JPH09134960A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH09134960A
JPH09134960A JP8251796A JP25179696A JPH09134960A JP H09134960 A JPH09134960 A JP H09134960A JP 8251796 A JP8251796 A JP 8251796A JP 25179696 A JP25179696 A JP 25179696A JP H09134960 A JPH09134960 A JP H09134960A
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JP
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film
polysilicon
oxide
dielectric film
spacer dielectric
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JP8251796A
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English (en)
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Bernhard Poschenrieder
ポーシェンリーダー ベルンハルト
Virinder Grewal
グルーウォル ヴィリンダー
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/28Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 犠牲ポリシリコン型込め植込ボルトを利用す
る、半導体装置の自動調心重なりビットライン接点の製
造方法を提供する。 【解決手段】 最初にスペーサー誘電体フィルム上に犠
牲ポリシリコンを堆積させ、その後ポリシリコンをパタ
ーン化する。ポリシリコンフィルムは、ビットライン接
点植込ボルト用犠牲型込めである。さらに、ポリシリコ
ン上にミドル・オブ・ライン(MOL)酸化物を堆積
し、MOL酸化物を化学・機械的研磨(CMP)により
平坦化する。その後、ポリシリコンをエッチングし、ス
ペーサ誘電体フィルムをエッチングして自動調心ビット
ライン接点を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、半導体装
置、詳言すれば犠牲ポリシリコン型込め植込ボルト(s
acrificial polisilicon fi
ll−in stud)を利用して、半導体装置の自動
調心重なりビットライン接点を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ユニットセルにより占有される
面積(たとえばチップの実際の状態)は、半導体装置の
集積が増加すると減少する。こうして、セルによって占
有される面積を減少するためには、ワードラインおよび
ビットラインの幅およびワードラインおよびビットライ
ンの間の間隔を減少しなければならない。高度に集積さ
れた装置においては、最大許容しうる行間隔は非常に小
さく、これが直接接点法(direct contac
t methods)を使用するビットライン接点また
は記憶ノード用接点の製造方法を比較的困難にする。
【0003】その結果、自動調心接点法は、代表的に慣
例方法において使用される。しかし、慣例方法における
エッチング法は困難になる。それというのもアスペクト
比は、装置の集積が増加すると劇的に増加するからであ
る。
【0004】殊に、自動調心接点法においては、ビット
ライン接点は代表的に、スペーサを有するゲートスタッ
ク上にその周りに絶縁スペーサ窒化物およびミドル・オ
ブ・ライン(middle−of−line;MOL)
酸化物を堆積することによって構成される。
【0005】通常の方法においては、これら2つの層を
独立にエッチングしなければならない。その結果、酸化
物アンダーエッチは湿式エッチングの間に対処するかま
たは不十分な酸化物:窒化物選択度は反応性イオンエッ
チング(RIE)の間に対処しなければならない。かか
る独立エッチングは不十分でありかつ下記に討論するよ
うな欠点を有する。
【0006】たとえば、非常に小さい寸法(たとえば
0.25μm groundrule256−Mbit
DRAM)を有する動的ランダムアクセスメモリ(D
RAM)装置においては、シリコンバルクへの接点(た
とえばビットライン接点)が、2つのワードラインの間
に重なり接点として配置される。明らかに、ワードライ
