JPH09128884A - フロッピディスク駆動装置 - Google Patents

フロッピディスク駆動装置

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Publication number
JPH09128884A
JPH09128884A JP4285273A JP28527392A JPH09128884A JP H09128884 A JPH09128884 A JP H09128884A JP 4285273 A JP4285273 A JP 4285273A JP 28527392 A JP28527392 A JP 28527392A JP H09128884 A JPH09128884 A JP H09128884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
disk
rotor case
hole
floppy disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP4285273A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Katayama
勇 片山
Atsushi Fukuman
淳 福万
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP4285273A priority Critical patent/JPH09128884A/ja
Publication of JPH09128884A publication Critical patent/JPH09128884A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型構造をもったフロッピディスク駆動装置
を提供する。 【構成】 サーボモータMを構成するロ−タケース9の
外表面に、ローラ15が装着されたばね部材30を固定
し、上記ローラ15の逃し穴9dを上記ロータケースに
形成し、上記ローラ15をフロッピディスクFにおける
磁性円盤18の周辺部に形成された係合孔18bに係合
させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フロッピディスクを
回転駆動するフロッピディスク駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のフロッピディスク駆動装
置の概略的な断面図である。同図で示すように、基板1
には軸受ハウジング2が固定され、軸受部材5を介して
ロータシャフト7が固定されて、このロータシャフト7
にシャフトハウジング6を介してロータケース9が回転
自在に支持されている。上記基板1には、ロータケース
9の内面に対向させて、ステータ3が同心状に固定され
ている。このステータ3は、複数枚の磁性板31を積層
して構成され、円環状のボス部3aに円周方向へ所定間
隔を存して複数の磁極片3bが放射状に突設され、各磁
極片3bにコイル4が巻装されている。上記磁極片3b
の径方向端面3cに対向させて、上記ロータケース9の
内周面には円環状のメインマグネット10がスペーサ1
1を介し同心状に固定されている。16は円環状のFG
マグネットで、上記ロータケース9の外周面に同心状に
固定されて、FGサーボによる速度制御をする。以上に
よって、サーボモータMが構成されている。
【0003】上記サーボモータMを構成するロータケー
ス9の内面には、ばね部材12がピン13をかしめるこ
とにより固定され、かつ、上記ばね部材12の先端部に
はローラ15が固定されている。上記ローラ15は上記
ロータケース9に形成された透孔9cに挿通されて、上
下方向へ弾性的に変位可能であり、かつ、上記ばね部材
12によりロータケース9の径方向外方へ変位するよう
に常時ばね力が付勢されている。さらに、上記ロータケ
ース9の上面にはフロッピディスクFのチャッキングマ
グネット20が固定されている。以上によって、フロッ
ピディスクFの駆動装置FDが構成されている。
【0004】上記フロッピディスクFはその中央部に磁
気ディスク19と一体に回転する磁性円盤18を備え、
この磁性円盤18に形成された軸孔18aにロータシャ
フト7が挿通されるとともに、上記磁性円盤18の周辺
部に形成された係合孔18bにローラ15が係合される
ように構成されている。
【0005】上記構成において、フロッピディスクFの
磁性円盤18に形成された軸孔18aにロータシャフト
7が挿通される。この挿通に際し、たとえばローラ15
が磁性円盤18の係合孔18bに対向しないで、上記磁
性円盤18の下面に当接した場合、この磁性円盤18は
傾斜状態で上記チャッキングマグネット20に吸引され
る。このようなローラ15の非係合状態で、コイル4に
所定周波数の駆動電流が供給されると、上記ステータ3
に回転磁界が生起されて、上記メインマグネット10と
上記磁極片3bの径方向端面3cとの間の磁気吸引力で
回転トルクが発生し、上記ロータケース9はロータシャ
フト7とともに回転駆動される。
【0006】この回転駆動によって、上記ローラ15が
磁性円盤18の下面を摺接しながらロータシャフト7の
まわりを旋回し、上記係合孔18bに対応したとき、上
記ローラ15がこの係合孔18bに係合されて、上記磁
性円盤18を磁気ディスク19と一体に回転させる。こ
のとき、上記ローラ15はばね部材12によりロータケ
ース9の径方向外方へ常時ばね力が付勢されているか
ら、上記磁性円盤18をロータシャフト7のまわりに常
