JPH09134216A - 故障発見記憶装置 - Google Patents

故障発見記憶装置

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JPH09134216A
JPH09134216A JP29134395A JP29134395A JPH09134216A JP H09134216 A JPH09134216 A JP H09134216A JP 29134395 A JP29134395 A JP 29134395A JP 29134395 A JP29134395 A JP 29134395A JP H09134216 A JPH09134216 A JP H09134216A
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美知 戸口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】迅速正確な状況判断が可能となる故障発見記憶
装置を提供する。 【解決手段】機器にダメージが付加された際に、このダ
メージ付加を検出するダメージ検出手段2と、上記ダメ
ージが発生した日時情報を出力する日時情報出力手段4
と、上記ダメージ検出手段2による衝撃情報と上記日時
情報出力手段4による日時情報とを記憶する記憶手段3
と、この記憶手段3の記憶内容を表示する表示手段5
と、上記ダメージ検出手段2によるダメージの重要度を
判定し、該ダメージ検出手段2による衝撃情報と上記日
時情報出力手段4による日時情報とを上記記憶手段3に
記憶するか否かを判定するCPU1とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、故障発見記憶装
置、詳しくは、故障状況を記憶可能な故障発見記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等、携帯して使用する機器
の場合、ユーザーが携帯の途中で落下させたり、ぶつけ
たりして壊してしまうことがある。また使用環境が過酷
であったり、移動中にユーザーの気づかないうちに高温
や低温下の環境に放置したりして、機器を壊してしまう
虞もある。
【0003】このように、カメラ等の携帯性機器は常に
外的要因により故障してしまう危険性にさらされている
が、仮にユーザーが機器の故障に気づいても、この故障
が、どのような状況のもとで生じたのかを特定すること
は困難である。ここで、この故障を特定できると、たと
えば、カメラの故障の場合、代替えのカメラ等を用意し
て再度の撮影を行う等の対処を施すことができるが、上
述したように故障状況を正確に把握することは難しい。
【0004】さらに、撮影終了後、写真がうまく写って
いないときに、この原因がカメラの故障によるものか、
あるいは操作を誤ったことによるものかを判断すること
も困難であり、不便であった。
【0005】かかる事情に鑑み、本出願人は特願平6−
3104号において、カメラに衝撃が加わったことをユ
ーザーに知らせる技術手段を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平6−310
4号に提案された技術手段は有用なものであるが、カメ
ラを故障に致らしめた時期を特定することは困難であっ
た。
【0007】本発明はかかる事情に鑑み、機器の故障が
生じた際に、迅速正確な状況判断が可能となる故障発見
記憶装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の故障発見記憶装置は、機器の故障原
因となり得る故障因子が生じた際に、該故障因子の発生
を検出する故障因子検出手段と、上記故障因子が発生し
た日時に対応する日時情報を出力する日時情報出力手段
と、上記故障因子検出手段による故障因子情報と上記日
時情報出力手段による日時情報とを記憶可能な記憶手段
と、この記憶手段の記憶内容を表示可能な表示手段と、
上記故障因子検出手段による故障因子の重要度を判定
し、該故障因子検出手段による故障因子情報と上記日時
情報出力手段による日時情報との少なくとも一方を上記
記憶手段に記憶するか否かを判定する演算制御手段とを
具備する。
【0009】上記の目的を達成するために本発明の第2
の故障発見記憶装置は、機器へのダメージ付加を検出し
出力信号を発するダメージ検出手段と、このダメージ検
出手段の出力信号に基づいて上記機器の所定状態を判定
して異常を検出する異常検出手段と、この異常検出手段
で検出された異常情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段に記憶された情報を表示する表示手段とを具備す
る。
【0010】上記の目的を達成するために本発明の第3
の故障発見記憶装置は、上記第2の故障発見記憶装置に
おいて、上記記憶手段に記憶する異常情報は、上記ダメ
ージ検出手段およびまたは上記異常検出手段による検出
日時と検出された異常内容であることを特徴とする。
【0011】上記第1の故障発見記憶装置は、故障因子
