JPH09134823A - 車両用変圧器 - Google Patents

車両用変圧器

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JPH09134823A
JPH09134823A JP7288997A JP28899795A JPH09134823A JP H09134823 A JPH09134823 A JP H09134823A JP 7288997 A JP7288997 A JP 7288997A JP 28899795 A JP28899795 A JP 28899795A JP H09134823 A JPH09134823 A JP H09134823A
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winding
voltage
low
transformer
iron core
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Application number
JP7288997A
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English (en)
Inventor
Ikuo Furukoshi
郁夫 古越
Toshichika Yasuda
寿親 安田
Masaharu Umeda
正晴 梅田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F27/322Insulating of coils, windings, or parts thereof the insulation forming channels for circulation of the fluid

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線中の冷却油道における絶縁油の流れをス
ムーズにして、巻線温度を平均的に抑え、小形、軽量
化、並びにコストの低廉化を達成できるようにする。 【解決手段】 鉄心22の脚部の外周に低圧巻線24
を、低圧巻線24の外周に高圧巻線25をそれぞれ巻回
すると共に、その各巻回間に冷却油道27〜30を形成
することによって中身21を構成し、この中身21を、
タンク31内に、上記冷却油道27〜30がタンク31
の底面と平行になるように配置して、冷却油道27〜3
0が絶縁油39の流れる方向に沿って直線的に形成され
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却方式を送油風冷
式とした車両用変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、新幹線等の鉄道車両は、できるだ
け速く、多くの量を輸送する要求が強くなり、ために、
車両本体及び付属機器の小形、軽量化が必要となってき
ている。その付属機器の中でも、特に重量の大きい車両
用変圧器に対しては、大容量化する一方で、大幅な小
形、軽量化の要求が強い。この車両用変圧器において
は、従来より、冷却方式に特性の良い送油風冷式を採用
しており、更に、変圧器中身がタンクに充分にフィット
するフォームフィット構造を採ることにより、小形、軽
量化を図っている。
【0003】図13はこの従来の車両用変圧器の中身1
を示している。この中身1は、積層三脚鉄心2の中央脚
部3の外周に、巻線4を配設したものである。巻線4
は、図14に示すように平角線あるいは丸線の導体を角
板状に巻回した単位コイル5と、図15に示すように冷
却油道確保のためのスペーサ6を多数貼付した絶縁板7
とを交互に積み上げて構成されており、表示しないが高
圧巻線と低圧巻線とを交互に有している。
【0004】図16は上述の中身1を収納したタンク8
を示している。このタンク8は形状を中身1の外形に合
わせており、中身1との間に冷却油道9として機能する
間隙を有するものの、該中身1と充分フィットするよう
に、その間隙をできるだけ小さくしている。中身1の巻
線4には単位コイル5の各間にそれぞれスペーサ6で確
保した冷却油道10が存している。
【0005】図17は車両用変圧器の冷却装置(送油風
冷式)を概略的に示しており、タンク8の出口部11に
電動送油ポンプ12が接続され、電動送油ポンプ12に
は送風機13を有する放熱器14が、そして、放熱器1
4にはタンク8の入口部15がそれぞれ接続されて、そ
の系路の全部(タンク8内を含む)に絶縁油(特にはシ
リコーン油)16(図16参照)が充填されている。
