JPH09126851A - 振動型測定器 - Google Patents
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Abstract
たは密度を高精度に測定可能とする。 【解決手段】 振動検出器としてのセンサ6a,6bの
各出力信号の位相差または時間差が測定管2の温度と軸
力の関数である事、また軸力は測定管2の第1振動モー
ドの共振周波数と第2振動モードの共振周波数との比の
関数である事に着目し、位相差演算部92で求められる
位相差を、周波数比演算部91および温度演算部93か
らの出力でそれぞれ補正すると共に、測定管2の第2の
振動モードの腹(第1の振動モードの節にする例等もあ
る)に相当する位置に、第2の振動モードの検出器6d
(ここでは6aで兼用)を設け、検出感度を向上させ
る。
Description
くとも1本の直管状測定管を有し、この測定管内を流れ
る流体の質量流量にもとづき発生するコリオリ力を利用
して質量流量を測定する質量流量計、または上記測定管
内の流体の密度変化に応じて変化する測定管の共振周波
数の変化により流体密度を測定する振動式の密度計、も
しくは両方の機能を持つ振動型測定器、特に流体温度,
周囲温度や軸力(応力)によって変化する測定値を補正
することが可能な振動型測定器に関する。
す構成図である。検出部1は1本の直管状測定管2と、
この測定管2の振動の節部a,bを固定する左右の固定
材3a,3bと、固定材3a,3bの振動を互いにキャ
ンセルするよう、ネジ止めまたは溶接等の手段により固
定材3a,3bに固定されたり、または固定材3a,3
bと一体的に成形された支持部4aおよび4b(4aの
み図示)と、アダプタ7aによりそれぞれ支持部4a,
4bに固定されたコイルと測定管2の中央部に固定され
たマグネットにより構成され、測定管2をその共振周波
数で振動させる(加振する)振動発生器5とを有してい
る。
アダプタ7b,7cにより支持部4a,4bに固定され
たコイルと、測定管2上の振動発生器5を中心とするほ
ぼ対称な位置にそれぞれ固定されたマグネットにより構
成され、測定管2の振動を検出する速度検出センサ(ま
たは変位センサ,加速度センサでも良い)6a,6b
と、速度検出センサ6aからの出力を受けてその信号振
幅が一定となるよう、振動発生器5に対して駆動信号を
出力する駆動回路8と、速度検出センサ6a,6bから
の信号の位相差(時間差)にもとづき質量流量信号Qm
を出力する信号処理回路9とから構成されている。
おいて、流体の流量がゼロの場合について考える。すな
わち、測定管2は速度検出センサ6a、振動発生器5お
よび駆動回路8により、その共振周波数で加振されてい
る。また、速度検出センサ6a,6bは測定管2の中央
部に対して対称な位置に取り付けられているため、これ
らのセンサ6a,6bからは互いに位相差のない同じ振
幅の信号が得られることになる。
2内を流体が流れると、測定管2の節aから測定管2の
中央部に向かうに従い、図15に示されるように振動方
向の速度成分が増加するため、測定管2内を流れる流体
には振動方向に測定管2から正の加速度が作用する。し
たがって、その反作用として測定管2には流体から反力
が作用するため、図16に示されるように測定管2の節
aから測定管2の中央部では、振動の位相が遅れる方向
に変形する。また、測定管2の中央部から節bに向かう
に従い、振動方向の速度成分は減少するため、測定管2
内を流れる流体には振動方向に測定管2から負の加速度
が作用する。したがって、その反作用として測定管2に
は流体からの反力が作用し、図16のように測定管2の
中央部から節bでは振動の位相が進む方向の変形力を受
ける。
いま、変位センサ6aにおける測定管2の変位は、共振
による測定管2の横振動の変位から、 Ya=η(a)sinωn t …(1) と表わされる。 η(a):測定管の長手方向の位置aにおける振幅を表
わす関数 ωn :測定管の共振周波数
反力による測定管のたわみ形状は、下記(2)式とな
る。 ya={−2L3 Qmωn ηc(a)cosωn t}/EI …(2) L :測定管の長さ E :測定管のヤング率 I :測定管の断面2次モーメント Qm :測定管内を流れる流体の質量流量 ηc(a):測定管の長手方向の位置aにおける流体か
らの反力による測定管の変形振幅を与える関数
振による測定管のたわみに、(2)式の測定管の変形が
重畳して振動する。つまり、測定管のたわみ形状は
(1),(2)式を合成して(3)式のようになる。 ξa=Ya+ya=Asin(ωn t−α) …(3) ここに、 A=[η(a)2 +{2L3 Qmωn ηc(a)/EI}2 ]1/2 …(4) α=2L3 Qmωn ηc(a)/EIη(a) …(5)
変位は、これが測定管の中央部に関し変位センサ6aと
対称な位置に取り付けられているため、変位センサ6a
における測定管の変位と同じになる。すなわち、 Yb=Ya=η(a)sinωn t …(6) また、変位センサ6bにおける流体からの測定管への反
力は、変位センサ6aにおける流体からの反力と大きさ
は同じで方向は反対であるから、 yb=−ya={2L3 Qmωn ηc(a)cosωn t}/EI…(7) となる。
管のたわみ形状は、 ξb=Ya−ya=Asin(ωn t+α) …(8) となる。上記(3),(8)式より、変位センサ6a,
6bの信号間には2αの位相差があることが分かり、こ
の位相差2αは(5)式より質量流量Qmに比例するこ
とが分かる。よって、変位センサ6a,6bの信号間の
時間差は、 Δt=2α/ωn =4L3 Qmηc(a)/EIη(a) …(9) となる。
