JP3289889B2 - マンホールの受枠取り外し装置 - Google Patents

マンホールの受枠取り外し装置

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JP3289889B2
JP3289889B2 JP33117098A JP33117098A JP3289889B2 JP 3289889 B2 JP3289889 B2 JP 3289889B2 JP 33117098 A JP33117098 A JP 33117098A JP 33117098 A JP33117098 A JP 33117098A JP 3289889 B2 JP3289889 B2 JP 3289889B2
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彰 珍田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路に設けられた
マンホールの鉄蓋を取付ける受枠を取り外しする装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、道路1に設けたマ
ンホールの出入口2は鉄蓋3で開閉される。例えば、コ
ンクリート製でリング状の調整ブロック4の上にリング
状の受枠5を設け、この受枠5に鉄蓋3を嵌め込んで着
脱自在に取付けている。
【0003】道路1を通行する車両の重量で道路1、鉄
蓋3に過大な負荷が作用し、マンホールの出入口2部分
の受枠5が変形等するので、この受枠5を交換してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の受枠5を交換す
るには作業者が受枠5の周囲の舗装部6をブレーカ等で
破砕して受枠5を持ち上げて取り外し、調整ブロック4
を同様にして取り外した後に調整ブロック4、受枠5を
新らたに敷設している。
【0005】前述のように、作業者がブレーカ等で舗装
部6を破砕する作業は大変な苦渋作業であるし、大きな
騒音が発生し、作業現場の周囲に騒音問題が生じる。
【0006】また、受枠5は鉄製で大重量であるから作
業者が手作業で持ち上げるのは重労働であるし、誤って
落下して作業者がけがすることもあって安全面からも問
題がある。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたマンホールの受枠取り外し装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】第1の発明
は、上部フレーム31と、複数の縦ガイド部42を有す
る下部フレーム32と、この下部フレーム32の略中央
部と前記上部フレーム31の略中央部とに亘って連結し
た1つの上下用シリンダ33と、前記各縦ガイド部42
に沿って上下動自在な複数の可動部材43と、この各可
動部材43をそれぞれ上下動する複数の上下動機構と、
前記各可動部材43にほぼ水平方向に向けてそれぞれ取
付けた複数のシリンダ44と、この各シリンダ44で各
可動部材43に対してそれぞれ移動され、前記下部フレ
ーム32の外側に向う爪52,87を有する複数の爪部
材50を備え、前記複数の爪部材50は上下用シリンダ
33を中心とする仮想円の周方向にほぼ等間隔な位置に
設けられ、この爪部材50の爪52,87が下部フレー
ム32の下部よりも下方に突出可能であるマンホールの
受枠取り外し装置である。
【0009】第1の発明によれば、下部フレーム32を
マンホールの出入口周囲の路面に接し、上下動機構で可
動部材43、シリンダ44を下方に移動して爪部材50
の爪52,87を下部フレーム32の下面よりも下方に
突出することで、その爪52,87がマンホールの出入
口に入り込んで受枠5よりも下方位置となる。この状態
でシリンダ44を作動することで爪52,87が受枠5
と調整ブロック4との間に圧入する。そして、1つの
下用シリンダ33を伸び作動して上部フレーム31を下
部フレーム32に対して上方に移動することで爪部材
50が同時に上方に移動し、受枠5を舗装部6から引き
抜くことができる。引き抜いた受枠5は複数の爪52,
87の上に乗っている。
【0010】したがって、受枠5の周囲の舗装部6を破
砕せずに1つの上下用シリンダ33の推力で受枠5を取
り外しできるので、受枠5を簡単で、しかも騒音を発す
ることなく取り外しできる。なお、調整ブロック4があ
る場合には調整ブロック4を同様にして取り外しでき
る。
【0011】また、各爪部材50は単独で上下動するか