ンを構成するゲートポリシリコンおよびビットライン接
点の間に絶縁フィルムが位置決めされる。
【0007】屡々絶縁フィルムがワードラインとビット
ラインとの間に短絡を惹起する“漏れ(leaks)”
を有する(たとえばそれに破損または“細い”傷を有す
る)という問題が起きる。他の問題は、屡々絶縁フィル
ムが完全にエッチングされていないで、ビットラインの
“開き(opens)”を惹起することである。
【0008】これらの問題を克服する試みにおいて、通
常の方法は代表的にスペーサゲートスタック上にSi3
4およびSiO2絶縁層を堆積することによりビットラ
イン接点を構成する。その後、これら絶縁層のマスクド
エッチングが、ビットライン接点が支持される区域にお
いて行われる。通常、比較的薄いミドル・オブ・ライン
(MOL)酸化物層が、比較的薄い窒化物層上のストッ
プを用いて湿式エッチングされる。異方性の理由で、M
OL酸化物は窒化物に対し選択的に乾式エッチングすべ
きである。二番目のエッチングにおいては、窒化物がス
ペーサエッチングされる。最後に、接点孔がポリシリコ
ンまたは他の導電層(たとえばW)で充填される。
【0009】殊に酸化物層の選択的乾式エッチングの
間、下方にある窒化物層が、臨界位置において貫通エッ
チングされる。こうして、ゲートポリシリコンは開放状
態になり、ビットライン接点ポリシリコンが引続き直接
これら特定のスポット上に堆積される。
【0010】その結果、上述したように、ワードライン
とビットラインとの間に短絡が起きる。これらエッチス
ルースポットを避けるためにエッチング時間を短縮する
と、比較的厚い残留酸化物フィルムの危険が存在する。
こうして、次のエッチング工程において、窒化物層をス
ルーエッチングすることができず、こうしてビットライ
ンの開きが生じる。こうして、SiNエッチストップ
(etch stop)法は不利である。
【0011】慣用技術の他の問題は、スペーサ誘電体フ
ィルムとして使用される窒化ケイ素(Si34)が水素
(H2)に対する拡散障壁として働くことである。水素
は界面状態およびトラップを飽和することができる。こ
れら界面状態が飽和されると、チップはより安定であ
り、高いデータ安全性を有する。こうして、窒化ケイ素
により設けられるような拡散障壁は望ましくない。さら
に、スペーサ誘電体フィルムとして使用される窒化ケイ
素(Si34)は高い機械的応力を示す。この高い機械
的応力がひび割れおよび転位を生じる。転位はチップの
安定度を低下し、保持時間を減少する。
【0012】窒化ケイ素の比較的高い誘電率(たとえば
酸化ケイ素と比較して)のため、(寄生(parasi
tic))インターレベルキャパシタンス(ビットライ
ン対ビットライン(BL−BL)およびビットライン対
ワードライン(BL−WL))は、窒化ケイ素に対して
は比較的高い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、慣用法の上記の問題を克服することである。
【0014】本発明のもう1つの目的は、犠牲ポリシリ
コン型込め植込ボルトを使用する、半導体装置の自動調
心重なりビットライン接点の製造方法を提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様によ
れば、半導体装置の製造方法は、ゲート材料上にスペー
サ誘電体フィルムを堆積する工程;スペーサ誘電体上に
犠牲ポリシリコンフィルムを堆積する工程;ポリシリコ
ンフィルムをパターン化する工程;ポリシリコンフィル
ム上に酸化物を堆積する工程;酸化物を平坦化する(p
lanarizing)工程;およびポリシリコンフィ
ルムを除去して半導体装置を形成する工程を包含する。
【0016】本発明の第二の態様によれば、スペーサ半
導体フィルム上に犠牲ポリシリコンを堆積する工程;ポ
リシリコンをパターン化する工程、ポリシリコンフィル
ムはビットライン接点植込ボルトに対する犠牲型込め
(sacrificial fill−in)である;
ポリシリコン上にミドル・オブ・ライン(MOL)酸化
物を堆積する工程;化学・機械的研磨(CMP)による
MOL酸化物を平坦化する工程;ポリシリコンをエッチ
ングする工程;およびスペーサ誘電体フィルムをエッチ
ングして自動調心ビットライン接点を形成する工程を包
含する、自動調心重なりビットビットライン接点の製造
方法が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明方法は、犠牲ポリシリコン
型込め植込ボルトを形成するために、異方性の高度に選
択性のポリシリコンを用いて作業する。MOL酸化物堆
積および平坦化後、植込ボルトを背面エッチングし、接
点孔をスペーサエッチングする。最後に、接点孔をポリ
