JPH09125454A - 建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動装置 - Google Patents
建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動装置Info
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- JPH09125454A JPH09125454A JP28271195A JP28271195A JPH09125454A JP H09125454 A JPH09125454 A JP H09125454A JP 28271195 A JP28271195 A JP 28271195A JP 28271195 A JP28271195 A JP 28271195A JP H09125454 A JPH09125454 A JP H09125454A
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- hydraulic
- switching valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設土木機械へ簡単に取付け、取外しできる
ようにする。 【解決手段】 電磁切換弁を取付けた電磁切換弁用ブロ
ックおよびこの電磁切換弁用ブロックに取付けた電磁切
換弁と先端工具の油圧アクチュエータとを接続する油圧
配管を、ボルト、ナット機構の取付金具を介して建設土
木機械本体に溶接固定することなく着脱可能に取付け、
また、電磁切換弁を作動する電源の取出しを土木建設機
械の運転席にあるシガレットライターケースから行なう
ようにしたものである。
ようにする。 【解決手段】 電磁切換弁を取付けた電磁切換弁用ブロ
ックおよびこの電磁切換弁用ブロックに取付けた電磁切
換弁と先端工具の油圧アクチュエータとを接続する油圧
配管を、ボルト、ナット機構の取付金具を介して建設土
木機械本体に溶接固定することなく着脱可能に取付け、
また、電磁切換弁を作動する電源の取出しを土木建設機
械の運転席にあるシガレットライターケースから行なう
ようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設土木工事に利
用されるパワーショベル等の建設土木機械における先端
工具の簡易油圧駆動装置に関するものである。
用されるパワーショベル等の建設土木機械における先端
工具の簡易油圧駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、護岸工事や道路工事等の大型重
量物を扱う建設土木工事にはパワーショベル等の建設土
木機械が使用されている。
量物を扱う建設土木工事にはパワーショベル等の建設土
木機械が使用されている。
【0003】図4は護岸工事等においてブロック積み作
業等に使用されるパワーショベルの一例で、アーム先端
部に親子バケットを付設して、例えばブロック等の工事
用資材を掴み込んで移動させたり、運搬させたりするよ
うに構成したパワーショベルを示す。
業等に使用されるパワーショベルの一例で、アーム先端
部に親子バケットを付設して、例えばブロック等の工事
用資材を掴み込んで移動させたり、運搬させたりするよ
うに構成したパワーショベルを示す。
【0004】同図において、1はパワーショベル本体
で、クローラ2上にキャブ3を油圧モータ4により旋回
可能に架設し、このキャブ3にブーム5を油圧シリンダ
6により起伏可能に装着し、更に、ブーム5の先端部に
アーム7を油圧シリンダ8により揺動可能に装着したも
のである。
で、クローラ2上にキャブ3を油圧モータ4により旋回
可能に架設し、このキャブ3にブーム5を油圧シリンダ
6により起伏可能に装着し、更に、ブーム5の先端部に
アーム7を油圧シリンダ8により揺動可能に装着したも
のである。
【0005】9はアーム7の先端にブロック積み作業等
を行なうために取付けられた先端工具としての親子バケ
ットで、アーム7の先端部に油圧シリンダ10によりリ
ンク11を介して首振可能な支持体12を取付け、この
支持体12に親バケット13を旋回自在に支持するとと
もに、この親バケット13に子バケット14を開閉自在
に装着したものである。そして、支持体12に取付けた
油圧モータ15により親バケット13を旋回動作するこ
とにより、両バケット13,14をブロック積み作業に
適した位置や角度に配置させるとともに、両バケット1
