JPH09127862A - 車両用地図表示装置 - Google Patents

車両用地図表示装置

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JPH09127862A
JPH09127862A JP28141295A JP28141295A JPH09127862A JP H09127862 A JPH09127862 A JP H09127862A JP 28141295 A JP28141295 A JP 28141295A JP 28141295 A JP28141295 A JP 28141295A JP H09127862 A JPH09127862 A JP H09127862A
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Shoichiro Morita
祥一郎 森田
Toru Saito
徹 斎藤
Yoji Matsuoka
洋司 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体表示する地図情報の立体形状を、鳥瞰図
の表示方向や表示縮尺等に応じて簡易かつ迅速に変更す
る。 【解決手段】 個々の立体ランドマークごとに、表示サ
イズ別にL種類、視点からの見下ろし方向別にM種類、
視点からの見下ろし角度別にN種類の立体ランドマーク
画像データを格納する立体ランドマークデータメモリ9
を設ける。また、ライトスイッチ8がON用の立体ラン
ドマーク画像データと、OFF用の立体ランドマーク画
像データを別々に立体ランドマークデータメモリ9に格
納する。そして、視点からの見下ろし方向および見下ろ
し角度に応じて所望の立体ランドマーク画像データを立
体ランドマークデータメモリ9から読み出して鳥瞰図と
重ね合わせて表示する。これにより、車両周囲の明るさ
を考慮に入れた立体ランドマークを表示でき、リアルで
臨場感のある鳥瞰図表示が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両位置周辺の道
路地図を表示装置に表示する車両用地図表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】道路地図を表示装置に表示する際、車両
の現在地周辺の道路地図を遠方よりも拡大して表示す
る、いわゆる鳥瞰図表示形式によって道路地図を表示す
る車両用地図表示装置が知られている(例えば、特開平
2-244188号公報参照)。上記公報に開示された装置は、
車両の現在地の後方に視点を置き、この視点から車両の
進行方向を見下ろした様子を表示装置の画面上に表示す
るものである。このような鳥瞰図表示を行うと、現在地
周辺の地図情報を拡大して表示できるとともに、現在地
から遠方までの広範囲を表示できるため、道路網のつな
がり具合を視覚的に捉えやすくなる。また、いかにも運
転者自身が道路地図を見下ろしているかのような臨場感
のある道路地図を表示できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】道路地図を鳥瞰図表示
する際に、より臨場感を出すためには、道路地図上に存
在する地図情報(例えば、建築物など)を立体的に表示
する必要がある。その際、鳥瞰図の表示方向や表示縮尺
等が変化すると、立体表示すべき地図情報と視点位置と
の位置関係が変化することから、鳥瞰図の表示方向等に
応じて立体図形の形状を変えるのが望ましい。ところ
が、1つの地図情報に対して何種類もの立体画像データ
を予めメモリ等に格納するのは、膨大な量のメモリを必
要とするため好ましくない。一方、立体表示すべき地図
情報と視点位置との位置関係が変化するたびに、ソフト
ウェア処理によって立体図形を生成するのは、膨大な時
間を必要とするため、装置の使い勝手が悪くなってしま
う。
【0004】本発明の目的は、立体表示する地図情報の
立体形状を、鳥瞰図の表示方向や表示縮尺等に応じて簡
易かつ迅速に変更できる車両用地図表示装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の一実施の形態を示
す図1,4,5,19に対応づけて本発明を説明する
と、本発明は、道路地図に関する道路地図データを記憶
する道路地図記憶手段3と、道路地図上の現在地周辺の
上空に視点を置き、この視点から所定の見下ろし方向お
よび見下ろし角度で道路地図を見下ろした鳥瞰図が表示
装置5に表示されるように、道路地図記憶手段3から所
定範囲の道路地図データを読み出して鳥瞰図データに変
換する鳥瞰図データ変換手段と、鳥瞰図データに基づい
て表示装置5に鳥瞰図を表示させる表示制御手段とを備
える車両用地図表示装置に適用され、鳥瞰図表示の際に
少なくとも一部の地図情報は立体表示可能とされ、該地
図情報ごとに、表示サイズ別、視点からの見下ろし方向
別および視点からの見下ろし角度別に複数種類の立体画
像データを記憶する立体画像記憶手段9と、立体表示可
能な地図情報ごとに、該地図情報の表示装置5上の表示
