JPH09129897A - 半導体センサの製造方法 - Google Patents

半導体センサの製造方法

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JPH09129897A
JPH09129897A JP28007695A JP28007695A JPH09129897A JP H09129897 A JPH09129897 A JP H09129897A JP 28007695 A JP28007695 A JP 28007695A JP 28007695 A JP28007695 A JP 28007695A JP H09129897 A JPH09129897 A JP H09129897A
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Hideo Muro
英夫 室
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 比較的手間のかかる埋込層形成並びにエピタ
キシャル成長の工程を省き、半導体センサの製造工程の
簡略化が可能な半導体センサの製造方法を提供する。 【解決手段】 p形シリコン基板11の梁部に第2のn
形ウェル領域2を形成し、その固定部に第2のn形ウェ
ル領域よりも深い第1のn形ウェル領域1を形成し、裏
面から異方性エッチ液でエレクトロケミカル・エッチン
グをして、梁部12のフレーム部14への接続部に湾曲
した遷移領域を設けたような梁構造体を形成する構成と
したことにより、比較的手間のかかる埋込層形成並びに
エピタキシャル成長の工程を省き、半導体センサの製造
工程を簡略化し、その製造コストを低減できるという効
果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はp形シリコン基板表
面にn形層状領域を形成し、該n形層状領域を正電圧に
バイアスしながら該p形シリコン基板を裏面から選択的
に異方性エッチ液でエッチングするECE(エレクトロ
ケミカル・エッチング)を行い、肉薄の起歪部を有する
ような半導体センサ、特に肉厚の重り部を該n形層状領
域から成る単数もしくは複数の肉薄の梁で周囲の肉厚の
フレーム部に懸架・支持する構造体を形成するような半
導体加速度センサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体加速度センサの製造方法と
しては、例えば特願平4−77830号公報がある。
【0003】図4をもとにこの製造方法を以下に説明す
る。
【0004】(a)最初に(100)p形シリコン基板
21の所定部にSb等の拡散によりn+ 埋込層28を形
成する。このn+ 埋込層28を形成する領域は後のEC
Eにおいて形成される梁部12とフレーム部14、重り
部13との接続部でn+ 埋込層28が梁部12側へ多少
突き出るように形成する。この上にn形エピタキシャル
層22を数μm〜数十μm成長させる。このn形エピタ
キシャル層22の厚さが後に形成される梁部12の厚さ
となる。次に熱酸化により表面酸化膜14を形成した
後、梁部12及び重り部13を取り囲む溝部20に対応
する領域に、p形シリコン基板21に達するような深い
p形分離拡散層23を形成する。
【0005】(b)梁部12の接続部近傍の所定領域に
ボロンのイオン注入等を用いてp形ピエゾ抵抗25を形
成する。次にECE時n形エピタキシャル層22に電圧
バイアスするためのn+ 拡散領域を形成する(図示せ
ず)。次に基板裏面の酸化膜をパターンニングしてEC
Eの耐エッチ膜26を形成する。耐エッチ膜26はCV
Dで基板裏面にデポしたSi3 4 膜やSiO2 膜を用
いることもできる。
【0006】(c)コンタクト・エッチングを行った
後、Al等の蒸着によりピエゾ抵抗25やECEバイア
ス用n+ 拡散領域の電気接続のための配線電極27を形
成する。
【0007】(d)ウェハ表面をシリコン樹脂等の保護
膜で保護し、KOH水溶液やヒドラジン等のアルカリ性
Si異方性エッチング液中でn形エピタキシャル層22
に正の電圧を印加しながらシリコン基板のエレクトロケ
ミカル・エッチングを行う。エッチングがn形エピタキ
シャル層22に達した所ではpn接合でエッチングが停
止し、梁部12が形成される一方、p形分離拡散層23
が形成されている領域ではエッチングがさらに進行して
表面まで達し、溝部20が形成される。これにより重り
部13を周囲のフレーム部14に、肉薄の梁部12で支
持するような微細な構造体が完成する。
【0008】(e)裏面の耐エッチ膜26を除去した
後、重り部13に対向するような窪み部18を有するパ
イレックス・ガラスから成る台座17をシリコン基板裏
面に陽極接合する。陽極接合はシリコン基板側が正とな
るような600〜1000Vの電圧を印加して、基板温
度を300〜400℃にすることにより実現でき、台座
17を接着剤を用いず低歪みで接着することができる。
接合されたウェハはダイシングにより各チップに分離さ
れた後所定のパッケージに実装されて加速度センサが完
成する。
【0009】図5は図4(e)に対応した加速度センサ
・チップの上面図であり、重り部13がフレーム部14