シリコンまたは他の導電層(たとえばW)で充填する。
【0018】かかる処理はワードライン・ビットライン
短絡およびビットラインの開きの確率を最小にし、これ
により装置の処理効率および信頼性が増加する。
【0019】応力挙動を改善するためおよびワードライ
ン・ビットライン容量を低下するために、スペーサ材料
として窒化物の代わりに酸化物が使用される。
【0020】こうして、本発明では、ミドル・オブ・ラ
イン(MOL)酸化物を充填する前に、使捨ての(di
sposable)植込ボルトを形成する。次に、MO
L絶縁体を堆積し、平坦化して植込ボルトを露出する。
植込ボルトを除去し、基板に対する最終的接点エッチン
グを行う。その後、植込ボルトを再充填する。かかる本
発明による方法を用いると、SiO2のSi34への選
択的エッチングを省略することができる。
【0021】さらに、ビットライン接点は実際に自動調
心されている。各エッチは、慣用法によるSiNエッチ
ストップ法に比べて比較的簡単である。こうして、犠牲
ポリシリコン型込めの使用は、絶縁スペーサ誘電体フィ
ルム層を介する接点孔の制御を助ける。
【0022】さらに、本発明においては、酸化ケイ素は
スペーサ誘電体フィルムとして使用され、慣用技術にお
いて窒化ケイ素が行うような水素(H2)に対する拡散
障壁としては役立たない。従って、水素は界面状態およ
びトラップを飽和することができ、チップはより安定で
かつ高いデータ安全性を有する。
【0023】さらに、スペーサ誘電体フィルムとして使
用される酸化ケイ素は窒化ケイ素よりも小さい機械的応
力を示し、これによりひび割れおよび転位を回避し、チ
ップの安定性を保存しかつ保持時間を増加する。
【0024】付加的に、酸化ケイ素の比較的低い誘電率
(たとえば窒化ケイ素と比較して)のため、(寄生)イ
ンターレベルキャパシタンス(ビットライン対ビットラ
イン(BL−BL)およびビットライン対ワードライン
(BL−WL))は酸化ケイ素に対しては、慣用の技術
および構造における窒化ケイ素と比較して低くなる。
【0025】前出の目的および他の目的、態様および利
点は、図に関する本発明のすぐれた実施態様に関する詳
細な記載から良好に理解される。
【0026】図は、本発明による半導体装置の製造方
法、詳言すれば犠牲ポリシリコン型込め植込ボルトを有
する自動調心接点の製造方法を工程順に断面図で示す。
【0027】
【実施例】図、詳言すれば図1〜9に関し、本発明によ
る1実施態様が示されている。本発明の詳細な討論に先
立ち、一般に慣用法においてはビットライン接点はMO
L絶縁体中に孔を最初のエッチングにより形成し、次い
でスペーサライナをエッチングすることによって製造す
るが、本発明方法は最初に犠牲ポリシリコンフィルムを
堆積することを特筆する。
【0028】下記に討論するように、このポリシリコン
フィルムはパターン化され、ビットライン接点植込ボル
ト用の犠牲型込めとして働く。犠牲ポリシリコン植込ボ
ルトをパターン化した後、MOL酸化物を堆積し、平坦
化する。その後、犠牲ポリシリコンをエッチング除去
し、ブランケットスペーサエッチングを行う。本発明方
法の終わりに、自動調心ビットライン接点に所望材料
(たとえば未ドーピングまたはドーピングしたSi,
W)を堆積することができる。本発明方法を下記に詳述
する。
【0029】図1につき、本発明方法を詳説する。
【0030】図1に示したように、本発明方法の第1工
程は、先にゲートポリシリコン上に堆積しているゲート
マスク2上にスペーサ誘電体フィルムを堆積することで
ある。スペーサ誘電体フィルムは好ましくはSiO2
あるが、SiO2の代わりにSi34を使用することも
できる。しかし、SiO2が好ましい材料である。誘電
体フィルム3は、好ましくは化学蒸着(CVD)により
堆積される。
【0031】スペーサ誘電体フィルム3の好ましい厚さ
は、実質的に10nm〜40nm(総括して)であり、
最も好ましい厚さは約20nmである。代表的に、ゲー
トマスクの厚さは約100nm〜200nmであり,ゲ
ートポリシロキサン1の厚さは約100nm〜200n
mである。
【0032】操作特性に関するかかる厚さの重要性は、
2つのフィルムが薄いほど、寄生キャパシタンス(たと
えばビットライン対ビットラインおよびビットライン対
ワードライン)は低いことである。ポリシロキサン(お
よびできるだけそれに加えて“polycide”を形
成する金属ケイ化物)が厚いほど、チップは堅牢にな
る、それというのも線面積が大きいほど、その抵抗率は
低くなり、こうして線は堅牢になるからである。
【0033】一般に、ポリシリコン(およびできるだけ
それに加えて“polycide”を形成する金属ケイ
化物)は1番目に堆積させねばならず、マスク(好まし
