JPH09134501A - 磁気抵抗ヘッドの利用に伴う非線形性の影響をオフセットする読取りチャネルデバイス - Google Patents

磁気抵抗ヘッドの利用に伴う非線形性の影響をオフセットする読取りチャネルデバイス

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JPH09134501A
JPH09134501A JP8251497A JP25149796A JPH09134501A JP H09134501 A JPH09134501 A JP H09134501A JP 8251497 A JP8251497 A JP 8251497A JP 25149796 A JP25149796 A JP 25149796A JP H09134501 A JPH09134501 A JP H09134501A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気抵抗ヘッドの利用に伴う非線形性の影響
をオフセットする読取りチャネルを提供する。 【解決手段】 本発明の、磁気抵抗(MR)読取りヘッ
ドに結合されるように適応された、磁気記録読取りチャ
ネルにおいて利用されるデバイスは、制御可能な量の第
二次非線形性を磁気記録読取りチャネル信号経路へと導
入して磁気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う非線
形性を少なくとも部分的にオフセットするように適応さ
れた集積回路を有する。本発明の磁気記録読取りチャネ
ル信号経路における、磁気抵抗(MR)読取りヘッドの
利用に伴う非線形信号効果を低下させる方法は、読取り
チャネル信号の評価可能な二乗を読取りチャネル信号経
路へと導入するステップを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読取りチャネル、
より特定するに、磁気抵抗(MR)ヘッドとの利用に適
応した読取りチャネルに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗(MR)ヘッドあるいは磁気抵
抗(MR)読取りヘッドは、ディスクドライブあるいは
その他の応用例における周波数の増加に伴って利用され
ている。磁気抵抗(MR)読取りヘッドについては、例
えば、H.Suyamaらによる"ThinFilm MR Head for High D
ensity Rigid Disk Drive," IEEE Transactions on Ma
gnetics,Volume 24,No.6,November,1988において記述さ
れている。残念なことに、そのような磁気抵抗(MR)
読取りヘッドは、瞬時の磁界を抵抗へと変換する際に、
本質的に非線形となる。磁気抵抗(MR)ヘッドにより
生成された非線形性を低下させる一つのアプローチは、
ほとんど線形カーブ領域に近い応答曲線の領域において
動作するように、読取りヘッドに電気的にバイアスをか
けることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それに
もかかわらず、例えば、磁気抵抗(MR)読取りヘッド
の応答についての残存する非線形性、即ち残留非線形
性、印加されたバイアスにおけるエラーのために、ある
いはその他の理由のため、非線形性の影響を生成するで
あろうという点で、このようなアプローチは、いまもっ
て不利である。それ故に、そのような磁気抵抗(MR)
読取りヘッドにより生成された非線形性の影響を解決す
る必要性が存しているのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例に従う
と、磁気抵抗(MR)読取りヘッドに結合されるように
適応した磁気記録読取りチャネルにおいて用いられるデ
バイスは、以下の要素、すなわち、制御可能な量の第二
次非線形性を磁気記録読取りチャネル信号経路へと導入
し、磁気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う非線形
性をオフセットするように適応された集積回路、から成
っている。
【0005】本発明の別の実施例に従うと、磁気抵抗
(MR)読取りヘッドの利用に伴う、磁気記録読取りチ
ャネル信号経路における非線形性の影響を低下させる方
法は、読取りチャネル信号についての評価可能な二乗を
読取りチャネル信号経路へと導入するステップから成っ
ている。
【0006】
【発明の実施の形態】例えば、ディスクドライブのよう
な、磁気記録システムは、例えば、ディスクやディスケ
ット上に保存されているような、電磁的に保存された信
号を読取るのに、電子回路を利用している。典型的に
