JPH09130604A - 画像読取手段のシェーディング補正方法および画像処理装置 - Google Patents

画像読取手段のシェーディング補正方法および画像処理装置

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JPH09130604A
JPH09130604A JP7284161A JP28416195A JPH09130604A JP H09130604 A JPH09130604 A JP H09130604A JP 7284161 A JP7284161 A JP 7284161A JP 28416195 A JP28416195 A JP 28416195A JP H09130604 A JPH09130604 A JP H09130604A
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JP7284161A
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Yuki Oishi
雄輝 大石
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head

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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準板の汚れや基準板のキズなどによる補正
基準データの狂いを防止すること。 【解決手段】 画像読み取り手段9によって基準板25
の基準情報を位置を異ならせて複数回読み込ませるため
の明度読込位置制御部40と、各CCD素子毎に複数の
明度情報の読込データを記憶する読込データ格納部38
と、複数の明度情報の読込データを演算処理することに
より原稿18の画像情報をシェーディング補正するため
の補正基準データを算出する補正値算出部39とを有す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取手段のシ
ェーディング補正方法および画像処理装置に係り、特
に、整列配置された複数のCCD素子を有する画像読取
手段に好適な画像読取手段のシェーディング補正方法お
よび画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光源から光を原稿に照射し、原
稿から反射した反射光を整列配置された複数のCCD素
子により読み取って原稿の画像情報を電気信号に変換し
て出力するイメージスキャナと称される画像読取手段
が、コンピュータの周辺機器や画像読取手段を搭載した
記録装置などに用いられている。
【0003】以下、一般的な画像読取手段としてのイメ
ージスキャナについて本発明に係る画像読取手段のシェ
ーディング補正方法および本発明の画像処理装置を適用
した記録装置のイメージスキャナを用いて説明する。
【0004】図4は画像読取手段としてのイメージスキ
ャナ9の一般的なものの要部を示すものであり、イメー
ジスキャナ9は、略直方体形状に形成されたケース体2
0を有している。このケース体20の図4において上方
に示す原稿18と対向する一側面には開口20aが形成
されておる。そして、図4において上方左右両端に示す
ケース体20の開口20aの近傍の内部には、レンズ2
1を介して原稿18に向かって光を照射するための光源
22が配設されている。さらに、ケース体20の略中央
部には、原稿18から反射した反射光により原稿18の
画像情報を電気信号に変換して出力するために、読み取
る画素(ドット)の数に対応して、例えば原稿18を読
み取る際の分解能(ドット数)が120個の場合には1
20個の図4において紙面垂直方向に整列配置されたC
CD素子(図示せず)を具備するセンサユニット24が
配設されている。
【0005】ところで、イメージスキャナ9のセンサユ
ニット24に配設された各CCD素子は、それぞれの感
度がすべて同一ではなく、例えば同一の白色を読み込ん
だ場合においても、CCD素子によっては、その出力値
が50となったり70となったりしてしまい、同一の色
がドットによって白くなったり黒くなってしまうという
問題点があった。
【0006】また、各CCD素子により読み取られる原
稿18から反射する反射光は、光源22の位置がセンサ
ユニット24に配設されたCCD素子対して平行でない
ために、CCD素子の配列方向に対して中央部が明るく
両端が暗くなる、すなわち、各CCD素子の配列方向の
両端に位置するCCD素子の最大出力が低く、配列方向
の中央に位置するCCD素子の最大出力が高くなるとい
う特性を有しており、この特性によっても、同一の色を
読み込んだ場合に、各CCD素子の出力値が配列位置に
よって異なり、同一の色が配列位置によって白くなった
り黒くなってしまうという問題点があった。
【0007】このようなスキャナの出力ムラと称される
問題点は、光源22の光度ムラ、レンズ21の精度、原
稿18とCCD素子との位置精度(原稿18とCCD素
子との距離)ムラなどによっても生じる。
【0008】そこで、このようなスキャナの出力ムラと
いう問題点に対処するために、一般的には、図6に示す
