JPH0913407A - 沈埋函用ガスケット同士の接合方法 - Google Patents

沈埋函用ガスケット同士の接合方法

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Publication number
JPH0913407A
JPH0913407A JP7166096A JP16609695A JPH0913407A JP H0913407 A JPH0913407 A JP H0913407A JP 7166096 A JP7166096 A JP 7166096A JP 16609695 A JP16609695 A JP 16609695A JP H0913407 A JPH0913407 A JP H0913407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
joining
gaskets
pressing
unvulcanized rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7166096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanao Ieyoshi
正直 家吉
Yoshitaka Nishida
義孝 西田
Yoshitsugu Koike
喜嗣 小池
Kazunori Uchida
和則 内田
Takaharu Nakayama
高治 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH0913407A publication Critical patent/JPH0913407A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、水底に設置される沈埋函相互の対
抗端面間に配設されて止水構造を実現する沈埋函接合部
用ガスケットに関するものである。特には、沈埋函接合
部用ガスケット同士の接合方法に関するものである。 【構成】 水底に設置される沈埋函相互の対抗端面間に
配設されて水の浸入を阻止する接合部用ガスケット同士
の接合方法において、(1)ガスケットの接合部をバフ
し接着剤を塗布し、未加硫ゴムシートを介してガスケッ
ト同士を突合せる工程と、(2)突合せ部分を上型と下
型に分割可能なモールドに挿入し、未加硫ゴムシートの
両側のガスケットを押えることによって突合せ部分を固
定する工程と、(3)前記モールドを加熱するととも
に、前記突合せ部分に未加硫ゴムを2〜10kg/cm
2 で圧入することにより接合部を加圧して加硫一体化す
る工程と、からなる沈埋函用ガスケット同士の接合方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、水底に設置される図4
のように沈埋函相互の対抗端面間に配設されて止水構造
を実現する図5に示す沈埋函接合部用ガスケットに関す
るものである。特には、沈埋函接合部用ガスケット同士
の接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、沈埋函接合部用ガスケット同士の
接合には、ガスケットの接合部をバフし接着剤を塗布
し、未加硫ゴムシートを介してガスケット同士を突合せ
た後、ガスケットと同じ形状の上型と下型に分割可能な
モールドの中に接合部を挿入して、型を締めて、加熱し
て加硫一体化していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では未加硫ゴムシートにかかる圧力がモールドの締
めつけ量、ゴムシートの厚さ、加硫温度及びゴムの膨張
量の逃げにより変動するため接合部分の強度がバラツ
キ、接合不良の原因となっていた。本発明は、以上の欠
点を解決することをその課題として、前記接合部分の強
度を安定的に確保しようというものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の構成を採用したものである。即ち、
水底に設置される沈埋函相互の対抗端面間に配設されて
水の浸入を阻止する接合部用ガスケット同士の接合方法
において、(1)ガスケットの接合部をバフし接着剤を
塗布し、2〜10mm程度の未加硫ゴムシートを介して
ガスケット同士を突合せる工程と、(2)突合せ部分を
上型と下型に分割可能なモールドに挿入し、その未加硫
ゴムシートの両側のガスケットを押えることによって突
合せ部分を固定する工程と、(3)前記モールドを加熱
するとともに、突合せ部分に未加硫ゴムを2〜10kg
/cm2 で圧入することにより接合部を加圧して加硫一
体化する工程と、からなる構成を採用している。
【0005】前記突合せ部分を固定する手段として、モ
ールド長手方向両端部に例えば、油圧シリンダー等の押
圧機構によって作動するガスケット押え部を有し、そし
て押え部はモールド端部から離れるに従い低くなるよう
なテーパーがついていると好ましい。さらに、未加硫ゴ
ムを突合せ部分に圧入する手段として、油圧シリンダー
等の押圧機構によって作動する圧入ピストンと、上型モ
ールドに設けられた未加硫ゴムを入れるシリンダー孔
と、該シリンダー孔の中心から該モールドの中心部へと
繋る圧入用の小孔を有している。この場合、モールドの
上部にシリンダー孔を設けてもモールド横部に設けても
よい。また、圧入の圧力を制御するために下型モールド
の突合せ部3が挿入される位置に圧力センサーを配設し
ておくのが好ましい。
【0006】
【作用】本発明は、上記のようにガスケットの突合せ部
分3をモールド7、8に挿入した後、テーパーのついた
押え部6でガスケット1を押えている。そして、モール
ドを所定の温度で加熱しつつ、上型モールドに設けられ
たシリンダー孔11に挿入されている未加硫ゴム4をピ
ストン5で小孔9を経由して2〜10kg/cm2 の圧
力で突合せ部3に圧入する、この際上記のようにガスケ
