JPH09130339A - 通信モニター装置 - Google Patents

通信モニター装置

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JPH09130339A
JPH09130339A JP7281253A JP28125395A JPH09130339A JP H09130339 A JPH09130339 A JP H09130339A JP 7281253 A JP7281253 A JP 7281253A JP 28125395 A JP28125395 A JP 28125395A JP H09130339 A JPH09130339 A JP H09130339A
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雅弘 山本
Shinichi Nakane
伸一 中根
Terue Matsumura
照恵 松村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線電波の環境を把握し、システム開発時の
効率化を図る。 【解決手段】 通信モニター装置5は電源を入力する
と、無線受信手段6により無線受信状態となると共に、
電界強度測定手段8により電界強度測定状態となる。電
界強度測定手段8はアンテナから入力される信号のレベ
ルを表示手段9に送る。また、電界強度測定手段8は測
定数値と共に電界強度が無線通信手段Aと無線通信Bの
「キャリアセンスレベル」を越えたか否かの情報も表示
手段9に送る。無線受信手段6はアンテナから入力され
る信号を復調し信号解析手段7に送る。信号解析手段7
は無線受信手段6から送られてきたデジタル信号と無線
通信手段Aと無線通信手段Bが行う通信フォーマットを
比較する。信号解析手段7はその比較結果を表示手段9
に出力する。表示手段9はこれらすべての結果を表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システムにおけ
る各種状態をモニターする通信モニター装置に関し、さ
らに詳しくは、システム設置時の無線電波環境の把握や
システム開発時の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の通信システムの電波環境の把握方
法について図8を用いて説明する。図8において、25
は電波を受信する無線受信手段である。8は電界強度を
測定する電界強度測定手段である。28は外部との信号
の入出力を行う外部入出力手段である。27は動作モー
ドを変更するモード変更手段である。無線受信手段2
5、電界強度測定手段8、外部入出力手段28、モード
変更手段27は無線通信手段A42の内部にある。26
は電波を送信する無線送信手段である。無線送信手段2
6は無線通信手段B26の内部にある。29は無線通信
手段A1との信号のやりとりを行う信号送受信手段であ
る。9は電界強度を表示する表示手段である。10はキ
ー入力を受け付けるキー入力手段である。信号送受信手
段29、表示手段9、キー入力手段10はモニター手段
30の内部にある。
【0003】図8において、無線通信システムは無線通
信手段A42と無線通信手段B43の無線通信により成
り立っている。ここで、無線通信手段A42が設置され
ている場所における電界強度をチェックするためには、
無線通信手段A42にモニター手段30を接続する。モ
ニター手段30にはキー入力手段10があり、操作者は
キー入力手段10から電界強度を測定する旨のキー入力
を行う。キー入力手段10はキー入力を信号送受信手段
29に送る。信号送受信手段29はその信号を無線通信
手段A42の内部の外部入出力手段28に送信する。外
部入出力手段28は信号送受信手段29から送られてき
た信号をモード変更手段27に送る。モード変更手段2
7は外部入出力手段28から送られてきた信号が電界強
度を測定する旨の信号であると把握すると、無線通信手
段A42のモードを切り替える。
【0004】すなわち、無線受信手段25と電界強度測
定手段8を動作させる。無線受信手段25はアンテナか
ら電波を受信し、モード変更手段27からの信号に基づ
いてその受信信号を電界強度測定手段8に送る。電界強
度測定手段8は無線受信手段25からの信号の電界強度
を測定し、測定した電界強度を外部入出力手段28に送
る。外部入出力手段28はモード変更手段27の制御に
基づいて、電界強度測定手段8で測定された電界強度を
モニター手段30の内部の信号送受信手段29に送る。
信号送受信手段29は外部入出力手段28から送られて
きた電界強度を表示手段9に送る。表示手段9はその電
界強度をLCD等で表示する。なお、無線通信手段B4
3にも同様の手段を設けモニター手段30を接続するこ
とで、無線通信手段B43の設置場所における電界強度
を測定することができる。
【0005】次に、従来の無線通信システムにおける通
信装置間のデータをモニターする方法について図9を使
って説明する。図9において、3は無線送受信を行う無
線送受信手段Aである。28は外部との信号の入出力を
行う外部入出力手段である。無線送受信手段A3と外部
入出力手段28は無線通信手段A44の内部にある。4
は電波の送受信を行う無線送受信手段Bである。無線送
信手段B4は無線通信手段B2の内部にある。31は無
線通信手段A44との信号のやりとりを行う信号送受信
手段Aである。32は各種信号の制御を行う制御手段で
ある。33は無線通信手段A44以外の装置との信号の
やりとりを行う信号送受信手段Bである。信号送受信手
段A31、制御手段32、信号送受信手段B33は模擬
コントロール手段34の内部にある。35は模擬コント
ロール手段34との信号のやりとりを行う信号送受信手
段Cである。9は無線通信手段A44のメモリ内容を表
示する表示手段である。10はキー入力を受け付けるキ
ー入力手段である。信号送受信手段C35、表示手段
9、キー入力手段10はパソコン36の内部にある。
【0006】図9において、無線通信システムは無線通
信手段A44と無線通信手段B2の無線通信により成り
立っている。無線通信手段A44と無線通信手段B2は
本来内部のマイクロコンピューターによって動作が制御
される。ここで、無線通信手段A44の動作状況や内部
状態を確認しようとした場合、無線通信手段A44の内
部のマイクロコンピューターを取り外し、代わりに模擬
