JPH09133902A - 導波路型半導体光素子およびその製造方法 - Google Patents

導波路型半導体光素子およびその製造方法

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JPH09133902A
JPH09133902A JP29317495A JP29317495A JPH09133902A JP H09133902 A JPH09133902 A JP H09133902A JP 29317495 A JP29317495 A JP 29317495A JP 29317495 A JP29317495 A JP 29317495A JP H09133902 A JPH09133902 A JP H09133902A
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semiconductor
clad layer
semi
electrode
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JP29317495A
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Naoto Yoshimoto
直人 吉本
Shinichi Matsumoto
信一 松本
Susumu Kondo
進 近藤
Etsuo Noguchi
悦男 野口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速駆動が可能であるとともに、素子の電極
金属と半導体の接触抵抗を含む素子抵抗を低減し、素子
性能をさらに向上させる、および素子作製時の歩留りを
向上させた導波路型半導体光素子およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 同一面上にプラス電極とマイナス電極が
並列した構造とし、かつ半絶縁性高抵抗基板を用い、メ
サストライプ構造部分の第1の導電形を有するバッファ
層の厚さと、露出された第1の導電形を有するクラッド
層の厚さを等しくし、第2のメサストライプの第2の導
電形を有するコンタクト層、第2の導電形を有するクラ
ッド層を逐次ウェットエッチングあるいはドライエッチ
ングとウェットエッチングを併用して、コア層をウェッ
トエッチングで除去し、第1の導電形を有するバッファ
層を露出させた凹構造を形成する工程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速光伝送用の半
導体光素子とその製造方法に関するものである。さらに
詳細に述べれば、半絶縁性基板を用いた埋め込み形半導
体光素子とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速の、発光、光変調やスイッチング、
受光等を行う場合、素子の電極間のキャパシタンスを低
減する必要がある。しかし、従来のpまたはn型基板上
に作製された素子では、その構造上、上面に信号用の電
極が、下面にアース用の電極が配置されており、その電
極間のキャパシタンスは避けられない。また、この構造
では、複数の素子を配置するときに、個々のどちらかの
片側電極が共通になり、融通性に欠ける。
【0003】上記の理由から、高速用の光素子には、上
面に2電極を配置して電極間のキャパシタンスを低減し
た電極構造が採用されてきた。このような光素子として
は、例えば、超高速導波路形受光素子が挙げられる(参
考文献:IEEE Jounal of Quantum Electronics Vol.28
p2728 )。
【0004】上面に2電極を持った素子は、フリップチ
ップ実装においても有利である。フリップチップ実装
は、PINフォトダイオード等ですでに使われ、高帯域
受信感度特性が得られている(参考文献:例えば、垣
次、桂、石塚、林、乗、高知尾、“微小はんだバンプを
用いた高速受光モジュールの実装技術”、電子情報通信
学会技術研究報告、PP.17−22、OQE91−6
3、1991)。
【0005】図1は、従来例として高速光素子を説明す
る斜視図である。図中、11はFeドープ半絶縁性In
P基板、12はn−InPバッファ層、13はInGa
As/InAlAsMQWコア層、14はp−InP
層、15はp−InGaAsコンタクト層、16はFe
ドープ半絶縁性InP埋め込み層、17はp側電極、1
8はn側電極、19はSiO2 膜である。素子長は30
0μmである。
【0006】次に、図2〜図7で上述の光素子の作製工
程について述べる。なお、以下の説明において、形成途
中の各層と前記作製完了後の光素子の各層とは正確には
同一でないが、その一部が残り、完成後の各層を構成す
る層要素には同一符号を付して説明および理解の明瞭化
