JPH09129464A - 三相巻鉄心の組立方法及び組立装置 - Google Patents

三相巻鉄心の組立方法及び組立装置

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JPH09129464A
JPH09129464A JP7303696A JP30369695A JPH09129464A JP H09129464 A JPH09129464 A JP H09129464A JP 7303696 A JP7303696 A JP 7303696A JP 30369695 A JP30369695 A JP 30369695A JP H09129464 A JPH09129464 A JP H09129464A
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JP
Japan
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winding
core
iron core
iron
phase
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JP7303696A
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English (en)
Inventor
Hiroshige Asai
太成 浅井
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Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非晶質磁性合金薄帯からなる1ターンカット
方式の三相巻鉄心を、巻線に鉄心特性を損なうことなく
組込むようにした。 【構成】 1ターンカット方式の2個の内側巻鉄心11
a,11bと外側巻鉄心12とからなる三相巻鉄心16
をW形に開放した状態で、分解可能に構成した鉄心滑動
体18上に乗載して巻線15の鉄心挿入孔15a内に1
動作で組み込み、開放した継鉄部Yを再接合した後、鉄
心挿入用コンベア20a及び巻線搬送用コンベア20b
に設けたシリンダ22a,22b駆動の支持ブロック
e,fにより前記三相巻鉄心16のみを持ち上げ、分解
した前記鉄心滑動体18の滑動板18aを巻線15の鉄
心挿入孔15aから引抜き、三相巻鉄心16の組立を終
了するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非晶質磁性合金薄帯か
らなる1ターンカット方式の三相巻鉄心を巻線に組立て
るための方法及び組立方法を実施するために用いる組立
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、配電用変圧器等の静止誘導電気機
器には、鉄心材料として非晶質磁性合金薄帯(以下、単
に磁性薄帯という。)を使用した変圧器鉄心が種々開発
され実用化されている。この磁性薄帯は磁性合金の溶融
体を超急冷して製造するもので、鉄損が非常に小さく優
れた磁気特性を備えている。
【0003】そして、前記磁性薄帯を用いて1ターンカ
ット方式の巻鉄心を製造する場合は、磁性薄帯を複数枚
重ね合わせて積層し、これを所定の長さ寸法づつ順次長
くして切断して鉄心素板を形成し、この鉄心素板を所定
段数順次階段状に積層して鉄心素板群を設け、この鉄心
素板群を、例えば、順次円形状に巻回して環状鉄心を形
成し、この環状鉄心を更に矩形治具を用いて矩形成形し
た後、磁場焼鈍を行って磁性薄帯からなる矩形状の巻鉄
心を形成していた。
【0004】次に、前記のようにして形成した1ターン
カット方式の巻鉄心を用いて形成した三相巻鉄心を巻線
に組込む場合は、例えば、前記1ターンカット方式にて
形成した2個の内側巻鉄心を並置し、前記2個の内側巻
鉄心の外側に前記内側巻鉄心を囲繞する外側巻鉄心を配
置して三相巻鉄心を形成し、この後、内側及び外側の各
巻鉄心の継鉄部側に設けた接合部を順次開放して、前記
各巻鉄心を各鉄心素板群毎に分割して、これらを各巻鉄
心の脚鉄部を利用して順次巻線に挿入し、つづいて、前
記開放した接合部を再接合することにより、三相巻鉄心
の組立を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術によって三相巻鉄心を巻線に組立てる場合には、次に
示すような種々の問題点があった。
【0006】(1) 磁性薄帯は剛性に乏しく、しか
も、焼鈍により非常に脆弱化しているので、前記内側及
び外側巻鉄心を例えば、鉄心素板群毎に分割し、順次巻
線の鉄心挿入孔に挿入して三相巻鉄心の組立を行う場
合、前記鉄心素板群が巻線と衝接したり、既に巻線に組
込まれている他の鉄心素板群と衝突したりすると、簡単
に鉄心素板群の角部や積層端面が欠損したり剥落したり
して破片が生じる。この破片は前記三相巻鉄心の組立後
に巻線の鉄心挿入孔内に残留していると、変圧器の運転
中、絶縁油の対流に乗じて漂遊し、巻線の層間に侵入し
たりすると層間短絡事故を誘発するという問題があっ
た。
【0007】(2) また、前記のように、内側及び外
側巻鉄心の各鉄心素板群を個々に分割して組立てる場
合、各巻鉄心に内部歪等が生じて磁気特性に悪影響を与
えることがあるため、三相巻鉄心の組立作業は前記破片
が生じるという問題も含めて、常に細心の注意をはらっ
て行う必要があり、この種三相巻鉄心の組立作業を円滑
に、かつ、効率よく行えない問題があった。その上、鉄
心素板群毎に分割して三相巻鉄心の組立を行っていたの
で、鉄心組立には手間がかかり生産性の向上を図ること
が困難であった。
【0008】(3) 更に、磁性薄帯は極薄に製造され
ており、しかも、焼鈍によって脆弱化しているので、各
鉄心素板群を順次巻線に組込んだ場合、自立性に極めて
乏しく、腰砕けの状態になってしまうことが多く、この
ため、巻線に挿入した前層の鉄心素板群を、次層の鉄心
素板群が挿入されるまでのあいだ、特殊な治具等を用い
て自立させておく必要があった。しかも、前記作業を繰
