JPH09133517A - 分布測定装置 - Google Patents

分布測定装置

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JPH09133517A
JPH09133517A JP12065296A JP12065296A JPH09133517A JP H09133517 A JPH09133517 A JP H09133517A JP 12065296 A JP12065296 A JP 12065296A JP 12065296 A JP12065296 A JP 12065296A JP H09133517 A JPH09133517 A JP H09133517A
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measured
film thickness
measuring device
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Masaaki Noda
正明 野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定時にワークの移動を伴わず、低コスト
で、短時間でクリーンに膜厚あるいはセルギャップの分
布を測定する装置を提供する。 【解決手段】 薄膜の膜厚分布を測定、あるいはセルギ
ャップ分布測定の装置において、ワーク(薄膜)7に対
し照射する照明光の波長光源1に、波長を可変する手
段、あるいは波長を限定する手段を設け、ワーク7から
の反射または透過光により得られる分布測定対象の範囲
を撮像するTVカメラ等の撮像手段2と、撮像した画像
の輝度変化あるいはカラー変化により、膜厚分布あるい
はセルギャップの分布を計算する画像処理装置3とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルなどの
透明導電膜や、その他コーティング膜、あるいはフィル
ム状の膜厚の分布を計測する装置、及び液晶パネルなど
のセルギャップの分布測定装置などに代表される、非常
に薄い膜の膜厚や、非常に短い物体間距離などの分布を
測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜の膜厚を測定する方法としては、特
開昭56−115905号公報あるいは特公平6−33
64号公報等に見られるように、光の干渉現象を利用し
たものが知られている。
【0003】ここで膜厚の測定原理について説明する。
図2に示すような、屈折率がn0、n1、n2からなる
3層の透明体の系を考える。例えば、n0の部分を空気
層、n1の部分をITOなどの透明導電膜、n2の部分
をガラス層とする。ここでn1層の厚さをdとし、白色
光線がn0の側から入射角θで入射したとすると、n0
層とn1層の境界面で反射する光とn1層に入射後n1
層とn2層の境界面で反射し再びn0層に出てくる光が
干渉し、反射エネルギーに強弱を生ずる。本来、多重反
射を考慮しなければならないが、高次の反射エネルギー
は比較的小さいのでここでは無視することとする。上記
の二つの光の光路差Δは(第1式)で表すことができ
る。
【0004】
【数1】
【0005】屈折率の大小関係がn1>n2の場合、n
1層からn2層に向かう光がn1層とn2層の境界面で
反射するときに位相が反転し、1/2波長分の位相差を
生ずるため、上記(第1式)の光路差Δが波長のm倍
(m=整数)になるような波長で反射エネルギーが極小
になり、(m+1/2)倍のときに極大になる。透過光
の場合には、位相反転が生じないので、この関係が逆に
なる。また、屈折率の大小関係がn1<n2の場合に
は、境界面で反射しても位相の反転は生じない。ここで
は、n1>n2の場合の反射光を例に考えるものとす
る。
【0006】従って、照明波長λを可変しながらワーク
からの反射強度を計測することで得られる分光強度波形
において隣合った二つの極大点の波長をλ1、λ2(λ
1>λ2)とすると、次式(第2、3式)が成立する。
【0007】 Δ=(m+1/2)・λ1 (第2式) Δ=(m+3/2)・λ2 (第3式) 従って膜厚dは、
【0008】
【数2】
【0009】となり薄膜の屈折率n1が既知であれば膜
厚dが計算できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の測定で得られる膜厚値は、照明光が照射されている部
分の膜厚が均一であるという前提で得られる値であり、
照明光が照射されている部分の膜厚が不均一な場合に
は、分光強度波形の変化が前記の理論値からずれてくる
ことにより、測定値に誤差を生じたり、ばらつきが増大
したりする。従って通常、ある限られた狭い領域の膜厚
値の計測に利用するのが一般的である。このため、膜厚
の面内分布を測定しようとした場合、ワーク(被測定
物)を移動させ複数点の膜厚値を計測することによりそ
の分布を把握することになり、ワーク移動のための駆動
機構が必要であるため、装置コストが高くなったり処理
時間がかかったりすることになる。また、移動にともな
い発塵の問題も生じてくる。
【0011】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、その目的とするところは、測定時にワークの
移動を伴わず、低コスト・短時間でクリーンに、膜厚あ
るいはセルギャップなどの計測された値の分布を測定す
る装置を提供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するものであり、以下にその内容を説明する。請
求項1記載の分布測定装置は、被測定物に対して照射す
る照明光の波長を可変する波長可変手段と、被測定物か
らの反射または透過光により得られる画像を撮像する撮
像手段と、照明波長を変えながら撮像した画像の輝度変
化により計測された値の分布を計算する分布計算手段と
を有することを特徴とする。
【0013】本発明の分布測定装置は、被測定物の分布
測定範囲全体を照明光によって照射し、被測定物の分布
測定範囲全体からの反射(または透過)光をTVカメラ
などの撮像手段で二次元的な画像としてとらえるので、
ワークや照明、撮像手段などを移動せずに測定すること
が可能となる。さらに、撮像手段でとらえた輝度分布を
持った二次元画像の複数の座標点における輝度データ
を、照明波長を変化させながらそれぞれの複数の座標点
毎に記憶し、これら各座標点毎の分光特性から膜厚や間
隙距離(例えばセルギャップ)などの値を各座標点毎に
計算し、これら座標点毎の計算値を集成することで分布
を求めることが可能になるのである。
【0014】また、請求項2記載の分布測定装置は、被
測定物に対して照射する照明光の波長を、ある特定の範
囲に限定する波長限定手段と、該測定物からの反射また
は透過光により得られる画像を撮像する撮像手段と、撮
像した画像の輝度変化により計測された値の分布を計算
する分布計算手段とを有することを特徴とする。つま
り、干渉フィルタなどの光学フィルタなどで光源の波長
を、ある狭い範囲に限定し、その被測定物からの反射ま
たは透過光の2次元の輝度変化に基づき、被測定物の分
布を測定するものである。
【0015】また、請求項3記載の分布測定装置は、被
測定物に対して照射する照明光の波長を限定する波長限
定手段と、該測定物からの反射または透過光により得ら
れるカラー画像を撮像する撮像手段と、撮像した画像の
色調変化により計測された値の分布を計算する分布計算
手段とを有することを特徴とする。これは、カラーTV
カメラなどの撮像手段を用い、2次元のRGBの色情報
に基づき、被測定物の分布を測定するもので、色情報と
求める測定要素との相関を高めるために照明の波長範囲
を限定するものである。
【0016】これらの場合、測定物とその計算値として
は、 1)薄膜であって、その薄膜の膜厚の分布を計測するこ
と 2)2枚以上の透明平板であって、その平板の間隙距離
を測定すること が望ましい。特に、本発明の分布測定装置は、膜厚や間
隙距離の分布が不均一である場合に非常に有効であっ
て、薄膜の膜厚や液晶パネルのセルギャップなど、計測
された値の分布の不均一さがその特性に大きく影響する
ような精密構造をもったものに対して好適に用いること
ができるものである。なお、薄膜の膜厚の分布を計測す
る場合、薄膜の下にガラス基板あるいはフィルムが設置
されていることが望ましい。
【0017】通常、被測定物は、その製造段階で、あら
かじめ設定された膜厚あるいはセルギャップになるよう
に作り込まれている。したがって、分布計測において、
各測定値の取り得る値の範囲は、ある限られた領域であ
る場合が多く、この場合には、波長可変照明の可変範囲
をごく限定された領域に絞ることもできる。また照明光
源としてナトリウムランプなどの単色光源を用いること
でよい場合もある。
【0018】また、波長限定する場合は、限定される波
長幅は、100nm以下が望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0020】図1は、本発明の膜厚分布測定装置の好適
な一例を示す構成図である。この例は、同軸落射照明に
よりガラス基板8上の透明な薄膜7の膜厚分布を計測す
るものである。なお、本例では透明な薄膜7をガラス基
板8上に形成しているが、フィルムの上に透明な薄膜7
を形成するようにしてもよい。いずれにせよ、薄膜7は
なんらかの基体上に形成しなければならないのである
が、ガラス基板やフィルムは安価である上に特性が安定
しており、さらに薄膜を形成しやすくするために好まし
く用いられる。
【0021】さて、この例においては、上述した(第4
式)において光の入射角θ=0の場合と考えられるため
(第4式)は、 d=λ1・λ2/(2n1(λ1−λ2)) (第5式) となり、この式から膜厚dを計算することができるよう
になる。
【0022】波長光源1は、具体的には図4に示すよう
に波長が可変できる構成になっており、白色光源9は、
例えば、キセノンランプ・ハロゲンランプ・重水素ラン
プ・水銀ランプ・タングステンランプなどが一般的に用
いられる。この白色光源9からの光はスリット10を通
り、回折格子11で分光し、スリット13により波長を
選択的に取り出す。ここで回折格子11は、モータ(図
示せず)でその角度を可変できるようにしてあり、図4
に矢印で示すように角度を振ることでスリット13から
の出射光の波長λを連続的に可変することができる。こ
のスリット13の間隙の幅は、出射される光の波長分解
能を決める。すなわち、スリット幅が狭いほど光の波長
域が限定され波長分解能は向上するが、光量は逆に減少
するため白色光源9のパワーの大きい物を使用するか、
TVカメラ2の感度の高い物を使用する必要がある。
【0023】波長光源1から出射された光はレンズ5で
平行光線になり、ハーフミラー6で反射され、薄膜7に
照射される。薄膜7の上面からの反射光と薄膜7とガラ
ス基板8との境界面での反射光との位相差により干渉が
生じ、その干渉像がレンズ4によりTVカメラ2の撮像
面上に結像する。照明光の照射範囲は、撮像される薄膜
の視野範囲をカバーするに十分なエリアを確保し、でき
るだけ照明ムラのないように考慮する必要がある。TV
カメラ2で光電変換されたアナログの画像信号は、画像
処理装置3に送られA/D変換された後、複数の輝度デ
ータa(x、y、λ)として画像処理装置3の内部に設
けられた記憶装置に記憶される。ここでx、yは、薄膜
7上の平面座標であり、λは、照明光の波長である。実
際の計測にあたっては、一つの被測定ワークに対して照
明光の波長λを順次変えながら、輝度データを取り込む
ことを繰り返す。ここで薄膜7上のある座標値(X、
Y)の点に着目すると、輝度データa(X、Y、λ)
は、図3のような分光反射率波形となり、この波形の隣
接する極大値の波長λ1、λ2を求め、前記(第5式)
を適用すると座標値(X、Y)の点の膜厚dを計算によ
り求めることができる。このような計算を各座標毎に行
うことで視野内の膜厚の分布を求めることができる。
【0024】しかしながら、波長光源1の各波長の出射
強度は、使用する白色光源9の発光分光特性に依存する
ため、走査する波長の全域にわたって均一な強度は得ら
れない。また、レンズ系やガラス基板8の裏面反射の影
響等により膜厚測定の結果に誤差を生ずる。通常、粗い
分布精度でもよい場合や、分布の傾向がわかればよい場
合などではこのような誤差は無視してもよい。しかし、
非常に精密に膜厚分布を測定したい場合などは補正作業
が必要になることがある。具体的には、膜厚分布の測定
にさきだって、薄膜7を付ける前のガラス基板8のみの
ワークで膜厚分布測定と同様の分光特性b(x、y、
λ)を計測しておくことになる。このデータにより薄膜
7を測定した時の輝度データを正規化し、その結果に対
して隣接する極大値の波長λ1 、λ2 を求め膜厚dを
計算するようにすればよい。
【0025】この例では、薄膜7からの反射光を用いた
場合であるが、透過光を利用しても同様な膜厚分布を求
めることができる。すなわち、上記反射光の場合の分光
反射強度の極大を極小と読みかえれば透過光の場合も同
様に計算できるし、透過光の極大値を使用しても計算で
求めることができ、更に極大と極小の組み合わせによっ
ても同様な原理に基づいて膜厚dは計算可能である。
【0026】また、多重反射による透過率の分光特性を
考えると、図2の透過率Tは、内部の吸収が無いものと
すると
【0027】
【数3】
【0028】で与えられ、反射率Rは、R=1−Tとな
る。
【0029】ここで、例えば、λ=750nm、n0=
1.0、n1=1.4、n2=1.5の場合、膜厚dが
1000nm近辺(920nm〜1080nm)での反
射率を計算すると、図5のように変化する。この図か
ら、960nmから1040nmの範囲であれば反射率
Rは、単調に増加することがわかる。この場合は前記の
膜厚範囲内であれば反射光量が大きいほど膜厚が厚いと
言える。従って、前もって膜厚の変動範囲が既知であれ
ば、その情報に基づいて、その膜厚範囲内で膜厚に対し
て単調に反射強度の変化するような照明波長を選択し、
その照明光をワーク(被測定物)に照射し、その反射画
像を2次元の輝度データとして1画面取り込むことによ
り、膜厚分布を測定することも可能である。また、照明
波長λを長くすれば、より広い範囲の膜厚変動に対応で
きる。
【0030】照射される照明光の波長幅は、基本的に狭
いほど膜厚の測定精度は高くなる。上記の例で波長λを
750nm、800nm、850nmで計算すると図6
のようになる。λ=850nmでは、750nmとは逆
に、反射率Rが単調減少している。この結果から、照射
する照明の波長幅が100nmを越えると膜厚に対応し
た輝度変化が得られなくなる。従って、単色光源を用い
るか、100nm以下の波長幅に限定した照明光を用い
る必要がある。
【0031】次に、カラー画像を撮像する撮像手段を用
いた場合について、説明する。図1において、波長光源
1が波長限定手段を有しており、TVカメラ2はカラー
TVカメラとする。前述と同様の屈折率構成のモデル例
で、第6式を適用し膜厚と反射率の関係を図7に示す。
図7では、膜厚1μmから1.32μmまでの範囲の反
射率を、照明波長λを400nmから570nmまでを
10nm毎にプロットしている。ここで、あるサンプル
の薄膜7の膜厚求めるのに、薄膜7からの反射光をカラ
ーのTVカメラ2で撮像し、このRGBの情報を用いて
膜厚を特定したいのであるが、図7からわかるように、
波長範囲を広く取ってしまうと、膜厚と反射される分光
パターンが複雑になり、RGBのカラー情報から膜厚を
測定することが難しくなる。そこで、干渉フィルタなど
の光学フィルタなどで照射する照明の波長をある範囲に
限定した場合を考える。図8は、照明波長λを400n
mから440nmの範囲に限定した場合の、膜厚と反射
率の関係である。膜厚の変化に対して反射光の分光パタ
ーンが単純化され、TVカメラ2で得られるカラー情報
から膜厚を求めることが比較的容易になる。
【0032】以上の説明は、膜厚分布測定装置の場合で
あるが、セルギャップなどの間隙距離の分布測定におい
ても同様な原理に基づいて測定することが可能である。
すなわち、図2においてn0層とn2層をガラス層、n
1層を空気層と考えると、空気層の間隙を測定すること
は、上記、膜厚測定の測定原理が同様に利用可能である
ことから自明である。
【0033】また、図2において、層の数が4層以上で
あっても3層での輝度分布がわかっていれば、その輝度
分布からの変化を考慮することによって残りの1層の厚
みを測定することができる。
【0034】本例においては、n2層はガラス基板とし
て記載したが、n1層が測定物であった場合に、n0層
とn2層が空気であってもn1層の厚みは測定できる。
【0035】さらに、照明方法としては、同軸落射照明
だけでなく透過照明でもよい。ただし、透過光の場合
は、図1に示すガラス基板8が光透過性を有しているこ
とが必要である。また角度の影響を考慮すれば、斜照明
でも同様に測定することは、可能である。
【0036】
【発明の効果】以上記したように、波長可変光源を照明
光として用い分布測定対象の範囲をTVカメラなどの撮
像手段でとらえ、画像処理装置で演算処理を行うこと
で、膜厚あるいはセルギャップなどの測定値の分布が測
定でき、従来のようにXYテーブル等でワークの移動を
させたり逆に測定ヘッド側を移動させたりする必要がな
い。この結果、装置コストを抑えることが出来、演算処
理を高速化することで測定時間を短縮することが可能と
なる。また、可動部として回折格子の角度を振るための
駆動系が必要であるものの駆動部をワークから離せるた
め、ワークに対するクリーン対策としても効果がある。
【0037】また、波長限定手段を用い、波長幅を10
0nm以下にした場合には、膜厚変動が狭い範囲内であ
れば膜厚の分布状態を反射光量の変化としてとらえるこ
とができ、撮像手段の出力がそのまま膜厚分布情報とな
り、リアルタイム表示が可能になる。また膜厚変動が大
きい場合でもカラーの撮像手段を用い、色調を調べるこ
とで膜厚との対応をとることができ、膜厚分布の演算処
理を簡略化できるため高速処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(膜厚)分布測定装置の一例を示す構
成図。
【図2】3層の屈折率を持つモデルの反射状態を示す
図。
【図3】波長に対する反射強度の変化を示す分光反射率
グラフ。
【図4】波長可変光源の内部構造を示す構成図。
【図5】λ=750nmの場合の膜厚と反射率との関係
を示すグラフ。
【図6】λ=750、800、850nmの場合の膜厚
と反射率との関係を示すグラフ。
【図7】λ=400から570nmの場合の膜厚と反射
率との関係を示すグラフ。
【図8】λ=400から440nmの場合の膜厚と反射
率との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 波長光源 2 TVカメラ 3 画像処理装置 4,5 レンズ 6 ハーフミラー 7 薄膜 8 ガラス基板 9 白色光源 10 スリット 11 回折格子 12 ミラー 13 スリット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に対して照射する照明光の波長
    を可変する波長可変手段と、被測定物からの反射または
    透過光により得られる画像を撮像する撮像手段と、照明
    波長を変えながら撮像した画像の輝度変化により計測さ
    れた値の分布を計算する分布計算手段とを有することを
    特徴とする分布測定装置。
  2. 【請求項2】 被測定物に対して照射する照明光の波長
    を限定する波長限定手段と、被測定物からの反射または
    透過光により得られる画像を撮像する撮像手段と、撮像
    した画像の輝度変化により計測された値の分布を計算す
    る分布計算手段とを有することを特徴とする分布測定装
    置。
  3. 【請求項3】 被測定物に対して照射する照明光の波長
    を限定する波長限定手段と、被測定物からの反射または
    透過光により得られるカラー画像を撮像する撮像手段
    と、撮像した画像の色調変化により計測された値の分布
    を計算する分布計算手段とを有することを特徴とする分
    布測定装置。
  4. 【請求項4】 前記被測定物が、薄膜であり、該薄膜の
    膜厚の分布を計測することを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか記載の分布測定装置。
  5. 【請求項5】 前記被測定物が、2枚以上の透明平板で
    あり、該平板の間隙距離を測定することを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか記載の分布測定装置。
  6. 【請求項6】 前記被測定物は、ガラス基板あるいはフ
    ィルム上に設置されていることを特徴とする請求項4記
    載の分布測定装置。
  7. 【請求項7】 前記波長限定手段が、単色光源よりなる
    ことを特徴とする請求項2または、4ないし6のいずれ
    か記載の分布測定装置。
  8. 【請求項8】 前記波長限定手段の限定範囲が、100
    nm以下であることを特徴とする請求項2ないし6のい
    ずれか記載の分布測定装置。
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