JPH09124867A - 耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物及び耐熱性塩化ビニル樹脂パイプ - Google Patents

耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物及び耐熱性塩化ビニル樹脂パイプ

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JPH09124867A
JPH09124867A JP28597495A JP28597495A JPH09124867A JP H09124867 A JPH09124867 A JP H09124867A JP 28597495 A JP28597495 A JP 28597495A JP 28597495 A JP28597495 A JP 28597495A JP H09124867 A JPH09124867 A JP H09124867A
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JP
Japan
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vinyl chloride
compound
chloride resin
heat resistant
resistant vinyl
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JP28597495A
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Inventor
Masaharu Kato
雅治 加藤
Yori Hanakawa
因 花川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱性が高く、かつ熱安定性が良好で吸水性が
低く、さらに、成形性が良好な耐熱性塩化ビニル系樹脂
組成物及びそれを用いた耐熱性塩化ビニル樹脂パイプを
提供する。 【解決手段】塩素含有量が59〜71重量%の塩素化塩
化ビニル系樹脂、ゼオライト化合物、アルキル錫メルカ
プト化合物及びアルキル錫マレート化合物のうち少なく
ともいずれか1種の錫化合物ならびにヒンダードフェノ
ール系抗酸化剤からなることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性塩化ビニル
系樹脂組成物及びそれを用いた耐熱性塩化ビニル樹脂パ
イプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、塩化ビニル系樹脂成形物は、
機械的強度、耐薬品性、耐油性等の優れた特性を活かし
て、建材用、水道用、農業用のパイプや継手、平板等に
使用されている。しかし、塩化ビニル系樹脂成形物は、
耐熱性が低く、加熱変形を起こし易いために、高温での
使用は困難であった。
【0003】塩化ビニル系樹脂成形物の耐熱性を向上さ
せる方法として、塩化ビニル系樹脂を後塩素化する方法
が一般的に行われている。後塩素化により得られた塩素
化塩化ビニル系樹脂成形物は、例えば、消火用スプリン
クラー配管材、工業用板等、従来の塩化ビニル系樹脂成
形物では使用できなかった分野での使用を可能にした。
しかし、従来の塩素化塩化ビニル系樹脂成形物を、例え
ば、給湯管に使用した場合、長期使用による熱水劣化や
吸水による膨張劣化により、割れや破壊を生じ易く、そ
の耐熱性が必ずしも十分とはいえなかった。
【0004】塩素化塩化ビニル系樹脂成形物の耐熱性を
向上する方法としては、熱安定剤や滑剤を多量に添加す
る方法が考えられるが、成形時に混練性が妨げられ、ゲ
ル化不良を生じる等の問題点が指摘されている。
【0005】耐熱性の向上策として、例えば、特開昭5
5−80445号公報には、ハイドロタルサイト化合物
を熱安定剤として添加する方法が開示されている。しか
しながら、塩素化塩化ビニル系樹脂成形物に高耐熱性が
要求される場合は、その成形加工温度が高いため、ハイ
ドロタルサイト化合物を添加しても十分な熱安定性が得
られず、さらに成形加工時に発泡するなどの問題点があ
った。
【0006】また、例えば、特公平3−28461号公
報には、熱安定剤としてハイドロタルサイト化合物を添
加し、初期着色や発泡を防止した含ハロゲン樹脂組成物
が開示されている。しかしながら、この組成物は、初期
着色や発泡を防止することはできても、成形物の熱水劣
化性の改良については、満足する結果は得られていな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたものであり、その目的は、耐
熱性が高く、かつ熱安定性が良好で吸水性が低く、さら
に、成形性が良好な耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物及び
それを用いた耐熱性塩化ビニル樹脂パイプを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の耐熱性塩化ビニ
ル系樹脂組成物は、塩素化塩化ビニル系樹脂、ゼオライ
ト化合物、アルキル錫メルカプト化合物及びアルキル錫
マレート化合物の少なくともいずれか1種ならびにヒン
ダードフェノール系抗酸化剤からなることを特徴とする
ものである。
【0009】上記塩素化塩化ビニル系樹脂に使用される
塩素化前の塩化ビニル系樹脂としては、例えば、塩化ビ
ニル単独重合体;塩化ビニルモノマーと、該塩化ビニル
モノマーと共重合可能な不飽和結合を有する重合性モノ
マーとの共重合体;重合体に塩化ビニルをグラフト共重
合したグラフト共重合体が挙げられ、これらの単独で用
いられても2種以上が併用されてもよい。
【0010】上記不飽和結合を有する重合性モノマーと