検出手段で機器の故障原因となり得る故障因子が生じた
際に、該故障因子の発生を検出し、日時情報出力手段で
上記故障因子が発生した日時に対応する日時情報を出力
する。また、記憶手段は、上記故障因子検出手段による
故障因子情報と上記日時情報出力手段による日時情報と
を記憶可能であり、表示手段は、上記記憶手段の記憶内
容を表示可能である。さらに、演算制御手段で、上記故
障因子検出手段による故障因子の重要度を判定し、該故
障因子検出手段による故障因子情報と上記日時情報出力
手段による日時情報との少なくとも一方を上記記憶手段
に記憶するか否かを判定する。
【0012】上記第2の故障発見記憶装置は、ダメージ
検出手段で、機器へのダメージ付加を検出し出力信号を
発する。また、異常検出手段で、上記ダメージ検出手段
の出力信号に基づいて上記機器の所定状態を判定して異
常を検出する。さらに、記憶手段は、上記異常検出手段
で検出された異常情報を記憶し、表示手段は、上記記憶
手段に記憶された情報を表示する。
【0013】上記第3の故障発見記憶装置は、上記第2
の故障発見記憶装置において、上記記憶手段に記憶する
異常情報は、上記ダメージ検出手段およびまたは上記異
常検出手段による検出日時と検出された異常内容であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施形態である故
障発見記憶装置の基本的な構成を示したブロック図であ
る。
【0016】図に示すように、本実施形態の故障発見記
憶装置は、当該故障発見記憶装置を備える機器に外部よ
り所定のダメージが付加された際に、該ダメージが付加
されたことを検出し、該ダメージ検出情報を出力するダ
メージ検出手段2と、上記ダメージ付加が検出された日
時の情報を出力する日時情報出力手段4と、該日時情
報、上記ダメージが加わった部位、同ダメージの大きさ
等を記憶可能な記憶手段3と、この記憶手段3の記憶内
容を表示する表示手段5と、上記ダメージ検出手段2か
らの情報を入力し、シーケンスを制御し、上記記憶手段
3に対し上記検出情報を記憶させ、表示手段5に表示を
行わせる演算制御手段(CPU)1と、上記ダメージ検
出手段2からの検出情報に基づいて、当該故障発見記憶
装置を備える機器の各部位の異常を検査する異常検出手
段7とで、主要部が構成されている。
【0017】なお、上記ダメージとしては、機器に加わ
る衝撃または機器の環境変化、たとえば温度変化等が考
えられる。
【0018】次に、このような構成をなす本実施形態の
動作を図2に示すフローチャートを参照にして説明す
る。
【0019】まず、上記ダメージ検出手段2で、当該故
障発見記憶装置を備える機器に外部より所定の力(ダメ
ージ)が加わったことを検出すると(ステップS1)、
該ダメージ検知手段2より演算制御手段(CPU)1に
ダメージ検出情報が伝達される。なお、上記ダメージと
しては、機器に加わる衝撃または機器の環境変化等が考
えられる。
【0020】上記CPU1は、ダメージ検出手段2から
のダメージ検出情報を入力すると、異常検出のサブルー
チンを実行する(ステップS2)。すなわちCPU1
は、異常検出手段7を制御して機器の各部位の異常の検
査を開始し、異常の検出を行う(ステップS3)。ここ
で、異常が検出されないときは、上記ダメージによる影
響は無しとして、再びステップS1に戻り、ダメージ検
出を行う。
【0021】上記ステップS3で異常が検出されると、
CPU1は、日時情報出力手段4から日時情報を受けて
(ステップS4)、記憶手段3に上記異常検出手段7に
よる異常発生部位と、上記日時情報出力手段4による日
時を記憶する(ステップS5)とともに、表示手段5に
対応する内容を表示する(ステップS6)。なお、日時
情報とは、日時に限らず、年、月、日、時、秒等、必要
となる情報全てをいう。これにより、ユーザーは、表示
手段5の表示を確認して、必要な処置を施すことができ
る。
【0022】なお、上記演算制御手段1として、ワンチ
ップマイクロコンピュータを利用する場合、機能が豊富
であるので、上記異常検出手段7の機能を兼用させても
よい。
【0023】このように、本実施形態の故障発見記憶装
置によると、機器に故障が生じたことが検出しにくい部
位に対して、故障の原因となりうる衝撃や、機器の周囲
温度等のパラメーターを検出し、記憶することにより、
機器使用時の安心感を高め、使用時の信頼性をたかめる
ことが可能となる。
【0024】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0025】図3は、上記第2の実施形態である故障発
見記憶装置を備えたカメラの主要部構成を示した斜視図
(a)、および該故障発見記憶装置の表示手段の一例を
示した正面図である。また、図4は、該故障発見記憶装
置を備えたカメラの動作を示したフローチャートであ
る。
【0026】上述したように、この第2の実施形態は、
本発明の故障発見記憶装置をカメラに採用した例であ
る。図3は、カメラ内部の電気回路の実装状態について
も図示したものである。