3,14間に取付けた油圧シリンダ16で子バケット1
4を開閉動作することにより、両バケット13,14で
ブロック等を掴み取るに構成されている。
を行なうために取付けられた先端工具としての親子バケ
ットで、アーム7の先端部に油圧シリンダ10によりリ
ンク11を介して首振可能な支持体12を取付け、この
支持体12に親バケット13を旋回自在に支持するとと
もに、この親バケット13に子バケット14を開閉自在
に装着したものである。そして、支持体12に取付けた
油圧モータ15により親バケット13を旋回動作するこ
とにより、両バケット13,14をブロック積み作業に
適した位置や角度に配置させるとともに、両バケット1
3,14間に取付けた油圧シリンダ16で子バケット1
4を開閉動作することにより、両バケット13,14で
ブロック等を掴み取るに構成されている。
【0006】上記構成において、エンジンに直結した油
圧ポンプ(図示せず)から発生する油圧油を各油圧モー
タ4,15および油圧シリンダ6,8,10,16に供
給することにより、キャブ3の旋回動作、ブーム5の起
伏動作、アーム7の揺動動作、親子バケット9の首振動
作および開閉動作が行われてブロック積み作業を自在に
行なうことができる。
圧ポンプ(図示せず)から発生する油圧油を各油圧モー
タ4,15および油圧シリンダ6,8,10,16に供
給することにより、キャブ3の旋回動作、ブーム5の起
伏動作、アーム7の揺動動作、親子バケット9の首振動
作および開閉動作が行われてブロック積み作業を自在に
行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記パワー
ショベルにおける親子バケット9の油圧駆動装置におい
ては、パワーショベル本体1の各油圧モータ4および油
圧シリンダ6,8,10に接続される油圧ポンプからの
油圧配管の途中に配設した専用の電磁切換弁を取付ける
ための電磁切換弁用ブロックがパワーショベル本体1に
直接、溶接固定されており、しかも、電磁切換弁と親子
バケット9の油圧モータ14および油圧シリンダ15と
を接続する油圧配管もパワーショベル本体1に溶接され
た配管用固定金具にボルト締めして固定されている。こ
のため、親子バケット9を複数台のパワーショベルに使
用する場合、或いは、親子バケット9以外の先端工具を
パワーショベルに使用する場合、親子バケット9の油圧
駆動装置を取付け、取外す必要があるため、油圧駆動装
置の電磁切換弁用ブロックおよび配管用固定金具がパワ
ーショベル本体1に直接、溶接固定されていると、油圧
駆動装置の取付け、取外しが非常に面倒で多大な時間お
よび費用を要するとともに、溶接によりパワーショベル
本体1の機能を傷め付けることになる。従って、使用す
るパワーショベルや使用する先端工具が限定されるとい
う問題があった。また、電磁切換弁を動かすための電源
がパワーショベルのバッテリーに接続されているため、
専門の電気工事作業者が必要であった。
ショベルにおける親子バケット9の油圧駆動装置におい
ては、パワーショベル本体1の各油圧モータ4および油
圧シリンダ6,8,10に接続される油圧ポンプからの
油圧配管の途中に配設した専用の電磁切換弁を取付ける
ための電磁切換弁用ブロックがパワーショベル本体1に
直接、溶接固定されており、しかも、電磁切換弁と親子
バケット9の油圧モータ14および油圧シリンダ15と
を接続する油圧配管もパワーショベル本体1に溶接され
た配管用固定金具にボルト締めして固定されている。こ
のため、親子バケット9を複数台のパワーショベルに使
用する場合、或いは、親子バケット9以外の先端工具を
パワーショベルに使用する場合、親子バケット9の油圧
駆動装置を取付け、取外す必要があるため、油圧駆動装
置の電磁切換弁用ブロックおよび配管用固定金具がパワ
ーショベル本体1に直接、溶接固定されていると、油圧
駆動装置の取付け、取外しが非常に面倒で多大な時間お
よび費用を要するとともに、溶接によりパワーショベル
本体1の機能を傷め付けることになる。従って、使用す
るパワーショベルや使用する先端工具が限定されるとい
う問題があった。また、電磁切換弁を動かすための電源
がパワーショベルのバッテリーに接続されているため、
専門の電気工事作業者が必要であった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みて提案された
もので、建設土木機械へ簡単に取付け、取外しできるよ