式で与えられる。 ωn =λ2 /L2 ・(EI/ρ)1/2 …(10) λ:測定管の境界条件と振動モードで決定される定数 ρ:測定管と測定管内の流体を含めた線密度 ところで、測定管の温度が変化すると、(5)または
(9)式より、ヤング率Eの温度依存性から、質量流量
Qmが一定でもセンサ出力信号の位相差や時間差が変化
することが分かる。同様にして、測定流体に密度変化が
ない場合でも、(10)式の共振周波数ωn も変化する
ことが分かる。
力)の影響を無視したが、軸力の影響を考慮すると、測
定管の振幅を示す関数ηは測定管の位置だけでなく軸力
Tの関数ともなることから、先の(1)式は次の(1
1)式のようになる。 Ya=η(a,T)sinωn t …(11) したがって、先の(5)式,(9)式は下記の(1
2),(13)式のようになる。 α=2L3 Qmωn ηc(a,T)/EIη(a,T) …(12) Δt=2α/ωn =4L3 Qmηc(a,T)/EIη(a,T) …(13)
相差や時間差は、測定管に作用する軸力によっても変化
することが分かる。このときの測定管の共振周波数ωn
は、 ωn =λn (T)2 /L2 ・(EI/ρ)1/2 …(14) となり、測定管の共振周波数ωn も測定管に作用してい
る軸力の関数となっている。
流れる流体の質量流量にもとづいて発生するコリオリ力
を利用して質量流量を測定する質量流量計では、測定流
体の温度変化や周囲温度の変化によって測定管の温度が
変化した場合、測定管のヤング率の温度依存性により測
定管の剛性が変化し、コリオリ力に対する感度が変化し
て流量測定値が変化する。また、直管状の測定管を有す
るコリオリ式の質量流量計の場合、上述のように温度な
どの変化による測定管や支持部の膨張,収縮によって測
定管に作用する軸力(応力)が変化し、この軸力の変化
にて質量流量の感度が変化することになる。
測定流体の温度変化や周囲温度の変化によって測定管の
温度が変化すると、測定管のヤング率の温度依存性によ
り共振周波数が変化し、測定誤差が発生する。特に、直
管状の測定管を有するものでは、測定管に作用する軸力
の変化に伴って共振周波数が変化するため、測定値に誤
差が生じるわけである。
量流量計の感度や測定値に変動が生じた場合の補正方式
としては、例えば特公平5−69452号公報や特開平
6−94501号公報に示すものなどがある。前者によ
れば、2つの温度センサを支持管と、実質的に測定管の
温度に等しい位置に、それぞれ取り付け、この2つの温
度センサからの信号を補正回路に導くとともに、2つの
振動センサから導かれた流量信号も同様に補正回路に入
力して、補正を実施するようにしている。
度に対応して補正するため、測定管の温度を検出する温
度センサと、測定値を測定管の長さおよび応力に依存し
て補正するための長さ変化センサ(例えばストレインゲ
ージなどのひずみゲージ)とを設け、それぞれの信号を
補正回路に導いて補正するようにしている。
と支持部の温度測定を行ない、ヤング率の変化に伴う変
化と、間接的に測定管の軸力を推定する場合、温度安定
時でも流体の温度と環境温度の差により、各部での温度
勾配が異なる場合がある。また、流体温度や環境温度が
変化する過渡的な状態においては、各部の温度勾配は当
然安定しない。したがって、上記のような各状態におい
ては測定管や支持部の平均温度を評価できる温度の測定
位置が常に変化するため、或る特定位置の温度測定では
正確な測定値の補正ができない場合が生じる。
定するものでは、前者の方式に比べ歪みを直接測定して
いることから、正確な補正が可能となる点で優れている
が、測定管に直接ストレインゲージ等を取り付ける必要
があるため、測定管の振動特性に悪影響を及ぼし、測定
の安定性に問題が生じる。このような影響を避けるた
め、後者では質量体を測定管の両側に取り付け、その外
側にストレインゲージを貼り付ける構成を提案してい
る。このとき、測定管の振動を安定化するため、質量体
の質量を測定管に対して充分に大きくする必要があり、
流量計が大型化し重くなるという別の問題が発生する。
ける別の構成も提案されているが、測定管を安定に振動
させるには、支持部の剛性を充分に大きくする必要があ
るため、測定管の断面積は支持部の断面積に比較してか
なり小さく、支持部に発生する歪みは測定管の歪みに比
べてかなり小さくなるため、支持部の歪みから測定管の
歪みを推定する方式は、誤差が大きくなるという問題が
生じる。さらに長さ変化ロットを設け、測定管の長さを
測定する実施例も開示されているが、構造が複雑でコス
トアップになるという問題もある。
ように、測定管の共振周波数は軸力(応力)Tの変化に
伴って変化する。境界条件と振動モードによって定まる
λn(T)の軸力変化に伴う変化量は、各振動モード毎
に異なるため、各振動モードの共振周波数比は作用する
軸力の変化に伴って変化する。測定管に作用する軸力が
変化した場合の基本モード共振周波数と2次モード共振
周波数との比、または基本モード共振周波数と3次モー
ド共振周波数との比について、図13(イ),(ロ)に
示す。これらの図からも明らかなように、各モード間の
共振周波数比はほぼ直線的に変化し、これは任意のモー
ド間の共振周波数比についても成立する。
測定することにより、測定管に作用する軸力を知ること
ができることを示している。そこで、出願人はこの点に
着目し、測定管に作用する軸力の変化に伴う流量測定感
度および密度測定値の変化を、共振周波数比に応じて補
正する方法について、既に出願している(例えば特願平
6−215663号参照)。
過ぎず、具体的な構成等について種々の改良の余地が残
されている。したがって、この発明の課題は測定管に作
用する軸力の変化に伴う流量測定感度および密度測定値
の変化を、共振周波数比に応じて補正することで測定精
度を向上させるとともに、構造を複雑化することなく測