ら、受枠5が水平に対して斜めの状態の場合には、各爪
部材50の上下方向の位置を異ならせて受枠5よりも下
方位置とすることができる。これによって、受枠5が水
平に対して斜めであっても取り外しできる。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、各可
動部材43は爪部材挿入孔83を有し、爪部材50は、
前記爪部材挿入孔83に挿入、抜き出し自在な取付部8
6に爪87を設けた形状であるマンホールの受枠取り外
し装置である。
【0013】第2の発明によれば、爪部材挿入孔83に
爪部材50の取付部86を抜き出し、挿入することで、
爪部材50を簡単に交替することができる。
【0014】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、走行体10と油圧源を備えた車体にブーム13を上
下揺動自在に取付け、このブーム13にアームを上下揺
動自在に連結して作業車とし、このアームの先端部に上
部フレーム31を前後揺動自在に連結したマンホールの
受枠取り外し装置である。
【0015】第3の発明によれば、ブーム13、アーム
を上下に揺動することで上部フレーム31、下部フレー
ム32が上下動するし、作業車を走行することで上部フ
レーム31、下部フレーム32が移動する。これによっ
て、受枠取り外し装置を上下動及び移動できるから、取
り外した受枠5を任意の場所まで運搬できる。また、作
業車の油圧源を利用して上下用シリンダ33、シリンダ
44を伸縮することが可能である。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示すように、走行体10を
備えた下部車体11に上部車体12が旋回自在に取付け
られ、この上部車体12にブーム13がブームシリンダ
14で上下揺動自在に取付けてある。このブーム13に
は第1アーム15が左右揺動自在に連結され、その第1
アーム15にブラケット16が左右揺動自在に連結して
あり、そのブラケット16とブーム13に亘ってリンク
17が連結され、第1アーム15とブラケット16に亘
って揺動シリンダ18が連結してある。
【0020】前記ブラケット16には第2アーム19が
上下揺動自在に連結され、ブラケット16と第2アーム
19に亘ってアームシリンダ20が連結してある。前記
第2アーム19にはバケットシリンダ21が連結され、
そのピストンロッド21aは第1リンク22で第2アー
ム19に連結されていると共に、バケットと連結する第
2リンク23が連結してある。
【0021】前記上部車体12にはエンジン、油圧源等
の駆動装置と、運転席、操作弁を切換える操作レバー等
が設けてあり、その操作弁から各シリンダに圧油が供給
される。これによって、上下揺動自在なブーム、アーム
を備えた作業車、例えば、油圧ショベルを構成してい
る。
【0022】前記第2アーム19の先端部に受枠取り外
し装置30が着脱自在に取付けてある。この受枠取り外
し装置30は上部フレーム31と下部フレーム32を上
下用シリンダ33で相対的に上下動自在に連結してあ
り、その上部フレーム31の上部がピン34で第2アー
ム19の先端部に前後方向に揺動自在に連結してある。
【0023】前記上部フレーム31は図2,図3,図4
に示すように横板35の平面中央部に立上がり部36を
一体的に備えていると共に、その横板35と立上がり部
36とに亘って下向コ字状のブラケット37が90度間
隔で4つ一体的に備えている。前記立上がり部36は一
対の縦板38,38の上下中間部を連結材39で連結し
た形状で、その一対の縦板38,38の上部間に第2ア
ーム19の先端部がピン34で連結される。
【0024】前記下部フレーム32はリング状のフレー
ム本体40の上部に相互に平行となった一対のガイド縦
板41,41をほぼ放射状に4組固着してあり、この一
対のの縦板41,41で縦ガイド部42を形成してい
る。前記各一対のガイド縦板41,41に沿って可動部
材43が上下動自在にそれぞれ設けてあり、この各可動
部材43の下部にシリンダ44が水平で一対の縦板4
1,41間に沿ってそれぞれ固着してある。
【0025】前記上下用シリンダ33のシリンダチュー
ブ33aがフレーム本体40の中央部においてガイド縦
板41に固着され、そのピストンロッド33bは上部フ
レーム31の横板35における中央部に固着してある。
【0026】前記上部フレーム31の各ブラケット37
にはネジ杆45が縦向きで回転自在でかつ上下しないよ
うに支承され、この各ネジ杆45の下部は前記各可動部
材43に一体的に設けたナット部材46にそれぞれ螺合
してあり、各ネジ杆45の上部にはハンドル47がそれ
ぞれ取付けてある。
【0027】ハンドル47でネジ杆45を一方向に回転
すると可動部材43が縦ガイド部42に沿って下方に移
動し、他方向に回転すると可動部材43が縦ガイド部4
2に沿って上方に移動する。これによって、各シリンダ
44を上部フレーム31に対して上下動する機構を構成
する。
【0028】前記シリンダ44のピストンロッド44a
には爪部材50が固着してある。この爪部材50はピス
トンロッド44aに固着した縦片51と、この縦片51
の下部に固着した横向きの爪52でL字状としてある。
その爪52は先端部が順次薄くなった尖端形状としてあ
る。
【0029】上下用シリンダ33のピストンロッド33
bを縮み作動して上部フレーム31と下部フレーム32
を接近させると爪52がフレーム本体40の下面40a
よりも下方に突出するようにしてある。
【0030】前記爪部材50は上下用シリンダ33を中
心とする仮想円の周方向にほぼ等しい間隔を置いて位置
しており、各爪52は周方向にほぼ等しい間隔で配設さ
れている。
【0031】前記上下用シリンダ33の伸び室33c、
縮み室33dは図5に示すように第1・第2ホース5
3,54で前記揺動シリンダ18に圧油を供給する第1
・第2配管55,56に接続している。前記各シリンダ
44の伸び室44b、縮み室44cは第3・第4ホース
57,58でそれぞれ連通し、その第3・第4ホース5
7,58が第5・第6ホース59,60で前記バケット
シリンダ21に圧油を供給する第3・第4配管61,6
2に連通している。
【0032】このようであるから、上部車体12の運転
席に設けた揺動シリンダ用の操作弁、バケットシリンダ
用の操作弁を操作レバーで操作することで上下用シリン
ダ33、各シリンダ44を伸縮作動できる。したがっ
て、油圧ショベルの油圧ポンプ、操作弁を利用して上下
用シリンダ33、各シリンダ44を伸縮できるし、ブー
ムシリンダ14、アームシリンダ20を伸縮作動して受
枠取り外し装置30を上下に移動できる。
【0033】次に取り外し作業を説明する。ブーム1
3、第2アーム19を上下揺動、走行、上部車体12の
旋回などをして受枠取り外し装置30の下部フレーム3
2を交換すべきマンホールの出入口の上に位置合せす
る。ブーム13、第2アーム19を下方に揺動して下部
フレーム32をマンホールの出入口の周囲路面に押しつ
ける。この状態では上部フレーム31と下部フレーム3
2が接近して各爪52がフレーム本体40の下面40a
よりも下方に突出しているし、各シリンダ44のピスト
ンロッド44aが縮み作動して各爪52が下部フレーム
32の中心側に移動してあるから、各爪52がマンホー
ルの出入口内に入り込む。
【0034】各ハンドル47を一方向に回転して可動部
材43、シリンダ44とともに爪部材50を下方に移動
して各爪52を図6に示すように受枠5の下面と調整ブ
ロック4の上面との間に位置合せする。各シリンダ44
のピストンロッド44aを伸び作動して各爪52を図6
の仮想線で示すように受枠5の下面よりも若干下方位置
に圧入(喰い込み)する。
【0035】上下用シリンダ33のピストンロッド33
bを伸び作動して下部フレーム32を反力受けとして上
部フレーム31を上方に移動する。これによって各爪5
2が上方に移動して受枠5を舗装部6から引き抜き、引
き抜きされた受枠5は4つの爪52の上に乗っている。
この時、各爪52は周方向にほぼ等しい間隔を置いて位
置しているから、受枠5の下面における周方向にほぼ等
しい位置に圧力されるから、その引き抜きが確実にでき
るし、引き抜いた受枠5を4つの爪52で安定して支持
できる。なお、爪部材50は3個としても良いし、5個
以上としても良い。
【0036】作業車を後退走行、上部車体12の旋回動
作などを行なって引き抜いた受枠5をマンホールの出入
口から離れた位置に移動し、各爪52から受枠5を外す
る。
【0037】この後に上下用シリンダ33のピストンロ
ッド33bを縮み作動して上部フレーム31と下部フレ
ーム32を接近させると共に、各シリンダ44のピスト
ンロッド44aを縮み作動して各爪部材50を下部フレ
ーム32の中心側に移動させる。
【0038】前述と同様にして下部フレーム32をマン
ホールの出入口に位置合せして路面に接して各爪部材5
0をマンホールの出入口に挿入する。
【0039】各ハンドル47を一方向に回転して可動部
材43、シリンダ44とともに爪部材50を下方に移動
して各爪52を調整ブロック4の下面より若干下方に位
置合せする。各シリンダ44のピストンロッド44aを
伸び作動して各爪52を調整ブロック4の下面より若干
下方に圧入する。
【0040】上下用シリンダ33のピストンロッド33
bを伸び作動して下部フレーム32を反力受けとして上
部フレーム31を上方に移動する。これによって各爪5
2が上方に移動して調整ブロック4を舗装部6から引き
抜き、引き抜きされた調整ブロック4は4つの爪52の
上に乗っている。この後前述と同様にして引き抜きした
調整ブロック4をマンホールの出入口と離れた位置に置
く。
【0041】前述のようにして受枠5、調整ブロック4
を取り外した後に新らしい調整ブロック4、受枠5を敷
設する。
【0042】前記ピン34を外すことで受枠取り外し装
置30を第2アーム19から取り外し、第2アーム19
にバケットを連結すれば、油圧ショベルとして土砂掘削
・運搬等の作業ができる。
【0043】なお、受枠取り外し装置30はクレーンな
どで吊り下げるようにしても良い。
【0044】次に第2の実施の形態を図7ないし図10
に基づいて説明する。上部フレーム31は横向きコ字状
の3つのブラケット37を放射状に120度間隔で連結
し、その上下に横板35を固着し、上の横板35に立上
がり部36が固着してある。この立上り部36にフリー
回転ジョイント70の下部材71がピン72で揺動自在
に連結されている。フリー回転ジョイント70の上部材
73がアーム19にピン34で前後方向に揺動自在に連
結される。
【0045】前記下部フレーム32はリング状のフレー
ム本体40の上部に相互に平行となった一対の縦板7
4,74を放射状に3組固着してある。具体的にはほぼ
V字状の3枚の縦板を間隔を置いて固着してある。前記
各一対のガイド縦板74,74に沿って可動部材43が
上下動自在にそれぞれ設けてある。この各可動部材43
と一対の縦板74の間には隙間があり、土砂などが落下
して堆積しないようにしてある。
【0046】前記上下用シリンダ33のシリンダチュー
ブ33aがフレーム本体40の中央部においてガイド縦
板74に固着され、そのピストンロッド33bは上部フ
レーム31の横板35における中央部に固着してある。
【0047】前記上部フレーム31の各ブラケット37
にはハンドル47を備えたナット部材46が縦向きで回
転自在でかつ上下しないように支承され、このナット部
材46にネジ杆45がネジ合している。この各ネジ杆4
5の下部は前記各可動部材43の上部に回転自在で上下
しないようにそれぞれ連結してある。各可動部材43の
下部にシリンダ44がそれぞれ取付けてある。
【0048】ハンドル47でネジ杆45を一方向に回転
すると可動部材43が下方に移動し、他方向に回転する
と可動部材43が上方に移動する。これによって、各可
動部材43を上部フレーム31に対して上下動する機構
を構成する。
【0049】前記各可動部材43は上部材80と下部材
81をピン82で揺動自在に連結した形状で、下部材8
1に爪部材挿入孔83が前記ピン82と直交し、かつフ
レーム本体40の中心に向う方向に形成してあり、この
爪部材挿入孔83の周縁に沿って環状突起84がフレー
ム本体40の中心に向けて一体的に設けてある。シリン
ダ44は環状部85を備え、その環状部85を環状突起
84の外周面に嵌合して取付けられ、3つのシリンダ4
4のシリンダーチューブ44bは120度間隔で放射状
に固着されている。
【0050】爪部材50は爪部材挿入孔83に嵌合する
取付部86と、この取付部86に一体的に設けた爪87
を備え、その取付部86を爪部材挿入孔83に嵌合して
各爪87が120度間隔で周方向に放射状に外向きとな
るように取付けられる。この取付部86にシリンダ44
のピストンロッド44aが対向し、ピストンロッド44
aを伸び作動すると爪部材50が外方に向けて移動す
る。
【0051】上下用シリンダ33のピストンロッド33
bを縮み作動して上部フレーム31と下部フレーム32
を接近させると爪87がフレーム本体40の下面40a
よりも下方に突出するようにしてある。
【0052】前記爪部材50は上下用シリンダ33を中
心とする仮想円の周方向にほぼ等しい間隔を置いて位置
しており、各爪87は周方向にほぼ等しい間隔で配設さ
れている。
【0053】このようであるから、第1の実施の形態と
同様にして受枠5を引き抜きできる。また、爪部材50
を爪部材挿入孔83から抜き出すことで簡単に取り外し
できる。新らしい爪部材50や形状の異なる爪87を備
えた爪部材50を爪部材挿入孔83に挿入して簡単に取
付けできる。これによって、爪部材50を簡単に交替す
ることができる。
【0054】したがって、図7に仮想線で示すように受
枠5と下水道本管7が固定ボルト8で連結してある場合
には、コンクリートを破砕し易い形状の爪87を備えた
爪部材50を取付け、この爪部材50で調整ブロック4
の固定ボルト8周囲を破砕することができる。この後に
固定ボルト8を人力等で切断し、尖端形状の爪87を備
えた爪部材50と交換して第1の実施の形態と同様にし
て受枠5を引き抜きできる。
【0055】また、3つのシリンダ44のシリンダチュ
ーブ44bが固着してあるので、3つの爪部材50の爪
87を受枠5の下面よりも若干下方位置に圧入(食い込
み)する時の反力を3つのシリンダ44相互で支持し合
う。したがって、各可動部材43に無理な力が作用しな
い。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルに受枠取り外し装置を取付けた状
態の側面図である。
【図2】受枠取り外し装置の側面図である。
【図3】受枠取り外し装置の平面図である。
【図4】受枠取り外し装置の分解斜視図である。
【図5】各シリンダの配管状態の説明図である。
【図6】受枠の取り外し動作説明図である。
【図7】第2の実施の形態を示す受枠取り外し装置の側
面図である。
【図8】受枠取り外し装置の平面図である。
【図9】受枠取り外し装置の斜視図である。
【図10】爪部材取付部の断面図である。
【図11】マンホールの出入口部分の断面図である。
【符号の説明】
1…道路 2…マンホールの出入口 3…鉄蓋 4…調整ブロック 5…受枠 6…舗装部 10…走行体 11…下部車体 12…上部車体 13…ブーム 15…第1アーム 18…揺動シリンダ 19…第2アーム 20…アームシリンダ 21…バケットシリンダ 30…受枠取り外し装置 31…上部フレーム 32…下部フレーム 33…上下用シリンダ 34…ピン 35…横板 36…立上り部 37…ブラケット 40…フレーム本体 41…縦板 42…縦ガイド部 43…可動部材 44…シリンダ 44a…ピストンロッド 45…ネジ杆 46…ナット部材 47…ハンドル 50…爪部材 52…爪 74…縦板 80…上部材 81…下部材 83…爪部材挿入孔 86…取付部 87…爪。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−41874(JP,A) 特開 平7−292699(JP,A) 登録実用新案3010469(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部フレーム(31)と、 複数の縦ガイド部(42)を有する下部フレーム(3
    2)と、 この下部フレーム(32)の略中央部と前記上部フレー
    ム(31)の略中央部とに亘って連結した1つの上下用
    シリンダ(33)と、 前記各縦ガイド部(42)に沿って上下動自在な複数の
    可動部材(43)と、 この各可動部材(43)をそれぞれ上下動する複数の上
    下動機構と、 前記各可動部材(43)にほぼ水平方向に向けてそれぞ
    れ取付けた複数のシリンダ(44)と、 この各シリンダ(44)で各可動部材(43)に対して
    それぞれ移動され、前記下部フレーム(32)の外側に
    向う爪(52),(87)を有する複数の爪部材(5
    0)を備え、 前記複数の爪部材(50)は上下用シリンダ(33)を
    中心とする仮想円の周方向にほぼ等間隔な位置に設けら
    れ、 この爪部材(50)の爪(52),(87)が下部フレ
    ーム(32)の下部よりも下方に突出可能であるマンホ
    ールの受枠取り外し装置。
  2. 【請求項2】 各可動部材(43)は爪部材挿入孔(8
    3)を有し、 爪部材(50)は、前記爪部材挿入孔(83)に挿入、
    抜き出し自在な取付部(86)に爪(87)を設けた形
    状である請求項1記載のマンホールの受枠取り外し装
    置。
  3. 【請求項3】 走行体(10)と油圧源を備えた車体に
    ブーム(13)を上下揺動自在に取付け、このブーム
    (13)にアームを上下揺動自在に連結して作業車と
    し、このアームの先端部に上部フレーム(31)を前後
    揺動自在に連結した請求項1又は2記載のマンホールの
    受枠取り外し装置。
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