JPH09130859A - 乗り越し防止方法及び位置報知装置 - Google Patents

乗り越し防止方法及び位置報知装置

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JPH09130859A
JPH09130859A JP28152795A JP28152795A JPH09130859A JP H09130859 A JPH09130859 A JP H09130859A JP 28152795 A JP28152795 A JP 28152795A JP 28152795 A JP28152795 A JP 28152795A JP H09130859 A JPH09130859 A JP H09130859A
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茂幸 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的地への到着を利用者に正確に報知して列
車の乗り越し防止を行なえる位置報知装置を得る。 【解決手段】 PHSにおける移動局装置に、駅周辺を
サービスゾーンとする基地局装置の識別番号を記憶する
記憶手段4と、受信した識別番号を記憶手段4に記憶さ
れている識別番号と比較する識別番号比較手段5と、両
識別番号の一致を検出したときに報知する報知手段6を
設け、目的駅への接近を正確に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車の乗客が降車
駅を乗り越してしまうのを小ゾーン式移動体通信システ
ムを使用して防止する乗り越し防止方法及び位置報知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】列車の乗客は、居眠りや不注意,誤認な
どによって降車駅を乗り越してしまうことがある。特
に、通勤者が帰宅途中に酒気を帯びているときなどは、
終着駅まで乗り越してしまい、帰宅の方法を失ってしま
ったり、タクシーなどの高額な交通手段を利用しなけれ
ばならない等の問題が発生する場合がある。
【0003】これを防止するために、例えば、特開平5
−37460号公報には、列車などで出掛けるときに、
その降車駅を含むエリアのエリアコードを携帯電話やポ
ケットベルなどの移動無線端末機のエリアコード登録手
段に登録し、この移動無線端末機が各無線基地局が発生
する無線電波を受信して該当するエリアコードを検出し
たときには降車駅に接近したことを報知する乗り越し防
止方法及び装置が開示されている。
【0004】しかしながら、携帯電話やポケットベルの
通信システムにおける無線基地局は、通信不良エリアを
少なくするために、比較的広いエリアをカバーできるよ
うな無線電波を放射しており、従って、複数の駅が比較
的近接しているエリアでは正確な降車駅報知を実現する
ことが困難である。
【0005】また、従来のこの種の乗り越し防止方法及
び装置は、登録されているエリアコードに該当するエリ
アに接近したことを単に報知するに過ぎず、通常の列車
通勤のための降車駅として登録した駅を意識的に通過す
るときや通勤以外の行動でこのエリアに進入したときに
も報知動作を行なう問題がある。また、利用者が目的地
に到達した後に起こす降車以外の行動を支援する配慮に
も欠けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、複数の駅が比較的近接している環境においても降車
駅への接近報知を比較的正確に行なうことができる乗り
越し防止方法及び目的位置(地域)に進入したことを比
較的正確に報知することができる位置報知装置を提供す
ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、不必要な報知を行な
うことを防止できる乗り越し防止の方法及び位置報知装
置を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、利用者が目的地
において実行する行動を積極的に支援することができる
便利な乗り越し防止方法及び位置報知装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄道の各駅に
簡易型携帯電話(以下、パーソナル ハンディ ホーン
システム=PHSという)に代表される小ゾーン方式
の移動体通信システムの基地局装置を配備し、これに無
線電波で接続される移動局装置を乗客(利用者)に携帯
させるように構成される。
【0010】移動局装置は、基地局装置から放射されて
いる無線電波の通信制御用のチャネルで報知情報を受信
することで該基地局装置あるいは該基地局装置を含む一
斉呼び出しゾーンに固有の識別記号(識別番号)を取得
することができる。この受信した識別記号と、降車駅あ
るいは該降車駅に隣接する手前の駅等の目的位置をサー
ビスゾーンとする基地局装置に対応した識別記号との対
応付けにより、移動局装置がサービスゾーンへ進入した
こと(目的位置に接近したこと)を検出して報知する。
【0011】この方法を実現するために、前記移動局装
置には、任意の基地局装置に固有の識別記号あるいは前
記基地局装置を含む一斉呼び出しゾーンの識別記号を記
憶して保持する記憶手段と、該移動局装置が逐次受信す
る無線電波を放射する基地局装置の識別記号と前記記憶
手段に保持している識別記号を比較してその一致を検出
する比較手段と、前記比較手段が一致を検出した場合に
該移動局装置を携帯する利用者に対して報知する報知手
段が設けられる。
【0012】PHSにおいて、公衆用として駅ビル等の
屋外に設置される基地局装置のサービスゾーンの半径