うにした建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動
装置を提供することを目的とするものである。
もので、建設土木機械へ簡単に取付け、取外しできるよ
うにした建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動
装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、電磁切換弁を取付けた電磁切換弁用
ブロックおよびこの電磁切換弁用ブロックに取付けた電
磁切換弁と先端工具の油圧アクチュエータとを接続する
油圧配管を、ボルト、ナット機構の取付金具を介して建
設土木機械本体に溶接固定することなく着脱可能に取付
けるようにしたものである。
ために、本発明は、電磁切換弁を取付けた電磁切換弁用
ブロックおよびこの電磁切換弁用ブロックに取付けた電
磁切換弁と先端工具の油圧アクチュエータとを接続する
油圧配管を、ボルト、ナット機構の取付金具を介して建
設土木機械本体に溶接固定することなく着脱可能に取付
けるようにしたものである。
【0010】また、電磁切換弁を作動する電源の取出し
を土木建設機械の運転席にあるシガレットライターケー
スから行なうようにしたものである。
を土木建設機械の運転席にあるシガレットライターケー
スから行なうようにしたものである。
【0011】本発明は上記構成としたから、建設土木機
械への取付け、取外しが簡単になり、複数台の土木建設
機械への使用が容易であるとともに、複数の先端工具の
使用が容易である。
械への取付け、取外しが簡単になり、複数台の土木建設
機械への使用が容易であるとともに、複数の先端工具の
使用が容易である。
【0012】また、電磁切換弁を作動する電源の取出し
を土木建設機械の運転席にあるシガレットライターケー
スから行なうから、専門の電気工事作業者が不要であ
る。
を土木建設機械の運転席にあるシガレットライターケー
スから行なうから、専門の電気工事作業者が不要であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図3に示し、これを説明する。
乃至図3に示し、これを説明する。
【0014】図1は本発明の土木建設機械における先端
工具の簡易油圧駆動装置を適用したアームの先端に先端
工具として親子バケットを付設するパワーショベルの概
略図である。尚、図1において従来の説明の図4と同一
構成部材には同一符号を付して、重複する説明を省略す
る。
工具の簡易油圧駆動装置を適用したアームの先端に先端
工具として親子バケットを付設するパワーショベルの概
略図である。尚、図1において従来の説明の図4と同一
構成部材には同一符号を付して、重複する説明を省略す
る。
【0015】図1において、17は専用の電磁切換弁
(図示せず)を取付けるための電磁切換弁用ブロック
で、パワーショベル本体1のブーム5にブロック用取付
金具18,18を介して着脱可能に取付けられている。
(図示せず)を取付けるための電磁切換弁用ブロック
で、パワーショベル本体1のブーム5にブロック用取付
金具18,18を介して着脱可能に取付けられている。
【0016】ブロック用取付金具18は、例えば、図2
に示すように、ブーム5に嵌合し得るように略ハット型
形状に形成されており、その左右両側板の先端縁をL字
形状に折曲形成した鍔部18a,18aには調整ナット
19を螺合した全ネジボルト20を調整ナット19が下
面に当接するように貫通してあり、この全ネジボルト2
0の他端部を電磁切換弁用ブロック17の左右両下端縁
に形成した鍔部17a,17aに貫通して締付ナット2
1およびロックナット22を螺合することにより、電磁
切換弁用ブロック17をブーム5に着脱自在に取付け
る。
に示すように、ブーム5に嵌合し得るように略ハット型
形状に形成されており、その左右両側板の先端縁をL字
形状に折曲形成した鍔部18a,18aには調整ナット
19を螺合した全ネジボルト20を調整ナット19が下
面に当接するように貫通してあり、この全ネジボルト2
0の他端部を電磁切換弁用ブロック17の左右両下端縁
に形成した鍔部17a,17aに貫通して締付ナット2
1およびロックナット22を螺合することにより、電磁
切換弁用ブロック17をブーム5に着脱自在に取付け
る。
【0017】23,23は電磁切換弁用ブロック17に
取付けられた各電磁切換弁と親子バケット9の油圧モー
タ15および油圧シリンダ16とを夫々接続させるため
の油圧配管で、油圧ホースが用いられるとともに、パワ