【0027】図に示すように、当該故障発見記憶装置を
登載するカメラは、カメラ本体100の一側方および上
部にそれぞれ部品実装用の基板102,103が配設さ
れている。上記基板102には、ワンチップマイクロコ
ンピュータで構成された演算制御手段(CPU)1およ
び上記記憶手段3である電気的に書き込み可能なメモリ
等が実装されている。また、上記基板103にはオート
フォーカス用のIC(AFIC)104が実装されてお
り、その出力はフレキシブルプリント基板106を介し
て上記基板102に接続されている。
【0028】さらに、カメラ本体100の上面には、上
記表示手段5である液晶表示部が配設されており、撮影
者に撮影時の情報や日時などを認知させるようになって
いる。この液晶表示部5は、フレキシブルプリント基板
105を介して上記基板102に接続されている。
【0029】一方、カメラ本体の他側方には、上記ダメ
ージ検出手段2としての加速度センサが配設されてい
る。この加速度センサ2は、カメラの手ぶれを検出する
ためセンサであり、その出力はフレキシブルプリント基
板107を介して上記基板102に接続されている。
【0030】なお、図中、符号101は、カメラの撮影
レンズであり、符号108はシャッターボタンである。
【0031】このような構成をなす本実施形態の故障発
見記憶装置を登載するカメラに所定の衝撃が加わると、
その振動時でたとえば上記フレキシブルプリント基板1
06のコネクタ部に負荷がかかり、AFIC104とC
PU1との通信不良が発生し、正しいピント合わせがで
きなくなってしまう等の不具合が生じる。
【0032】次に、上述したような不具合を検出する本
実施形態の故障発見記憶装置の動作を図4に示すフロー
チャートを参照にして簡単に説明する。
【0033】上記CPU1は、常に上記加速度センサ2
の出力をモニタしており、該加速度センサ2が振動を検
出し、この出力が所定値より大きいと(ステップS1
0)、AFIC104との通信に異常がないかをチェッ
クする(ステップS11,S12)。ここで、通信異常
と判断すると、衝撃を受けた際の日時を記憶手段3に記
憶させ、液晶表示部5に衝撃を受けたことを表示する
(ステップS13)。
【0034】このような通信チェックは、カメラ操作時
に行っても失敗写真の防止にはなるが、何時どんな理由
で通信不良が起こったかが分からずユーザーに不安感を
あたえやすかった。本実施形態によれば、故障が何時、
どんな時に起こったかが表示されるので安心感のあるカ
メラを提供できる。故障の部位までも表示すれば、一層
効果的である。
【0035】一方、撮影レンズ101等の機械的部位
は、電気的にその正常、異常を判定することが難しい。
本実施形態においては、上記ステップS12において通
信状態が正常であっても、カメラ本体に加わった衝撃レ
ベルが所定のレベルB1より大きいと判断されたときに
は(ステップS16)、撮影レンズ101がダメージを
受けた可能性があるとして、記憶手段3に該加速度セン
サ2の出力レベルを記憶する(ステップS17)。ただ
し、この場合は、故障しているとは限らないので、表示
は行わず、例えば、カメラに設けられた特定のスイッチ
109(図3(a)参照)を操作したときのみ、図3
(b)のように、液晶表示部5に所定の表示を行うよう
にする。なお、上記ステップS16において、衝撃レベ
ルの基準となる所定レベルB1は、たとえば記憶手段3
に記憶しておく。
【0036】上記ステップS10において、カメラ本体
に衝撃が加わっていないとき、あるいは、衝撃レベルが
所定レベルB1より小さいときには(ステップS1
6)、レリーズボタンの操作に応じて(ステップS1
4)、撮影シーケンス(ステップS15)を実行する。
【0037】このように、本実施形態では、電気的にチ
ェックすることが困難な部位の故障の虞を加速度センサ
を用いて予測するので、特別な衝撃センサを内蔵して高
価になったりすることはない。すなわち、廉価で、安心
感のあるカメラを提供することができる。
【0038】また、故障時も原因を特定しやすく、迅速
な修理が可能となる。
【0039】応用として、ショックセンサをカメラ各部
位に配置し、いずれのセンサが反応したかを検出、記録
して、更なる部位の特定を可能にすることもできるし、
カメラ以外の携帯用製品に応用することも当然可能であ
る。
【0040】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0041】図5は、本第3の実施形態である、故障発
見記憶装置を備えたカメラの主要部構成を示したブロッ
ク図である。
【0042】まず、本実施形態のカメラにおいて、上記
第1の実施形態における、ダメージ(衝撃)検出手段、
日時情報出力手段、記憶手段、表示手段、演算制御手段
に該当する構成、作用について説明する。
【0043】図5に示すように、本実施形態のカメラに
おいて、演算制御手段であるCPU11はカメラ全体の
動作制御を司る制御部であり、後述する鏡枠駆動用モー
タ17の駆動用IF−IC12と通信ラインで結ばれて
いる。また、CPU11には電気的に書き換え可能なメ
