JP4251137B2 - 信号処理装置及び方法、並びにデジタルデータ再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、信号処理装置及び方法、並びにデジタルデータ再生装置に関し、例えば、デジタルデータの記録再生における波形等化に用いられる信号処理装置及び方法、並びにデジタルデータ再生装置に関するものである。
本出願は、日本国において2002年5月28日に出願された日本特許出願番号2002−154468を基礎として優先権を主張するものであり、この出願は参照することにより、本出願に援用される。
デジタルデータ記録再生装置においては、符号間干渉を抑制する為に、記録符号にパーシャルレスポンス(Partial Response、以下PRという。)を利用している。このPRとは、符号間干渉を波形に積極的に与えることで、効率的な伝送を行う等化方式のことであるが、近年において、予め相関させたデータ系列を最尤(Maximum Likelihood)系列を選んで再生するビタビ復号化方式と組合せた、いわゆるPRML(Partial Response Maximum Likelihood)信号処理方式に用いられることが多くなっている。上記PRには複数の種類があり、使う伝送路や記録再生系の特性に見合ったものが選ばれる。
これらのPRの内、PR1(=PR(1,1))、PR2(=PR(1,2,1))の応答特性は、(1+D)、(1+2・D+D・D) (Dは単位遅延あるいは1サンプル遅延)と表され、これらのPR1、PR2では、ナイキストの基準を満たすように等化しようとすると、低域強調型の特性となる。例として、図1に示したPR1の周波数特性によれば、再生信号は直流成分から必要となっている。
しかしながら、記録再生装置として、例えば磁気記録では、直流成分が伝達されないことや、記録媒体により低域に損失がある。これを補う為に積分等化器が必要となる。これは、特に、上記ML方式の復号と組み合わせるPRML信号処理方式に適用する場合に、波形の再現性を高めることの重要性からも、上記積分等化により低域の損失を補うことが重要とされる。
従来、アナログ回路で実現されている積分等化器を含む信号処理回路として、図2に示す構成が知られている。この図2において、入力端子101から入力された再生信号は、LPF(ローパスフィルタ)で構成された積分器102で低域の積分等化を行い、積分された再生信号の振幅の大きさを増幅器103で調整している。この積分側の構成のみでは高域の位相が歪むので、入力端子101から入力された再生信号を、HPF(ハイパスフィルタ)で構成された微分器104に送って高域の位相を補償し、この微分された再生信号の振幅の大きさを増幅器105で調整する。増幅器105からの出力信号は、加算器106に送られ、積分器102から増幅器103を介した再生信号から減算される。ここで増幅器103、105は、積分側、微分側のそれぞれの周波数毎に等化基準に見合うよう利得の調整を行う。この構成の積分等化器を微積分等化器と呼ぶ。加算器106からの出力は、アンチエイリアス用のLPF(ローパスフィルタ)107を介し、A/Dコンバータ(Analog to Digital Converter)108に送られて量子化され、適応等化フィルタ109によりPR等化されて、出力端子110より取り出される。この図2の回路において、破線で囲った部分(積分器102、微分器104、増幅器103,105、加算器106、LPF107)がアナログ回路で構成されている。
次に動作を説明する。図3で示されたNRZ(Non−Return−to−Zero)の信号パターンが、例えば記録再生装置により記録媒体に記録されたとする。このときの記録再生装置からの再生信号は、図4のようになり、図2の入力端子101に入力される。この再生信号は、図2の積分器102によって低域成分が抽出され、図5に示すような積分出力が得られる。積分器102を通過後、増幅器103により、この周波数における等化基準に見合うように増幅される。また、図2の入力端子101に入力された再生信号は、微分器104によって高域成分が抽出され、図6に示すような微分出力が得られる。微分器104を通過後、増幅器105により、この周波数における等化基準に見合うように増幅される。それぞれ周波数毎に等化された再生信号は、位相を考慮し、図2の加算器106によって、積分器103、増幅器104を介した再生信号から、微分器104、増幅器105を介した再生信号が差し引かれる。このときの再生信号を図7に示す。微積分等化器による粗い等化が行われた後、図2のA/Dコンバータ108で量子化され、適応等化フィルタ109によって精度の良い等化が行われる。