り返しながら前記内側及び外側巻鉄心を個々に巻線に組
み込むようにしていたので、三相巻鉄心の組立効率は更
に悪くなり、この種三相巻鉄心の量産性を阻む大きな要
因となっていた。
【0009】本発明は、前記の問題点に鑑み、三相巻鉄
心の巻線への組立作業を磁気特性を損なうことなく、迅
速・容易に行うようにした三相巻鉄心の組立方法及び組
立装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁性薄帯を1
ターンカット方式で円形に巻回して形成した環状鉄心を
矩形状に成形加工し、かつ、磁場焼鈍を行って2個の内
側巻鉄心と、その外周に配置する外側巻鉄心とを形成す
る。つづいて、前記各巻鉄心の1対の脚鉄部と、接合部
を有しない継鉄部とに、絶縁紙等薄葉の絶縁物を磁性薄
帯にストレスを与えない程度に巻回・貼着し、前記接合
部を備えた継鉄部を除く他の継鉄部及び脚鉄部の各積層
端面や内,外周面の機械的強度を高めるとともに、磁性
薄帯が外力によって欠損等が生じるのを保護して、各巻
鉄心の自立性を高める。
【0011】前記のように、各巻鉄心の接合部を備えた
継鉄部を除く他の部位に絶縁物を巻回・貼着したら、前
記各巻鉄心の継鉄部に設けた接合部を開いて、その継鉄
部をそれぞれU字状に開放し、この後、前記開放した継
鉄部の両側に、それぞれ先端を先細となして開放した継
鉄部を互いに平行に維持する挿入保護帽を被せる。つづ
いて、前記開放した継鉄部に挿入保護帽を被せた各巻鉄
心を、その脚鉄部を乗載する3枚の滑動板とこれら滑動
板の一方端を橋絡的に連結する連結板とにより平面形状
をW形に形成した鉄心滑動体上に乗載してW形に開放し
た三相巻鉄心を形成し、この状態で、鉄心搬送用コンベ
アにより3個の巻線を並置・固定した鉄心挿入装置まで
移動させる。
【0012】前記鉄心挿入装置は、前記W形に開放した
三相巻鉄心を巻線側に案内するための鉄心挿入用コンベ
アと、巻線への組立を終えた三相巻鉄心を次工程に搬送
するための巻線搬送用コンベアと、3個の巻線をローラ
ーコンベア上において昇降可能に乗載して固定する巻線
固定装置と、前記2つのコンベアの巻線固定装置と近接
する位置に取付けられて、組立てを終えた三相巻鉄心の
1対の継鉄部と当接して、三相巻鉄心を巻線の鉄心挿入
孔内において昇降させる1対のシリンダとを具備して構
成されている。
【0013】そして、鉄心滑動体に乗載されて鉄心搬送
用コンベアから鉄心挿入装置の鉄心挿入用コンベアまで
搬送された三相巻鉄心は、鉄心滑動体とともに巻線固定
装置に3個並置した巻線側に相対的に移動させ、前記三
相巻鉄心の開放した継鉄部より1対の脚鉄部を前記巻線
のそれぞれ対応する鉄心挿入孔に1動作で挿入し、この
後、開放した継鉄部側を巻線搬送用コンベア側で再接合
を行うことにより三相巻鉄心の組立を終える。
【0014】次に、前記三相巻鉄心の組立を終えたら鉄
心滑動体の3枚の滑動板を連結している連結板を滑動板
から一旦取外し、つづいて、巻線固定装置の前後部側に
近接して配設したシリンダを3枚の滑動板の間(即ち、
2ヶ所)から臨ませ、三相巻鉄心の1対の継鉄部と当接
した状態で、これを巻線の鉄心挿入孔内で上昇させて前
記滑動板と三相巻鉄心との間に微少な間隙を形成し、こ
の間隙を利用して3枚の滑動板を巻線の鉄心挿入孔から
巻線搬送用コンベア側に引き抜く。滑動板を引き抜いた
あとはシリンダを原位置まで降下させて巻線の鉄心挿入
孔上に三相巻鉄心の各脚鉄部を載置し、この状態で、巻
線の固定を解き、巻線をこれに組込んだ三相巻鉄心とと
もに巻線搬送用コンベア側に移動させることにより、三
相巻鉄心の巻線に対する組立作業を完了するものであ
る。
【0015】また、鉄心挿入装置の巻線搬送用コンベア
と連接する位置に起立装置を配置して、巻線に組込んだ
三相巻鉄心を前記起立装置によって起立させ、この状態
で前記三相巻鉄心の組立作業を行うようにしてもよい。
【0016】更に、前記鉄心滑動体は滑動板に設けた透
孔と連結板に設けた突起とを嵌合させることにより分解
可能に組立てるように構成した。
【0017】
【作用】本発明は前記のように、磁性薄帯を1ターンカ
ット方式により巻回して形成した2個の内側巻鉄心とそ
の外周に配置する外側巻鉄心は、接合部を有しない継鉄
部と1対の脚鉄部とに、絶縁物をそれぞれ積層端面から
外周面にかけて一体的に巻回・貼着して自立性を高める
ようにしたので、前記各巻鉄心を巻線に組込む場合、継
鉄部の接合部を開放して各巻鉄心をU字状に開放する作
業を、各巻鉄心自体に形崩れを生じさせることなく円滑
に行うことができる。また、U字状に開放した前記各巻
鉄心はそれぞれ鉄心滑動体に乗載することによりW形の
三相巻鉄心となし、前記鉄心滑動体とともに巻線の鉄心
挿入孔に一気に挿入することにより三相巻鉄心の組込み
ができるため、三相巻鉄心の組立作業が簡素化できると
ともに、前記三相巻鉄心の挿入時に磁性薄帯の破片が生
じるのを、前記各巻鉄心に巻回した絶縁物と鉄心滑動体
の存在により著しく抑制することが可能となる。
【0018】更に、前記三相巻鉄心を巻線に組込んだ
後、起立装置を用いて垂直に起立させた状態で、三相巻
鉄心の各継鉄部の接合部を再接合するようにしたので、
前記三相巻鉄心を巻線に組込んだ後の組立作業を更に効
率よく行うことができる。
【0019】また、前記三相巻鉄心は巻線に挿入したあ
と、開放した継鉄部の接合端面を再接合してからシリン
ダを上昇させ、前記三相巻鉄心を巻線の鉄心挿入孔内に
おいて持上げ、既に分解を終えた鉄心滑動体を巻線内か
ら容易に引抜くことができるように構成したので、組立
終了後三相巻鉄心を人力に頼ることなく、簡易に持上げ
て鉄心滑動体を除去することができるので、三相巻鉄心
の組立作業の迅速・容易化と相まって三相巻鉄心を破片
を生じさせたり損傷させることなく、円滑・良好に組立
ることができる。
【0020】更に、前記鉄心滑動体は、その滑動板に設
けた透孔と連結板に設けた突起とを嵌合させることによ
り分解可能に連結されているので、前記鉄心滑動体の組
立・分解は、前記透孔と突起とを嵌合させたり、嵌合を
