JPH0912833A - プロピレン樹脂組成物 - Google Patents
プロピレン樹脂組成物Info
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- JPH0912833A JPH0912833A JP16958895A JP16958895A JPH0912833A JP H0912833 A JPH0912833 A JP H0912833A JP 16958895 A JP16958895 A JP 16958895A JP 16958895 A JP16958895 A JP 16958895A JP H0912833 A JPH0912833 A JP H0912833A
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Abstract
成形性が良好で成形外観も優れるゆえに、特に自動車外
装材等の射出成形品に好適なプロピレン樹脂組成物の提
供。 【構成】 下記の(A)成分50超過〜80重量部、
(B)成分15〜37重量部及び(C)成分5〜13未
満重量部の合計量が100重量部となる様に配合されて
なることを特徴とする、プロピレン樹脂組成物。 (A)o−ジクロルベンゼンによる分別において50℃
で溶出する成分として表されるエチレン・プロピレンラ
ンダム共重合部分を5〜30重量%含有し、メルトフロ
ーレート(230℃、2.16kg荷重) が20〜200
g/10分であるプロピレン・エチレンブロック共重合
体 (B)メルトフローレート(230℃、2.16kg荷
重) が0.1〜20g/10分、密度が0.860〜
0.885g/cm3 かつ共重合コモノマーが炭素数8以
上のα−オレフィンであるエチレン・α−オレフィン共
重合体 (C)平均アスペクト比が4以上の無機フィラー
Description
バランスが改良され、射出成形性が良好で成形外観も優
れるゆえに、特に自動車外装材等の射出成形品に好適な
プロピレン樹脂組成物に関する。
性、光沢等の優れた特性を有し、様々な用途に用いられ
ているが、反面、耐衝撃性に劣るという欠点を有してい
る。この欠点を改良するためにエチレン・プロピレン共
重合体ゴム等のゴム成分を配合する方法等が提案されて
いるが、剛性が低下するので良好な剛性−耐衝撃性のバ
ランスを得るため更にタルク等の無機フィラーを併用配
合する方法が提案されている。
は常温パラキシレン可溶分の固有粘度が特定範囲にある
プロピレン・エチレン共重合体に特定固有粘度のエチレ
ン・プロピレン共重合体ゴムとタルクを配合したプロピ
レン樹脂組成物が記載され、また、特公昭63−429
29号公報や特公平4−28749号公報にはエチレン
・プロピレン共重合体ゴムの代わりにエチレン・α−オ
レフィン共重合体を耐衝撃性改良の目的で使用したプロ
ピレン樹脂組成物が記載されている。しかし、これらの
方法では、高度化された近年の品質要求に満足に答える
ことができなくなった。ほかにも特開平4−15934
5号公報には融解ピークや融解熱量等の溶融物性が特定
範囲にあるエチレン・α−オレフィン共重合体を用いて
いるが、耐衝撃性の面で必ずしも満足のいくものではな
かった。この様に、とりわけ自動車内装材の様な高度な
剛性−耐衝撃性バランスが要求される用途においては、
さらなる改良が要求されている。
−耐衝撃性バランスが改良され、射出成形性及び成形外
観が良好なプロピレン樹脂組成物を提供することにあ
る。
を解決するために鋭意検討の結果、特定の物性を有する
プロピレン・エチレンブロック共重合体とエチレン・α
−オレフィン共重合体を選択し、これらに更にフィラー
を配合することによって上記目的を達成することを見出
して本発明を完成した。
各成分の合計量が100重量部となる様に配合されてな