位置、視点からの見下ろし方向および見下ろし角度に基
づいて立体画像記憶手段9からいずれか1つの立体画像
データをそれぞれ選択する立体画像選択手段とを備え、
選択された立体画像データと鳥瞰図データとを合成して
表示装置5に表示させるように表示制御手段を構成する
ことにより、上記目的は達成される。請求項1に記載の
発明では、例えば図2に示すように、立体表示可能な地
図情報ごとに、表示サイズ別、視点からの見下ろし方向
別および見下ろし角度別に複数種類の立体画像データを
立体画像記憶手段9に記憶しておく。そして、各地図情
報の表示装置5上の表示位置、視点からの見下ろし方向
および見下ろし角度に基づいて所望の立体画像データを
立体画像記憶手段9から読み出し、鳥瞰図と重ね合わせ
て表示する。
【0006】請求項2に記載の発明は、鳥瞰図の表示縮
尺と立体表示可能な地図情報の表示装置5上の表示位置
とに基づいて、該地図情報を立体表示するか否かを選択
する立体表示選択手段を備え、立体表示選択手段により
立体表示することが選択された地図情報のみ、立体画像
記憶手段9に記憶されている立体画像データに基づいて
立体表示を行うように表示制御手段を構成するものであ
る。請求項2に記載の発明では、視点からの見下ろし方
向および見下ろし角度により定まる鳥瞰図の表示縮尺
と、立体表示可能な地図情報の表示位置とに基づいて、
地図情報を立体表示するか否かを選択する。すなわち、
広域(小縮尺)の鳥瞰図を表示する際には、立体表示さ
れる地図情報によって他の地図情報の表示が妨げられな
いようにする。
【0007】請求項3に記載の発明は、立体表示可能な
個々の地図情報に固有な形状の立体画像データを、該地
図情報ごとに、表示サイズ別、視点からの見下ろし方向
別および視点からの見下ろし角度別に複数種類記憶する
固有立体画像記憶手段9aと、立体表示可能な複数の地
図情報に共通して利用される立体画像データを、表示サ
イズ別、視点からの見下ろし方向別および視点からの見
下ろし角度別に複数種類記憶する汎用立体画像記憶手段
9bとを備えるように立体画像記憶手段9を構成し、立
体表示可能な地図情報ごとに、固有立体画像記憶手段9
aおよび汎用立体画像記憶手段9bのいずれかに記憶さ
れている立体画像データを選択するように立体画像選択
手段を構成するものである。請求項3に記載の発明で
は、立体表示可能な地図情報のうち一部の地図情報の
み、その地図情報に固有の形状の立体画像データを設
け、その他の立体表示可能な地図情報については共通の
立体画像データを用いて表示する。これにより、メモリ
容量の削減および画面の描画速度の向上を図る。
【0008】請求項4に記載の発明は、立体表示可能な
地図情報の種類、該地図情報の表示装置5上の表示位
置、視点からの見下ろし方向および見下ろし角度に応じ
て、汎用立体画像記憶手段9bに記憶されている立体画
像データを組み合わせて新たな立体画像データを生成す
る立体画像生成手段を備え、立体表示可能な地図情報ご
とに、固有立体画像記憶手段9aに記憶されている立体
画像データおよび立体画像生成手段により生成された立
体画像データのいずれかを選択するように立体画像選択
手段を構成するものである。請求項4に記載の発明で
は、立体表示可能な複数の地図情報で共通に利用される
立体画像データを、各地図情報の形状に合わせて複数個
組み合わせることで、各地図情報に固有の立体画像デー
タを生成する。
【0009】請求項5に記載の立体画像記憶手段9に
は、立体表示可能な地図情報ごとに、複数種類の立体画
像データが2組以上設けられ、各組の立体画像データは
それぞれ輝度および形状の少なくとも一方が異なってお
り、複数組のいずれか1組を選択する組選択手段を備
え、選択された組の立体画像データに基づいて地図情報
の立体表示を行うように表示制御手段を構成するもので
ある。請求項5に記載の発明では、立体表示可能な各地
図情報ごとに、複数種類の立体画像データを2組以上設
け、車両周囲の明るさ等に最も適合する組の立体画像デ
ータに基づいて立体表示を行う。すなわち、例えば図2
に示すように、日中用と夜間用に別々の立体画像データ
を設け、車両周囲の明るさに応じて立体画像データを切
り換える。
【0010】請求項6に記載の組選択手段は、ライトス
イッチ8のオン・オフにより、選択する組を切り換える
ものである。請求項6に記載の発明では、ライトスイッ
チ8のオン・オフにより立体画像データの組を自動的に
切り換え、運転者の目が疲れないようにする。
【0011】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために本発明の一実施の形態の図を用いたが、これによ
り本発明が一実施の形態に限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態− 図1は本発明による車両用地図表示装置の第1の実施の
形態のブロック図である。図1において、1は車両の走
行速度を検出する車速センサ、2は車両の現在地を検出
する現在地検出装置である。現在地検出装置2は、車速
センサ1や不図示の方位センサ、またはGPSセンサ等