ところで、上記PR1の場合を例にとると、その周波数特性は図1に示すものとなる。磁気記録再生系のような低域遮断特性を有する系の場合、この等化基準に等化しようとすると直流成分は再生されないので、十分なS/Nを確保しようとすると、図2の積分器102の出力側の増幅器103における利得はかなり大きなものとなる。このようなアナログ回路をLSI化しようとしたときには、大きな動作範囲を確保しなければならず、それだけ回路の駆動電流も大きくなり、低電圧化や低消費電力化が難しい。
本発明は、上述のような実情に鑑みて提案されたものであって、従来アナログ回路により構成されていた微積分等化器をデジタル回路で構成し、フィルタの次数を高くすることなく簡単な構成で実現し得るような信号処理装置及び方法、並びにデジタルデータ再生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る信号処理装置及び方法は、記録媒体を再生して得られた信号をデジタル信号に変換し、A/D変換されたデジタル信号に対して1次のIIR(無限インパルス応答)フィルタ構成を有する積分器により低域成分の積分等化を行い、A/D変換されたデジタル信号に対して1次のFIR(有限インパルス応答)フィルタ構成を少なくとも有する微分器により高域成分の微分等化を行い、積分等化された信号から微分等化された信号を減算し、得られた出力信号を適応等化フィルタに供給して適応等化する。
また、本発明に係るデジタルデータ再生装置は、記録媒体に記録されたデジタル信号を信号を再生する再生手段と、再生手段からの信号を増幅する増幅手段と、増幅手段からの信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、A/D変換手段からの出力信号の低域成分の等化を行う1次のIIRフィルタ構成を有する積分器と、A/D変換手段からの出力信号の高域成分の等化を行う1次のFIRフィルタ構成を少なくとも有する微分器と、積分器の出力信号から微分器の出力信号を減算する加算器と、この加算器からの出力信号が入力される適応等化フィルタと、適応等化フィルタからの出力信号に対して最尤復号を行う最尤復号手段とを有する。
ここで、上記積分器のIIRフィルタは、伝達関数H(z)が、
(z)=1/(α・(1+β・z−1))
ただし、
α=1/(ω・T
β=−exp(−ω・T
ωはカットオフ周波数、Tはサンプリング周波数
であり、上記微分器は、伝達関数H(z)が、
(z)=γ・(1−z−1)/(1+ε・z−1
ただし、
γ=(2/T)/(ω+2/T
ε=(ω−2/T)/(ω+2/T
ω:カットオフ周波数
であることが挙げられる。
本発明によれば、記録媒体を再生して得られた信号をデジタル信号に変換し、A/D変換されたデジタル信号に対して1次のIIRフィルタ構成を有する積分器により低域成分の積分等化を行い、A/D変換されたデジタル信号に対して1次のFIRフィルタ構成を少なくとも有する微分器により高域成分の微分等化を行い、積分等化された信号から微分等化された信号を減算し、得られた出力信号を適応等化フィルタに供給して適応等化することにより、簡単な構成で、従来のアナログ回路の微積分等化器と同程度の特性をデジタル回路により実現することができる。また、アナログ回路における信号の動作範囲は電圧であるのに対し、デジタル化することで、ビット幅により動作範囲を与えることができ、容易に低電圧化が行え、低消費電力化が図れる。また、パーシャルレスポンスを利用することで、サンプリング周波数を記録符号のデータレート程度まで下げても等化が可能であり、そのときの微分器はFIRフィルタのみで構成でき、高域の位相が線形に変化し、従来に比較して位相歪みが小さい。
以下、本発明に係る信号処理装置及び方法、並びにデジタルデータ再生装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
