにより、発呼側と被呼側の間で
接続回線が確立される。
【0004】次に、被呼側は、被呼端末識別信号(CE
D信号)に引続いてディジタル識別信号(DIS信号)
を発呼側に送出し、被呼側の全機能(即ち、ファクシミ
リグループ番号、送受機能、端末定数等であり、プロト
コルの種別に相当する)を示す。ディジタル識別信号
(DIS信号)を受信した発呼側は、ディジタル命令信
号(DCS信号)を被呼側に送信し、ディジタル識別信
号(DIS信号)で示された機能の中から選択した機能
(即ち、プロトコルの種別)を示す。以上より、発呼側
と被呼側の間において使用されるプロトコルの種別等が
決定される。
【0005】しかし、発呼側と被呼側のプロトコルの種
別の相違からデータ通信することができないときは、デ
ィジタル識別信号(DIS信号)を受信した発呼側は、
かかるディジタル識別信号(DIS信号)に対して有効
なディジタル命令信号(DCS信号)を被呼側に送信す
ることができない。一方、有効なディジタル命令信号
(DCS信号)を受信できない被呼側は、発呼側からの
有効なディジタル命令信号(DCS信号)を3秒±15
秒以内に受信しないときには、同一のディジタル識別信
号(DIS信号)を発呼側に繰り返し送出する。3回目
の試みに失敗すると、被呼側は切断命令信号(DCN信
号)を発呼側に送出することにより、発呼側と被呼側の
間で確立された接続回線を切断する。従って、発呼側と
被呼側が電話回線で接続されてからDCN命令が出され
て接続回線が切断されるまでに、ある程度の時間(以
下、「接続時間」という)を要していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】即ち、CCITTの勧
告T.30に従って既存のアナログ電話網のデータ通信
を行う場合において、上述した接続時間が発生したとき
には、情報の送信・受信に関係のない無駄な時間を、発
呼側と被呼側は費やしたことになる。さらに、アナログ
電話網の料金体系は通話時間(と通話距離)に依存して
いることから、かかる無駄な接続時間に対して料金が課
せられることになる。特に、CCITTの異なるVシリ
ーズ勧告のモデムを備えた端末装置を遠隔地に多数有す
るシステムにとっては、上述した接続時間が発生する機
会が多くなる場合があり、かかる無駄な接続時間に対し
て課せられる料金が膨大な金額となって問題となってい
た。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、発呼側と被呼側との間
で使用するプロトコルの種別を早期に決定するととも
に、発呼側と被呼側との間で使用できるプロトコルの種
別がないときは、発呼側と被呼側との接続を早期に切断
するプロトコル決定方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のプロトコル決定方式は、トーン信号を送出する
第1送出手段及びトーン信号を検出する第1検出手段を
有する第1通信装置と、トーン信号を送出する第2送出
手段及びトーン信号を検出する第2検出手段を有する第
2通信装置とで使用するプロトコルの種別を決定するプ
ロトコル決定方式であって、前記第1通信装置は、前記
第2通信装置と接続した後に、前記第1通信装置が使用
できる前記プロトコルの全ての種別を表わした前記トー
ン信号を、第1トーン信号として前記第1送出手段によ
り前記第2通信装置に送出し、前記第1トーン信号を受
信した前記第2通信装置は、前記第2検出手段により前
記第1トーン信号から前記第1通信装置が使用できる前
記プロトコルの全ての種別を識別し、前記第1通信装置
が使用できる前記プロトコルの全ての種別の中から、前
記第1通信装置と前記第2通信装置とで使用する前記プ
ロトコルの一つの種別を選択し、選択された前記プロト
コルの種別に対応した前記トーン信号を、第2トーン信
号として前記第2送出手段により前記第1通信装置に送
出し、前記第2トーン信号を受信した前記第1通信装置
は、前記第1検出手段により前記第2トーン信号から前
記第1通信装置と前記第2通信装置とで使用する前記プ
ロトコルの種別を識別することにより、前記第1通信装
置と前記第2通信装置とで使用するプロトコルの種別を