に梁部12で支持されていて、重り部13は“C”字形
の溝部20で取り囲まれた構造になっている。梁部12
上のフレーム部14側にはp形ピエゾ抵抗25が形成さ
れていて、加速度センサ・チップ主面と垂直方向の加速
度が印加された時に生じる梁部12表面の応力をピエゾ
抵抗効果により抵抗値変化に変換して加速度を検出する
ような構成となっている。
【0010】梁部12の重り部13、フレーム部14と
の接続部にn+ 埋込層28が形成されているのはシリコ
ン基板の異方性エッチングで生じる梁部底の(100)
面と重り部、フレーム部の端の(111)面との交差す
る接続点での応力集中を低減するためであり、n+ 埋込
層28の拡散不純物分布により接続部は緩やかに肉厚部
に移行していく構造となる。これにより落下等によって
生じる過大な加速度印加に対して壊れにくい構造とする
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の加速度センサの製造方法にあっては、梁部及
びその支持領域をエレクトロケミカル・エッチング時に
エピタキシャル層と同一導電形の埋込層を残すことによ
り実現するような構成となっていたため、半導体プロセ
スの中では比較的高価な埋込層形成、エピタキシャル成
長が必要となり、またこの場合両面鏡面研磨ウェハを用
いるのでエピタキシャル成長時に裏面を一時的に保護す
る膜を形成する工程も必要となってくるため、製造工程
が長くなり、製造価格が増加するという問題点があっ
た。
【0012】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、比較的手間のかかる埋込層形成並びにエピタキシャ
ル成長の工程を省き、半導体センサの製造工程の簡略化
が可能な半導体センサの製造方法を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点に着目してなされたもので、p形シリコン基
板の表面側から梁部に対応するように所定の深さまでn
形の第2のウェル領域を拡散形成する工程と、該梁部の
外側で重り部、フレーム部接続点に接するような該第2
のウェル領域よりも深いn形の第1のウェル領域を拡散
形成する工程と、該半導体基板を裏面側からエレクトロ
ケミカル・エッチングを行い、重り部が該第2のウェル
領域から成る肉薄の梁部によりフレーム部に支持される
ような構造体を形成する工程を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、本発明の実施の形態において、図
4と同じ構成要素には同一符号を付した。
【0015】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第
1の実施の形態を説明する製造フロー図である。
【0016】(a)最初に(100)p形シリコン基板
11の表面に薄い熱酸化膜を形成し、フォトレジストを
マスクにして、所定領域に1×1012/cm2 〜1×1
14/cm2 のドーズ量でリンのイオン注入を行う。こ
の所定領域は後に形成される梁部12とフレーム部14
/重り部13の接続部に対応している。この後1000
〜1200℃のドライブインを行い、該所定領域に拡散
深さ数μm〜数十μmの第1のn形ウェル領域1を形成
する。
【0017】(b)次にフォトレジストをマスクにし
て、後に形成される梁部12に対応する領域に同じく1
×1012/cm2 〜1×1014/cm2 のドーズ量でリ
ンのイオン注入を行い、1000〜1200℃でドライ
ブインすることにより拡散深さ数μmの第2のn形ウェ
ル領域2を形成する。このとき第1のn形ウェル領域1
はさらに深くドライブインされるので、n形ウェル全体
としては梁に対応する第2のn形ウェル領域2の両側に
より深い第1のn形ウェル領域1が接続された形にな
る。
【0018】(c)梁部12の接続部近傍の所定領域に
ボロンのイオン注入等を用いてp形ピエゾ抵抗5を形成
する。次にECE時n形ウェル領域1と2に電圧バイア
スするためのn+ 拡散領域を形成する(図示せず)。次
に基板裏面の酸化膜をパターンニングしてECEの耐エ
ッチ膜6を形成する。耐エッチ膜6はCVDで基板裏面
にデポしたSi3 4 膜やSiO2 膜を用いることもで
きる。
【0019】(d)コンタクト・エッチングを行った
後、Al等の蒸着によりピエゾ抵抗5やECEバイアス
用n+ 拡散領域の電気接続のための配線電極7を形成す
る。
【0020】(e)ウェハ表面をシリコン樹脂等の保護
膜で保護し、KOH水溶液やヒドラジン等のアルカリ性
Si異方性エッチング液中でn形ウェル領域1と2に正
の電圧を印加しながらシリコン基板のエレクトロケミカ
ル・エッチングを行う。エッチングがn形ウェル領域1
と2に達した所ではpn接合でエッチングが停止し、梁
部12が形成される一方、n形ウェル領域1と2が無い
p形領域ではエッチングがさらに進行して表面まで達
し、溝部10が形成される。これにより重り部13を周
囲のフレーム部14に、肉薄の梁部12で支持するよう
な微細な構造体が完成する。
【0021】この後従来例と同様に裏面の耐エッチ膜6
を除去した後、重り部13に対向するような窪み部を有
するパイレックス・ガラスから成る台座をシリコン基板