を用いて車両の現在地を検出する。3は道路地図データ
を格納する地図記憶メモリであり、例えばCD−ROM
等の大容量の記録媒体で構成される。
【0013】4は装置全体を制御する制御回路であり、
マイクロプロセッサおよびその周辺回路から成る。制御
回路4は主に、地図記憶メモリ3の道路地図データを鳥
瞰図データに変換し、道路地図の鳥瞰図を表示装置5に
表示する処理を行う。6は車両の目的地等を入力する入
力装置である。本実施の形態では、鳥瞰図の縮尺をN段
階に切換可能としており、この切り換えも入力装置6に
より行う。7は表示装置5に表示するための画像データ
を格納する画像メモリであり、画像メモリ7に格納され
た画像データは適宜読み出されて表示装置5に表示され
る。8はライトスイッチ(イルミネーションスイッチ)
であり、そのON,OFF情報は制御回路4に入力され
る。9は立体表示される地図情報(以下、立体ランドマ
ークと呼ぶ)に対応する立体ランドマーク画像データを
格納する立体ランドマークデータメモリである。
【0014】図2は立体ランドマークデータメモリ9の
内部構成を示す図である。図示のように、立体ランドマ
ークデータメモリ9は、ライトスイッチ8がオフのとき
の立体ランドマーク画像データを格納する領域(イルミ
OFF領域)と、ライトスイッチ8がオンのときの立体
ランドマーク画像データを格納する領域(イルミON領
域)とに分かれており、各領域には、個々の立体ランド
マークごとに、表示サイズ別にL種類、視点からの見下
ろし方向別にM種類、視点からの見下ろし角度別にN種
類の立体ランドマーク画像データが格納されている。ま
た、各立体ランドマークの道路地図上の座標データと名
称データも立体ランドマークごとに格納されている。な
お、図2では、見下ろし角度別の分類については省略し
ている。
【0015】図3は立体ランドマークデータメモリ9に
格納されている立体ランドマーク画像データの具体例を
示す図であり、図3(a)〜(d)はイルミOFF領域
内部の立体ランドマーク画像データ、図3(e)〜
(h)はイルミON領域内部の立体ランドマーク画像デ
ータを示す。このうち、図3(a),(e)はデパート
の表示例であり、図3(a)にはアドバルーンと垂れ幕
が表示され、図3(e)には窓に明かりが表示される。
図3(b),(f)は高層ビルの表示例であり、図3
(f)には窓および屋上に明かりが表示される。図3
(c),(g)は煙突の表示例であり、図3(c)には
煙突の先端に煙が表示される。図3(d),(h)は灯
台の表示例であり、図3(h)には灯台からの明かりが
表示される。また、図3(e)〜(h)は主に夜間に表
示されるため、図3(a)〜(d)よりも低輝度または
暗い色で表示される。これにより、車両周囲の明るさと
違和感のない表示が可能となり、運転者の目を疲れさせ
るおそれもなくなる。
【0016】図4,5は制御回路4のメイン処理を示す
フローチャートであり、以下このフローチャートに基づ
いて本実施の形態の動作を説明する。なお、制御回路4
は、イグニッションキーがイグニッションオン位置に操
作されたときに図4,5の処理を開始する。ステップS
1では、現在地検出装置2を用いて現在の車両位置を検
出する。ステップS2では、車両位置や使用者が設定し
た鳥瞰図表示の条件(例えば、鳥瞰図表示方向や表示縮
尺など)に基づいて、視点位置、視点からの見下ろし方
向、視点からの見下ろし角度等を演算する。
【0017】ステップS3では、ステップS2の演算結
果に基づいて所定範囲の道路地図データを地図記憶メモ
リ3から読み出す。ステップS4では、読み出した道路
地図データのうち、鳥瞰図表示に用いる道路地図データ
を選択する。このステップS4の処理を設けることによ
り、鳥瞰図データに変換するためのデータ量を削減で
き、処理速度の向上が図れる。ステップS5では、選択
した道路地図データを鳥瞰図データに変換する。なお、
本実施の形態では、鳥瞰図データへの変換の詳細につい
ては省略する。ステップS6では、変換した鳥瞰図デー
タを表示装置5に表示する。
【0018】ステップS7では、ステップS4で選択し
た道路地図データの中に、立体ランドマークに関するデ
ータがあるか否かを判定する。立体ランドマークに関す
るデータがある場合にはステップS8に進み、ライトス
イッチ8がオンか否かを判定する。オンの場合にはステ
ップS9に進み、立体ランドマークに関するデータのい
ずれか1つを選択し、その立体ランドマークに対応する
立体ランドマーク画像データを、立体ランドマークデー
タメモリ9のイルミON領域から読み出す。一方、ライ
トスイッチ8がオフの場合にはステップS10に進み、
立体ランドマークに関するデータのいずれか1つを選択
し、その立体ランドマークに対応する立体ランドマーク
画像データを、立体ランドマークデータメモリ9のイル
ミOFF領域から読み出す。
【0019】ステップS9またはS10の処理が終了す
るとステップS11に進み、使用者が入力装置6により
選択した鳥瞰図の表示縮尺を識別する。ステップS12
では、ステップS9またはS10で読み出した立体ラン
ドマーク画像データが現縮尺レベルに表示するデータ種
別か否かを判定する。
【0020】図6は鳥瞰図の表示縮尺の変化に応じて立
体ランドマークのサイズがどのように変化するかを示す
図である。図示のように、広域(小縮尺)の鳥瞰図を表
示する場合ほど立体ランドマークは小さく表示され、場
合によっては立体ランドマークが表示されない場合もあ
る(図6(c)のマークM1)。したがって、上記ステ
ップS12では、ステップS9またはS10で読み出し
た立体ランドマーク画像データのそれぞれについて、実
際に立体ランドマークを表示するか否かの選択を行う。
例えば、最広域の鳥瞰図を表示する場合には、立体ラン
ドマークデータメモリ9に格納されている立体ランドマ
ーク画像データのうち、最小サイズのデータ(図2のサ
イズL)は表示しないようにする。
【0021】次に図5のステップS13では、立体ラン
ドマークの表示サイズを選択する。図7は図5のステッ
プS13の処理の詳細フローチャートである。ステップ
S51では、立体ランドマークの表示位置、すなわち表
示装置5の画面領域のどこに立体ランドマークを表示す
るかを検出する。具体的には、表示装置5の画面領域を
図8のようにI個に分割し、その中のJ番目の画面領域
(ただし、0<J≦Iで初期値はJ=I)に立体ランド
マークを表示するか否かを判定する。判定が否定された
場合にはステップS52に進み、Jを「1」減らしてス
テップS51に戻る。ステップS51の判定が肯定され
るとステップS53に進み、J番目の画面領域に対応す
る表示サイズの立体ランドマーク画像データを立体ラン
ドマークデータメモリ9から読み出す。
【0022】すなわち、図5のステップS13の処理で
は、複数に分割した各画面領域ごとに立体ランドマーク
の表示サイズを割り当てておき、立体ランドマークが表
示される画面領域に対応する表示サイズの立体ランドマ
ーク画像データを読み出して表示する。
【0023】なお、図7のフローチャートでは、同一の
画面領域内に表示される立体ランドマーク画像データの
表示サイズをすべて共通にしているが、同一の画面領域
内でも、個々の立体ランドマークごとに表示サイズを変
えてもよい。
【0024】図7のステップS53の処理が終わると図
5のステップS14に進み、立体ランドマークの表示方
向を選定する。図9は図5のステップS14の処理の詳
細フローチャートである。ステップS61では、図4の
ステップS2の演算結果に基づいて鳥瞰図の表示方向
(視点からの見下ろし方向)を検出し、その方向を示す
角度を変数βに代入する。ステップS62では、図2に
示す立体ランドマークデータメモリ9に格納されている
M種類の見下ろし方向のうち、K番目(ただし、1≦K
≦M)の見下ろし方向に対応する角度αとステップS6
1で検出した鳥瞰図の表示方向に対応する角度βとを比
較し、α≧βの関係が成り立つか否かを判定する。α≧
βの関係が成り立たない場合、すなわちα<βの場合に
はステップS63に進み、Kを「1」加算してステップ
S62に戻る。一方、ステップS62でα≧βと判定さ
れるとステップS64に進み、K−1番目の表示方向角
度を変数α’に代入する。
【0025】ステップS65では、角度差γ(=β−
α)と角度差γ’(=β−α’)を演算し、γ≧γ’の
関係が成り立つか否かを判定する。γ≧γ’の関係が成
り立つ場合にはステップS66に進み、立体ランドマー
クデータメモリ9中のK−1番目の見下ろし方向を立体
ランドマークの表示方向とする。一方、γ<γ’の関係
が成り立つ場合にはステップS67に進み、立体ランド
マークデータメモリ9中のK番目の見下ろし方向を立体
ランドマークの表示方向とする。
【0026】図10は鳥瞰図の表示方向(視点からの見
下ろし方向)によって立体ランドマークの形状がどのよ
うに変化するかを示す図であり、図10(a)は車両位
置周辺の平面地図、図10(b)は図10(a)に対応
する鳥瞰図、図10(c)はビルBの手前で車両が左折
した状態を示す平面地図、図10(d)は図10(c)
に対応する鳥瞰図である。車両が左折すると、それに応
じて視点位置および視点からの見下ろし方向が変化する
ため、表示装置5に表示されるビルBの立体図形は図示
のように変化する。このため、本実施の形態では、予め
立体ランドマークデータメモリ9に図10(e)のよう
な立体ランドマーク画像データを格納しておき、鳥瞰図
の表示方向(視点からの見下ろし方向)に応じて所望の
立体ランドマーク画像データを選択して表示する。
【0027】図9のステップS66またはS67の処理
が終了すると図5のステップS15に進み、立体ランド
マークの見下ろし角度を選定する。図11は図5のステ
ップS15の処理の詳細フローチャートである。図11
のステップS71では、図4のステップS2の演算結果
に基づいて視点からの見下ろし角度bを検出する。ステ
ップS72では、立体ランドマークデータメモリ9に格
納されているN種類の見下ろし角度のうち、K番目(た
だし、1≦K≦N)の見下ろし角度aとステップS71
で検出した見下ろし角度bとを比較し、a≧bの関係が
成り立つか否かを判定する。a≧bの関係が成り立たな
い場合、すなわちa<bの場合にはステップS73に進
み、変数Kを「1」加算してステップS72に戻る。一
方、ステップS72でa≧bと判定されるとステップS
74に進み、K−1番目の見下ろし角度を変数α’に代
入する。
【0028】次にステップS75では、角度差c(=b
−a)と角度差c’(=b−a’)を演算し、c≧c’
の関係が成り立つか否かを判定する。c≧c’の関係が
成り立つ場合にはステップS76に進み、立体ランドマ
ークデータメモリ9中のK−1番目の見下ろし角度を立
体ランドマークの表示角度とする。一方、c<c’の関
係が成り立つ場合にはステップS77に進み、立体ラン
ドマークデータメモリ9中のK番目の見下ろし角度を立
体ランドマークの表示角度とする。
【0029】図12は、視点からの見下ろし角度によっ
て立体ランドマークの表示形態がどのように変化するか
を示す図であり、図12(a)〜図12(c)にかけて
見下ろし角度を徐々に低くした例を示している。図示の
ように、視点からの見下ろし角度が変化すると、表示装
置5に表示される建物の形状が変化する。このため、図
12(d)に示すように、見下ろし角度に応じた立体ラ
ンドマーク画像データを立体ランドマークデータメモリ
9から読み出して表示する。
【0030】図11のステップS76またはS77の処
理が終了すると図5のステップS16に進み、ステップ
S13〜S16の選択条件に該当する立体ランドマーク
画像データを立体ランドマークデータメモリ9から読み
出す。そして、ステップS17では、読み出した立体ラ
ンドマーク画像データを鳥瞰図に重ね合わせて表示装置
5に表示する。
【0031】ステップS18では、表示すべき立体ラン
ドマークのすべてを表示したか否かを判定する。表示す
べき立体ランドマークがまだ残っている場合には図4の
ステップS8に戻り、すべての立体ランドマークを表示
した場合にはステップS19に進む。ステップS19で
は、鳥瞰図表示の際の条件(例えば、見下ろし方向や見
下ろし角度等)が変化したか否かを判定し、変化しなか
った場合には図4のステップS2に戻り、変化した場合
にはステップS20に進む。ステップS20では、車両
が移動したか否かを判定し、移動しなかった場合にはス
テップS19に戻り、移動した場合には図4のステップ
S1に戻る。一方、図4のステップS12の判定が否定
された場合は図5のステップS18に、図4のステップ
S7の判定が否定された場合は図5のステップS19に
それぞれ進む。
【0032】このように、第1の実施の形態では、立体
ランドマークデータメモリ9の内部に、立体ランドマー
クの表示サイズ別、視点からの見下ろし方向別および見
下ろし角度別に、それぞれ複数種類の形状の立体ランド
マーク画像データを格納しておくため、鳥瞰図の表示方
向や表示縮尺に見合った立体ランドマークを迅速に表示
でき、リアルで臨場感のある鳥瞰図表示が可能となる。
【0033】また、ライトスイッチ8がONのときの立
体ランドマーク画像データと、OFFのときの立体ラン
ドマーク画像データとを別々に立体ランドマークデータ
メモリ9に格納しておくため、外の明るさに応じて鳥瞰
図の表示形態を変えることができ、車両周囲の明るさに
合致した違和感のない鳥瞰図を表示できる。具体的に
は、日中であれば高輝度または明るい色で、夜間になる
と低輝度または暗い色で立体ランドマークを表示できる
ため、画面表示が見やすくなり、運転者の目を疲れさせ
るおそれはなくなる。
【0034】−第2の実施の形態− 第2の実施の形態は、個々の建物等に固有の立体ランド
マークと複数の建物等に共通して用いられる立体ランド
マークとを立体ランドマークデータメモリ9に格納する
ものである。第2の実施の形態は、立体ランドマークデ
ータメモリ9に格納されるデータと制御回路4の処理を
除いて第1の実施の形態と共通するため、以下では相違
点を中心に説明する。
【0035】図13は第2の実施の形態の立体ランドマ
ークデータメモリ9の内部構成を示す図である。図示の
ように、立体ランドマークデータメモリ9は、個々の建
物等に固有の立体ランドマーク画像データ(以下、固有
ランドマーク画像データと呼ぶ)を格納する領域9a
と、複数の建物等に共通して用いられる立体ランドマー
ク画像データ(以下、汎用ランドマーク画像データと呼
ぶ)を格納する領域9bとに分かれている。なお、図1
3では省略しているが、図13の各領域はライトスイッ
チ8がONとOFFの場合のそれぞれに設けられる。
【0036】なお、汎用ランドマーク画像データは図示
のような角柱状の立体ランドマーク画像データに限定さ
れず、形状の異なる複数種類の汎用ランドマーク画像デ
ータを設けてもよい。
【0037】図14は第1の実施の形態と異なる処理だ
けを抜き出したフローチャートであり、図5のステップ
S16に代わる処理である。第2の実施の形態では、図
5のステップS12〜S15の処理によって立体ランド
マークの表示サイズ、表示方向(見下ろし方向)および
見下ろし角度が選定されると図14のステップS101