ーショベル本体1のブーム5およびアーム7に複数の配
管用取付金具24,24・・・を介して着脱可能に取付
けられている。
取付けられた各電磁切換弁と親子バケット9の油圧モー
タ15および油圧シリンダ16とを夫々接続させるため
の油圧配管で、油圧ホースが用いられるとともに、パワ
ーショベル本体1のブーム5およびアーム7に複数の配
管用取付金具24,24・・・を介して着脱可能に取付
けられている。
【0018】配管用取付金具24は、例えば、図3に示
すように、ブーム5またはアーム7に取付固定させるた
めのベース金具25と、油圧配管23を締付固定するた
めの締付金具26とから構成されている。
すように、ブーム5またはアーム7に取付固定させるた
めのベース金具25と、油圧配管23を締付固定するた
めの締付金具26とから構成されている。
【0019】ベース金具25は、締付金具26を有する
左右両側板27,27と、左右両側板27,27の上端
縁間に有する上板28と、左右両側板27,27の下端
縁間に有する下板29とを具える。左右両側板27,2
7の下端には調整ナット30を螺合した全ネジボルト3
1を螺挿する固定ナット32を夫々溶接固定してあると
ともに、全ネジボルト31の他端部をアングル33に調
整ナット30が当接するように夫々貫通して締付ナット
34およびロックナット35を螺合してある。上板28
の左右両端には調整ナット36を螺合した全ネジボルト
37を螺挿する固定ナット38を夫々溶接固定してある
とともに、下板29の左右両端には調整ナット39を螺
合した全ネジボルト40を螺挿する固定ナット41を夫
々溶接固定してあり、上板28の左右両端に溶接固定し
た固定ナット38に一端部を螺挿する全ネジボルト37
の他端部を、左右両側板27,27の上端部に調整ナッ
ト36が当接するように夫々貫通して締付ナット42お
よびロックナット43を螺合するとともに、下板29の
左右両端に溶接固定した固定ナット41に一端部を螺挿
する全ネジボルト40の他端部を、アングル33に調整
ナット39が当接するように夫々貫通して締付ナット4
4およびロックナット45を螺合することにより、ブー
ム5またはアーム7に着脱可能に取付けられる。
左右両側板27,27と、左右両側板27,27の上端
縁間に有する上板28と、左右両側板27,27の下端
縁間に有する下板29とを具える。左右両側板27,2
7の下端には調整ナット30を螺合した全ネジボルト3
1を螺挿する固定ナット32を夫々溶接固定してあると
ともに、全ネジボルト31の他端部をアングル33に調
整ナット30が当接するように夫々貫通して締付ナット
34およびロックナット35を螺合してある。上板28
の左右両端には調整ナット36を螺合した全ネジボルト
37を螺挿する固定ナット38を夫々溶接固定してある
とともに、下板29の左右両端には調整ナット39を螺
合した全ネジボルト40を螺挿する固定ナット41を夫
々溶接固定してあり、上板28の左右両端に溶接固定し
た固定ナット38に一端部を螺挿する全ネジボルト37
の他端部を、左右両側板27,27の上端部に調整ナッ
ト36が当接するように夫々貫通して締付ナット42お
よびロックナット43を螺合するとともに、下板29の
左右両端に溶接固定した固定ナット41に一端部を螺挿
する全ネジボルト40の他端部を、アングル33に調整
ナット39が当接するように夫々貫通して締付ナット4
4およびロックナット45を螺合することにより、ブー
ム5またはアーム7に着脱可能に取付けられる。
【0020】締付金具26は、ベース金具26の左右両
側板27,27に溶接固定された固定部材46と、締付
ボルト47を介して固定部材46に締付可能な可動部材
48とを具え、固定部材46と可動部材48との間に油
圧配管23,23を挾んで締付ボルト47を締付けるこ
とにより、ブーム5またはアーム7に油圧配管23,2
3がベース金具26を介して着脱可能に取付けられる。
側板27,27に溶接固定された固定部材46と、締付
ボルト47を介して固定部材46に締付可能な可動部材
48とを具え、固定部材46と可動部材48との間に油
圧配管23,23を挾んで締付ボルト47を締付けるこ
とにより、ブーム5またはアーム7に油圧配管23,2
3がベース金具26を介して着脱可能に取付けられる。
【0021】図1の49は電磁切換弁に接続する電源ケ
ーブル50の端部に取付けられた電源取出用プラグで、
パワーショベル本体1の運転席にあるシガレットライタ
ーケースに差し込むことにより、電磁切換弁を動かすた
めの電力が供給される。
ーブル50の端部に取付けられた電源取出用プラグで、
パワーショベル本体1の運転席にあるシガレットライタ
ーケースに差し込むことにより、電磁切換弁を動かすた
めの電力が供給される。
【0022】上記構成により、専用の電磁切換弁を取付
ける電磁切換弁用ブロック17をパワーショベル本体1
のブーム5にブロック用取付金具18,18を介して着
脱可能に取付けることができるとともに、電磁切換弁用
ブロック17に取付けられた各電磁切換弁と親子バケッ
ト9の油圧モータ15および油圧シリンダ16とを夫々
接続させる油圧配管23,23をパワーショベル本体1
のブーム5およびアーム7に複数の配管用取付金具2
4,24・・・を介して着脱可能に取付けることができ
るから、電磁切換弁用ブロック17および油圧配管2
3,23はパワーショベル本体1に溶接固定することな
く取付けられる。これによってパワーショベルへの親子
バケット9の油圧駆動装置の取付け、取外しが非常に簡
単になる。
ける電磁切換弁用ブロック17をパワーショベル本体1
のブーム5にブロック用取付金具18,18を介して着
脱可能に取付けることができるとともに、電磁切換弁用
ブロック17に取付けられた各電磁切換弁と親子バケッ
ト9の油圧モータ15および油圧シリンダ16とを夫々
接続させる油圧配管23,23をパワーショベル本体1
のブーム5およびアーム7に複数の配管用取付金具2
4,24・・・を介して着脱可能に取付けることができ
るから、電磁切換弁用ブロック17および油圧配管2
3,23はパワーショベル本体1に溶接固定することな
く取付けられる。これによってパワーショベルへの親子
バケット9の油圧駆動装置の取付け、取外しが非常に簡
単になる。
【0023】尚、上記実施の形態においては、電磁切換
弁用ブロック17を図2に示すブロック用取付金具18
を用いてブーム5に取付けたが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、図2に示すブロック用取付金具18
以外のボルト、ナット機構の取付金具を用いて電磁切換
弁用ブロック17をブーム5に着脱可能に取付けてもよ
い。また、油圧配管23,23を図3に示す配管用取付
金具24を用いてブーム5またはアーム7に取付けた
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、図3に示
す配管用取付金具24以外のボルト、ナット機構の取付
金具を用いて油圧配管23,23をブーム5またはアー
ム7に着脱可能に取付けてもよい。
弁用ブロック17を図2に示すブロック用取付金具18
を用いてブーム5に取付けたが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、図2に示すブロック用取付金具18
以外のボルト、ナット機構の取付金具を用いて電磁切換
弁用ブロック17をブーム5に着脱可能に取付けてもよ
い。また、油圧配管23,23を図3に示す配管用取付
金具24を用いてブーム5またはアーム7に取付けた
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、図3に示
す配管用取付金具24以外のボルト、ナット機構の取付
金具を用いて油圧配管23,23をブーム5またはアー
ム7に着脱可能に取付けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
先端工具の専用の電磁切換弁を取付ける電磁切換弁用ブ
ロックおよび油圧配管を土木建設機械に溶接固定するこ
となく、ボルト・ナット機構の取付金具を用いて取付け
ているから、従来のように溶接により土木建設機械の機
能を傷め付けることが皆無であるとともに、土木建設機
械への先端工具の油圧駆動装置の取付け、取外しが簡単
となり、取付け、取外しを費用を要することなく短時間
で行なうことができる。例えば、従来は2人で2日を要
していたが、本発明は2人で半日で取付けることがで
き、また、同様に取外しの場合も2人で半日で取外しが
可能である。このため、複数台の土木建設機械に使用す
る場合、或いは、他の先端工具を土木建設機械に使用す
る場合、取付け、取外しが簡単であるから、使用する土
木機械や使用する先端工具が限定されなくて特にリース
業者等には重宝される。また、電磁切換弁を作動する電
源の取出しを土木建設機械の運転席にあるシガレットラ
イターケースから行なうから、専門の電気工事作業者が
不要である。
先端工具の専用の電磁切換弁を取付ける電磁切換弁用ブ