は、そのようなシステムは、例えば、Hugh M.Sierraに
よる"An Introduction to Direct Access Storage Devi
ces" Academic Press,Inc.,(1990)で記述されているよ
うに、磁気誘導を利用している。
【0007】そのようなシステムについて、磁気抵抗
(MR)ヘッドあるいは磁気抵抗(MR)読取りヘッド
を利用するのも、次第に一般的になってきた。その一つ
の理由としては、読取りチャネルで利用されうる、その
他の従来型の読取りヘッドと比較して、そのような読取
りヘッドは、改良されたS/N比(信号対ノイズ比)を
提供しうるということがある。
【0008】図2は、読取りチャネル信号経路を含む、
磁気記録ユニット用の従来の読取りチャネルの実施例1
00を例示するブロック線図である。読取りチャネル1
00は、磁気抵抗(MR)読取りヘッド200に結合さ
れたものとして例示されている。もちろん、例示された
構成要素は、DC(直流)バイアス電圧を低下させるよ
うにAC(交流)結合されている。図2で例示されてい
るように、磁気抵抗(MR)読取りヘッド200は、図
2でm(t)と示された磁界強度信号を受け取りうる。
このような磁界強度信号に応答して、読取りヘッド20
0は、図2でr(t)と示された、抵抗値の形式での信
号を提供しうる。抵抗値r(t)に応答して、電圧信号
v(t)を生成する前置増幅器300に、このような抵
抗値は供給されうる。例示されているように、このよう
な電圧信号は、読取りチャネル100へと供給されう
る。このような特定の実施例では、読取りチャネル10
0は、可変利得増幅器(variable gain amplifier,VG
A)400、等化器500、ビタビ検出器600から成
っている。もちろん、読取りチャネルについての選択的
な実施例が利用されうることは認められよう。例えば、
選択的には、決定フィードバック等化器(decision fee
dback equalizer,DFE)が、読取りチャネルにおいて
利用されうる。
【0009】図2で例示されているように、VGA40
0は、電圧信号v(t)を受け取り、増幅された電圧信
号V(t)を生成する。この増幅された電圧信号は、読
取りチャネル信号経路に沿って等化器500へと供給さ
れ、等化器500は、図2でYnと示された、部分応答
最尤信号のような、等化処理がなされた信号を生成す
る。磁気記録システムにおける等化器及び部分応答最尤
信号の利用は、例えば、K.Sam Shanmugamによる、"Digi
tal and Analog Communication Systems" John Wiley a
nd Sons,Inc.(1979)で記述されているように、当該技術
分野においてはよく知られている。このような特定の実
施例においては、Ynについての理想的な値は、+1、
−1、あるいは0でありうる。等化処理がなされた信号
nは、読取りチャネル信号経路に沿ってビタビ検出器
600へと供給され、ビタビ検出器600は、デジタル
データ信号Dnを供給する。これらのデジタルデータ信
号は、デジタルパルスの形式をとりうるもので、磁気記
録システムを含みうるパーソナルコンピュータあるいは
その他のシステムといったようなものへの物理的バスへ
と供給される前に、さらに処理されうる。例えば、逐次
復号あるいは別の形式の信号処理が利用されうる。部分
応答最尤(partial response maximum likelihood,PR
ML)読取りチャネルデバイスについては、例えば、So
nntagらによる、IEEE Transactions On Magnetics,Volu
me 31,No.2,March 19,1995に掲載の"AHigh Speed,Low P
ower PRML Read Channel Device,"において記述されて
いる。
【0009】よく知られているように、磁気抵抗(M
R)読取りヘッドは、実質的に瞬時の磁界強度信号を抵
抗値信号へと変換するように動作する。さらにまた、結
果としての抵抗値信号と磁界強度信号の間の関係は、非
線形である。従来は、磁気抵抗(MR)読取りヘッドの
応答曲線のもっとも線形な領域にできるだけ接近させる
ように、磁気抵抗(MR)読取りヘッドにバイアスをか
ける試みがなされている。同様に、例えば、図2で例示
されているように、結果としての抵抗値は、典型的な実
施例において前置増幅器の電圧へ変換されている。様々
な理由から、磁気抵抗(MR)ヘッドにバイアスをかけ
るこのような試みでは、非線形性の影響を十分に除去し
えず、それ故に、保存媒体から保存された信号を得るプ
ロセスの間にエラーが導入されうるのである。
