JPH09131754A - インサート成形方法およびインサート成形体 - Google Patents

インサート成形方法およびインサート成形体

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JPH09131754A
JPH09131754A JP31756095A JP31756095A JPH09131754A JP H09131754 A JPH09131754 A JP H09131754A JP 31756095 A JP31756095 A JP 31756095A JP 31756095 A JP31756095 A JP 31756095A JP H09131754 A JPH09131754 A JP H09131754A
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了嗣 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加飾シートを外表面に接合した状態で成形する
ようにした成形体において、後から表示を形成するため
の印刷を必要としないようにしたインサート成形方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】インサート成形用金型14の加飾シート5
0の外表面に臨む部分に予め凹凸67、68を形成して
おき、この凹凸67、68を加飾シート50に転写する
ことによって立体感のある表示69を加飾シート上に形
成するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインサート成形方法
およびインサート成形体に係り、とくに金型のキャビテ
ィの内表面に沿って加飾シートを配し、金型を閉じてキ
ャビティ内に溶融樹脂を射出し、外表面に加飾シートが
接合された成形体を製造するようにしたインサート成形
方法およびインサート成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−189233号公報
に開示されているように、皮革模様の表面層を有する合
成樹脂皮革を合成樹脂成形体上に溶着された状態で複合
して成形するようにしたインサート成形方法が知られて
いる。このような方法は、金型のキャビティの内表面に
沿ってその所定の位置に上記合成樹脂皮革を構成する加
飾シートを配するようにし、金型を閉じてキャビティの
内部に溶融樹脂を射出し、これによって外表面に加飾シ
ートが接合された状態で合成樹脂成形体を成形するよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなインサート
成形を、例えば電子機器のキャビネットに適用すること
によって、外表面に加飾シートが接合されたキャビネッ
トを製造することが可能になり、電子機器に対して高級
感や高いデザイン性を付与することが可能になる。とこ
ろがこのようなインサート成形されたキャビネットに表
示を施す場合には、成形体の外表面上に、成形後に印刷
を施して表示を形成するようにしていた。従って成形の
後に印刷工程を必要とし、工程数が増大するとともに、
コストアップの原因になっていた。また印刷による表示
は立体感に欠け、高級感を損うという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、インサート成形された成形体の外表面
上に、成形後に印刷を行なうことなくしかも凹凸による
表示を形成するようにしたインサート成形方法およびイ
ンサート成形体を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型のキャビ
ティの内表面に沿って加飾シートを配し、金型を閉じて
前記キャビティ内に溶融樹脂を射出し、外表面に前記加
飾シートが接合された成形体を製造するようにしたイン
サート成形方法において、前記金型の表面であって前記
加飾シートと対接される部分に予め形成されている凹部
または凸部によって成形体に接合された前記加飾シート
の外表面上に所定の表示を形成するようにしたことを特
徴とするインサート成形方法に関するものである。
【0006】前記金型の凹部または凸部によって凸また
は凹の表示を成形体に接合された前記加飾シートの外表
面上に形成するようにしてよい。
【0007】成形体に関する発明は、インサート成形に
よって加飾シートが外表面に接合されたインサート成形
体において、前記加飾シートの外表面側が熱可塑性高分
子物質のシートから成る人工皮革から構成されるととも
に、前記加飾シートの外表面に凹凸の表示が形成されて
いることを特徴とするインサート成形体に関するもので
ある。
【0008】前記加飾シートが人工皮革と不織布とのラ
ミネート構造をなし、外表面側に人工皮革が露出するよ
うに接合され、該人工皮革の外表面に凹凸の表示が形成
されてよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るインサート成形方法に用いられる成形装置を示すもの
であって、この成形装置は上側の可動プラテン11と下
側の固定プラテン12とをそれぞれ備えている。そして
可動プラテン11の下側の部分には上側の金型13が固
着されるとともに、固定プラテン12の上部には下側の
金型14が固着されるようになっている。これら上下一
対の金型13、14の接合面に沿ってキャビティ15が
形成され、このようなキャビティ15に溶融樹脂が射出