モリ、EEPROM13が接続されており、該CPU1
1に制御されて所定情報を記憶するようになっている。
【0044】さらに、CPU11には、時計機能を有す
るデートモジュール14が接続されており、該デートモ
ジュール14からは日時情報が随時CPU11に送信さ
れている。また、CPU11にはカメラ本体上面に配設
された液晶表示部LCD15が接続されている。該LC
D15には、上記CPU11に制御されて通常時は上記
デートモジュール14からの日時情報に基づいた時計情
報が表示されている。
【0045】上記デートモジュール14には、さらに日
時表示形式の変更設定を行うモードスイッチ29と、日
時データの修正状態へ表示を設定するセットスイッチ3
0とが接続されていて、これらスイッチをオンすること
により、それぞれ上述した設定がなされるようになって
いる。なお、上記モードスイッチ29、セットスイッチ
30は、カメラ本体上面に配設されている。
【0046】また、本実施形態では、上記2つのスイッ
チ、モードスイッチ29とセットスイッチ30とを同時
に押圧することで、カメラ本体に衝撃が加わった日時を
上記LCD15に表示するようになっている。なお、詳
しくは後述する。
【0047】一方、カメラ本体の所定箇所には、カメラ
本体の衝撃を検出するショックセンサ28が1つまたは
複数個配設されており、外部から所定の衝撃を受けると
それを感知し、そのセンサ出力はCPU11に送信され
るようになっている。
【0048】ここで、上記ショックセンサ28について
図6を参照して詳しく説明する。
【0049】図6は、該ショックセンサ28の構成を示
した電気回路図である。
【0050】このショックセンサ28は、半導体を使用
した電子式スイッチであり、衝撃信号処理に必要な増幅
回路、比較回路等が集積化されているが、大きさが大変
小さいことを特徴とする。すなわち、図に示すように、
該ショックセンサ28は、半導体衝撃センサ601、電
源部602、電源からの逆流を防ぐダイオード608、
増幅回路603、比較回路(コンパレータ)604、出
力回路605,606とで主要部が構成されている。
【0051】上記衝撃センサ601の出力は増幅回路6
03に入力され、比較回路604の入力レベルまで増幅
される。この比較回路604で所定の設定衝撃レベルと
比較し、検出衝撃が設定衝撃を越えたとき、出力トラン
ジスタ606のベースラインを“H”レベルにする。な
お、該出力トランジスタ606はオープンコレクタ出力
とし、設定衝撃を越えたとき、導通状態(ON)とな
り、そのときの信号を出力端子からCPU11へ出力す
るようになっている。
【0052】図7は、本実施形態のカメラ本体に加わる
衝撃を検出した際の、上記ショックセンサ28の出力信
号波形の一例を示した線図である。
【0053】上述したように、上記ショックセンサ28
は、正常時にはその出力端子の状態は端子に印加されて
いる電圧レベルを出力しているが、カメラ本体に図7に
示すようなタイミングで衝撃が加わると、出力は該衝撃
に対応して図に示すような“L”レベルの信号となる。
上記CPU11は、ショックセンサ28よりこのような
“L”レベルの信号を検出すると、検出したセンサの場
所と検出日時をEEPROM13に記憶する。
【0054】なお、上記ショックセンサ28は、1つで
もが上述した作用効果を発揮するが、カメラ本体内に複
数個配設すれば、より詳細に衝撃の場所を限定すること
が可能となる。
【0055】上記衝撃検出日時の記録に必要な日時は、
上記デートモジュール14の時計機能を利用している。
すなわち、CPU11は、該デートモジュール14から
の時計機能による日時(時計)情報を随時入力してお
り、この時計情報を、たとえば図8に示すようにカメラ
本体上面に配設されているLCD15に表示する。
【0056】上記デートモジュール14には、上記した
ように2つのスイッチ(モードスイッチ29、セットス
イッチ30)が接続されている。そして、モードスイッ
チ29が操作された場合は、日付表示形式の変更を行
い、セットスイッチ30が操作された場合は、日付デー
タの修正状態へ表示を設定する。
【0057】さらに、本実施形態においては、上記モー
ドスイッチ29と上記セットスイッチ30とを同時に押
圧すると、上記EEPROM13に記憶された衝撃日時
が表示されるようになっている。これにより、モードス
イッチ29とセットスイッチ30とを同時に押圧するこ
とが表示切換スイッチとなる。すなわち、LCD15に
は、通常は図8に示すように日時表示がなされている
が、上記モードスイッチ29とセットスイッチ30とを
同時に押圧すると、図9に示すように衝撃日時が表示さ
れるようになっている。
【0058】本実施形態のカメラを修理する場合、メー
カー側での衝撃内容確認方法としてEEPROM内のデ
ータ確認だけでなく、該衝撃内容を読み取りが容易なL
CDに表示する手段を用いてもよい。その場合、LCD
に文字が表示できるときは衝撃内容をそのまま表示し、
表示に制限がある場合は、図10に示すように、衝撃を
