JP4121444B2 - データ再生装置 - Google Patents

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Description

本発明はデータ再生装置、特にデジタルデータ再生信号の等化処理及びタイミング制御に関する。
従来より、磁気テープ等に記録されているデジタル画像信号やデジタル音声信号を再生する技術が知られている。この種の装置においては、再生された信号をイコライザにより等化処理することで、記録再生系における信号の劣化や磁気テープの種類による特性ばらつき、磁気ヘッドの特性ばらつき等を補償し、エラーを低減している。
図12には、イコライザを備えた従来の再生装置の構成ブロック図が示されている。再生回路103は回転磁気ヘッドから構成され、磁気テープ101のトラックから画像信号、音声信号、サブコード等の情報を再生し、アナログ信号として出力する。アンプ105は、回転ヘッドからの再生信号を増幅し、イコライザ107に出力する。
イコライザ107は、高域強調用フィルタ、低域の群遅延を制御する全域通過(オールパス)フィルタ、高域の群遅延を制御する全域通過フィルタを有する。高域強調用フィルタは、アンプ105からの信号の高域成分の劣化を補償して低域群遅延制御用の全域通過フィルタに出力する。低域群遅延制御用の全域通過フィルタは、磁気テープのダイパルス特性を補償するためにアナログ再生信号の低域の群遅延を調整し、高域群遅延制御用の全域通過フィルタに出力する。高域群遅延制御用の全域通過フィルタは、アナログ再生信号の高域の群遅延を制御し、さらに積分処理してA/D109に出力する。
A/D109は、イコライザ107からのアナログ再生信号をデジタル信号に変換し、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ111及びPLL113に出力する。A/D109は、PLL113からのクロックに応じてアナログ再生信号をサンプリングする。
FIRフィルタ111は、複数のラッチ及び係数器を備え、群遅延特性を調整してPR4デコーダ115に出力する。PR4デコーダ115は、PR4のプリコード処理が施されて記憶されているデジタル信号の復調処理を行い、評価回路117及びビタビデコーダ121に出力する。評価回路117は、イコライザ107の特性を評価し、その結果をイコライザ制御回路119に出力し、イコライザ107の特性を調整する。また、ビタビデコーダ121は、ビタビアルゴリズムを用いてPR4デコーダ115の出力から1サンプル1ビットのデジタル信号を検出し、信号処理回路123に出力する。信号処理回路123は、ビタビデコーダ121により得られたデジタル信号に基づいて再生画像信号や再生音声信号を得、出力端子125から出力する。
特開2001−209902号公報
このように、従来においては、再生回路103で得られたアナログ再生信号に対してイコライザ107で等化処理を行っており、ある程度の特性ばらつきにも対応することが可能であるが、より広範な特性ばらつきに対応する、あるいは一層のエラー低減を図るのに一定の限界があった。特に、近年においては多種多様な磁気テープや磁気ヘッドが存在し、その特性のばらつきが増大しているだけでなく、一層の性能の安定化、ユーザの多様な要求に応え得るフレキシビリティ、並びにコスト低下が要求されており、イコライザの等化特性をより柔軟にかつ高精度に可変調整できることが望まれている。
一方、イコライザの等化特性を可変調整できるように構成した場合には、タイミング制御が困難となる問題がある。すなわち、例えば非同期サンプリング(再生信号をそのシンボルとは非同期のクロックでサンプリングする)でデジタル信号に変換した場合、各サンプル点間のシンボル点データを推定するためにインターポレータで内挿補間する必要があり、内挿補間のタイミングは等化手段の出力に基づいて帰還制御して最適化することになるが、等化手段のフィルタ特性を変更すると内挿補間タイミングも同時に変更されてしまい、調整が困難となる問題がある。
本発明の目的は、再生信号の等化処理をより柔軟にかつ精度よく実行でき、かつ、タイミング制御も容易に行って再生エラーを低減できるデータ再生装置を提供することにある。