【0006】この構成で、電動送油ポンプ12を作動さ
せることにより、タンク8内の中身1が発した熱を帯び
た絶縁油16が、放熱器14に送られて送風機13から
吹き付けられる風により冷却され、その後にタンク8内
に送り戻されるもので、タンク8内では、中身1の巻線
4中の各冷却油道10と、タンク8と中身1との間に冷
却油道9とを、絶縁油16が図16に矢印で示すごとく
流され、中身1を冷却する。
【0007】ここで、中身1の巻線4中の各冷却油道1
0を形成したスペーサ6の配置は、冷却特性のみなら
ず、電磁機械力、及び絶縁特性をも考慮して決定するた
め、図15に示したように非常に複雑なものとなってい
る。又、絶縁油16が巻線4以外の不必要な部分に流れ
ることのないように、単位コイル5の外側及び内側には
図18及び図19に示すように断面コ字形の絶縁物1
7,18を設けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図20は中身1の巻線
4中の各冷却油道10における絶縁油16の流れを矢印
で示している。前述のように、冷却油道10について
は、スペーサ6の配置が非常に複雑であるため、絶縁油
16の流れによどみ19を生じることが避けられず、そ
の部分の伝熱が悪くなり、巻線温度が高くなる。巻線温
度は規格やそこに使用している絶縁材等の耐熱性からあ
る温度に抑えなければならないが、巻線の中で一部でも
高いところがあれば、たとえ他の部分の巻線温度が低く
ても、その高いところの温度を対象に巻線温度が抑えら
れることになり、巻線の断面積を全体に大きくせざるを
得ないなど、小形、軽量化の妨げとなっていた。更に、
絶縁板7にスペーサ6を複雑に配置する取付けや、単位
コイル5の外側及び内側への絶縁物17,18の取付け
の面倒もあり、コスト高となっていた。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、中身の巻線中の冷却油道に
おける絶縁油の流れをスムーズにして、巻線温度を平均
的に抑えることができ、小形、軽量化、並びにコストの
低廉化を所望に達成することのできる車両用変圧器を提
供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両用変圧器においては、第1に、冷却方
式を送油風冷式としたものにおいて、鉄心の脚部の外周
に低圧巻線を、低圧巻線の外周に高圧巻線をそれぞれ巻
回すると共に、その各巻回間に冷却油道を形成すること
によって中身を構成し、この中身を、タンク内に、前記
冷却油道がタンクの底面と平行になるように配置して成
ることを特徴とする。
【0011】この第1の手段によれば、中身の巻線中の
冷却油道が絶縁油の流れる方向に沿って直線的に形成さ
れるため、流体抵抗が小さくなる。この結果、絶縁油の
流れがスムーズになって、流量が多くなり、巻線の冷却
効果が全体に向上する。よって、巻線を小形化でき、そ
れに応じて、鉄心も小形化できるもので、これらによっ
て更に、発生損失の低減ができ、送油ポンプ及び放熱
器、送風機も小形化できて、総じて、車両用変圧器全体
として小形、軽量化できる。しかも、この場合、複雑な
冷却油道の形成や特別の絶縁物の取付け等も不必要にで
きる。
【0012】本発明の車両用変圧器においては、第2
に、冷却油道を、低圧巻線及び高圧巻線の各巻回間にダ
クトピースを間隔を違えて挟設することにより形成した
ことを特徴とする。この第2の手段によれば、冷却油道
の流体抵抗を、該当する部分の絶縁性と発熱量とに応じ
有効且つ適切に設定できて、結果的に同等にでき、巻線
の冷却効果を更に均一にできて、一層の小形、軽量化が
できる。
【0013】本発明の車両用変圧器においては、第3
に、低圧巻線をシート状の導体で構成したことを特徴と
する。この第3の手段によれば、冷却油道の表面が平滑
となって、絶縁油の流れを更にスムーズにできると共
に、短絡時の機械力も巻線の軸方向には出なくなって、
巻線の軸方向の支持が簡素になることから、絶縁油の巻
線入口部付近での乱れもなくなり、よって、この場合に
も、巻線の冷却効果を更に均一にできて、一層の小形、
軽量化ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1及び図2を参照して説明する。まず図2には車
両用変圧器の中身21を示している。この中身21は、
積層三脚鉄心22の中央脚部23の外周に、低圧巻線2
4を角筒状に巻回し、更に、その低圧巻線24の外周に
高圧巻線25を角筒状に巻回して単相仕様に構成してい
る。この場合、鉄心22と低圧巻線24との間、低圧巻