受けた部位あるいは内容に対応した番号を表示してもよ
い。なお、上記デートモジュール14の時計機能につい
ては公知の技術であるので、ここでの詳しい説明は省略
する。
【0059】このように本実施形態によると、カメラ本
体に衝撃を受けた日時を記憶し、自由に表示することが
できる。たとえば、動作異常となったカメラが故障とし
て修理店に出された場合、通常、修理人は外からカメラ
内部が見れないため、故障原因の究明に大変手間をかけ
てしまう。
【0060】本実施形態のカメラにおいては、衝撃内容
の情報がEEPROMに記憶してあるため、該EEPR
OMより衝撃箇所を読み出すことにより異常動作の原因
を容易に見つけだすことが可能となる。このとき、修理
店あるいはメーカーにおいては、図11に示すように、
上記EEPROMからの衝撃内容の情報を読み出すた
め、カメラ本体と所定のモニタ装置とをアダプタ介して
接続し、モニタ装置に故障原因を表示することもでき
る。また、上述したようにモードスイッチ29、Q30
等を操作してカメラ自体のLCDに衝撃内容等を表示す
る。
【0061】ところで、旅行先等でカメラを使用する
際、カメラを携帯、運搬しているときに使用者が気づか
ないうちにカメラに衝撃が加わっていることは十分に想
定できる。しかしながら、使用者は、カメラの動作異常
あるいは写真の異常に気づいたとき、往々にしてカメラ
本体の欠陥、あるいはフィルム現像、焼き付け時の作業
ミスを疑うものである。本実施形態のカメラによると、
カメラ本体に所定の衝撃が加わったことを記憶し、さら
には、表示可能としているので、異常の原因究明が正確
に、簡単に行えるという効果を奏する。
【0062】次に、本第3の実施形態のカメラにおい
て、上記第1の実施形態における、異常検出手段に該当
する構成、作用について説明する。
【0063】図12は、上記本実施形態のカメラにおい
て、異常検出手段とその周辺部を示したブロック図であ
る。
【0064】上述したようにモータ17は鏡枠駆動用モ
ータであり、図5に示すように、ズームアップスイッチ
18をオンするとCPU11がスイッチ状態を認識しI
F−IC12にモータ正転命令を送信するようになって
いる。これにより、該モーター17が正転し、撮影レン
ズ鏡枠が望遠状態となる。一方、ズームダウンスイッチ
19をオンすると同様にして逆転し、広角状態になる。
【0065】図12に示すように、本実施形態のカメラ
は、上記モータ17の回動に連動して回動するギア21
の回動力がギア列22を介して鏡枠の外枠(回転環)2
3に伝達されるようになっている。また、該回転環23
の回動は、該回転環23に接しているギア24,ギア列
25を介してくし歯円盤26に伝達されるようになって
いる。このくし歯円盤26の近傍には、フォトインタラ
プタ(PI素子)27が配設されており、該くし歯円盤
26の回動に対応した信号が出力されるようになってい
る。該フォトインタラプタ27の出力信号は、上記IF
−IC12へ送信され、該IF−IC12内で整形した
信号がCPU11へ送信されるようになっている。これ
により、上記鏡枠のズーム位置が検出される。
【0066】一方、上記回転環23には上述したショッ
クセンサ28が配設されており、該ショックセンサ28
の出力信号はCPU11に入力するようになっている。
【0067】次に、本実施形態のカメラのズーム動作に
ついて図13に示したフローチャートを参照して説明す
る。
【0068】まず、ズーム位置を検出するフォトインタ
ラプタ(PI素子)27の信号を受信可能状態に設定し
(ステップS501)、信号検出用タイマーを設定する
(ステップS502)。その後ズームスイッチ(上記ズ
ームアップスイッチ18とズームダウンスイッチ19)
の状態からモータ17の駆動方向をCPU11よりIF
−IC12へ送信し、該モータ17を駆動する(ステッ
プS503,S504,S505)。モータ17の駆動
後に上記ズームスイッチがオフされた場合は(ステップ
S506)、ズーム動作を終了させるステップS512
へ進む。
【0069】一方、モータ17の回動力は、ギア21,
ギア列22を介して鏡枠の回転環23に伝達し、該回転
環23が回動する。該回転環23が回動すると、上記ギ
ア24,ギア列25を介して上記くし歯円盤26が回動
する。このくし歯円盤26の回動により上記フォトイン
タラプタ27から上記鏡枠のズーム位置に対応した信号
が出力される。
【0070】このフォトインタラプタ27からの信号は
IF−IC12へ送信され、該IF−IC12内で整形
された後、CPU11へ送信される。この信号はズーム
動作状況を把握する重要な信号であり、ステップS50
6Aで信号の有無を検出している。
【0071】図14は、上記フォトインタラプタ27の
出力信号波形を示した一例である。
【0072】図に示すように、通常のズーミング動作で
は上記くし歯円盤26のくし歯によりフォトインタラプ
タ27の出力信号波形は“H”レベルと“L”レベルと
が交互に出力される(a)。また、所定時間以上“H”
レベル信号のままで、“L”レベル信号が出力されてい
ない波形(b)は、ステップS506A、S514でフ