【0010】概算として、磁気抵抗(MR)読取りヘッ
ドにより生成された抵抗値r(t)は、以下の関係、す
なわち、r(t)は、m(t)+αm2(t)に比例す
る、に従って記述されうる。本発明に従った読取りチャ
ネルの実施例は、以下でより詳細に記述されるように、
アルファ(α)を近似しうるもので、制御可能な量の第
二次非線形性を読取りチャネル信号経路へと導入し、磁
気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う非線形効果
を、概ねキャンセルするか、あるいは少なくとも部分的
にオフセットしうるものである。さらに、本発明に従っ
た読取りチャネルの実施例では、以下でより詳細に説明
されるように、アルファは、適応的に近似されうる。磁
気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う非線形ひずみ
の量は、実際のシステム動作については、前もって予測
することは困難でありうることから、適応的な近似は、
少なくとも部分的には、従来のバイアスをかけるアプロ
ーチ以上の利点を提供しうるのである。
【0011】本発明に従った読取りチャネルの一実施例
1000が、図1で例示されている。磁気抵抗(MR)
読取りヘッド2000が例示されている。もっとも、示
されているように、図1のヘッド2000は、上での表
現、すなわち、r(t)は、m(t)+αm2(t)に
比例する、という近似を元にしている。もちろん、磁界
強度と抵抗値の間の関係についてのこのような近似的な
記述は、第二次までに限るということは認められるとこ
ろであろう。同様に、伝達関数Ih1(t)を有する前
置増幅器3000が例示されている。前置増幅器300
0が、受け取られたアナログ信号に対するナイキスト速
度よりも高いといったように、相対的に広帯域である場
合には、前置増幅器に対する伝達関数は、スケールファ
クター(基準化因子)あるいは実質的に一定の遅延とし
て近似されうる。従って、このような特定の実施例につ
いて図1で例示されているように、前置増幅器の後で調
節が導入されうるべく、前置増幅器は、磁気抵抗(M
R)読取りヘッドから受け取った信号についての大きさ
及び位相の関係を、概ね維持している。また、もちろ
ん、これらの構成要素間の結合は、DC(直流)バイア
ス電圧を低下させるか、あるいは除去するように、AC
(交流)結合となっていることは理解されよう。
【0012】図1で例示されているように、読取りチャ
ネル1000は、可変利得増幅器(variable gain ampl
ifier,VGA)4000及び非線形調節装置1100を
含んでいる。さらにまた、例示されているように、この
ような特定の実施例においては、因子ベータ(β)によ
り評価され、等化器5000に先だって導入された読取
りチャネル信号の二乗としての制御可能な量の非線形性
を、磁気記録読取りチャネル信号経路へと導入するよう
に、非線形調節装置1100は適応されている。このよ
うな実施例においては、VGAの後では、電圧信号レベ
ルの相対的安定性が、処理をより都合の良いものとする
ことから、少なくとも部分的には、読取りチャネル信号
経路におけるこのような点でかような調節を導入するこ
とが望ましいのである。さらにまた、等化に先だって調
節を導入することは、読取りチャネル信号の基本成分及
び高調波成分についての相対的な大きさ及び位相に影響
を及ぼしうる、等化器による信号処理についての複雑さ
を避けるものである。もっとも、本発明は、その保護の
範囲において、読取りチャネル信号経路における、この
ような特定の点で調節を導入することに限定されるもの
ではない。
【0013】図1で例示されているように、以下の式、
数3についての非線形調節は、調節可能な利得βをもっ
て読取りチャネル信号の二乗を導入することで実現され
る。
【数3】 磁気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う非線形性を
少なくとも部分的にオフセットするように、読取りチャ
ネル信号の二乗が導入されているが、このような非線形
調節は、磁界強度信号m(t)及び抵抗値信号r(t)
間の近似的な関係を記述している、r(t)は、m
(t)+αm2(t)に比例する、という上述の表現と
一致している。同様に、r(t)は、m(t)+αm2
(t)に比例する、という表現を得るため、AC(交
流)結合により一定のバイアス電圧信号は著しく低下さ
れ、第二次以上のより高次の項を伴う信号は無視されう
るということが前提とされている。
【0014】上の数3の表現を元にすると、ベータ
(β)についての望ましい値は、少なくとも部分的に
は、V(t)のピーク電圧の大きさ(振幅)に依存する
であろう。従って、また、等化に先だち、可変利得増幅
器(variable gain amplifier,VGA)の後に導入する
ことは、必須はされないが、便益を提供するものであ
る。図1で例示されているように、そして、以下でより
詳細に説明されるように、βの値は、等化器5000に
より生成された信号を元に、少なくとも部分的には、調
節可能あるいは制御可能である。それでもなお、図1で
例示されているように、非線形調節装置1100は、読
取りチャネル信号の二乗を、読取りチャネル信号経路へ
と導入しうるのである。そして、この読取りチャネル信
号経路は、磁気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う
第二次非線形性を、少なくとも部分的にオフセットする
か、あるいは、概ねにせよキャンセルする。
【0015】より高次の項を無視すると、非線形調節装
置1100の出力信号y(t)は、以下の等式、数4に
より近似されうる。
【数4】 上の等式、数4の分析が明らかにしているように、αが
βに等しい場合、m2(t)の項はキャンセルされる。
さらに、残りのより高次の項は、初期のひずみよりもは
るかに小さく、それ故に、本質的に無視されうる。読取
りチャネル信号への等化器の影響のために、等化器ある
いはスライサー(スライス回路)の後で読取りチャネル
信号経路へ非線形調節装置を導入するのは困難であろ
う。にもかかわらず、ひずみ検出については、なお、等
化器の後の読取りチャネル信号経路において実行されう
る。等化器により生成されたエラー信号は、都合の良い
ことに、このような検出を実行するため利用されうる。
高次の項を無視し、利得、オフセット、及び等化器の調
節が適切に実行されたことを前提とすると、等化器50
00により生成されたエラー信号enは、以下の等式、
数5により近似されうる。
【数5】 ここで、he(t)は、等化器に対する伝達関数であ
り、noisenは、このような実施例では、サンプル
時間(時刻)nTにおいて、読取りチャネル信号経路に
おけるアナログ信号サンプリング回路5200で評価さ
れた、読取りチャネル信号における実質的に瞬時のノイ
ズであり、Tはサンプル期間であり、nは正の整数であ
る。
【0016】少なくとも部分的に、数5の等式を元に、
非線形ゆがみ(nonlinear distortion,NLD)の計量
が展開されうるとすれば、フィードバック制御を用い
て、βに対する適切な値は適応的に調節されうる。そし
て、この非線形ゆがみ(nonlinear distortion,NL
D)の計量は、例えば、(α−β)が概ね0に等しいと
きには、NLDの計量は0という平均値を、(α−β)
が0よりも大きいときには、正の平均値を、(α−β)
が0よりも小さいときには負の平均値を持つというよう
に、(α−β)に関係するものとなっている。例えば、
そのような計量が積分され、βが当該積分についての単
調関数となるように、βの値を制御あるいは調節するの
に用いられるとすれば、その際、フィードバック制御を
利用することで、βが概ねαに等しくなることを保証さ
れるべきものとなり、これは、望まれた結果といえる。
【0017】前にも示されたように、本発明の保護の範
囲内では、考えられる異なった計量が幾つも利用されう
るが、このような特定の実施例にとって都合の良い計量
は、少なくとも部分的には、スライサー(スライス回
路)出力信号及び等化器5000により生成されたエラ
ー信号を元とされうる。このようなアプローチは、en
及びYハットn(数1)を得る際に等化器により実行さ
れる処理を効果的に利用し、さらに加えて、読取りチャ
ネル信号経路における、磁気抵抗(MR)読取りヘッド
の利用に伴う非線形性の影響を少なくとも部分的にオフ
セットするものである。もっとも、本発明は、その保護
の範囲において、このような側面に限定されるものでは
ない。
【0018】そのような計量の一つは、以下の等式、数
6に従い利用されうる。
【数6】 もっとも、また、本発明の保護の範囲は、このような側
面に限定されるものではない。
【0019】このような特定の計量の利点の一つとして
は、かなりの量の付加的な信号処理を導入するよりも既
存の等化器配置を利用しうるものであり、そのため、ソ
フトウエアにおける実施例といったような、他の選択的
な実施例よりも、実際の応用例をより都合の良いものと
するということがある。さらにまた、本発明は、その保
護の範囲において、ハードウエアによる実施例に制限さ
れるものではないが、にもかかわらず、相対的に高速な
処理速度が望まれている環境では、ハードウエアにおけ
る非線形調節を実施する能力の方が、他の実施例以上の
利点を提供するといえる。
【0020】このような計量についての期待値は、望ま