線24の巻回間、低圧巻線24と高圧巻線25との間、
及び高圧巻線25の巻回間には、それぞれ複数個のダク
トピース26を間隔を違えて挟み込むことにより、冷却
油道27,28,29,30を形成している。
【0015】これに対して、図1には上述の中身21を
横置き状態に収納したタンク31を示している。このタ
ンク31は形状を中身21の外形に合わせており、中身
21との間に間隔片32,33を配置する間隙を有する
ものの、中身21と充分フィットするように、その間隙
をできるだけ小さくしている。又、このタンク31の対
向する側壁の一方側(図中左側側壁)の上部には油入口
34を形成しており、他方側(図中右側側壁)の下部に
は油出口35を形成している。
【0016】タンク31内においては、横置き状態に収
納した中身21の鉄心22の継鉄部を締付けると共に鉄
心22をタンク31に固定する鉄心支持部材36を、上
述の対向する側壁の一方側と他方側の各内面に取付けて
おり、それによる支持状態で、タンク31の底面に配置
した前述の間隔片32により、中身21の高圧巻線25
とタンク31との間の絶縁をすると共に巻線重量を支
え、もって、中身21を前記冷却油道27〜30がタン
ク31の底面と平行になるように配置している。なお、
タンク31の内上面に配置した前述の間隔片33は、中
身31の高圧巻線25とタンク31との間の絶縁をする
と共に車両振動による巻線の振れを抑えるものである。
【0017】中身21の低圧巻線24は全長が高圧巻線
25の全長にほゞ等しいシート状の導体37で構成して
おり、高圧巻線25は平角線あるいは丸線の導体38で
構成している。
【0018】又、タンク31の前記油出口35には電動
送油ポンプ(図示せず)を接続しており、この電動送油
ポンプに送風機を有する放熱器(これらも図示せず)を
接続し、放熱器にタンク31の油入口34を接続して、
その系路の全部(タンク31内を含む)に絶縁油(特に
はシリコーン油)39を充填している。
【0019】次に、上記構成のものの作用を述べる。電
動送油ポンプが作動状態にあるとき、タンク31内の中
身21が発した熱を帯びた絶縁油39は、放熱器に送ら
れて送風機から吹き付けられる風により冷却され、その
後にタンク31内に送り戻される。タンク31内では、
絶縁油39は、最初に中身21の鉄心22の継鉄部の比
較的広い容積部で均圧化されるため、巻線部の冷却油道
27〜30の全部にほゞ均一に流入する。この場合、冷
却油道27〜30は絶縁油39の流れる方向に沿って直
線的に形成されているため、流体抵抗は小さい。
【0020】ここで、流路の抵抗は、流路の断面積や長
さで決定される摩擦抵抗に、流路の曲がりや拡縮など変
化による抵抗が加わった値となる。流路の変化による抵
抗P1 は、流路の変化による係数をζ、流速をVとする
と、次式で求められる。 P1 =Σζ×V
【0021】従って、流路の曲がりや拡縮の数が多くな
ると、それだけΣζの値が大きくなり、流路の変化によ
る抵抗P1 が大きくなるから、抵抗を小さくするために
は流路変化の数を小さくする必要がある。しかるに、従
来の冷却油道10は複雑で、流路変化の数が多いため、
抵抗が大きくなっていた。これに対して、上記構成のも
のの冷却油道27〜30は直線的で、変化がないため、
抵抗は小さくなる。
【0022】この結果、絶縁油39の流れがスムーズに
なって、流量が多くなり、巻線24,25の冷却効果が
全体に向上する。よって、巻線24,25の温度上昇を
抑えるべく巻線24,25の断面積を全体に大きくする
必要もなくなって、巻線24,25を小形化でき、それ
に応じて、鉄心22も小形化できる。そして、更にそれ
らによって、発生損失の低減ができるので、温度上昇を
更に少なくでき、よって、送油ポンプ及び放熱器、送風
機も小形化できて、総じて、車両用変圧器全体として小
形、軽量化を充分に達成することができる。しかも、こ
の場合、従来のもののような複雑な冷却油道10の形成
や特別の絶縁物17,18の取付け等も不必要にできる
もので、それらの面倒から解放されることにより、コス
トの低廉化も所望に達成することができる。
【0023】ところで、巻線24,25の発熱量は冷却
油道27〜30ごとに異なる。このため、その冷却油道
27〜30ごとに必要な熱伝達率が決まり、冷却油道2
7〜30の必要高さ(縦幅)も決まる。一方、その必要
高さは絶縁的な面からも決められるものであり、従っ
て、各冷却油道27〜30の高さはそれぞれ異なってく
ることになる。冷却油道27〜30の高さが不均一であ
ると、冷却油道27〜30の長さはほゞ同じであるか
ら、各冷却油道27〜30の流体抵抗が異なってくる。