コントロール手段34とパソコン36を接続する。操作
者はパソコン36のキー入力手段10から無線通信手段
A44に対する命令を入力する。信号送受信手段C35
はキー入力手段10に入力された命令を模擬コントロー
ル手段34の信号送受信手段B33に出力する。信号送
受信手段B33はその命令を制御手段32に出力する。
制御手段32はその命令を無線通信手段A44を動作さ
せるための信号に変えて信号送受信手段A31に出力す
る。信号送受信手段A31は制御手段32から出力され
た信号を無線通信手段A44の内部の外部入出力手段2
8に出力する。外部入出力手段28はその信号に基づい
て無線通信手段A44を制御する。すなわち、無線送受
信手段A44から無線通信手段B2に対して信号を送信
したり、無線通信手段B2からの信号を受信したりす
る。これらの無線通信手段A44の動作状況は外部入出
力手段28を通じて模擬コントロール手段34に送られ
る。そして、模擬コントロール手段34の内部の制御手
段32によって変換され、信号送受信手段B33を通じ
てパソコン36に送られる。パソコン36は内部の信号
送受信手段C35によってその信号を受信し、無線通信
手段A44の動作状況やメモリの内容を表示手段9によ
って表示する。なお、無線通信手段B2にも同様の手段
を設け模擬コントロール手段34やパソコン36を接続
することで、動作状況やメモリ内容を外部で読みとるこ
ともできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成で電界強度の測定を行う場合、無線通信手段A4
2や無線通信手段B43に電界強度測定用の装置の接続
が必須となる。つまり、無線通信手段A42や無線通信
手段B43にモニター手段30を接続する必要がある。
さらに、モニター手段30によって無線通信手段A42
や無線通信手段B43の動作モードの変更が必要とな
る。このためには、無線通信手段A42や無線通信手段
B43に予め動作モード変更用のソフトウエアを組み込
んでおく必要があり、作業負担やソフト量の増加が伴
う。また、実際の通信システムの設置現場で電界強度の
測定を行う場合、モニター手段30の接続は場所的な制
約等を考えると非常に困難になるという課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の通信モニター装
置によれば、相互に無線通信を行なう通信システムにお
いて、空間の電波を受信する無線受信手段と、前記無線
受信手段で受信したデータを解析するデータ解析手段
と、電界強度を測定する電界強度測定手段と、前記電界
強度測定手段において測定された電界強度を表示する表
示手段を備えたものである。
【0009】この本発明によれば、電界強度を確認でき
るので無線通信システムの周辺や通信システム自体の電
波環境を容易に測定でき、したがって、最適な設置場所
を選定できる等無線通信システムを構築する上で大いに
役に立つ。
【0010】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するため本発明の
通信モニター装置は、無線によりデータ通信を行う無線
通信手段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無
線通信手段Bを有する通信システムにおいて、空間の電
波を受信する無線受信手段と、前記無線受信手段で受信
したデータを解析するデータ解析手段と、電界強度を測
定する電界強度測定手段と、前記電界強度測定手段にお
いて測定された電界強度を表示する表示手段を持つ構成
としてある。
【0011】また、無線によりデータ通信を行う無線通
信手段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無線
通信手段Bを有する通信システムにおいて、前記無線通
信手段Aと前記無線通信手段Bとの間の無線信号を受信
する無線受信手段と、前記無線受信手段で受信したデー
タを解析するデータ解析手段と、前記データ解析手段で
解析したデータを表示する表示手段を持つ構成とするこ
ともできる。
【0012】さらに、無線によりデータ通信を行う無線
通信手段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無
線通信手段Bを有する通信システムにおいて、前記無線
通信手段Aと前記無線通信手段Bの少なくとも一方に対
する送信データを入力する送信データ入力手段と、前記
送信データ入力手段で入力された送信データを無線送信
するフォーマットに変換する送信データ作成手段と、前
記送信データ作成手段で作成した送信データを送信する
無線送信手段を持つ構成とすることもできる。
【0013】さらに、無線によりデータ通信を行う無線
通信手段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無
線通信手段Bを有する通信システムにおいて、前記無線
通信手段Aと前記無線通信手段Bとの間の無線信号を受
信する無線受信手段と、前記無線受信手段で受信したデ
ータを解析するデータ解析手段と、前記データ解析手段
で解析したデータを表示する表示手段と、送信データを
入力する送信データ入力手段と、前記データ解析手段で
解析したデータに対する応答信号もしくは前記送信デー
タ入力手段で入力された送信データを無線送信するフォ
ーマットに変換する送信データ作成手段と、前記送信デ
ータ作成手段で作成した送信データを送信する無線送信
手段を持つ構成とすることもできる。
【0014】さらに、有線により受信した信号を無線で
送信すると共に無線で受信した信号を有線で送信する無
線通信手段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う
無線通信手段Bを有する通信システムにおいて、前記無
線通信手段Aもしくは前記無線通信手段Bの少なくとも
一方に接続し、前記無線通信手段Aもしくは無線通信手
段Bの少なくとも一方からの信号を受信する有線受信手
段と、前記有線受信手段で受信したデータを解析するデ
ータ解析手段と、前記データ解析手段で解析したデータ
と前記無線通信手段Aと前記無線通信手段Bの少なくと
も一方の内部メモリの状態を表示する表示手段を持つ構
成とすることもできる。
【0015】さらに、有線により受信した信号を無線で