ット1を押え部6で固定しているのでガスケットがずれ
ることなく加硫できる。ここで、未加硫ゴムの圧入の目
的は、突合せ部に均等な圧力をかけることであるので圧
入量は、突合せ部の未加硫ゴムシート量の0〜10%程
度で十分な圧力をかけることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例を示す断面図であり、図
中3は突合せ部分でありその上部の上型モールド7には
未加硫ゴム圧入用の小孔9が設けられており、シリンダ
ー11へと繋っている。図2は、図1の正面図を示すも
のであり、モールド7、8の長手方向中央に突合せ部3
が配置されている。ガスケット1は、モールドの両端で
油圧シリンダーで作動するテーパーの付いた押え部6で
固定されている。このような状態でモールドを締めつけ
て、加熱しながら、シリンダー孔11に未加硫ゴム4を
充填し、油圧シリンダーによって作動するピストン5で
未加硫ゴム4を突合せ部に圧入するわけである。この
際、予めピストン5で小孔9を未加硫ゴム4で充填して
あるとモールド内に空気が入らないのでよい。また、図
示はしていないが、下型モールドの突合せ部3が挿入さ
れる位置に圧力センサーを配設しており未加硫ゴムの突
合せ部分3への圧入の圧力を制御するようにしている。
本実施例では、圧力8kg/cm2 で圧入量8%(突合
せ部の未加硫ゴムシート量に対して)でガスケット本体
の強度に対して略同程度の突合せ部の物性値を得てい
る。
【0008】図3は、本発明の他の実施例を示す断面図
である。圧入用のシリンダー孔11の位置が上型モール
ドの上部に配置している以外は、基本的には前記実施例
とは変らないものである。ここで、押圧機構について
は、本実施例に関しては油圧シリンダーを用いた例を示
しているが、スクリュー式送り出し方法、ラックとピニ
オン等適宜使用してもよい。
【0009】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、本発明によれば、沈埋函用ガスケット同士の接合強
度を安定して確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】沈埋函とガスケットの適用例を示す図である。
【図5】ガスケットの例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ガスケット 2 沈埋函 3 突合せ部分(ゴムシート) 4 未加硫ゴム 5 ピストン 6 押え部 7 上型モールド 8 下型モールド 9 小孔 10 油圧シリンダー 11 シリンダー孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水底に設置される沈埋函相互の対抗端面
    間に配設されて水の浸入を阻止する接合部用ガスケット
    同士の接合方法において、 (1)前記ガスケットの接合部をバフし接着剤を塗布
    し、未加硫ゴムシートを介して前記ガスケット同士を突
    合せる工程と、 (2)前記突合せ部分を上型と下型に分割可能なモール
    ドに挿入し、前記未加硫ゴムシートの両側のガスケット
    を押えることによって前記突合せ部分を固定する工程
    と、 (3)前記モールドを加熱するとともに、前記突合せ部
    分に未加硫ゴムを2〜10kg/cm2 で圧入すること
    により接合部を加圧して加硫一体化する工程と、からな
    ることを特徴とする沈埋函用ガスケット同士の接合方
    法。
  2. 【請求項2】 前記突合せ部分を固定する手段としてモ
    ールド長手方向両端部に押圧機構によって作動するガス
    ケット押え部を有し、前記押え部はモールド端部から離
    れるに従い低くなるようなテーパーがついていることを
    特徴とする請求項1記載の沈埋函用ガスケット同士の接
    合方法。
  3. 【請求項3】 前記未加硫ゴムを突合せ部分に圧入する
    手段として、押圧機構によって作動する圧入ピストン
    と、前記上型モールドに設けられた未加硫ゴムを入れる
    シリンダー孔と、該シリンダー孔の中心から該モールド
    の中心部へと繋る圧入用の小孔を有していることを特徴
    とする請求項1乃至2記載の沈埋函用ガスケット同士の
    接合方法。
JP7166096A 1995-06-30 1995-06-30 沈埋函用ガスケット同士の接合方法 Pending JPH0913407A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107489170A (zh) * 2017-08-30 2017-12-19 中交公路规划设计院有限公司 外盖板支撑系统及使用方法
CN107653910A (zh) * 2017-08-30 2018-02-02 中交公路规划设计院有限公司 一种滑动体系
CN107687179A (zh) * 2017-08-30 2018-02-13 中交公路规划设计院有限公司 一种环形构件移动稳定系统
CN107700538A (zh) * 2017-08-30 2018-02-16 中交公路规划设计院有限公司 一种移动式复合止水系统及其使用方法
CN107700537A (zh) * 2017-08-30 2018-02-16 中交公路规划设计院有限公司 最终接头的移动止水系统及使用方法
CN108316356A (zh) * 2018-03-13 2018-07-24 中交公路规划设计院有限公司 一种沉管隧道用最终接头及其施工方法

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CN107489170B (zh) * 2017-08-30 2019-05-03 中交公路规划设计院有限公司 外盖板支撑系统及使用方法
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