されて射出成形が行なわれるようになっている。
【0010】上下一対の金型13、14に対して直交す
るように移動するスライドブロック17、18、19、
20が図3〜図6に示すように配されている。これらの
スライドブロック17、18、19、20はそれぞれそ
れらの先端部にスライドコア21、22、23、24を
備えている。これらのスライドコア21〜24が図5お
よび図6に示すように、キャビティ15の周縁部におい
て、後述する加飾シート50の周縁部を受けるようにな
っている。
【0011】次にこのようなスライドコア21〜24を
それぞれ先端部に備えるスライドブロック17〜20の
開閉の運動のための構造を説明すると、可動プラテン1
1の外側面上にはその4辺にそれぞれ図2に示すように
作動板28が取付けられている。これらの作動板28の
先端側には一対のアーム29が延出されている。そして
アーム29の内側にはカム面30が形成されるととも
に、アーム29の外側にはカム面31が形成されてい
る。
【0012】また一対のアーム29間には凹部32が形
成されるとともに、この凹部32には押圧子33が取付
けられるようになっている。押圧子33はその内側にカ
ム面34が形成され、外側にカム面35が形成されるよ
うになっている。
【0013】これに対して先端部にスライドコア21〜
24を支持しているスライドブロック17〜20の外側
面上には傾斜面38が形成され、上記アーム29の内側
のカム面30によって押圧されるようになっている。ま
た傾斜面38間に垂直面39が形成され、この垂直面3
9が押圧子33の内側のカム面34によって押圧される
ようになっている。また上記垂直面39には引戻し用駒
40が取付けられている。この駒40の内側の面が押圧
子33の外側のカム面35によって押圧され、これによ
ってスライドブロック20を外側へ引戻してスライドコ
ア24を開くようにしている。
【0014】固定プラテン12の外側面上にはその4辺
にそれぞれ受けブロック43が固着されている。この受
けブロック43はその内側に傾斜面44を備え、この傾
斜面44が作動板28のアーム29の外側のカム面31
を押圧するようになっている。
【0015】このように4つのスライドコア21〜24
と組合わせて用いられる上下の金型13、14の内の下
側の金型14の内表面であってキャビティ15に臨む部
分には、図9〜図11に示すように、表示用凹部67お
よび表示用凸部68がそれぞれ予め形成されている。こ
れらの表示用凹部67および表示用凸部68はともに金
型14を製造する際に同時にそのキャビティ15の表面
に加工を施すことによって形成されている。これらの表
示用凹部67および表示用凸部68は、成形体と接合さ
れる加飾シート50の外表面上に表示部を形成するため
のものである。
【0016】以上のような構成において、図1に示す可
動プラテン11を下降させると、この可動プラテン11
に取付けられている上側の金型13が下降し、下側の金
型14と接合されてキャビティ15を生ずることにな
る。このキャヒディ15が溶融樹脂の射出空間を形成す
る。
【0017】上記可動プラテン11の下降運動に連動し
て作動板28が下降する。作動板28が下降するのに伴
って、作動板28に取付けられている押圧子33の内側
のカム面34がスライドブロック20の垂直面39の上
側のエッジの部分と接触し、これによってスライドブロ
ック20が図3において左方へ移動される。従ってスラ
イドブロック20およびスライドコア24の移動のタイ
ミングは、作動板28に取付けられている押圧子33の
高さあるいはこの押圧子33のカム面34の形状によっ
て決定される。
【0018】可動プラテン11が固定プラテン12に対
して完全に下降した場合には図4に示すように、作動板
28のアーム29の内側のカム面30がスライドブロッ
ク20の外側面上に設けられている傾斜面38を押圧
し、これによってスライドブロック20の最終的な位置
決めが行なわれる。すなわち図4に示す位置がスライド
コア24が最も前進して閉じた位置になる。
【0019】なお上記可動プラテン11の上昇動作に連
動して、作動板28に取付けられている押圧子33の外
側のカム面35が引戻し用駒40を押圧し、これによっ
て金型13、14が開かれるのに連動し、図3に示すよ
うにスライドブロック20を右方へ移動させてスライド
コア24を開くようにしている。
【0020】とくにこの装置によるインサート成形にお
いて、作動板28の押圧子33の内側のカム面34によ
るスライドブロック17〜20の押圧のタイミングを調
整するようにし、これによって4つのスライドコア21
〜24が閉じるタイミングを調整し、これらのスライド
コア21〜24が同時ではなくて時間差をもって閉じる
ようにしている。
【0021】すなわち図5に示すように、まずキャビテ
ィ15の短辺側の一対のスライドコア22、24が閉じ
られる。そしてこの後にキャビティ15の長辺側の一対
のスライドコア21、23が図6に示すように閉じられ
るようになっている。すなわち互いに隣接するスライド
コアが必ず時間差をもって閉じるようになっている。こ
のようにしてスライドコア21〜24を時間差をもって
閉じることによって、キャビティ15内に配される加飾
シート50の周縁部であってとくにキャビティ15のコ
ーナの部分と対応し、かつ絞られる部分におけるしわの
発生を防止するようにしている。
【0022】加飾シート50は例えば図14に示される
ように、その外表面側が塩化ビニール樹脂シート51か
ら構成され、その外表面には皮革を模造した凹凸が形成