解除することによりほぼ1動作で行うことができるた
め、鉄心滑動体の組立作業等を迅速・容易に行うことが
できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図17に
より説明する。図1において、1は非晶質磁性合金薄帯
(以下、単に磁性薄帯という)を所定長さに切断し、こ
れを巻回して三相巻鉄心を構成する2個の内側巻鉄心及
びその外周に配置する外側巻鉄心を形成するための切断
・巻回装置を示し、前記切断・巻回装置1は、磁性薄帯
2を巻回した複数(本発明においては5個)のドラム3
と、前記複数のドラム3から巻き戻された磁性薄帯2を
複数枚重ね合わせた状態で切断装置4まで給送する送り
ローラ5と、送りローラ5により給送された磁性薄帯2
を切断する切断装置4と、前記切断装置4により切断し
た磁性薄帯2を巻取軸6に巻取り用のベルト7を介して
順次円形状に巻回する鉄心巻取機8とを備えて構成され
ている。
【0022】次に、前記切断・巻回装置1により1ター
ンカット方式の内側及び外側巻鉄心を形成する場合につ
いて説明する。まず、複数のドラム3から巻き戻した磁
性薄帯2を複数枚重ね合わせて積層し、これを送りロー
ラ5により所定の長さ寸法づつ順次切断装置4の位置ま
で給送して切断する。つづいて、前記所定の長さ寸法で
切断された各鉄心素板9を複数階段状に積層して鉄心素
板群10を形成し、この鉄心素板群10を鉄心巻取機8
の巻取軸6に、巻取り用のベルト7を介して順次円形状
に巻回して環状鉄心Tを形成する。そして、前記環状鉄
心Tを巻取軸6から取外してこれを図示しない成形治具
にて矩形成形し、磁場焼鈍を行うことによって、図2
(a),(b)で示すように、三相巻鉄心を構成する2
個の内側巻鉄心11a,11b(内側巻鉄心11aのみ
図示)及び外側巻鉄心12を形成する。
【0023】つづいて、図2,3の(a),(b)で示
すように、前記内側及び外側の各巻鉄心11a,11
b,12の1対の脚鉄部a,aの積層端面の両側に、例
えば、常温硬化性のエポキシ樹脂等からなる接着剤(図
示せず)を脚鉄部aの長さ方向に所定の間隔を保って複
数個所塗布した後、比較的薄葉な絶縁紙を脚鉄部aの積
層端面の上下方向から脚鉄部a全域を包み込むように所
定回数巻回して貼着する。このようにして、内側及び外
側の各巻鉄心11a,11b,12の脚鉄部aに、外部
から衝撃が加えられた場合、焼鈍によって脆くなってい
る磁性薄帯2が欠損したり、剥落するのを確実に防ぐた
めの絶縁補強部13を形成する。
【0024】更に、各巻鉄心11a,11b,12の接
合部bを有しない継鉄部c側にも図3(a),(b)で
示すように、前記脚鉄部aに形成した場合と同様の絶縁
補強部13aを形成する。前記のように、各巻鉄心11
a,11b,12の脚鉄部a及び一方の継鉄部cに絶縁
補強部13,13aを形成することにより、各巻鉄心1
1a,11b,12は接合部bを有する継鉄部dを除
き、その積層端面が剥落するのを防ぐことができるとと
もに、鉄心自体の剛性強化をはかることが可能となる。
【0025】次に、前記のように各巻鉄心11a,11
b,12の脚鉄部a及び一方の継鉄部cに絶縁補強部1
3,13aを形成したら、図4(a),(b)で示すよ
うに、前記各巻鉄心11a,11b,12の接合部bが
位置する継鉄部dを、前記接合部bの位置で開放する。
即ち、各巻鉄心11a,11b,12を図3(a),
(b)の矩形状態から図4(a),(b)で示すよう
に、継鉄部dを脚鉄部aとほぼ同一線上の位置に達する
まで、各巻鉄心11a,11b,12をその平面形状が
U字状となるように開放する。なお、前記の継鉄部dの
開放作業は、各巻鉄心11a,11b,12の脚鉄部a
及び継鉄部cに形成した絶縁補強部13,13aによ
り、各巻鉄心11a,11b,12は剛性が十分に保持
されているので、前記継鉄部dの開放時、自重変形した
り形崩れ等を起こすことなく、円滑・良好に各巻鉄心1
1a,11b,12をU字状に開放することができる。
【0026】前記のように、継鉄部dをその接合部bに
おいて開放したあと、開放した継鉄部dの尖端部分に図
4(a),(b)に2点鎖線で示すように、先端を先細
に形成した黄銅等からなる挿入保護帽14を被せ、各巻
鉄心11a,11b,12の巻線15への挿入時に、継
鉄部dの尖端が巻線15の軸方向の端面と衝接して破損
したり、内側方向に傾倒して巻線15への挿入作業を困
難にするという問題の解決をはかっている。
【0027】次に、前記各巻鉄心11a,11b,12
を図9で示す巻線15に挿入して鉄心組立を行うための
鉄心組立装置の構成を図7,10,14により説明す
る。前記鉄心組立装置は、2個の内側巻鉄心11a,1
1bとその外周に配置する外側巻鉄心12とにより構成
される三相巻鉄心16を搬送するための3台のローラー
コンベアからなる鉄心搬送用コンベア17と、このコン
ベア17により前記三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,
Wを乗載して搬送する平面形状がW形をなした鉄心滑動
体18とからなる巻鉄心搬送装置Aと、巻線固定装置1
9及びこの巻線固定装置19を間にしてその両側で2分
割した、前記三相巻鉄心16及び前記三相巻鉄心16を
組み込んだ巻線15を次工程に搬送するための鉄心挿入
用及び巻線搬送用のコンベア20a,20bからなる鉄
心挿入装置Bとによって構成されており、前記巻鉄心搬
送装置Aと鉄心挿入装置Bとは、例えば、長手方向に一
直線状に配置する(図示せず)。
【0028】次に、前記巻鉄心搬送装置Aの構造を図5
〜7により説明する。まず、前記鉄心搬送用コンベア1
7は図7で示すように、ローラー取付け台17aの長手
方向に沿って短尺状のローラーコンベアrを所定の幅間
隔(三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,W間に相当する
間隔)で3個平行させて回転自在に配置することにより
構成されている。また、前記三相巻鉄心16を乗載する
鉄心滑動体18は、図5,6で示すように、3枚の長尺