本発明のデータ再生装置は、デジタルデータを再生する再生手段と、前記再生手段からのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号を内挿補間するインターポレート手段と、前記インターポレート手段からのデジタル信号を所望の目標特性とすべく等化処理するデジタル等化手段と、前記デジタル等化手段からのデジタル信号に基づき前記インターポレート手段での内挿補間タイミングを調整するタイミング調整手段とを有し、前記デジタル等化手段は、前記インターポレート手段からのデジタル信号の高域成分をブーストする固定FIRフィルタ手段と、前記固定FIRフィルタ手段からのデジタル信号の振幅及び群遅延を可変制御する、互いに並列接続されその特性が維持される第1可変フィルタ手段及びその特性が調整される第2可変フィルタ手段と、前記第2可変フィルタ手段からのデジタル信号を目標値に一致させる可変FIRフィルタ手段と、前記第1可変フィルタ手段からの出力と前記可変FIRフィルタ手段からの出力を選択的に前記タイミング調整手段に切替出力するスイッチ手段とを有し、前記スイッチ手段は、前記第2可変フィルタ手段のフィルタ特性調整中は前記第1可変フィルタ手段の出力を前記タイミング調整手段に出力し、前記第2可変フィルタ手段のフィルタ特性調整後は前記可変FIRフィルタ手段の出力を前記タイミング調整手段に出力する。
等化手段で等化処理されたデジタル信号をタイミング調整手段に供給し、帰還制御することでインターポレート手段における内挿タイミングが最適化(タイミング同期)されるが、本発明においては、デジタル等化手段は互いに並列接続された複数の可変フィルタ手段を有し、いずれかの可変フィルタ手段からの出力を選択的にタイミング調整手段に供給する。したがって、デジタルデータの記録媒体その他の特性ばらつきにより、デジタル等化手段の等化特性を変更する必要が生じ、このため可変フィルタ手段のフィルタ特性を調整する際においても、複数の可変フィルタ手段のいずれかのフィルタ特性を調整中は、フィルタ特性を変化させていない残りの可変フィルタ手段の出力をタイミング調整手段に供給することが可能となる。これにより、フィルタ特性調整中はタイミング調整手段による同期タイミングは変更されることはなく、当該いずれかの可変フィルタ手段のフィルタ特性調整は、タイミング同期が確立された状態で実行されことになり、調整が容易化される。本発明では、複数の可変フィルタ手段を互いに並列に設けることで、タイミング調整とフィルタ特性調整とを互いに分離させ、それぞれ個別に調整可能とすると云うこともできる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
まず、本実施形態におけるデータ再生装置の構成を説明するに当たり、その前提となる基本構成について説明する。図1には、データ再生装置の基本構成ブロック図が示されている。再生ヘッド2は、磁気テープ等に記録されたデジタルデータを再生し、アンプにより増幅してアナログフィルタ10に出力する。
アナログフィルタ10は、アンチエイリアスフィルタであり、アナログ信号のfb/2(fb:ビットレート)以上の周波数成分をカットしてA/D12に出力する。
A/D12は、アナログフィルタ10からのアナログ信号をデジタル信号に変換してインターポレータ14に出力する。具体的には、A/D12は、図示しないPLLからのクロックに応じてアナログ信号をサンプリングし、1サンプル複数ビットで量子化してデジタル化する。
インターポレータ14は、A/D12からのデジタル信号に対し、そのサンプル点データからサンプル間にあるシンボル点のデータを推定する。A/D12では、PLLからのクロックに応じ、シンボルとは非同期のタイミングでサンプリングするため(非同期サンプル)、インターポレータ14でシンボル点のデータを内挿補間する必要が生じる。インターポレータ14は、A/D12のサンプルデータに対して補間したデータをリサンプル処理する。インターポレータ14は、基本的にはFIRフィルタで構成される。インターポレータ14は、互いに直列接続された複数のラッチ、複数の係数器、及び加算器を含んで構成される。各ラッチは、デジタル信号をサンプル期間だけ保持して出力する。各係数器は、入力デジタル信号に対して所定の係数を乗じて加算器に出力する。加算器は、各係数器の出力を加算し、後段のデジタルイコライザに出力する。各係数器の係数は、予めセットとして設定されている。また、係数のセットは予め複数セット(例えば32セット)用意され、これらのセットのいずれかが選択される。すなわち、内挿補間すべき位置に応じて複数セットの中のいずれかのセットが選択的に用いられる。内挿補間すべき位置、すなわち内挿補間のタイミングは、タイミングエラー検出器34、ループフィルタ36、NCO(Number Control Oscillator)からなるタイミングコントロール回路により調整される。
インターポレータ14にて内挿補間され、リサンプルされたデジタル信号は、等化処理を行うデジタルイコライザ15に供給される。