決定することを特徴とする。
【0009】また、前記第1トーン信号を受信した前記
第2通信装置は、前記第2検出手段により前記第1トー
ン信号を識別した結果、前記第1通信装置が使用できる
前記プロトコルの全ての種別の中に、前記第1通信装置
と前記第2通信装置とで使用できる前記プロトコルの種
別がないときは、前記第1通信装置と前記第2通信装置
の接続を切断することを特徴とする。また、前記トーン
信号が単一周波数からなることを特徴とする。また、前
記プロトコルがCCITTのVシリーズ勧告であること
を特徴とする。
【0010】このような構成を有する本発明のプロトコ
ル決定方式では、第1通信装置と第2通信装置との間で
データ通信する場合において、第1通信装置と第2通信
装置とで使用するプロトコル(例えばCCITTのVシ
リーズ勧告のプロトコル)の種別を決定する。第1通信
装置と第2通信装置とが接続されると、先ず、第1通信
装置において、単一周波数からなる第1トーン信号を第
1送出手段で第2通信装置に送出することにより、第1
通信装置が使用できるプロトコルの全ての種別を第2通
信装置に通知する。
【0011】第2通信装置においては、第1通信装置か
らの第1トーン信号を受信すると、第2検出手段により
第1トーン信号から第1通信装置が使用できるプロトコ
ルの全ての種別を識別する。識別されたプロトコルの全
ての種別の中に第2通信装置が使用できるプロトコルの
種別がある場合には、第1通信装置と第2通信装置とが
共通して使用できるプロトコルの種別を、第1通信装置
と第2通信装置とで使用するプロトコルの一つの種別と
して選択する。
【0012】選択されたプロトコルの種別を表わした単
一周波数からなる第2トーン信号を、第2送出手段で第
1通信装置に送出することにより、第1通信装置と第2
通信装置とで使用するプロトコルの一つの種別を第1通
信装置に通知する。識別されたプロトコルの全ての種別
の中に第2通信装置が使用できるプロトコルの種別がな
い場合には、第1通信装置と第2通信装置とで使用でき
るプロトコルの種別がないので、第1通信装置と第2通
信装置の接続を切断する。
【0013】一方、第1通信装置においては、第2通信
装置からの第2トーン信号を受信すると、第1検出手段
により第2トーン信号から第1通信装置と第2通信装置
とで使用するプロトコルの種別を識別する。以上より、
第1通信装置と第2通信装置とで使用するプロトコルの
種別が決定される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。図1に、本発明のプロトコル決
定方式を実施する通信装置1のブロック図を示す。第1
通信装置または第2通信装置である通信装置1は、CP
U10と、記憶装置11と、モデム12と、第1送出手
段または第2送出手段であるトーン信号送出装置13
と、第1検出手段または第2検出手段であるトーン信号
検出装置14と、電話用網制御装置(以下、「NCU」
という)14とを有し、既存のアナログ電話網等の通信
ネットワーク20に接続されている。尚、通信ネットワ
ーク20には、図示しない多数の通信装置1が接続され
ている。
【0015】CPU10は、通信装置1の全体を制御す
るものであり、記憶装置11に記憶されている制御プロ
グラムを読み取って、後述する図2、4に示す処理を実
行するものである。モデム12は、通信ネットワーク2
0を経由してデータ通信を行うために、データの変調と
復調を行うものである。トーン信号送出装置13はトー
ン信号を送出するものであり、また、トーン信号検出装
置14はトーン信号を検出するものである。尚、トーン
信号送出装置13とトーン信号検出装置14は、トーン
信号送出装置13とトーン信号検出装置14の機能を有
するLSIをモデム12が備えることにより、省略して
もよい。NCU14は、オンフック・オフフック制御や
ダイヤル制御等を行って、通信装置1を通信ネットワー
ク20に接続するものである。
【0016】次に、本発明のプロトコル決定方式の具体
例について、図2を用いて説明する。図2は、プロトコ
ル決定方式の一例を示したフローチャート図である。こ
こでは、発呼側および被呼側の通信装置1はプロトコル
の種別Aのみを使用できるものとする。先ず、発呼側の