送信すると共に無線で受信した信号を有線で送信する無
線通信手段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う
無線通信手段Bを有する通信システムにおいて、前記無
線通信手段Aもしくは前記無線通信手段Bの少なくとも
一方に接続し、前記無線通信手段Aもしくは無線通信手
段Bの少なくとも一方からの信号を受信する有線受信手
段と、前記有線受信手段で受信したデータを解析するデ
ータ解析手段と、前記データ解析手段で解析したデータ
と前記無線通信手段Aもしくは前記無線通信手段Bの少
なくとも一方の内部メモリの状態を表示する表示手段
と、送信データを入力する送信データ入力手段と、前記
データ解析手段で解析したデータに対する応答信号もし
くは前記送信データ入力手段で入力された送信データを
有線送信するフォーマットに変換する送信データ作成手
段と、前記送信データ作成手段で作成した送信データを
前記無線通信手段Aと前記無線通信手段Bの少なくとも
一方に送信する有線送信手段を持つ構成とすることもで
きる。
【0016】さらに、電界強度測定手段において測定さ
れた電界強度またはデータ解析手段で解析したデータま
たは無線通信手段Aもしくは無線通信手段Bの少なくと
も一方の内部メモリの状態のうち少なくとも1つを記憶
しておく記憶手段と、前記記憶手段に蓄積された内容を
外部に出力する情報出力手段を持つ構成とすることもで
きる。
【0017】本発明は上記構成によって、通信システム
や周囲環境の電界強度をモニターし表示するものであ
る。
【0018】また、通信システムの無線送信データをモ
ニターし表示するものである。さらに、通信システムを
構成する装置に対して任意のデータを入力し無線送信す
るものである。
【0019】さらに、通信システムを構成する装置から
の無線送信データを受信して解析し、その受信データに
対する応答送信データを自動的に作成し送信するもので
ある。
【0020】さらに、通信システムを構成する装置に有
線で接続し、その装置の有線送信データやその装置内部
のメモリ状態を受信し表示するものである。
【0021】さらに、通信システムを構成する装置に有
線で接続し、その装置に対して任意のデータを入力し有
線送信するものである。
【0022】一方、通信システムが送受信する無線送信
データや有線送信データさらには無線送信信号の電界強
度を記憶して、外部に出力するものである。
【0023】以下本発明の実施の形態を図1〜図7を参
照して説明する。 (実施の形態1)図1は第1の実施の形態である。図1
において、1は無線通信手段Aである。2は無線通信手
段Bである。3は無線の送受信を行う無線送受信手段A
である。4は無線の送受信を行う無線送受信手段Bであ
る。無線送受信手段A3は無線通信手段A1の内部にあ
る。無線送受信手段B4は無線通信手段B2の内部にあ
る。5は通信モニター装置である。6は電波を受信する
無線受信手段である。7は受信データを解析する信号解
析手段である。8は電界強度を測定する電界強度測定手
段である。9は電界強度や解析結果を表示する表示手段
である。10はキー入力を受け付けるキー入力手段であ
る。無線受信手段6、信号解析手段7、電界強度測定手
段8、表示手段9、キー入力手段10は通信モニター装
置5の内部にある。
【0024】図1において、通信システムは無線通信手
段A1と無線通信手段B2で成り立っている。すなわ
ち、無線通信手段A1と無線通信手段B2が無線通信を
行うシステムである。ここで、無線通信手段A1や無線
通信手段B2の設置場所においては電界強度が弱く無線
通信が正常に行われない場合が考えられる。また、現場
への設置後にも周囲環境の変化などで電界強度に変化が
起こり、送信側の無線通信手段が送信前の周囲の電波の
有無を調べる「キャリアセンス」によって「電波あり」
と判断して送信できなかったり、「電波なし」で送信で
きても受信側の無線通信手段に正常にデータを送ること
ができなかったりする場合が考えられる。よって、通信
モニター装置5を使って、無線通信手段A1や無線通信
手段B2の周囲の電界強度を調べることとする。通信モ
ニター装置5は電池で駆動するものとし、ハンディタイ
プとする。通信モニター装置5は電源を入力すると、無
線受信手段6により無線受信状態となると共に、電界強
度測定手段8により電界強度測定状態となる。電界強度
測定手段8はアンテナから入力される信号のレベル(ア
ナログ値)を数字に換算して測定し、その値を表示手段
9に送る。
【0025】表示手段9は電界強度測定手段8から送ら
れてきた数字を表示する。また、電界強度測定手段8は
測定数値と共に電界強度が無線通信手段A1と無線通信
手段B2の「キャリアセンスレベル」を越えたか否かの
情報も表示手段9に送る。この「キャリアセンスレベ
ル」は無線通信手段A1または無線通信手段B2が電波
の有無を判断する基準レベルである。すなわち、「キャ
リアセンス」によって、このレベルを超えた場合に無線
通信手段A1または無線通信手段B2は「電波あり」と
判断する。この「キャリアセンスレベル」はキー入力手
段10から入力することもできるし、予め電界強度測定
手段8が記憶しておくこともできる。表示手段9は電界
強度測定手段8が出力した数字と「キャリアセンスレベ
ル」を越えたか否かの情報を表示する。一方、無線受信
手段6はアンテナから入力される信号を復調し1、0の
デジタル信号に変換して信号解析手段7に送る。信号解
析手段7は無線受信手段6から送られてきたデジタル信
号と無線通信手段A1と無線通信手段B2が行う通信フ
ォーマットを比較する。
【0026】すなわち、通信モニター装置5のアンテナ
から入力された信号が無線通信手段A1もしくは無線通
信手段B2からの送信データなのか、それとも無線通信
手段A1と無線通信手段B2から成り立つ通信システム
以外からの信号なのかを判断する。無線受信手段6から
送られてきた信号が信号解析手段7に予め記憶されてい
る通信フォーマットと同一の場合は、受信した信号は無
線通信手段A1もしくは無線通信手段B2が送信した送
信データである。無線受信手段6から送られてきた信号
が信号解析手段7に予め記憶されている通信フォーマッ
トと異なる場合には、受信した信号は他の通信システム
からの信号かもしくはノイズである。
【0027】ここで、無線通信手段A1と無線通信手段
B2から成り立つ通信システムについて説明する。この
