JPH09125658A - 床パネル施工方法 - Google Patents
床パネル施工方法Info
- Publication number
- JPH09125658A JPH09125658A JP28082795A JP28082795A JPH09125658A JP H09125658 A JPH09125658 A JP H09125658A JP 28082795 A JP28082795 A JP 28082795A JP 28082795 A JP28082795 A JP 28082795A JP H09125658 A JPH09125658 A JP H09125658A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】表面板の破損を避けて床パネルを架構材に固定
する。 【解決手段】一部を除いて下地材１上に表面板２を積層
一体化して構成された床パネル３を架構体４上に配設す
る。床パネル３の表面板２が設けられていない部位ａの
下地材１を介して固着具５を架構体４に固定する。次に
表面板２が設けられていない部位ａに小表面板６を取着
する。
する。 【解決手段】一部を除いて下地材１上に表面板２を積層
一体化して構成された床パネル３を架構体４上に配設す
る。床パネル３の表面板２が設けられていない部位ａの
下地材１を介して固着具５を架構体４に固定する。次に
表面板２が設けられていない部位ａに小表面板６を取着
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下地材上に表面板
が積層一体化された床パネルを架構体上に設置するため
の床パネル施工方法に関するものである。
が積層一体化された床パネルを架構体上に設置するため
の床パネル施工方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、床パネルを大引きのような架構体
上に固定するにあたって、根太材の上に下地用面板を介
してパーティクルボードを載設した構成の床パネルにお
いては、パーティクルボードの上面から架構体に固着具
を打入するようにしている。
上に固定するにあたって、根太材の上に下地用面板を介
してパーティクルボードを載設した構成の床パネルにお
いては、パーティクルボードの上面から架構体に固着具
を打入するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、表面板にパー
ティクルボードのような発泡コンクリート板を使用した
床パネルにおいては、発泡コンクリート板からなる表面
板では固着具の頭の保持力を得ることができず、床パネ
ルの固定が不確実になるという問題があり、また、表面
板に割れや欠けが発生しやすいという問題があった。
ティクルボードのような発泡コンクリート板を使用した
床パネルにおいては、発泡コンクリート板からなる表面
板では固着具の頭の保持力を得ることができず、床パネ
ルの固定が不確実になるという問題があり、また、表面
板に割れや欠けが発生しやすいという問題があった。
【０００４】このため、本出願人は発泡コンクリート板
を表面板とする床パネルであっても表面板に割れや欠け
が発生することなく固着具によって確実に架構体に固定
することができるものとして、先に特願平７−２４９７
７９号を出願している。この特願平７−２４９７７９号
は図３に示されるように表面板２に予め下穴１０を明
け、下穴１０より架構体４に固着具５を打入させること
によって床パネル３を架構体４に固定する構造を採用し
ている。
を表面板とする床パネルであっても表面板に割れや欠け
が発生することなく固着具によって確実に架構体に固定
することができるものとして、先に特願平７−２４９７
７９号を出願している。この特願平７−２４９７７９号
は図３に示されるように表面板２に予め下穴１０を明
け、下穴１０より架構体４に固着具５を打入させること
によって床パネル３を架構体４に固定する構造を採用し
ている。
【０００５】しかしながら、このものにおいては、表面
板２に下穴１０を設ける際及び下穴１０より固着具５を
架構体４に固定する際に表面板２に割れや欠け等の破損
が発生しやすく、補修する必要が生じやすいという問題
があった。また、床パネル３を架構体４に固定する前に
下穴１０を設ける作業も下穴１０を設ける位置決めを行
う必要があって面倒なものであった。
板２に下穴１０を設ける際及び下穴１０より固着具５を
架構体４に固定する際に表面板２に割れや欠け等の破損
が発生しやすく、補修する必要が生じやすいという問題
があった。また、床パネル３を架構体４に固定する前に
下穴１０を設ける作業も下穴１０を設ける位置決めを行
う必要があって面倒なものであった。