ロックおよび油圧配管を土木建設機械に溶接固定するこ
となく、ボルト・ナット機構の取付金具を用いて取付け
ているから、従来のように溶接により土木建設機械の機
能を傷め付けることが皆無であるとともに、土木建設機
械への先端工具の油圧駆動装置の取付け、取外しが簡単
となり、取付け、取外しを費用を要することなく短時間
で行なうことができる。例えば、従来は2人で2日を要
していたが、本発明は2人で半日で取付けることがで
き、また、同様に取外しの場合も2人で半日で取外しが
可能である。このため、複数台の土木建設機械に使用す
る場合、或いは、他の先端工具を土木建設機械に使用す
る場合、取付け、取外しが簡単であるから、使用する土
木機械や使用する先端工具が限定されなくて特にリース
業者等には重宝される。また、電磁切換弁を作動する電
源の取出しを土木建設機械の運転席にあるシガレットラ
イターケースから行なうから、専門の電気工事作業者が
不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の土木建設機械における先端工具の簡易
油圧駆動装置を適用したパワーショベル等の土木建設機
械の概略図である。
油圧駆動装置を適用したパワーショベル等の土木建設機
械の概略図である。
【図2】ブロック用取付金具の一例を示す図1のA−A
線から視た図面である。
線から視た図面である。
【図3】配管用取付金具の一例を示す図面で、(a)は
図1のB−B線から視た面図、(b)(c)および
(d)はその側面図、平面図、底面図である。
図1のB−B線から視た面図、(b)(c)および
(d)はその側面図、平面図、底面図である。
【図4】パワーショベル等の土木建設機械の概略図であ
る。
る。
1 パワーショベル本体 5 ブーム 7 アーム 9 親子バケット 17 電磁切換弁用ブロック 18 ブロック用取付金具 23 油圧配管 24 配管用取付金具 49 電源取出用プラグ
Claims (2)
- 【請求項1】 建設土木機械本体の油圧アクチュエータ
に接続される油圧ポンプからの油圧配管の途中に電磁切
換弁を配設し、この電磁切換弁を先端工具の油圧アクチ
ュエータに油圧配管を介して接続させる建設土木機械に
おける先端工具の油圧駆動装置において、 上記電磁切換弁を取付けた電磁切換弁用ブロックおよび
この電磁切換弁用ブロックに取付けた電磁切換弁と先端
工具の油圧アクチュエータとを接続する油圧配管を、ボ
ルト、ナット機構の取付金具を介して建設土木機械本体
に溶接固定することなく着脱可能に取付けたことを特徴
とする建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動装
置。 - 【請求項2】 上記電磁切換弁を作動する電源の取出し
を土木建設機械の運転席にあるシガレットライターケー
スから行なうようにしたことを特徴とする請求項1の建
設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28271195A JP3462639B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28271195A JP3462639B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動装置 |
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JP28271195A Expired - Fee Related JP3462639B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 建設土木機械における先端工具の簡易油圧駆動装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-10-31 JP JP28271195A patent/JP3462639B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068718A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の油圧駆動装置 |
JP2013253395A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | フロント配管クランプ装置 |
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