くは酸化ケイ素)は2番目に堆積させるべきであり、ス
ペーサー誘電体フィルムは3番目に堆積させるべきであ
る。ゲートポリシリコン1は、金属酸化物半導体(MO
S)トランジスタを形成するために、ゲート酸化物上に
堆積するように指示されている。
【0034】図2は、スペーサー誘電体フィルム3上に
犠牲ポリシリコン層4を(好ましくは低圧化学蒸着(L
PCVD)により)堆積させる方法の第2工程を図示す
る。ポリシリコンフィルムの好ましい厚さは、約400
nmである。
【0035】図3に示したように、ポリシリコンフィル
ム4はパターン化される。フィルム4は、ビットライン
接点植込ボルト用犠牲型込めとして役立つ。パターン化
は好ましくは、設計者の要求および拘束(design
ers requirements and cons
traints)による、公知接触リソグラフィー技術
(contact lithography tech
niques)によって行われる。
【0036】たとえば図3において、パターン化は最初
にホトレジスト5を堆積させることによって行われる。
ホトレジストは、DUVタイプまたは類似物、感光性ポ
リイミドまたは類似物であってもよい。
【0037】ホトレジスト5の堆積後、犠牲ポリシリコ
ンフィルム4の接触エッチングが図4に示したように行
われ、全体の犠牲ポリシリコンフィルム4はホトレジス
ト5を有するポリシリコンフィルム4の部分を除き背面
エッチングされる。
【0038】犠牲ポリシリコンフィルム4のパターン化
後、ホトレジスト5は、図5に示したように、適当な方
法によって除去される。こうして、パターン化されたポ
リシリコンフィルム4が残存する。
【0039】図6に示したように、犠牲ポリシリコンフ
ィルム4およびスペーサ誘電体フィルム3を包含する全
構造上にミドル・オブ・ライン酸化物層(MOL)6が
堆積される。MOL酸化物は、絶縁酸化物として役立
ち、好ましくは数100nm(たとえば好ましくは20
0〜400nm)の厚さを有する。MOL酸化物は、ド
ーピングされているか、未ドーピングであってもよく、
かつシラン(SiH4)を主成分とする化学薬品または
TEOSを主成分とする化学薬品で堆積されていてもよ
い。好ましくは、MOL酸化物6はドーピングされ、T
EOSを主成分とする化学薬品で堆積される。
【0040】図7に関し、MOL酸化物層6は、適当な
方法により、MOL酸化物の厚さが数100nm(たと
えば好ましくは200nm〜400nm)であるように
平坦化される。ゲートマスク2から上方に突出する犠牲
フィルム4の厚さは、犠牲フィルム4が薄いほど、(寄
生)インターレベルキャパシタンスが高い点で重要であ
る。しかし、フィルム5が薄いほど、ビットライン接点
中に後で充填するのが容易である(たとえば堆積のため
の低いアスペクト比)。好ましい平坦化方法は、化学・
機械的研磨(CPM)による。しかし、堆積・エッチン
グ・堆積順序の技術を含め、他の平坦化方法も使用する
ことができる。
【0041】その後、図8に示したように、犠牲ポリシ
リコンフィルム4がエッチング除去される。好ましいエ
ッチング方法は、等方性エッチング(湿式またはCD
E)である。かかる等方性エッチングの利点は、ポリ:
酸化物の比較的高い選択度である。
【0042】最後に、図9において、スペーサ誘電体フ
ィルム3のブランケットエッチングがおこなわれ、ゲー
ト側壁スペーサが形成する。
【0043】本発明方法の終わりに、自動調心ビットラ
イン接点は、接点孔中に所望材料(たとえば未ドーピン
グまたはドーピングしたポリシリコン、W)を堆積させ
ることができる。
【0044】上述したように、別の実施態様として、ス
ペーサ誘電体フィルム3は、SiO2の代わりにSi3
4から構成されていてもよい。しかし、SiO2が好まし
い材料である。
【0045】殊に、スペーサライナとしてSi34の代
わりにSiO2を使用すると、ワードライン・ビットラ
イン容量が低下し、データ安全性が改善される。酸化ケ
イ素と比較して窒化ケイ素の比較的高い誘電率のため、
(寄生)インターレベルキャパシタンス(ビットライン
対ビットライン(BL−BL)およびビットライン対ワ
ードライン(BL−WL))が、窒化ケイ素にたいして
は、酸化ケイ素と比較して高い。
【0046】こうして、酸化ケイ素が有利に使用され
る。それというのも上述したように、スペーサ誘電体フ
ィルムとして使用される窒化ケイ素(Si34)が水素
(H)に対する拡散障壁として働くからである。水素
は、界面状態およびトラップを飽和するのに有用であ
る。これらの界面状態が飽和されると、チップは一層安
定であり、高いデータ安全性を有する。こうして、窒化
ケイ素により設けられるような拡散障壁は不利である。
さらに、スペーサ誘電体フィルムとして使用される窒化