ることを特徴とする、プロピレン樹脂組成物である。 (A)o−ジクロルベンゼンによる分別において50℃で溶出する成分として 表されるエチレン・プロピレンランダム共重合部分を5〜30重量%含有し、メ ルトフローレート(MFR:230℃、2.16kg荷重) が20〜200g/1 0分であるプロピレン・エチレンブロック共重合体・・・50超過〜80重量部 (B)MFR(230℃、2.16kg荷重) が0.1〜20g/10分、密度 が0.860〜0.885g/cm3 かつ共重合コモノマーが炭素数8以上のα− オレフィンであるエチレン・α−オレフィン共重合体・・・・15〜37重量部 (C)平均アスペクト比が4以上の無機フィラー・・・・5〜13未満重量部
率60%以上、α−オレフィンコモノマー含量10〜1
7モル%かつ密度0.860〜0.880g/cm3 のエ
チレン・α−オレフィン共重合体である、プロピレン樹
脂組成物が好ましい。
触媒によって重合された共重合体である、プロピレン樹
脂組成物が好ましい。
下記の物性を有する組成物である、プロピレン樹脂組成
物が好ましい。 メルトフローレート:10超過〜80g/10分未満 曲げ弾性率:11,000超過〜20,000kg/cm2 IZOD衝撃強度(−30℃):5kg・cm/cm2 超過 ロックウェル硬度:50超過〜80未満
共重合体は、o−ジクロルベンゼンによる分別において
50℃で溶出する成分として表されるエチレン・プロピ
レンランダム共重合部分を5〜30重量%、好ましくは
5.5〜22重量%含有し、MFR(230℃、2.1
6kg荷重) が20〜200g/10分、好ましくは25
〜150g/10分、特に好ましくは30〜100g/
10分のプロピレン・エチレンブロック共重合体であ
る。
部分が少な過ぎると耐衝撃性に劣り、一方、多過ぎると
剛性が低下するので好ましくない。また、MFRが低過
ぎるとフローマークやウェルド外観、流動性等の射出成
形性が劣り、一方、高過ぎると耐衝撃性が劣るので好ま
しくない。なお、o−ジクロルベンゼンによる分別にお
いて50℃で溶出しない成分は、結晶性プロピレン単独
重合部分として表される部分である。この様な(A)成
分のプロピレン・エチレンブロック共重合体は、高立体
規則性重合触媒を用いてスラリー重合、気相重合又は液
相塊状重合により製造することができる。重合の具体例
としては、例えば、塩化マグネシウムに四塩化チタン、
有機ハライド及び有機珪素化合物を接触させて形成した
固体成分に有機アルミニウム化合物成分を組み合わせた
触媒を用いてプロピレンの単独重合を行い、次いで、プ
ロピレンとエチレンのランダム共重合を行うことによっ
て目的重合体を製造する方法を挙げることができる。な
お、このプロピレン・エチレンブロック共重合体のMF
Rは、重合時に調整してもよく、また、重合後にジアシ
ル・パーオキサイド、ジアルキル・パーオキサイド等の
有機過酸化物で調整することもできる。
共重合体は、本発明の効果を著しく損なわない範囲で他
の不飽和化合物、例えば、1−ブテン、1−ヘキセン等
のα−オレフィンや酢酸ビニルの様なビニルエステル若
しくはアクリル酸、アクリル酸メチル等のアクリル酸又
はその誘導体等を含有する三元以上の共重合体であって
もよく、また、2種以上のプロピレン・エチレンブロッ
ク共重合体を併用することも差し支えない。
重合体 本発明で使用する上記のエチレン・α−オレフィン共重
合体は、MFR(230℃、2.16kg荷重) が0.1
〜20g/10分、好ましくは0.2〜15g/10
分、密度が0.860〜0.885g/cm3 、好ましく
は0.860〜0.880g/cm3 、特に好ましくは
0.860〜0.870g/cm3 かつ共重合コモノマー
が炭素数8以上のα−オレフィンのエチレン・α−オレ
フィン共重合体である。α−オレフィンの好適な含量は
10〜17モル%、特に12〜17モル%が好ましい。
また、このエチレン・α−オレフィン共重合体は、その
エチレン3連鎖分率が60%以上のものはロックウェル
硬度等の点から好ましい。したがって、エチレン3連鎖
分率60%以上、α−オレフィンコモノマー含量10〜
17モル%、MFR(230℃、2.16kg荷重) 0.