状(三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,Wが乗載できる
長さ)の滑動板18aと、これら滑動板18aをその一
方の端部において、一定の間隔(三相巻鉄心16の各脚
鉄部U,V,W間に相当する間隔)を保って平行に配置
した状態で分解可能に固定する連結板18bとにより構
成されている。また、前記連結板18b裏面の前記滑動
板18aの一方端が係合する凹部18fには、前記滑動
板18aに設けた透孔18cと嵌合する複数の突起18
dが突設されている。なお、前記滑動板18aのそれぞ
れの幅寸法は、巻線15の鉄心挿入孔15a(図10参
照)に容易に挿入できる寸法で形成してある。
【0029】つづいて、鉄心挿入装置Bの構造を図9,
14によって説明する。この鉄心挿入装置Bは長さ方向
に2分割された三相巻鉄心16を巻線15に挿入案内す
るための鉄心挿入用コンベア20a(図9の右側)と、
三相巻鉄心16を組込んだ巻線15を搬送するための巻
線搬送用コンベア20b(図9の左側)と、この2つの
コンベア20a,20bの間に介挿した巻線固定装置1
9とによって構成されている。前記鉄心挿入用コンベア
20a及び巻線搬送用コンベア20bは、ローラー取付
台21a,21bの上面に、該ローラー取付台21a,
21bの長手方向に沿って短尺状のローラーコンベアr
1 を所定の幅間隔(三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,
W間に相当する間隔)で3個平行させて回転自在に配置
することにより構成されている。
【0030】なお、前記鉄心挿入用コンベア20aと巻
線搬送用コンベア20bの各ローラー取付台21a,2
1bの相対向する先端には、図9,14で示すように、
シリンダ22a,22bがそれぞれ巻線固定装置19と
近接して取付けられており、これらシリンダ22a,2
2bのピストンロッドには鉄心持上げ用の支持ブロック
e,fが、前記鉄心挿入用コンベア20a及び巻線搬送
用コンベア20bの各ローラーコンベアr1 間の空所S
1 ,S2 (2ヶ所)から、前記コンベア20a,20b
上に突出できるように取付けられており、常時は前記空
所S1 ,S2 内に収容されている。
【0031】次に、前記鉄心挿入用コンベア20aと巻
線搬送用コンベア20bとの間に挿設した巻線固定装置
19は、図14で示すように、コンベア台23a,23
bの間に形成される空間S3 内に昇降可能に収容した昇
降台枠24と、コンベア台23a,23bに縦設されて
前記昇降台枠24を上下動可能に係合保持する垂直ガイ
ド25と、昇降枠体24下部の空間S3 内の下部に固定
した固定台枠26に下方端を回転自在に支承して上方端
を前記昇降台枠24に螺合した螺杆26aと、更に、前
記螺杆26aの基端に止着したウォームホイール26b
と噛合するウォームを駆動して螺杆26aを回転させる
電動機27とからなり、前記電動機27を起動させて螺
杆26aを回転させることにより、昇降台枠24上に回
転自在に取付けた巻線支持ローラー28を鉄心挿入用コ
ンベア20aと巻線搬送用コンベア20bの上端位置か
ら出没させるように構成されている。なお、図9で示す
29は巻線支持ローラー28の端部側において、昇降台
枠24に巻線支持ローラー28に沿って移動可能に取付
けた例えば、L字形の巻線押え板で、蝶ボルト29a等
を用いて昇降台枠24に締着されている。
【0032】次に、前記2個の内側巻鉄心11a,11
bと外側巻鉄心12とにより構成した三相巻鉄心16を
巻線15に組込む場合について説明する。はじめに、図
14,16において、巻線固定装置19の巻線支持ロー
ラー28上に載置板32を介して3個の巻線15を図9
で示すように、鉄心挿入孔15aを互いに平行させて乗
載し、この3つの巻線15の外周面に巻線押え板29,
29を当接させて、蝶ボルト29a等により昇降台枠2
4に締着して巻線15を巻線支持ローラー28上に乗載
・固定する。この後、図14で示すように、巻線固定装
置19の昇降台枠24を電動機27にて回転する螺杆2
6aにより昇降させ、巻線15の鉄心挿入孔15aの下
側縁を鉄心挿入用コンベア20a及び巻線搬送用コンベ
ア20bの頂部と同一高さとなるように設定する。
【0033】つづいて、図5,6で示すように、鉄心滑
動体18をその滑動板18aに設けた透孔18cに、連
結板18bに設けた突起18dを嵌合させることによっ
て平面形状がW形になるように組み立て、図7で示すよ
うに、前記鉄心滑動体18を鉄心搬送用コンベア17の
ローラーコンベアr上に載置する。次に、図4(a),
(b)で示すように、接合部bの接合を解いてU字状に
開放し、開放した継鉄部d,dに挿入保護帽14を被冠
した内側及び外側巻鉄心11a,11b,12をクレー
ン等の吊上,吊下手段を用いて、図8で示すように、前
記鉄心搬送用コンベア17上に載置した鉄心滑動体18
上に順次乗載する。この場合、前記内側及び外側巻鉄心
11a,11b,12を鉄心滑動体18上に乗載する順
序は、外側巻鉄心12を鉄心滑動体18上に乗載した
後、その内側に順次内側巻鉄心11a,11bを配置す
るようにしてもよいし、内側巻鉄心11a,11bを鉄
心滑動体18上に乗載した後、前記内側巻鉄心11a,
11bの外周を囲繞するようにして外側巻鉄心12を配
置するようにしてもよい。
【0034】前記のように、各巻鉄心11a,11b,
12を鉄心滑動体18に乗載したら、連結板18bに取
付けた把手18eを持って鉄心滑動体18を鉄心搬送用
コンベア17上を移動させて、この鉄心搬送用コンベア
17と一直線状に配置した図9に示す鉄心挿入用コンベ
ア20a側に移し替え、そのまま巻線15側に向けて移
動させる。
【0035】前記のように三相巻鉄心16を鉄心挿入用
コンベア20a上まで搬送(移動)する場合、前記三相
巻鉄心16は、その脚鉄部U,V,W及び接合部bを有
しない継鉄部Xが、それぞれ絶縁補強部13,13aに
より剛性強化がはかられており、しかも、三相巻鉄心1
6自体は鉄心滑動体18に乗載して搬送しているので、