れているように、それが、(α−β)に関連した値を生
成することを明示している。すなわち、
【数7】 しかしながら、Pnは、ノイズと相関関係はなく、P
nは、m2(t)と相関関係がある。より特定すると、P
nは、大まかには、f(x)=x2に対応するように選択
されてきた。それ故に、当該期待値は、以下のような結
果を生成する。
【数8】
【0021】図1は、本発明に従った読取りチャネルの
実施例を例示し、前に記述された計量のような、計量を
実施する。もっとも、本発明は、その保護の範囲におい
て、このような側面に制限されるものではない。図1で
例示されているように、非線形的に調節された信号y
(t)の処理されたものは、図1ではY(t)と示さ
れ、等化器5000へと供給されている。図1の波線
は、付加的な処理あるいは回路が、読取りチャネル信号
経路におけるこれらの二点を結合しうることを例示して
いる。もちろん、選択的には、これらの点は、中間的な
処理あるいは回路なしに接続されうるものである。等化
器5000は、フィルター5100及びアナログ信号サ
ンプリング回路5200を含んでいる。サンプリング回
路5200は、離散的信号サンプルYnを生成し、これ
は、ビタビ検出器(示されていない)によりなされるよ
うな、読取りチャネルに沿ったさらなる処理のため供給
されうる。さらにまた、離散的信号サンプルは、エラー
信号enを生成するスライサー(スライス回路)530
0へと供給される。一つの実施例では、スライサー(ス
ライス回路)5300は、比較器配置に結合された多数
の比較器(示されていない)から成りうる。
【0022】ノード5400では、スライサー(スライ
ス回路)の出力信号についての、離散的信号サンプルと
の比較が実行されている。そこで、エラー信号en及び
スライサー(スライス回路)出力信号Yハットn(数
1)は、フィードバック信号として、計量ブロック12
00へと供給される。図1で例示されているように、計
量ブロック1200は、当該計量を実行し、ブロック1
300は、ブロック1200により生成された結果とし
ての出力信号を積分する。さらにまた、積分器1200
により供給された出力信号に応答して、積分器1300
は、読取りチャネル信号の二乗に対するスケールファク
ター(基準化因子)であるβを調節する要素1120へ
と出力信号を供給する。
【0023】このような特定の実施例において、前に記
述された計量を利用する利点の一つは、結果としてのフ
ィードバックが、読取りチャネル信号の利得エラーある
いはオフセットエラーに対して相対的に与える影響が少
ないということがある。例えば、前に記述された計量の
積分については、利得エラーあるいはオフセットエラー
は、概ね平均的なものとなることが明示されうる。本発
明に従った読取りチャネルの実施例で、その他のフィー
ドバック制御機構を含みうるものについては、前述のフ
ィードバック制御は、利得あるいはオフセットエラー調
節に利用されうるフィードバック制御と相対的に独立し
たものとなるべきことが示されることから、この点は望
ましいものといえる。
【0024】図1で例示された実施例は、サンプリング
されたデータ系を有するものであるが、本発明は、その
保護の範囲において、このような側面に限られるもので
はない。例えば、すべてデジタル回路あるいはすべてア
ナログ回路とする実施例も利用されうる。さらにまた、
このような特定の実施例は、等化器及びビタビ検出器に
よる実施例を例示しているけれども、選択的には、例え
ば、決定フィードバック等化器(decision feedback eq
ualizer,DFE)による実施例も利用されうる。同様
に、PR−IV信号方式及び最尤検出による実施例が記
述されているが、本発明は、その保護の範囲において、
PR−IV(信号方式)による実施例に制限されるもの
ではない。
【0025】図4は、本発明に従った読取りチャネルの
別の実施例の部分を例示しているブロック線図である。
図4は、非線形調節装置の選択的な実施例1105を例
示している。図1は、フィードフォワード(前送り)非
線形調節装置の実施例を例示しているが、図4は、フィ
ードバック非線形調節装置の実施例を例示している。特
定の実施例によって、両方のアプローチとも、利点及び
不利な点を伴っており、本発明は、その保護の範囲にお
いて、いずれのアプローチにも限定されるものではな
い。例えば、フィードバック信号経路によるアプローチ
は、理想的には、第二次の項以上のより高次の項につい
てのキャンセルを提示しうるものであることが明示され
うる。しかしながら、フィードフォワード(前送り)信
号経路によるアプローチは、フィードバックではシステ
ムにおける付加的な時間遅延を導入しうるものであるこ
とから、少なくとも部分的には、よりよいバンド幅(帯