2〜15g/10分かつ密度0.860〜0.880g
/cm3 のエチレン・α−オレフィン共重合体が特に好ま
しい。
が劣るので好ましくない。また、密度が低過ぎるものは
製造が困難となり、一方、高過ぎると耐衝撃性が劣るの
で好ましくない。α−オレフィンの炭素数が7以下のも
のでは耐衝撃性の著しい改良効果が期待できない。炭素
数8以上のα−オレフィンとしては、例えば、1−オク
テン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−
ドデセン、4−メチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチ
ル−1−ペンテン等を挙げることができる。エチレン・
α−オレフィン共重合体に高分子量成分を少量含有させ
て物性を改善する目的で、少量のジエン成分、例えば、
エチリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、1,
9−デカジエン、ビニルノルボルネン等を共重合するこ
ともできる。
体を製造するための触媒としては、ハロゲン化チタンの
様なチタン化合物、バナジウム化合物、アルキルアルミ
ニウム−マグネシウム錯体、アルキルアルコキシアルミ
ニウム−マグネシウム錯体、の様な有機アルミニウム−
マグネシウム錯体や、アルキルアルミニウム或いはアル
キルアルミニウムクロリド等のいわゆるチーグラー型触
媒を挙げることができるが、とりわけ、WO−91/0
4257号公報に示されている様なメタロセン化合物を
触媒としたメタロセン触媒で重合した場合に、より著し
い効果が奏される共重合体が得られるので好ましい。
溶液法、スラリー法或いは圧力200kg/cm2 以上、温
度180℃以上の高圧イオン重合法等の製造プロセスを
適用してエチレンとα−オレフィンを共重合する方法を
挙げることができる。
4以上、好ましくは5以上、特に好ましくは5.5以上
の無機フィラーである。平均アスペクト比が小さ過ぎる
と成形体の弾性率が不良となり好ましくない。
は、例えば、長さが15μm以下、平均粒径が1〜10
μmかつ平均アスペクト比が4以上のタルク、平均粒径
が8〜100μmかつ平均アスペクト比が10以上のマ
イカ、平均直径が13μm以下かつ平均アスペクト比が
5以上の繊維状フィラー等を挙げることができる。なか
でも特にタルクが好ましい。フィラーとしては、平均粒
径が小さいほど、また、平均アスペクト比が大きいほど
本発明の効果を高度に発現することができる。
砕機やミクロン型粉砕機で粉砕して、更にミクロンミル
型粉砕機、ジェットミル型粉砕機等で微粉砕した後、サ
イクロンやミクロンセパレータ等で分級調整して製造す
ることができる。原石としては、金属不純物が少ない中
国産が一般に好ましい。
マイカ等の種類や製法の異なるものがあり、特に限定は
されないが、性能面から白マイカ、金マイカが好まし
い。また、これらマイカは、湿式粉砕や湿式分級法によ
って製造されたものが特に好ましい。
素繊維、硼酸アルミニウム繊維、チタン酸カリウム繊
維、塩基性硫酸マグネシウム繊維、炭素カルシウム繊維
等を挙げることができる。これらの中で特に好ましいも
のは、平均直径が0.2〜10μmのものであり、平均
アスペクト比が10以上のものである。ここで、平均粒
径の測定としては、堀場製作所製LA−500型があ
る。また、直径、長さ、アスペクト比については、顕微
鏡等により測定した値である。以上の様なフィラーは、
カップリング剤等の表面処理剤で処理されたものでも一
向に構わない。
付与するために本発明の効果を著しく損なわない範囲
で、上記必須成分以外の任意成分を配合することができ
る。この任意成分としては、通常のポリオレフィン用添
加剤や配合剤として知られ又は用いられるもの、例え
ば、酸化防止剤、中和剤、耐候性改良剤、気泡防止剤、
分散剤、帯電防止剤、滑剤、分子量調整剤(過酸化物
等)、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、潤滑剤、防
曇剤、アンチブロッキング剤、難燃剤、導電性付与剤、
架橋剤、架橋助剤、金属不活性化剤、殺菌剤、防黴剤、
蛍光増白剤、着色剤、離型剤、発泡剤、透明化剤、加工
助剤、結晶核剤、軟化剤又は硬度調整剤(オイル・ワッ
クス等)、光沢付与剤、シボ鮮明化剤、物性調整剤(他
の樹脂・ゴム等)、他の充填剤等を挙げることができ、
これらは適宜組み合わせて、成形原材料から成形体を製
造するまでの任意の段階において配合することができ
る。
エチレンブロック共重合体50超過〜80重量部、好ま