に一定の半径Rでガタツキなく旋回させることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成に
よれば、ローラ15は磁性円盤18の係合孔18bに係
合される過程で、磁性円盤18の下面に摺接して下方へ
変位させるため、その変位を許容するための空間Sを確
保する必要があり、この空間Sを確保するために、フロ
ッピディスクFの駆動装置FDを薄型に構成することが
きわめて困難である。
【0008】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、薄型構造をもったフロッピディスク駆動装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるフロッピ
ディスク駆動装置は、サーボモータを構成するロータケ
ースの外表面に固定されたばね部材と、このばね部材に
固定されたローラと、上記ロータケースに形成された上
記ローラの逃し穴とを具備し、上記ローラをフロッピデ
ィスクにおける磁性円盤の周辺部に形成された係合孔に
係合させるように構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、ロータケースの外表面にば
ね部材を介してローラを固定したから、このローラが磁
性円盤の下面に摺接してその係合孔に係合される過程
で、上記ロータケースの逃し穴に嵌入されるため、上記
ローラの下方変位を許容するための空間を少なくして、
フロッピディスク駆動装置の薄型化を達成することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にもとづいて
説明する。 実施例1.図1において、FDはフロッピディスク駆動
装置、Mはサーボモータ、Fはフロッピディスクであ
る。同図において、1はプリント配線基板、6はシャフ
トハウジング、7はロータシャフト、9はロータケー
ス、15はばね部材30の先端部に固定されたローラ、
16は円環状のFGマグネット、20はロータケース9
の外面に固定されたフロッピディスクFのチャッキング
マグネット、26,27は上記ばね部材30をロータケ
ース9にかしめるためのピンである。28はフロッピデ
ィスクFを構成するケース、18は磁気ディスク19と
一体に回転する磁性円盤、18aはロータシャフト7が
挿通される軸孔、18bはローラ15の係合孔である。
図2は上記フロッピディスク駆動装置FDの断面図であ
る。同図で示すように、プリント配線基板1に形成され
た取付孔1aに軸受ハウジング2が固定されるととも
に、ステータ3に巻回されたコイル4の挿入穴1bが形
成されている。
【0012】上記軸受ハウジング2は、たとえばスラス
トベアリングからなる軸受部材5を介してロータシャフ
ト7を回転自在に軸支するとともに、磁性材からなるス
テータ3が固定されている。上記ステータ3は、上記ハ
ウジング2に外嵌される円環状の胴部3aと、この胴部
3aの外周面から円周方向へ所定間隔存して放射状に突
設された複数の磁極片3bとから構成され、これら各磁
極片3bにはコイル4が巻装されている。
【0013】上記ステータ3は、複数枚の磁性板を積層
して構成され、上記コイル4と磁極片3bとの間の電気
的な絶縁を確保するために、その外表面に電気絶縁層2
9が被着されている。上記シャフト7の一端部にはロー
タを構成する皿状のロータケース9がステータ3と同心
状に固定されている。
【0014】上記ロータケース9の内周面には、上記磁
極片3bの端部上面3dに対向させて、円環状のメイン
マグネット10がスペーサ11を介して固定されるとと
もに、その外周面には円環状のFGマグネット16が固
定されている。以上によって、サーボモータMが構成さ
れている。
【0015】上記ばね部材30は、図3で示すように、
大円弧状の板ばねから形成され、その両端部と中間部に
ピン孔30aないし30cが形成されている。上記ばね
部材30は、その基端部と中間部におけるピン孔30
a,30bに挿通されたピン26,27をかしめること
により、上記ロータケース9の外表面に固定されるとと
もに、その先端部に形成されたピン孔30cにピン33
をかしめることにより、ローラ15が固定されている。
【0016】上記ローラ15および上記ばね部材30の
先端部30dは上記ロータケース9に形成された透孔9
dに対向配設されて、下方へ弾性的に変位可能である。
また、上記ばね部材30はピン26,27のかしめによ
り、その先端部のローラ15がロータケース9の径方向
外方へ変位するばね力を常時受けるように構成されてい
る。
【0017】上記ロータケース9の外表面にはフロッピ
ディスクFのチャッキングマグネット20が固定され、
このマグネット20は円盤状に形成されて、上記ローラ
15の挿通孔20aが形成されている。また、上記ロー
タケース9にはローラ15の逃し穴9dが形成されてい
る。以上によって、フロッピディスクFの駆動装置FD
が構成されている。その他の構成は、図6で前述したも
のとほぼ同様であるから、相当部分に同一の符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。
【0018】つぎに、上記構成の動作について説明す
る。まず、フロッピディスクFの磁性円盤18に形成さ
れた軸孔18aにロータシャフト7が挿通される。この
挿通に際し、ローラ15が磁性円盤18の係合孔18b
に対向しないで、たとえば図1で示す磁性円盤18の下
面P点に当接した場合、この磁性円盤18は傾斜状態で
上記チャッキングマグネット20に吸引される。
【0019】この非係合状態で、コイル4に所定周波数
の駆動電流が供給されると、上記ステータ3に回転磁界
が生起されて、上記メインマグネット10と上記磁極片