ような白色の基準板25を設けて、イメージスキャナ9
により原稿18の画像情報を読み込む際に、予め基準板
25の明るさおよび色(基準情報)を読み取って、各C
CD素子毎に読み取った基準板25の基準情報による読
込データ(出力値)をCCD素子の出力の最大値となる
ように補正基準データを求め、この補正基準データを用
いることにより、同一の色を読み込んだ際の各CCD素
子毎に異なる出力値を、各CCD素子毎に同一の出力値
に補正するシェーディング補正が施されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のシェーディング補正においては、基準板25に
小さなゴミ等などが付着して汚れたり、基準板25にキ
ズが生じた場合などに、補正基準データに狂いが生じ、
イメージスキャナ9から出力する画像データに筋状の濃
淡が生じる場合があるという問題点があった。
【0010】すなわち、一般的なゴミは基準板25の色
(白色)より白くなく(明度が低く)、また、基準板2
5の凹キズは、イメージスキャナ9(CCD素子)の出
力を低い方にずらし、基準板25の凸キズは、イメージ
スキャナ9(CCD素子)の出力を高い方にずらしてし
まうことになる。
【0011】そこで、基準板25の汚れや基準板25の
キズなどによる補正基準データの狂いを防止することが
できる補正方法が求められている。
【0012】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、基準板の汚れや基準板のキズなどによる補正基
準データの狂いを防止することのできる画像読取手段の
シェーディング補正方法および画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明の画像読取手段のシェーデ
ィング補正方法は、画像読込手段が基準板の基準情報を
読み込む際に、基準板の基準情報を位置を異ならせて複
数回読み込ませる点にある。
【0014】そして、基準板の基準情報を位置を異なら
せて複数回読み込ませることにより、基準板にゴミが付
着している場合の基準情報の異常値を除去することがで
きる。
【0015】また、請求項2に記載の本発明の画像読取
手段のシェーディング補正方法は、画像読込手段が基準
板の基準情報を読み込む際に、基準板の基準情報を位置
を異ならせて複数回読み込ませることにより各CCD素
子毎に複数の基準情報の読込データを得、その後、複数
の基準情報の読込データに演算処理を施すことによって
原稿の画像情報をシェーディング補正するための補正基
準データを得る点にある。
【0016】そして、基準板の基準情報を位置を異なら
せて複数回読み込ませることにより、基準板にゴミが付
着している場合の基準情報の異常値を確実に除去するこ
とができ、複数の読込データに演算処理を施すことによ
って適正な補正基準データを確実に得ることができる。
【0017】また、請求項3に記載の本発明の画像読取
手段のシェーディング補正方法は、演算処理が複数の読
込データからその最大値を求める点にある。
【0018】そして、複数の読込データの内の最大値を
補正基準データとるすことにより、基準板の汚れおよび
基準板の凹キズなどによるイメージスキャナ(CCD素
子)の出力を低い方にずらすという影響を防止すること
ができる。
【0019】また、請求項4に記載の本発明の画像読取
手段のシェーディング補正方法は、演算処理が複数の読
込データからその最小値を求める点にある。
【0020】そして、複数の読込データの内の最小値を
補正基準データとすることにより、基準板の凸キズなど
によるイメージスキャナ(CCD素子)の出力を高い方
にずらすという影響を防止することができる。
【0021】また、請求項5に記載の本発明の画像読取
手段のシェーディング補正方法は、演算処理が複数の読
込データからその最大値および最小値を除去し、残りの
読込データの平均値を求める点にある。
【0022】そして、複数の読込データの内の最大値お
よび最小値を除去し、残りの読込データの平均値を補正
基準データとすることにより、基準板の汚れや基準板の
凹キズなどによるイメージスキャナ(CCD素子)の出
力を低い方にずらすという影響、および、基準板の凸キ
ズなどによるイメージスキャナ(CCD素子)の出力を
高い方にずらすという影響を防止することができる。
【0023】また、請求項6に記載の本発明の画像読取
手段のシェーディング補正方法は、演算処理が複数の読
込データを前記画像読取手段の各CCD素子の読込デー
タ毎に隣位する2つのCCD素子の読込データと比較
し、比較のもとになる読込データと比較する読込データ
との間でデータの差が所定の値より大きい場合には、そ
のデータを隣位する2つのCCD素子の読込データの平
均値に置き換えたうえで各読込データの平均値を求める
点にある。
【0024】そして、複数の読込データを読込データ毎
に隣位する2つのCCD素子の読込データと比較し、比
較のもとになる読込データと比較する読込データとの間
でデータの差が大きい場合には、そのデータを隣位する
2つのCCD素子の読込データの平均値に置き換えたう
えで各読込データの平均値を補正基準データとすること
により、基準板の汚れおよび基準板の凹キズなどによる
イメージスキャナ(CCD素子)の出力を低い方にずら