は、駅周辺等の目的地域を限定するのに十分なだけ小さ
く設定されている(基地局の送信パワーが制限されてい
る。)。サービスゾーン外からサービスゾーン内に移動
して該サービスゾーン内に定在した移動局装置は、該サ
ービスゾーン内をサービスする基地局装置に同期して待
ち受け状態に遷移するが、これによって公衆網と通信可
能な状態に遷移すると共に該基地局装置を設置した駅周
辺等の目的地域に到着したことを検出できることにな
る。
【0013】そこで、本発明になる乗り越し防止方法で
は、降車駅をサービスゾーンとする基地局装置に関係し
た識別記号あるいは降車駅の幾つか手前の駅をサービス
ゾーンとする基地局装置に関係した識別記号を前記記憶
手段に記憶する。そして、列車乗車中には携帯する移動
局装置の電源を入れた状態におく。小ゾーン式のPHS
は、現在の技術では追跡交換機能が十分でなく、列車等
の高速移動中には使用できないが、少なくとも自分の降
車する駅(あるいはその前の停車駅)では列車が停車す
るために、移動局装置が待ち受け状態になる。
【0014】待ち受け状態に入る情報処理過程で基地局
装置の識別記号を取得できるため、前記比較手段は、前
記記憶手段に記憶した識別記号の基地局装置の通信ゾー
ンに入ったことを検出し、この検出結果に基づいて前記
報知手段を連動させて利用者に対して降車あるいは降車
準備を促すように報知することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図面を用いて詳しく説明する。
【0016】先ず、PHSのシステムの概念を図19を
参照して説明する。図19において、Pu1,Pu2は
公衆用基地局装置、Pr1,Pr2は事業所用ディジタ
ルコードレス電話の基地局装置、PBXは交換機、Pr
3は家庭用ディジタルコードレス電話の親局装置、MS
1〜MS3は移動局装置、11は公衆網である。
【0017】PHSの移動局装置MS1,MS2は、住
宅内においては移動局装置MS3のように、親局との間
でディジタルデータを送受する無線回線を接続して親局
に対する着信を受けたりすることができる。しかし、こ
れを屋外に持ち出した場合には、移動局装置MS1,M
S2は該移動局装置固有の電話番号を備え、公衆用に設
置された基地局装置Pu1,Pu2を介して公衆網にア
クセスすることができる。更に、事業所内部で使用され
る形態もあり、無線回線を介して事業所用ディジタルコ
ードレス電話の基地局装置Pr1,Pr2に接続される
移動局装置MS1〜MS3は、事業所に設置された交換
機PBXを介して外部の公衆網11と接続できるように
構成されている。
【0018】公衆用基地局装置Pu1,Pu2は、駅や
空港のような交通の拠点に積極的に設置され、また、市
街地においては電話ボックスなどに設置される。現在、
運用されているセルラー方式の携帯電話のサービスゾー
ンの半径が1km〜十数km程度なのに比べて、PHS
は駅ビル等に設置されるものが中ゾーンで半径1〜1.
5km(該基地局装置の送信出力が500mW)、電話
ボックスに設置されるものが小ゾーンで100m〜20
0m(該基地局装置の送信出力が20mW)と狭い範囲
(サービスゾーン)に限られる。このことは、移動局装
置MS1〜MS3が接続した基地局装置Pu1,Pu2
からの受信情報に基づいて該移動局装置の存在地域を狭
い範囲で特定できることを意味する。
【0019】次に、以上のようなPHSにおける移動局
装置MS1〜MS3が各基地局装置Pu1,Pu2から
固有の識別記号(識別番号)を取得する方法について説
明する。各移動局装置MS1〜MS3は、各基地局装置
Pu1,Pu2が送信している各移動局装置MS1〜M
S3に共通な制御情報を報知チャネルと呼ばれる制御用
に設けられた特定の周波数のチャネルを受信することで
識別番号を取得することができる。
【0020】図20は、PHSにおける報知チャネルの
データ構造を示している。PHSは、マルチキャリアT
DD−TDMA(Time Division Dup
lex−Time Division Multipl
e Access)方式で通信を行う。TDMAの多重
数は4である。図20に示すように、5msのフレーム
周期を、移動局の送信スロット用に4個(T1〜T
4)、基地局の送信用に4個(R1〜R4)割り当てて
いる。PHSに割り当てられた周波数帯の特定の1チャ
ネルが制御用チャネルとして用意されており、この周波
数に報知チャネルと呼ばれるスロットが放射(送信)さ
れている。1つのスロットは基本的には240ビットの
長さを持ち、報知チャネルの場合には必ず42ビットの
発識別符号を含んでいる。公衆用の基地局装置Pu1,
Pu2においては、この発識別符号がキャリアの事業所
識別符号(9ビット)と、屋外公衆用付加ID(33ビ
ット)を備えている。そして、この屋外公衆用付加ID
は、単数あるいは複数の基地局を含む一斉呼び出しのゾ
ーン識別番号である「一斉呼び出しエリア記号npビッ
ト」と「付加ID(33ビット−npビット)」から構
成される。
【0021】この一斉呼び出しエリア記号や付加ID
は、各基地局装置Pu1,Pu2に関連した固有の識別
番号として用いることができる。これらは、駅を周辺と
して前記中ゾーンの基地局装置Pu1,Pu2が配備さ
れているか、小ゾーンの基地局装置Pu1,Pu2が多
数配備されているかで、何を識別番号として使用するの
が良いかが異なる。中ゾーンの場合は付加IDを含む前
記屋外公衆用付加IDを使用しても良いが、小ゾーンの
基地局装置Pu1,Pu2が多数ある場合は、一斉呼び
出しエリア記号を識別番号として使用する方が望まし
い。どれを選択するかは利用者の状況に応じて、移動局
装置MS1〜MS3を購入するときにサービス会社が設