外力による衝撃や振動等によって積層端面が剥落したり
するのを極力抑制することができる。
【0036】前記の状態で、W形に開放した三相巻鉄心
16は、開放した継鉄部Yの接合部端縁g側を被覆する
挿入保護帽14と鉄心滑動体18の滑動板18a,18
a,18aとの先端をそれぞれ3個の巻線15の各鉄心
挿入孔15aに挿入できるように位置合せを行ったあ
と、鉄心滑動体18をその把手18eを持って鉄心挿入
用コンベア20a上を滑動させながら、巻線15側に移
動し、三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,Wを鉄心滑動
体18と一体となして、図10,14で示すように、巻
線15の鉄心挿入孔15aに1動作で嵌め込む。このよ
うに、前記三相巻鉄心16の組込みに当り、三相巻鉄心
16の各脚鉄部U,V,Wには絶縁補強部13が設けら
れているので、巻線15への組込みに際して自重変形し
たり、磁性薄帯2が剥落したりすることもなく、迅速・
容易に巻線15への組込み作業を行うことができる。
【0037】前記W形に開放した三相巻鉄心16の各脚
鉄部U,V,Wを巻線15に嵌め込んだあと、挿入保護
帽14を取り外し、つづいて、前記三相巻鉄心16を構
成する開放された2個の内側巻鉄心11a,11bをそ
の継鉄部dの最内層部分から、順次開放前の状態(内
側)に折り曲げ、接合部端縁gを図11で示すように、
再接合する。この後、図12で示すように、薄葉な絶縁
紙等の絶縁物を2個の内側巻鉄心11a,11bの継鉄
部dの積層端面からその外周面にわたって巻回・貼着
し、継鉄部dに絶縁補強部13bを形成する。
【0038】前記のようにして、開放した内側巻鉄心1
1a,11bの継鉄部dの再接合を終えたら、つづい
て、図12で示すように、前記2個の内側巻鉄心11
a,11bの外周に配置した外側巻鉄心12の継鉄部d
の接合部bを前記同様最内層部分から順次再接合する。
接合部bの再接合が終了したら、図13で示すように、
前記内側巻鉄心11a,11bの継鉄部dと同様に薄葉
な絶縁紙等の絶縁物を継鉄部dの積層端面からその外周
面にわたって巻回・貼着することにより、絶縁補強部1
3cを形成する。
【0039】前記のように三相巻鉄心16を巻線15に
組み込み、継鉄部Yの再接合が終了したら、図5,13
で示すように、鉄心滑動体18の滑動板18aの透孔1
8cから連結板18bの突起18dを引き外して連結板
18bを滑動板18aから取外す。この時、前記滑動板
18aと連結板18bとの連結を解除するときは、滑動
板18aの透孔18cから連結板18bの突起18dを
外すだけでよいので、簡易に行うことができる。
【0040】前記の状態で、図13で示す鉄心挿入用コ
ンベア20a及び巻線搬送用コンベア20bの各ローラ
ーコンベアr1 間の空所S1 ,S2 に設けたシリンダ2
2a,22bを図14のように上方に駆動し、鉄心持上
げ用の支持ブロックe,fを上動して三相巻鉄心16の
各継鉄部X,Yと当接させ、この状態で、更に、巻線1
5の鉄心挿入孔15a内において図14のように、三相
巻鉄心16を持上げて、鉄心滑動体18の3枚の滑動板
18aを図15で示すように、巻線15の鉄心挿入孔1
5a内から巻線搬送用コンベア20b側に引き抜く。滑
動板18aを引き抜いたあとは、再びシリンダ22a,
22bを駆動して支持ブロックe,fを下降させて巻線
15の原位置に三相巻鉄心16を降下させる。
【0041】前記のように、三相巻鉄心16を乗載して
いた鉄心滑動体18を引き抜いたあと、2個の内側巻鉄
心11a,11bの鉄心窓内に図示しないスペーサと楔
を嵌入して前記内側巻鉄心11a,11bと巻線15と
を仮固定することにより、三相巻鉄心16の巻線15へ
の組立作業を終える。
【0042】このあと、図16で示すように、巻線固定
装置19の電動機27を起動し、昇降台枠24を上動さ
せて巻線支持ローラー28上に載せた載置板32を、巻
線搬送用コンベア20bの高さ位置まで上昇させる。こ
の状態で、巻線15を固定している巻線押え板29,2
9の固定を解き、図16,17で示すように、巻線15
を載置板32に乗載したまま前記巻線搬送用コンベア2
0bに移動させて次工程に搬送する。一方、前記上動し
た昇降台枠24は巻線支持ローラー28上に次の載置板
32を載せた状態で原位置まで降下させて次の巻線15
の固定に備える。
【0043】次に、図14,15及び図18ないし図2
8により本発明の第2実施例について説明する。なお、
第1実施例と第2実施例との相違点は、巻線15に組み
込んだ三相巻鉄心16を起立装置により起立させ、この
起立状態下で継鉄部Yの再接合作業を行うようにしたこ
とにある。図21,22,28により、前記起立装置の
構造について説明する。
【0044】図21,22,28において、40は前記
巻線15に組み込んだ三相巻鉄心16を起立させるため
の起立装置で、図21で示すように、内側面(鉄心乗載
側)を直角形状に、外側面は半円状に形成した板体を所
定の間隔を保って配置した一対の転回枠40a,40b
と、この転回枠40a,40b間に回転自在に介挿した
巻鉄心移動用の複数のローラ部材40cと、前記転回枠
40a,40bの外側面下側を回動自在に支承する回転
受体40d,40dと、これら回転受体40d,40d
を介して転回枠40a,40bとローラ部材40cとか
らなる転回台41を約90°の範囲で転回可能に載置保
持する基台40eと、一方の転回枠40bの側面に装着
されて転回枠40a,40bの外側面の弧状部と同一の
曲率半径で形成した歯車部材40fと、この歯車部材4
0fと噛合して転回台41を約90°の範囲で起立、転
倒させるための平歯車40gと、この平歯車40gを駆
動させる電動機40hとにより構成されている。
【0045】つづいて、第2実施例により、三相巻鉄心
16を組立てる場合について説明する。なお、円形に巻
回した環状鉄心Tを矩形状に成形して2個の内側巻鉄心
11a,11bと外側巻鉄心12とを形成し、前記内側
及び外側巻鉄心11a,11b,12により構成した三