裏面に陽極接合し、ダイシング後パッケージに実装する
(図示せず)。
【0022】なお、溝部10の形成方法としては、最初
に溝部10に対応する領域にn形ウェル領域を形成して
おいて、エレクトロケミカル・エッチングでダイアフラ
ム形状にした後、選択的に表面側からドライエッチング
を行い溝を作ることもできる。
【0023】次に作用を説明する。
【0024】図1の製造フロー図により製造された加速
度センサの梁部12の断面形状はn形ウェル領域1と2
の拡散形状によって決定されるので、第2のn形ウェル
領域2で(100)面から成る梁の底面が決定され、
(111)面から成るフレーム部14と重り部13の側
面への接続部は第1のn形ウェル領域1の横方向拡散で
決定される。したがって、第1のn形ウェル領域1を第
2のn形ウェル領域2よりも2倍程度深くすることによ
り、従来例と同様に梁部12とフレーム部14/重り部
13の接続部を滑らかにし、耐落下衝撃性を改善するこ
とができる。
【0025】本発明では埋込層形成、エピタキシャル成
長を使用せず、両面鏡面研磨ウェハのエピタキシャル成
長時に必要な裏面保護も不要となるので、製造工程が簡
略化でき、加速度センサの大幅な原価低減を実現するこ
とが可能となる。
【0026】〔第2の実施の形態〕図2に、本発明の第
2の実施の形態を示す。図2に示す本実施の形態は、図
1に示す第1の実施の形態にCMOS回路を作り込む工
程を追加したものであり、梁構造を作る基本構成につい
ては全く同じである。
【0027】(a)最初に(100)p形シリコン基板
11の表面に薄い熱酸化膜を形成し、フォトレジストを
マスクにして、後に形成される梁部12とフレーム部1
4/重り部13の接続部及び回路部にリンのイオン注入
を行った後1000〜1200℃のドライブインを行
い、拡散深さ数μm〜数十μmの第1のn形ウェル領域
1を形成する。
【0028】(b)次にフォトレジストをマスクにし
て、後に形成される梁部12に対応する領域に同様なリ
ンのイオン注入を行い、ドライブインして拡散深さ数μ
mの第2のn形ウェル領域2を形成する。このとき第1
のn形ウェル領域1はさらに深くドライブインされる。
【0029】(c)梁部12の接続部近傍の所定領域に
ボロンのイオン注入等を用いてp形ピエゾ抵抗5を形成
した後、回路部の第1のn形ウェル領域1内にpチャン
ネルMOSトランジスタ15を、p形基板11上にnチ
ャンネルMOSトランジスタ16を形成する。ゲート酸
化後LPCVDによりゲート電極のポリSi膜3を形成
し、イオン注入によりNチャンネル及びPチャンネルM
OSトランジスタ15、16のソース/ドレインとなる
+ 領域8及びn+ 領域7を形成する。この時ECE時
n形ウェル領域1と2に電圧バイアスするためのn+
散領域も同時形成される(図示せず)。次に基板裏面に
ECE耐エッチ膜6を形成する。
【0030】(d)コンタクト・エッチングを行った
後、Al等の蒸着によりピエゾ抵抗5やECEバイアス
用n+ 拡散領域の電気接続のための配線電極7を形成す
る。
【0031】(e)ウェハ表面をシリコン樹脂等の保護
膜で保護し、KOH水溶液やヒドラジン等のアルカリ性
Si異方性エッチング液中でn形ウェル領域1と2に正
の電圧を印加しながらシリコン基板のエレクトロケミカ
ル・エッチングを行い、微細な構造体を完成する。
【0032】本実施の形態ではn形ウェル領域が梁構造
を形成するためだけではなく、同一チップ上に集積する
CMOS周辺回路のためのトランジスタ用ウェル領域と
しても使っているので本発明をより有効に利用できるこ
とになる。
【0033】〔第3の実施の形態〕図3に、本発明の第
3の実施の形態を示す。本実施の形態は、図1に示す第
1の実施の形態でn形ウェル領域の形成方法だけが異な
るのでこの点についてのみ説明する。
【0034】(a)最初にp形シリコン基板11の梁部
に対応する部分だけに厚い酸化膜15を形成し、その他
の部分には薄い酸化膜4を形成する。ここで厚い酸化膜
15はLOCOS酸化膜でもよい。
【0035】(b)次にフォトレジスト16をマスクに
して第1及び第2のn形ウェル領域に対応する部分にリ
ンをイオン注入する。ここでイオン注入のエネルギーは
薄い酸化膜4を突き抜ける程度とすると厚い酸化膜15
直下のシリンコ基板内には注入したイオンの一部のみが
打ち込まれることになる。
【0036】(c)次にドライブインを行うと梁部の両
側の接続部に対応する領域では薄い酸化膜4を通してイ
オン注入されたリンがほとんどシリコン基板中打ち込ま
れるので拡散深さの深い第1のn形ウェル領域1が形成
されるのに対して、梁部ではシリコン基板中打ち込まれ
たリンのイオン量が少ないために拡散深さの浅い第2の
n形ウェル領域2が形成され、図1(b)と同様な構成
となる。以下図1と同様な製造プロセス・フローを経る
ことにより同様な加速度センサを得ることができる。
【0037】本実施の形態では一回のイオン注入、ドラ
イブインで二重のn形ウェル構造が実現できるので製造
工程のより簡略化が可能となり、さらに低価格の加速度
センサを実現することができる。
【0038】以上図3では簡単のため、片持ち梁構造に
ついて示してきたが、両持ち梁構造あるいはダイアフラ
ム構造についても当然同様に適用することができる。ま
た半導体加速度センサを例に本発明を説明してきたが、
本発明は圧力センサや振動ジャイロ等ECEにより薄膜
構造体を形成するようなすべてのセンサに適用すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、その構成をp形シリコン基板の梁部に第2のn形ウ
ェル領域を形成し、その固定部に第2のn形ウェル領域
よりも深い第1のn形ウェル領域を形成し、裏面から異
方性エッチ液でエレクトロケミカル・エッチングをし
て、梁部のフレーム部への接続部に湾曲した遷移領域を
設けたような梁構造体を形成するような構成としたた
め、比較的手間のかかる埋込層形成並びにエピタキシャ
ル成長の工程を省き、半導体センサの製造工程を簡略化
し、その製造コストを低減できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の製造プロセス・フ
ロー図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の製造プロセス・フ
ロー図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の製造プロセス・フ
ロー図である。
【図4】従来例の製造プロセス・フロー図である。
【図5】図4の製造プロセス・フローにより作られた半
導体加速度センサの上面図である。
【符号の説明】
1 第1のn形ウェル領域 2 第2のn形ウェル領域 3 ポリSiゲート電極 4 シリコン酸化膜 5 p形ピエゾ抵抗 6 裏面耐エッチング・マスク 7 配線電極 8 p+ 領域 9 n+ 領域 11 p形シリコン基板 12 梁部 13 重り部 14 フレーム部 15 厚いシリコン酸化膜 16 フォト・レジスト 17 ガラス台座 18 エア・ギャップ 20 溝 21 p形シリコン基板 22 n形エピタキシャル層 23 p形素子分離拡散領域 24 シリコン酸化膜 25 p形ピエゾ抵抗 26 裏面耐エッチング・マスク 27 配線電極 28 n+ 埋込層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p形シリコン基板表面の所定領域に第1
    のn形ウェル状拡散領域を形成する工程と、該p形シリ
    コン基板表面の他の所定領域に拡散深さが該第1のn形
    ウェル状拡散領域よりも浅い第2のn形ウェル状拡散領
    域を形成する工程と、該第2のn形ウェル状拡散領域の
    中にp形拡散により応力検出用のピエゾ抵抗を形成する
    工程と、該p形シリコン基板の裏面に選択的に耐エッチ
    ング用マスク層を形成する工程と、該第1及び第2のn
    形ウェル状拡散領域に正の電圧を印加しながら異方性エ
    ッチング液を用いて該p形シリコン基板を裏面からエッ
    チングするエレクトロケミカル・エッチング(ECE)
    を用いて、該第2のn形ウェル状拡散領域に対応した肉
    薄の起歪部と、該肉薄の起歪部を肉厚のフレーム部に滑
    らかに接続するための該第1のn形ウェル状拡散領域に
    対応した接続部を有するような構造体を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記肉薄の起歪部が肉厚の重り部を肉厚
    のフレーム部に前記接続部を介して支持するような加速
    度センサの構造体を形成することを特徴とする請求項1
    に記載の半導体センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記肉薄の起歪部が片持ち梁もしくは両
    持ち梁もしくはダイアフラムの形状であり、前記接続部
    が前記重り部及びフレーム部の双方に形成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体センサの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第2のn形ウェル状拡散形成領域上
    だけに他領域よりも厚い酸化膜を形成し、フォトレジス
    トをマスクにしてリンのイオン注入を行い、ドライブイ
    ンすることにより上記第1のn形ウェル状拡散領域と該
    第1のn形ウェル状拡散領域よりも浅い第2のn形ウェ
    ル状拡散領域を同時形成することを特徴とする請求項1
    乃至3に記載の半導体センサの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130297A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd トランスデューサ用基板の製造方法およびトランスデューサ用基板、並びにトランスデューサ
JP2010283239A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Ricoh Co Ltd 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法

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