ォトインタラプタ信号が検出されていない異常発生とみ
なされる。
【0073】このような異常が発生する場合とは、たと
えば、上記ギア列25のうち、1つのギアが列から外れ
てしまっている状態等である。すなわち、モータ17の
駆動により回転環23が回動するが、フォトインタラプ
タ27側のギア列25のうち、1つのギアが外れてしま
っては、くし歯円盤26は回転せず、当然フォトインタ
ラプタ27は信号を出力することができない。このよう
にモータを駆動してもフォトインタラプタ27の信号が
出力されないような状態は異常であり、ステップS51
4へ進む。この異常状態のままズーム動作を続けるとズ
ーム動作状況が把握できないままモータ17は駆動を続
け、上記回転環23の回転限界まで到達して鏡枠を破壊
してしまう。
【0074】そこで、本実施形態においては、破壊防止
対策としてCPU11が異常を検知したら(ステップS
514)、ズームモータ駆動を停止し(ステップS51
4A)、そしてEEPROM13にこの異常内容と異常
発生日時を記憶する(ステップS515,S516)。
【0075】上記ステップS506Aにおいて、フォト
インタラプタ27の信号が正常に出力されているときは
ステップS507へ進み、ズームモーターの駆動方向に
対応してフォトインタラプタ27のパルス数をカウント
し、望遠側最大パルス数および広角側最小パルス数に達
したらズームモーターの回転を停止する(ステップS5
08,S509,S510,S511,S512)。そ
して最後にフォトインタラプタ27の信号受信状態を終
了する(ステップS513)。
【0076】以上が異常検出の動作であり、記憶情報の
表示動作については上述した衝撃検出動作による表示動
作と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0077】このように、本実施形態のカメラによる
と、ズーム動作異常の場合は上述したようにフォトイン
タラプタの信号が検出されことで検出できる。この場
合、カメラの修理を行う際に、鏡枠周辺のギア列類や回
転環、くし歯円盤およびフォトインタラプタに異常が無
いかに注目することができ、修理作業をスムーズに行う
ことができる。
【0078】さらに、鏡枠内部に設置してあるショック
センサ28により衝撃状態や衝撃日時が記憶されていた
ならば、鏡枠にある衝撃が発生したことを証明してお
り、その衝撃が原因と判明し使用者に使用上の注意を促
すことができる。たとえば、まだ新品カメラの鏡枠部分
を壁などに激突させてしまい鏡枠内部部分を破損してし
まったとする。しかし、その故障は外面からは確認でき
ず、故障しているようには見えないので記念の撮影を行
った。動作は正常なので撮影は無事終了する。この後、
フィルム現像焼き付けを行って初めてカメラの故障によ
り撮影が成功していないことを発見したとする。この場
合、従来の製品では欠陥商品としてメーカー側に苦情が
寄せられ、カメラの損害だけでなく記念行事の損害も訴
えられかねない。このような条件では上記の異常検出装
置では異常は検出できないことになるが、衝撃検出装置
で鏡枠部の衝撃を検知、記録してあることから、このよ
うな事故は使用者による事故であることを証明すること
ができる。これは従来のカメラから衝撃検出装置と仕様
の追加で実現可能となる。
【0079】また、上記表示手段は故障・異常内容、日
時のみでなく使用者に対しての注意事項が表示できるよ
うにしてもよい。たとえば故障検出後、修理店へ製品を
持っていくことを促す表現を示す表示等である。
【0080】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0081】図15は、上記第4の実施形態である故障
発見記憶装置の基本的な構成を示したブロック図であ
る。
【0082】上記第1の実施形態の故障発見記憶装置
は、衝撃による機器への悪影響を検出することを特徴と
したが、機器を故障に至らしめるのは衝撃だけではな
く、たとえば機器の周囲温度や湿度等の環境変化も故障
原因となる虞がある。
【0083】本第4の実施形態の故障発見記憶装置は、
機器の周囲温度の変化が機器を故障に至らす虞があるこ
とに着目し、上記第1の実施形態におけるダメージ検出
手段2の代わりに温度検出手段2aを備えていることを
特徴としている。その他の構成、作用は上記第1の実施
形態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0084】すなわち、図15に示すように、機器の所
定箇所に1つあるいは複数の温度センサ2aを設け、C
PU1が逐次このセンサ出力をモニタすることにより、
上記第1実施形態と同様に、機器が過酷な状況下におか
れたか否かを判断できるようになっている。
【0085】次に、このような構成をなす本第4の実施
形態の動作を図16に示すフローチャートを参照にして
簡単に説明する。
【0086】まず、CPU1は、温度検出手段2aから
随時、機器の温度情報を受けて温度Tとし(ステップS
20)、たとえば予め記憶手段3等に記憶している所定