相巻鉄心16を巻線15に組み込むまでの工程は、第1
実施例と同じであるのでその説明は省略する。図18で
示すように、巻線15に三相巻鉄心16を組み込んだ
ら、巻線15から突出する開放した継鉄部Y側に位置す
る前記三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,Wと鉄心滑動
体18の滑動板18aとの間のシリンダ22bと対応す
る位置に、三相巻鉄心16を持ち上げるための、巻線搬
送用コンベア20b幅寸法よりもやや幅広な持上補助板
42を介挿する。
【0046】この後、図14,19で示すように、シリ
ンダ22a,22bを駆動して、鉄心持上げ用の支持ブ
ロックe,fを上動させ、前記各脚鉄部U,V,Wと滑
動板18aとの間に介挿した持上補助板42及び継鉄部
Xに当接し、この状態で、前記支持ブロックe,fを更
に上昇させて、三相巻鉄心16を巻線15の鉄心挿入孔
15a内において持上げ、図15で示すように、前記巻
線15の鉄心挿入孔15a内から鉄心滑動体18の3枚
の滑動板18aを巻線搬送用コンベア20b側に引き抜
く。滑動板18aを引き抜いた後は、再び前記シリンダ
22a,22bを駆動して支持ブロックe,fを降下さ
せ、巻線15の原位置に三相巻鉄心16を降下させると
ともに前記持上補助板42を取除く。
【0047】前記のように滑動板18aを引き抜いた
ら、次に、図20で示すように、電動機27を駆動して
昇降台枠24を、巻線支持ローラー28が巻線搬送用コ
ンベア20bの高さと一致するように上昇させる。この
時、前記巻線支持ローラー28上に載置板32を介して
載置した巻線15は、その端部を巻線押え板29,29
により挟持されているので、巻線15がバランスを崩す
ことによって三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,Wが巻
線搬送用コンベア20bに衝突する弊害を確実に阻止す
ることができる。
【0048】前記のように昇降台枠24を上昇させて巻
線支持ローラー28と巻線搬送用コンベア20bとを同
じ高さにしたら巻線押え板29,29の係止を解き、巻
線15を載置板32に乗載した状態で巻線支持ローラー
28から巻線搬送用コンベア20b側に移動させる。巻
線搬送用コンベア20bに移動させた巻線15は、該巻
線搬送用コンベア20b上を横倒しの状態で搬送し、図
21で示すように、起立装置40上に横倒しの状態で乗
載する。この後、三相巻鉄心16の接合部bを有しない
継鉄部X側に、前記三相巻鉄心16を起立させたとき、
その転倒を防ぐための載置枠体43を嵌合させる。
【0049】次に三相巻鉄心16を起立装置40のとこ
ろまで搬送したら、この三相巻鉄心16を、起立装置4
0を転回させて、図22で示すように、前記ローラ部材
40c上に載置枠体43を介して垂直に起立させる。前
記巻鉄心16をローラ部材40c上に起立させたら図2
3,24で示すように、各脚鉄部U,V,Wが充分に遊
合できるくり抜き孔44を開口した作業板45を、前記
脚鉄部U,V,Wを遊嵌させて巻線15の上方側に位置
する軸方向の端面上に載せる。前記作業板45を巻線1
5上に載せたら、つづいて、図23,24で示すよう
に、三相巻鉄心16の各脚鉄部U,V,W間に薄板状の
橋絡板46を、前記作業板45のくり抜き孔44の端縁
を利用して配置する。この後、前記三相巻鉄心16の各
継鉄部U,V,Wに被せてある挿入保護帽14,14を
抜き取る。
【0050】挿入保護帽14,14を抜き取ると、脚鉄
部U,V,Wは磁性薄帯2自体の腰が弱いので、そのま
ま直立していることが難しく、かつ、焼鈍後においても
巻癖が残っているため、脚鉄部U,V,Wの磁性薄帯2
は互いに相対応する方向に倒れようとする。このため、
内側巻鉄心11a,11bの継鉄部d,dの再組立を行
う場合は、例えば図25に示すように、外側巻鉄心12
の最内層と内側巻鉄心11a,11bの外周面との間
に、楔板48,48の下部を圧入して巻線15の上面側
の端面上に楔板48,48を直立させる。この結果、磁
性薄帯2は楔板48,48に支持されて、互いに相対す
る方向に傾倒するのを防ぐことができる。
【0051】この状態で、図26で示すように、内側巻
鉄心11a,11bの開放された継鉄部d,dの最内層
部分から、順次開放前の状態(内側方向)に折り曲げ、
その接合部bを互いに再接合することによって、内側巻
鉄心11a,11bの開放された継鉄部d,d側の再組
立を終える。この継鉄部d,dの再組立時、巻線15の
上端面は図23,24で示すように、作業板45及び橋
絡板46により被われているので、磁性薄帯2の破片が
巻線15内に侵入するのを良好に防ぐことができる。こ
の後、薄葉な絶縁紙等の絶縁物を継鉄部dの積層端面か
らその外周面にわたって巻回・貼着し、絶縁補強部13
bを形成する。
【0052】次に、前記楔板48,48を抜き取り、外
側巻鉄心12の開放された継鉄部d,dの最内層部分か
ら、順次開放前の状態(内側方向)に折り曲げ、その接
合部bを互いに再接合することによって、図27で示す
ように、外側巻鉄心12の開放された継鉄部d,d側の
再組立を終える。この後、薄葉な絶縁紙等の絶縁物を外
側巻鉄心12の継鉄部dの積層端面からその外周面にわ
たって巻回・貼着し、絶縁補強部13cを形成する。前
記絶縁補強部13cの形成が終了したら、橋絡板46を
組立の終了した内側巻鉄心11a,11bの鉄心窓内か
ら引き抜くとともに、作業板25を三相巻鉄心16から
取り外す。
【0053】この時、前記橋絡板46は図25で示すよ
うに、内側巻鉄心11a,11bの鉄心窓の大きさに比
べて非常に薄く形成されているので、容易に鉄心窓内か
ら引き抜くことができる。また、前記内側巻鉄心11
a,11bの組立時に生じた磁性薄帯2の破片は、前記
橋絡板46を鉄心窓内から引き抜く際に該鉄心窓内から
排出することができるとともに、作業板45を取外すこ
とにより三相巻鉄心16の組立時に生じた磁性薄帯2の
破片は全て取り除くことができるので、巻線15の上端
面から磁性薄帯2の破片が巻線15内に侵入することに
より発生する弊害を良好に防ぐことができる。