域幅)を示しうるのである。このように、いずれの実施
例も、適切な環境においては望ましいものであることを
示しうるのである。
【0026】図1で例示されているように、非線形調節
装置1100を含む、読取りチャネル1000は、集積
回路(IC)あるいはその他のデバイス内あるいはその
上で実施されうる。もっとも、本発明は、その保護の範
囲において、このような側面に限定されるものではな
い。例えば、出願人整理番号960173の出願明細書
で記述されているような、差動増幅器回路は、非線形調
節装置1100を実施するため利用されうる。もっと
も、また、本発明は、その保護の範囲において、このよ
うな側面に限定されるものではない。前述の特許出願で
記述されているが、差動増幅器回路の差動出力電圧信号
が、差動増幅器回路に印加された差動入力電圧信号の評
価可能な二乗を含むように、差動増幅器は回路配置に結
合されうる。さらに、差動出力電圧信号の二乗は、様々
な手段により評価されうる。考えられるアプローチの幾
つかのみを挙げると、制御電圧を調節する、抵抗器の値
を調節する、あるいは、増幅器の利得を調節するといっ
たような手段による。そのような実施例は、非線形調節
装置が、差動増幅器のような従来の電子回路の構成要素
を用いて、集積回路において便利に実施されうるという
点で都合が良く、このような回路の構成要素は、望みの
非線形調節装置を実施するように回路配置に結合されう
るものである。
【0027】さらにまた、図3は、前に記述されたよう
に、本発明に従った読取りチャネルの実施例におけるフ
ィードバック制御を実施するバイナリデジタル信号プロ
セッサーの実施例を例示するブロック線図である。もっ
とも、本発明は、その保護の範囲において、このような
特定の実施例に制限されるものではない。図3は、特定
の一つの実施例のみを例示しており、本発明は、その保
護の範囲において、フィードバック制御について、この
ような特定の実施例に制限されるものではない。それで
もなお、例示されているように、Yハットn(数1)及
びenは、等化器5000のような等化器から得られう
る。図3は、等式、数6に従うように、計量を実施する
ブロック40を例示している。このような計量は、例え
ば、バイナリデジタル回路を用いる従来の手法で実施さ
れうる。もっとも、当該回路は、図3で明示的に例示さ
れていない。示されているように、ある計量に従ったこ
のような処理の結果は、二つの入力ポートの一つを経由
して、加算器10へと供給されうる。加算器10は、離
散的統合を実施するようにフィードバック配置で結合さ
れている。従って、図3で例示されているように、加算
器10により生成された出力信号は、レジスタ20へと
供給され、レジスタ20により含まれ、あるいは保存さ
れたバイナリデジタル信号は、加算器10の他の入力ポ
ートへとフィードバックされ、さらにまた、デジタルア
ナログ変換器(digital-to-analog converter,DAC)
30へと供給される。それ故に、DAC30は、図3で
CNLと示されたアナログ信号を、図1で示された11
00のような非線形調節装置へと供給しうる。例えば、
本発明は、その保護の範囲において、このような側面に
限定されるものではないが、このようなアナログ信号
は、前述の出願人整理番号960173の出願明細書で
記述されているように、差動増幅器回路への電圧制御信
号として供給されうるのである。
【0028】実施例1000のような磁気抵抗(MR)
読取りヘッドに結合された磁気記録読取りチャネルにお
いて用いられるデバイスは、以下の方法に従って動作さ
れうる。読取りチャネル信号の評価可能な二乗は、読取
りチャネル信号経路へと導入されうる。例えば、図1の
非線形調節装置1100は、このような処理ステップを
実行する技術を例示するブロック線図である。例えば、
前述の同時出願された出願人整理番号960173の出
願明細書で記述された差動増幅器回路のような、幾つも
の回路の実施例の任意の一つが、このような非線形調節
を実行するのに利用されうる。もっとも、もちろん、本
発明は、その保護の範囲において、このような側面に限
定されるものではない。さらにまた、読取りチャネル信
号の二乗に対するスケールファクター(基準化因子)
は、読取りチャネル信号経路における、磁気抵抗(M
R)読取りヘッドの利用に伴う非線形性の影響を少なく
とも部分的にオフセットするように調節されうる。さら
に、前で記述されたように、当該調節は適応的に実行さ
れうる。また、このような適応的調節ステップを実行す
るのに、幾つもの技術の任意の一つが利用されうる。例
えば、図1で示された実施例により例示されているよう
に、図1での等化器5000のような等化器により生成