先ず、本発明に係る信号処理装置及び方法が用いられるデジタルデータ記録再生装置について考察すると、デジタル信号を記録した記録媒体を再生して得られた信号に対して、元の2値のデジタルデータに戻すときに、識別を行う前に等化基準を満たすように等化が行われる。磁気記録再生において、PR1のような積分検出が必要な記録符号の場合、微積分等化器が必要となる。
そこで、本発明の実施の形態においては、この微積分等化をデジタル回路で実現するために、記録媒体からのアナログ再生信号を量子化(A/D変換)した後の再生信号を用いて、1次のIIR(無限インパルス応答)フィルタで構成した積分器を通過させ利得を調整した再生信号から、1次のFIR(有限インパルス応答)フィルタと1次のIIR(無限インパルス応答)フィルタとの組み合わせで構成した微分器を通過させ利得を調整した再生信号を減算する構成を用いている。この場合、IIR(無限インパルス応答)フィルタの構成では、1時刻前の出力信号に係数を掛けたものと入力信号の加算が行われる。また、フィルタ回路内の係数乗算における出力信号と係数の乗算は、係数に2の倍数を利用することで、乗算はビットシフトすればよく、演算数が多くなる乗算器は必要なくなる。1段の加算器で構成した。
図8は、本発明に係る信号処理装置及び方法の実施の形態として、デジタルデータ記録再生装置の等化器として用いられる信号処理装置の構成例を示すブロック図である。この図8に示す信号処理装置は、入力端子1からの入力信号のアンチエイリアス用のLPF(ローパスフィルタ)7と、LPF7からの出力信号の量子化を行うA/Dコンバータ(Analog to Digital Converter)8と、量子化された再生信号の低域成分の等化を行う積分器(IIRフィルタ)20と、積分された再生信号の振幅の大きさを調整する増幅器21と、量子化された再生信号の高域成分の等化を行う微分器(FIRフィルタ22、IIRフィルタ23)と、微分された振幅の大きさを調整する増幅器24と、積分された再生信号と微分された再生信号の減算を行う加算器25と、PR(Partial Response)等化を行う適応等化フィルタ9とにより構成される。
この図8において、入力端子1より再生信号が入力され、量子化したときの折り返し歪み(エイリアシングノイズ)を防ぐために、アンチエイリアス用LPF7を通過させ、A/Dコンバータ(Analog to Digital Converter)8により、再生信号が量子化される。量子化された再生信号は、低域、高域のそれぞれの周波数毎に、等化基準に見合うように等化が行われる。低域の等化は、量子化した再生信号を、IIRフィルタで構成された積分器20に入力して低域成分だけを抜き出し、増幅器21によって等化基準に見合うよう増幅する。また、高域の等化は、量子化された再生信号を、FIRフィルタ22及びIIRフィルタ23で構成された微分器に入力して高域成分だけを抜き出し、等化基準に見合うように増幅器24により増幅する。そして、図2で示した従来技術と同様に、2つの信号の位相を考慮し、加算器25において、積分器側の低域の等化を行った再生信号から、微分器側の高域の等化を行った再生信号が差し引かれる。演算後の再生信号は、適応等化フィルタ9に入力し、最終的にPR等化される。このPR等化された再生信号が出力端子10より出力される。出力端子10からの出力信号は、さらにPLL(位相ロックループ)回路11に送られてクロック抽出が行われ、ビタビ復号回路12に送られてビタビ復号される。
次に、積分器(IIRフィルタ)20、微分器(FIRフィルタ22、IIRフィルタ23)について説明を行う。
従来の図2に示した積分器102は、1次のローパスフィルタで構成されており、伝達関数H(s)は、
(s)=ω/(s+ω) …(1)
のように表される。
ここで、カットオフ周波数ωは、サンプリング周波数に対し十分に小さい値(1/100以下)となり帯域制限されていることから、インパルス不変法を利用してs平面上から離散系のz平面へ変換すると、図8の積分器(IIRフィルタ)20は、
(z)=1/(α・(1+β・z−1)) …(2)
と表せる。上記α、βは、
α=1/(ω・T) …(3)
β=−exp(−ω・T) …(4)
である。ここで、Tはサンプリング周波数である。なお、図8では、積分器20の伝達関数を、遅延演算子D(単位遅延)を用いて、(1/α)/(1+β・D)で表している。また、増幅器21の利得(乗算係数)をK2として表している。
次に、図2の微分器104はHPF(ハイパスフィルタ)で構成されている。この微分器104の伝達関数H(s)は、
(s)=s/(s+ω) …(5)
のようになる。
この場合、帯域制限されていないので、s平面上から離散系のz平面への変換に積分器と同様にインパルス不変法を利用すると誤差が大きくなってしまう。そこで、双一次変換法を利用する。すなわち、
s=(2/T)・(1−z−1)/(1+z−1) …(6)
を、上記式(5)に代入すると、図8のFIRフィルタ22及びIIRフィルタ23の伝達関数H(z)は、
(z)=γ・(1−z−1)/(1+ε・z−1) …(7)
と表せる。ここで、γ、εは、
γ=(2/T)/(ω+2/T) …(8)
ε=(ω−2/T)/(ω+2/T) …(9)
である。
図8の例では、微分器を構成するFIRフィルタ22及びIIRフィルタ23の各伝達特性を、単位遅延(1サンプル遅延)Dを用いて、γ・(1−D)及び1/(1+ε・D)でそれぞれ表している。また、乗算器24の利得(乗算係数)をK3として表している。ここで、サンプリング周波数が低い場合(例えば記録データのデータレートと同程度の場合)には、後述するように、γ・(1−D)の特性のFIRフィルタ22のみで充分であり、簡単な構成で済む。ただし、サンプリング周波数がデータレートの2倍以上となる場合には、より良い近似を得る為に、1/(1+ε・D)の特性のIIRフィルタ23も必要となる。
微分器となるハイパスフィルタのカットオフ周波数ωは、記録符号のデータレート近傍にとられる。ここで、アナログの再生信号を量子化する際のサンプリング周波数が、記録符号のデータレートに対して2倍以上とらないときは、上記の双一次変換法を用いなくても、PR(パーシャルレスポンス)であれば、(データレート)/2の周波数まで動作すればよいので、このときの伝達関数H(z)は、
(z)=1−z−1 …(10)
で十分である。
図8に示す本発明の実施の形態の構成例に用いられるFIR(有限インパルス応答)フィルタ22の構成を図9に示す。また、IIR(無限インパルス応答)フィルタ(20や23)の場合は、1時刻前の出力信号に係数(式(2)のβや式(7)のε)を掛けたものと入力信号の加算が1時刻以内に行われなければならない。それを実現するための本発明の実施の形態で用いるIIRフィルタの構成の具体例を図10に示す。
図9において、入力端子40からの信号は係数乗算器41に送られて係数γが乗算され、加算器43及び遅延器42に送られる。遅延器42からの出力信号は加算器43に送られ、この加算器43にて係数乗算器41の出力から減算され、出力端子44を介して取り出される。このような構成によって、γ・(1−D)の伝達特性が得られる。
次に図10において、入力端子30からの信号は、加算器31に送られ、この加算器31からの出力信号が、遅延器34及び出力端子32に送られる。遅延器34からの出力信号は、係数乗算器35により係数(上記βやε)が乗算されて入力側の加算器31に帰還されるわけであるが、本実施の形態の例では、係数乗算器35としては、係数を2の倍数の組み合わせから選ぶことにより、演算数が多くなる通常の乗算器を用いず、ビットシフタ及び加算器を用いて構成の簡略化を図っている。具体的に、図10の例では、遅延器34からの出力信号を係数乗算器35内の2つのシフト回路36、37に送り、これらのシフト回路36、37からの出力信号を加算器で加算する構成を用いている。ここで、シフト回路36、37は、入力データをそれぞれnビット、mビット右シフト(2−n、2−m)するものであり、このようなシフト演算はゲート回路を必要としないので、実質的に演算は加算器一つとなり、演算数を減らすことができる。係数はそれぞれのレジスタのシフト量n、m(n、m=0,1,2,・・・)の組み合わせによって決める。
図11、図12は、このような積分等化器の周波数特性の具体例を示し、図11は振幅特性を、図12は位相特性をそれぞれ示している。これらの図11、図12において、特性曲線Aは、従来の図2に示すようなアナログ回路の特性を示し、また特性曲線Bは、本実施の形態のようにデジタルで回路で構成した図8に示すような微積分器についての周波数特性を示す。横軸の周波数には、データレートで規格化した規格化周波数が用いられ、低域側に主として積分特性が、高域側に主として微分特性がそれぞれ表れている。これらの図11、図12の特性は、サンプリング周波数がデータレートの約1.07倍と低い場合を示すものであり、上記図8の微分器のIIRフィルタ23を用いない場合、すなわち、FIRフィルタ22のみで微分器を構成している場合を示している。これらの図11、図12からも明らかなように、簡単な構成のデジタル回路によって、従来のアナログ回路と同程度の振幅特性を実現し、位相歪みを小さくすることができる。
また、図13は、従来の構成(図2)と今回の構成(図8)との各S/N特性を示すものである。この場合のS/N値は、適応等化後の出力を示し、特性曲線Aは図2の適応等化フィルタ109からの出力を、特性曲線Bは図8の適応等化フィルタ9からの出力をそれぞれ示している。このときのデジタルのサンプリング周波数は記録符号のデータレートに対して、約1.07倍である。このような低いサンプリング周波数でも、従来よりも改善されたS/Nが得られる。
ここで、図8の構成において、アナログ回路は破線で囲った部分、すなわちアンチエイリアス用のLPF7のみであり、前述した図2の破線で囲ったアナログ回路部分が(積分器102、微分器104、増幅器103,105、加算器106、LPF107)がデジタル回路により実現されていることが分かる。
従って、本発明の実施の形態によれば、従来のアナログ回路の構成をそのままデジタル化することができ、従来と同等のフィルタの次数で実現できる。ここで、従来のアナログ回路における信号の動作範囲は電圧で与えられるが、デジタル化することで、動作範囲はビット幅で与えられることになり、容易に低電圧化が行え、低消費電力にもなる。また、パーシャルレスポンス(PR)を利用することで、サンプリング周波数を記録符号のデータレート程度まで下げても等化が可能であり、そのときの微分器の型は上記式(10)で充分であるので、高域の位相が線形に変化し、従来に比較して位相歪みが小さい。
次に、上述した信号処理装置及び方法が適用された本発明に係るデジタルデータ再生装置の実施の形態について、図14を参照しながら説明する。
この図14に示すデジタルデータ再生装置は、デジタルテープストリーマ等のような磁気テープに対してデジタル信号を記録再生する磁気記録再生装置の例を示している。この図14において、磁気テープ201に記録されたデジタル信号は、磁気ヘッド202にて再生される。この磁気ヘッド202からの再生信号は振幅が微少であるため、プリアンプ(前置増幅器)203により適当な振幅まで増幅される。プリアンプ203から出力された再生信号は、利得制御増幅器(GCA:Gain Control Amplifier)204に送られ、所望の振幅の大きさに増幅される。なおこのGCA(利得制御増幅器)204には、入力信号の振幅変化に拘わらず自動的に一定の振幅に増幅する自動利得(AGC:Auto Gain Control)増幅器が用いられることが多い。GCA(利得制御増幅器)204からの出力信号は、アンチエイリアス用(エイリアシングノイズを防ぐため)のLPF(ローパスフィルタ)205を介して、A/D変換器206に送られ、量子化される。
A/D変換器206で量子化された再生信号は、上述した本発明の実施の形態の微積分等化器207に送られる。この微積分等化器207としては、例えば上記図8において、量子化された再生信号の低域成分の等化を行う積分器(IIRフィルタ)20と、積分された再生信号の振幅の大きさを調整する増幅器21と、量子化された再生信号の高域成分の等化を行う微分器(FIRフィルタ22、IIRフィルタ23)と、微分された振幅の大きさを調整する増幅器24と、積分された再生信号と微分された再生信号の減算を行う加算器25と、を有して成る構成を用いることができる。
微積分等化器207からの出力信号は、PR(パーシャルレスポンス)等化を行う適応等化フィルタとしてのFIR(有限インパルス応答)フィルタ208にて仮等化が行われる。FIRフィルタ208からの仮等化された再生信号は、補間フィルタ等を利用したPLL(位相ロックループ)で構成されるタイミング復元(Timing Recovery)回路209にて、チャネルクロック同期がとられる。同期のとられた再生信号はFIRフィルタ210に送られ、このFIRフィルタ210にて適応等化アルゴリズムを利用して精度の良い等化が行われた後、ビタビ復号器211に送られて最尤復号される。ビタビ復号器211にて最尤復号された2値の信号は、デコーダ212にて記録符号の復調(復号)が行われてNRZ符号に変換され、NRZインタフェース213を介して出力され、例えば誤り訂正回路(図示せず)に送られて誤り訂正処理が施される。
この図14に示す磁気記録再生装置は、磁気テープに対する記録再生を行うデジタルテープストリーマを想定したものであるが、本発明は、デジタルVTR等にも、また、テープ以外の記録媒体を用いる磁気ディスク装置等や、磁気記録媒体以外の記録媒体を用いるデジタルデータ記録再生装置にも容易に適用できることは勿論である。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施例に限定されるものではなく、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な変更、置換又はその同等のものを行うことができることは当業者にとって明らかである。
図1は、PR(パーシャルレスポンス)1の周波数特性を示す図である。 図2は、従来のアナログ回路による積分等化器を含む信号処理回路の一例を示すブロック図である。 図3は、図2の回路の動作説明に供する記録信号波形の一例を示す図である。 図4は、図2の回路の動作説明に供する再生信号波形の一例を示す図である。 図5は、図2の回路の動作説明に供する積分出力波形の一例を示す図である。 図6は、図2の回路の動作説明に供する微分出力波形の一例を示す図である。 図7は、図2の回路の動作説明に供する微積分等化出力波形の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態となる信号処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の実施の形態に用いられる1次のFIRフィルタの一例の概略構成を示すブロック図である。 図10は、本発明の実施の形態に用いられる1次のIIRフィルタの一例の概略構成を示すブロック図である。 図11は、本発明の実施の形態及び従来例の周波数−振幅特性を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態及び従来例の周波数−位相特性を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態及び従来例のS/N特性を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態となるデジタルデータ再生装置の概略構成を示すブロック図である。

Claims (15)

  1. 記録媒体を再生して得られた信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、
    上記A/D変換手段からの出力信号の低域成分の等化を行う1次のIIRフィルタ構成を有する積分器と、
    上記A/D変換手段からの出力信号の高域成分の等化を行う1次のFIRフィルタ構成を少なくとも有する微分器と、
    上記積分器の出力信号から上記微分器の出力信号を減算する加算器と、
    上記加算器からの出力信号が入力される適応等化フィルタとを有する信号処理装置。
  2. 上記微分器は、上記FIRフィルタ構成にIIRフィルタ構成を直列に接続して構成される請求項1記載の信号処理装置。
  3. 上記積分器のIIRフィルタは、伝達関数H(z)が、
    (z)=1/(α・(1+β・z−1))
    ただし、
    α=1/(ω・T
    β=−exp(−ω・T
    ωはカットオフ周波数、Tはサンプリング周波数
    であり、上記微分器は、伝達関数H(z)が、
    (z)=γ・(1−z−1)/(1+ε・z−1
    ただし、
    γ=(2/T)/(ω+2/T
    ε=(ω−2/T)/(ω+2/T
    ω:カットオフ周波数
    である請求項1記載の信号処理装置。
  4. 上記積分器からの出力信号に対して等化基準に見合うように増幅する第1の増幅器と、上記微分器からの出力信号に対して等化基準に見合うように増幅する第2の増幅器とを有し、上記加算器は、上記第1の増幅器の出力信号から上記第2の増幅器の出力信号を減算して出力する請求項1記載の信号処理装置。