デジタルイコライザ15は、デジタル信号を所望の目標特性に一致させるためにデジタル信号の振幅及び群遅延を制御するもので、本実施形態ではデジタル信号に対して等化処理を施す。デジタルイコライザ15は、具体的には、固定FIRフィルタ16、可変フィルタ18、可変FIRフィルタ26、及び適応制御器28を含んで構成される。
固定FIRフィルタ16は、インターポレータ14からのデジタル信号に対し、高域成分をブーストして高域成分の劣化を補償する。すなわち、再生ヘッド2、アナログフィルタ10及びインターポレータ14の各フィルタにより原信号の高域成分が劣化しているため、この高域成分を所定量(固定値)だけブーストするのである。
可変フィルタ18は、固定FIRフィルタ16からのデジタル信号の振幅及び群遅延を可変制御するフィルタであり、例えば複数のラッチ及び係数器で構成した場合の係数器の係数(タップ係数)を可変とするものである。
図2には、可変フィルタ18の一つの構成例が示されている。可変フィルタ18は、可変バンドパスフィルタ(BPF)18a、可変ハイパスフィルタ(HPF)18b及び可変全域通過フィルタ18cから構成される。可変BPF18a及び可変HPF18bでデジタル信号の振幅を調整し、可変全域通過フィルタ18cでデジタル信号の群遅延量を制御する。各フィルタのタップ係数は外部からの調整信号により可変調整される。具体的には、図示しないレジスタに各係数器の係数データ値を書き込み、このレジスタ値を各フィルタに供給する。可変フィルタ18で振幅及び群遅延が調整されたデジタル信号は可変FIRフィルタ26に供給される。
再び図1に戻り、可変FIRフィルタ26は、入力デジタル信号の特性を目標特性に一致させるためのFIRフィルタであり、係数器の係数を可変とするフィルタである。係数器の可変係数は、適応制御器28からの調整信号により調整設定される。適応制御器28は、目標特性(仮に定めた目標特性である)と入力デジタル信号の特性との差分を演算し、この差分に応じて所定のアルゴリズムに従いFIRフィルタの係数を増減調整する。より詳しくは、適応制御器28は、判定器、減算器、及び適応アルゴリズム処理器を備える。判定器は、可変FIRフィルタ26の出力をしきい値と比較し、出力デジタル値が所定のデジタル値のいずれであるかを判定する(所定のデジタル値が0、−1、+1である場合、出力デジタル値をしきい値と比較してこれらの値のいずれであるかを判定する)。例えば、可変FIRフィルタ26からの出力デジタル値が0.8であった場合、判定器はこれを+1と判定して減算器に出力する。
減算器は、可変FIRフィルタ26からの出力と、判定器からの判定結果を減算し、その差分を算出する。この差分あるいは相違が、入力デジタル信号の特性と目標特性との相違である。減算器は、差分を適応アルゴリズム処理器に出力する。適応アルゴリズム処理器は、LMS(Least Mean Square)アルゴリズム、すなわち、差分(誤差信号)の2乗を最小にするように可変FIRフィルタ26のタップ係数を時々刻々変化させる。適応アルゴリズム処理器は回路で構成されるが、DSPをプログラミングしてソフト的に処理してもよい。以上のようにして、入力デジタル信号を目標特性(目標PR4特性)に高速に等化収束させることができる。可変フィルタ18でデジタル信号特性の振幅及び群遅延を粗調整し、可変FIRフィルタ26でデジタル信号特性の群遅延を微調整して目標特性に一致させると云うこともできる。
可変FIRフィルタ26で最終的に等化処理されたデジタル信号は、ビタビデコーダ42に供給される。ビタビデコーダ42は、ビタビアルゴリズムを用いてデジタル信号を検出し、信号処理回路44に出力する。信号処理回路44は、ビタビデコーダ42により得られたデジタル信号に基づき、再生画像信号や再生音声信号を得て、モニタその他のデバイスに出力する。
なお、可変FIRフィルタ26の出力は、タイミングエラー検出器34にも供給され、ループフィルタ36を介してNCO(Number Control Oscillator)38に供給され、NCO38でタイミング誤差に応じた制御信号を生成してインターポレータ14に供給し、タイミングを調整する。インターポレータ14は、NCO38からの制御信号に基づいて、既述したように係数器の係数の複数セットの中から制御信号に応じたセットを用いて内挿補間し内挿タイミングを最適化(タイミングの同期確立)する。
このように、図1に示されたデータ再生装置では、インターポレータ14からのデジタル信号に対し、デジタルイコライザ15により等化処理するとともに、デジタルイコライザ15を構成するフィルタを可変フィルタ(その特性を調整できるフィルタ)で構成することで、デジタルデータが記録された磁気テープ等の特性ばらつきや再生ヘッドの特性ばらつき、アナログフィルタ10の特性ばらつきなどを柔軟かつ高精度に補償できる。
一方、可変フィルタのフィルタ特性を調整した場合、タイミングエラー検出器34、ループフィルタ36、NCO38からなるタイミング制御系の入力も変化するため、一旦確立したタイミング同期も変更されることとなる。本来であれば、タイミング同期とフィルタ特性とは個別に調整されるべきであり、タイミング同期が確立したことを前提としてフィルタ特性を最適化すべきである。
そこで、本実施形態では、図1の基本構成を前提としつつ、さらに新たな構成を付加してかかる問題を解決している。
図3には、本実施形態に係るデータ再生装置の全体構成図が示されている。図1の構成と異なる点は、デジタルイコライザ15を構成する可変フィルタ18の他に、可変フィルタ19を設け、可変フィルタ18と可変フィルタ19とを互いに並列接続させた点、及び、可変フィルタ18の信号系統(可変フィルタ18と可変FIRフィルタ26の系統)と、可変フィルタ19の信号系統とを選択的に切り換えてタイミングエラー検出器34に出力するスイッチSWを設けた点である。
可変フィルタ19は、可変フィルタと同様にそのフィルタ特性を可変調整できるフィルタであり、その構成は可変フィルタ18と同一である。従って、可変フィルタ19も、図2に示された可変フィルタ18と同様に、可変BPF、可変HPF、可変全域通過フィルタを備えてもよい。可変フィルタ19の係数(タップ係数)も、可変フィルタ18と同様に外部の調整信号により可変設定される。
可変フィルタ18及び可変フィルタ19は、当初はともに外部の調整信号によりある適当なフィルタ特性となるように設定される。その後、磁気テープ等の記録媒体特性のばらつき等によりデジタルイコライザ15の等化特性を調整する必要が生じた場合には、フィ可変フィルタ18のフィルタ特性のみを変化させて調整し、可変フィルタ19のフィルタ特性はそのまま維持する。
スイッチSWは、接点a(可変フィルタ19側)と接点b(可変フィルタ18側)とを選択的に切り替えるスイッチであり、スイッチSWの切り替えは、可変フィルタ18での可変調整が終了したことをトリガとして行われる。図3においてSWに供給される切替信号は、可変調整終了をトリガとしてSWに供給され、SWの接点を切り替える。SWの接点を接点a側とすると可変フィルタ19の出力に基づきタイミング制御が行われ、SWの接点を接点b側とすると可変フィルタ18(及び可変FIRフィルタ26)の出力に基づきタイミング制御が行われる。
以下、SWの切替動作について、図4及び図5を用いて説明する。
図4及び図5には、図3における要部が示されている。図4に示されるように、当初はSWは接点a側に設定され、可変フィルタ19の出力をタイミングエラー検出器34に出力し、可変フィルタ19の出力でタイミングの帰還制御を行いタイミングの同期を確立する。この状態から、磁気テープその他の記録媒体等の特性ばらつきに起因してデジタルイコライザ15の等化特性を変化させ調整する必要が生じた場合、可変フィルタ18のフィルタ特性(係数器のタップ係数)のみを変更し、可変フィルタ19のフィルタ特性(係数器のタップ係数)はそのまま維持する。可変フィルタ19のフィルタ特性は変更されずそのまま維持されるため、タイミングエラー検出器34に供給される信号も変化なく、インターポレータ14での内挿補間タイミングも維持される。
可変フィルタ18の調整が終了したとき、すなわち可変フィルタ18及び可変FIRフィルタ26の出力が目標特性にほぼ一致したとき、可変フィルタ18の係数が調整後の値に設定されるとともに、図5に示されるように、SWの接点は接点a側から接点b側に切り替えられる。これにより、フィルタ特性調整済みの可変フィルタ18の出力がタイミングエラー検出器34に供給されるようになり、可変フィルタ18の出力で新たにタイミング同期が確立される。
可変フィルタ18の係数調整が終了すると、係数はほぼ一定値に収束するため、このことを検出して切替信号をSWに出力し、SWの接点を接点a側から接点b側に切り替える構成としてもよい。
このように、本実施形態では、可変フィルタ18と可変フィルタ19とを互いに並列接続し、タイミング同期を確立するための可変フィルタと、フィルタ特性を変更するための可変フィルタとを分離独立させることで、タイミング同期を確立した状態でフィルタ特性のみを変更することが可能となり、フィルタ特性の調整が容易化される。
なお、本実施形態では、可変フィルタ18と並列に可変フィルタ19を設けているが、可変フィルタ19に加え、可変フィルタ19の後段に可変FIRフィルタを設けてもよい。スイッチSWは、可変フィルタ19の後段に設けられた可変FIRフィルタの出力と、可変フィルタ18の後段に設けられた可変FIRフィルタ26の出力のいずれかを選択的にタイミングエラー検出器34に出力する。フィルタ特性の調整中は、可変フィルタ19及びその後段に設けられた可変FIRフィルタで等化処理されたデジタル信号でタイミング同期を確立し、可変フィルタ18のフィルタ特性の調整終了後は、可変FIRフィルタ26の出力でタイミング同期を再確立する。
本実施形態における可変フィルタ18及び可変フィルタ19の構成は任意であるが、以下にこれらを例示する。
図6には、可変BPF18aの構成が示されている。可変BPF18aは、直列接続された複数(図では4個)のラッチ18a−1、並列接続された複数(図では2個)の係数器18a−2、及び加算器18a−3を含んで構成される。固定FIRフィルタ16の出力はラッチ18a−1に供給されるとともに、係数器18a−2にも供給される。係数器18a−2は、デジタル信号に対して可変係数Kbを乗算し、加算器18a−3に出力する。ラッチ18a−1は、デジタル信号を保持した後、加算器18a−3に出力する。また、複数のラッチ18a−1を経由したデジタル信号は他の係数器18a−2に供給され、当該他の係数器18a−2は入力デジタル信号に対して可変係数Kbを乗算して加算器18a−3に出力する。加算器18a−3は、これらの信号を加算して、次段の可変HPF18bに出力する。係数器18a−2における可変係数Kbを適宜調整することで、BPFのフィルタ特性が変化する。
図7には、可変HPF18bの構成が示されている。可変HPF18bも、複数(図では2個)のラッチ18b−1、複数(図では2個)の係数器18b−2、及び加算器18b−3を含んで構成される。可変BPF18aからのデジタル信号は、ラッチ18b−1及び係数器18b−2に供給される。係数器18b−2は、デジタル信号に対して可変係数Khを乗算し、加算器18b−3に出力する。ラッチ18b−1は、デジタル信号を保持した後、加算器18b−3に出力する。また、2個のラッチ18b−1を経由したデジタル信号は他の係数器18b−2に供給され、当該他の係数器18b−2は入力デジタル信号に対して可変係数Khを乗算して加算器18b−3に出力する。加算器18b−3は、これらの信号を加算して、次段の全域通過フィルタ18cに出力する。係数器18b−2における可変係数Khを適宜調整することで、HPFのフィルタ特性が変化する。
図8には、全域通過フィルタ18cの構成が示されている。全域通過フィルタ18cは、減算器18c−1、遅延器18c−2、18c−4、係数器18c−3、及び加算器18c−5を含んで構成される。可変BPF18bからのデジタル信号は、減算器18c−1に供給される。減算器18c−1は、入力デジタル信号と遅延器18c−4からの遅延デジタル信号との差分を演算し、係数器18c−3及び遅延器18c−2に出力する。係数器18c−3は、差分信号に対して可変係数Aを乗算して加算器18c−5及び遅延器18c−4に出力する。遅延器18c−4は、差分信号を1サンプルだけ遅延させて減算器18c−1に供給し、加算器18c−5は、遅延器18c−2からの信号と係数器18c−3からの信号を加算して出力する。減算器18c−1、係数器18c−3、及び遅延器18c−4でIIRフィルタを構成し、係数器18c−3、遅延器18c−2、及び加算器18c−5でFIRフィルタを構成し、係数器18c−3の係数Aを調整することで群遅延を制御する。係数器18c−3の係数Aを負に設定することで、入力デジタル信号の低域成分の群遅延量が増大し、係数Aの値を増減することでその遅延量を可変にできる。
図9〜図11には、各フィルタの特性が示されている、図9は可変BPF18aの特性、図10は可変HPF18bの特性、図11は可変全域通過フィルタ18cの特性である。各図において、矢印は各フィルタにおける係数器の係数(タップ係数)を変化させることにより得られる特性変化を示す。また、fbはビットレートである。
以上説明したように、本実施形態では、イコライザをデジタルフィルタで構成し、かつそのフィルタを可変フィルタとすることで、記録媒体や再生ヘッド等の特性ばらつきに応じた等化特性に柔軟かつ高精度に調整できる。