定感度を向上させることにある。
るため、請求項1の発明では、加振される少なくとも1
本の直管状測定管内を流れる流体の質量流量または密度
の少なくとも一方を測定するとともに、前記測定管の第
1の振動モードの共振周波数と第2の振動モードの共振
周波数との比を求め、これらの共振周波数比にもとづき
測定値の補正を行なう振動型測定器であって、前記質量
流量により測定管に発生するたわみ振動、または測定管
の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこれらの双
方を検出する単数または複数の第1振動検出器と、測定
管の第2の振動モードの共振周波数を検出する単数また
は複数の第2振動検出器とを備え、この第2振動検出器
の設置位置を第2の振動モードの腹付近とすることを特
徴としている。
も1本の直管状測定管内を流れる流体の質量流量または
密度の少なくとも一方を測定するとともに、前記測定管
の第1の振動モードの共振周波数と第2の振動モードの
共振周波数との比を求め、これらの共振周波数比にもと
づき測定値の補正を行なう振動型測定器であって、前記
質量流量により測定管に発生するたわみ振動、または測
定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこれら
の双方を検出する単数または複数の第1振動検出器と、
測定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する単数
または複数の第2振動検出器とを備え、この第2振動検
出器の設置位置を第1の振動モードの節付近とすること
を特徴としている。
も1本の直管状測定管内を流れる流体の質量流量または
密度の少なくとも一方を測定するとともに、前記測定管
の第1の振動モードの共振周波数と第2の振動モードの
共振周波数との比を求め、これらの共振周波数比にもと
づき測定値の補正を行なう振動型測定器であって、前記
質量流量により測定管に発生するたわみ振動、または測
定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこれら
の双方を検出する単数または複数の第1振動検出器と、
測定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する単数
または複数の第2振動検出器とを備え、前記第1振動検
出器の設置位置を第2の振動モードの節付近とすること
を特徴としている。
も1本の直管状測定管内を流れる流体の質量流量または
密度の少なくとも一方を測定するとともに、前記測定管
の第1の振動モードの共振周波数と第2の振動モードの
共振周波数との比を求め、これらの共振周波数比にもと
づき測定値の補正を行なう振動型測定器であって、前記
質量流量により測定管に発生するたわみ振動、または測
定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこれら
の双方を検出する単数または複数の第1振動検出器、測
定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する単数ま
たは複数の第2振動検出器のいずれか一方の種別の振動
検出器を設け、これにより他方の種別の振動検出器を兼
用することを特徴としている。
種別の振動検出器の設置位置を第2の振動モードの腹付
近とすることができ(請求項5の発明)、これら請求項
1ないし5の発明では、前記第1振動検出器または第2
振動検出器の個数が複数のときは、それぞれ前記測定管
の長さ方向の中心に対して対称の位置に取り付けること
ができる(請求項6の発明)。また、請求項1ないし6
の発明では、前記第1振動検出器または第2振動検出器
の個数が単数のときは、第1振動検出器または第2振動
検出器に対し、前記測定管の長さ方向の中心に対して対
称の位置に、第1振動検出器または第2振動検出器とほ
ぼ同一質量のバランス・ウエイトを取り付けることがで
きる(請求項7の発明)。
も1本の直管状測定管内を流れる流体の質量流量または
密度の少なくとも一方を測定するとともに、前記測定管
の第1の振動モードの共振周波数と第2の振動モードの
共振周波数との比を求め、これらの共振周波数比にもと
づき測定値の補正を行なう振動型測定器であって、前記
測定管を、その第1の振動モード周波数による励振と、
第2の振動モード周波数付近の励振とを重畳して励振す
ることを特徴としている。この請求項8の発明では、前
記第2の振動モード周波数付近での励振周波数に対応し
て、その中心周波数の制御が可能な帯域通過フィルタを
含むことができ(請求項9の発明)、または、前記第2
の振動モード周波数付近の励振が、第2の振動モード周
波数を含む周波数の範囲で時間的に掃引されることがで
きる(請求項11の発明)。さらに、請求項9の発明の
帯域通過フィルタは、スイッチドキャパシタフィルタで
あることができる(請求項10の発明)。また、請求項
9の発明では、前記第1,第2励振信号の少なくとも一
方の周波数を監視し、これが予め定められた前記第1,
第2励振信号の最大周波数を逸脱した場合は、前記帯域
通過フィルタの中心周波数を強制的に予め定められた初
期周波数に設定すること(請求項12)、または前記帯
域通過フィルタの中心周波数を強制的に最小周波数から
掃引することができる(請求項13)。
に用いられている振動モードを第1の振動モード、これ
を測定するためのセンサを第1振動検出器と呼ぶ。これ
に対し、新たに周波数比を測定するために用いられる振
動モードを第2の振動モード、これを測定するためのセ
ンサを第2振動検出器と呼ぶ。第1振動検出器と第2振
動検出器は別々であっても良いし、同じセンサで両方を
兼ねても良い。同じセンサで両方を兼ねれば部品が減