ケイ素(Si4)は高い機械的応力を示す。この高
い機械的応力がひび割れおよび転位を生じる。転位はチ
ップの安定性を小さくし、保持時間を減少する。
【0047】こうして、SiO2を使用すると、表面応
力が低下し、転位形成が減少し、従って保持時間が増加
する。実際に、スペーサ誘電体フィルムとして使用され
る窒化ケイ素は、結晶学的理由およびポリシリコンに対
する膨張係数比のため、酸化ケイ素に比べて高い機械的
応力を示す。この高い機械的応力が、ひび割れおよび転
位を生じる。
【0048】本発明の他の利点は、少ないワードライン
・ビットライン短絡および少ないビットラインの開きを
包含し、これらが広い処理ウインドウおよび大きい処理
効率および収率を生じる。付加的に、RIE処理は普通
の工具で行うことができる。高密度のプラズマ工具は必
要でなく、こうして本発明を用いると有効であまり複雑
でない方法が得られる。
【0049】さらに、本発明を用いると、ゲートマスク
の厚さを、慣用方法と比べて減少(たとえば(寄生)B
L−WLおよびBL−BLキャパシタンスを1/2低
下)することができ、これがまた処理時間および装置の
高さを減少する。本発明のもう1つの利点は、スペーサ
エッチングの間、基板はビットライン接点の範囲におい
てだけプラズマに曝される。
【0050】本発明を用いると、はるかに安定な工程の
連続が与えられかつCMPおよび犠牲植込ボルト除去
(非常に選択的な湿式エッチングが可能)が、スペーサ
形成および接点ポリシリコン堆積工程と共に、たとえば
窒化物エッチング条件に対し高度に選択的な酸化物を使
用する、ポリシリコン背面エッチング法(etch b
ack krocess)を使用する慣用方法よりも遥
かに容易に制御できる(湿式エッチングはアンダーカッ
トを生じ、乾式エッチングは小さい特徴で不十分な選択
度またはエッチストップを生じる)。
【0051】本発明の他の利点は、低い寄生キャパシタ
ンス(BL−BLおよびBL−WL)を生じる低い誘電
率を包含する。従って、トレンチを明らかに狭くエッチ
ングすることができ、これは次世代DRAMのための少
ない費用および少ない精密度のトレンチ技術を生じる。
選択的に、トレンチの深さは深いままであるが、保持時
間(およびデータ安全性)は遥かに改善される。
【0052】付加的に、低い機械的応力は少ないひび割
れおよび少ない転位を生じ、これにより高い保持時間お
よび高いデータ安全性が生じる。
【0053】本発明のもう1つの利点は、高い水素拡散
率が生じ、水素が界面状態およびトラップを飽和するの
を容易にすることである。こうして、保持時間およびデ
ータ安全性が再び向上する。
【0054】本発明は好ましい実施態様により記載した
が、当業者には、本発明は請求項の思想および範囲内で
実施することができることは明らかである。
【0055】こうして、上記に記載した堆積および背面
エッチング法に加えて、選択的成長法またはエピタキシ
ャル成長法も、かかる構造を形成するために使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゲートマスク上にスペーサ誘電体フィルムを堆
積する本発明方法の第1工程を示す断面図
【図2】スペーサ誘電体フィルム上に犠牲ポリシリコン
層を堆積する第2工程を示す断面図
【図3】ホトレジスト堆積後のポリシリコンフィルムの
パターン化工程を示す断面図
【図4】ポリシリコンフィルムの接触エッチング工程を
示す断面図
【図5】ホトレジストの除去工程を示す断面図
【図6】MOL酸化物層の堆積工程を示す断面図
【図7】MOL酸化物層の平坦化工程を示す断面
【図8】ポリシリコンフィルムのエッチング除去工程を
示す断面図
【図9】スペーサ誘電体フィルムのブランケットエッチ
ング工程を示す断面図
【符号の説明】
1 ゲートポリシリコン 2 ゲートマスク 3 スペーサ誘電体フィルム 4 ポリシリコンフィルム 5 ホトレジス 6 MOL酸化物層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/336

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート材料上にスペーサ誘電体フィルム
    を堆積する工程;該スペーサ誘電体フィルム上に犠牲ポ
    リシリコンフィルムを堆積する工程;該ポリシリコンフ
    ィルムをパターン化する工程;該ポリシリコンフィルム
    上に酸化物を堆積する工程;該酸化物を平坦化する工
    程;および該ポリシリコンフィルムを除去して半導体装
    置を形成する工程からなる、半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 酸化物を平坦化する工程が化学・機械的