を図ることとする。まず、図2に示すように、Feドー
プ半絶縁性InP基板11上に、n−InPバッファ層
12、InGaAs/InAlAsMQWコア層13、
p−InPクラッド層14、p−InGaAsコンタク
ト層15を連続的にMOVPE法によって成長させる。
次に、図3に示すように、ストライプを形成するために
選択成長マスクとしてSiNX 膜26をパターニングす
る。
【0007】次に、図4に示すように、n−InPバッ
ファ層12を一部の領域で残し、その他の領域は、素子
間分離を図るために、Feドープ半絶縁性InP基板1
1に達するまでドライエッチングを行って、ストライプ
構造を形成する。
【0008】次に、図5に示すように、SiNX 選択成
長マスク26以外の領域をFeドープ半絶縁性InP層
16で埋め込む。
【0009】次に、図6に示すように、ストライプ構造
周辺で、n−InPバッファ層12を、SiO2 膜19
のパターニングにより、Feドープ半絶縁性InP層1
6を一部の領域を残してn−InPバッファ層12に達
するまでドライエッチングで除去し、凹構造を形成す
る。
【0010】最後に、図7に示すように、ストライプ上
のInGaAsコンタクト層15上にP側電極17を形
成するとともに、凹構造から半導体上面まで引き出され
たn側電極18を形成する。
【0011】しかし、ドライエッチングはエッチング深
さの制御性が乏しいため、2度のドライエッチングによ
り凹構造部のn−InPバッファ層12厚が薄くなって
しまい、この部分での抵抗が増大してしまう問題があっ
た。さらに、この部分はn電極とのコンタクトをとる領
域であるが、ドライエッチングによって直接表面をたた
かれているため、表面層にダメージが導入され、半導体
−金属の接触抵抗が増大するという問題もあった。図8
に上記作製工程を経て作られた素子の抵抗をヒストグラ
ムで示す。平均で7〜8オームと通常の裏面にn電極が
あるタイプの素子に比べ20%程度の抵抗の増大がみら
れた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】同一面上にプラス電極
とマイナス電極を形成した半導体光素子を半絶縁性高抵
抗基板を用いて形成することは、浮遊容量を低減するこ
とによって高速駆動が可能であり、またフリップチップ
実装に適している。
【0013】本発明の課題は、高速駆動が可能であると
ともに、素子の電極金属と半導体の接触抵抗を含む素子
抵抗を低減し、素子性能をさらに向上させる、および素
子作製時の歩留りを向上させた導波路型半導体光素子お
よびその製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の導波路型半導体光素子は、第1の導電型を
有する半導体よりなる第1のクラッド層と、該第1のク
ラッド層より屈折率が高くエネルギーギャップが狭い半
導体よりなるコア層と、第2の導電型を有し該コア層よ
り屈折率が低くエネルギーギャップが広い半導体よりな
る第2のクラッド層と、第2の導電型を有しエネルギー
ギャップが前記第2のクラッド層より狭いコンタンクト
層とを半絶縁性半導体基板上に順次積層してなる積層構
造の両側を、高抵抗半導体層によって埋め込んだストラ
イプ状の光導波路構造を有し、さらに、前記ストライプ
状の光導波路の片側方に拡張された前記第1のクラッド
層の一部の露出領域に形成され前記高抵抗半導体層の表
面に至る第1の電極と、前記コンタクト層に形成された
第2の電極を有する導波路型半導体光素子において、前
記第1のクラッド層の拡張され露出した一部領域の厚さ
が、前記ストライプ状の該光導波路構造中に位置する該
第1のクラッド層の厚さに等しいことを特徴とする。
【0015】また、前記課題を解決するために、本発明
の導波路型半導体光素子の製造方法は、半絶縁性半導体
基板上に、第1の導電型を有するクラッド層と、該第1
のクラッド層より屈折率が高くエネルギーギャップが狭
い半導体よりなるコア層と、第2の導電型を有し該コア
層より屈折率が低くエネルギーギャップが広い半導体よ
りなる第2のクラッド層と、第2の導電型を有しエネル
ギーギャップが第2のクラッド層より狭いコンタクト層
を、順次積層し、素子基板を形成する第1の工程と、誘
電体薄膜からなるエッチングマスクとドライエッチング
とを用い、前記素子基板を加工して、前記第1のクラッ
ド層によって連結された2列のストライプ状のメサを形
成する第2の工程と、前記2列のメサを半絶縁性半導体
で埋め込む第3工程と、前記2列のメサの一方のメサに
位置する前記コンタクト層と前記第1のクラッド層とを
除去する第4の工程と、前記第1のクラッド層に比して
選択的に前記コア層を除去する湿式エッチング液を用い
て、前記一方のメサに位置する前記コア層を除去する第
5の工程と、前記コア層に至るまで除去された前記一方