しては、特に限定されるものではなく、例えば、エチレ
ン、プロピレン、ブチレン等のα−オレフィン類;酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;ブ
チルビニルエーテル、セチルビニルエーテル等のビニル
エーテル類;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチルアクリレート、フェニルメタ
クリレート等の(メタ)アクリル酸エステル類;スチレ
ン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル類;N−フェ
ニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN
−置換マレイミド類などが挙げられ、これらは単独で使
用されても、二種以上が併用されてもよい。
【0011】上記塩化ビニルをグラフト共重合する重合
体としては、塩化ビニルをグラフト重合させるものであ
れば特に限定されず、例えば、エチレン−酢酸ビニル共
重合体;エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合体;
エチレン−エチルアクリレート共重合体;エチレン−ブ
チルアクリレート−一酸化炭素共重合体;エチレン−メ
チルメタクリレート共重合体;エチレン−プロピレン共
重合体;アクリロニトリル−ブタジエン共重合体;ポリ
ウレタン;塩素化ポリエチレン;塩素化ポリプロピレン
等が挙げられ、これらは単独で使用されても、二種以上
が併用されてもよい。
【0012】本発明で用いられる塩素化塩化ビニル系樹
脂としては、塩素化する前の塩化ビニル系樹脂の平均重
合度が、小さくなると成形物の物性が低下し、大きくな
ると成形性が悪くなるので、塩素化前の塩化ビニル系樹
脂の平均重合重合は、500〜1,400が好ましく、
より好ましくは700〜1,100である。
【0013】上記塩素化塩化ビニル系樹脂の塩素含有量
は、少なくなると十分な耐熱性が得られず、多くなると
成形が困難となり熱安定性が悪くなるので、59〜71
重量%に限定され、好ましくは64〜70重量%であ
る。
【0014】本発明で用いられるゼオライト化合物は、
一般式(1)で表される化合物である。
【0015】 Mx/p [(AlO2)x ・(SiO2)y ] ZH2 O ・・・・(1)
【0016】(1)式において、Mは、Ca、Mg、N
a等の原子価pの金属イオンを示し、x+yは、単位格
子当たりの四面体数であり、10〜200の整数を示
す。また、x、yは、0<x/y≦1.1なる関係式を
満足する整数を示し、Zは、水分子のモル数を示し、4
〜300の正数を示す。
【0017】上記ゼオライト化合物は、テクトケイ酸塩
に属する鉱物の一種であって、天然にも豊富に存在する
物質であり、例えば、塩素化塩化ビニル樹脂から発生す
る塩酸を金属イオンを介して捕捉、吸着する効果がある
ため、塩化ビニル系樹脂の安定剤として作用する。ゼオ
ライト化合物の種類は多数存在するが、中でも特に塩化
ビニル系樹脂に有効な化合物は、A型ゼオライトであ
り、特に金属イオンとして、Na及びCaが好ましい。
【0018】本発明の耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物に
おいて、上記ゼオライト化合物の添加量は、少なくなる
と熱安定効果が低下し、多くなると得られる成形物の吸
水率が高くなるので、塩素化塩化ビニル系樹脂100重
量部に対して0.1〜1重量部である。
【0019】上記アルキル錫メルカプト化合物として
は、一般式(2)で表される化合物又は一般式(3)で
表される繰り返し単位を有するポリマーである。
【0020】
【化1】
【0021】式(2)において、R1 、R2 、R3 、R
4 は、独立して炭素数1〜10のアルキル基、−SRa
又は−S(CH2)m COORa を示し、Ra は、炭素数
2〜24のアルキル基を示し、mは1以上の整数を示
す。上記R1 〜R4 で示されるアルキル基としては、メ
チル基、ブチル基、オクチル基等が好ましく、Ra で示
されるアルキル基としては、炭素数11〜17のアルキ
ル基が好ましい。
【0022】
【化2】
【0023】式(3)において、R5 、R6 は、独立し
て炭素数1〜10のアルキル基を示し、nは1以上の整
数である。上記R5 、R6 で示されるアルキル基として
は、メチル基、ブチル基、オクチル基等が好ましい。
【0024】上記アルキル錫メルカプト化合物として
は、具体的に、一般式(4)で表されるジアルキル錫ジ
アルキルメルカプタイド、一般式(5)で表されるジア
ルキル錫ビス(メルカプトカルボン酸アルキルエステ
ル)塩、一般式(6)で表される繰り返し単位を有する
ジアルキル錫メルカプトカルボン酸塩ポリマー等が挙げ
られる。
【0025】
【化3】
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】式(4)〜(6)中、Rは炭素数1〜10
のアルキル基を示し、R16、R17は炭素数2〜24のア
ルキル基を示し、mは1以上の整数を示す。
【0029】上記アルキル錫マレート化合物としては、
一般式(7)で表される化合物、一般式(8)で表され
る繰り返し単位を有するポリマー、又は一般式(9)で
表される化合物である。
【0030】
【化6】
【0031】式(7)において、R7 、R8 、R9 、R
10は、独立して炭素数1〜10のアルキル基又は−OC
OCH=CHCOORb を示し、Rb は、炭素数2〜2
4のアルキル基を示し、好ましくは炭素数11〜17の
アルキル基である。
【0032】
【化7】
【0033】式(8)において、R11、R12は、独立し
て炭素数1〜10のアルキル基を示し、好ましくはメチ
ル基、ブチル基、オクチル基である。