に進み、立体ランドマークが固有のマークか否かを判定
する。ここでは、道路地図データに含まれる立体ランド
マーク情報フラグの値により、固有のマークか否かの判
定を行う。固有のマークの場合にはステップS102に
進み、立体ランドマークデータメモリ9から該当する固
有ランドマーク画像データを読み出す。一方、固有のマ
ークでない場合にはステップS103に進み、立体ラン
ドマークデータメモリ9から汎用ランドマーク画像デー
タを読み出す。ステップS102およびS103の処理
が終了すると、図5のステップS17に進み、以降は第
1の実施の形態と同様の処理を行う。
【0038】図15は第2の実施の形態における鳥瞰図
表示例である。図示のように、ビルB1,B2は固有ラ
ンドマーク画像データを用いて表示され、ビルB3は汎
用ランドマーク画像データを用いて表示される。なお、
図15(a)はライトスイッチ8がOFFの場合の表示
例、図15(b)はライトスイッチ8がONの場合の表
示例を示している。
【0039】このように、第2の実施の形態では、固有
の立体ランドマークの他に、複数のビル等で共通して用
いられる汎用のランドマークを設けるため、第1の実施
の形態に比べて、立体ランドマークデータメモリ9のデ
ータ量を削減でき、コストダウンを図れ、画面の描画速
度も向上できる。また、特徴があって目印となりやすい
一部の地図情報だけを固有の立体ランドマークして表示
するため、その立体ランドマークを目安にして運転で
き、わかりやすい道路表示が可能となる。
【0040】−第3の実施の形態− 第3の実施の形態は、複数の建物等で共通して用いられ
る立体ランドマークを複数個組み合わせて新たな立体ラ
ンドマークを作成するものである。図16は第3の実施
の形態の立体ランドマークデータメモリ9の内部構成を
示す図である。第3の実施の形態の立体ランドマークデ
ータメモリ9は、第2の実施の形態と同様に固有ランド
マーク画像データを格納する領域を備える他に、図示の
ように、立体ランドマークの基本構造となる単位ブロッ
クに関する形状情報(以下、単位ブロック画像データと
呼ぶ)を格納する領域を備えている。各領域には、個々
の立体ランドマークごとに、表示サイズ別にL種類、視
点からの見下ろし方向別にM種類、および視点からの見
下ろし角度別にN種類の立体ランドマーク画像データが
格納されている。また、各立体ランドマークの道路地図
上の座標データと名称データも立体ランドマークごとに
格納されている。
【0041】立体ランドマークを表示する際には、固有
ランドマーク画像データがある場合にはそのデータに基
づいて立体ランドマークを表示し、固有ランドマーク画
像データがない場合には、1つ以上の単位ブロック画像
データを組み合わせて立体ランドマークを表示する。
【0042】例えば、図17(a)は高さの異なるビル
が3つ並んで建っている場合の画面表示例である。第3
の実施の形態では、図示のように、ビルの高さに応じた
数の単位ブロックを組み合わせてビルを表示する。一
方、図17(b)は高さは共通だが、形状の異なる2つ
のビルが並んで建っている場合の画面表示例である。こ
の場合には、ビルの形状に合わせて単位ブロックを組み
合わせて表示する。図18(a)はビルの手前を車両が
走行している状態を示す平面地図、図18(b)は図1
8(a)に対応する鳥瞰図、図18(c)は図18
(a)を拡大表示した平面地図、図18(d)は図18
(c)に対応する鳥瞰図である。図示のように、第3の
実施の形態では、鳥瞰図の表示縮尺および立体ランドマ
ークの画面上の表示位置に応じて、単位ブロックを複数
個組み合わせて各種の立体ランドマークを表示する。
【0043】図19は第1の実施の形態と異なる処理だ
けを抜き出したフローチャートであり、図15のステッ
プS16に代わる処理である。第3の実施の形態は、図
5のステップS12〜S15の処理によって立体ランド
マークの表示サイズ、表示方向および見下ろし角度が選
定された後に図19のステップS201に進み、立体ラ
ンドマークが固有のマークか否かを判定する。固有のマ
ークでないと判定されるとステップS202に進み、表
示すべき立体ランドマークの種類(例えば、ビルや山な
ど)を検出する。ステップS203では、立体ランドマ
ークのサイズおよび形状を検出する。なお、ステップS
202,203の検出は、道路地図データ中に含まれる
立体ランドマーク情報フラグの値をもとに行う。
【0044】ステップS204では、ステップS20
2,S203の検出結果に基づいて、所望の単位ブロッ
ク画像データを組み合わせて新たな立体ランドマーク画
像データを生成する。一方、ステップS201で固有の
マークと判定された場合にはステップS205に進み、
立体ランドマークデータメモリ9から所望の固有ランド
マーク画像データを読み出す。ステップS204または
S205の処理が終了すると図5のステップS17に進
み、立体ランドマークを鳥瞰図に重ね書きする。
【0045】このように、第3の実施の形態では、立体
ランドマークの形状に合わせて単位ブロックを組み合わ
せて表示するため、個々の立体ランドマークの形状に近