り、コストダウンが図れる(請求項4)。
する場合、第2振動検出器を第2の振動モードの腹に当
たる位置付近に取り付けると、振動振幅が他の位置より
大きいので、より大きな出力を得ることができ、精度の
良い周波数測定ができる。特に、質量流量計として振動
型測定器を用いるときには、第1振動検出器(図14の
例では6a,6b)で得られる質量流量に対する時間差
(位相差)の信号に対し、第2の振動モードの振動が外
乱として作用するため、第2の振動モードの振動を小さ
く抑えた方が良い。そのために、検出感度の良い位置に
第2振動検出器を取り付けると、感度が良くなる分第2
の振動モードの振動を小さく抑えることができる(請求
項1,5)。また、第1の振動モードの影響が非常に小
さい位置に第2振動検出器を取り付けると、その影響が
少なくなるので第2の振動モードの振動を小さく抑える
ことができる(請求項2)。
の節に当たる位置付近に取り付けると、第2の振動モー
ドの影響が非常に小さい状態で、第1の振動モードの測
定ができる。特に、前述のように、質量流量計として振
動型測定器を用いるときに有効である(請求項3)。さ
らに、特に質量流量計として振動型測定器を用いる際
は、測定管の振動が、測定管の長さ方向の中心に対し、
左右で対称になっていることが望ましい。これは、左右
に対称に取り付けられた第1振動検出器の間の時間差
(位相差)にもとづき、質量流量を測定するからであ
る。もし、測定管の振動が左右でアンバランスになる
と、左右の第1振動検出器の間で発生する時間差(位相
差)がアンバランスになり、温度変化,軸力変化,流体
の密度変化等に対する特性が悪化するというわけであ
る。
検出器はそれぞれ、測定管の長さ方向の中心に対し、左
右に対称に取り付けられることが望ましい(請求項
6)。第1振動検出器または第2振動検出器が単数の場
合は、測定管の長さ方向の中心に対し対称の位置に、ほ
ぼ同一質量のバランス・ウエイトを取り付けて、測定管
の左右の対称を保つようにすることが望ましい(請求項
7)。
回路8により、測定管2を第1の振動モード共振周波数
で励振していた。この発明では、新たに第2の振動モー
ド共振周波数を測らねばならず、そのためには、測定管
が第2の振動モードで或る程度振動している必要があ
る。そこで、第1の振動モードと同様に、振動発生器や
駆動回路等により、第2の振動モード共振周波数で測定
管を励振してやると、第2の振動モード共振周波数を安
定して測定することができる。これを行なわず、自然に
発生した第2の振動モードの振動から第2の振動モード
共振周波数を測ろうとしても、振動が十分でなく安定し
た測定はできない。
動モード共振周波数の励振と、第2の振動モード共振周
波数付近の励振を重畳させた励振を行ない、第1の振動
モードの測定と第2の振動モードの測定を安定して行な
えるようにしている(請求項8)。この際の第2の振動
モード共振周波数付近の励振としては、第2の振動モー
ド共振周波数の単一の周波数の励振としても良い。ま
た、中心周波数の制御が可能な帯域通過フィルタを用い
ること、この種の帯域通過フィルタとしてスイッチドキ
ャパシタフィルタを用いること等により、安定かつ安価
に第2の振動モード共振周波数の測定を可能にする(請
求項9,10)。さらに、第2の振動モード共振周波数
を含んだ周波数範囲において時間的に掃引する構成にし
ても良い(請求項11)。また、上記通過帯域フィルタ
(BPF)の中心周波数が、外的要因等により検出部の
励振周波数からずれることで発振が停止しても、第1,
第2励振信号の周波数を監視して、BPF制御回路によ
りBPFの中心周波数を自然掃引または強制掃引するよ
うにすれば発振を復帰させられるので、第1,第2の振
動モードの共振周波数の測定が、安定かつ継続的に可能
となる(請求項12,13)。
す構成図である。同図からも明らかなように、この実施
形態の特徴は例えば第1の振動検出器としての速度検出
センサ(変位センサまたは加速度センサでも良い)6a
が、第2の振動検出器6dを兼ねている点、温度センサ
10を付加した点、また、信号処理回路9を周波数比演
算部91,位相差演算部92,温度演算部93および補
正演算部94などから構成した点にあり、その他は図1
4に示すものと同様である。したがって、ここではこれ
らの相違点を中心に説明する。
速度センサ6aによって測定管2をその第1の振動モー
ド共振周波数、または第2の振動モード共振周波数付
近、もしくはその双方の周波数で振動させ、速度センサ
6aの出力のうち特に第1の振動モードの信号振幅が一
定値となるように、駆動回路8から出力され振動発生器
(ドライバ)5に供給されるドライブ信号の制御が行な
われる。
演算部92に入力され、ここで信号の位相差に比例した
信号が得られ、補正演算部94に与えられる。速度セン
サ6aからの信号は周波数比演算部91に入力され、こ
こで第1の振動モード共振周波数と第2の振動モード共
振周波数の比に比例した信号を求め、その結果が補正演
算部94に入力される。また、温度センサ10からの信
号は温度演算部93で温度信号に変換された後、補正演
算部94に入力される。補正演算部94には、他に速度
センサ6aの信号が直接入力される。
相差演算部92,温度演算部93および速度センサ6a
からの出力を受け、位相差演算部92からの位相差信号
を、ここでは速度センサ6aから得られる測定管の第1
の振動モードの共振周波数により周波数補正し、時間差
信号に変換する。この時間差信号は、補正演算部94で
温度演算部93からの温度信号により補正されるととも
に、周波数比演算部91からの共振周波数比信号による
測定管の軸力変化にともなう感度補正が行なわれた後、
流量信号に変換されて出力される。
図示したもので、図2(b)は測定管2が3次モードの