されて人工皮革となっている。そしてこのような塩化ビ
ニール樹脂シート51が接着層52を介して不織布53
に接合されている。このような加飾シート50は図15
に示すように、電子機器、例えばラジオ受信機のフロン
トキャビネットの大きさよりもやや大きな形状に打抜か
れ、必要に応じて開口56や各種の小孔が打抜かれる。
【0023】所定の形状に打抜かれた加飾シート50が
図7に示すように、下側の金型14の凹部に配されるよ
うになっている。なお上記加飾シート50の開口56と
対応する突部57が下側の金型14に形成されており、
このような突部57を加飾シート50の開口56が受入
れることによって、下側の金型14の内表面上において
この加飾シート50が位置決めされる。しかも加飾シー
ト50は図7および図8に示すように、その周縁部が閉
じられたスライドコア21〜24の先端側のエッジの部
分に形成されている突部46によって受けられるように
なっており、このような突部46によって加飾シート5
0はその周縁部が内側へ折曲げられるようにして保持さ
れる。
【0024】このような状態において、閉じられた上下
の金型13、14のキャビティ15に溶融樹脂が射出さ
れる。例えばABS樹脂の220〜230℃の溶融体が
射出される。なおこのときに金型13、14は予め例え
ば70〜80℃に加熱されてよい。これによって図16
に示すようなABS樹脂製のフロントキャビネット60
が射出成形される。このようなキャビネット60は可動
プラテン11を上昇させて金型13、14を開くことに
よってこの金型から取出される。
【0025】成形されたキャビネット60は上記金型1
3、14間に予め配されている加飾シート50が外表面
に接合された状態で射出成形されることになる。そして
このようなフロントキャビネット60は図17〜図19
に示すように、リヤキャビネット61と組合わされてラ
ジオ受信機の筐体を構成することになる。なおリヤキャ
ビネット61についても、その外表面には加飾シート5
0が接合された構造になっており、フロントキャビネッ
ト60と同様の方法によって製造されている。
【0026】加飾シート50は成形する前にはその厚さ
が約1.3mmの値になっている。そして加飾シート5
0を接合した状態で成形を行なうと、厚さが1.5mm
のキャビネット60が成形されることになる。ここで加
飾シート50は圧縮されてその厚さが約0.5mmにな
る。そしてこのように圧縮された加飾シート50はその
不織布層53側の部分が樹脂層に接合された状態でキャ
ビネット60の外表面を覆うようになり、このときのキ
ャビネット60の樹脂層の厚さは約1.0mmとなる。
【0027】成形されたキャビネット60、61の外周
面上には図16〜図19に示すようにそれらの接合部の
近傍にそれぞれ条溝63、64が形成されている。これ
らの条溝63、64は上下の金型13、14と組合わせ
て用いられる4つのスライドコア21〜24の先端側の
エッジの部分に形成されている突部46によって形成さ
れるものである。
【0028】そしてここで注意しなければならないの
は、加飾シート50の周縁部が上記スライドコア21〜
24の先端側の突部46によって内側へ折曲げられた状
態で成形されるために、加飾シート50の周縁部は図1
8および図19に示すように、そのエッジの部分が条溝
63、64の溝に沿って内側へ折曲げられるようにして
キャビネット60、61に接合された状態で成形される
ようになる。従って加飾シート50の周縁部のエッジの
部分がキャビネット60、61の外表面に露出すること
がなく、これによってキャビネット60、61の外観を
損うことがない。
【0029】しかも本実施の形態においては、図9〜図
11に示すように下側の金型14の内表面であってキャ
ビティ15に臨む部分に予め表示用凹部67および表示
用凸部68が形成されている。これらの表示用凹部67
および表示用凸部68によって、図12あるいは図13
に示すように、凹または凸の表示69がキャビネット6
0の外表面に接合されている加飾シート50の表面に形
成されることになる。このような表示69は金型の表示
用凹部67に対応する凸形状の表示であったり、金型の
表示用凸部68に対応する凹形状の表示であってよい。
またこのような表示は文字や模様であってよく、操作釦
の機能を示したり、電子機器の型名や整番、あるいは製
造メーカ名等の表示であってよい。
【0030】このように本実施の形態によれば、加飾シ
ート50と合成樹脂とのインサート成形による複合成形
体から成るキャビネット60において、成形時に成形熱
を利用し、加飾シート50に対して金型の表示用凹部6
7あるいは表示用凸部68を利用して熱プレスを行なう
ことにより、金型の凹凸67、68を利用して加飾シー
ト50に文字や模様を製作するようにしている。
【0031】このようにインサート成形の際に金型14
の表示用凹部67あるいは表示用凸部68によって加飾
シート50の外表面上に表示を形成することによって、
成形後に印刷によって表示を行なう工程を省略すること
が可能になる。従って工程の短縮化と、キャビネットの
製造のコストダウンを図ることが可能になる。またこの
ような金型の表示用凹部67あるいは表示用凸部68を
利用した表示の形成によれば、立体的な表示を行なうこ
とが可能になり、付加価値が高まるようになり、製品に
対して高級感を付与できるようになる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、金型の表面であ