【0034】
【化8】
【0035】式(9)において、R13は、炭素数1〜1
0のアルキル基を示し、R14、R15は、独立して炭素数
2〜24のアルキル基を示す。
【0036】上記アルキル錫マレート化合物としては、
具体的に、一般式(10)で表されるジアルキル錫ビス
(マレイン酸アルキルエステル)塩、一般式(11)で表
されるビス(ジアルキル錫マレイン酸アルキルエステ
ル)マレイン酸塩、一般式(12)で表される繰り返し単
位を有するジアルキル錫マレイン酸塩ポリマー等が挙げ
られる。
【0037】
【化9】
【0038】
【化10】
【0039】
【化11】
【0040】上記式(10)〜(12)において、R18、R
19は、独立して炭素数2〜24のアルキル基を示す。
【0041】本発明の耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物に
おいて、上記アルキル錫メルカプト化合物及びアルキル
錫マレート化合物の少なくともいずれか1種が用いら
れ、2種以上が併用されてもよい。
【0042】上記耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物におい
て、上記アルキル錫メルカプト化合物及び/又はアルキ
ル錫マレート化合物の使用量は、少なくなると熱安定効
果が低下し、多くなると耐熱性が著しく低下するので、
塩素化塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、0.1
〜2.5重量部である。
【0043】上記アルキル錫メルカプト化合物及び/又
はアルキル錫マレート化合物には、必要に応じて、ジブ
チル錫ラウレート等のアルキル錫ラウレート化合物を併
用してもよく、その使用量は、塩素化塩化ビニル系樹脂
100重量部に対して、0.1〜2重量部が好ましい。
【0044】本発明で用いられるヒンダードフェノール
系抗酸化剤は、耐熱性及び耐酸化性を向上させるために
添加される。上記ヒンダードフェノール系抗酸化剤とし
ては、例えば、ペタエリスリトールテトラキス〔3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート〕、オクタデシル−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、トリエチレングリコールビス−3−(3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネ
ート、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
−ベンゼン、1,1,3−トリス−(5−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−ブタン、1,
3,5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)−イソシアヌレート、4,4'-ブチリ
デンビス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノー
ル)、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2,
2'-チオジエチルビス−〔3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート〕等が
挙げられる。
【0045】上記耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物におい
て、上記ヒンダードフェノール系抗酸化剤の使用量は、
少なくなると熱安定効果の低下及び紫外線による褪色等
が発生し、一定量以上多くしても熱安定効果が飽和状態
となるので、塩素化塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、0.1〜12重量部であり、好ましくは0.2〜
0.5重量部である。
【0046】上記耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物には、
必要に応じて、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DO
P)、アジピン酸−2−エチルヘキシル(DOA)等の
可塑剤;ポリエチレン系ワックス、エステル系ワック
ス、ステアリン酸、モンタン酸系ワックス、カルシウム
ステアレート等の滑剤;MBS系強化剤、アクリル系強
化剤、塩素化ポリエチレン等の改質剤;顔料;炭酸カル
シウム、ガラス繊維等の充填剤の他、帯電防止剤、難燃
剤、加工助剤などが添加されてもよい。
【0047】本発明の耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物
は、上記塩素化塩化ビニル系樹脂、ゼオライト化合物、
上記アルキル錫メルカプト化合物及び/又はアルキル錫
マレート化合物、上記ヒンダードフェノール系抗酸化剤
ならびにその他の添加剤を、通常の混合装置、例えば、
ヘンシェルミキサー等で混合することにより得られる。
【0048】上記耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物を成形
するには、公知の方法が採用され、例えば、単軸又は二
軸押出機を用いる押出し成形方法、射出成形方法等が挙
げられる。耐熱性塩化ビニル樹脂パイプは、上記耐熱性
塩化ビニル系樹脂組成物を押出し成形することにより得
られる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1〜6、比較例1〜4)表1、2及び3に示し
た所定量の、塩素化塩化ビニル樹脂(徳山積水工業社製
「HA−52K」、平均重合度750、塩素化度66.