定するものとする。
【0022】以上を踏まえて、本発明における移動局装
置MS1〜MS3の一実施形態を説明する。図1は、第
1の実施例の構成を示す図である。1は、PHSの高周
波信号の送受信を行い、受信復調したディジタルデータ
を出力し、変調送信するディジタルデータを入力する無
線通信手段である。2は、前記無線通信手段1に接続さ
れ、受信データを解析,送信データを生成して、PHS
の移動局として通信手順動作を管理統括し、更に、その
ための周辺手段の制御を行う移動局制御手段である。3
は、降車駅または降車駅の手前の停車駅をサービスゾー
ンとする指定基地局装置Pu1,Pu2に関し、利用者
が携帯する移動局装置MS1〜MS3に識別番号を随時
登録するための識別番号登録手段である。この識別番号
登録手段3は、前記移動局制御手段2から受信中の高周
波信号に含まれる識別信号を入力し、該識別番号確認の
ための表示手段及び登録キーを備える。4は、前記識別
番号登録手段3により指定された識別番号を入力して、
記憶保持する識別番号記憶手段である。5は、識別番号
記憶手段4が記憶して保持するデータと、移動局制御手
段2が出力するリアルタイムの受信識別番号とを比較
し、その一致を検出する識別番号比較手段である。6
は、前記識別番号比較手段5で一致を検出したときにリ
ンガー(受信呼び出し音用のスピーカ)を鳴動させ、当
該移動局装置MS1〜MS3を携帯する利用者に報知す
る報知手段である。7は、前記報知手段6の報知動作を
禁止したり許可したりする報知禁止手段である。
【0023】図21は、この移動局装置MS1の外観を
示している。100は移動局装置の筐体、300はLC
D表示部、305は表示情報、306は識別番号の登録
/解除キー、307は操作/入力キーマトリクス、30
8はカーソルキー、309は発信キー(オフフックキ
ー)、310は終了キー、311は受話のための受話
口、312は送話のための送話口である。前記LCD表
示部300,識別番号の登録/解除キー306,操作/
入力キーマトリクス307,カーソルキー308,終了
キー310は、前記識別番号登録手段3における入出力
機能実現手段を構成する。そして、各キーからの入力情
報は図示せざる信号線を介して移動局制御手段2に供給
され、該移動局制御手段2は利用者のキー操作に従った
移動局動作を実現する。
【0024】なお、前記報知手段6に兼用するリンガー
の報音口は、筐体100の背面や側面に開口しているの
で、図示説明は省略する。
【0025】この第1の実施形態においては、移動局制
御手段2は、受信した報知チャネルデータに含まれる前
述屋外公衆用付加IDを検出し、受信識別番号として出
力する。前記識別番号登録手段3及び識別番号比較手段
5は、この受信識別番号を入力する。
【0026】このような構成のPHSシステムにおける
移動局装置MS1を使用して退勤や下校時の乗り越し防
止報知を希望する利用者は、図2に示すフローチャート
のような識別番号登録の操作を行なう。なお、該当駅に
は基地局装置Pu1が設置されているものとする。
【0027】新規登録を行う場合は、先ず、出社や登校
時に帰宅時の降車駅となる起点駅を含むサービスゾーン
やその次の停車駅(退勤や下校時に下車する駅の手前の
駅)を含むサービスゾーンにおいて移動局装置MS1の
電源を入れ(ステップ2001)てサービス圏内である
ことを確認する(ステップ2002)。なお、この操作
は、列車の移動中ではなく、乗車前か次の駅の場合は停
車中に行う。そしてサービス圏内にあることを確認でき
た場合は、登録キーを押す(ステップ2005)。この
とき識別番号登録手段3は、現在受信中の基地局装置P
u1の識別番号を入力しており、登録キーを入力するこ
とにより該受信中の識別番号を前記識別番号記憶手段4
へ出力して記憶させる。これによって報知を受けるため
の登録操作が完了する。一方、サービス圏外である場合
には、新規登録を断念するかどうかを判断(ステップ2
003)し、継続する場合にはサービス圏内となるよう
に場所を若干移動する(ステップ2004)などして再
びステップ21に戻る。登録キーを入力し、または新規
登録を断念した後は、報知禁止手段7に対して、現在登
録してある識別番号に基づく報知を実行させるか禁止す
るかを設定(ステップ2006)して登録操作を終了す
る。
【0028】このように移動局装置MS1に識別番号を
登録し、報知許可を設定した利用者が帰宅時に該移動局
装置MS1の電源を投入して該移動局装置MS1を稼働
状態にしておけば、該移動局装置MS1を携帯する利用
者が乗車した列車が登録した基地局装置Pu1のサービ
スゾーンに進入する(目的の駅に接近する)と、識別番
号比較手段5は受信した信号に前記登録した識別番号と
一致する識別信号を検出すると報知手段6を起動し、下
車駅に接近したことを報知し、乗り越しを防止する。
【0029】乗り越し防止の報知が不要なときは、報知
禁止手段7に報知禁止を設定しておけば、該移動局装置
MS1が登録した基地局装置Pu1のサービスゾーンに
侵入しても乗り越し防止の報知を行なうことなく、PH
Sの通常の移動局装置MS1としてのみ機能する。
【0030】このような実施形態によれば、列車運行時
刻の変動や途中下車等に関係なく降車駅を利用者に報知
して乗り越しを防止することができる。また、識別番号
登録手段3を設けたことにより、利用者が降車駅の変更
を行なうことができ、また、報知禁止手段4を設けたこ
とにより不必要時に移動局装置MS1が余計な報知を行
なうことを防止することができる。
【0031】なお、識別番号登録手段3を省略し、利用
者が移動局装置MS1を購入するときにサービス会社が
識別番号記憶手段4に利用者の起点となる駅をサービス