された、スライサー(スライス回路)出力信号Yハット
n(数1)及びエラー信号enは、前で記述されたNL
Dの計量を実施するために利用されうる。同様に、等化
器により生成された信号は、図3で例示されたバイナリ
デジタル信号プロセッサーの実施例によってなされるよ
うに、このような計量に従って処理され、積分されう
る。生成されたデジタル信号は、図3で例示されたDA
C30のようなDACへと供給されうる。そして、この
ようなアナログ信号は、前に記述された適応的調節を実
行するため利用されうる。
【0029】
【発明の効果】磁気抵抗(MR)読取りヘッドにより生
成された非線形性を低下させる従来のアプローチが、非
線形効果の除去の点で十分でなかったことに対して、本
発明により、制御可能な量の第二次非線形性を磁気記録
読取りチャネル信号経路へと導入することで、磁気抵抗
(MR)読取りヘッドの利用に伴う非線形性を少なくと
も部分的にオフセットするように適応された回路が実現
された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従った読取りチャネルの一実
施例を例示するブロック線図である。
【図2】図2は、磁気抵抗(MR)読取りヘッドに結合
された、従来の磁気記録読取りチャネルの実施例につい
てのブロック線図である。
【図3】図3は、本発明に従った読取りチャネルの実施
例において利用されうるバイナリデジタル信号プロセッ
サーの実施例を例示するブロック線図である。
【図4】図4は、本発明に従った読取りチャネルの実施
例において利用されうる非線形調節装置の実施例を例示
するブロック線図である。
【符号の説明】
10 加算器 20 レジスタ 30 デジタルアナログ変換器(digital-to-analog co
nverter,DAC) 40 計量を実施するブロック 100 読取りチャネル(従来の読取りチャネルの実施
例) 200 磁気抵抗(MR)読取りヘッド 300 前置増幅器 400 可変利得増幅器(variable gain amplifier,V
GA) 500 等化器 600 ビタビ検出器 1000 読取りチャネル(本発明に従った読取りチャ
ネルの実施例) 1100 非線形調節装置 1105 非線形調節装置(選択的実施例) 1120 βを調節する要素 1200 計量ブロック(積分器) 1300 積分器(ブロック) 2000 磁気抵抗(MR)読取りヘッド 3000 前置増幅器 4000 可変利得増幅器(variable gain amplifier,
VGA) 5000 等化器 5100 フィルター 5200 アナログ信号サンプリング回路 5300 スライサー(スライス回路) 5400 ノード

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御可能な量の第二次非線形性を磁気
    記録読取りチャネル信号経路へと導入し、磁気抵抗(M
    R)読取りヘッドの利用に伴う非線形性をオフセットす
    るように適応された集積回路を含み、前記磁気抵抗(M
    R)読取りヘッド(2000)に結合されるように適応
    されていることを特徴とする、前記磁気記録読取りチャ
    ネル(1000)デバイス。
  2. 【請求項2】 前記集積回路は、前記制御可能な量の
    第二次非線形性を前記磁気記録読取りチャネル信号経路
    へと導入する非線形調節装置(1100、1105)を
    有することを特徴とする請求項1のデバイス。
  3. 【請求項3】 前記非線形調節装置は、フィードバッ
    ク非線形調節装置(1105)を有することを特徴とす
    る請求項2のデバイス。
  4. 【請求項4】 前記非線形調節装置は、フィードフォ
    ワード(前送り)非線形調節装置(1100)を有する
    ことを特徴とする請求項2のデバイス。
  5. 【請求項5】 前記非線形調節装置は、前記制御可能
    な量の第二次非線形性を前記磁気記録チャネル信号経路
    へと導入するように結合された差動増幅器回路を有する
    ことを特徴とする請求項2のデバイス。
  6. 【請求項6】 前記集積回路は、前記読取りチャネル
    信号経路において可変利得増幅器(VGA)を有し、前
    記非線形調節装置は、前記可変利得増幅器(VGA)よ
    り後の前記読取りチャネル信号経路において結合されて
    いることを特徴とする請求項2のデバイス。
  7. 【請求項7】 前記集積回路は、前記読取りチャネル
    信号経路において等化器(5000)を有し、前記非線
    形調節装置は、前記等化器より前の前記読取りチャネル
    信号経路において結合されていることを特徴とする請求
    項6のデバイス。