って加飾シートと対接される部分に予め形成されている
凹部または凸部によって成形体に接合された加飾シート
の外表面上に所定の表示を形成するようにしたものであ
る。
【0033】従って成形後に外表面上に印刷によって表
示を行なう必要がなくなり、製造工程の短縮化と、コス
トダウンとを図ることが可能になる。また立体的な表示
を行なうことが可能になるために、成形体に対して高級
感のある表示を形成することが可能になる。
【0034】金型の凹部または凸部によって凸または凹
の表示を成形体に接合された加飾シートの外表面上に形
成するようにした構成によれば、凸または凹の表示を任
意に形成できるようになり、これらを組合わせて各種の
表示が形成されることになる。
【0035】加飾シートの外表面側が熱可塑性高分子物
質のシートから成る人工皮革から構成されるとともに、
加飾シートの外表面に凹凸の表示が形成されるようにし
た構成によれば、外表面が人工皮革から成るインサート
成形体の外表面上に凹凸の表示を形成することが可能に
なり、これによって高い付加価値を有するインサート成
形体を提供することが可能になる。
【0036】加飾シートが人工皮革と不織布とのラミネ
ート構造をなし、外表面側に人工皮革が露出するように
接合され、該人工皮革の外表面に凹凸の表示が形成され
た構成によれば、とくに不織布の厚さ方向の変形によっ
て、高さ方向に比較的大きな寸法を有する凹凸を容易に
形成することが可能になり、立体感のある凹凸の表示が
形成されたインサート成形体を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インサート成形法のために用いられる金型の縦
断面図である。
【図2】スライドブロックの開閉のための構造を示す分
解斜視図である。
【図3】同要部縦断面図である。
【図4】スライドブロックを完全に押込んだ状態の縦断
面図である。
【図5】一対のスライドコアが閉じられた金型の横断面
図である。
【図6】4つのスライドコアがともに閉じられた金型の
横断面図である。
【図7】閉じられた金型の縦断面図である。
【図8】閉じられた金型の幅方向の縦断面図である。
【図9】下側の金型の平面図である。
【図10】同縦断面図である。
【図11】同要部拡大断面図である。
【図12】成形されたキャビネットの要部拡大断面図で
ある。
【図13】成形されたキャビネットの要部拡大断面図で
ある。
【図14】加飾シートの拡大断面図である。
【図15】加飾シートの斜視図である。
【図16】成形されたフロントキャビネットの外観斜視
図である。
【図17】フロントキャビネットとリヤキャビネットと
が接合された状態を示す外観斜視図である。
【図18】同キャビネットの縦断面図である。
【図19】幅方向のキャビネットの縦断面図である。
【符号の説明】
11 可動プラテン 12 固定プラテン 13 金型(上) 14 金型(下) 15 キャビティ 17〜20 スライドブロック 21〜24 スライドコア 28 作動板 29 アーム 30 カム面(内側) 31 カム面(外側) 32 凹部 33 押圧子 34 カム面(内側) 35 カム面(外側) 38 傾斜面 39 垂直面 40 引戻し用駒 43 受けブロック 44 傾斜面 46 突部 50 加飾シート 51 塩化ビニール樹脂シート 52 接着層 53 不織布 56 開口 57 突部 60 キャビネット(上側) 61 キャビネット(下側) 63 条溝(上側) 64 条溝(下側) 67 表示用凹部 68 表示用凸部 69 表示

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型のキャビティの内表面に沿って加飾シ
    ートを配し、金型を閉じて前記キャビティ内に溶融樹脂
    を射出し、外表面に前記加飾シートが接合された成形体
    を製造するようにしたインサート成形方法において、 前記金型の表面であって前記加飾シートと対接される部
    分に予め形成されている凹部または凸部によって成形体
    に接合された前記加飾シートの外表面上に所定の表示を
    形成するようにしたことを特徴とするインサート成形方
    法。
  2. 【請求項2】前記金型の凹部または凸部によって凸また
    は凹の表示を成形体に接合された前記加飾シートの外表
    面上に形成するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のインサート成形方法。
  3. 【請求項3】インサート成形によって加飾シートが外表
    面に接合されたインサート成形体において、 前記加飾シートの外表面側が熱可塑性高分子物質のシー
    トから成る人工皮革から構成されるとともに、前記加飾
    シートの外表面に凹凸の表示が形成されていることを特
    徴とするインサート成形体。
  4. 【請求項4】前記加飾シートが人工皮革と不織布とのラ
    ミネート構造をなし、外表面側に人工皮革が露出するよ
    うに接合され、該人工皮革の外表面に凹凸の表示が形成
    されていることを特徴とする請求項3に記載のインサー
    ト成形体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108544741A (zh) * 2018-04-16 2018-09-18 鲁志高 外墙装饰件模具和外墙装饰件模具设备

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