横振動をしているときのたわみ形状の模式図で、曲線2
1は測定管2の3次モードの横振動のたわみ形状を示し
ている。図2(a)では速度センサ6a,6bが第1振
動検出器に当たり、速度センサ6aが第2振動検出器6
dを兼ねている。この例では、第1の振動モードとして
基本モード、第2の振動モードとして3次モードを用い
ている。速度センサ6a,6bは測定管2の3次モード
の腹(曲線21の左右の極大点付近)の位置に、測定管
2の中心に対し対称に取り付けられている。このことに
より、測定管2の振動の左右のバランスをとり、かつ、
第2の振動モードの検出感度を高めることになる。
bが測定管2の3次モードの節に取り付けられており、
第1の振動モードの測定に対する第2の振動モードの影
響を小さくしている。さらに、第2振動検出器として、
アダプタ7dにより支持部4a,4bに固定されたコイ
ルと測定管2に固定されたマグネットとから構成され測
定管2の振動を検出する速度検出センサ6d(変位セン
サまたは加速度センサでも良い)が、別に取り付けられ
ている。このセンサ6dは、測定管2の3次モードの腹
の位置に取り付けられており、第2の振動モードの検出
感度を高めている。また、センサ6dのマグネットとほ
ぼ同一質量のバランス・ウエイト11が、測定管2の中
心に対しセンサ6dと対称に取り付けられていて、測定
管2の振動の左右のバランスをとっている。
この例では、第1の振動モードとして3次モード、第2
の振動モードとして基本モードを用いている。同図
(a)は測定管2が3次モードの横振動をしているとき
のたわみ形状の模式図で、曲線21は測定管2の3次モ
ードの横振動のたわみ形状を示している。同図(b)は
検出部の構成を示し、ここでは第2振動検出器として、
アダプタ7dにより支持部4a,4bに固定されたコイ
ルと測定管2に固定されたマグネットとから構成され測
定管2の振動を検出する速度検出センサ6d(変位セン
サまたは加速度センサでも良い)が、別に取り付けられ
ている。このセンサ6dは、測定管2の3次モード(第
1の振動モード)の節の位置に取り付けられており、第
2の振動モードの検出に対する第1の振動モードの悪影
響を回避するようにしている。また、センサ6dのマグ
ネットとほぼ同一質量のバランス・ウエイト11が、測
定管2の中心に対しセンサ6dと対称に取り付けられて
いて、測定管2の振動の左右のバランスをとっている。
波数の励振と、第2の振動モード共振周波数付近の励振
とを重畳させた励振を行なうための、駆動回路の構成例
を示すブロック図である。なお、ここでは第2の振動モ
ード共振周波数付近の励振を、単一の第2の振動モード
共振周波数で行なっている。なお、同図の811,81
6はアンプ、812,813は帯域通過(バンドパス)
フィルタ(BPF)、82は第1の振動モード発振回
路、83は第2の振動モード発振回路、84は加算器、
85は電流ブースターである。
から出力された信号を増幅し、インピーダンス変換を行
なう。図に点線で示す経路815,アンプ816および
経路817は、第2振動検出器としてのセンサ6dが第
1振動検出器とは別に設けられているときのみ、用いら
れる。そのときは、BPF813には経路817から信
号が入力され、経路814は使われない。また、アンプ
816はアンプ811と同じ働きをする。これに対し、
センサ6aが第1振動検出器と第2振動検出器を兼ねて
いる、図1に示すようなときは815〜817は使われ
ず、経路814からBPF813に信号が入力される。
の信号を除去し、第1の振動モード周波数の信号のみ
を、第1の振動モード発振回路82に出力する。これに
対し、BPF813は第1の振動モード周波数の信号を
除去し、第2の振動モード周波数の信号のみを、第2の
振動モード発振回路83に出力する。この第1の振動モ
ード発振回路82,第2の振動モード発振回路83は、
発振周波数の違いにより回路定数が異なるだけで、基本
構成は同じである。
いて、821はアンプ、822は検波回路、823は比
較増幅器、824は位相調整回路である。アンプ821
は信号を増幅しインピーダンス変換するもので、その出
力は検波回路822と比較増幅器823に与えられる。
検波回路822では信号の振幅が検出され、比較増幅器
823に送られる。比較増幅器823では、検波回路8
22から送られてくる信号の振幅が一定となるよう、ア
ンプ821から送られてくる信号(正弦波)の振幅を調
節して出力する。比較増幅器823の出力は位相調整回
路824に送られ、ここで位相シフトされた後、図4の
加算器84へと送られる。
路82と第2の振動モード発振回路83の各出力を加算
し、第1の振動モード周波数に第2の振動モード周波数
を重畳した信号を電流ブースター85に送る。電流ブー
スター85では、入力信号に比例する電流をドライバ5
に流す。測定管2はこの電流に応じて加振されることに
なり、その振動はセンサ6a,6dにて検出され、駆動
回路8へ送られる。
閉ループの発振系を形成している。発振回路82,83
では、BPF812,BPF813との組み合わせでル
ープの周波数帯域を設定し、位相調整回路824で位相
遅れを調節することにより、それぞれ第1の振動モード
と第2の振動モードで並行して、同時に発振させること
ができる。これにより、第1の振動モード共振周波数と
第2の振動モード共振周波数(単一)の重畳した励振を
行なうことができる。また、比較増幅器823により出
力信号振幅を調節することにより、ドライバ5の加振力
を、第1の振動モードと第2の振動モードの信号振幅が
それぞれ一定となるように、調節できる。周波数比は、
BPF812,BPF813の出力がそれぞれ、図1に
示す周波数比演算部91に送られ、それぞれがカウント
されることにより求められる。