い形状の立体ランドマークを少ないメモリ容量で表示で
きる。
【0046】以上に説明した各実施の形態では、ライト
スイッチ8がONとOFFの場合で、立体ランドマーク
画像データを別々に設ける例を説明したが、ライトスイ
ッチ8のON・OFFで表示形態を変える必要がなけれ
ば、1種類の立体ランドマーク画像データだけを格納し
てもよい。あるいは、立体ランドマークデータメモリ9
には、ライトスイッチ8のON・OFFで共通して用い
られる立体ランドマーク画像データだけを格納し、表示
する際に、ライトスイッチ8のON/OFFでパレット
番号を変更して異なる色や輝度で表示してもよい。
【0047】このように構成した一実施の形態にあって
は、地図記憶メモリ3が道路地図記憶手段に、図4のス
テップS5が鳥瞰図データ変換手段に、図4のステップ
S6が表示制御手段に、立体ランドマークデータメモリ
9が立体画像記憶手段に、図5のステップS16が立体
画像選択手段に、図4のステップS12が立体表示選択
手段に、固有ランドマーク画像データ領域9aが固有立
体画像記憶手段に、汎用ランドマーク画像データ領域9
bが汎用立体画像記憶手段に、図19のステップS20
4が立体画像生成手段に、図4のステップS8が組選択
手段に、それぞれ対応する。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、立体表示可能な地図情報ごとに、表示サイズ別、
視点からの見下ろし方向別および見下ろし角度別に複数
種類の立体画像データを記憶するため、鳥瞰図の表示方
向や表示縮尺等に見合った形状の立体図形を表示でき、
リアルで臨場感のある鳥瞰図表示が可能となる。また、
複数種類の立体画像データを予め立体画像記憶手段に記
憶しておくため、立体図形の描画速度を向上できる。請
求項2に記載の発明によれば、鳥瞰図の表示縮尺と立体
表示可能な地図情報の表示位置とに基づいて、地図情報
を立体表示するか否かを選択するようにしたため、例え
ば広域(小縮尺)の鳥瞰図を表示する場合は立体表示す
る地図情報の数を減らすことができ、立体表示によって
他の地図情報の表示を妨げるおそれがなくなるととも
に、鳥瞰図の書き換えを高速に行える。請求項3に記載
の発明によれば、形状に特徴のある一部の地図情報につ
いてのみ、その地図情報に固有の立体画像データを設
け、他の立体表示可能な地図情報については共通の立体
画像データを用いて表示するため、立体画像データを格
納するメモリ容量を削減できる。また、固有の立体画像
データを画面上で容易に識別できるため、固有の立体画
像データの表示位置を目印にして運転しやすくなる。請
求項4に記載の発明によれば、立体表示可能な複数の地
図情報で共通して利用される立体画像データを組み合わ
せて、各地図情報に固有の立体画像データを生成して表
示するため、各地図情報に固有の立体画像データを予め
用意しなくても各地図情報に固有の立体画像データを表
示でき、メモリ容量を削減できる。請求項5に記載の発
明によれば、立体表示可能な地図情報ごとに、複数種類
の立体画像データを2組以上設けるため、例えば運転状
況によって立体画像データの輝度や色を変えることがで
き、車両周囲の明るさに見合った違和感のない鳥瞰図表
示が可能となる。請求項6に記載の発明によれば、ライ
トスイッチのオン・オフにより、表示装置に表示する立
体画像データを自動的に切り換えるようにしたため、常
に運転者が最適と感じる輝度または色で立体画像データ
を表示でき、運転者の目を疲れさせるおそれがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用地図表示装置の一実施の形態のブロック
図。
【図2】第1の実施の形態における立体ランドマークデ
ータメモリの内部構成図。
【図3】立体ランドマークデータメモリに格納されてい
る立体ランドマーク画像データの具体例を示す図。
【図4】制御回路のメイン処理を示すフローチャート。
【図5】図4に続くフローチャート。
【図6】鳥瞰図の表示縮尺の変化に応じて立体ランドマ
ークのサイズがどのように変化するかを示す図。
【図7】図5のステップS13の処理の詳細フローチャ
ート。
【図8】表示装置の画面領域の分割例を示す図。
【図9】図5のステップS14の処理の詳細フローチャ
ート。
【図10】鳥瞰図の表示方向によって立体ランドマーク
の形状がどのように変化するかを示す図。
【図11】図5のステップS15の詳細フローチャー
ト。
【図12】視点からの見下ろし角度によって立体ランド
マークの表示形態がどのように変化するかを示す図。
【図13】第2の実施の形態における立体ランドマーク
データメモリの内部構成図。
【図14】図5のステップS16に代わる第2の実施の
形態の処理を示すフローチャート。
【図15】第2の実施の形態における鳥瞰図表示例を示
す図。
【図16】第3の実施の形態における立体ランドマーク
データメモリの内部構成図。
【図17】(a)は高さの異なる3つのビルが並んで建
っている場合の画面表示例を示す図、(b)は高さが共
通で形状の異なる2つのビルが並んで建っている場合の