【０００６】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、表面板の破損を避けて床パネルを架構材に固
定することができる床パネル施工方法を提供しようとす
るものである。
のであり、表面板の破損を避けて床パネルを架構材に固
定することができる床パネル施工方法を提供しようとす
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、一部を除いて下地材１上に表
面板２を積層一体化して構成された床パネル３を架構体
４上に配設し、この床パネル３の表面板２が設けられて
いない部位ａの下地材１を介して固着具５を架構体４に
固定し、次に表面板２が設けられていない部位ａに小表
面板６を取着することを特徴とするものである。
に、請求項１の発明では、一部を除いて下地材１上に表
面板２を積層一体化して構成された床パネル３を架構体
４上に配設し、この床パネル３の表面板２が設けられて
いない部位ａの下地材１を介して固着具５を架構体４に
固定し、次に表面板２が設けられていない部位ａに小表
面板６を取着することを特徴とするものである。
【０００８】請求項２の発明では、請求項１において表
面板２が設けられていない部位ａは架構体４に沿う帯状
であり、表面板２が設けられていない部位ａに取着され
る小表面板６は表面板２が設けられていない部位ａの形
状に合致する帯状の目板６ａであることを特徴とするも
のである。請求項３の発明では、請求項１または請求項
２において表面板２及び小表面板６は発泡コンクリート
板であることを特徴とするものである。
面板２が設けられていない部位ａは架構体４に沿う帯状
であり、表面板２が設けられていない部位ａに取着され
る小表面板６は表面板２が設けられていない部位ａの形
状に合致する帯状の目板６ａであることを特徴とするも
のである。請求項３の発明では、請求項１または請求項
２において表面板２及び小表面板６は発泡コンクリート
板であることを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる床パネ
ルは図１、図２に示されるように下地材１の上面側に一
部を除いて表面板２を積層して構成されている。ここ
で、表面板２としては発泡コンクリート板が用いられて
いる。また、表面板２としては合板等の発泡コンクリー
ト板以外のものであってもよい。
ルは図１、図２に示されるように下地材１の上面側に一
部を除いて表面板２を積層して構成されている。ここ
で、表面板２としては発泡コンクリート板が用いられて
いる。また、表面板２としては合板等の発泡コンクリー
ト板以外のものであってもよい。
【００１０】下地材１は間隔を隔てて並設した木製の根
太材７の上面側にパーチクルボードや合板等の下地用面
板８を積層一体化し、根太材７間に石膏ボードのような
遮音材を配設し、遮音材を根太材７の下面側に所定間隔
毎に積層一体化したパーチクルボードや合板等の補強材
９に固着して支持されている。表面板２が設けられてい
ない部位ａの下地材１を介して固着具５を架構体４に固
定して床パネル３が架構体４に連結固定されている。床
パネル３を架構体４に固定するにあたって用いられる固
着具５が位置することとなる表面板２が設けられていな
い部位ａには、表面板２が設けられていない部位ａを埋
めるようにして小表面板６が取付けられている。この小
表面板６は接着剤で表面板２が設けられていない部位ａ
に接着固定されるようになっている。
太材７の上面側にパーチクルボードや合板等の下地用面
板８を積層一体化し、根太材７間に石膏ボードのような
遮音材を配設し、遮音材を根太材７の下面側に所定間隔
毎に積層一体化したパーチクルボードや合板等の補強材
９に固着して支持されている。表面板２が設けられてい
ない部位ａの下地材１を介して固着具５を架構体４に固
定して床パネル３が架構体４に連結固定されている。床
パネル３を架構体４に固定するにあたって用いられる固
着具５が位置することとなる表面板２が設けられていな
い部位ａには、表面板２が設けられていない部位ａを埋
めるようにして小表面板６が取付けられている。この小
表面板６は接着剤で表面板２が設けられていない部位ａ
に接着固定されるようになっている。
【００１１】表面板２が設けられていない部位ａは架構
体４に沿う帯状であり、表面板２が設けられていない部
位ａに取着される小表面板６は表面板２が設けられてい
ない部位ａの形状に合致する帯状の目板６ａとされてい
る。この目板６ａの巾寸法は図２に示されるように床パ
ネル３の両端上部に形成された表面板２が設けられてい
ない部位ａ′の２倍の巾寸法となっており、隣合うよう
に連続して床パネル３を設置すると共に表面板２が設け
られていない部位ａに目板６ａを設置する場合には、床