3bの端部上面3dとの間の磁気吸引力で回転トルクが
発生し、上記ロータケース9はロータシャフト7ととも
に回転駆動される。この回転駆動によって、上記ローラ
15は磁性円盤18の下面を摺接しながら、ロータケー
ス9の逃し穴9dに凹入されて下方へ弾性的に変位した
状態で、ロータシャフト7のまわりを旋回し、上記係合
孔18bに対応したとき、これに係合されて、上記磁性
円盤18を磁気ディスク19と一体に回転させる。
【0020】このとき、ばね部材30の先端部30dに
より、ローラ15にはロータケース9の径方向外方へ常
時ばね力が付勢されているから、上記磁性円盤18はロ
ータシャフト7のまわりを常に一定の半径R(第2図)
でガタツキなく旋回する。また、上記ロータケース9と
ともに回転するFGマグネット16を基板1に形成され
た図示しない検出器で検出し、その検出電流の周波数と
回転設定周波数とをFGサーボ回路により比較し、両者
の周波数差が零となるように、上記ロータケース9の回
転速度が一定値に制御される。なお、上記FGマグネッ
ト16およびこれに関連する回転制御回路などは、必要
に応じて省略することができる。
【0021】ところで、上記構成によれば、ローラ15
はロータケース9の上面に配設されているから、磁性円
盤18の係合孔18bに係合される過程で、磁性円盤1
8の下面に摺接しながら、ロータケース9のローラ逃し
穴9dに凹入される。したがって、上記ロータ15を下
方へ変位させるための空間Sを低減させることができ、
もって上記フロッピディスク駆動装置FDを薄型に構成
することができる。
【0022】なお、上記実施例によれば、磁極片3bの
端部上面3dにメインマグネット10を対向させたか
ら、上記磁極片3bの肉厚を比較的薄く形成しても、そ
の対向面積を広くすることができるため、磁束量を増大
させて、所定の回転トルクが得られる。また、上記ロー
タケース9の内周面と磁極片3bの端部上面3dとの間
にメインマグネット10を収納するとともに、基板1に
形成された挿入穴1bにコイル4の下側部を挿入したた
め、上記ローラ15の支持構造と相まって、上記フロッ
ピディスク駆動装置FDの薄型かつ小型化を達成するこ
とができる。
【0023】実施例2.上記実施例において、チャッキ
ングマグネット20は円盤状に形成されていたけれど
も、図4で示すような半円弧状に形成されて、その内周
面に形成された係合凹部20aをシャフトハウジング6
の外周面に形成された係合凸部6aに嵌合させてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上詳述したように、ロー
タケースの外表面にばね部材を介してローラを固定し、
かつ、このローラを上記ロータケースの逃し穴に嵌入さ
せる構成としたから、下方へ変位させるための空間を少
なくしてフロッピディスク駆動装置を薄型に構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるフロッピディスク駆動装置の一
例をフロッピディスクとともに示す外観斜視図である。
【図2】同フロッピディスク駆動装置の断面図である。
【図3】同フロッピディスク駆動装置の要部の分解斜視
図である。
【図4】この考案によるフロッピディスク駆動装置の他
の例を示す斜視図である。
【図5】同フロッピディスク駆動装置の要部の分解斜視
図である。
【図6】従来のフロッピディスク駆動装置の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
M サーボモータ F フロッピディスク FD フロッピディスク駆動装置 1 基板 3 ステータ 3b 磁極片 4 コイル 7 ロータシャフト 9 ロータケース 9d 逃し穴 10 メインマグネット 15 ローラ 18 磁性円盤 18b 係合孔 20 チャッキングマグネット 30 ばね部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に回転自在に支持されたロータケー
    スと、このロータケースと同心状に上記基板に固定され
    かつ円周方向へ所定間隔を存して放射状に複数の磁極片
    を突設してなるステータと、このステータの磁極片に巻
    装されたコイルと、上記ロータケースの内周面に同心状
    に固定された円環状のメインマグネットとを備えたサー
    ボモータと、このサーボモータを構成する上記ロータケ
    ースの外表面に固定されたばね部材と、このばね部材に
    固定されたローラと、上記ロータケースに形成された上
    記ローラの逃し穴と、フロッピディスクにおける磁性円
    盤を吸引するチャッキングマグネットとを具備し、上記
    ローラが磁性円盤の係合孔に係合される過程で、上記ロ
    ータケースの逃し穴に嵌入させるように構成したことを
    特徴とするフロッピディスク駆動装置。
JP4285273A 1992-09-29 1992-09-29 フロッピディスク駆動装置 Pending JPH09128884A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511398B2 (en) 2005-02-10 2009-03-31 Nidec Corporation Motor and recording disk driving device
WO2024051567A1 (zh) * 2022-09-07 2024-03-14 无锡先导智能装备股份有限公司 一种入料机构、入料装置及卷绕设备

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