しくは55〜72重量部、(B)成分のエチレン・α−
オレフィン共重合体15〜37重量部、好ましくは20
〜33重量部、及び、(C)成分の無機フィラー5〜1
3未満重量部、好ましくは8〜12重量部である。ただ
し、(A)〜(C)各成分の合計量が100重量部とな
る様に配合される。
方、多過ぎると耐衝撃性が劣る。逆に(B)成分が少な
過ぎると耐衝撃性が劣り、一方、多過ぎると剛性が劣
る。また、(C)成分が少な過ぎると剛性が劣り、一
方、多過ぎるとフローマークやウェルドが目立ち易くな
り外観が悪化し易くなり好ましくない。本発明のプロピ
レン樹脂組成物は、特に自動車外装材用射出成形体に好
適であるが、その用途用途に応じて上記範囲内で最適配
合比率を調製することが好ましい。
投入して成形することもできるが、一般には、予め、こ
れら成分をミキサー等でブレンドした後、一軸押出機、
二軸押出機、バンバリーミキサー、ロールミキサー、ニ
ーダーブレンダー、ブラベンダープラストグラフ等の通
常の混練機で溶融混練してペレット状に造粒して樹脂組
成物、即ち成形用材料となし、これを射出等成形するの
が望ましい。この場合、樹脂組成物は、各成分をできる
限り均一微細に分散させることが重要であることから、
二軸押出機を用いて混練造粒することが好ましい。な
お、造粒に際しては、配合物を一括で混練しても、ま
た、性能の向上を図るべく分割混練しても構わない。
る組成物であるものが工業用部品材料用途において特に
好適である。 メルトフローレート:10超過〜80g/10分未満、
特に好ましくは11〜50g/10分 曲げ弾性率:11,000超過〜20,000kg/c
m2 、特に好ましくは11,000超過〜18,000k
g/cm2 IZOD衝撃強度(−30℃):5kg・cm/cm2 超過、
特に好ましくは5.5kg・cm/cm2 以上 ロックウェル硬度:50超過〜80未満、好ましくは5
5〜75
射出成形、射出圧縮成形、圧縮成形、押出成形(シート
成形、フィルム成形、ブロー成形、パイプ成形等)等各
種成形法にて種々用途の成形体に成形される。これら成
形法の中でも、射出成形法、射出圧縮成形法にて成形さ
れる場合に本発明の効果が大きく奏される。本発明の樹
脂組成物は、改良された剛性−耐衝撃性バランスを有
し、射出成形性が良好であることから、例えば、バンパ
ー、コーナーバンパー、カウルルーバー、ドアプロテク
ター、サイドモール等の自動車外装部材、テレビケー
ス、VTRケース、洗濯機カバー、掃除機ケース等の家
電製品部品、或いはステレオケース等の音響機器部品の
用途に好適である。
る。例中、原材料及び成形体の各物性は以下の方法にて
評価した。 ○MFR:JIS K7210準拠(230℃、2.16
kg荷重)。 ○密度 :JIS K7112準拠(アニールなしで測
定)。 ○コモノマー量:13C−NMR測定法(Macromolecules
1982,15巻,353〜360 頁及び1402〜1406頁記載) 。
ナル面積を用いて、日本ゴム協会誌第600巻第1号
(1987年)38頁記載に従って、炭素数が6個のア
ルキル鎖中のメチレン鎖が6個つながっている構造部分
の割合を算出した数値を示す。 ○曲げ弾性率 :JIS K7203準拠(230
℃)。 ○IZOD衝撃強度:JIS K7110準拠(−30
℃、切削ノッチ付)。 ○ロックウェル硬度:JIS K6758準拠(Rスケ
ールにて測定)。
形機にて成形温度220℃設定で350mm×100mm×
3mmtシートを成形し、その外観を目視にて以下の基準
で判断。 ○ フローマークなく良好。 △ フローマークやや有り。 × フローマーク非常に目立つ。
形機にて成形温度220℃設定で350mm×100mm×
3mmtシートを2点ピンゲートにて成形し、中央部のウ
ェルドライン外観を目視にて以下の基準で判断。 ○ ウェルドラインなく良好。 △ ウェルドラインやや有り。 × ウェルドライン非常に目立つ。
(C)成分を表4及び表5に示す割合で配合し、さら
に、これら成分の合計100重量部に対して0.1重量
部のテトラキス〔メチレン−3−(3’,5’−ジ−t
−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕メタンを配合して川田製作所製スーパーミキサーに
て5分間混合した後、神戸製鋼社製二軸混練機「FC
M」にて210℃設定で混練造粒して組成物を得た。得
られたペレットを型締圧100トンの射出成形機にて成
型温度220℃設定で成形して各種物性測定用試験片を