通信装置1(以下、単に「発呼側」という)において
は、NCU15により被呼側の通信装置1(以下、単に
「被呼側」という)と通信ネットワーク20を介して接
続し、ステップ(以下、「S」という)10で、トーン
信号送出装置13によりコーリングトーン(CNG信
号)を被呼側に送出し、後述するS20において被呼側
が送出した被呼端末識別信号(CED信号)を受信する
ことにより、被呼側が非音声端末であることを確認す
る。
【0017】一方、被呼側においては、S20で、コー
リングトーン(CNG信号)を受信したか否かを判断し
ており、コーリングトーン(CNG信号)を受信した場
合には(S20;Yes)、発呼側が非音声端末である
ことを確認するとともに、トーン信号送出装置13によ
り被呼端末識別信号(CED信号)を発呼側に送出して
S21に進む。コーリングトーン(CNG信号)を受信
しない場合には(S20;No)S20に戻って、コー
リングトーン(CNG信号)を受信するまで待機する。
【0018】被呼端末識別信号(CED信号)を受信し
た発呼側は、S11で、発呼側が使用できるプロトコル
の全ての種別を表わした第1トーン信号である2000
Hzの単一周波数音を、トーン信号送出装置13により
特定の時間(例えば、1秒間)で被呼側に送出する。こ
こでは、2000Hzである第1トーン信号は、プロト
コルの種別Aのみを表わしている。一方、被呼側におい
ては、S21で、プロトコルの種別A(被呼側が使用で
きるもの)を表わした2000Hzの第1トーン信号を
受信したか否かをトーン信号検出装置14により検出し
ており、2000Hzの第1トーン信号を受信した場合
には(S21;Yes)S22に進み、発呼側と被呼側
とで使用するプロトコルの一つの種別を表わした第2ト
ーン信号である1000Hzの単一周波数音を、トーン
信号送出装置13により特定の時間(例えば、1秒間)
で発呼側に送出する。ここでは、1000Hzである第
2トーン信号は、プロトコルの種別Aのみを表わしてい
る。
【0019】2000Hzの第1トーン信号を受信しな
い場合には(S21;No)S23に進み、コーリング
トーン(CNG信号)を受信して特定の時間(例えば、
3秒間)が経過したか否かを判断している。コーリング
トーン(CNG信号)を受信して特定の時間(例えば、
3秒間)が経過した場合には(S23;Yes)S25
に進み、NCU15により発呼側との接続回線を切断す
る。以上より、発呼側と被呼側とで使用するプロトコル
の種別がないときに、発呼側と被呼側の接続を切断する
ことができる。コーリングトーン(CNG信号)を受信
して特定の時間(例えば、3秒間)が経過しない場合に
は(S23;No)S21に戻り、プロトコルの種別A
(被呼側が使用できるもの)を表わした2000Hzの
第1トーン信号を受信したか否かをトーン信号検出装置
14により検出することを繰り返す。
【0020】第1トーン信号である2000Hzの単一
周波数音を送出した発呼側は、S12で、プロトコルの
種別A(発呼側が使用できるもの)を表わした1000
Hzの第2トーン信号を受信したか否かをトーン信号検
出装置14により検出しており、1000Hzの第2ト
ーン信号を受信した場合には(S12;Yes)、発呼
側と被呼側とで使用するプロトコルが種別Aであること
が確認され、S13に進んで、被呼側とのデータ転送に
よる情報の送信・受信を、プロトコルの種別Aに従って
行う。データ転送が終了した後は、S15に進んでNC
U15により被呼側との接続回線を切断する。1000
Hzの第2トーン信号を受信しない場合には(S12;
No)S14に進み、第1トーン信号である2000H
zの単一周波数音を送出して特定の時間(例えば、3秒
間)が経過したか否かを判断している。
【0021】第1トーン信号である2000Hzの単一
周波数音を送出して特定の時間(例えば、3秒間)が経
過した場合には(S14;Yes)S15に進み、NC
U15により被呼側との接続回線を切断する。以上よ
り、発呼側と被呼側とで使用するプロトコルの種別がな
いときに、発呼側と被呼側の接続を切断することができ
る。第1トーン信号である2000Hzの単一周波数音