する基地局装置Pu1の識別番号を直接書き込んで渡す
ことも考えられる。また、識別番号記憶手段4は、複数
の識別番号を記憶して保持することができるようにする
と便利である。
【0032】このような移動局装置MS1(MS2,M
S3)は、実際には、マイクロコンピュータに無線通信
手段,入力手段,表示手段,報知手段を接続して構成さ
れ、前述した各手段の機能はマイクロコンピュータの情
報処理プログラムによって実現される。このような構成
は、以下に述べる各実施形態においても同様である。
【0033】この移動局装置MS1の各手段の前記機能
を実現するためにマイクロコンピュータが実行する情報
処理を図3を参照して説明する。
【0034】マイクロコンピュータは、基地局装置Pu
1と同期して公衆網と通信可能にする受信状態に遷移す
るための受信処理を実行(ステップ3001)し、報知
チャンネルを受信する(ステップ3002)。そして報
知情報を取得できたかどうかを判定(ステップ300
3)し、取得できないときにはサービス圏外であること
を表示(ステップ3004)してステップ3002に戻
る。
【0035】ステップ3003において報知情報を取得
できたと判定した場合には該移動局装置MS1の位置を
PHSシステムの公衆網に登録済みかどうかを判定(ス
テップ3005)し、登録済みでなければ位置登録処理
を実行(ステップ3006)し、受信レベルの表示処理
を行なう(ステップ3007)。その後、基地局装置P
u1から受信して取得した受信識別番号が該移動局装置
MS1に登録してある報知目的の識別番号と一致するか
どうかを判定(ステップ3008)し、一致していれば
報知することが許可されているかどうかを確認(ステッ
プ3009)し、許可されていれば報知処理をおこなう
(ステップ3010)。
【0036】受信識別番号と登録識別番号が不一致の場
合,報知が許可されていない場合及び報知処理終了後
は、識別番号登録要求の有無を確認(ステップ301
1)し、該要求があれば登録識別番号を更新する(ステ
ップ3012)。次に、報知許可(可否)設定要求の有
無を確認(ステップ3013)し、要求があれば目的地
報知許可を設定する(ステップ3014)。
【0037】その後、発信要求の入力の有無を確認(ス
テップ3015)し、発信要求が入力されていれば発信
処理を実行(ステップ3016)し、要求が入力されて
入なければ該移動局装置MS1を間欠受信処理(ステッ
プ3017)を行なってステップ3002に戻る。
【0038】次に、本発明になる移動局装置MS1〜M
S3の第2の実施形態を図4を参照して説明する。前述
した第1の実施形態と同一の構成手段には同一の符号を
付して重複する説明を省略する。前述した第1の実施形
態に対するこの実施形態の特徴は、報知禁止手段7にカ
レンダ及び日付,時刻(時計機能),曜日等のスケジュ
ールデータを供給するスケジュール管理手段8を設け、
更に、日,時間等のスケジュールに基づく報知を規制す
るための情報(報知スケジュール情報)を前記識別番号
登録手段3から前記報知禁止手段7に供給するようにし
た点にある。また、前記スケジュール管理手段8には、
移動局装置MS1の電源がオフされている間の電源を供
給するバックアップ電源14が接続される。
【0039】そして、前記識別番号登録手段3は、前記
登録機能の他にスケジュール指定機能を備え、登録した
サービスゾーンにおいて報知すべき曜日や時間帯を指定
することができるようにする。
【0040】例えば、月〜金曜日の通勤日の帰宅時間帯
PM6:00〜AM1:00の間だけ報知手段6による
報知を許可するように設定する。これによって、その後
は、帰宅時以外の不必要時に報知手段6が動作すること
を自動的に防止することができるようにする。
【0041】この第2の実施形態も、実際には、マイク
ロコンピュータによる情報処理機能を利用して実現され
る。この実施の形態における情報処理を図5を参照して
説明する。前述した第1の実施形態と同一の情報処理に
は同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0042】マイクロコンピュータは、ステップ300
8において受信識別番号と登録識別番号の一致を検出す
ると、報知スケジュール情報をも参照して報知の可否を
判定する(ステップ5001)。
【0043】また、識別番号,スケジュール,報知許可
の登録(設定)要求の有無を確認(ステップ5002)
し、要求されていれば各登録内容の更新を行なう(ステ
ップ5003)。
【0044】次に、本発明になる移動局装置MS1〜M
S3の第3の実施形態を図6を参照して説明する。前述
した第1及び第2の実施形態と同一の構成手段には同一
の参照符号を付して重複する説明を省略する。この実施
形態の特徴は、前述した第2の実施形態の構成に加えて
識別番号登録手段3に接続する駅周辺基地局識別番号デ
ータベース9を設けた点にある。
【0045】駅周辺基地局データベース9は、駅名と該
駅をサービスゾーンとする基地局装置Pu1の識別番号
とを関連づけるデータベースであり、物理的には、例え
ばPCMCIAカード(拡張用メモリカード)形状のメ
モリカードである。ここでは、前記駅周辺基地局データ
ベース9は、公衆PHSをサービスするキャリア会社か
ら供給されるものとする。
【0046】この第3の実施形態によれば、識別番号登
録手段3は、駅名を前記駅周辺基地局データベース9に
供給して該駅周辺基地局データベース9から該当する駅
をサービスゾーンとする基地局装置Pu1の識別番号を
受け取り、これを登録識別番号として識別番号記憶手段
4へ供給するように動作する。
【0047】従って、利用者は、登録作業を必ずしも目
的の駅での停車中に行う必要がなく、何時,何処でも自