また、本実施形態では、可変フィルタを複数個(実施形態では2個)並列に設け、一方の可変フィルタの係数を調整している間に他方の可変フィルタの出力を用いてタイミング制御を行っているので、タイミング調整とフィルタ特性調整とを個別に実行することができ、速やかに調整を終了することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態において、可変フィルタ18と可変FIRフィルタ26との間にオートゲインコントローラ(AGC)を設け、可変フィルタ18の出力ゲインを調整した上で可変FIRフィルタ26に供給する構成としてもよい。ゲイン調整は、具体的にはタイミング制御と同様に帰還制御され、デジタルイコライザ15の出力をゲインエラー検出器に供給し、ループフィルタを介してAGCを制御する。当初は、スイッチSWは接点a側に切り替えられるため、可変フィルタ19の出力がゲインエラー検出器に供給されてゲイン制御され、可変フィルタ18のフィルタ特性調整後はスイッチSWは接点b側に切り替えられるため可変フィルタ18(可変FIRフィルタ26)の出力がゲインエラー検出器に供給されてゲイン制御される。
また、本実施形態のデータ再生装置は、DVC(デジタルビデオカメラ)やHDD(ハードディスクドライブ)、CDドライブやDVDドライブの再生装置に組み込むことができ、PR4等のデジタルデータを再生ヘッドでアナログ信号として再生し、このアナログ再生信号をデジタル化して再生処理する任意のデバイスに適用することができる。
実施形態の基本構成図である。 図1における可変フィルタの構成図である。 実施形態の全体構成図である。 図3におけるSWの動作説明図である。 図3におけるSWの動作説明図である。 可変BPFの構成図である。 可変HPFの構成図である。 可変全域通過フィルタの構成図である。 可変BPFの特性説明図である。 可変HPFの特性説明図である。 可変全域通過フィルタの特性説明図である。 従来装置の構成図である。
符号の説明
2 再生ヘッド、10 アナログフィルタ、12 A/D、14 インターポレータ、15 デジタルイコライザ、16 固定FIRフィルタ、18 可変フィルタ、19 可変フィルタ、26 可変FIRフィルタ、34 タイミングエラー検出器、36 ループフィルタ、38 NCO。

Claims (3)

  1. デジタルデータを再生する再生手段と、
    前記再生手段からのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    前記アナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号を内挿補間するインターポレート手段と、
    前記インターポレート手段からのデジタル信号を所望の目標特性とすべく等化処理するデジタル等化手段と、
    前記デジタル等化手段からのデジタル信号に基づき前記インターポレート手段での内挿補間タイミングを調整するタイミング調整手段と、
    を有し、前記デジタル等化手段は、
    前記インターポレート手段からのデジタル信号の高域成分をブーストする固定FIRフィルタ手段と、
    前記固定FIRフィルタ手段からのデジタル信号の振幅及び群遅延を可変制御する、互いに並列接続されその特性が維持される第1可変フィルタ手段及びその特性が調整される第2可変フィルタ手段と、
    前記第2可変フィルタ手段からのデジタル信号を目標値に一致させる可変FIRフィルタ手段と、
    前記第1可変フィルタ手段からの出力と前記可変FIRフィルタ手段からの出力を選択的に前記タイミング調整手段に切替出力するスイッチ手段と、
    を有し、
    前記スイッチ手段は、前記第2可変フィルタ手段のフィルタ特性調整中は前記第1可変フィルタ手段の出力を前記タイミング調整手段に出力し、前記第2可変フィルタ手段のフィルタ特性調整後は前記可変FIRフィルタ手段の出力を前記タイミング調整手段に出力する
    ことを特徴とするデータ再生装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記第1可変フィルタ手段及び前記第2可変フィルタ手段は、それぞれ、
    入力デジタル信号の振幅を調整する可変フィルタと、
    前記可変フィルタからのデジタル信号の群遅延を調整する可変全域通過フィルタと、
    を有することを特徴とするデータ再生装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記デジタルデータは、PR4プリコードされたデジタルデータであることを特徴とするデータ再生装置。
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