のメサに位置する前記第1のクラッド層から前記半絶縁
性半導体の表面に至る前記第1の電極を形成すると共
に、前記2列のメサの内の前記一方のメサでない他方の
メサに位置する前記コンタクト層上に前記第2の電極を
形成する第6の工程と、を具備していることを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明による導波路型半導体光素
子は、同一面上にプラス電極とマイナス電極が並列した
構造であり、かつ半絶縁性高抵抗基板を用いているた
め、浮遊容量を低減でき高速駆動が可能である。またフ
リップチップ実装にも適している。
【0017】また、本発明に従う導波路型半導体光素子
は、メサストライプ構造部分の第1の導電形を有するバ
ッファ層の厚さと、露出された第1の導電形を有するク
ラッド層の厚さが等しいため、露出された第1のクラッ
ド層厚が十分である。したがって、従来例によるドライ
エッチング工程によって凹部分のバッファ層厚が薄くな
ってしまった場合にくらべ、素子抵抗が低い。
【0018】また、本発明に従う半導体光素子は、第2
のメサストライプの第2の導電形を有するコンタクト
層、第2の導電形を有するクラッド層を逐次ウェットエ
ッチングあるいはドライエッチングとウェットエッチン
グを併用して、コア層をウェットエッチングで除去し、
第1の導電形を有するバッファ層を露出させた凹構造を
形成する工程を有するため、凹構造底面部分のバッファ
層の表面はウェットエッチングによる、コア層とバッフ
ァ層のウェットエッチングの選択性により面だしされた
ことになる。したがって、きわめて高い寸法精度と面内
平滑性を有することになり、作製歩留りが高くなる。
【0019】また、電極との接触界面となる凹構造底面
のバッファ層表面だしをウェットエッチングで行うた
め、ドライエッチングのような加工ダメージが導入され
ない。したがって、きわめて良好な半導体−金属界面を
形成することが可能となり、接触抵抗の低減が可能とな
る。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】図9は本発明にかかる半導体光素子の斜視
図である。図中、41はFeドープ半絶縁性InP基
板、42はn−InPクラッド層、43はInGaAs
/InAlAsMQWコア層、44はp−InP層、4
5はp−InGaAsコンタクト層、46はFeドープ
半絶縁性InP埋め込み層、47はp側電極、48はn
側電極、49はSiO2 膜である。
【0022】なお、ここではInGaAs/InAlA
s系MQW半導体光素子を例としたが、材料、構造はこ
れに限定されるものではなく、InGaAlAs/In
AlAs系、GaAs/AlGaAs系、InGaAs
P/InP系、InGaAs/InGaAsP系の材
料、コア層としてMQW構造の他バルク構造でもよい。
また、歪超格子構造などを用いてもよい。素子長は30
0μmである。
【0023】図10ないし図15を用いて本発明の製造
方法について説明する。なお、以下の説明において、形
成途中の各層と前記作製完了後の光素子の各層とは正確
には同一でないが、その一部が残り、完成後の各層を構
成する層要素には同一符号を付して説明および理解の明
瞭化を図ることとする 図10に示すように、半絶縁性InP基板41の上に有
機金属気相成長法(MOVPE)によりn形InPクラ
ッド層(n形不純物濃度2×1018cm-3、厚さ2μ
m)42、アンドープのInGaAs/InAlAsM
QWコア層(厚さ0.19μm)43、p形InPクラ
ッド層(p形不純物濃度5×1017cm-3、厚さ1.5
μm)44およびP+ InGaAsコンタクト層(p形
不純物濃度2×1018cm-3、厚さ0.3μm)45を
順次成長する。MQW層43の構成は、InGaAs井
戸層は厚さ12nmで0.5%伸張歪み、InAlAs
障壁層は厚さ7nmで0.4%の圧縮歪みが導入されて
いる。繰り返し周期は10、エキシトンのピーク波長は
1.47μmである。
【0024】次に、図11に示すように、成長面上にS
iO2 をスパッタ法により蒸着し、フォトリソグラフィ
およびCF4 とH2 の混合ガスによる反応性ドライエッ
チング法によりストライプ状の第1のマスク56を形成
する。この場合、光素子の横モードが単一となるように
ストライプの幅を2μmとする。
【0025】次に、図12に示すように、CF4 とH2
の混合ガスによる反応性ドライエッチング法により、n
形InPクラッド層42の途中までエッチングを行い、
第1および第2のメサストライプ101,102を形成
する。次に、再度、第2のSiO2 を全面にわたり付
け、通常のホトリソグラフィおよびCF4 とH2 の混合
ガスによる反応性ドライエッチング法により、メサ上
部、メサ側壁、および第1と第2のメサストライプ10