5重量%)、ゼオライト化合物(水澤化学社製「ミズカ
ライザーES」)、アルキル錫メルカプト化合物及び/
又はアルキル錫マレート化合物、ヒンダードフェノール
系抗酸化剤、MBS系強化剤(三菱レーヨン社製「BT
A−751」)、モンタン酸エステル系滑剤(ヘキスト
社製「Wax−OP」)、ステアリン酸ならびにポリエ
チレン系滑剤(三井石油化学社製「Hiwax22
0」)を、ヘンシェルミキサーで100℃に昇温して混
合して樹脂組成物を調製した後、該樹脂組成物を50m
m二軸押出機に供給して樹脂温度210℃で直径20m
mのパイプを押出成形した。
【0050】上記実施例及び比較例で得られる樹脂組成
物及びパイプにつき、下記の性能評価を行い、その結果
を表1に示した。 (1)軟化温度 JIS K7206に準拠して、ビカット軟化温度を測
定した。 (2)吸水率 長さ2cmに切断したパイプ試料を、95℃の熱水中に
60日間浸漬した後の重量変化率を測定した。 (3)熱安定性 上記所定量の各成分を200℃のロールで混練してシー
トを得た後、シートを200℃のギアオーブン中に入れ
黒化するまでの時間を測定した。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】尚、表中、下記のものを使用した。 ・ジオクチル錫メルカプト:三共有機合成社製「SNT
−461K」 ・ジブチル錫メルカプト:三共有機合成社製「Stan
n JF−10B」 ・ジブチル錫マレート:三共有機合成社製「Stann
OMF」
【0055】また、表中、ヒンダードフェノール系抗酸
化剤として、チバガイギー社製「IRGANOX−10
10」、成分:ペタエリスリトールテトラキス〔3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート〕を使用した。
【0056】
【発明の効果】本発明の耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物
は、上述の構成であり、通常の成形方法で成形可能であ
り、得られた成形物は、熱水劣化に対する耐久性が良好
であり、かつ耐熱性が優れるので、給湯管等の耐熱性が
要求される分野で好適に使用することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩素含有量が59〜71重量%の塩素化塩
    化ビニル系樹脂100重量部、ゼオライト化合物0.1
    〜1重量部、アルキル錫メルカプト化合物及びアルキル
    錫マレート化合物の少なくともいずれか1種0.1〜
    2.5重量部ならびにヒンダードフェノール系抗酸化剤
    0.1〜12重量部からなることを特徴とする耐熱性塩
    化ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の耐熱性塩化ビニル系樹脂組
    成物から形成されていることを特徴とする耐熱性塩化ビ
    ニル樹脂パイプ。
JP28597495A 1995-11-02 1995-11-02 耐熱性塩化ビニル系樹脂組成物及び耐熱性塩化ビニル樹脂パイプ Pending JPH09124867A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1000966A1 (en) * 1998-11-11 2000-05-17 Kaneka Corporation Chlorinated vinyl chloride resin composition
JP2003097768A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Sekisui Chem Co Ltd 更生管用塩化ビニル系樹脂組成物及び更生管

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Effective date: 20040602

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