得、物性測定した。その結果を表4及び表5に示す。た
だし、フローマーク及びウェルド外観の評価について
は、上記配合にさらに、(A)成分、(B)成分及び
(C)成分の合計100重量部に対して0.5重量部の
カーボンブラックを配合して得たペレットを用いて評価
した。
ンスが改良され、射出成形性が良好で成形外観も優れる
ゆえに、特に自動車外装材等の射出成形品に好適なプロ
ピレン樹脂組成物が得られると言った顕著な効果が奏さ
れる。
Claims (4)
- 【請求項1】下記(A)〜(C)各成分の合計量が10
0重量部となる様に配合されてなることを特徴とする、
プロピレン樹脂組成物。 (A)o−ジクロルベンゼンによる分別において50℃で溶出する成分として 表されるエチレン・プロピレンランダム共重合部分を5〜30重量%含有し、メ ルトフローレート(230℃、2.16kg荷重) が20〜200g/10分であ るプロピレン・エチレンブロック共重合体 ・・・50超過〜80重量部 (B)メルトフローレート(230℃、2.16kg荷重) が0.1〜20g/ 10分、密度が0.860〜0.885g/cm3 かつ共重合コモノマーが炭素数 8以上のα−オレフィンであるエチレン・α−オレフィン共重合体 ・・・・・15〜37重量部 (C)平均アスペクト比が4以上の無機フィラー・・・・5〜13未満重量部 - 【請求項2】(B)成分が、エチレン3連鎖分率60%
以上、α−オレフィンコモノマー含量10〜17モル%
かつ密度0.860〜0.880g/cm3 のエチレン・
α−オレフィン共重合体である、請求項1に記載のプロ
ピレン樹脂組成物。 - 【請求項3】(B)成分が、メタロセン触媒によって重
合された共重合体である、請求項1又は請求項2に記載
のプロピレン樹脂組成物。 - 【請求項4】プロピレン樹脂組成物が、下記の物性を有
する組成物である、請求項1に記載のプロピレン樹脂組
成物。 メルトフローレート:10超過〜80g/10分未満 曲げ弾性率:11,000超過〜20,000kg/cm2 IZOD衝撃強度(−30℃):5kg・cm/cm2 超過 ロックウェル硬度:50超過〜80未満
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---|---|---|---|
JP16958895A JP3362089B2 (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | プロピレン樹脂組成物 |
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JPH0912833A true JPH0912833A (ja) | 1997-01-14 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007332272A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Japan Polypropylene Corp | 自動車外装用プロピレン系ブロック共重合体組成物および自動車用外装部材 |
JP2011080049A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-04-21 | Sumitomo Chemical Co Ltd | ポリオレフィン系樹脂組成物及び成形体 |
JP2017218517A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 三井化学株式会社 | プロピレン系樹脂組成物およびその製造方法 |
JP2017218518A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 三井化学株式会社 | 繊維強化プロピレン系樹脂組成物およびその製造方法 |
JP2019089921A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 三井化学株式会社 | プロピレン系樹脂組成物およびその製造方法、ならびに該プロピレン系樹脂組成物を用いた成形体 |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP16958895A patent/JP3362089B2/ja not_active Expired - Fee Related
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