JPH09126407A - ボイラブロー水の冷却方法 - Google Patents

ボイラブロー水の冷却方法

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JPH09126407A
JPH09126407A JP28494295A JP28494295A JPH09126407A JP H09126407 A JPH09126407 A JP H09126407A JP 28494295 A JP28494295 A JP 28494295A JP 28494295 A JP28494295 A JP 28494295A JP H09126407 A JPH09126407 A JP H09126407A
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JP
Japan
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water
boiler
blow
line
cooling tower
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Withdrawn
Application number
JP28494295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kamota
昌史 加守田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却塔のブローダウン水を有効利用してボイ
ラブロー水を冷却し、水消費量を低減することができる
ようにする。 【解決手段】 冷却塔1のブローダウン水を調整バルブ
7を経てブローダウンライン4よりボイラブロー水ライ
ン8を流れるボイラブロー水に混合させ、ボイラブロー
水の温度を適温以下の設定温度に調整した上で排水す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却塔を有する動
力プラントのボイラブロー水の冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボイラを備えた動力プラントにお
いては、ボイラブロー水は加圧された雑用水等によりコ
ンクリートの耐熱温度まで冷却され排水処理設備等に排
出されていた。
【0003】一方、復水の冷却水を冷却する冷却塔のブ
ローダウン水は循環水ラインより分岐され有効利用され
ることなく排水されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の動力プラントに
おいては、ボイラブロー水の温度が100℃であり、そ
のままの状態では排水処理設備へ送り込めない。川及び
湖等の無い所では冷却方法が無く、あらたに冷却のため
だけの専用の水源(真水)設備を確保する必要がある。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決することが
できるボイラブロー水の冷却方法を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のボイラブロー水
の冷却方法は、動力プラントの冷却塔のブローダウン水
をバルブを介してボイラブロー水に混合させ、ボイラブ
ロー水の温度を適温以下の設定温度に調整した上排水す
る。
【0007】本発明では、冷却塔のブローダウン水をバ
ルブを介してボイラブロー水に混合させ冷却させて適温
以下の設定温度にボイラブロー水の温度を調整すること
により、冷却塔のブローダウン水の有効利用を図ること
ができるとともに、ボイラブロー水の冷却用に専用の水
源を確保する必要がなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を、図1に
よって説明する。1は、ボイラと蒸気タービンを有する
動力プラントの復水器3で熱交換を行って昇温した循環
水を冷却する冷却塔である。同冷却塔1で冷却された循
環水は、循環ポンプ2により循環水ライン9を経て復水
器3へ導入され、復水器3で熱交換を行って昇温した循
環水は冷却塔1へ戻るようになっている。
【0009】ボイラ10からのボイラブロー水はボイラ
ブロータンク5に送られ、ボイラブロー水ライン8を経
て排水処理設備等6へ排水される。
【0010】前記循環水ライン9の循環ポンプ2と復水
器3との間からは調整バルブ7が設けられたブローダウ
ン4が分岐し、同ブローダウンライン4の下流端は、ボ
イラブロー水ライン8のボイラブロータンク5の出口側
においてボイラブロー水ライン8に接続されている。
【0011】冷却塔1においては、前記のように、冷却
塔1において冷却された循環水が循環ポンプ2により昇
圧され復水器3で熱交換を行った後、冷却塔1に戻るよ
うになっているが、循環水の濃縮を防ぐため、ブローダ
ウンライン4により常時系外に循環水の一部がブローさ
れている。
【0012】一方、ボイラ10においても、ボイラ内の
水の濃縮を防ぐため一定量のボイラ水のブローが行われ
るが、ブロー水は、高圧、高温水であって大気に開放後
も約100℃の高温となり、このままではコンクリート
の耐熱温度約60℃を越えていて排出できないので、何
らかの冷却が必要となる。
【0013】本実施の形態では、図1に示すように、冷
却塔1の循環水ライン9からブローダウンされてブロー
ダウンライン4を流れるブローダウン水が、ボイラブロ
ータンク5の出口側においてボイラブロー水ライン8内
を流れるボイラブロー水に合流して混合するために、ボ
イラブロー水は冷却され、その上で排水処理設備等6に
排水される。
【0014】また、調整バルブ7によってブローダウン
ライン4内のブローダウン水の流量が調整され、冷却さ
れたボイラブロー水の温度を適当な設定温度とすること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、冷却塔のブローダウン
水を有効利用してボイラブロー水を冷却することによ
り、プラント全体の水消費量を低減させることができ、
真水が容易に使い捨てられない砂漠地帯や水の無い離島
などに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の系統図である。
【符号の説明】
1 冷却塔 2 循環ポンプ 3 復水器 4 ブローダウンライン 5 ボイラブロータンク 6 排水処理設備等 7 調整バルブ 8 ボイラブロー水ライン 9 循環水ライン 10 ボイラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力プラントの冷却塔のブローダウン水
    をバルブを介してボイラブロー水に混合させ、ボイラブ
    ロー水の温度を適温以下の設定温度に調整した上で排水
    することを特徴とするボイラブロー水の冷却方法。
JP28494295A 1995-11-01 1995-11-01 ボイラブロー水の冷却方法 Withdrawn JPH09126407A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104033880A (zh) * 2014-06-30 2014-09-10 河南中烟工业有限责任公司 锅炉排污水热能利用系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104033880A (zh) * 2014-06-30 2014-09-10 河南中烟工业有限责任公司 锅炉排污水热能利用系统
CN104033880B (zh) * 2014-06-30 2016-01-20 河南中烟工业有限责任公司 锅炉排污水热能利用系统

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