由に行なうことができる利点がある。
【0048】また、識別番号登録手段3は、該移動局装
置MS1が受信して移動局制御手段2から入力している
受信識別番号を前記駅周辺基地局データベース9に供給
し、該当する駅名を取得することもできる。従って、第
1の実施形態における登録の過程で利用者に対して駅名
を表示(提供)することが可能となる。
【0049】この第3の実施形態も、実際には、マイク
ロコンピュータによる情報処理機能を利用して実現され
る。この実施の形態における情報処理を図7及び図8を
参照して説明する。前述した第1及び第2の実施形態と
同一の情報処理には同一の符号を付して重複する説明を
省略する。
【0050】マイクロコンピュータは、ステップ300
5において、移動局装置MS1の位置がPHSシステム
の公衆網に登録済みかどうかを判定し、登録済みでない
場合にはステップ3006において位置登録処理を実行
した後に、駅周辺基地局識別番号データベース9を参照
して受信識別番号に対応するデータ(駅名)が格納され
ているかどうかを確認する(ステップ7001)。そし
て該当する駅名が格納されている場合には該駅名データ
を読み出して表示する。
【0051】また、ステップ3011で識別番号の登録
要求があることを確認すると、駅周辺基地局識別番号デ
ータベース9を参照して現在受信中の識別番号に関連す
る駅名リストを表示(ステップ8001)し、登録駅名
の選択入力(ステップ8002)があると該表示リスト
を参照した識別番号を登録(更新)し、スケジュール,
報知許可の登録(更新)を可能にする(ステップ800
3)。
【0052】次に、本発明になる移動局装置MS1〜M
S3の第4の実施形態を図9を参照して説明する。前述
した第3の実施形態と同一の構成手段には同一の参照符
号を付して重複する説明を省略する。この第4の実施形
態において、10は基地局装置、11は公衆網、12は
公衆網11に接続された駅周辺基地局識別番号データベ
ースであり、9’はフラッシュROMカードである。
【0053】この第4の実施形態は、移動局装置MS1
が通信端末であることを利用し、公衆網11に接続され
たデータベース12に、PHSのデータ回線を用いてア
クセスするように構成している。
【0054】無線通信手段1で受信したデータベース1
2からのデータは移動局制御手段2を介してフラッシュ
ROMカード9’へ格納し、識別番号登録手段3で参照
するようにする。
【0055】この実施形態によれば、データベース12
の更新に対して容易に対応できる効果がある。
【0056】この第4の実施形態も、実際には、マイク
ロコンピュータによる情報処理機能を利用して実現され
る。この実施の形態におけるデータベース更新処理を図
10を参照して説明する。前述した第3の実施形態と同
一の情報処理は図示説明を省略する。
【0057】マイクロコンピュータは、データベース更
新のために駅周辺基地局識別番号データベース12に公
衆網11を介して接続(ステップ1001)し、認証番
号及び更新要求信号を送出する(ステップ1002)。
そして所定時間の間はアクセス許可信号の入来を監視
(ステップ1003,1004)し、所定時間内にアク
セス許可信号が入来すればデータをダウンロード(10
05)してデータベースを更新し、公衆網11との接続
を遮断する(ステップ1006)。
【0058】次に、以上の実施例について、登録操作時
のユーザインタフェースのイメージを説明する。ここで
は、第3,第4の実施形態の場合で、駅名と識別番号が
関連づけられているときのイメージの一例を示す。この
イメージは、図21に示した移動局装置MS1における
LCD表示部300に表示される。
【0059】操作/入力キーマトリクス307によって
駅名305を入力すると、該当基地局装置Pu1の識別
番号が図6に基づいて説明したようにデータベース9か
ら参照され、これが識別番号記憶手段4に記憶して保持
される。
【0060】今、移動局装置MS1が登録したい駅を含
むサービスゾーン内に位置しているとすれば、現在受信
している識別番号が移動局制御手段2を介して識別番号
登録手段3に入力されるために、この受信識別番号とデ
ータベース9から参照した識別番号の比較を行うことが
できる。この場合、不一致のときには表示駅名305を
点滅させるようにすると良い。このようにすれば、利用
者は、自分が乗り越し防止機能を運用しようとする該位
置では、データベース9のデータと異なる基地局装置が
使われることを認識することができる。このときは、駅
名入力を解除して、図2で示した手順に従った登録操作
を行なうようにすれば良い。
【0061】さて、スケジュールと関連した登録後の表
示イメージは、例えば、図22に示すようになる。図2
2において、301は報知機能のオン・オフ情報、30
2は登録した識別番号に対応する駅名、303は報知機
能がオンのときに識別番号比較手段5の一致検出に対す
る報知を許可している時間帯、304は同様に報知を許
可している曜日を示している。
【0062】以上のように駅名を参照させることで、報
知機能の登録状況を利用者に対して明確にすることがで
きる。
【0063】次に、本発明になる移動局装置MS1〜M
S3の第5の実施形態を図11を参照して説明する。前
述した第3の実施形態と同一の構成手段には同一の参照
符号を付して重複する説明は省略する。40は移動局装
置MS1が受信して移動局制御手段2から識別番号記憶
手段4に供給される受信した転送識別番号、41は前記
識別記憶手段4から前記移動局制御手段2へ出力される
送信用の転送識別番号である。なお、前記転送識別番号
40は、移動局装置MS1が他の移動局装置MS2,M
S3との間で送受信する、識別番号記憶手段4に保持さ
れたデータを指す。