すという影響、および、基準板の凸キズなどによるイメ
ージスキャナ(CCD素子)の出力を高い方にずらすと
いう影響を防止することができる。
【0025】また、請求項7に記載の本発明の画像処理
手段は、基準板の基準情報を位置を異ならせて複数回読
み込ませるための明度読込位置制御部と、画像読取手段
の一部を構成する各CCD素子毎に複数の基準情報の読
込データを記憶する読込データ格納部と、複数の基準情
報の読込データを演算処理することにより原稿の画像情
報をシェーディング補正するための補正基準データを算
出する補正値算出部とを有する構成とした点にある。
【0026】そして、このような構成とすることによ
り、基準板の基準情報を位置を異ならせて複数回読み込
んで、基準板にゴミが付着している場合の基準情報の異
常値を確実に除去することができ、複数の読込データに
演算処理を施すことによって適正な補正基準データを確
実に得ることができる。
【0027】また、請求項8に記載の本発明の画像処理
手段は、画像読取手段によって読み取った原稿の画像情
報を補正基準データを用いてシェーディング補正を施し
た画像データとするための補正処理部を有する点にあ
る。
【0028】そして、このような構成とすることによ
り、適正な補正基準データを用いてシェーディング補正
を確実に施すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
【0030】図1から図7は本発明に係る画像読取手段
のシェーディング補正方法および本発明に係る画像処理
装置を適用した記録装置の実施の形態の一例を示すもの
であり、図1は要部を示す平面図であり、図2は左側面
図であり、図3はキャリッジユニットを示す平面図であ
り、図4はスキャナ搭載部の内部の要部の構成を示す平
面図であり、図5は光源の配置状態を示す説明図であ
り、図6は基準板を示す正面図であり、図7は側面透視
図であり、図8は制御手段の構成を示すブロック図であ
る。
【0031】図1および図2に示すように、本実施の形
態の記録装置1は、本体(図示せず)の内部に配設され
る平面略矩形形状のフレーム2を有している。このフレ
ーム2には、平板状のプラテン3がその記録面3aを略
垂直となるようにして図1において左右方向に延在する
ように配設されている。そして、プラテン3の前方(図
1下方)には、キャリッジユニット4がプラテン3に沿
って往復移動可能に配設されている。
【0032】図1に示すように、キャリッジユニット4
の下方には、駆動ベルト5が配設されており、キャリッ
ジユニット4は、駆動ベルト5の1箇所に固着されてい
る。この駆動ベルト5は、フレーム2の図1において左
右両端部近傍に配設された左右1対のプーリ6,6に巻
回されている。そして、図1において右方に示す一方の
プーリ6は、図1において右方に破線にて示す駆動手段
としてのステップモータ等からなるキャリッジモータ7
の駆動力をもって回転可能とされている。また、キャリ
ッジモータ7は、フレーム2の所望の位置に配設された
後述する制御手段8に電気的に接続されており、制御手
段8から送出される制御指令に基づいて駆動されるよう
になっている。
【0033】すなわち、制御手段8から送出される制御
指令に基づいてキャリッジモータ7を駆動することによ
り、キャリッジユニット4は、図1において両矢印Aに
て示すように、プラテン3に沿って往復移動するように
なっている。
【0034】前記駆動ベルト5、プーリ6,6およびキ
ャリッジモータ7によりキャリッジユニット4を後述す
る画像読取手段としてのイメージスキャナ(本実施の形
態にいてはカラーイメージスキャナ)9の副走査方向と
直交する主走査方向に往復移動させるための駆動手段1
0が構成されている。
【0035】図1および図3に示すように、キャリッジ
ユニット4は、右方に位置するキャリッジ部11と、キ
ャリッジ部11の左方に位置するスキャナ搭載部12と
を有している。
【0036】前記キャリッジ部11には、プラテン3の
記録面3aに対向するようにして記録手段としてのサー
マルヘッド13が配設されている。このサーマルヘッド
13は、後述する制御手段8の制御指令により、記録デ
ータに基づいて選択的に発熱される整列配置された複数
の発熱素子(図示せず)を備えており、図示しないヘッ
ド駆動機構により用紙18を介してプラテン3の記録面
3aに対して接離自在とされている。そして、プラテン
3の記録面3aに対し当接しているヘッドダウン状態に
おけるサーマルヘッド13とプラテン3との当接位置が
記録位置とされている。
【0037】また、キャリッジ部11の上面には、図1
において左方に想像線にて示すように、マルチカラーイ
ンクリボン(図示せず)を収納し、このマルチカラーイ
ンクリボンをサーマルヘッド13の前方に案内するリボ
ンカセット15が装着可能とされている。さらに、キャ
リッジ部11には、巻取ボビン16および送出ボビン1
7がそれぞれの先端部をキャリッジ部11の上面から突
出するようにして配設されている。この巻取ボビン16
および送出ボビン17は、周知のリボン走行機構(図示
せず)の一部を構成するものであり、リボン走行機構を
駆動することにより、キャリッジ部11の上面に装着さ
れたリボンカセット15の内部に収納されたマルチカラ
ーインクリボンを走行させるようになっている。
【0038】前記サーマルヘッド13、ヘッド駆動機構
およびリボン走行機構等は、後述する制御手段8に電気
的に接続されており、制御手段8から送出される制御指
令に基づいて駆動されるようになっている。
【0039】なお、前記サーマルヘッド13およびヘッ
ド駆動機構は、読み取った原稿18の画像情報を葉書等
の用紙19に直接記録する記録時に駆動可能とされてお
り、前記マルチカラーインクリボンおよびリボン走行機
構も、記録時に駆動可能とされている。
【0040】前記スキャナ搭載部12には、画像読取手
段としてのイメージスキャナ9が上面に配設されてい
る。このイメージスキャナ9は、図4に示すように、プ
ラテン3と対向する面に開口20aが形成された略直方
体形状のケース体20を有しており、ケース体20の内
部には、ケース体20の開口20aの近傍(図4におい
て上方左右両端)の内部に、相互に対向するようにし
て、キャリッジユニット4の移動方向であるイメージス
キャナ9の主走査方向に並設され、画像読込時にレンズ
21を介してプラテン3の前方に保持された写真や葉書
等の原稿18に向かって光を照射するための2個の光源
22が配設されている。さらに、ケース体20の略中央
部には、原稿18から反射した反射光により原稿18の
画像情報を電気信号に変換して制御手段8へ出力するた
めに、読み取る画素(ドット)の数に対応して、例えば
原稿18を読み取る際の分解能(ドット数)が120個
の場合には120個の図4において紙面垂直方向に整列
配置されたCCD素子(図示せず)を具備するセンサユ
ニット24が配設されている。そして、イメージスキャ
ナ9は、後述する制御手段8に電気的に接続されてい
る。
【0041】すなわち、本実施の形態のイメージスキャ
ナ9は、図5に示すように、イメージスキャナ9の主走
査方向をX軸とし、イメージスキャナ9の主走査方向に
対して直交する副走査方向をY軸とし、X軸とY軸との
交点をセンサユニット24の読取部24aの位置とした
場合に、図5において実線にて示すように、2個の光源
22の位置が交点を中心としてX軸上に対称となるよう
にして配置されている。
【0042】なお、光源22としては、図5において破
線にて示すように2個の光源22の位置を交点を中心と
してY軸上に対称に配置する構成や、原稿18の表面
に、より多方向から光を照射するために図5において実
線および破線にて示す総計4個の光源22を設ける構成
等としてもよい。さらに、光源22の配置位置は、X軸
上およびY軸上に位置させない構成でもよい。つまり、
複数の光源22を交点を中心として配置する構成であれ
ば、特に、本実施の形態の光源22の数およびその配置
位置に限定されるものではなく、光源22の数およびそ
の配置位置等は、設計コンセプト等により決定すればよ
い。
【0043】また、スキャナ搭載部12は、画像読込時
にキャリッジ部11とともにキャリッジモータ7の駆動
力をもってプラテン3に沿って往復移動可能とされてお
り、図1において両矢印Aにて示すキャリッジユニット
4の移動方向がイメージスキャナ9の主走査方向となっ
ている。
【0044】さらにまた、イメージスキャナ9は、図1
に示すように、プラテン3の延長線上に位置するように
してフレーム2の左側の上面に立設された基準板25に
より、原稿18の画像情報を読み取る際の基準情報(ホ
ワイトバランス)を得るようになっている。この基準板
25は、図6に示すように正面略矩形形状とされてお
り、イメージスキャナ9との対向面25aは、原稿18
を読み取る際の基準情報を得るために明度の高い白色と
されている。また、基準板25の対向面25aには、キ
ャリッジユニット4の動作の基準位置をイメージスキャ
ナ9により高精度で検出するための位置マーク26が設
けられている。
【0045】図7に示すように、プラテン3の下方に
は、原稿18の画像情報を読み取る画像読込時には原稿
18を、記録時には用紙19をそれぞれ図7において矢
印Bにて示すように、プラテン3の記録面3aの前方を
通過するように所定速度で搬送するための紙送りローラ
27が配設されている。この紙送りローラ27は、図1
に示すように、フレーム2の右側面の外側に配設されて
いるステップモータ等からなる紙送りモータ28の駆動
力をもって回転可能とされている。
【0046】図7に示すように、紙送りローラ27の左
斜め下方および右方には、紙送りローラ27に所望の圧
接力をもって当接される補助ローラ29が回転自在に配
設されており、この補助ローラ29は、紙送りローラ2
7に従動回転するようにされている。つまり、原稿18
または用紙19は、紙送りローラ27と補助ローラ29
との間に挟持されるようにして走行可能にされている。
また、紙送りローラ27の周囲の適宜な位置には、原稿
18または用紙19が所定の搬送経路を走行するように
案内するためのガイド(図示せず)が配設されている。
【0047】前記紙送りモータ28は、フレーム2の所
望の位置に配設された後述する制御手段8に電気的に接
続されており、制御手段8から送出される制御指令に基
づいて駆動されるようになっている。
【0048】すなわち、制御手段8から送出される制御
指令に基づいて紙送りモータ28を駆動させることによ
り、原稿18または用紙19は、図1および図7におい
て矢印Bにて示すように、図1において両矢印Aにて示
すキャリッジユニット4の移動方向と直交する方向に搬
送されるようになっており、図1および図6において矢
印Bにて示す原稿18または用紙19の走行方向がイメ
ージスキャナ9の副走査方向となっている。
【0049】前記紙送りローラ27、紙送りモータ28
および補助ローラ29により原稿18または用紙19を
副走査方向に走行させるための搬送手段30が構成され
ている。
【0050】図1に戻って、フレーム2の所望の位置に
は、記録装置1の各部の動作を制御するための制御手段
8が配設されている。この制御手段8は、図7に示すよ
うに、少なくともCPU31と、適宜な容量のROM、
RAM等により形成されたメモリ32と、記録装置1の
各部を駆動するためのコントローラ33とを有してい
る。
【0051】前記メモリ32には、少なくともイメージ
スキャナ9から出力されA/Dコンバータ34によりデ
ジタルの電気信号に変換された画像データおよび基準板
25の基準情報の読込データ等の各種の入力データが格
納される入力データ格納部35と、各種のプログラムを
格納するプログラム格納部36と、記録のための記録デ
ータ、画像データを入力するための制御指令、記録を行
うための制御指令等の各種の出力データを格納する出力
データ格納部37とを有している。また、入力データ格
納部35には、少なくともセンサユニット24の各CC
D素子から送出される基準板25の基準情報の読込デー
タを各CCD素子毎に記憶する読込データ格納部38を
有している。
【0052】前記プログラム格納部36には、少なくと
もセンサユニット24の各CCD素子毎に読み取った基
準板25の基準情報の読込データを各CCD素子毎に演
算処理を施して各CCD素子毎に原稿18の画像情報を
シェーディング補正するための補正基準データを算出す
る演算処理のためのプログラムが格納された補正値算出
部39と、イメージスキャナ9から出力される入力デー
タ(スキャンしたすべてのデータ)からイメージスキャ
ナ9が基準板25の対向面25aを走査した場合に位置
マーク26を除いた部位の基準板25の主走査方向に異
なる複数の所定の位置の基準情報のみを前記読取データ
格納部38へ送出するプログラムが格納された明度読込
位置制御部40と、イメージスキャナ9によって読み取
った原稿18の画像情報を前記補正基準データを用いて
シェーディング補正を施した画像データに変換する演算
処理のためのプログラムが格納された補正処理部41と
が設けられており、さらには、画像データをY(イエロ
ー:黄)、C(シアン:青緑)、M(マゼンタ:赤紫)
からなる三原色の3色の色データに色分解してY色画像
データ、C色画像データ、M色画像データの3種類の色
画像データを形成するためのプログラム、各色毎の色画
像データを基にして記録のための記録データを各色毎に
形成するプログラム、イメージスキャナ9から出力され
る入力データ(スキャンしたすべてのデータ)から原稿
18または用紙19の有無、副走査方向に走行する原稿
18または用紙19の先端の位置を検出するためのプロ
グラム、イメージスキャナ9から出力される入力データ
から主走査方向に位置する原稿18または用紙19の両
側端の位置を検出するプログラム、イメージスキャナ9
から出力される入力データからイメージスキャナ9が基
準板25の対向面を走査した場合に基準板25の位置マ
ーク26を通過した時のデータ(詳しくは、色の明度の
差)を検出しこの検出結果に基づいてキャリッジユニッ
ト4の基準位置を検出するプログラム、記録時に各色毎
の記録データを所定の色の順序でライン単位(記録行単
位)で出力データ格納部37へ出力するためのプログラ
ム、読み取った原稿18の画像情報を葉書等の用紙19
に直接記録する記録時に各部の動作を制御するための記
録プログラム等が格納されるようになっている。そし
て、記録時には、記録プログラムにより各色毎に形成さ
れた各記録データのすべてを出力データ格納部37へ出
力するようになっている。そして、プログラム格納部3
6の記録データ形成部39に格納されたプログラムに基
づいてCPU31が各色毎の記録データを形成し、この
各色毎の記録データは、出力データ格納部37に記憶さ
れるように構成されている。
【0053】前記読取データ格納部38、補正値算出部
39、明度読込位置制御部40および補正処理部41に
より本実施の形態の画像処理装置42が構成されてい
る。
【0054】また、補正値算出部39に格納される補正
基準データを算出するプログラムとしては、 1) 各CCD素子毎に格納した複数の読込データから
その最大値を求め、この最大値を補正基準データとする
もの 2) 各CCD素子毎に格納した複数の読込データから
その最小値を求め、この最小値を補正基準データとする
もの 3) 各CCD素子毎に格納した複数の読込データから
その最大値および最小値を除去し残りの読込データの平
均値を求め、この平均値を補正基準データとするもの 4) 各CCD素子毎に格納した複数の読込データに隣
位する2つのCCD素子の読込データと比較し、比較の
もとになる読込データと比較する読込データとの間でデ
ータの差が所定の値より大きい場合には、そのデータを
隣位する2つのCCD素子の読込データの平均値に置き
換えたうえで読込データの平均値を求め、この平均値を
補正基準データとするものを例示することができる。
【0055】さらに、記録装置1の制御手段8の補正値
算出部39に格納する補正基準データを算出するプログ
ラムとしては、記録装置1の設計コンセプトおよび必要
に応じて前記プログラムから選択すればよい。
【0056】なお、本実施の形態においては、画像処理
装置42を記録装置1の制御手段8の内部に設けたが、
この画像処理装置42をイメージスキャナ9の内部に設
けてもよく、特に、本実施の形態の構成に限定されるも
のではない。
【0057】前記コントローラ33には、少なくともサ
ーマルヘッド13の発熱素子(図示せず)に対する通電
であるサーマルヘッド13の駆動に用いられるヘッド駆
動ドライバ43、駆動手段10の一部を構成するキャリ
ッジモータ7の駆動に用いられるキャリッジモータドラ
イバ44、搬送手段30の一部を構成する紙送りモータ
28の駆動に用いられる紙送りモータドライバ45設け
られており、さらに、サーマルヘッド13のプラテン3
に対する接離動作を行うヘッド駆動機構(図示せず)の
駆動に用いられるヘッド接離駆動ドライバ(図示せ
ず)、インクリボン走行機構(図示せず)の駆動に用い
られるリボン駆動ドライバ(図示せず)等が設けられて
いる。
【0058】さらに、CPU31は、プログラム格納部
36に格納された各種のプログラムにより、イメージス
キャナ9から出力された入力データから原稿18または
用紙19の有無、先端の位置、側端の位置およびキャリ
ッジユニット4の基準位置を検出し、こられの検出され
たデータを出力データ格納部37に格納するようになっ
ている。
【0059】なお、制御手段8は、例えば各部を複数に
分割して独立的に設ける構成であってもよく、特に、本
実施の形態の構成に限定されるものではない。
【0060】また、本実施の形態の記録装置1は、図示
しないワードプロセッサ、コンピュータ等に接続するこ
とにより、ワードプロセッサ、コンピュータ等により形
成された画像を用紙19に記録する一般的なプリンタと
しても用いることができるように、制御手段8に対して
外部からの各種の外部信号の入力およびその制御が可能
な構成とされている。
【0061】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0062】本実施の形態の記録装置1による原稿18
の画像情報の読み取りは、人手等により原稿18の先端
を紙送りローラ27と図7において紙送りローラ27の
左斜め下方に示す補助ローラ29との間に挟持してセッ
ト状態とすることにより開始される。そして、原稿18
がセット状態とされると、メモリ32に予め記憶された
プログラムに基づいて、制御手段8からイメージスキャ
ナ9、キャリッジモータ7および紙送りモータ28に制
御指令が送出され、イメージスキャナ9の各光源22が
点灯されて稼働状態とされるとともに、キャリッジユニ
ット4は図1において左方に示すホームポジションHP
に向かってプラテン3に沿ってイメージスキャナ9の主
走査方向に走行を開始し、原稿18はイメージスキャナ
9の副走査方向に走行を開始する。なお、キャリッジユ
ニット4が予めホームポジションHPに位置する場合に
は、一旦右方に走行した後にホームポジションHPに復
帰するようにされている。また、イメージスキャナ9
は、画像読込時だけでなく、記録時にも各光源22が点
灯され稼働状態とされるようになっている。
【0063】そして、イメージスキャナ9がホームポジ
ションHPに向かって主走査方向に走行する途中で、イ
メージスキャナ9によりイメージスキャナ9の前方に位
置するすべての情報が読み取られるとともに、原稿18
の画像情報の読み込みを開始するための原稿18の頭出
しが行われる。
【0064】この時、イメージスキャナ9により読み取
られた入力データ(スキャンしたすべてのデータ)は、
図8に示すように、A/Dコンバータ34によってデジ
タルの電気信号に変換されてメモリ32の入力データ格
納部35に記憶される。
【0065】そして、これらの入力データからプログラ
ム格納部36に格納されたプログラムに基づいてCPU
31が、原稿18の有無、原稿18の先端の位置、原稿
18の側端の位置およびキャリッジユニット4の基準位
置を検出するとともに、基準板25の対向面25aによ
り読み込む色の基準(ホワイトバランス)が確立される
ようになっている。
【0066】ここで、基準板25の対向面25aによる
読み込む基準情報(ホワイトバランス)の確立について
さらに詳しく説明する。
【0067】前記イメージスキャナ9により読み取られ
た入力データ(スキャンしたすべてのデータ)は、図8
に示すように、A/Dコンバータ34によってデジタル
の電気信号に変換されてメモリ32の入力データ格納部
35に記憶される。そして、これらの入力データからプ
ログラム格納部36の明度読込位置制御部40に格納さ
れたプログラムに基づいてイメージスキャナ9が基準板
25の対向面25aを走査した場合の位置マーク26を
除いた部位の基準板25の主走査方向に異なる複数の所
定の位置の基準情報のみを基準板25からの読込データ
としてセンサユニット24の各CCD素子毎に読込デー
タ格納部38に格納するようになっている。つまり、セ
ンサユニット24の各CCD素子毎に基準板25の位置
マーク26を除いた対向面25aの複数の位置の基準情
報を読み込んで、各CCD素子毎に複数の明度基準の読
込データを読込データ格納部38へ格納することができ
る。
【0068】そして、読込データ格納部38に格納され
た各CCD素子毎の複数の明度基準の読込データは、補
正値算出部39に格納されたプログラムにより、各CC
D素子毎に演算処理が施されて、各CCD素子毎に感度
ムラを補正して原稿18の画像情報をシェーディング補
正するための適正な補正基準データを確実に算出するこ
とができる。
【0069】この時、基準板25に付着したゴミおよび
基準板25の凹キズの影響に重点を置く場合には、各C
CD素子毎に格納した複数の読込データからその最大値
を求め、この最大値を補正基準データとするとよい。
【0070】また、基準板25の凸のキズの影響に重点
を置く場合には、各CCD素子毎に格納した複数の読込
データからその最小値を求め、この最小値を補正基準デ
ータとするとよい。
【0071】さらにまた、基準板25に付着したゴミお
よび基準板25の凹キズならび基準板25の凸キズの影
響に重点を置く場合には、各CCD素子毎に格納した複
数の読込データからその最大値および最小値を除去し残
りの読込データの平均値を求め、この平均値を補正基準
データとしたり、あるいは、各CCD素子毎に格納した
複数の読込データに隣位する2つのCCD素子の読込デ
ータと比較し、比較のもとになる読込データと比較する
読込データとの間でデータの差が所定の値より大きい場
合には、そのデータを隣位する2つのCCD素子の読込
データの平均値に置き換えたうえで読込データの平均値
を求め、この平均値を補正基準データとするとよい。
【0072】そして、イメージスキャナ9を用いて原稿
18の有無、先端の位置、側端の位置およびキャリッジ
ユニット4の基準位置を検出し、この検出結果に基づい
て、制御手段8からキャリッジモータ7および紙送りモ
ータ28に制御指令が送出され、キャリッジユニット4
を確実にホームポジションHPに位置させるとともに、
原稿18の正確な頭出しが確実に行われる。
【0073】また、キャリッジユニット4の基準位置
は、カラーイメージスキャナ9が基準板25の対向面2
5aに設けた位置マーク26を通過する時のデータに基
づいて検出することができるので、基準板25の対向面
25aを用いた場合に比べて検出精度を向上させること
ができ、キャリッジユニット4を高精度でより確実にホ
ームポジションHPに位置させることができる。
【0074】ついで、原稿18の画像情報の読み込みが
開始されると、制御手段8からの制御指令に基づいて、
キャリッジモータ7が駆動されてキャリッジユニット4
が図1において右方に移動し、カラーイメージスキャナ
9によって原稿18の1ライン分の画像情報がセンサユ
ニット25の各CCD素子毎に読み取られる。そして、
原稿18の1ライン分の画像情報の読み込みが終了する
と、制御手段8の制御指令に基づいて、紙送りモータ2
8が駆動されて原稿18を1ライン分だけイメージスキ
ャナ9の主走査方向と直交する副走査方向に走行させ
る。
【0075】以下、同様にしてイメージスキャナ9の1
ライン分の主走査方向への走行と、原稿18のーイメー
ジスキャナ9の1ライン分の主走査方向と直交する副走
査方向への走行を繰り返すことにより原稿18のすべて
の画像情報がライン単位で読み込まれ、図8に示すよう
に、A/Dコンバータ34によってデジタルの電気信号
に変換されてメモリ32の入力データ格納部35に順次
記憶される。
【0076】そして、カラーイメージスキャナ9により
ライン単位で読み込まれた原稿18の画像情報(画像デ
ータ)は、補正処理部41に格納されたプログラムによ
りセンサユニット24の各CCD毎に算出された補正基
準データを用いてシェーディング補正を施した画像デー
タとされ、その後、各種のデータ処理が施されて出力デ
ータ格納部へ記録情報として順次記憶される。
【0077】本実施の形態の記録装置1による原稿18
の画像データの処理をまとめると、まず、イメージスキ
ャナ9の各CCD素子毎に基準板25の基準情報を位置
を異ならせて複数回読み込んで複数の基準板25の基準
情報の読込データを得る。ついで、各CCD素子毎に複
数の基準板25の基準情報の読込データに演算処理を施
すことにより、基準板25の基準情報の異常値を除去し
て適正な補正基準データを得る。ついで、イメージスキ
ャナ9により読み込んだ原稿18の画像情報を各CCD
素子毎に補正基準データを用いてシェーディング補正
し、その後各種の処理(所望の出力を得るための編集処
理)を施すことによりデータ処理が完了するようになっ
ている。
【0078】すなわち、本実施の形態によれば、従来と
異なり、基準板25に付着した汚れや基準板25のキズ
などによる補正基準データの狂いを確実に防止し、イメ
ージスキャナ9により読み込んだ原稿18の画像情報に
対して適正なシェーディング補正を確実に施すことがで
きる。
【0079】また、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像読取手
段のシェーディング補正方法および画像処理装置によれ
ば、基準板の基準情報を位置を異ならせて複数回読み込