そうすると、絶縁的に高さを大きくした冷却油道にほと
んどの絶縁油39が流れてしまい、他の冷却油道には絶
縁油39があまり流れなくなるという好ましくない状況
になってしまう。これに対して、上記構成のものでは、
冷却油道27〜30を形成しているダクトピース26の
間隔を変えることで調整することができる。
【0024】この場合、流路の摩擦抵抗P2 は、流路の
半径をR、長さをL、流速をV、係数をΨとすると、次
式で求められる。 P2 =Ψ×L×V/R
【0025】ここで、半径Rは本発明のような矩形流路
の場合、一般に水力半径でもって評価される。水力半径
は流路の断面積を流路の周長で割ったものの2倍で、短
辺をa、長辺をbとすると、水力半径Re は、 Re =2×a×b/(2a+2b) となる。例えば、a=1、b=4とした場合のRe は
0.8となるが、a=1、b=2とした場合のRe は
0.66となり、小さくなる。すなわち、短辺(高さ)
aが一定でも、長辺(横幅)bを変えることによって、
流路の半径を変えたことになり、流体抵抗を変えること
が可能になる。このように、熱的と絶縁的に決めた冷却
油道27〜30の高さに対し、ダクトピース26の間隔
を変えることによって、各冷却油道27〜30の流体抵
抗を同等にし、各冷却油道27〜30の絶縁油39の流
量を最適になすことができる。よって、巻線24,25
の冷却効果を更に均一化できて、一層の小形、軽量化で
きる。
【0026】そして更に、上記構成のものでは、低圧巻
線24にシート状の導体37を使用している。これに対
して、低圧巻線24に平角線あるいは丸線の導体を使用
した場合、線自体の形状と張力との差により、冷却油道
27,28の表面には凹凸が生じる。冷却油道27,2
8の表面が平滑でないと、前述の流体抵抗P2 を求める
式の係数Ψの値に影響し、表面が荒くなるほど、その係
数Ψの値が大きくなる。表面荒さを含めた係数Ψの値を
求める式は種々発表されているが、一般的には凹凸の高
さをεとすると、R/εの関数で求められる。従って、
水力半径の小さい冷却油道ほど、表面荒さの影響が大き
くなり、巻線を小さくするために冷却油道を小さくする
のが得策である。しかし、表面が荒いと、冷却油道を小
さくした以上に流体抵抗が大きくなり、大きな揚程の送
油ポンプが必要になり、結果的には、変圧器全体の小形
化に寄与しなくなる。
【0027】その点、上記構成のものでは、低圧巻線2
4にシート状の導体37を使用しているため、冷却油道
27,28の一面はシート状導体37、他面はシート状
の絶縁物となるが、いずれもシート状であり、その表面
は平滑であるから、流体抵抗が小さい。よって、絶縁油
の流れを更にスムーズにでき、大きな揚程の送油ポンプ
を必要ともせずに、巻線の小形化に一層大きく寄与でき
る。
【0028】加えて、短絡時に発生する機械力は、平角
線導体の場合、巻線の軸方向(長さ方向)と径方向の2
方向に発生するが、シート状導体37の場合は、軸方向
の力が出ず、径方向の力のみとなり、巻線の軸方向の支
持が簡素で良くなるため、油入口34付近での絶縁油3
9の乱れがなくなり(流体抵抗も小さくなる)、滑らか
に巻線に流入することになり、熱的にも流体的にも有利
となる。径方向の機械力は導体が何であろうと発生する
が、シート状導体37の場合、シート間には必ず絶縁紙
が入るため、巻線としての径方向の剛性は同一断面積の
平角線と比べてわずかではあるが大きくなり、この観点
からも有利となる。
【0029】以上に対して、図3は本発明の第2実施例
を示す。これは、低圧巻線24及び高圧巻線25の細部
を省略して1つの外形線で描いているが、それらの詳細
は第1実施例と同様であり、この低圧巻線24及び高圧
巻線25を組合わせた巻線40を、2分割して、二脚の
積層鉄心41の両脚部に巻回し、両巻線を電気的に接続
して単相仕様としたものである。このものによると、第
1実施例の効果に加えて、巻線40を2分割しているた
め、各巻線の容量は1/2となり、それを巻線導体のサ
イズを小さくすることで対応することにより、1つの巻
線の径方向サイズが小さくなる。これによって、変圧器
全体としての高さ寸法を小さくでき、小形化できる効果
を奏する。
【0030】図4は本発明の第3実施例を示す。これも
図3と同様に低圧巻線24及び高圧巻線25の細部を省
略して1つの外形線で描いている。この低圧巻線24及
び高圧巻線25を組合わせた巻線42を、4分割して、
四脚の積層鉄心43の全脚部に巻回し、各巻線を電気的
に接続して単相仕様としたものである。このものによる
と、第1実施例の効果に加えて、巻線42を4分割して