図4に示すものに対しBPF制御回路86,87を付加
して構成される。BPF812の中心周波数はBPF制
御回路86により、また、BPF813の中心周波数は
BPF制御回路87によりそれぞれ設定されている。た
だし、第1の振動モード信号に対して第2の振動モード
信号を十分小さくする場合は、BPF812を省略で
き、第2の振動モード信号に対して第1の振動モード信
号を十分小さくする場合は、BPF813を省略するこ
とができる。
図に示すように、コンパレータ861、PLL(フェー
ズ・ロックド・ループ回路)862および分周器863
等より構成される。すなわち、第2の振動モード周波数
の信号(正弦波)が入力されるコンパレータ861で
は、この入力信号を同一周波数の方形波に変換しPLL
862に出力する。PLL862は分周器863ととも
に、周波数逓倍回路を形成する。
スイッチドキャパシタフィルタにより構成する。このス
イッチドキャパシタフィルタの原理は図8に示すよう
に、クロック周波数(φ)と内蔵のコンデンサにより抵
抗を模擬する手法にもとづくフィルタであることは、良
く知られているところである。したがって、クロック周
波数を変化させることにより、中心周波数を変化させる
ことが可能である。そして、クロック周波数と中心周波
数との比がm1の場合、分周器863の分周率をm1と
すると、図7のPLL862の出力は入力のm1倍の周
波数となる。そこで、この出力をBPF812,813
のクロックとして入力することにより、BPF812,
813の周波数を第1,第2の振動モード周波数と等し
くすることができる。
波数の励振と、第2の振動モード共振周波数付近の励振
とを重畳させた励振を行なう駆動回路8、および周波数
比演算部91の例を示すブロック図である。なお、駆動
回路8は図4に示すものに対し、コンパレータ861,
PLL862,分周器863,864、LPF(低域フ
ィルタ)867およびアンプ868を付加して構成され
る。また、周波数比演算部91の符号911はアナログ
/ディジタル(A/D)変換器、912はディスクリー
トフーリエ変換演算器(DFT演算器)、913はマイ
クロプロセッサユニット(MPU)、914はPLL、
915は分周器である。
波数付近の励振を、第2の振動モード共振周波数を含む
周波数範囲において時間的に掃引して行なっている。ま
ず、センサ6aの出力がアンプ811に送られる。この
例では、センサ6aが第1振動検出器と第2振動検出器
を兼ねている。アンプ811の役目は前述と同様であ
り、その出力はBPF812と周波数比演算部91に与
えられる。
の振動モード周波数付近の信号を除去し、第1の振動モ
ード周波数の信号のみを出力する。この出力は、コンパ
レータ861,第1の振動モード発振回路82に送られ
る。この第1の振動モード発振回路82の働きは図4の
場合と同じで、測定管2を第1の振動モードで安定して
発振させるものである。
の振動モード周波数の信号(正弦波)を同一周波数の方
形波に変換し、PLL862に出力する。PLL862
は分周器863とともに周波数逓倍回路を形成してお
り、分周器863の分周率がm1のとき、出力はm1倍
の周波数となる。分周器863の分周率m1は、周波数
比演算部91内のMPU913により設定できるように
なっている。
器864で周波数を1/m2倍される。分周器864の
出力は一般に方形波なので、LPF867で高調波を取
り去り、基本周波数の正弦波に変換する。さらに、アン
プ868にて増幅,インピーダンス変換され、第2の振
動モードの励振信号として、加算器84に入力される。
加算器84や電流ブースター85の働きは図4の場合と
同様である。
ると、第2の振動モードの励振信号周波数f2は、f1
*m1/m2 となる。ここで、MPU913によりm
1を時間的に掃引すれば、f2が時間的に掃引される。
f2の掃引範囲は、第2の振動モードの共振周波数を含
むよう十分広く、かつ、他の振動モードの共振周波数を
含まぬよう、また、掃引に要する時間が長くなりすぎな
いように設定する。掃引の周波数分解能は、f1*1/
m2となる。このように、第2の振動モードの励振周波
数の時間的な掃引が行なわれる。
る。周波数比演算部91には、アンプ811で増幅,イ
ンピーダンス変換されたセンサ6aからの出力と、第2
の振動モードの励振信号周波数f2である分周器864
からの出力が入力される。周波数f2である分周器86
4からの出力は、PLL914と分周器915からなる
周波数逓倍回路に入力され、周波数をn倍される。
数n・f2をサンプリング・クロックとして、アンプ8
11からの出力をディジタル値に変換し、DFT演算部
912に送る。DFT演算部912では、サンプリング
周波数の1/nの周波数成分の、信号振幅を求めるよう
に設定されている。したがって、第2の振動モードの励
振信号の周波数f2と同じ周波数の信号成分の振幅が、
求められる。求められた信号振幅値は、MPU913に
与えられる。
の掃引範囲が第2の振動モードの共振周波数を含み、か
つ、他の振動モードの共振周波数を含まぬよう設定され
ているので、f2が第2の振動モードの共振周波数に1
番近いときに最大となる。したがって、MPU913は
f2の掃引範囲でDFT演算部912の出力が最大とな
るときのm1の値を検出し、m1/m2の演算をするこ
とで、周波数比f2/f1を求めることができる。この
とき、周波数比の分解能1/m2は周波数比により補正
を行なうのに十分な値に設定する必要がある。
とができる。これも、測定管2の第1の振動モード共振
周波数の励振と、第2の振動モード共振周波数付近の励
振とを重畳させた励振を行なう駆動回路8の例であり、
ここでは、第2の振動モード共振周波数付近の励振を、
単一の第2の振動モード共振周波数で行なっており、図
6に示すものに対しリセット信号発生回路88,89を
付加した点、およびBPF制御回路86,87の出力を
図1の周波数比較部91へ導入するようにした点が特徴
である。また、BPF制御回路86,87は図7と同じ
であるが、ここで用いるPLL回路862を、例えば図
11の如く、位相比較器865,ループフィルタ866
およびVCO(ボルテージ・コントロールド・オッシレ
ータ:電圧制御発振器)867等より構成する。
分を持つ出力をループフィルタ866により積分し、直
流電圧に変換する。VCO867は直流電圧に比例する
周波数で発振するので、位相比較器865の入力信号と
分周器863の出力信号の位相差が一定になるように、
VCO867を制御する。ここで、ループフィルタ86
6をコンデンサ868,スイッチ(SW)869などか
ら構成し、SW869をオンにしてコンデンサ868に
蓄積された電荷を放電させることにより、VCO867
は任意に設定された最小周波数から最大周波数まで、自
然掃引を行なうことになる。
号発生回路88,89である。すなわち、リセット信号
発生回路88,89により振動モード周波数を測定し、
それが最大周波数になったらSW869をオンするよう
な信号を発生するよう構成しておけば、発振停止等によ
りPLL862の発振周波数が最大周波数になった場合
に、発振が復帰するまでPLL862を掃引できること
になる。なお、リセット信号発生回路88,89は、例
えばマイクロコンピュータ等のコンピュータにより簡単
に実現することができる。
から強制的に掃引する場合の、BPF制御回路86,8
7の構成例を示す。これは、図7に示すものと同じくコ
ンパレータ861,PLL862および分周器863等
から構成するが、分周器863に図1の周波数比演算部
91からの制御信号を導入するようにした点で、図7と
異なっている。すなわち、分周器863には周波数比演
算部91の制御信号により分周比が設定されるようにな
っており、この分周比を変えることによりBPFの中心
周波数を最小周波数から最大周波数まで強制的に掃引を
行なう。なお、強制掃引を行なっている間は、BPFの
出力を周波数比演算部91により監視し、その出力が或
る設定レベル以上の場合には強制掃引を停止させ、自己
トラッキングに切り換えるようにする。
1の振動モード共振周波数と第2の振動モード共振周波
数との比を求め、測定管に作用する軸力変化にともなう
感度変化の補正を、温度補正に加えて行なうとともに、
第2振動検出器を第2の振動モードの腹付近または第1
の振動モードの節付近に取り付けるようにしたので、検
出部の構成を特に複雑化せず、かつ振動型測定器の安定
性を損なうこともなく、さらには過渡的な温度変化時に
も正確な測定が可能になるだけでなく、第2の振動モー
ドの検出感度を高めることができるなどの利点がもたら
される。その際、第2振動検出器を第1振動検出器にて
兼用すれば、構造が簡単になる。
の節付近に取り付けることにより、第2の振動モードの
第1の振動モード計測に及ぼす影響を小さくすることが
できる。第1振動検出器および第2振動検出器を、測定
管の軸方向の中心に対して対称に取り付けること、さら
には、第1振動検出器または第2振動検出器が単数のと
きは、測定管の長さ方向の中心に対して対称な位置にバ
ランス・ウエイトを取り付けることなどにより、測定管
の振動を長さ方向の中心に対して左右で対称に保つこと
が可能となる。加えて、測定管の第1の振動モード共振
周波数の励振と、第2の振動モード共振周波数付近の励
振とを重畳させた励振を行なうと、安定に第2の振動モ
ード共振周波数の測定を行なうことができる。このと
き、第1,第2の振動モードの周波数付近での励振周波
数に対応して、中心周波数が変化する通過帯域フィルタ
(BPF)を用いているが、外的要因等により、このフ
ィルタの中心周波数が検出部の励振周波数からずれるこ
とで発振が停止しても、第1,第2励振信号の周波数を
監視して、BPF制御回路によりBPFの中心周波数を
自然掃引または強制掃引させることにより、発振を復帰
させるようにしたので、継続的に安定して第1,第2の
振動モードの共振周波数の測定が可能となる。
説明する説明図である。
である。
である。
る。
ある。
ック図である。
体例を示すブロック図である。
ある。
明するための特性図である。
図である。
ための説明図である。
4b…支持部、5…振動発生器(ドライバ)、6a,6
b,6d…速度検出センサ、7a,7b,7c,7d…
アダプタ、8…駆動回路、9…信号処理回路、10…温
度センサ、11…バランス・ウエイト、82…第1の振
動モード発振回路、83…第2の振動モード発振回路、
84…加算器、85…電流ブースター、86,87…B
PF制御回路、88,89…リセット信号発生回路、9
1…周波数比演算部、92…位相差演算部、93…温度
演算部、94…補正演算部、811,816,821,
868…アンプ、812,813…BPF、822…検
波回路、823…比較増幅器、824…位相調整回路、
861…コンパレータ、862,914…PLL、86
3,864,915…分周器、865…位相比較器、8
66…ループフィルタ、867…VCO、868…コン
デンサ、869…スイッチ(SW)、911…A/D変
換器、912…DFT演算器、913…MPU。
Claims (13)
- 【請求項1】 加振される少なくとも1本の直管状測定
管内を流れる流体の質量流量または密度の少なくとも一
方を測定するとともに、前記測定管の第1の振動モード
の共振周波数と第2の振動モードの共振周波数との比を
求め、これらの共振周波数比にもとづき測定値の補正を
行なう振動型測定器であって、 前記質量流量により測定管に発生するたわみ振動、また