通信システムは、周波数が400MHz帯を利用した特
定小電力無線とし、そのデータフォーマットは図2のよ
うになっているとする。ここで、ビット同期信号は受信
側の装置がサンプリング位置を決定するための信号であ
り、1、0…の繰り返しである。フレーム同期信号は受
信側の装置がデータの先頭を探し出すためのものであ
り、システム全体でフレーム同期パターンは予め決定さ
れており、受信側の装置はビット同期信号を受信したの
ちこのフレーム同期信号のパターンを探し続けることと
なる。そして、フレーム同期信号のパターンが見つかれ
ば以後のデータを区切りを付けて判定することができる
ようになる。
【0028】次に呼出符号について説明する。呼出符号
は受信側の装置が受信したデータが自らの装置宛のもの
か判定するためのものである。以上、ビット同期信号、
フレーム同期信号、呼出符号を受信したのちデータが送
られてくることとなる。このようなデータフォーマット
において、ビット同期信号、フレーム同期信号は決まっ
ているので信号解析手段7に予め記憶しておくことがで
きる。呼出符号は無線通信手段1台1台によって決まっ
ているので、この場合は無線通信手段A1と無線通信手
段B2の呼出符号をキー入力手段10から入力すること
により信号解析手段7に記憶される。データはその時々
の通信によって内容が異なっているので、信号解析手段
7には記憶されていない。このようにして、信号解析手
段7は無線受信手段6からの出力と、自らが記憶してい
るビット同期信号、フレーム同期信号、呼出符号を比較
する。すべて一致すれば、通信モニター装置5が受信し
た信号は無線通信手段A1もしくは無線通信手段B2が
送信した信号である。
【0029】呼出符号のみ異なる場合は、通信モニター
装置5が受信した信号は無線通信手段A1と無線通信手
段B2以外の無線通信手段が送信した信号である。ビッ
ト同期信号、フレーム同期信号、呼出符号のどれも一致
しない場合はノイズである公算が高い。信号解析手段7
はその比較結果を表示手段9に出力する。表示手段9は
その結果を表示する。ここで、表示手段9は電界強度測
定手段8が出力した数字や「キャリアセンスレベル」を
越えたか否かの情報と共にデータ解析結果を表示する。
表示例を図3に示す。この例では、「キャリアセンスレ
ベル」を「110」に設定しているため「135」は
「キャリアあり」となる。このようにして、通信システ
ムやそれ以外の電波環境を通信システムの無線通信手段
を介さずに測定することができる。また、電界強度と受
信データの解析結果を同時に表示することで、電波環境
の変化が原因をつかむことが容易となる。
【0030】さらに、通信モニター装置5をハンディタ
イプのものにすることで持ち運びが可能となり、測定が
容易となる。なお、この例では、通信システムが無線通
信手段A1と無線通信手段B2の2つの無線通信手段間
における1:1の通信について説明したが、1つの無線
通信手段に対して複数の無線通信手段が通信を行う1:
Nの通信システムにおいても、この通信モニター装置5
を用いることで電波環境の測定ができる。
【0031】(実施の形態2)次に、第2の実施の形態
として、ある一定時間の電界強度の変化をチェックする
ことができる通信モニター装置の例を図4を用いて説明
する。図4において、1は無線通信手段Aである。2は
無線通信手段Bである。3は無線の送受信を行う無線送
受信手段Aである。4は無線の送受信を行う無線送受信
手段Bである。無線送受信手段A3は無線通信手段A1
の内部にある。無線送受信手段B4は無線通信手段B2
の内部にある。37は通信モニター装置である。6は電
波を受信する無線受信手段である。7は受信データを解
析する信号解析手段である。8は電界強度を測定する電
界強度測定手段である。10はキー入力を受け付けるキ
ー入力手段である。11は結果を記憶する記憶手段であ
る。12は時間を測定するタイマーである。13は外部
から内容を読みとるための情報出力手段である。無線受
信手段6、信号解析手段7、電界強度測定手段8、キー
入力手段10、記憶手段11、タイマー12、情報出力
手段13は通信モニター装置37の内部にある。
【0032】図4において、通信システムは無線通信手
段A1と無線通信手段B2で成り立っている。すなわ
ち、無線通信手段A1と無線通信手段B2が無線通信を
行うシステムである。ここで、無線通信手段A1や無線
通信手段B2の設置場所においては電界強度が弱く無線
通信が正常に行われない場合が考えられる。また、現場
への設置後にも周囲環境の変化などで電界強度に変化が
起こり、送信側の無線通信手段が送信前の周囲の電波の
有無を調べる「キャリアセンス」によって「電波あり」
と判断して送信できなかったり、「電波なし」で送信で
きても受信側の無線通信手段に正常にデータを送ること
ができなかったりする場合が考えられる。よって、通信
モニター装置5を使って、無線通信手段A1や無線通信
手段B2の周囲の電界強度を調べることとする。通信モ
ニター装置37は電源を入力すると、無線受信手段6に
より無線受信状態となると共に、電界強度測定手段8に
より電界強度測定状態となる。
【0033】また、タイマー12は時間の計測を開始す
る。電界強度測定手段8はアンテナから入力される信号
のレベル(アナログ値)を数字に換算して測定し、その
値を記憶手段11に送る。記憶手段11は電界強度測定
手段8から送られてきた数字を保存する。ここで、電界
強度測定手段8は記憶手段11に信号レベルを送る際に
タイマー12が計測している時間情報も共に送る。ま
た、電界強度測定手段8は測定数値と共に電界強度が無
線通信手段A1と無線通信手段B2の「キャリアセンス
レベル」を越えたか否かの情報も記憶手段11に送る。
この「キャリアセンスレベル」は無線通信手段A1また
は無線通信手段B2が電波の有無を判断する基準レベル
である。
【0034】すなわち、「キャリアセンス」によって、
このレベルを超えた場合に無線通信手段A1または無線
通信手段B2は「電波あり」と判断する。この「キャリ
アセンスレベル」はキー入力手段10から入力すること
もできるし、予め電界強度測定手段8が記憶しておくこ
ともできる。記憶手段11は電界強度測定手段8が出力
した数字とその時間情報、さらには「キャリアセンスレ
ベル」を越えたか否かの情報を保存する。一方、無線受
信手段6はアンテナから入力される信号を復調し1、0
のデジタル信号に変換して信号解析手段7に送る。信号
解析手段7は無線受信手段6から送られてきたデジタル
信号と無線通信手段A1と無線通信手段B2が行う通信
フォーマットを比較する。
【0035】すなわち、通信モニター装置37のアンテ
ナから入力された信号が無線通信手段A1もしくは無線
通信手段B2からの送信データなのか、それとも無線通
信手段A1と無線通信手段B2から成り立つ通信システ
ム以外からの信号なのかを判断する。無線受信手段6か
ら送られてきた信号が信号解析手段7に予め記憶されて
いる通信フォーマットと同一の場合は、受信した信号は
無線通信手段A1もしくは無線通信手段B2が送信した
送信データである。無線受信手段6から送られてきた信
号が信号解析手段7に予め記憶されている通信フォーマ
ットと異なる場合には、受信した信号は他の通信システ
ムからの信号かもしくはノイズである。通信フォーマッ
トについては先ほどの場合と同じである。
【0036】このようにして、信号解析手段7は無線受
信手段6からの出力と、自らが記憶しているビット同期
信号、フレーム同期信号、呼出符号を比較する。すべて
一致すれば、通信モニター装置37が受信した信号は無
線通信手段A1もしくは無線通信手段B2が送信した信
号である。呼出符号のみ異なる場合は、通信モニター装
置37が受信した信号は無線通信手段A1と無線通信手
段B2以外の無線通信手段が送信した信号である。ビッ
ト同期信号、フレーム同期信号、呼出符号のどれも一致
しない場合はノイズである公算が高い。信号解析手段7
はその比較結果を記憶手段11に出力する。記憶手段1
1はその結果を保存する。このようにして、記憶手段1
1には電界強度測定データ、その時の受信信号の種類、
並びに測定した時間が次々と保存されることとなる。
【0037】そして、必要時には記憶手段11に保存さ
れているデータを情報出力手段13にケーブル等を接続
して吸い上げることができる。このようにして、通信シ
ステムやそれ以外の電波環境を通信システムの無線通信
手段を介さずに、しかも1度セットすればその場で確認
しなくても自動的にメモリにデータが保存されるような
環境で測定することができ、連続試験等にも活用でき
る。なお、この例では、通信システムが無線通信手段A
1と無線通信手段B2の2つの無線通信手段間における
1:1の通信について説明したが、1つの無線通信手段
に対して複数の無線通信手段が通信を行う1:Nの通信
システムにおいても、この通信モニター装置37を用い
ることで電波環境の測定ができる。
【0038】以上、電界強度のモニター装置について説
明したが、モニター装置を通信システムを構成する無線
通信手段間の通信内容の読みとりにも使えるような構成
も考えられる。
【0039】(実施の形態3)第3の実施の形態を図5
を用いて説明する。図5において、1は無線通信手段A
である。2は無線通信手段Bである。3は無線の送受信
を行う無線送受信手段Aである。4は無線の送受信を行
う無線送受信手段Bである。無線送受信手段A3は無線
通信手段A1の内部にある。無線送受信手段B4は無線
通信手段B2の内部にある。38は通信モニター装置で
ある。6はデータを受信する無線受信手段である。9は
電界強度や解析結果を表示する表示手段である。10は
キー入力を受け付けるキー入力手段である。14はデー
タを送信する無線送信手段である。15は送信データを
作成する送信データ作成手段である。16は受信データ
を解析するデータ解析手段である。17は送信データを
入力する送信データ入力手段である。キー入力手段10
は送信データ入力手段17の内部にある。また、無線受
信手段6、表示手段9、無線送信手段14、送信データ
作成手段15、データ解析手段16、送信データ入力手
段17は通信モニター装置38の内部にある。
【0040】図5において、通信システムは無線通信手
段A1と無線通信手段B2で成り立っている。すなわ
ち、無線通信手段A1と無線通信手段B2が無線通信を
行うシステムである。無線通信手段A1と無線通信手段
B2は前述の図2のデータフォーマットによって無線通
信を行っている。まず、通信モニター装置38の電文盗
み取り動作について説明する。通信モニター装置38は
電源を入力すると内部の無線受信手段6による受信動作
に移行する。そして、無線通信手段A1が無線通信手段
B2に送信する送信データもしくは無線通信手段B2が
無線通信手段A1に送信する送信データをアンテナから
受信する。無線受信手段6は受信した電波を復調しデー
タ解析手段16に送る。データ解析手段16はそのデー
タの内容を解析する。つまり、データフォーマットが図
2のようになっているかを確認する。そして、図2のよ
うなデータフォーマットになっていた場合、データの内
容を解析する。すなわち、受信したデータが無線通信手
段A1から送信されたものなのか、それとも無線通信手
段B2から送信されたものなのかを判断したり、どのよ
うなデータが送られているのかを解析する。データ解析
手段16はその解析結果を表示手段9に送る。表示手段
9はその内容を表示する。これにより、無線通信手段A
1や無線通信手段B2に測定装置を接続することなしに
無線送信内容をモニターすることができるようになる。
【0041】次に、無線通信手段A1もしくは無線通信
手段B2と通信モニター装置との通信について説明す
る。無線送受信手段A1もしくは無線通信手段B2の送
信データは通信モニター装置38の無線受信手段6で受
信する。無線受信手段6は受信した電波を復調しデータ
解析手段16に送る。データ解析手段16はそのデータ
の内容を解析する。つまり、データフォーマットが図2
のようになっているかを確認する。そして、図2のよう
なデータフォーマットになっていた場合、データの内容
を解析する。すなわち、受信したデータが無線通信手段
A1から送信されたものなのか、それとも無線通信手段
B2から送信されたものなのかを判断したり、どのよう
なデータが送られているのかを解析する。
【0042】そして、その解析結果を表示手段9並びに
送信データ作成手段15に送る。表示手段9はその内容
を表示する。データ解析手段16は受信したデータが図
2の通りになっていない場合は、エラー内容を表示手段
9に送る。表示手段9はそのエラー内容を表示する。一
方、送信データ作成手段15はデータ解析手段16から
送られてきた受信データに基づいて応答の送信データを
送信する。
【0043】ここで、応答の送信データは無線通信手段
A1と無線通信手段B2が行う通信時と同じ応答送信デ
ータである。つまり、この無線通信システムにおける通
信シーケンスにのっとって応答データを作成する。作成
された応答データは無線送信手段14から無線通信手段
A1もしくは無線通信手段B2に送信される。このよう
な通信モニター装置38を用いることで、無線通信手段
A1もしくは無線通信手段B2の状態が容易にモニター
できるようになる。
【0044】さらに、通信モニター装置38から、無線
通信手段A1もしくは無線通信手段B2に対して信号を
送信することもできる。この場合、送信データは通信モ
ニター装置38内部の送信データ入力手段17から入力
する。送信データ入力手段17の内部にはキー入力手段
10があり、ここからキー入力によって操作者が入力す
る。入力は簡単に行えるように、例えばデータの総バイ
ト数の入力やデータ名称の入力とする。入力された情報
は送信データ作成手段15に送られる。送信データ作成
手段15はその情報を無線通信手段A1と無線通信手段
B2から成り立つ通信システムのフォーマットに合うよ
うに送信データを作成する。つまり、送信データ作成手
段15は予めこの通信システムの通信フォーマットや通
信シーケンスを記憶してある。この、通信フォーマット
や通信シーケンスは、送信データ入力手段17の内部の
キー入力手段10から登録できるようにすることもでき
る。送信データ作成手段15は作成した送信データを無
線送信手段14から送信する。ここで、送信方法につい
て説明する。無線通信手段A1と無線通信手段B2は消
費電力を低減させるため間欠動作方式をとっている。す
なわち、常に無線送受信手段A3や無線送受信手段B4
の電源をONしているわけではなく、必要時、つまり通
信を行う場合のみ電源をONする。そのために、無線通
信手段A1と無線通信手段B2は定期的に同期合わせを
行い、お互いの時計を合わせておく。そして、間欠受信
タイミングを20秒として、無線通信手段A1と無線通
信手段B2は20秒毎にそれぞれ無線送受信手段A3と
無線送受信手段B4の受信動作を行う。送信側は、受信
側が受信動作を行うタイミングに合わせて送信する。タ
イミングを合わせるための定期的な同期合わせは20分
間隔とする。
【0045】よって、通信モニター装置38は無線通信
手段A1または無線通信手段B2が間欠受信を行うタイ
ミングに合わせて送信を行わないと無線通信手段A1も
しくは無線通信手段B2はその信号を受信できない。し
かしながら、通信モニター装置38を操作する操作者は
そのタイミングを知ることができない。よって、送信デ
ータ作成手段15で作成されたデータを無線送信手段1
4から送信する場合、図2のビット同期信号を20秒間
送信する。これは、前述のようにビット同期信号は受信
側の装置がサンプリング位置を決定するための信号であ
るからである。つまり、この通信システムにおける受信
側の装置は、まずビット同期信号を探し、それを受信し
てから以降の信号を受信する。
【0046】ここで、無線通信手段A1と無線通信手段
B2の間欠受信周期は20秒なので、通信モニター装置
が20秒間ビット同期信号を送信したとすると必ず受信
できることとなる。このようにして通信モニター装置3
8は信号を送信したのち、今度は無線通信手段A1もし
くは無線通信手段B2からの応答信号の受信待ちとな
る。応答信号は無線受信手段6で受信されデータ解析手
段16に送られる。そして、データ解析手段16で解析
され表示手段9に送られ表示される。このように、通信
モニター装置38と無線通信手段A1もしくは無線通信
手段B2との間で通信ができ、さらに送信データを任意
に入力でき受信データをモニターできることで、無線通
信手段の開発効率が高まる。
【0047】なお、この例では、通信システムが無線通
信手段A1と無線通信手段B2の2つの無線通信手段間
における1:1の通信について説明したが、1つの無線
通信手段に対して複数の無線通信手段が通信を行う1:
Nの通信システムにおいても、この通信モニター装置3
8を用いることでができる。さらに、電界強度測定用の
通信モニター装置5の場合のように、表示する代わりに
記憶手段11に記憶させ情報出力手段13から読みとる
ことで連続試験にも応用できる。
【0048】このように、無線の通信システムにおいて
通信モニター装置は非常に有効であるが、有線通信にも
活用することができる。
【0049】(実施の形態4)第4の実施の形態を図6
を使って説明する。図6において、39は無線通信手段
Aである。40は無線通信手段Bである。3は無線の送
受信を行う無線送受信手段Aである。4は無線の送受信
を行う無線送受信手段Bである。18は有線の送受信を
行う有線送受信手段Aである。19は有線の送受信を行
う有線送受信手段Bである。20は水道等の流量値を計
測するメータである。21は公衆電話回線網に接続され
る電話回線網制御装置(T−NCU:Terminal Network
ControlUnit)である。22は流量値等の収集を行うデ
ータ収集手段である。無線送受信手段A3、有線送受信
手段A18は無線通信手段A39の内部にある。無線送
受信手段B4、有線送受信手段B19は無線通信手段B
40の内部にある。
【0050】図6は水道等の流量値を電話回線を利用し
て収集する通信システムのブロック図である。メータ2
0で計測されたデータは有線で無線通信手段A39の内
部の有線送受信手段A18に送られる。有線送受信手段
A18はそのデータを無線送受信手段A3に送る。無線
送受信手段A3はそのデータをアンテナから無線通信手
段B40に送信する。無線通信手段B2は内部の無線送
受信手段B4で無線通信手段A1からのデータを受信
し、そのデータを有線送受信手段B19に送る。有線送
受信手段B19はそのデータをT−NCU21を通じて
公衆電話回線でデータ収集手段22に送る。データ収集
手段18からメータ20に対して信号を送る場合は逆の
経路をたどる。
【0051】ここで、この通信システムにおいて無線通
信手段A39もしくは無線通信手段B40の有線通信デ
ータや内部状態をモニターする場合に通信モニター装置
を用いる。この第4の実施例の場合のブロック図を図7
に示す。図7において、39は無線通信手段Aである。
40は無線通信手段Bである。3は無線の送受信を行う
無線送受信手段Aである。4は無線の送受信を行う無線
送受信手段Bである。41は通信モニター装置である。
9は情報を表示する表示手段である。10は情報を入力
するキー入力手段である。15は有線送信データを作成
する送信データ作成手段である。16は受信データを解
析するデータ解析手段である。17は送信データを入力
する送信データ入力手段である。18は有線の送受信を
行う有線送受信手段Aである。
【0052】19は有線の送受信を行う有線送受信手段
Bである。21は公衆電話回線網に接続される電話回線
網制御装置(T−NCU:Terminal Network Control U
nit)である。22は流量値等の収集を行うデータ収集
手段である。23は有線データの送信を行う有線送信手
段である。24は有線データの受信を行う有線受信手段
である。無線送受信手段A3、有線送受信手段A18は
無線通信手段A39の内部にある。無線送受信手段B
4、有線送受信手段B19は無線通信手段B40の内部
にある。キー入力手段10は送信データ入力手段17の
内部にある。表示手段9、送信データ作成手段15、デ
ータ解析手段16、送信データ入力手段17、有線送信
手段23、有線受信手段24は通信モニター装置41の
内部にある。
【0053】図7においては、図6のメータ20の代わ
りに通信モニター装置41を接続した形となっている。
まず、通信モニター装置41からデータ収集手段22に
データを送る場合について説明する。操作者は送信デー
タ入力手段17の内部のキー入力手段10からデータを
入力する。入力は簡単に行えるように、例えばデータの
総バイト数の入力やデータ名称の入力とする。入力され
た情報は送信データ作成手段15に送られる。送信デー
タ作成手段15はその情報を無線通信手段A39と無線
通信手段B40から成り立つ通信システムのフォーマッ
トに合うように送信データを作成する。つまり、送信デ
ータ作成手段15は予めこの通信システムの通信フォー
マットや通信シーケンスを記憶してある。この、通信フ
ォーマットや通信シーケンスは、送信データ入力手段1
7の内部のキー入力手段10から登録できるようにする
こともできる。送信データ作成手段15は作成した送信
データを有線送信手段23から送信する。通信モニター
装置41は信号を送信したのち、無線通信手段A39か
らのデータの受信待ち状態となる。そして、無線通信手
段A39からの信号は有線受信手段24で受信する。受
信した信号はデータ解析手段16に送られる。そして、
データ解析手段16で解析され表示手段9に送られ表示
される。
【0054】なお、無線通信手段A39とデータ収集手
段22の間の通信手順は先ほどの場合と同じである。こ
のようにして、メータ20のかわりに通信モニター装置
41を用いることで、無線通信手段A39の無線部も含
めた動作状況を手軽に把握することができる。また、メ
ータ20と並列に通信モニター装置41を取り付けるこ
ともでき、この場合は通信モニター装置41はメータ2
0と無線通信手段A39の通信内容を盗み取りすること
となる。
【0055】なお、この例ではメータ20の代わりに通
信モニター装置41を用いる例を述べたが、T−NCU
21とデータ収集手段22の代わりに通信モニター装置
41を用いることもできる。この場合、通信モニター装
置41は無線通信手段B40の動作状況を把握できるこ
ととなると共に、T−NCU21を介さずに通信ができ
るので、T−NCU21の仕様を考慮せずにかつ公衆電
話回線を使わずに容易に通信が可能となる。また、この
例では通信システムが無線通信手段A39と無線通信手
段B40の2つの無線通信手段間における1:1の通信
について説明したが、1つの無線通信手段に対して複数
の無線通信手段が通信を行う1:Nの通信システムにお
いても、この通信モニター装置41を用いることでがで
きる。さらに、無線部の通信モニター装置38の場合の
ように、表示する代わりに記憶手段11に記憶させ情報
出力手段13から読みとることで連続試験にも応用でき
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信モニタ
ー装置には以下のような効果がある。
【0057】(1)電界強度を確認できる機能を盛り込
むことで無線通信システムの周辺並びに通信システム自
体の電波環境を容易に測定でき、設置場所の選定等無線
通信システムの信頼性の向上に大いに役立つ。
【0058】(2)無線受信データを解析し表示する機
能を盛り込むことで、無線通信システムが行っている無
線通信内容を無線通信装置に別の装置を接続することな
しチェックできるようになり、システム設置場所におけ
る容易な解析が可能となる。
【0059】(3)無線送信データを入力し送信できる
機能を盛り込むことにより、無線通信システムの装置を
任意の状態に変化させることが容易にできるようにな
り、無線通信システムの開発の進展に大いに役立つ。
【0060】(4)無線受信データを解析し表示すると
共にその受信データに対する応答送信データを作成し無
線で送信する機能を盛り込むことで、擬似的な通信装置
の役割を果たすことができ、通信システムを構成する装
置の動作検証が容易となる。
【0061】(5)有線受信データを解析し表示する機
能を盛り込むことで、通信システムが行っている有線通
信内容並びに無線通信内容を容易にチェックできるよう
になり、システムの信頼性を高めることができる。
【0062】(6)有線受信データを解析し表示すると
共にその受信データに対する応答送信データを作成し送
信する機能を盛り込むことで、擬似的なメータやデータ
収集装置の役割を果たすことができ、通信システムの開
発効率を高めることができる。
【0063】(7)電界強度や受信データ内容を記憶し
ておきその記憶データを取り出す機能を盛り込むこと
で、長時間における電波環境の変動や動作状態の変化を
現場にいなくても測定することが容易に可能となり、労
力の削減並びにトラブルの早期回復に大いに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における通信モニタ
ー装置のブロック図
【図2】同装置の無線通信データフォーマット図
【図3】同装置における表示例を示す図
【図4】本発明の第2の実施の形態における通信モニタ
ー装置のブロック図
【図5】本発明の第3の実施の形態における通信モニタ
ー装置のブロック図
【図6】本発明の第4の実施の形態における流量計測通
信システムのブロック図
【図7】本発明の別の第4の実施の形態における通信モ
ニター装置のブロック図
【図8】従来の電界強度モニター装置のブロック図
【図9】従来のデータモニター装置のブロック図
【符号の説明】
1、39 無線通信手段A 2、40 無線通信手段B 3 無線送受信手段A 4 無線送受信手段B 5、37、38、41 通信モニター装置 6 無線受信手段 7 信号解析手段 8 電界強度測定手段 9 表示手段 10 キー入力手段 11 記憶手段 12 タイマー 13 情報出力手段 14 無線送信手段 15 送信データ作成手段 16 データ解析手段 17 送信データ入力手段 18 有線送受信手段A 19 有線送受信手段B 20 メータ 21 T−NCU 22 データ収集手段 23 有線送信手段 24 有線受信手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線によりデータ通信を行う無線通信手段
    Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無線通信手
    段Bを有する通信システムにおいて、空間の電波を受信
    する無線受信手段と、前記無線受信手段で受信したデー
    タを解析するデータ解析手段と、電界強度を測定する電
    界強度測定手段と、前記電界強度測定手段において測定
    された電界強度を表示する表示手段とで構成される通信
    モニター装置。
  2. 【請求項2】無線によりデータ通信を行う無線通信手段
    Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無線通信手
    段Bを有する通信システムにおいて、前記無線通信手段
    Aと前記無線通信手段Bとの間の無線信号を受信する無
    線受信手段と、前記無線受信手段で受信したデータを解
    析するデータ解析手段と、前記データ解析手段で解析し
    たデータを表示する表示手段とで構成される通信モニタ
    ー装置。
  3. 【請求項3】無線によりデータ通信を行う無線通信手段
    Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無線通信手
    段Bを有する通信システムにおいて、前記無線通信手段
    Aと前記無線通信手段Bの少なくとも一方に対する送信
    データを入力する送信データ入力手段と、前記送信デー
    タ入力手段で入力された送信データを無線送信するフォ
    ーマットに変換する送信データ作成手段と、前記送信デ
    ータ作成手段で作成した送信データを送信する無線送信
    手段とで構成される通信モニター装置。
  4. 【請求項4】無線によりデータ通信を行う無線通信手段
    Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無線通信手
    段Bを有する通信システムにおいて、前記無線通信手段
    Aと前記無線通信手段Bとの間の無線信号を受信する無
    線受信手段と、前記無線受信手段で受信したデータを解
    析するデータ解析手段と、前記データ解析手段で解析し
    たデータを表示する表示手段と、送信データを入力する
    送信データ入力手段と、前記データ解析手段で解析した
    データに対する応答信号もしくは前記送信データ入力手
    段で入力された送信データを無線送信するフォーマット
    に変換する送信データ作成手段と、前記送信データ作成
    手段で作成した送信データを送信する無線送信手段とで
    構成される通信モニター装置。
  5. 【請求項5】有線により受信した信号を無線で送信する
    と共に無線で受信した信号を有線で送信する無線通信手
    段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無線通信
    手段Bを有する通信システムにおいて、前記無線通信手
    段Aもしくは前記無線通信手段Bの少なくとも一方に接
    続し、前記無線通信手段Aもしくは無線通信手段Bの少
    なくとも一方からの信号を受信する有線受信手段と、前
    記有線受信手段で受信したデータを解析するデータ解析
    手段と、前記データ解析手段で解析したデータと前記無
    線通信手段Aと前記無線通信手段Bの少なくとも一方の
    内部メモリの状態を表示する表示手段とで構成される通
    信モニター装置。
  6. 【請求項6】有線により受信した信号を無線で送信する
    と共に無線で受信した信号を有線で送信する無線通信手
    段Aと、前記無線通信手段Aと無線通信を行う無線通信
    手段Bを有する通信システムにおいて、前記無線通信手
    段Aもしくは前記無線通信手段Bの少なくとも一方に接
    続し、前記無線通信手段Aもしくは無線通信手段Bの少
    なくとも一方からの信号を受信する有線受信手段と、前
    記有線受信手段で受信したデータを解析するデータ解析
    手段と、前記データ解析手段で解析したデータと前記無
    線通信手段Aもしくは前記無線通信手段Bの少なくとも
    一方の内部メモリの状態を表示する表示手段と、送信デ
    ータを入力する送信データ入力手段と、前記データ解析
    手段で解析したデータに対する応答信号もしくは前記送
    信データ入力手段で入力された送信データを有線送信す
    るフォーマットに変換する送信データ作成手段と、前記
    送信データ作成手段で作成した送信データを前記無線通
    信手段Aと前記無線通信手段Bの少なくとも一方に送信
    する有線送信手段とで構成される通信モニター装置。
  7. 【請求項7】電界強度測定手段において測定された電界
    強度またはデータ解析手段で解析したデータまたは無線
    通信手段Aもしくは無線通信手段Bの少なくとも一方の
    内部メモリの状態のうち少なくとも1つを記憶しておく
    記憶手段と、前記記憶手段に蓄積された内容を外部に出
    力する情報出力手段を持つ請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の通信モニター装置。
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