の基準温度値T1と比較する(ステップS21)。ここ
で、上記温度Tが基準温度T1より高いときは、機器に
異常が生じた虞があるとして、その時の日時、温度Tを
記憶手段3に記憶し(ステップS22)、リターンす
る。
【0087】一方、上記ステップS21において、上記
温度Tが基準温度T1より低いときは、現在の温度Tと
前回測定した温度との差を求め、この温度差が基準温度
差ΔTより大きいか否かを判定する(ステップS2
3)。ここで、該温度差が基準温度差ΔTより大きいと
きは、急激な温度変化が生じたとことになるので、この
場合も機器に異常が生じた虞があるとして、その時の日
時、温度Tを記憶手段3に記憶し(ステップS24)、
リターンする。
【0088】なお、上記基準温度Tおよび基準温度差Δ
Tは、たとえば記憶手段3に予め記憶されている。
【0089】また、本実施形態においては、機器が基準
温度より高い高温環境下におかれたときに、これを検出
するようにしているが、これに限らず、基準温度より低
い低温環境下におかれた場合に、これを検出し、記憶す
るようにしてもよい。
【0090】このように、本第4の実施形態によると、
上記第1の実施形態における衝撃検出の場合と同様に、
電気的にはチェックできない部位の故障の虞を温度セン
サで代用して予測して、安心感のある商品の提供ができ
る。さらに、同様に故障時の原因を特定しやすく、迅速
な修理ができる商品の提供が可能となる。
【0091】また、上記温度検出手段2aの代わりに、
湿度検出手段を備え、該検出手段の出力レベルや変化率
を検出、記録して、他の種類の故障原因の特定を可能に
することもできる。
【0092】以上説明したように、上記各実施形態によ
れば、製品故障が起こりうる状況の日時や故障部位を製
品自体が記憶しておくことができるので、特にカメラや
ビデオカメラやポータブルラジオ等、持ち運んで使用す
る機器や、自動車等の乗り物に応用して、動作不良や異
常発覚時の原因や責任の所在の特定を表示し、判定を容
易にするとともに、ユーザーには安心感を与えられる製
品が提供できる。
【0093】また、この発明を応用した製品は、メーカ
ー側には故障しやすい状況や部位に対する情報を提供で
き、その種の製品に対する更なる品質改善や、迅速正確
な状況判断に基く、確実な修理が可能たらしめることが
できる。
【0094】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) 機器への衝撃の付加を検出し出力信号を発する
ダメージ検出手段と、上記ダメージ検出手段の出力信号
により、上記機器のチェックを行ない異常を検出する異
常検出手段と、上記異常検出手段により検出された情報
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された情報
を表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする機
器の故障発見記憶装置。
【0095】(2) 機器へのダメージ付加を検出し出
力信号を発するダメージ検出手段と、上記ダメージ検出
手段の出力信号により、検出された情報を記憶する記憶
手段と、上記記憶手段に記憶された情報を表示する表示
手段と、を具備したことを特徴とする機器の故障発見記
憶装置。
【0096】(3) 上記(2)において、上記記憶手
段に記憶する情報は、上記機器へのダメージ検出手段の
検出日時と検出されたダメージのレベルであることを特
徴とする機器の故障発見記憶装置。
【0097】(4) 機器へのダメージ付加を検出し出
力信号を発するダメージ検出手段と、上記ダメージ検出
手段の出力信号により、上記機器のチェックを行ない異
常を検出する異常検出手段と、上記ダメージ検出手段及
び上記異常検出手段により検出された情報を記憶する記
憶手段と、上記記憶手段に記憶された情報を表示する表
示手段と、を具備したことを特徴とする機器の故障発見
記憶装置。
【0098】(5) 上記記憶手段に記憶する情報は、
上記機器へのダメージ検出手段及び異常検出手段による
検出日時と検出された異常内容及びダメージのレベルの
うち少なくとも1つであることを上記(4)に記載の機
器の故障発見記憶装置。
【0099】(6) 上記(2),(3),(4),
(5)において、上記機器へのダメージは、衝撃、温
度、湿度等の機器の故障原因となる因子であることを特
徴とする機器の故障発見記憶装置。
【0100】(7) 衝撃や温度変化等の機器の故障原
因となる情報を検出する検出手段と、日付又は時間を計
時し、日時情報を出力する日時情報出力手段と、上記検
出手段による検出情報と上記日時情報出力手段の日時情
報とを記憶する記憶手段と、上記記憶手段の記憶内容を
読みだし表示可能な表示手段と、を備えたことを特徴と
する機器の故障発見記憶装置。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、迅
速正確な状況判断が可能となる故障発見記憶装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である故障発見記憶装