    研磨(CMP)により平坦化する工程を包含する、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 エッチング工程が、少なくとも1つの湿
    式エッチング工程および乾式エッチング工程を包含す
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 スペーサ誘電体フィルムがSiO2から
    なる、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 スペーサ誘電体フィルムは10nm〜4
    0nmの範囲の間の厚さを有する、請求項1記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 スペーサ誘電体フィルムが約20nmの
    厚さを有する、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 スペーサ誘電体フィルムを堆積する工程
    が、化学蒸着(CVD)によりスペーサ誘電体フィルム
    を堆積する工程を包含する、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 ゲート材料が、ゲートポリシリコン層上
    に堆積したゲートマスクを包含し、 ゲートマスクは約100nm〜約200nmの範囲内の
    厚さを有しかつゲートポリシリコン層は約100nm〜
    約200nmの範囲内の厚さを有する、請求項1記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 犠牲ポリシリコンフィルムを堆積する工
    程が、低圧化学蒸着(LPCVD)により犠牲ポリシリ
    コンフィルムを堆積することからなる、請求項1記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 酸化物を平坦化する工程が、酸化物を
    等方性エッチングする工程を包含する、請求項1記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 さらに、スペーサ誘電体フィルムをエ
    ッチングして自動調心ビットライン接点を形成し;かつ
    該自動調心ビットライン接点に所定の材料を堆積する、
    請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 フィルム上に犠牲材料を堆積する工
    程;該材料をパターン化する工程、該材料はビットライ
    ン接点植込みボルト用の犠牲型込めであり;該材料上に
    酸化物を堆積する工程;該酸化物を平坦化する工程;お
    よび該材料および該フィルムをエッチングして自動調心
    ビットライン接点を形成する工程を包含する自動調心重
    なりビットライン接点の製造方法。
  13. 【請求項13】 該材料ががポリシリコンであり、該フ
    ィルムがスペーサ誘電体フィルムである、請求項12記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 エッチング工程が少なくとも1つの湿
    式エッチング工程および乾式エッチング工程を包含し、
    酸化物の平坦化工程が化学・機械的研磨(CMP)によ
    る平坦化工程からなる、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 スペーサ誘電体フィルムがSiO2
    よびSi34のいずれかを包含する、請求項13記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 スペーサ誘電体フィルムが10nm〜
    40nmの範囲内の厚さを有する、請求項13記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 スペーサ誘電体フィルムが約20nm
    の厚さを有する、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 フィルム上に犠牲材料を堆積する工
    程;該材料をパターン化する工程、該材料はビットライ
    ン接点植込ボルト用の犠牲型込めであり;該材料上に酸
    化物を堆積する工程;該酸化物を平坦化する工程;該材
    料をエッチングする工程;および該フィルムをエッチン
    グして自動調心ビットライン接点を形成する工程を包含
    する方法によって製造された製品。
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