いるため、各巻線の容量は1/4となり、それを巻線導
体のサイズを小さくすることと、鉄心43の積圧を小さ
くすることで対応することにより、変圧器全体としての
高さ寸法を更に小さくでき、小形化できる効果を奏す
る。なお、この場合、鉄心43は脚部を4個より多く有
していて、その各脚部に巻線42を分割して巻回してい
ても良い。
【0031】たゞし、この場合、全体の幅は大きく、重
量も第1実施例のものに比べて大きくなる。しかしなが
ら、変圧器を車体に取付けたとき、第1実施例や第2実
施例のものでは、車体の一部に変圧器の重量が集中的に
加わるため、車体のビーム強度を上げなければならない
のに対し、本構成のものでは、広い面積で車体のビーム
に取付けることができるので、変圧器重量が分散してビ
ームに加わるようになり、ビーム強度を上げる必要がな
いので、車両の軽量化を図ることができる。
【0032】図5は本発明の第4実施例を示す。これも
図3と同様に低圧巻線24及び高圧巻線25の細部を省
略して1つの外形線で描いている。この低圧巻線24及
び高圧巻線25を組合わせた巻線44を、三脚の積層鉄
心45の全脚部にそれぞれ巻回して、三相仕様としたも
のである。この三相の車両用変圧器においても、基本的
に第1実施例同様の作用効果を得ることができる。
【0033】図6は本発明の第5実施例を示す。これも
図3と同様に低圧巻線24及び高圧巻線25の細部を省
略して1つの外形線で描いている。この低圧巻線24及
び高圧巻線25を組合わせた巻線46を、五脚の積層鉄
心47の中央側の3脚部にそれぞれ巻回して、三相仕様
としたものである。このものによると、第4実施例のも
のに比べて、鉄心47の継鉄部の幅が小さくなり、中身
の巻線軸方向の寸法が小さくなるから、変圧器の巻線軸
方向の寸法を小さくしたいときに有利である。
【0034】図7は本発明の第6実施例を示す。これも
図3と同様に低圧巻線24及び高圧巻線25の細部を省
略して1つの外形線で描いている。この低圧巻線24及
び高圧巻線25を組合わせた巻線48を、巻鉄心49と
組合わせて、単相仕様としたものである。
【0035】本発明の場合、鉄心を横置きにするため、
鉄心の脚部は走行する車両の上下振動の加速度により大
きな力を受ける(車両の振動は上下方向が最も大き
い)。積層鉄心の場合、この力を積層方向に受けること
になる。鉄心の積層方向は締付けられているものの、鋼
板幅方向に比べて剛性は小さく、振動の加速度に耐える
ためには鉄心面に補強を当てなければならない。
【0036】これに対して、上述のように鉄心を巻鉄心
49とすることにより、剛性の大きい鋼帯幅方向が振動
の方向と一致し、補強を当てる必要がなくなるから、軽
量化が可能となる。又、鉄心に補強を当てれば、巻線4
8の巻回寸法が大きくなり、重量も重くなるが、巻鉄心
49とすることによってそれを回避できるので、より軽
量で小形の変圧器とすることができる。
【0037】図8は本発明の第7実施例を示す。これ
は、低圧巻線50を高圧巻線25と同じ平角線あるいは
丸線の導体51で構成したものである。このようにする
ことによって、低圧巻線24をシート状の導体37で構
成したもの特有の、冷却油道の表面を平滑にでき、且つ
短絡時の機械力が巻線の軸方向には出ないようにできる
という効果が得られなくなるものの、そのほかの特に基
本的効果は第1実施例同様に得ることができる。
【0038】図9は本発明の第8実施例を示す。これ
は、低圧巻線24及び高圧巻線25のほかに三次巻線5
2を具え、この三次巻線52を低圧巻線24の内側に巻
回したものである。三次巻線52と鉄心53との間、及
び三次巻線52と低圧巻線24との間にはそれぞれ冷却
油道54,55を形成している。又、三次巻線52はシ
ート状の導体で構成している。このものでは、三次巻線
52が増えたのみで、後は変わるものではないから、こ
のように三次巻線52を有するものでも、第1実施例同
様の効果を得ることができる。なお、この場合、三次巻
線52のほかに四次巻線等をも具え、更にそれらを低圧
巻線24の外側に巻回するようにしても良い。
【0039】図10は本発明の第9実施例を示す。これ
も図3と同様に低圧巻線24及び高圧巻線25の細部を
省略して1つの外形線で描いている。この低圧巻線24
及び高圧巻線25を組合わせた巻線56を、三脚の積層
鉄心57の中央脚部に巻回して中身58を構成し、この
中身58を90度角回転させて鉄心57の積層面がタン
ク(図示せず)の底面と対抗するように配置したもので
ある。このものによると、第1実施例のものに比べて高
さが大きくなるため、鉄心57の積圧を大きくして高さ