  8. 【請求項8】 前記等化器は、エラー信号en、及び
    スライサー(スライス回路)出力信号 【数1】 を生成するように適応され、前記非線形調節装置は、前
    記等化器により生成されたエラー信号及びスライサー
    (スライス回路)出力信号に基づいた制御信号に応答し
    て、第二次非線形性の量を調節するように適応されてい
    ることを特徴とする請求項7のデバイス。
  9. 【請求項9】 前記制御信号は、離散的プロセスにつ
    いての統合に基づいており、前記離散的プロセスは、以
    下の関係、 【数2】 に従っていることを特徴とする請求項8のデバイス。
  10. 【請求項10】 前記集積回路は、さらに、前記制御
    可能な量の第二次非線形性を調節するように適応されて
    いる(1120)ことを特徴とする請求項1のデバイ
    ス。
  11. 【請求項11】 前記集積回路は、さらに、前記制御
    可能な量の第二次非線形性を適応的に調節するように適
    応されている(1200、1300)ことを特徴とする
    請求項10のデバイス。
  12. 【請求項12】 読取りチャネル信号の評価可能な二
    乗を読取りチャネル信号経路へと導入するステップを含
    むことを特徴とする、磁気記録読取りチャネル信号経路
    における、磁気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う
    非線形性の影響を低下させる方法。
  13. 【請求項13】 前記読取りチャネル信号経路におけ
    る、前記磁気抵抗(MR)読取りヘッドの利用に伴う非
    線形性の影響をオフセットするように、前記読取りチャ
    ネル信号の二乗に対するスケールファクター(基準化因
    子)を調節するステップをさらに有することを特徴とす
    る請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 スケールファクター(基準化因子)
    を調節する前記ステップは、適応的にスケールファクタ
    ー(基準化因子)を調節するステップを有することを特
    徴とする請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 適応的にスケールファクター(基準
    化因子)を調節する前記ステップは、前記読取りチャネ
    ル信号経路における等化器により生成されたエラー信号
    nに基づいたスケールファクター(基準化因子)を適
    応的に調節するステップを有することを特徴とする請求
    項14の方法。
  16. 【請求項16】 前記エラー信号に基づいたスケール
    ファクター(基準化因子)を適応的に調節する前記ステ
    ップは、前記等化器により生成された前記エラー信号及
    びスライサー(スライス回路)出力信号 【数1】 を基づいたスケールファクター(基準化因子)を適応的
    に調節するステップを有することを特徴とする請求項1
    5の方法。
  17. 【請求項17】 前記等化器により生成された前記エ
    ラー信号及び前記スライサー(スライス回路)出力信号
    に基づいたスケールファクター(基準化因子)を適応的
    に調節する前記ステップは、離散的プロセスの統合に基
    づいたスケールファクター(基準化因子)を適応的に調
    節するステップから成り、前記離散的プロセスは、以下
    の関係、 【数2】 に従っていることを特徴とする請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 前記読取りチャネル信号の評価可能
    な二乗を前記読取りチャネル信号経路へと導入する前記
    ステップは、フィードフォワード(前送り)信号経路を
    経由して、前記評価可能な二乗を導入するステップを有
    することを特徴とする請求項12の方法。
  19. 【請求項19】 前記読取りチャネル信号の評価可能
    な二乗を前記読取りチャネル信号経路へと導入する前記
    ステップは、フィードバック信号経路を経由して、前記
    評価可能な二乗を導入するステップを有することを特徴
    とする請求項12の方法。
  20. 【請求項20】 前記読取りチャネル信号の評価可能
    な二乗を前記読取りチャネル信号経路へと導入する前記
    ステップは、差動増幅器回路を用いて、前記評価可能な
    二乗を導入するステップを有することを特徴とする請求
    項12の方法。
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