ませることにより、基準板に付着したゴミや基準板のキ
ズの影響を確実に除去することができるとともに、シェ
ーディング補正を施すための適正な補正基準データを確
実に得ることができるという極めて優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取手段のシェーディング補
正方法および本発明の画像処理装置を適用する記録装置
の実施の形態の一例の要部を示す平面図
【図2】図1の左側面図
【図3】図1のキャリッジユニットを示す平面図
【図4】図1のスキャナ搭載部内部の要部の構成を示す
平面図
【図5】図1の光源の配置状態を示す説明図
【図6】図1の基準板を示す正面図
【図7】図1の側面透視図
【図8】図1の制御手段の要部の構成を示すブロック図 1 記録装置 4 キャリッジユニット 7 キャリッジモータ 8 制御手段 9 (画像読取手段としての)イメージスキャナ 13 (記録手段としての)サーマルヘッド 18 原稿 19 用紙 27 紙送りローラ 28 紙送りモータ 30 搬送手段 31 CPU 32 メモリ 33 コントローラ 39 補正値算出部 40 明度読込位置制御部 41 補正処理部 42 画像処理装置 A 主走査方向 B 副走査方向

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整列配置した複数のCCD素子を有する
    画像読取手段の感度ムラを基準板の基準情報を読み込む
    ことにより補正する画像読取手段のシェーディング補正
    方法であって、 前記画像読込手段が基準板の基準情報を読み込む際に、
    基準板の基準情報を位置を異ならせて複数回読み込ませ
    ることを特徴とする画像読取手段のシェーディング補正
    方法。
  2. 【請求項2】 整列配置した複数のCCD素子を有する
    画像読取手段の感度ムラを基準板の基準情報を読み込む
    ことにより補正する画像読取手段のシェーディング補正
    方法であって、 前記画像読込手段が基準板の基準情報を読み込む際に、
    基準板の基準情報を位置を異ならせて複数回読み込ませ
    ることにより各CCD素子毎に複数の基準情報の読込デ
    ータを得、その後、複数の基準情報の読込データに演算
    処理を施すことによって原稿の画像情報をシェーディン
    グ補正するための補正基準データを得ることを特徴とす
    る画像読取手段のシェーディング補正方法。
  3. 【請求項3】 前記演算処理が前記複数の基準情報の読
    込データからその最大値を求めることであることを特徴
    とする請求項2に記載の画像読取手段のシェーディング
    補正方法。
  4. 【請求項4】 前記演算処理が前記複数の基準情報の読
    込データからその最小値を求めることであることを特徴
    とする請求項2に記載の画像読取手段のシェーディング
    補正方法。
  5. 【請求項5】 前記演算処理が前記複数の基準情報の読
    込データからその最大値および最小値を除去し、残りの
    読込データの平均値を求めることであることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像読取手段のシェーディング補正
    方法。
  6. 【請求項6】 前記演算処理が前記複数の基準情報の読
    込データを前記画像読取手段の各CCD素子の基準情報
    の読込データ毎に隣位する2つのCCD素子の基準情報
    の読込データと比較し、比較のもとになる読込データと
    比較する読込データとの間でデータの差が所定の値より
    大きい場合には、その読込データを隣位する2つのCC
    D素子の読込データの平均値に置き換えたうえで各読込
    データの平均値を求めることであることを特徴とする請
    求項2に記載の画像読取手段のシェーディング補正方
    法。
  7. 【請求項7】 整列配置した複数のCCD素子を有する
    画像読取手段によって読み取った原稿の画像情報をシェ
    ーディング補正するための画像処理装置であって、 基準板の基準情報を位置を異ならせて複数回読み込ませ
    るための明度読込位置制御部と、前記各CCD素子毎に
    複数の基準情報の読込データを記憶する読込データ格納
    部と、前記複数の基準情報の読込データを演算処理する
    ことにより原稿の画像情報をシェーディング補正するた
    めの補正基準データを算出する補正値算出部とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像読取手段によって読み取った原稿の
    画像情報を前記補正基準データを用いてシェーディング
    補正を施した画像データとするための補正処理部を有す
    ることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
JP7284161A 1995-10-31 1995-10-31 画像読取手段のシェーディング補正方法および画像処理装置 Pending JPH09130604A (ja)

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