  5. 上記積分器、微分器に用いられる1次フィルタの係数乗算器は、データをビットシフトする複数のシフト手段と、上記複数のシフト手段によりシフトされたデータを加算する加算手段とを用いて構成される請求項1記載の信号処理装置。
  6. 上記適応等化フィルタはPR(パーシャルレスポンス)等化を行う請求項1記載の信号処理装置。
  7. 記録媒体を再生して得られた信号をデジタル信号に変換するA/D変換工程と、
    上記A/D変換工程により得られた出力信号に対して1次のIIRフィルタ構成を有する積分器により低域成分の等化を行う積分等化工程と、
    上記A/D変換工程により得られた出力信号に対して1次のFIRフィルタ構成を少なくとも有する微分器により高域成分の等化を行う微分等化工程と、
    上記積分等化工程により得られた出力信号から上記微分等化工程により得られた出力信号を減算する減算工程と、
    上記減算工程により得られた出力信号を適応等化フィルタに供給して適応等化する適応等化工程とを有する信号処理方法。
  8. 上記微分等化工程で用いられる微分器は、上記FIRフィルタ構成にIIRフィルタ構成を直列に接続して構成される請求項7記載の信号処理方法。
  9. 上記積分等化工程で用いられる積分器のIIRフィルタは、伝達関数H(z)が、
    (z)=1/(α・(1+β・z−1))
    ただし、
    α=1/(ω・T
    β=−exp(−ω・T
    ωはカットオフ周波数、Tはサンプリング周波数
    であり、上記微分等化工程で用いられる微分器は、伝達関数H(z)が、
    (z)=γ・(1−z−1)/(1+ε・z−1
    ただし、
    γ=(2/T)/(ω+2/T
    ε=(ω−2/T)/(ω+2/T
    ω:カットオフ周波数
    である請求項7記載の信号処理方法。
  10. 上記積分等化工程からの出力信号に対して等化基準に見合うように増幅する第1の増幅工程と、上記微分等化工程からの出力信号に対して等化基準に見合うように増幅する第2の増幅工程とを有し、上記減算工程は、上記第1の増幅工程の出力信号から上記第2の増幅工程の出力信号を減算して出力する請求項7記載の信号処理方法。
  11. 上記積分器、微分器に用いられる1次フィルタの係数乗算器は、データをビットシフトする複数のシフト手段と、上記複数のシフト手段によりシフトされたデータを加算する加算手段とを用いて構成される請求項7記載の信号処理方法。
  12. 上記適応等化工程ではPR(パーシャルレスポンス)等化を行う請求項7記載の信号処理方法。
  13. 記録媒体に記録されたデジタル信号を再生する再生手段と、
    上記再生手段からの信号を増幅する増幅手段と、
    上記増幅手段からの信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、
    上記A/D変換手段からの出力信号の低域成分の等化を行う1次のIIRフィルタ構成を有する積分器と、
    上記A/D変換手段からの出力信号の高域成分の等化を行う1次のFIRフィルタ構成を少なくとも有する微分器と、
    上記積分器の出力信号から上記微分器の出力信号を減算する加算器と、
    この加算器からの出力信号が入力される適応等化フィルタと、
    上記適応等化フィルタからの出力信号に対して最尤復号を行う最尤復号手段とを有するデジタルデータ再生装置。
  14. 上記微分器は、上記FIRフィルタ構成にIIRフィルタ構成を直列に接続して構成される請求項13記載のデジタルデータ再生装置。
  15. 上記積分器のIIRフィルタは、伝達関数H(z)が、
    (z)=1/(α・(1+β・z−1))
    ただし、
    α=1/(ω・T
    β=−exp(−ω・T
    ωはカットオフ周波数、Tはサンプリング周波数
    であり、上記微分器は、伝達関数H(z)が、
    (z)=γ・(1−z−1)/(1+ε・z−1
    ただし、
    γ=(2/T)/(ω+2/T
    ε=(ω−2/T)/(ω+2/T
    ω:カットオフ周波数
    である請求項13記載のデジタルデータ再生装置。
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