【0064】この実施形態は、PHSの子機間通話機能
を利用している。PHSにおける移動局装置MS1は、
グループ登録された移動局同志で、公衆網を介在させず
に所謂トランシーバ的使用法で通話することが可能とな
っている。この子機間通話機能の詳細な説明は省略す
る。
【0065】この実施形態において、この移動局装置M
S1は、自局が登録して保持した報知用の識別番号を他
の移動局装置に転送でき、また、子機間通話機能で受信
した転送識別番号を記憶して保持できるように構成す
る。
【0066】このような実施形態によれば、通勤等の乗
り越し防止だけでなく、グループ旅行などで団体行動を
とるときに互いに降車駅を知らせることができるので便
利である。この実施形態の構成であれば、事前に識別番
号を転送しておくことで、降車時に相互の移動局装置の
ユーザが子機間通話が不能な程度に離れている場合でも
(但し、各移動局装置が基地局装置の報知チャネルは受
信できる場合)、同時に報知を受ける連動動作が可能で
ある。
【0067】この第5の実施形態も、実際には、マイク
ロコンピュータによる情報処理機能を利用して実現され
る。この実施の形態における識別番号送受信処理を図1
2及び図13を参照して説明する。前述した実施形態と
同一の情報処理は図示説明を省略する。
【0068】識別番号送信(親機)側のマイクロコンピ
ュータは、図12に示すように、識別番号転送のための
割込み処理に入ると、子機を呼び出して接続する処理を
行なう(ステップ1201)。所定の時間内に子局との
接続を確認(ステップ1202,1203)すると識別
番号転送要求信号を送信(ステップ1204)し、識別
番号及び報知条件を転送する(ステップ1205)。そ
の後、ベリファイ要求を行ない(ステップ1206)、
ベリファイチェックを行なった後に子機との接続回線を
切断する(ステップ1207,1208)。所定の時間
内にベリファイチェックが完了しないとき(ステップ1
209)にはステップ1204に戻る。
【0069】そして、グループの総ての子機に対して送
信を試みたかどうかを確認(ステップ1210)し、試
みていない場合にはステップ1201に戻る。総ての子
機に対して送信を試みている場合には転送結果を表示
(1211)し、待ち受け受信状態に移る(ステップ1
212)。
【0070】これに対して識別番号受信(子機)側のマ
イクロコンピュータは、図13に示すように、子機呼び
出しを受信すると、通話回線を接続する(ステップ13
01)。そして、識別番号転送要求信号の受信を確認
(ステップ1302)すると、親機から転送される識別
番号及び報知条件を受信(ステップ1303)し、自局
に設定されている識別番号及び報知条件を更新する(ス
テップ1304)。そして、所定時間内にベリファイ要
求信号を受信(ステップ1305,1306)すると更
新データを送信する(1307)。ステップ1301に
おいて通話回線接続後に識別番号転送要求がない場合に
は所定時間が経過するまで終話検出処理を行なう(ステ
ップ1308,1309)。
【0071】更新データの送信を終了(ステップ130
7)し、または終話を検出(1308)し、または所定
の時間が経過(1309)すると、親機との接続回線を
切断(ステップ1310)し、転送(受信)結果を表示
(ステップ1311)した後に待ち受け受信状態(ステ
ップ1312)に移る。
【0072】次に、本発明になる移動局装置MS1〜M
S3の第6の実施形態を図14を参照して説明する。な
お、前述した第3の実施形態と同一の構成手段には同一
の符号を付して重複する説明を省略する。この第6の実
施形態の特徴は、報知動作と公衆網に対する番号呼び出
し動作を連動させたことにある。
【0073】この実施形態において、移動局装置MS1
は、識別番号比較手段5から報知手段6へ供給される一
致検出信号を分岐して移動局制御手段2へ供給する分岐
回路60を備える。実際には、移動局制御手段2はマイ
クロコンピュータの情報処理機能によって実現される。
そして、この移動局制御手段2は、前記一致検出信号が
入力されると図15に示すフローチャートのような自動
発呼を行なう。
【0074】移動局制御手段2は、前記一致検出信号が
入力されると、以下の割り込み処理を起動する。先ず、
タイマを起動(ステップ1501)し、次に子機呼び出
しキーか、発信キー(オフ・フックキー)かの入力を判
別する(ステップ1502)。発信キーが入力された場
合には、次に、事前に自動ダイヤルモードが設定されて
いるかどうかを判定(1505)し、自動ダイヤルモー
ドが設定されている場合は、設定されている(自宅)番
号に自動ダイヤルを開始(ステップ1506)し、自動
ダイヤルモードが設定されていない場合は割り込み処理
を終了する。
【0075】そして、自動ダイヤルにより通話回線が接
続された場合には、帰宅を連絡する(ステップ150
7)。
【0076】一方、ステップ1502において、子機呼
び出しキー入力を検出した場合は、子機間通話(ステッ
プ1504)を行なった後に割り込み処理を終了する。
【0077】前記ステップ1502において、何れのキ
ー入力も検出できなかった場合は、タイマが報知の継続
時間を終了したかどうかを判定(ステップ1503)
し、オーバフローしていれば割り込み処理を終了し、そ
れ以外の場合にはステップ1502に戻る。なお、報知
手段6の動作は、識別番号登録手段3において何れかの
キー入力があった時点で報知禁止手段7を介して停止さ
せる。
【0078】この実施形態によれば、移動局装置MS1
は、利用者に降車駅を報知した時点で送信キー1つで自
宅等に帰宅を連絡するための回線接続処理を起動するこ
とができる。
【0079】次に、本発明になる移動局装置MS1〜M