【0054】このあと、図28で示すように、起立装置
40の転回台41を元の状態に転回復帰させて三相巻鉄
心16を転倒させ、更に、載置枠体43の嵌合を解き、
この状態で、巻線搬送用コンベア20bにより次工程に
搬送する。
【0055】なお、本発明において、鉄心挿入用コンベ
ア20a及び巻線搬送用コンベア20bは、ローラー取
付台21a,21bをコンベア台23a,23bに固定
した例により説明したが、前記ローラー取付台21a,
21bをレール等を介して移動可能となし、大きさの異
なる巻線の取付けに対応できるようにしてもよい。ま
た、巻鉄心搬送装置Aと鉄心挿入装置Bとを一直線状に
配置した例により説明したが、これに限定することな
く、巻鉄心搬送装置Aと鉄心挿入装置Bとを直角方向に
組合せて配置するようにしてもよい。
【0056】更に、第1実施例において、開放された継
鉄部dの一方の接合部端縁gを電動、あるいは、手動に
て駆動する傾倒防止板(図示せず)に支持させながら、
前記開放された継鉄部dの再接合作業を行うようにして
もよい。また、第2実施例において、巻線15の軸方向
上端面に作業板45及び橋絡板46を載置するかわり
に、巻線の上端面に鉄心挿入孔と対応する位置に貫通孔
を開口した広幅な絶縁紙等を被せ、三相巻鉄心の組立終
了後、前記絶縁紙等にて三相巻鉄心の積層端面を被うよ
うにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次に示すような効果を有する。 (1)磁性薄帯を1ターンカット方式により巻回し矩形
成形した2個の内側巻鉄心と外側巻鉄心のそれぞれの脚
鉄部と接合部を有しない継鉄部に絶縁補強部を形成し、
この状態で、接合部を有する継鉄部を開放して前記各巻
鉄心をU字状に開放し、前記U字状に開放した各巻鉄心
を鉄心滑動体に乗載してW形の三相巻鉄心を形成し、前
記鉄心滑動体とともに巻線の鉄心挿入孔に一気に挿入し
て組み込みを行うようにしたので、三相巻鉄心の組立
(組み込み)作業が簡素化できるとともに、各巻鉄心に
形崩れを生じさせることなく、しかも、磁性薄帯の破片
の発生を極力抑制することができるので利便である。
【0058】(2)また、第2実施例においては、巻線
に組込んだ三相巻鉄心を起立装置により垂直に起立さ
せ、この状態で開放した継鉄部の再接合を行うようにし
たので、巻線に組込んだあとの三相巻鉄心の組立作業を
更に効率よく行うことができる。その上、前記三相巻鉄
心の組立時に発生した磁性薄帯の破片は、巻線の軸方向
の上端面に載置した作業板、及び前記三相巻鉄心の各脚
鉄部間に配置した橋絡板の存在により、巻線内に侵入す
るのを確実に阻止することができるので、破片の侵入に
よる弊害や事故等を確実に回避することができる。
【0059】(3)更に、前記三相巻鉄心は巻線に挿入
したあと、開放した継鉄部の接合端面を接合してからシ
リンダを上昇させて三相巻鉄心を巻線の鉄心挿入孔内に
おいて持上げ、分解を終えた鉄心滑動体を巻線内から1
動作で引抜くことができるように構成されているので、
組立を終えた三相巻鉄心を人力に頼ることなく、簡易に
持上げて鉄心滑動体を取外すことができるので、三相巻
鉄心の組立作業の迅速・容易化と相まって三相巻鉄心を
損傷させることなく、円滑・良好に組立ることができ
る。
【0060】(4)また、前記鉄心滑動体は、その滑動
板に設けた透孔と連結板に設けた突起とを嵌合させるこ
とによりW形に形成されているので、前記鉄心滑動体を
組み立てたり、分解したりする場合は、前記透孔と突起
とを嵌合させたり、透孔と突起との嵌合を解除したりす
るだけで手間を要することなく簡単かつ、迅速・容易に
行うことができるので至便である。しかも、前記滑動板
には透孔が穿孔されているだけなので、巻線の鉄心挿入
孔から該滑動板を三相巻鉄心に悪影響を与えることなく
引き抜くことができるとともに、巻鉄心の巻線への組み
込み時に前記鉄心滑動体上に落下した磁性薄帯の破片を
巻線内に残留させること無く巻線の外に排出することが
可能なため、破片の残留に伴う弊害や事故等を確実に回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非晶質磁性合金薄帯を切断し、巻回する装置を
示す概略構成図である。
【図2】(a),(b)は焼鈍処理を行って矩形状に形
付けた内側及び外側巻鉄心を示す平面図である。
【図3】(a),(b)は内側及び外側巻鉄心の脚鉄部
に絶縁補強部を形成した状態を示す平面図である。
【図4】(a),(b)は矩形成形した内側及び外側巻
鉄心をU字状に開放し、継鉄部に挿入保護帽を被冠した
状態を示す平面図である。
【図5】鉄心滑動体を分解して示す斜視図である。
【図6】鉄心滑動体の斜視図である。
【図7】鉄心滑動体を鉄心搬送用コンベアに載置した状
態を示す平面図である。
【図8】鉄心滑動体に内側及び外側巻鉄心を乗載した状
態を示す平面図である。
【図9】鉄心滑動体に乗載した三相巻鉄心を巻線に組込
む前の状態を示す平面図である。
【図10】前記三相巻鉄心を巻線に組込んだ状態を示す
平面図である。
【図11】内側巻鉄心を組立てた状態を示す平面図であ
る。
【図12】外側巻鉄心を組立てた状態を示す平面図であ
る。
【図13】鉄心滑動体の連結板を取外した状態を示す平
面図である。
【図14】三相巻鉄心をシリンダにより巻線の鉄心挿入
孔内において持ち上げた状態を示す要部切欠側面図であ
る。
【図15】鉄心滑動体の滑動板を巻線の鉄心挿入孔から
引き抜いた状態を示す平面図である。
【図16】巻線固定装置の昇降台枠を上昇させた状態を
示す要部切欠側面図である。
【図17】組立てを終えた三相巻鉄心を次工程に搬送す
る状態を示す平面図である。
【図18】第2実施例において、鉄心滑動体と三相巻鉄
心の脚鉄部との間に持上補助板を介挿した状態を示す平
面図である。
【図19】第2実施例において、シリンダにより持上補
助板を介して三相巻鉄心を持ち上げた状態を示す要部切
欠正面図である。
【図20】第2実施例において、巻線固定装置の昇降台
枠を上昇させた状態を示す要部切欠側面図である。