1,102の間に位置するn形InPクラッド層103
上に第2のSiO2 マスクを形成する。次に、CF4
2 の混合ガスによる反応性ドライエッチング法によ
り、SiO2 マスクで覆われていない領域を半絶縁性I
nP基板までエッチングを行う。その後、第2のSiO
2 膜を除去し、第1のSiO2 マスク56を露出させ
る。
【0026】次に、図13に示すように、SiO2 マス
ク56を選択成長用マスクとして、メサ側壁、および露
出したn形クラッド層103と露出した半絶縁性半導体
表面をすべてMOVPE法により鉄をドープした半絶縁
性InP結晶46によって埋め込む。
【0027】次に、図14に示すように、第2のストラ
イプ上にSiO2 膜49の窓があくようにフォトリソグ
ラフィにてパターニングする。続いて、CF4 とH2
混合ガスによる反応性ドライエッチング法によってp+
形InGaAsコンタクト層45、p−InPクラッド
層44とInGaAs/InAlAsMQW層43の途
中までエッチングして、続いて、硫酸と過酸化水素水の
混合液によるウェットエッチングによって、MQW層4
3の残りをエッチングして、凹構造を形成する。
【0028】なお、I−InPクラッド層42とMQW
層43の間で正確にエッチングを停止させ、かつその面
が平滑にするため、MQW層43はウェットエッチング
によってエッチング工程を終わる必要がある。しかし、
それ以外の層はドライエッチングでもウェットエッチン
グでもその方法は問わない。極端な例として、すべてウ
ェットエッチングによってでもかまわない。
【0029】次に、図15に示すとおり、SiO2 膜4
9を窓開けした後、P+ 形InGaAsコンタクト層4
5の上にAuZnNiからなるp側電極47を、凹構造
底面のn形InPクラッド層103の上にAuGeNi
からなるn側電極48を、それぞれリフトオフ法と蒸着
法によって付け、420℃で約20秒間合金処理を行
う。その後、ワイヤボンディング用に金属電極としてA
uを付ける。
【0030】P側の電極47の大きさはストライプ部で
300μm×2μm、パット部で40μm×30μm。
n側電極48の大きさはストライプ部で5μm×300
μm、パット部で40μm×40μmである。
【0031】なお、n−InPクラッド層42とMQW
層43の間で正確にエッチングを停止させ、かつその面
が平滑にするためには、両層間のウェットエッチングに
対する選択性がなければならない。もし、n−InPク
ラッド層42とMQW層43の間に十分な選択性が無か
った場合、図16に示すように、n−InPクラッド層
42とMQW層43との間に十分選択性のあるエッチン
グストップ層63を入れてもよい。たとえば、InGa
As/InAlAsMQW43は、成長条件によって
は、n−InPクラッド層42とあまり選択性がとれな
い場合がある。この場合、エッチングストップ層として
InGaAsP(1.3μm組成)等を使用するとい
い。
【0032】次に、前述の実施例の半導体光素子の動作
について述べる。図17に示すとおり、素子の抵抗は平
均で3〜5Ωであり、ドライエッチングを用いた従来例
と比べて、1/3程度低減している。素子容量は0.3
〜0.6pEと通常の半導体光素子に比較して約1/2
〜1/3になった。これは半絶縁性基板を用い、メサス
トライプをはさんで片側にp形電極他方の側にn形電極
を形成したため、電気抵間の容量がほぼコア層とp形ク
ラッド層との接合容量だけになったためと考えられる。
【0033】図18に半導体光素子の消光特性を示す。
半導体光素子は印加電圧2VでTE偏光において25d
B、TM偏光において22dBの消光特性を得た。
【0034】また、図19に示すとおりこの半導体光素
子の3dB変調帯域は50GHzあり、超高速変調が可
能であった。
【0035】なお、ここでは半導体光素子について述べ
たが、この半絶縁性基板上に形成され、かつ半絶縁性埋
め込み層を有し、pおよびn側電極がともに半導体表面
上に並んで配置されうる光素子、すなわち半導体レーザ
や半導体受光素子についても、本発明の構造および作製
方法は容易に適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば半
導体光素子を半絶縁性半導体基板の上に歩留り良く形成
でき、プラス電極とマイナス電極を同一面側から取り出
すことで、高速な変調信号が得られる。さらに、接触抵
抗を含む素子抵抗の低い半導体光素子をつくることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を説明する高速変動体変調器の斜視図で
ある。
【図2】従来例の光素子の作製工程を説明する断面図で
ある。
【図3】従来例の光素子の作製工程を説明する断面図で
ある。
【図4】従来例の光素子の作製工程を説明する断面図で