は測定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこ
れらの双方を検出する単数または複数の第1振動検出器
と、測定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する
単数または複数の第2振動検出器とを備え、この第2振
動検出器の設置位置を第2の振動モードの腹付近とする
ことを特徴とする振動型測定器。 - 【請求項2】 加振される少なくとも1本の直管状測定
管内を流れる流体の質量流量または密度の少なくとも一
方を測定するとともに、前記測定管の第1の振動モード
の共振周波数と第2の振動モードの共振周波数との比を
求め、これらの共振周波数比にもとづき測定値の補正を
行なう振動型測定器であって、 前記質量流量により測定管に発生するたわみ振動、また
は測定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこ
れらの双方を検出する単数または複数の第1振動検出器
と、測定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する
単数または複数の第2振動検出器とを備え、この第2振
動検出器の設置位置を第1の振動モードの節付近とする
ことを特徴とする振動型測定器。 - 【請求項3】 加振される少なくとも1本の直管状測定
管内を流れる流体の質量流量または密度の少なくとも一
方を測定するとともに、前記測定管の第1の振動モード
の共振周波数と第2の振動モードの共振周波数との比を
求め、これらの共振周波数比にもとづき測定値の補正を
行なう振動型測定器であって、 前記質量流量により測定管に発生するたわみ振動、また
は測定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこ
れらの双方を検出する単数または複数の第1振動検出器
と、測定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する
単数または複数の第2振動検出器とを備え、前記第1振
動検出器の設置位置を第2の振動モードの節付近とする
ことを特徴とする振動型測定器。 - 【請求項4】 加振される少なくとも1本の直管状測定
管内を流れる流体の質量流量または密度の少なくとも一
方を測定するとともに、前記測定管の第1の振動モード
の共振周波数と第2の振動モードの共振周波数との比を
求め、これらの共振周波数比にもとづき測定値の補正を
行なう振動型測定器であって、 前記質量流量により測定管に発生するたわみ振動、また
は測定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこ
れらの双方を検出する単数または複数の第1振動検出
器、測定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する
単数または複数の第2振動検出器のいずれか一方の種別
の振動検出器を設け、これにより他方の種別の振動検出
器を兼用することを特徴とする振動型測定器。 - 【請求項5】 前記いずれか一方の種別の振動検出器の
設置位置を第2の振動モードの腹の付近とすることを特
徴とする請求項4に記載の振動型測定器。 - 【請求項6】 前記第1振動検出器または第2振動検出
器の個数が複数のときは、それぞれ前記測定管の長さ方
向の中心に対して対称の位置に取り付けることを特徴と
する請求項1ないし5のいずれかに記載の振動型測定
器。 - 【請求項7】 前記第1振動検出器または第2振動検出
器の個数が単数のときは、第1振動検出器または第2振
動検出器に対し、前記測定管の長さ方向の中心に対して
対称の位置に、第1振動検出器または第2振動検出器と
ほぼ同一質量のバランス・ウエイトを取り付けることを
特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の振動型
測定器。 - 【請求項8】 加振される少なくとも1本の直管状測定
管内を流れる流体の質量流量または密度の少なくとも一
方を測定するとともに、前記測定管の第1の振動モード
の共振周波数と第2の振動モードの共振周波数との比を
求め、これらの共振周波数比にもとづき測定値の補正を
行なう振動型測定器であって、 前記測定管を、その第1の振動モード周波数による励振
と、第2の振動モード周波数付近の励振とを重畳して励
振することを特徴とする振動型測定器。 - 【請求項9】 前記第2の振動モード周波数付近での励
振周波数に対応して、その中心周波数の制御が可能な帯
域通過フィルタを含むことを特徴とする請求項8に記載
の振動型測定器。 - 【請求項10】 前記帯域通過フィルタがスイッチドキ
ャパシタフィルタであることを特徴とする請求項9に記
載の振動型測定器。 - 【請求項11】 前記第2の振動モード周波数付近の励
振が、第2の振動モード周波数を含む周波数の範囲で時
間的に掃引されることを特徴とする請求項8に記載の振
動型測定器。 - 【請求項12】 前記第1,第2励振信号の少なくとも
一方の周波数を監視し、これが予め定められた前記第
1,第2励振信号の最大周波数を逸脱した場合は、前記
帯域通過フィルタの中心周波数を強制的に予め定められ
た初期周波数に設定することを特徴とする請求項9に記
載の振動型測定器。 - 【請求項13】 前記第1,第2励振信号の少なくとも
一方の周波数を監視し、これが予め定められた前記第
1,第2励振信号の最大周波数を逸脱した場合は、前記
帯域通過フィルタの中心周波数を強制的に最小周波数か
ら掃引することを特徴とする請求項9に記載の振動型測
定器。
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