置の基本的な構成を示したブロック図である。
【図2】上記第1の実施形態の故障発見記憶装置の動作
を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態である故障発見記憶装
置を備えたカメラの主要部構成を示した斜視図(a)、
および該故障発見記憶装置の表示手段の一例を示した正
面図である。
【図4】上記第2の実施形態の故障発見記憶装置を備え
たカメラの動作を示したフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態である故障発見記憶装
置を備えたカメラの主要部構成を示したブロック図であ
る。
【図6】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備え
たカメラにおけるショックセンサの構成を示した電気回
路図である。
【図7】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備え
たカメラに加わる衝撃を検出した際の、ショックセンサ
の出力信号波形の一例を示した線図である。
【図8】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備え
たカメラにおいて、通常時におけるLCD表示の一例を
示した上面図である。
【図9】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備え
たカメラにおいて、衝撃日時を示したLCD表示の一例
を示した上面図である。
【図10】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備
えたカメラにおいて、衝撃内容を示したLCD表示の一
例を示した上面図(a)および衝撃内容例を示した説明
図(b)である。
【図11】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備
えたカメラのEEPROMから衝撃内容の情報を読み出
し、表示する手段を示した説明図である。
【図12】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備
えたカメラにおいて、異常検出手段とその周辺部を示し
たブロック図である。
【図13】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備
えたカメラにおいて、ズーム動作を示したフローチャー
トである。
【図14】上記第3の実施形態の故障発見記憶装置を備
えたカメラの異常検出手段におけるフォトインタラプタ
の出力信号波形を示した一例である。
【図15】本発明の第4の実施形態である故障発見記憶
装置の基本的な構成を示したブロック図である。
【図16】上記第4の実施形態の故障発見記憶装置の動
作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU 2…ダメージ検出手段 3…記憶手段 4…日時情報出力手段 5…表示手段 7…異常検出手段 11…CPU 13…EEPROM 14…デートモジュール 15…LCD 17…モータ 28…ショックセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の故障原因となり得る故障因子が生
    じた際に、該故障因子の発生を検出する故障因子検出手
    段と、 上記故障因子が発生した日時に対応する日時情報を出力
    する日時情報出力手段と、 上記故障因子検出手段による故障因子情報と上記日時情
    報出力手段による日時情報とを記憶可能な記憶手段と、 この記憶手段の記憶内容を表示可能な表示手段と、 上記故障因子検出手段による故障因子の重要度を判定
    し、該故障因子検出手段による故障因子情報と上記日時
    情報出力手段による日時情報との少なくとも一方を上記
    記憶手段に記憶するか否かを判定する演算制御手段と、 を具備したことを特徴とする故障発見記憶装置。
  2. 【請求項2】 機器へのダメージ付加を検出し出力信号
    を発するダメージ検出手段と、 このダメージ検出手段の出力信号に基づいて上記機器の
    所定状態を判定して異常を検出する異常検出手段と、 この異常検出手段で検出された異常情報を記憶する記憶
    手段と、 この記憶手段に記憶された情報を表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とする故障発見記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段に記憶する異常情報は、上
    記ダメージ検出手段およびまたは上記異常検出手段によ
    る検出日時と検出された異常内容であることを特徴とす
    る請求項2に記載の故障発見記憶装置。
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