ある。
【図5】従来例の光素子の作製工程を説明する断面図で
ある。
【図6】従来例の光素子の作製工程を説明する断面図で
ある。
【図7】従来例の光素子の作製工程を説明する断面図で
ある。
【図8】従来例における高速光素子の素子抵抗のヒスト
グラムを示す図である。
【図9】本発明の実施例を説明する高速半導体光素子の
斜視図である。
【図10】本発明実施例の光素子の作製工程を説明する
断面図である。
【図11】本発明実施例の光素子の作製工程を説明する
断面図である。
【図12】本発明実施例の光素子の作製工程を説明する
断面図である。
【図13】本発明実施例の光素子の作製工程を説明する
断面図である。
【図14】本発明実施例の光素子の作製工程を説明する
断面図である。
【図15】本発明実施例の光素子の作製工程を説明する
断面図である。
【図16】本発明の実施例でエッチストップ層が付加さ
れた構造を説明する断面図である。
【図17】本発明の実施例における高速光素子の素子抵
抗のヒストグラムを示す図である。
【図18】本発明の実施例における高速光素子の消光特
性を示す図である。
【図19】本発明の実施例における高速光素子の高周波
応答特性を示す図である。
【符号の説明】
41 Feドープ半絶縁性InP基板 42 n−InPクラッド層 43 InGaAs/InAlAsMQWコア層 44 p−InPクラッド層 45 p−InGaAsコンタクト層 46 Feドープ半絶縁性InP埋め込み層 47 p側電極 48 n側電極 49 SiO2 膜 56 SiO2 膜 63 エッチングストップ層 101 第1のメサストライプ 102 第2のメサストライプ 103 第1と第2のメサストライプの間に位置するn
型InPクラッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 悦男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型を有する半導体よりなる第
    1のクラッド層と、該第1のクラッド層より屈折率が高
    くエネルギーギャップが狭い半導体よりなるコア層と、
    第2の導電型を有し該コア層より屈折率が低くエネルギ
    ーギャップが広い半導体よりなる第2のクラッド層と、
    第2の導電型を有しエネルギーギャップが前記第2のク
    ラッド層より狭いコンタンクト層とを半絶縁性半導体基
    板上に順次積層してなる積層構造の両側を、高抵抗半導
    体層によって埋め込んだストライプ状の光導波路構造を
    有し、さらに、前記ストライプ状の光導波路の片側方に
    拡張された前記第1のクラッド層の一部の露出領域に形
    成され前記高抵抗半導体層の表面に至る第1の電極と、
    前記コンタクト層に形成された第2の電極を有する導波
    路型半導体光素子において、 前記第1のクラッド層の拡張され露出した一部領域の厚
    さが、前記ストライプ状の該光導波路構造中に位置する
    該第1のクラッド層の厚さに等しいことを特徴とする導
    波路型半導体光素子。
  2. 【請求項2】 半絶縁性半導体基板上に、第1の導電型
    を有するクラッド層と、該第1のクラッド層より屈折率
    が高くエネルギーギャップが狭い半導体よりなるコア層
    と、第2の導電型を有し該コア層より屈折率が低くエネ
    ルギーギャップが広い半導体よりなる第2のクラッド層
    と、第2の導電型を有しエネルギーギャップが第2のク
    ラッド層より狭いコンタクト層を、順次積層し、素子基
    板を形成する第1の工程と、 誘電体薄膜からなるエッチングマスクとドライエッチン
    グとを用い、前記素子基板を加工して、前記第1のクラ
    ッド層によって連結された2列のストライプ状のメサを
    形成する第2の工程と、 前記2列のメサを半絶縁性半導体で埋め込む第3工程
    と、 前記2列のメサの一方のメサに位置する前記コンタクト
    層と前記第1のクラッド層とを除去する第4の工程と、 前記第1のクラッド層に比して選択的に前記コア層を除
    去する湿式エッチング液を用いて、前記一方のメサに位
    置する前記コア層を除去する第5の工程と、 前記コア層に至るまで除去された前記一方のメサに位置
    する前記第1のクラッド層から前記半絶縁性半導体の表
    面に至る前記第1の電極を形成すると共に、前記2列の
    メサの内の前記一方のメサでない他方のメサに位置する
    前記コンタクト層上に前記第2の電極を形成する第6の
    工程と、を具備していることを特徴とする導波路型半導
    体光素子の製造方法。
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