画面表示例を示す図。
【図18】第3の実施の形態における鳥瞰図表示例を示
す図。
【図19】図5のステップS16に代わる第3の実施の
形態の処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 車速センサ 2 現在地検出装置 3 地図記憶メモリ 4 制御回路 5 表示装置 6 入力装置 7 画像メモリ 8 ライトスイッチ 9 立体ランドマークデータメモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路地図に関する道路地図データを記憶
    する道路地図記憶手段と、 道路地図上の現在地周辺の上空に視点を置き、この視点
    から所定の見下ろし方向および見下ろし角度で道路地図
    を見下ろした鳥瞰図が表示装置に表示されるように、前
    記道路地図記憶手段から所定範囲の前記道路地図データ
    を読み出して鳥瞰図データに変換する鳥瞰図データ変換
    手段と、 前記鳥瞰図データに基づいて前記表示装置に前記鳥瞰図
    を表示させる表示制御手段とを備える車両用地図表示装
    置であって、 前記鳥瞰図表示の際に少なくとも一部の地図情報は立体
    表示可能とされ、該地図情報ごとに、表示サイズ別、前
    記視点からの見下ろし方向別および前記視点からの見下
    ろし角度別に複数種類の立体画像データを記憶する立体
    画像記憶手段と、 前記立体表示可能な地図情報ごとに、該地図情報の前記
    表示装置上の表示位置、前記視点からの見下ろし方向お
    よび見下ろし角度に基づいて前記立体画像記憶手段から
    いずれか1つの前記立体画像データをそれぞれ選択する
    立体画像選択手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記選択された立体画像データと
    前記鳥瞰図データとを合成して前記表示装置に表示させ
    ることを特徴とする車両用地図表示装置。
  2. 【請求項2】 前記鳥瞰図の表示縮尺と立体表示可能な
    地図情報の前記表示装置上の表示位置とに基づいて、該
    地図情報を立体表示するか否かを選択する立体表示選択
    手段を備え、 前記表示制御手段は、前記立体表示選択手段により立体
    表示することが選択された地図情報のみ、前記立体画像
    記憶手段に記憶されている前記立体画像データに基づい
    て立体表示を行うことを特徴とする請求項1に記載され
    た車両用地図表示装置。
  3. 【請求項3】 前記立体画像記憶手段は、 立体表示可能な個々の地図情報に固有な形状の立体画像
    データを、該地図情報ごとに、表示サイズ別、前記視点
    からの見下ろし方向別および前記視点からの見下ろし角
    度別に複数種類記憶する固有立体画像記憶手段と、 立体表示可能な複数の地図情報に共通して利用される立
    体画像データを、表示サイズ別、前記視点からの見下ろ
    し方向別および前記視点からの見下ろし角度別に複数種
    類記憶する汎用立体画像記憶手段とを備え、 前記立体画像選択手段は、立体表示可能な地図情報ごと
    に、前記固有立体画像記憶手段および前記汎用立体画像
    記憶手段のいずれかに記憶されている前記立体画像デー
    タを選択することを特徴とする請求項1または2に記載
    された車両用地図表示装置。
  4. 【請求項4】 前記立体表示可能な地図情報の種類、該
    地図情報の前記表示装置上の表示位置、前記視点からの
    見下ろし方向および見下ろし角度に応じて、前記汎用立
    体画像記憶手段に記憶されている前記立体画像データを
    組み合わせて新たな立体画像データを生成する立体画像
    生成手段を備え、 前記立体画像選択手段は、立体表示可能な地図情報ごと
    に、前記固有立体画像記憶手段に記憶されている前記立
    体画像データおよび前記立体画像生成手段により生成さ
    れた前記立体画像データのいずれかを選択することを特
    徴とする請求項3に記載された車両用地図表示装置。
  5. 【請求項5】 前記立体画像記憶手段には、立体表示可
    能な地図情報ごとに、前記複数種類の立体画像データが
    2組以上設けられ、各組の立体画像データはそれぞれ輝
    度および形状の少なくとも一方が異なっており、 前記複数組のいずれか1組を選択する組選択手段を備
    え、 前記表示制御手段は、前記選択された組の立体画像デー
    タに基づいて前記地図情報の立体表示を行うことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載された車両用
    地図表示装置。
  6. 【請求項6】 前記組選択手段は、ライトスイッチのオ
    ン・オフにより、選択する組を切り換えることを特徴と
    する請求項5に記載された車両用地図表示装置。
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