を送出して特定の時間(例えば、3秒間)が経過しない
場合には(S14;No)S12に戻り、プロトコルの
種別A(発呼側が使用できるもの)を表わした1000
Hzの第2トーン信号を受信したか否かをトーン信号検
出装置14により検出することを繰り返す。
【0022】一方、被呼側においては、S22で、第2
トーン信号である1000Hzの単一周波数音を送出す
ることにより、発呼側と被呼側とで使用するプロトコル
が種別Aであることを発呼側に知らせ、S24に進ん
で、発呼側とのデータ転送による情報の送信・受信を、
プロトコルの種別Aに従って行う。データ転送が終了し
た後は、S25に進んでNCU15により発呼側との接
続回線を切断する。
【0023】次に、第1通信装置である多数の通信装置
1A、1B、1C、・・・、1M、1Nと、第2通信装
置であるホスト側通信装置2との間における、本発明の
プロトコル決定方式について、図3、4を用いて説明す
る。図3は、通信装置1A、1B、1C、・・・、1
M、1Nとホスト側通信装置2のシステムを表わす図で
ある。通信装置1A、1B、1C、・・・、1M、1N
とホスト側通信装置2には、図1に示す通信装置1と同
様に、CPU10と、記憶装置11と、モデム12と、
第1送出手段または第2送出手段であるトーン信号送出
装置13と、第1検出手段または第2検出手段であるト
ーン信号検出装置14と、電話用網制御装置(以下、
「NCU」という)14とを有し、既存のアナログ電話
網等の通信ネットワーク20に接続されている。
【0024】ここでは、発呼側である通信装置1Aはプ
ロトコルの種別Aのみを使用できるものとする。また、
発呼側である通信装置1Bはプロトコルの種別Bのみを
使用できるものとし、発呼側である通信装置1Cはプロ
トコルの種別Cのみを使用できるものとする。さらに、
発呼側である通信装置1Mはプロトコルの種別B、Cを
使用できるものとし、発呼側である通信装置1Nはプロ
トコルの種別A、B、Cを使用できるものとする。ま
た、被呼側のホスト側通信装置2はプロトコルの種別
A、B、Cを使用できるものとする。尚、説明の便宜
上、プロトコルは種別A、B、Cの順で優れており、ま
た、互いに対応できないものとする。
【0025】次に、本実施例のプロトコル決定方式につ
いて、図4を用いて説明する。図4は、プロトコル決定
方式の一例を示したホスト側通信装置2のフローチャー
ト図である。尚、図2に示す被呼側のフローチャート図
と共通・類似するところが多いので、共通するステップ
については同じステップ番号を使用し、類似するステッ
プについては同じステップ番号にアルファベット文字を
添付して使用している。
【0026】また、発呼側の通信装置1A、1B、1
C、・・・、1M、1Nのフローチャート図は、図2に
示す発呼側のフローチャート図と、S11、12を除い
て同様であるので、省略している。S11、12につい
ては、通信装置1Aはプロトコルの種別Aのみを使用で
きるので、S11において、プロトコルの種別Aを表わ
した2000Hzの第1トーン信号を送出し、S12に
おいて、プロトコルの種別Aを表わした1000Hzの
第2トーン信号を検出している。また、通信装置1Bは
プロトコルの種別Bのみを使用できるので、S11にお
いて、プロトコルの種別Bを表わした2200Hzの第
1トーン信号を送出し、S12において、プロトコルの
種別Bを表わした1200Hzの第2トーン信号を検出
している。通信装置1Cはプロトコルの種別Cのみを使
用できるので、S11において、プロトコルの種別Cを
表わした2400Hzの第1トーン信号を送出し、S1
2において、プロトコルの種別Cを表わした1400H
zの第2トーン信号を検出している。
【0027】さらに、通信装置1Mはプロトコルの種別
B、Cを使用できるので、ホスト側通信装置2とのデー
タ通信においては、S11で、より優れたプロトコルの
種別Bを表わした2200Hzの第1トーン信号を送出
し、S12で、より優れたプロトコルの種別Bを表わし
た1200Hzの第2トーン信号を検出している。ま
た、通信装置1Nはプロトコルの種別A、B、Cを使用
できるので、ホスト側通信装置2とのデータ通信におい
ては、S11で、より優れたプロトコルの種別Aを表わ