パネル３の中間部分及び両端部に配置される目板６ａを
全て共通の大きさのものとして使用することができるよ
うになっている。
体４に沿う帯状であり、表面板２が設けられていない部
位ａに取着される小表面板６は表面板２が設けられてい
ない部位ａの形状に合致する帯状の目板６ａとされてい
る。この目板６ａの巾寸法は図２に示されるように床パ
ネル３の両端上部に形成された表面板２が設けられてい
ない部位ａ′の２倍の巾寸法となっており、隣合うよう
に連続して床パネル３を設置すると共に表面板２が設け
られていない部位ａに目板６ａを設置する場合には、床
パネル３の中間部分及び両端部に配置される目板６ａを
全て共通の大きさのものとして使用することができるよ
うになっている。
【００１２】しかして、床パネル３は架構体４上におい
て所定位置に配置した状態で表面板２が設けられていな
い部位ａの下地材１を介して架構体４に固着具５を打入
し、下地材１としての下地用面板８及び根太材７を介し
て架構体４に固着具５を打入することによって架構体４
に連結固定されるものである。そして、固着具５による
連結後には固着具５の使用部位である表面板２が設けら
れていない部位ａに小表面板６を接着固定するものであ
る。
て所定位置に配置した状態で表面板２が設けられていな
い部位ａの下地材１を介して架構体４に固着具５を打入
し、下地材１としての下地用面板８及び根太材７を介し
て架構体４に固着具５を打入することによって架構体４
に連結固定されるものである。そして、固着具５による
連結後には固着具５の使用部位である表面板２が設けら
れていない部位ａに小表面板６を接着固定するものであ
る。
【００１３】そして、固着具５による床パネル３の架構
体４への固定は下地材１を固着具５によって架構体４に
連結固定することによって行われるようになっているた
めに固着具５の頭部が保持できない発泡コンクリート板
を表面板２とする床パネル３であっても表面板２に割れ
や欠けが生じることなく確実に架構体４に固定すること
ができるものである。また、固着具５は小表面板６によ
って覆われるために固着具５の頭が表面に露出するよう
なこともなく外観を良好なものとすることができるもの
である。
体４への固定は下地材１を固着具５によって架構体４に
連結固定することによって行われるようになっているた
めに固着具５の頭部が保持できない発泡コンクリート板
を表面板２とする床パネル３であっても表面板２に割れ
や欠けが生じることなく確実に架構体４に固定すること
ができるものである。また、固着具５は小表面板６によ
って覆われるために固着具５の頭が表面に露出するよう
なこともなく外観を良好なものとすることができるもの
である。
【００１４】尚、図示したものにあっては下地材１は根
太材７と下地用面板８と遮音材と補強材９とで構成した
ものを示しているが、下地材は下地用面板８だけであっ
てもよいものである。
太材７と下地用面板８と遮音材と補強材９とで構成した
ものを示しているが、下地材は下地用面板８だけであっ
てもよいものである。
【００１５】
【発明の効果】請求項１の発明は、一部を除いて下地材
上に表面板を積層一体化して構成された床パネルを架構
体上に配設し、この床パネルの表面板が設けられていな
い部位の下地材を介して固着具を架構体に固定し、次に
表面板が設けられていない部位に小表面板を取着するの
で、固着具による床パネルの架構体への固定は、表面板
の存在しない部位を介して行われるために表面板を破損
することなく固着具を利用して床パネルを架構体に連結
固定することができるものである。また、固着具は小表
面板によって覆われるために固着具の頭が表面に露出す
るようなこともなく外観を良好なものとすることができ
るものである。
上に表面板を積層一体化して構成された床パネルを架構
体上に配設し、この床パネルの表面板が設けられていな
い部位の下地材を介して固着具を架構体に固定し、次に
表面板が設けられていない部位に小表面板を取着するの
で、固着具による床パネルの架構体への固定は、表面板
の存在しない部位を介して行われるために表面板を破損
することなく固着具を利用して床パネルを架構体に連結
固定することができるものである。また、固着具は小表
面板によって覆われるために固着具の頭が表面に露出す
るようなこともなく外観を良好なものとすることができ
るものである。
【００１６】請求項２の発明は、請求項１において表面
板が設けられていない部位は架構体に沿う帯状であり、
表面板が設けられていない部位に取着される小表面板は
表面板が設けられていない部位の形状に合致する帯状の
目板であるので、請求項１の効果に加えて固着具の使用
時に架構体の位置する部位を捜さなくともよいものであ
り、固着具の使用位置を簡単且つ正確なものとすること