S3の第7の実施形態を図16を参照して説明する。な
お、前述した他の実施形態と同一の構成手段には同一の
参照符号を付して重複する説明を使用略する。
【0080】この実施形態において、移動局装置MS1
〜MS3は、識別番号登録手段3で設定した報知スケジ
ュール情報を報知禁止手段7と電源管理手段13へ供給
し、更に、スケジュール管理手段8が出力する日付け,
時刻,曜日等のスケジュールデータを前記電源管理手段
13へも供給するようにしている。また、前記スケジュ
ール管理手段8及び電源管理手段13にはバックアップ
電源14が接続され、本体の電源(図示せず)がオフさ
れている場合でもこれらの手段8,13は機能している
ようにする。
【0081】電源管理手段13は、報知機能が許可設定
されている時間帯を検出している場合には、移動局装置
MS1に電源が投入されていないときに自動的に電源を
投入する機能を備える。この実施形態によれば、利用者
が電源を入れ忘れた場合でも報知を行なうことができる
効果がある。
【0082】この電源管理手段13も、実際には、マイ
クロコンピュータによる情報処理機能によって実現され
る。そして、電源管理手段13の前述した機能をこのマ
イクロコンピュータが実現するための情報処理機能を図
17及び図18を参照して説明する。
【0083】バックアップ電源14により動作する自動
電源投入において、マイクロコンピュータは、図17に
示すように、報知時間帯を確認する(ステップ170
1)。報知時間帯である場合には自動電源管理の設定が
有効かどうかを確認(ステップ1702)し、有効であ
れば該移動局装置MS1の電源を投入(ステップ170
3)して待ち受け受信状態(ステップ1704)に進
む。
【0084】この待ち受け受信状態からの情報処理を図
18に示す。なお、図5を参照して説明した情報処理と
同一の処理には同一の参照符号を付して重複する説明を
省略する。
【0085】マイクロコンピュータは、識別番号,スケ
ジュール,報知許可の登録(更新)を終了(ステップ5
003)した後及び登録要求がない場合(ステップ50
02)は、報知時間帯を経過したかどうかを確認(ステ
ップ1801)し、経過していなければ発信要求検出
(ステップ3015)を行ない、報知時間帯を経過して
いなければ自動電源管理の設定が有効かどうかを確認
(ステップ1802)して電源を切断する(ステップ1
803)。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、PHSに代表される小
ゾーン方式の移動体通信システムにおける特定の基地局
装置の識別番号を検出することで、移動局装置を携帯す
る利用者が目的地の周辺あるいはその隣接地域への到着
を報知することになり、複数の駅が比較的近接している
環境においても降車駅への接近を比較的正確に報知する
できる効果がある。
【0087】また、不必要な報知を防止し、更には、目
的地における利用者の行動を積極的に支援することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる乗り越し防止方法を実施する位置
報知装置における移動局装置の第1の実施形態を示す機
能ブロック図である。
【図2】図1に示した第1の実施形態における識別番号
登録操作のフローチャートである。
【図3】図1に示した第1の実施形態を実現するマイク
ロコンピュータが実行する情報処理のフローチャートで
ある。
【図4】本発明になる乗り越し防止方法を実施する位置
報知装置における移動局装置の第2の実施形態を示す機
能ブロック図である。
【図5】図4に示した第2の実施形態を実現するマイク
ロコンピュータが実行する情報処理のフローチャートで
ある。
【図6】本発明になる乗り越し防止方法を実施する位置
報知装置における移動局装置の第3の実施形態を示す機
能ブロック図である。
【図7】図6に示した第3の実施形態を実現するマイク
ロコンピュータが実行する情報処理のフローチャートで
ある。
【図8】図7に示した情報処理フローチャートの続きを
示すフローチャートである。
【図9】本発明になる乗り越し防止方法を実施する位置
報知装置における移動局装置とデータベースを含む第4
の実施形態を示す機能ブロック図である。
【図10】図9に示した第4の実施形態を実現するマイ
クロコンピュータが実行する情報処理のフローチャート
である。
【図11】本発明になる乗り越し防止方法を実施する位
置報知装置における移動局装置の第5の実施形態を示す
機能ブロック図である。
【図12】図11に示した第5の実施形態を実現する親
機側のマイクロコンピュータが実行する情報処理のフロ
ーチャートである。
【図13】図11に示した第5の実施形態を実現する子
機側のマイクロコンピュータが実行する情報処理のフロ
ーチャートである。
【図14】本発明になる乗り越し防止方法を実施する位
置報知装置における移動局装置の第6の実施形態を示す
機能ブロック図である。
【図15】図14に示した第6の実施形態を実現するマ
イクロコンピュータが実行する子機通信処理のフローチ
ャートである。
【図16】本発明になる乗り越し防止方法を実施する位
置報知装置における移動局装置の第7の実施形態を示す
機能ブロック図である。
【図17】図16に示した第7の実施形態を実現するマ
イクロコンピュータが実行する自動電源投入処理のフロ
ーチャートである。
【図18】図16に示した第7の実施形態を実現するマ
イクロコンピュータが実行する自動電源投入後の情報処
理フローチャートである。
【図19】PHSのシステムの概念を説明する機能ブロ
ック図である。
【図20】PHSにおける報知チャネルのデータ構造を
示している。
【図21】本発明になる位置報知装置における移動局装
置の外観を示した正面図である。
【図22】本発明になる位置報知装置における移動局装
置が表示するスケジュールと関連した登録後の表示イメ
ージを説明する図面である。
【符号の説明】
1…無線通信手段、2…移動局制御手段、3…識別番号
登録手段、4…識別番号記憶手段、5…識別番号比較手
段、6…報知手段、7…報知禁止手段。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゾーン式移動体通信システムを使用した乗
    り越し防止方法において、 鉄道の駅を含む領域を特定のサービスゾーンとして無線
    電波を放射するようにパーソナル ハンディ ホーン
    システムにおける基地局装置を各駅に対応させて設置
    し、報知を希望する駅をサービスゾーンとする無線電波
    を放射する基地局装置に固有の識別記号あるいは複数あ
    るいは単数の基地局装置を含む一斉呼び出しゾーンの識
    別記号を移動局装置に記憶させ、その後、該移動局装置
    が移動して受信する無線電波に含まれる識別記号が前記
    記憶した前記識別記号と一致したときに該移動局装置か
    ら報知することを特徴とする乗り越し防止方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記移動局装置に報知
    を許可または禁止する情報を設定して報知動作を制限す
    ることを特徴とする乗り越し防止方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記移動局装置の電源
    を報知スケジュール情報に従って自動的に投入すること
    を特徴とする乗り越し防止の方法。
  4. 【請求項4】ゾーン式移動体通信システムの移動局装置
    を使用した位置報知装置において、 前記移動局装置は、パーソナル ハンディ ホーン シ
    ステムにおける基地局装置が放射する無線電波を受信す
    る無線通信手段と、任意の基地局装置または複数あるい
    は単数の基地局装置を含む一斉呼び出しゾーンの識別記
    号を記憶して保持する記憶手段と、前記無線通信手段が
    受信した無線電波に含まれる識別記号を前記記憶手段が
    保持している識別記号を比較してその一致を検出する比
    較手段と、前記比較手段が一致を検出したときにそれを
    報知する報知手段を備えたことを特徴とする位置報知装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記移動局装置は、前
    記記憶手段に列車の降車駅あるいは該乗車駅に隣接した
    駅をサービスゾーンとする基地局装置に関する識別記号
    を記憶させる識別記号登録手段を備えたことを特徴とす
    る位置報知装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記移動局装置は、無
    線通信手段により受信した識別記号を前記記憶手段に記
    憶させる識別記号登録手段を備えたことを特徴とする位
    置報知装置。
  7. 【請求項7】請求項4において、前記移動局装置は、駅
    名と該駅を含むサービスゾーンに設置された基地局装置
    の識別記号とを関連づけたデータを記憶し、このデータ
    を前記識別記号登録手段に供給するデータベース手段を
    備えたことを特徴とする位置報知装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記データベース手段
    は、公衆網に接続されたデータベースのデータを取得し
    て記憶することを特徴とする位置報知装置。
  9. 【請求項9】請求項4において、前記移動局装置は、前
    記記憶手段に目的地をサービスゾーンとする基地局装置
    に関する識別記号を記憶させる識別記号登録手段と報知
    を許可または禁止する報知禁止手段を備えたことを特徴
    とする位置報知装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記移動局装置は、
    日付け,曜日,時刻を含むスケジュールデータを前記報
    知禁止手段に供給するスケジュール管理手段を備え、前
    記識別記号登録手段は前記報知禁止手段に対してスケジ
    ュールに基づく報知動作の禁止あるいは許可の条件を指
    定することを特徴とする位置報知装置。
  11. 【請求項11】請求項4において、移動局装置は、グル
    ープ登録された他の移動局装置との間で前記記憶手段に
    記憶保持した識別記号を転送し、前記他の移動局装置か
    ら送信された識別記号を前記記憶手段に格納する手段を
    備えたことを特徴とする位置報知装置。
  12. 【請求項12】請求項4において、前記移動局装置は、
    前記比較手段において識別記号の一致を検出した後の発
    信キー入力に基づいて所定の呼び出し番号に自動ダイヤ
    ルを開始することを特徴とする位置報知装置。
  13. 【請求項13】請求項10において、前記スケジュール
    管理手段から出力されるスケジュールデータと前記識別
    記号登録手段から出力される報知スケジュール情報に基
    づいて報知機能が許可されている時間帯では該移動局装
    置の電源を自動的に投入する電源管理手段を備えたこと
    を特徴とする位置報知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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