した2000Hzの第1トーン信号を送出し、S12
で、より優れたプロトコルの種別Aを表わした1000
Hzの第2トーン信号を検出している。
【0028】図3に示す被呼側のホスト側通信装置2で
は、S20で、コーリングトーン(CNG信号)を受信
したか否かを判断しており、コーリングトーン(CNG
信号)を受信した場合には(S20;Yes)、発呼側
が非音声端末であることを確認するとともに、トーン信
号送出装置13により被呼端末識別信号(CED信号)
を発呼側に送出してS21に進む。コーリングトーン
(CNG信号)を受信しない場合には(S20;No)
S20に戻って、コーリングトーン(CNG信号)を受
信するまで待機する。
【0029】S21Aでは、プロトコルの種別Aを表わ
した2000Hzの第1トーン信号を受信したか否かを
トーン信号検出装置14により検出しており、2000
Hzの第1トーン信号を受信した場合には(S21A;
Yes)S22Aに進み、発呼側と被呼側とで使用する
プロトコルの一つの種別を表わした第2トーン信号であ
る1000Hzの単一周波数音を、トーン信号送出装置
13により特定の時間(例えば、1秒間)で発呼側に送
出する。発呼側が通信装置1A、1Nのときに行なわれ
る動作であり、発呼側と被呼側とで使用するプロトコル
は種別Aである。
【0030】2000Hzの第1トーン信号を受信しな
い場合には(S21A;No)S21Bに進み、プロト
コルの種別Bを表わした2200Hzの第1トーン信号
を受信したか否かをトーン信号検出装置14により検出
しており、2200Hzの第1トーン信号を受信した場
合には(S21B;Yes)S22Bに進み、発呼側と
被呼側とで使用するプロトコルの一つの種別を表わした
第2トーン信号である1200Hzの単一周波数音を、
トーン信号送出装置13により特定の時間(例えば、1
秒間)で発呼側に送出する。発呼側が通信装置1B、1
Mのときに行なわれる動作であり、発呼側と被呼側とで
使用するプロトコルは種別Bである。
【0031】2200Hzの第1トーン信号を受信しな
い場合には(S21B;No)S21Cに進み、プロト
コルの種別Cを表わした2400Hzの第1トーン信号
を受信したか否かをトーン信号検出装置14により検出
しており、2400Hzの第1トーン信号を受信した場
合には(S21C;Yes)S22Cに進み、発呼側と
被呼側とで使用するプロトコルの一つの種別を表わした
第2トーン信号である1400Hzの単一周波数音を、
トーン信号送出装置13により特定の時間(例えば、1
秒間)で発呼側に送出する。発呼側が通信装置1Cのと
きに行なわれる動作であり、発呼側と被呼側とで使用す
るプロトコルは種別Cである。
【0032】2200Hzの第1トーン信号を受信しな
い場合には(S21C;No)S23に進み、コーリン
グトーン(CNG信号)を受信して特定の時間(例え
ば、3秒間)が経過したか否かを判断している。コーリ
ングトーン(CNG信号)を受信して特定の時間(例え
ば、3秒間)が経過した場合には(S23;Yes)S
25に進み、NCU15により発呼側との接続回線を切
断する。以上より、通信装置1A、1B、1C、・・
・、1M、1Nとホスト側通信装置2とで使用するプロ
トコルの種別がないときに、通信装置1A、1B、1
C、・・・、1M、1Nとホスト側通信装置2の接続を
切断することができる。コーリングトーン(CNG信
号)を受信して特定の時間(例えば、3秒間)が経過し
ない場合には(S23;No)S21A、S21B、S
21Cに戻り、上述した判断を繰り返す。
【0033】以上より、第1トーン信号を受信した被呼
側のホスト側通信装置2は、S21A、S21B、S2
1Cにおいて、トーン信号検出装置14により第1トー
ン信号から、発呼側の通信装置1A、1B、1C、・・
・、1M、1Nが使用できるプロトコルの全ての種別を
識別し、かかるプロトコルの種別の中から、通信装置1
A、1B、1C、・・・、1M、1Nとホスト側通信装
置2とで使用するプロトコルの一つの種別を選択し、S
22A、S22B、S22Cにおいて、選択されたプロ
トコルの種別に対応した第2トーン信号を、トーン信号
送出装置13により発呼側の通信装置1A、1B、1
C、・・・、1M、1Nに送出することができる。
【0034】S22Aにおいて、第2トーン信号である
1000Hzの単一周波数音を送出することにより、発
呼側と被呼側とで使用するプロトコルが種別Aであるこ
とを発呼側に知らせた場合は、S24Aに進んで、プロ
トコルの種別Aに従って発呼側とのデータ転送による情
報の送信・受信を行う。データ転送が終了した後は、S
25に進んでNCU15により発呼側との接続回線を切
断する。
【0035】また、S22Bにおいて、第2トーン信号
である1200Hzの単一周波数音を送出することによ
り、発呼側と被呼側とで使用するプロトコルが種別Bで
あることを発呼側に知らせた場合は、S24Bに進ん
で、プロトコルの種別Bに従って発呼側とのデータ転送
による情報の送信・受信を行う。データ転送が終了した
後は、S25に進んでNCU15により発呼側との接続
回線を切断する。
【0036】さらに、S22Cにおいて、第2トーン信
号である1400Hzの単一周波数音を送出することに
より、発呼側と被呼側とで使用するプロトコルが種別C
であることを発呼側に知らせた場合は、S24Cに進ん
で、プロトコルの種別Cに従って発呼側とのデータ転送
による情報の送信・受信を行う。データ転送が終了した
後は、S25に進んでNCU15により発呼側との接続
回線を切断する。
【0037】以上詳細に説明したように、単一周波数信
号である第1トーン信号の発呼側による送出(S11)
と、単一周波数信号である第2トーン信号の被呼側によ
る送出(S22、S22A、S22B、S22C)の簡
易な方法により、発呼側と被呼側との間で使用するプロ
トコルの種別を早期に決定することができるとともに、
発呼側と被呼側との間で使用できるプロトコルの種別が
ないときは、発呼側においては、第1トーン信号を送信
して特定の時間が経過した後に(S14;Yes)、被
呼側との接続回線を切断し(S15)、被呼側において
は、コーリングトーン(CNG信号)を受信して特定の
時間が経過した後に(S23;Yes)、発呼側との接
続回線を切断するので(S25)、発呼側と被呼側との
接続を早期に切断するプロトコル決定方式を提供するこ
とができる。
【0038】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、上記実施の形態の第1トーン信号
は、2000Hz、2200Hz、2400Hzの単一
周波数であったが、種々の単一周波数を組み合わせた信
号を用いてもよい。同様に、第2トーン信号は、100
0Hz、1200Hz、1400Hzの単一周波数であ
ったが、種々の単一周波数を組み合わせた信号を用いて
もよい。
【0039】また、かかる第1トーン信号は、結果的に
は発呼側が使用できるプロトコルの一つの種別を表わし
ていたが、かかる単一周波数を組み合わせた信号を第1
トーン信号に用いることにより、発呼側が使用できるプ
ロトコルの全ての種別を表わしてもよい。このとき、S
21A、S21B、S21Cにおいては、単一周波数を
組み合わせた第1トーン信号の中で、先に送出された単
一周波数の順に検出する。
【0040】また、発呼側は第1トーン信号を送出した
後に第2トーン信号を検出し(図2におけるS11以降
の動作)、被呼側は第1トーン信号を検出した後に第2
トーン信号を送出していたが(図2におけるS21以降
の動作と、図4におけるS21A以降の動作)、CCI
TTの勧告T.30のフェーズAに相当するS10、S
20以外の動作については、発呼側と被呼側の動作を入
れ替えてもよい。
【0041】さらに、プロトコルは種別A、B、Cの順
で優れており、互換性はないものとしたが、プロトコル
の種別Aがプロトコルの種別B、Cに対応可能であり、
プロトコルの種別Bがプロトコルの種別Cに対応可能で
ある場合(例えば、CCITTのVシリーズ勧告)でも
よい。上述した変更においても、発呼側と被呼側との間
で使用するプロトコルの種別を早期に決定することがで
きるとともに、発呼側と被呼側との接続を早期に切断す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本実施の形態のプロトコル決定方式では、単一周波
数信号である第1トーン信号の発呼側による送出と、単
一周波数信号である第2トーン信号の被呼側による送出
の簡易な方法により、発呼側と被呼側との間で使用する
プロトコルの種別を早期に決定することができるととも
に、発呼側と被呼側との間で使用できるプロトコルの種
別がないときは、発呼側においては、第1トーン信号を
送信して特定の時間が経過した後に、被呼側との接続回
線を切断し、被呼側においては、コーリングトーン(C
NG信号)を受信して特定の時間が経過した後に、発呼
側との接続回線を切断するので、発呼側と被呼側との接
続を早期に切断するプロトコル決定方式を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信装置のブロック図を示す。
【図2】プロトコル決定方式の一例を示したフローチャ
ート図である。
【図3】通信装置とホスト側通信装置のシステムを表わ
す図である。
【図4】プロトコル決定方式の一例を示したホスト側通
信装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 通信装置 2 ホスト側通信装置 13 トーン信号送出装置 14 トーン信号検出装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーン信号を送出する第1送出手段及び
    トーン信号を検出する第1検出手段を有する第1通信装
    置と、トーン信号を送出する第2送出手段及びトーン信
    号を検出する第2検出手段を有する第2通信装置との間
    で使用するプロトコルの種別を決定するプロトコル決定
    方式において、 前記第1通信装置は、前記第2通信装置と接続した後
    に、前記第1通信装置が使用できる前記プロトコルの全
    ての種別を表わした前記トーン信号を、第1トーン信号
    として前記第1送出手段により前記第2通信装置に送出
    し、 前記第1トーン信号を受信した前記第2通信装置は、前
    記第2検出手段により前記第1トーン信号から前記第1
    通信装置が使用できる前記プロトコルの全ての種別を識
    別し、前記第1通信装置が使用できる前記プロトコルの
    全ての種別の中から、前記第1通信装置と前記第2通信
    装置とで使用する前記プロトコルの一つの種別を選択
    し、選択された前記プロトコルの種別に対応した前記ト
    ーン信号を、第2トーン信号として前記第2送出手段に
    より前記第1通信装置に送出し、 前記第2トーン信号を受信した前記第1通信装置は、前
    記第1検出手段により前記第2トーン信号から前記第1
    通信装置と前記第2通信装置とで使用する前記プロトコ
    ルの種別を識別することにより、前記第1通信装置と前
    記第2通信装置との間で使用するプロトコルの種別を決
    定することを特徴とするプロトコル決定方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するプロトコル決定方式
    において、 前記第1トーン信号を受信した前記第2通信装置は、前
    記第2検出手段により前記第1トーン信号を識別した結
    果、前記第1通信装置が使用できる前記プロトコルの全
    ての種別の中に、前記第1通信装置と前記第2通信装置
    とで使用できる前記プロトコルの種別がないときは、前
    記第1通信装置と前記第2通信装置との間の接続を切断
    することを特徴とするプロトコル決定方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載するプロトコル
    決定方式において、 前記トーン信号が単一周波数からなることを特徴とする
    プロトコル決定方式。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のいずれか一つに
    記載するプロトコル決定方式において、 前記プロトコルがCCITTのVシリーズ勧告であるこ
    とを特徴とするプロトコル決定方式。
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