ができるものである。また、後から取着する小表面板は
表面板が設けられていない部位の形状に合致する帯状の
目板であるために嵌め込むようにして取付けを行うこと
ができ、施工性が良いものである。
板が設けられていない部位は架構体に沿う帯状であり、
表面板が設けられていない部位に取着される小表面板は
表面板が設けられていない部位の形状に合致する帯状の
目板であるので、請求項１の効果に加えて固着具の使用
時に架構体の位置する部位を捜さなくともよいものであ
り、固着具の使用位置を簡単且つ正確なものとすること
ができるものである。また、後から取着する小表面板は
表面板が設けられていない部位の形状に合致する帯状の
目板であるために嵌め込むようにして取付けを行うこと
ができ、施工性が良いものである。
【００１７】請求項３の発明は、請求項１または請求項
２において表面板及び小表面板は発泡コンクリート板で
あるので、請求項１または請求項２の効果に加えて固着
具の頭部が保持できない発泡コンクリート板が表面板で
あっても床パネルを架構体に確実に固定することができ
るものである。
２において表面板及び小表面板は発泡コンクリート板で
あるので、請求項１または請求項２の効果に加えて固着
具の頭部が保持できない発泡コンクリート板が表面板で
あっても床パネルを架構体に確実に固定することができ
るものである。
【図１】本発明の一例を説明する説明図である。
【図２】同上の小表面板の設置部位を説明する説明図で
ある。
ある。
【図３】従来例を説明する説明図である。
１ 下地材 ２ 表面板 ３ 床パネル ４ 架構体 ５ 固着具 ６ 小表面板 ６ａ 目板 ａ 表面板が設けられていない部位
Claims (3)
- 【請求項１】 一部を除いて下地材上に表面板を積層一
体化して構成された床パネルを架構体上に配設し、この
床パネルの表面板が設けられていない部位の下地材を介
して固着具を架構体に固定し、次に表面板が設けられて
いない部位に小表面板を取着することを特徴とする床パ
ネル施工方法。 - 【請求項２】 表面板が設けられていない部位は架構体
に沿う帯状であり、表面板が設けられていない部位に取
着される小表面板は表面板が設けられていない部位の形
状に合致する帯状の目板であることを特徴とする請求項
１記載の床パネル施工方法。 - 【請求項３】 表面板及び小表面板は発泡コンクリート
板であることを特徴とする請求項１または請求項２記載
の床パネル施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28082795A JPH09125658A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 床パネル施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28082795A JPH09125658A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 床パネル施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125658A true JPH09125658A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17630543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28082795A Withdrawn JPH09125658A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 床パネル施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09125658A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137048A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-06-07 | Sakawa:Kk | ボード |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP28082795A patent/JPH09125658A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137048A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-06-07 | Sakawa:Kk | ボード |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |