JPH11315551A - 建設機械における迅速接続装置 - Google Patents

建設機械における迅速接続装置

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JPH11315551A
JPH11315551A JP11084195A JP8419599A JPH11315551A JP H11315551 A JPH11315551 A JP H11315551A JP 11084195 A JP11084195 A JP 11084195A JP 8419599 A JP8419599 A JP 8419599A JP H11315551 A JPH11315551 A JP H11315551A
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latch member
pin
closed position
quick
recess
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JP11084195A
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English (en)
Inventor
Kevin Kunzman
クンズマン ケヴィン
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36—Component parts
    • E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
    • E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
    • E02F3/3622—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with a hook and a locking element acting on a pin
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B59/00—Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements
    • A01B59/06—Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements for machines mounted on tractors
    • A01B59/061—Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements for machines mounted on tractors specially adapted for enabling connection or disconnection controlled from the driver's seat
    • A01B59/062—Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements for machines mounted on tractors specially adapted for enabling connection or disconnection controlled from the driver's seat the connection comprising a rigid interface frame on the tractor
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60D—VEHICLE CONNECTIONS
    • B60D1/00—Traction couplings; Hitches; Draw-gear; Towing devices
    • B60D1/14—Draw-gear or towing devices characterised by their type
    • B60D1/141—Arrangements or frames adapted to allow the connection of trailers to tractor three point hitches
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D49/00—Tractors
    • B62D49/06—Tractors adapted for multi-purpose use
    • B62D49/065—Coupling of multi-purpose tractors with equipment
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00—Joints and connections
    • Y10T403/59—Manually releaseable latch type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のばね部材、あるいは油圧シリンダ等を
必要としない迅速接続装置を提供する。 【解決手段】 アッタチメントを掘削機に取り付けるた
めの迅速接続装置は、一方の取付けピンを係合するため
の上方を向く凹部のセット、およびアッタチメント上の
他方の取付けピンを係合するための側面方向を向く凹部
のセットを有する。側面方向の凹部を閉じる自由に回転
できるラッチ部材には、その両方が確実な金属対金属の
ロックを提供する２つの固定部材機構が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は、アッタチメントを自走
式建設機械および類似物に取り付けるための連結器に関
し、さらに詳しくは、建設機械上に於いて、各種アッタ
チメントを短時間で交換可能な迅速接続装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】建設機械は、建設現場、スクラップ処理
場で、道路工事、鉄道保守、鉱山、解体現場、および他
の場所で使用される。このような建設機械は、バックホ
ー(backhoes)付き小型トラクタ、大型掘削機、およびそ
の他の複数の建設機械を含む。多くの場合、掘削機およ
びバックホーは、本体に取り付けられたブーム(boom)お
よびアームを有する。採掘バケット、インパクトハンマ
ー、締め固め機、あるいは他のアッタチメントがアーム
などの作動腕端に取り付けられる。当該アーム端に取り
付けられたアッタチメントは、多くの場合、アームピン
によって取り付けられる。さらに、アームに接続される
油圧シリンダも、リンクピンによるリンクを通してアッ
タチメントに接続される。このため、建設機械のオペレ
ータは、ブームとアームの操作によりアッタチメントの
位置決めを行う事が出来るだけではなく、アームの油圧
シリンダによりアーム端回りでアッタチメントを回転で
きる。
【０００３】特定の１台の建設機械が、同じ作業現場で
の複数の異なった用途に利用されることがある。その建
設機械は、コンクリートや岩を粉砕するために、インパ
クトハンマーとともに使用されることがある。同じ現場
で別の場合には、それは溝を掘削するためにバケットと
共に使用される。更には、同じ１台の建設機械が、溝を
再び埋め戻すときに締め固め機と共に使用されることが
ある。この多機能性を効率よく利用するためには、アー
ム端でのアッタチメントの交換をできるだけ迅速に行わ
れなければならない。この目的のため、過去には数多く
の簡易な接続装置が提供されてきた。一般的には、この
ような迅速接続装置は、１つの建設機械のアームおよび
リンクに取り付けられる。取り付けられるアッタチメン
ト上のピンを係合できる迅速接続装置の開放面に凹部が
設けられている。その場合、油圧式のばねおよび／また
は他の機構は、アッタチメント上のピンを掴むために使
用される。
【０００４】このような従来の技術による迅速接続装置
は、しばしば、油圧シリンダを使用して、ピンの回りに
直接的に閉鎖部材を駆動することがある。その他の従来
の技術による迅速接続装置は、重いばねを使用し、ピン
の回りで閉鎖部材を駆動している。いくつかの例では、
使用されるアッタチメントの力が、アッタチメントを保
持する油圧シリンダやばねの力に対して直接作用する。
その他の装置は、連結器を移動または持ち上げる(cocki
ng) 際に広範囲に渡る手作業を必要とする。建設機械は
重いので、このような手作業にはかなりの努力が要求さ
れることがあり、したがって迅速接続装置は堅牢でなけ
ればならない。さらに、建設機械にかけられる力は、多
くの場合、非常に大きく、堅牢な連結器、ばね、または
油圧シリンダも必要とする。このような建設機械が使用
される建設、解体、採掘、およびその他の環境では、通
常、砂だらけで、部品に対してむき出し(open)で、建設
機械に対し非常に厳しい環境である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、ピン把持部材に直接的に
バイアスをかけ、それを閉鎖位置に入れる大型のばね部
材、或いは当該ピン把持部材に対して大きな閉鎖力を発
生する油圧シリンダ等を必要としない迅速接続装置が提
供される。
【０００６】即ち、本発明の主要な目的とは、堅牢で、
信頼でき、使いやすく、製造が安価な迅速接続装置を提
供することである。
【０００７】本発明の他の目的は、第２の堅牢な金属部
を使用することによって、当該ラッチ部材が閉鎖位置に
保持される迅速接続装置を提供することである。
【０００８】本発明の更に他の目的とは、制御油圧シリ
ンダが、ゲート部部品を単に連結位置に入れるか、ある
いは連結位置から出す様に移動させるものであって、切
離しの際にスムーズに切り離しが出来る迅速接続装置を
提供することである。
【０００９】本発明の別の目的とは、ラッチ部材とゲー
ト部との係合だけではなく、閉鎖位置で且つ係合位置に
当該付属アッタチメントを固定する固定ピン連結も使用
する迅速接続装置を提供することである。
【００１０】本発明の更に別の目的とは、手作業で取付
け機構を動かして開放位置にすることを必要とせずに、
アッタチメントへの取付けが何時でも実行可能な状態に
なっている迅速接続装置を提供することである。
【００１１】本発明の異なる目的とは、掘削機の制御室
からアッタチメントが連結でき、ゲート部を閉鎖位置に
移動出来る迅速接続装置であって、それによって、固定
用開口部が固定ピンと同軸状に配置され、取付けが完了
する位置で固定ピンが簡単に挿入固定されるように構成
された迅速接続装置を提供することである。
【００１２】本発明の更に異なる目的とは、現場で容易
に保守され、堅牢であり、故障しにくく、最小の移動パ
ーツしか有さない迅速接続装置を提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、本発明に係る迅速接続装置は、
取付けピンを有するアッタチメントを、アームを有する
自走式建設機械に取り付けるための連結器であって、当
該連結器を当該アームに固定する取付具と、当該器具取
付けピンの内の１つを受け入れるように適合された少な
くとも上方に開放する１つの凹部と、当該器具取付けピ
ンの内の１つを受け入れるように適合された少なくとも
横方向に開放する１つの凹部と、 当該ピンに対して平
行な軸の回りに、閉鎖位置と開放位置の間でで回転可能
に構成されたラッチ部材であって、当該ラッチ部材は当
該ラッチ部材が閉じられた位置にあるときに、当該横方
向に開放する凹部を少なくとも部分的に閉じるように適
合された閉鎖部材を有し、当該ラッチ部材が開放位置に
あるときには、ピンが当該横方向の開口部を持つ当該凹
部へ入る様にその通過を許容するものであり、当該ラッ
チ部材が、当該横方向に開口部を持つ当該凹部に入るピ
ンにより接触され、当該ピンにより押されるように適合
された係合部分を有し、それにより当該ピンが当該ラッ
チ部材を当該閉鎖位置に押し込む様に構成されたラッチ
部材と、開放位置から閉鎖位置に移動できるゲート部で
あって、当該ゲート部および当該ラッチ部材が当該閉鎖
位置にあるときに、当該ゲート部が当該ラッチ部材に係
合し、それにより当該ゲート部が当該ラッチ部材を当該
閉鎖位置に保持するゲート部と、当該開放位置と当該閉
鎖位置の間で当該ゲート部を選択的に移動させるコント
ローラとを備えたものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明によれば、アッタチメント
上の上部取付けピンを係合する凹部、アッタチメント上
の下部取付けピンを係合する凹部、アッタチメント上の
ピンとの接触によってのみ位置決めされる可動ラッチ部
材、および当該アッタチメントに取り付けられたとき
に、当該ラッチ部材を閉鎖位置に固定するゲート部とを
備える迅速接続装置が提供される。
【００１５】さらに、本発明によれば、迅速接続装置上
の複数の凹部は、アッタチメント上の２つのピンによっ
て画定される平面の方向を向くＵ字型の開口部を持つＵ
字形凹部からなる第１のセット、およびアッタチメント
上の２つのピンによって画定される平面に垂直な向きの
Ｕ字型の開口部を有し、且つラッチ部材と共に当該第２
のセットの凹部内にピンを係合するようにしたＵ字形凹
部からなる第２のセットを備える。
【００１６】さらに本発明によれば、ラッチ部材はフッ
ク状の形をした表面を備え、当該フックの短い方の脚部
は閉鎖部材を形成し、当該フックの長い方の脚部は係合
部分を形成し、アッタチメントのピンは、ラッチ部材が
閉鎖位置内にあるときには、当該閉鎖部材と係合部分の
間に保持される。
【００１７】さらに本発明によれば、ラッチ部材に於け
る当該閉鎖部材がアッタチメント上の下部取付けピンと
係合し、当該閉鎖部材は、下部取付けピンが適切な凹部
に入ると、当該下部取付けピンが閉鎖部材によって押さ
れて移動し、且つラッチ部材の係合部分に係合し、そし
て当該ラッチ部材が、ゲート部と係合できる閉鎖位置に
達するまで係合部分を押すことの出来る様な形状を有し
ている。
【００１８】さらに本発明によれば、ラッチ部材は一つ
の軸の回りに回転することができると共に、捕捉部分を
有し、当該捕捉部分の表面は、ラッチ部材軸から略放射
状に延展しており、且つその表面は、閉鎖位置でゲート
部に係合する様に構成されている。
【００１９】さらに本発明によれば、迅速接続装置は、
２つの側壁を備えるフレームを有し、且つ当該フレーム
には当該両側壁に同軸的に設けられた複数の固定用開口
部が設けられており、更に当該フレームには、当該ラッ
チ部材が閉鎖位置にあるときに当該フレーム固定用開口
部と共軸である、当該ラッチ部材を貫通して形成された
一つの固定用開口部が設けられている。そして、当該固
定用開口部を貫通して挿入されるピンが設けられると同
時に、当該固定ピンをその位置で固定するためのピン保
持構造がラッチ部材上に設けられる。さらに本発明によ
れば、オペレータ制御下でゲート部を開放位置と閉鎖位
置の間で移動させる複動式油圧シリンダが、ゲート部に
取り付けられる。
【００２０】
【実施例】今度はさらに詳細に図面を参照すると、表示
は本発明の好ましい実施形態を示す目的のためであっ
て、本発明を制限する目的のためではない。図１は、掘
削機のアーム１２に取付けられる、本発明に従った迅速
接続装置１０を示す。掘削バケット１４は、迅速接続装
置１０に隣接して配置されたている。又、迅速接続装置
１０は、図２および３にさらに詳細に示される。
【００２１】迅速接続装置１０は、２枚の左側板２２、
２枚の右側板２４、中央連結材２６、先端プレート２
８、および上部連結材３０を備えるフレーム１６を有す
る。図２および図３に見られるように、側板２２、２４
は外側側板２２ａ、２４ａおよび内側側板２２ｂ、２４
ｂから製作される。内側側板２２ｂ、２４ｂは外側側板
２２ａ、２４ａの内面に溶接される。外側側板２２ａ、
２４ａの内面間の間隔は、掘削機のアーム先端１２を受
け入れるために適切に設定されている。内側側板２２
ｂ、２４ｂの外面間の間隔は、外側側板２２ａ、２４ａ
の内面間の間隔とほぼ同じである。したがって、この間
隔は、通常はアーム１２に係合されるバケット１４のよ
うなアッタチメントを装着するために適切に設定され
る。外側側板と内側側板の間の溶接部にシム（図示せ
ず）を使用し、間隔を調節し、隙間を提供してよい。左
側板２２および右側板２４は鋼プレートから製作され、
同じ様な外形を有する。中央連結材２６、先端プレート
２８、および上部連結材３０は、すべて２枚の側板２
２、２４の間で溶接される。したがって、側板は堅く相
互接続されている。
【００２２】左側側板２２には、アームブッシュ３２お
よびリンクブッシュ３４が具備される。右側側板２４に
は、アームブッシュ３６およびリンクブッシュ３８が具
備される。２つのアームブッシュ３２、３６は、共軸に
位置決めされ、２つのリンクブッシュ３４，３８も共軸
に位置決めで一直線にされる。アームピン４２は左アー
ムブッシュ３２、左プレート２２、掘削機アーム１２、
右プレート２４、右アームブッシュ３６を貫通する。ボ
ルト４４およびナット４６で、右側アームブッシュ３６
およびアームピン４２の抜け止めをし、迅速接続装置１
０をアーム１２に固定する。同様にして、リンクピン４
８はブッシュ３４、３８、側板２２，２４、および取付
けリンク５０を貫通する。リンクピン４８はボルト５２
およびナット５４によりその位置で抜け止め保持され
る。油圧シリンダ５６（バケットシリンダ）はアーム１
２の後端と、取付けリンク５０にその両端を固定され
る。１組の締め付けリンク５８はアーム１２および取付
けリンク５０に固定される。バケットシリンダ５６は、
アームピン４２の軸の回りで迅速接続装置１０を回転す
ることができるので、迅速接続装置１０に取り付けられ
るアッタチメントの位置決めを制御することができる。
【００２３】先端プレート２８は、２枚の内側側板２２
ｂ、２４ｂの底部を相互接続し、使用されていないとき
には迅速接続装置がその上に直立することができるレス
トにもなる厚い１枚の鋼板である。連結材３０は、内側
側板２２ｂ、２４ｂの上部端を堅く相互接続する。中央
連結材２６は、側板２２ｂ、２４ｂの中央部分を堅く相
互接続し、他の部品用の取付け領域を迅速接続装置に提
供し、この後に説明されるそれ以外の機能を実行する。
図１に見られるように、バケット１４には、上部取付け
ピン６０および下部取付けピン６２が具備される。取付
けピン６０，６２は、溶接または類似の方法によりバケ
ット１４に固定されるタブ６４に固定される。従来、ピ
ン６０，６２、およびタブ６４は、掘削機に装着して使
用する上部に具備されている。迅速接続装置が使用され
ないときは、ピン６０，６２を取り外し、タブ６４をア
ームピンおよびリンクピンによりアーム１２およびリン
ク５０に直接取り付ける。したがって、バケット１４お
よび他のアッタチメントは、迅速接続装置１０とともに
使用するためにどのように修正される必要もない。
【００２４】取付けピン６０，６２は、通常、互いに平
行である。図１に図示されるバケット１４の中では、通
常、ピン６０，６２が、上部ピン６０が下部ピン６２の
上にくるように配置される。２つのピン６０，６２を通
る平面は、通常垂直である。この特定の掘削機および迅
速接続装置と共に使用するための他のアッタチメント
は、通常、上記ピン６０，６２と同じ直径でかつ、ピン
６０，６２間の間隔を同じ距離だけ離れた間隔をおいて
配置されるピンを有するもので有る。ピンの配列方向は
異なる可能性がある。つまり、休止位置では互いに水平
に配置されることがあるが、全ての状況に於いては、２
つのピンは、それぞれのピンの軸がつねに存在する取付
け平面を画定する。
【００２５】図２に見られるように、側板２２ｂ、２４
ｂには、上方に開口部を有するＵ字形の上部凹部７２が
具備される。２枚の側板２２ｂ、２４ｂには、側面方向
に開口部を有するＵ字形をした下部凹部７４も具備され
る。
【００２６】ラッチ部材のピボットピン８０は、側板２
２ａ、２４ｂ内の開口を通り抜ける。ラッチ部材のピボ
ットピンは、下部凹部７４の後にある。ラッチ部材のピ
ボットピン８０は、下部凹部７４の中心よりわずかに低
い。図８と９に詳細に図示されるラッチ部材８２は、ラ
ッチ部材のピボットピン８０の回りで回転できる。図２
および３で見られるように、ラッチ部材８２は、ラッチ
部材のピボットピン８０上の内側側板２２ｂ、２４ｂの
間で支えられる。ラッチ部材は右側ラッチ部材プレート
８４、左側ラッチ部材プレート８６、留め金（ｃａｔｃ
ｈ）８８、連結板９０、およびプランジャ据付け板９２
を備える。ラッチ部材プレート８４、８６は、外形が同
一であり、留め金８８、連結板９０、およびプランジャ
据付け板９２により堅く相互接続される。共軸の開口部
９４がラッチ部材プレート８４、８６の中心近くに具備
され、ラッチ部材のピボットピン８０を収容する。好ま
しいラッチ部材８２は、複数の構成部品から溶接され
る。ラッチ部材８２は、１つのユニットとして鋳造して
もよい。ラッチ部材８２は、前方部分（前方とは、取付
けられるアッタチメントに向かう向きを意味する）を有
する。前方部分９６は、通常フック状の形態を有し、上
方に向かう凹部９８がある。前方部分９６は、閉鎖部材
１０２および係合部分１０４を備える。閉鎖部材１０２
は、ラッチ部材８２のもっとも前方の部分である。その
前方縁１０６は平坦であるか、湾曲しており、前方縁の
上部１０８は、上方かつ後方に傾いている。ラッチ部材
の係合部分１０４は、閉鎖部材１０２よりラッチ部材の
ピボットピン８０に近い位置にある。係合部分１０４
は、通常、ラッチ部材プレート８４，８６上の垂直で平
坦な表面であり、Ｕ字形をした凹部９８の片側を画定す
る。垂直という用語は、その先端プレート２８上にある
迅速接続装置１０に関して使用される。
【００２７】したがって、ラッチ部材前方部分９６は、
ノーズのような前方表面を持った、一般的なフック状の
形状を有しており、当該ノーズのような前方表面が上方
に開くＵ字形をした凹部９８の前方側面を形成する。こ
の輪郭は、右側ラッチ部材プレート８４と左側ラッチ部
材プレート８６の両方の上に存在する。前方部分９６の
背部に対し、ラッチ部材は固定部材１１０を有する。固
定部材は、両方のプレートを通して共軸で配置させる固
定用開口部１１２をラッチ部材プレート８４、８６の部
分に有している。プランジャ据付け板９２は、ラッチ部
材プレート８４，８６の固定部材１１０とを堅く相互接
続する。
【００２８】留め金８８は、２枚のラッチ部材プレート
８４，８６の間に溶接される１枚の堅牢な鋼板である。
留め金は「Ｔ」を逆さまにしたような形状である。それ
は、２枚の側板８４，８６の間の幅と同一であり、２枚
のラッチ部材のプレート８４，８６の上に突出した幅が
狭められている舌状の部分１１４を有する。つまり当該
舌状の部分１１４は、ラッチ部材のピボットピン８０か
ら離れてる様に伸張する。重要なことは、留め金８８が
ラッチ部材のピボットピン８０から離れて、略放射状の
方向に伸張するという点である。留め金の舌状部分の前
方壁１１６および留め金舌状部分１１４は、通常、ラッ
チ部材のピボットピン８０に関して、つまりラッチ部材
８２の回転軸に関して放射状である。
【００２９】図１０は、中央連結材２６をさらに詳細に
示す。中央連結材２６は、２枚のフレームの内側側板２
２ｂ、２４ｂの間に堅く溶接される。それは通常矩形で
あり、その下端中心に留め金凹部１２２を有する。油圧
シリンダ１２４は、その中心線上で中央連結材２６にボ
ルト締めされる。ピストンロッド１２６は、シリンダ１
２４内のピストン１２８から伸張し、固定部材のゲート
部１３０およびゲート部プレートに固定される。固定部
材のゲート部１３０は、通常はピストンロッド１２６に
平行に配置される長く狭いステム１３４を有するＴ字形
のゲート部プレート１３２、および拡大されたゲート部
ヘッド１３６を備える。ゲート部ヘッドは、留め金凹部
１２２よりやや幅広く、磨耗プレート１３８がそれにボ
ルト締めされている。シム（図示せず）は、必要に応じ
てゲート部ヘッド１３６と磨耗プレート１３８の間に差
し込むことができる。図１０に見られるように、ピスト
ンロッド１２６は固定部材のゲート部１３０を矢印１４
０の方向に移動させる。これにより、シリンダ１２４
は、留め金凹部１２２をゲート部ヘッド１３６で閉じる
か、ゲート部ヘッドを引っ込めることによって留め金凹
部１２２を開くことができる。ピストンロッド１２６が
引き込まれるとき、ゲート部１３０は開放位置にあり、
留め金凹部１２２が開かれる。一方、ピストンロッド１
２６が伸張されるとき、ゲート部１３０は閉鎖位置にあ
り、留め金凹部１２２が閉じられる。
【００３０】磨耗プレート１３８は、面取りされた前方
縁１４２を有する。
【００３１】シリンダ１２４内のばね１４４は、ピスト
ン１２８に反して動作し、ピストン１２８および固定部
材ゲート部１３０にバイアスをかけ、閉鎖位置に入れ
る。シリンダ１２４に対する油圧が失われると、固定部
材ゲート部は閉鎖位置に保持される。 又引込み操作は
回避される。シリンダ１２４は、ソレノイドのような電
動式コントローラと交換することができる。ソレノイド
シャフトは、図１０に示されるように、固定部材のゲー
ト部を係合し、動作する。ソレノイドは、ばねによりバ
イアスをかけられ、閉鎖位置に入るものであっても良
い。電気信号によりソレノイドシャフトは引っ込めら
れ、ゲート部１３０を開放位置に移動させるものでも良
い。ソレノイドは、掘削機オペレータ位置にあるスイッ
チで制御される。
【００３２】ラッチ部材８２、ゲート部１３０、および
取付けピン６０，６２の相互作用は、図４から７に示さ
れる。
【００３３】図４、５、および６では、固定部材のゲー
ト部１３０が開放位置で示される。図７では、固定部材
ゲート部が閉鎖位置で示される。
【００３４】図１は、アーム１２に接続されるアッタチ
メント（図では、バケットを示す）に近づくときの迅速
接続装置１０の向きを示す。掘削機のオペレータは、迅
速接続装置をバケット１４に隣接して置き、バケット１
４上で上部取付けピン６０を、迅速接続装置１０の凹部
７２と係合しようとする。図４は、上部取付けピン６０
が上部凹部７２に完全に係合された直後の位置を示す。
オペレータは、今度はアームピン４２の回りで迅速接続
装置１０を回転させるバケットシリンダ５６を伸ばし、
ラッチ部材８２の閉鎖部材１０２の上部部分１０８を下
部取付けピン６２と接触させる。ラッチ部材８２は、ピ
ボットピン８０の回りで自由に回転できる。バケットシ
リンダ５６がさらに伸ばされると、迅速接続装置１０は
図５に示される位置をとる。下部取付けピン６２によっ
て発生するラッチ部材の上部部分１０８に対する圧力
は、ラッチ部材前方部分９６を下方に押しやり、ラッチ
部材が右回りの方向で回転するようにする。留め金８８
は回転し、中央連結材２６の留め金凹部１２２の中に入
る。ラッチ部材８２の閉鎖部材１０２は、これによって
下部取付けピン６２を越えて横滑りすることができる。
【００３５】迅速接続装置１０の下端がバケット１４に
向かって前方に進行するに従い、ラッチ部材８２の係合
部分１０４は下部取付けピン６２と係合する。これによ
って、ラッチ部材８２をラッチ部材のピボットピン８０
の回りで右回り方向に回転させる。
【００３６】バケットシリンダ５６は、ピン６２がＵ字
形をした下部凹部７４の中に完全に把えられるまでその
伸張を続行する。下部ピン６２はラッチ部材８２の係合
部分１０４を垂直位置に押して、ラッチ部材を左回り方
向で回転させる。留め金８８も、垂直位置になるように
回転し、固定部材のゲート部１３０に於ける空間の外部
に位置することになる。シリンダ１２４は、オペレータ
により作動され、ゲート部を閉鎖位置にもたらし、磨耗
プレート１３８は留め金８８の前方壁１１６に対して当
接する。
【００３７】留め金８８がわずかに位置をずらされる
と、磨耗プレート１３８の面取りされた前方縁１４２は
留め金舌状部分前方壁１１６を係合し、留め金８８およ
びラッチ部材８２を完全に閉鎖された位置に押し込む。
図７に見られるように、下部取付けピン６２は、下部凹
部７４内で固定している。取付けピン６０，６２は一定
の距離離れているため、上部取付けピン６０も上部凹部
７２に安全に保持される。オペレータは、ここで固定ピ
ン１５０を、固定用開口部１５２を通して内側側板２２
ｂ、２４ｂに挿入すると共に、ラッチ部材固定用開口部
１１２の中にも挿入することができる。それから、固定
ピンの保持ねじ、またはプランジャ据付け板９２内のね
じが切ってある穴１５６に保持されるばね式プランジャ
１５４が、固定ピン１５０内の凹部の中に挿入される。
アッタチメント１４は、これによってゲート部ヘッド１
３６に対する留め金８８の動作と、固定ピン１５０によ
って迅速接続装置１０に二重に固定される。
【００３８】固定部材ゲート部１３０が開放位置にある
とき、ラッチ部材８２はその運動範囲で自由に回転でき
る。図４から７で示されるように、ラッチ部材８２の移
動および位置決めは単に重力によって、および閉鎖部材
１０２の上部部分１０８と係合部分１０４により形成さ
れる表面形状での下部取付けピン６２の作用によって支
配される。これらの表面は、いずれにせよラッチ部材８
２の強制的なバイアスを必要とせずに図４から図７で見
られる移動を行うように、形作られ、且つラッチ部材の
ピボットピンから間隔をおいて配置される。
【００３９】ラッチ部材のピボットピン８０は、ピボッ
トピン８０の端に溶接される止め具１６２によってその
位置に保持される。止め具には、ボルト１６４が通され
るボルト穴が具備され、上部フレーム１６の右側側板２
４に固定される。
【００４０】一片の矩形の鋼板を備えるシリンダガード
１６６は、油圧シリンダ１２４を保護するためにボルト
止めされる。
【００４１】給脂部品、磨耗プレートシム、および類似
物が、必要に応じて提供される。
【００４２】好ましい実施形態においては、上部Ｕ字形
凹部７２は上方を向く開口部を備える。このような開口
部は側面方向に開く下部凹部と協力する。このような配
置では、迅速接続装置１０は、上部凹部が上部から上部
ピン６０を係合するようにそれを下方に下げることによ
って、アッタチメント１４と係合するようになる。その
後、迅速接続装置１０は、アームピン４２の回りで回転
され、図４から７に見られる動作が、上記に説明した通
りに発生することになる。
【００４３】上部凹部および下部凹部は反対位置にする
ことができる。すなわち、下部凹部は下方に開き、上部
凹部は側面方向に開いて、ラッチ部材によって閉じられ
る。しかしながら、このような配置は、上方に開放する
凹部は、シリンダ５６により制御され、取付けをやや困
難にするため、おそらく従来の掘削機ではより困難とな
るだろう。
【００４４】上部凹部７２は、下部凹部７４に同一の側
面方向凹部とする事が出来る。その場合、第２ラッチ部
材が必要になる。このような配置では、アッタチメント
１４の取付けは、両方のピンが適切に据え付けられるま
でアッタチメントに向かって側面方向に迅速接続装置１
０を移動してから、ゲート部を固定することによって達
成される。
【００４５】迅速接続装置１０は、多数の鋼板部品から
構築される。好ましい実施形態においては、フレーム側
板２２，２４およびラッチ部材側板８４，８６は、１−
１／４インチ（２．５４〜０．６３５ｃｍ）の鋼板から
構築される。中央連結材２６は１インチ（２．５４ｃ
ｍ）の厚さの鋼板から構築される。それ以外の部品は同
様に堅牢である。これらの構成部品のすべてが、重量建
設機械および類似物といっしょに使用するのに適した非
常に堅牢な迅速接続装置１０の中に溶接される。
【００４６】今までの説明の大半が好ましい実施形態の
構造およびその構成部品間の構造上の相互関係性に置か
れてきたが、ここに示され、説明される実施形態での多
くの変更を、本発明の原則から逸脱することなく加える
ことができることが理解されるだろう。複数のこのよう
な変更が前述された。当業者はさらに多くを思い浮かべ
るだろう。したがって、前記説明の件は本発明の単なる
説明と解釈され、制限として解釈されてはならないこと
が明確に理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明に従った迅速接続装置、掘削機
のアーム、アームシリンダ、およびバケットの側面立面
図である。
【図２】図２は、本発明に従った迅速接続装置のより詳
細な側面立面図である。
【図３】図３は、本発明に従った掘削機側から見られた
迅速接続装置の前部立面図である。
【図４】図４は、本発明に従ったそれがアッタチメント
の取付けピンの装着を開始するときの図１から３での迅
速接続装置を示す。
【図５】図５は、本発明に従った図４に類似した図であ
り、迅速接続装置が装着プロセスでさらに進んでいる。
【図６】図６は、本発明に従った図５に類似した図であ
り、装着プロセスがさらに進んでいる。
【図７】図７は、本発明に従った図６に類似した図であ
り、迅速接続装置が完全に装着された位置にある。
【図８】図８は、本発明に従ったの迅速接続装置のラッ
チ部材部品の側面立面図である。
【図９】図９は、本発明に従った図８に示されるラッチ
部材部品の前面立面図である。
【図１０】図１０は、本発明に従った図１から９に見ら
れた迅速接続装置の中央連結材、ゲート部、および油圧
シリンダーを示す。
【符号の説明】
１０…迅速接続装置 １２…アーム １４…アッタチメント、バケット ２２、２４…側板 ２２ａ、２４ａ…外側側板 ２２ｂ、２４ｂ…内側側板 ２８…先端プレート ３０…連結材 ３２、３６…アームブッシュ ３４、３８…リングブッシュ ４２…アームピン ４４…ボルト ４６…ナット ４８…リンクピン ５６…油圧シリンダ（バケットシリンダ） ６０、６２…取付けピン ７２…Ｕ字形凹部 ８０…ピボットピン ８２…ラッチ部材 ８６…プレート ９０…連結板 ９２…プランジャ据付け板 ９６…前方部分 ９８…凹部 １０２…閉鎖部材 １０４…係合部分 １２２…留め金凹部 １２４…シリンダ １２６…ピストンロッド １３０…固定部材ゲート部 １３６…ゲート部ヘッド １３８…摩耗プレート １５２…固定用開口部 １５４…プランジャ １５６…穴 １６６…シリンダガード

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 取付けピンを有するアッタチメントを、
    アームを有する自走式建設機械に取り付けるための連結
    器であって、 当該連結器を当該アームに固定する取付具と、 当該器具取付けピンの内の１つを受け入れるように適合
    された少なくとも上方に開放する１つの凹部と、 当該器具取付けピンの内の１つを受け入れるように適合
    された少なくとも横方向に開放する１つの凹部と、 当該ピンに対して平行な軸の回りに、閉鎖位置と開放位
    置の間でで回転可能に構成されたラッチ部材であって、
    当該ラッチ部材は当該ラッチ部材が閉じられた位置にあ
    るときに、当該横方向に開放する凹部を少なくとも部分
    的に閉じるように適合された閉鎖部材を有し、当該ラッ
    チ部材が開放位置にあるときには、ピンが当該横方向の
    開口部を持つ当該凹部へ入る様にその通過を許容するも
    のであり、当該ラッチ部材が、当該横方向に開口部を持
    つ当該凹部に入るピンにより接触され、当該ピンにより
    押されるように適合された係合部分を有し、それにより
    当該ピンが当該ラッチ部材を当該閉鎖位置に押し込む様
    に構成されたラッチ部材と、 開放位置から閉鎖位置に移動できるゲート部であって、
    当該ゲート部および当該ラッチ部材が当該閉鎖位置にあ
    るときに、当該ゲート部が当該ラッチ部材に係合し、そ
    れにより当該ゲート部が当該ラッチ部材を当該閉鎖位置
    に保持するゲート部と、 当該開放位置と当該閉鎖位置の間で当該ゲート部を選択
    的に移動させるコントローラと、 を備えた事を特徴とする迅速接続装置。
  2. 【請求項２】 当該ラッチ部材の閉鎖部材が、当該横方
    向の開口部を有する凹部に入ろうとするピンを横滑りし
    える様に係合可能に適合された外面を有し、それによっ
    て当該ラッチ部材を当該開放位置に向かって回転させる
    様に構成されている事を特徴とする請求項１記載の迅速
    接続装置。
  3. 【請求項３】 当該ラッチ部材の閉鎖部材および係合部
    分によってフック状の形状を有している事を特徴とする
    請求項２記載の迅速接続装置。
  4. 【請求項４】 当該ラッチ部材が、ラッチ部材の軸に平
    行に当該ラッチ部材を貫通する固定用開口部を有し、且
    つ当該迅速接続装置は、ラッチ部材が閉鎖位置にあると
    きに当該ラッチ部材の固定用開口部と同軸状に配置され
    る少なくとも１つの固定用開口部を有すると共に、当該
    ラッチ部材が当該閉鎖位置にあるときに当該固定用開口
    部を貫通するように適合される固定ピンとを有する事を
    特徴とする請求項１記載の迅速接続装置。
  5. 【請求項５】 当該ピンは円柱形状で２つの端部と、外
    周側壁に設けられた凹部とを有し、且つ迅速接続装置
    は、当該ピン開口部と係合し、当該ピンをその位置に固
    定するように適合されたプランジャを有する事を特徴と
    する請求項１記載の迅速接続装置。
  6. 【請求項６】 当該ラッチ部材が、当該ラッチ部材の軸
    から離れる方向で、実質的に半径方向に延展する留め金
    を含み、当該留め金が当該ゲート部により係合せしめら
    れる事を特徴とする請求項１記載の迅速接続装置。
  7. 【請求項７】 当該留め金が、当該ゲート部に係合する
    様に適合された実質上平面状の横方向表面を有する事を
    特徴とする請求項６記載の迅速接続装置。
  8. 【請求項８】 当該ゲート部が、当該留め金に係合する
    ように適合された実質上平面状の表面を有する事を特徴
    とする請求項７記載の迅速接続装置。
  9. 【請求項９】 当該コントローラが油圧シリンダーであ
    る事を特徴とする請求項８記載の迅速接続装置。
  10. 【請求項１０】 当該コントローラが複動式油圧シリン
    ダである事を特徴とする請求項９記載の迅速接続装置。
  11. 【請求項１１】 当該コントローラが、当該閉鎖位置に
    向かって当該ゲート部にバイアスをかけるばねを含む事
    を特徴とする請求項９記載の迅速接続装置。
  12. 【請求項１２】 第１取付けピンおよび第２取付けピン
    を有するアッタチメントを、アームを有する自走式建設
    機械に取付けるための接続装置であって、当該接続装置
    は、 ２つの側板を備えるフレームであって、当該自走式建設
    機械アームに固定されるように適合される当該フレーム
    と、 フレームの側板に設けられ、当該第１器具取付けピンを
    受け入れるように適合された第１組の共軸状に配置され
    た凹部であって、各当該側壁内のそれぞれに凹部を備え
    る当該第１組の凹部と、 フレームの側板に設けられ、当該第２器具取付けピンを
    受け入れるように適合された第２組の共軸状に配置され
    た凹部であって、当該各側壁内のそれぞれに凹部を備え
    る当該第２組の凹部と、 閉鎖位置と開放位置の間で移動可動な堅いラッチ部材
    と、 当該ラッチ部材は、当該閉鎖位置内に於て、当該第２取
    付けピンを少なくとも部分的に被覆する様に適合された
    閉鎖部材を有し、当該第２組の凹部および当該ラッチ部
    材がともに、当該第２ピンの周縁の少なくとも半分の長
    さに於て当該第２ピンと係合する様に構成され、 当該凹部内に於て、当該第２取付けピンにより接触され
    るように適合された係合部分を有し、留め金部分を有し
    ており、 開放位置と閉鎖位置の間で移動できるゲート部であっ
    て、当該ゲート部が閉鎖位置にあり、ラッチ部材が閉鎖
    位置にあるときに、当該ゲート部が留め金部と係合し、
    ラッチ部材の当該開放位置への移動を防止するゲート部
    と、を備える事を特徴とする迅速接続装置。
  13. 【請求項１３】 当該第１取付けピンが第１軸を有し、
    当該第２取付けピンが、当該第１軸に平行な第２軸を有
    し、両軸が一つの平面を画定し、当該第１組の凹部が、
    平面に対して垂直な平面に対するよりも、当該平面によ
    り近接した位置に向いた開口部を有する事を特徴とする
    請求項１２記載の迅速接続装置。
  14. 【請求項１４】 当該凹部がＵ字形をした事を特徴とす
    る請求項１３記載の迅速接続装置。
  15. 【請求項１５】 当該ラッチ部材の閉鎖部材が、当該ラ
    ッチ部材内の開口部に傾斜する外面を有し、当該傾斜し
    た外面は、前記ピンを当該閉鎖部材を通過させると共に
    当該ピンと当該係合部分との係合を実現させ、それによ
    って当該ラッチ部材を変位させる事を許容する様に構成
    されている事を特徴とする請求項１２記載の迅速接続装
    置。
  16. 【請求項１６】 当該ラッチ部材の閉鎖部材と、係合部
    分とによってフック状の形状を有するものである事を特
    徴とする請求項１５記載の迅速接続装置。
  17. 【請求項１７】 当該ラッチ部材が、当該ラッチ部材を
    貫通する固定用開口部を有し、当該フレームの側壁が、
    当該ラッチ部材が当該閉鎖位置にあるときに当該ラッチ
    部材の固定用開口部と共軸状に配置された固定用開口部
    を有し、当該迅速接続装置はさらに、当該ラッチ部材が
    当該閉鎖位置にあるときに当該固定用開口部に保持され
    るように適合された固定手段を備える事を特徴とする請
    求項１２記載の迅速接続装置。
  18. 【請求項１８】 当該固定手段が２つの端部、円筒形側
    壁、および当該円筒形側壁内に凹部を有する円柱形状の
    ピンであり、当該迅速接続装置は当該ピンをその位置に
    固定する、当該ピンの凹部と係合するように適合された
    プランジャを有する事を特徴とする請求項１７記載の迅
    速接続装置。
  19. 【請求項１９】 当該ラッチ部材が軸の回りで回転で
    き、当該留め金が当該軸から実質上放射状に延展する事
    を特徴とする請求項１２記載の迅速接続装置。
  20. 【請求項２０】 当該留め金が当該ゲート部に係合する
    ように適合された実質上平面状の横方向表面を有する事
    を特徴とする請求項１９記載の迅速接続装置。
  21. 【請求項２１】 当該ゲート部が、当該留め金と係合す
    るように適合された実質上平面状の表面を有する事を特
    徴とする請求項２０記載の迅速接続装置。
  22. 【請求項２２】 当該ゲート部が当該開放位置から当該
    閉鎖位置に、油圧シリンダーの動作により移動せしめら
    れる事を特徴とする請求項１２記載の迅速接続装置。
  23. 【請求項２３】 当該油圧シリンダが複動式油圧シリン
    ダである事を特徴とする請求項２２記載の迅速接続装
    置。
  24. 【請求項２４】 アームを有する自走式建設機械にアッ
    タチメントを取付けるための接続装置であって、当該ア
    ッタチメントが１組の取付けピンを有し、当該取付けピ
    ンが取付け平面で互いに通常平行である軸を有し、当該
    接続装置が、 当該接続装置を当該アームに固定する取付具と、 当該器具取付けピンの内の１つを受け入れるように適合
    された当該取付け面に略平行な方向に向く開口部を有す
    る少なくとも１つの第１凹部と、 当該器具取付けピンの内の１つを受け入れるように適合
    された当該取付け面に略垂直な方向に向く開口部を有す
    る少なくとも１つの第２凹部と、 開放位置および閉鎖位置を有し、当該ピンに平行な軸の
    回りで回転できるラッチ部材であって、当該ラッチ部材
    が、当該ラッチ部材が当該閉鎖位置にあるときに、当該
    第２凹部内に於て、当該取付けピンを掴むように適合さ
    れた閉鎖部材を有し、当該ラッチ部材は、当該第２凹部
    内に完全に挿入された当該取付けピンと接触して変位す
    る事によって、当該閉鎖位置に当該ラッチ部材を移動さ
    せるように適合された係合部分を有し、且つ留め金を有
    する当該ラッチ部材と、 開放位置と閉鎖位置を有する当該接続装置上のゲート部
    であって、当該ゲート部が当該閉鎖位置にあるときに、
    当該留め金との接触により、当該閉鎖位置内に当該ラッ
    チ部材を保持する当該ゲート部と、を備える事を特徴と
    する迅速接続装置。
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