を低くする必要があるが、鉄心57の剛性の大きい方向
が上下方向となり、第6実施例の巻鉄心49と同様に鉄
心57の継鉄部に補強を施す必要がなくなるから、結果
的に小形、軽量化ができる。
【0040】図11は本発明の第10実施例を示す。こ
れも図3と同様に低圧巻線24及び高圧巻線25の細部
を省略して1つの外形線で描いている。この低圧巻線2
4及び高圧巻線25を組合わせた巻線59を、二脚の積
層鉄心60の両脚部に巻回して中身61を構成し、この
中身61を2個具え、この2個の中身61を電気的に接
続して、1個のタンク(図示せず)内に配置したもので
ある。このものによると、中身61の各容量は1/2で
良いもので、これを1個のタンク内に配置するため、重
量は多少大きくなるものの、第3実施例同様に高さを小
さくでき、車両の軽量化ができる。更に、この場合、中
身61をタンクに2個以上、例えば3個配置して三相仕
様にしたり、4個配置して一段と高さの小さい単相の変
圧器としたりできるなど、要求される仕様に応じて自由
に対応できる効果を有する。
【0041】図12は本発明の第11実施例を示す。こ
れは、低圧巻線62及び高圧巻線63をそれぞれ角筒状
ではなく多重円筒巻線にて円筒状に巻回したものであ
る。このものによると、変圧器としての高さは多少大き
くなるが、巻線62,63の各短絡強度を向上させ得る
と共に、巻線の巻回作業が容易になり、且つ冷却油道の
表面も角筒状巻線に比べて良好となり、シート状導体で
なくても良好な冷却油道が形成される効果を得ることが
できる。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の車両用変圧器によれ
ば、中身の巻線中の冷却油道における絶縁油の流れをス
ムーズにできて、巻線の冷却効果を全体に向上させ得る
から、巻線を小形化でき、それに応じて、鉄心も小形化
できるので、更に発生損失の低減ができ、送油ポンプ及
び放熱器、送風機の小形化ができて、総じて、車両用変
圧器全体として小形、軽量化できる。又、複雑な冷却油
道の形成や特別の絶縁物の取付け等も不必要にできるの
で、コストの低廉化も所望に達成することができる。
【0043】請求項2の車両用変圧器によれば、変圧器
全体としての高さ寸法を小さくすることができる。請求
項3の車両用変圧器によれば、変圧器全体としての高さ
寸法を更に小さくすることができる。請求項4の車両用
変圧器によれば、三相の車両用変圧器においても、基本
的に請求項1の車両用変圧器と同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0044】請求項5の車両用変圧器によれば、中身の
巻線軸方向の寸法を小さくできて、変圧器としても巻線
軸方向の寸法を小さくすることができる。請求項6の車
両用変圧器によれば、鉄心に補強を施す必要がなくなっ
て、軽量化ができる。請求項7の車両用変圧器によれ
ば、三次,四次等の巻線を有するものでも、請求項1の
車両用変圧器と同様の効果を得ることができる。
【0045】請求項8の車両用変圧器によれば、請求項
6の車両用変圧器同様に鉄心に補強を施す必要がなくな
って、軽量化ができる。請求項9の車両用変圧器によれ
ば、請求項3の車両用変圧器同様に高さを小さくでき、
車両の軽量化ができると共に、三相仕様にしたり、一段
と高さの小さい単相の変圧器にしたりできるなど、要求
される仕様に応じて自由に対応することができる。
【0046】請求項10の車両用変圧器によれば、巻線
の短絡強度を向上させ得ると共に、巻線の巻回作業を容
易にでき、且つ冷却油道の表面も角筒状巻線に比べて良
好にすることができる。請求項11の車両用変圧器によ
れば、冷却油道の流体抵抗を、該当する部分の絶縁性と
発熱量とに応じ有効且つ適切に設定できて、結果的に同
等にでき、巻線の冷却効果を更に均一にできて、一層の
小形、軽量化ができる。
【0047】請求項12の車両用変圧器によれば、冷却
油道の表面が平滑となって、絶縁油の流れを更にスムー
ズにできると共に、短絡時の機械力も巻線の軸方向には
出なくなって、巻線の軸方向の支持を簡素にでき、よっ
て、絶縁油の巻線入口部付近での乱れもなくし得て、巻
線の冷却効果を更に均一にでき、一層の小形、軽量化が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の縦断面図
【図2】中身単体の斜視図
【図3】本発明の第2実施例を示す図2相当概略図
【図4】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図5】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第5実施例を示す図3相当図