【図21】巻線に組込んだ三相巻鉄心を起立装置に乗載
した状態を示す斜視図である。
【図22】巻線に組込んだ三相巻鉄心を起立装置により
起立させた状態を示す斜視図である。
【図23】起立させた三相巻鉄心を組み込んだ巻線の上
端面に作業板と橋絡板とを載置した状態を示す斜視図で
ある。
【図24】同じく、平面図である。
【図25】第2実施例において、内側巻鉄心を組立てた
状態を示す正面図である。
【図26】同じく、斜視図である。
【図27】第2実施例において、外側巻鉄心を組立てた
状態を示す斜視図である。
【図28】組立てを終えた三相巻鉄心を起立装置により
転倒させた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11a,11b 内側巻鉄心 12 外側巻鉄心 15 巻線 16 三相巻鉄心 17 鉄心搬送用コンベア 18 鉄心滑動体 18a 滑動板 18b 連結板 18c 透孔 18d 突起 19 巻線固定装置 20a 鉄心挿入用コンベア 20b 巻線搬送用コンベア 22a,22b シリンダ 40 起立装置 42 持上補助板 45 作業板 46 橋絡板 a 脚鉄部(内側及び外側巻鉄心) c,d 継鉄部(内側及び外側巻鉄心) e,f 支持ブロック U,V,W 脚鉄部(三相巻鉄心) X,Y 継鉄部(三相巻鉄心)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形成形された非晶質磁性合金薄帯から
    なる1ターンカット方式の外側巻鉄心と、同じく1ター
    ンカット方式の2個の内側巻鉄心とを備えて構成した三
    相巻鉄心において、前記各巻鉄心の脚鉄部及び接合部を
    有しない継鉄部に絶縁補強部を形成する工程と、前記絶
    縁補強部を形成した各巻鉄心を継鉄部に設けた接合部を
    開放してU字状に開く工程と、U字状に開放した各巻鉄
    心を鉄心搬送用コンベア上においてW形に形成した鉄心
    滑動体に順次乗載する工程と、前記鉄心滑動体に乗載し
    た各巻鉄心を3個並置した巻線の鉄心挿入孔と対応する
    位置まで鉄心挿入用コンベアにて搬送してその脚鉄部を
    鉄心滑動体と一体的に巻線の鉄心挿入孔に挿入する工程
    と、前記巻線の鉄心挿入孔から突出する各巻鉄心の開放
    された継鉄部を再接合する工程と、前記継鉄部を再接合
    した三相巻鉄心を巻線の鉄心挿入孔内で持上げる工程
    と、前記三相巻鉄心を持上げた状態でW形に形成した鉄
    心滑動体を分解して三相巻鉄心の挿入方向側から抜取る
    工程と、前記鉄心滑動体を除去したあと三相巻鉄心を原
    位置まで降下させる工程とを備えたことを特徴とする三
    相巻鉄心の組立方法。
  2. 【請求項2】 矩形成形された非晶質磁性合金薄帯から
    なる1ターンカット方式の外側巻鉄心と、同じく1ター
    ンカット方式の2個の内側巻鉄心とを備えて構成した三
    相巻鉄心において、前記各巻鉄心の脚鉄部及び接合部を
    有しない継鉄部に絶縁補強部を形成する工程と、前記絶
    縁補強部を形成した各巻鉄心を継鉄部に設けた接合部を
    開放してU字状に開く工程と、U字状に開放した各巻鉄
    心を鉄心搬送用コンベア上においてW形に形成した鉄心
    滑動体に順次乗載する工程と、前記鉄心滑動体に乗載し
    た各巻鉄心を3個並置した巻線の鉄心挿入孔と対応する
    位置まで鉄心挿入用コンベアにて搬送してその脚鉄部を
    鉄心滑動体と一体的に巻線の鉄心挿入孔に挿入する工程
    と、前記巻線の鉄心挿入孔に挿入した各巻鉄心を巻線の
    鉄心挿入孔内で持上げる工程と、前記各巻鉄心を持上げ
    た状態でW形に形成した鉄心滑動体を分解して各巻鉄心
    の挿入方向側から抜取る工程と、前記鉄心滑動体を除去
    したあと各巻鉄心を原位置まで降下させる工程と、鉄心
    滑動体を除去した各巻鉄心を垂直に起立させる工程と、
    起立させた各巻鉄心を組込んだ巻線の軸方向上端面に作
    業板及び橋絡板を載置する工程と、前記巻線の鉄心挿入
    孔から突出する各巻鉄心の開放された継鉄部を再接合す
    る工程とを備えたことを特徴とする三相巻鉄心の組立方
    法。
  3. 【請求項3】 W形に開放した三相巻鉄心を鉄心滑動体
    に乗載して搬送するローラーコンベアからなる鉄心搬送
    用コンベアと、前記鉄心搬送用コンベアと連接されてW
    形に開放した三相巻鉄心を巻線の鉄心挿入孔と対応する
    位置まで案内するローラーコンベアからなる鉄心挿入用
    コンベアと、三相巻鉄心を組込んだ巻線を搬送するロー
    ラーコンベアからなる巻線搬送用コンベアと、前記鉄心
    挿入用コンベアと巻線搬送用コンベアとの間に設置され
    て巻線を昇降可能に固定する巻線固定装置と、前記鉄心
    挿入用コンベア及び巻線搬送用コンベアの各ローラーコ
    ンベア間の空所のそれぞれ巻線固定装置と近接する位置
    において、巻線に組込んだ三相巻鉄心の継鉄部と当接し
    て該三相巻鉄心を巻線の鉄心挿入孔内において昇降させ
    るシリンダ駆動の1対の支持ブロックとを備えて構成し
    たことを特徴とする三相巻鉄心の組立装置。
  4. 【請求項4】 前記巻線搬送用コンベア側には、巻線に
    組み込んだ巻鉄心を起立させるための起立装置を具備し
    たことを特徴とする請求項3記載の三相巻鉄心の組立装
    置。
  5. 【請求項5】 前記鉄心滑動体は、三相巻鉄心の各脚鉄
    部間の間隔を保って平行に配置した縦長な滑動板と、前
    記滑動板の一方端を相互に連結する連結板とを備え、前
    記滑動板側に設けた透孔と連結板側に設けた突起とを嵌
    合させることにより、1動作にて分解可能に連結して構
    成したことを特徴とする請求項3,4記載の三相巻鉄心
    の組立装置。
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