【図7】本発明の第6実施例を示す図3相当図
【図8】本発明の第7実施例を示す図1部分相当図
【図9】本発明の第8実施例を示す図1部分相当図
【図10】本発明の第9実施例を示す図3相当図
【図11】本発明の第10実施例を示す図3相当図
【図12】本発明の第11実施例を示す図2相当図
【図13】従来例を示す図2相当図
【図14】単位コイルの斜視図
【図15】絶縁板の斜視図
【図16】図1相当図
【図17】冷却装置全体の概略構成図
【図18】絶縁物を取付けた単位コイルの斜視図
【図19】図18のA−A線に沿う断面図
【図20】絶縁油の流れを示す絶縁板(冷却油道)の平
面図
【符号の説明】
21は中身、22は鉄心、24は低圧巻線、25は高圧
巻線、26はダクトピース、27〜30は冷却油道、3
1はタンク、37はシート状の導体、39は絶縁油、4
0は巻線、41は二脚の鉄心、42は巻線、43は四脚
の鉄心、44は巻線、45は三脚の鉄心、46は巻線、
47は五脚の鉄心、49は巻鉄心、52は三次巻線、5
6は巻線、57は三脚の積層鉄心、58は中身、61は
中身、62は低圧巻線、63は高圧巻線を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却方式を送油風冷式としたものにおい
    て、鉄心の脚部の外周に低圧巻線を、低圧巻線の外周に
    高圧巻線をそれぞれ巻回すると共に、その各巻回間に冷
    却油道を形成することによって中身を構成し、この中身
    を、タンク内に、前記冷却油道がタンクの底面と平行に
    なるように配置して成ることを特徴とする車両用変圧
    器。
  2. 【請求項2】 鉄心が脚部を2個有し、その各脚部に低
    圧及び高圧の各巻線を分割して巻回したことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用変圧器。
  3. 【請求項3】 鉄心が脚部を4個以上有し、その各脚部
    に低圧及び高圧の各巻線を分割して巻回したことを特徴
    とする請求項1記載の車両用変圧器。
  4. 【請求項4】 鉄心が脚部を3個有し、その各脚部に低
    圧及び高圧の各巻線をそれぞれ巻回したことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用変圧器。
  5. 【請求項5】 鉄心が脚部を5個有し、その中央側の3
    個の脚部に低圧及び高圧の各巻線をそれぞれ巻回したこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用変圧器。
  6. 【請求項6】 鉄心を巻鉄心としたことを特徴とする請
    求項1ないし5のいずれかに記載の車両用変圧器。
  7. 【請求項7】 低圧及び高圧の巻線のほかに三次,四次
    等の巻線を具え、この三次,四次等の巻線を低圧巻線の
    内側又は外側に巻回したことを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載の車両用変圧器。
  8. 【請求項8】 鉄心が脚部を3個有しその中央の脚部に
    低圧及び高圧の巻線を巻回する積層鉄心で、この鉄心の
    積層面がタンクの底面と対抗するように中身を配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用変圧器。
  9. 【請求項9】 中身を複数個具え、この複数個の中身を
    1個のタンク内に配置したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の車両用変圧器。
  10. 【請求項10】 低圧及び高圧の巻線を多重円筒巻線と
    したことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記
    載の車両用変圧器。
  11. 【請求項11】 冷却油道を、低圧巻線及び高圧巻線の
    各巻回間にダクトピースを間隔を違えて挟設することに
    より形成したことを特徴とする請求項1ないし10のい
    ずれかに記載の車両用変圧器。
  12. 【請求項12】 低圧巻線をシート状の導体で構成した
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載
    の車両用変圧器。
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