JPH09124326A - プランジャー支持機構 - Google Patents

プランジャー支持機構

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JPH09124326A
JPH09124326A JP28167895A JP28167895A JPH09124326A JP H09124326 A JPH09124326 A JP H09124326A JP 28167895 A JP28167895 A JP 28167895A JP 28167895 A JP28167895 A JP 28167895A JP H09124326 A JPH09124326 A JP H09124326A
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義紘 土本
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利人 上岡
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould

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Abstract

(57)【要約】 【課題】フローティング支持部と昇降装置との間に揺動
手段を設けて、フローティング支持部を昇降装置に対し
て揺動自在に支持する。 【解決手段】プランジャーの引き上げ時における昇降装
置の復元力は、揺動手段に吸収されてフローティング支
持部に伝達しない。従って、プランジャーはボトム金型
に心出しされた状態、即ち揺動手段で揺動されて傾斜し
た状態で引き上げられるので、ガラス成型品にひび割れ
や欠けが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌型に供給された
溶融ガラス塊(以下、「ゴブ」と称する)を雄型でプレ
ス成型してTVブラウン管及びCRT等のパネル、ファ
ンネル等のガラス成型品にプレス成型するモールド成型
装置のプランジャー支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ボトム金型(雌型)にゴブを供給し、こ
のボトム金型の上方に配置されたプランジャー(雄型)
を昇降装置により下降移動させ、ボトム金型内のゴブを
プランジャーで押圧成型してガラス製品にプレス成型す
るモールド成型装置が知られている。このようなモール
ド成型装置では、プランジャーとボトム金型の相互の位
置がズレていると、生産されるガラス製品の肉厚にバラ
ツキが発生したり、プランジャーとボトム金型とが干渉
したりするため、ボトム金型に対するプランジャーの位
置合わせが必要になる。
【0003】そこで、本願出願人は、プランジャーの上
部に設けられたプランジャーフランジをフローティング
状態で保持することにより、プランジャーを水平方向に
移動自在に支持し、そして、キーとキー溝によってプラ
ンジャーをボトム金型に案内させてボトム金型に対する
位置合わせを可能にしたプランジャー支持機構を提案し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記プランジャー支持
機構では図23(A)に示すように、ボトム金型1の軸
心1Aに対してプランジャー2の軸心2Aがズレていて
も、プランジャーフランジ3がプランジャー支持機構4
によってフローティング状態で保持されているので、図
23(B)に示すようにプランジャー2の軸心2Aがボ
トム金型1の軸心1Aに合うようにプランジャー2が矯
正移動されながらゴブ5を押圧成型するという利点があ
る。
【0005】しかしながら、前記プランジャー支持機構
では、昇降装置のロッド6もプランジャー2の矯正移動
に追従して弾性変形(傾斜)してしまうため、プランジ
ャー2を昇降装置によってボトム金型1から引き上げよ
うとすると、前記ロッド6の復元力がプランジャー支持
機構4、プランジャーフランジ3を介してプランジャー
2に伝達する。このため、プランジャー2も元の位置に
復元しようとするので、図23(C)に示すようにプラ
ンジャー2の先端部分2Bが、押圧成型したファンネル
7の肉厚の薄い基端部7Aに接触してしまい、ファンネ
ル7の基端部7Aにひび割れや欠けが発生するという欠
点がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ガラス成型品のひび割れや欠けを防止して品質
の良いガラス成型品を安定して成型することができるモ
ールド成型装置のプランジャー支持機構を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、溶融ガラス塊が内部に供給されるボトム金型
と、該ボトム金型の上方に配置され、下降移動されるこ
とにより前記ボトム金型内の溶融ガラス塊を押圧成型し
てガラス製品にプレス成型するプランジャーと、前記プ
ランジャーの上部に設けられたプランジャーフランジを
フローティング状態で保持することにより該プランジャ
ーを水平方向に移動自在に支持するフローティング支持
部と、前記フローティング支持部を介して前記プランジ
ャーを昇降移動させる昇降装置と、を備えたプランジャ
ー支持機構に於いて、前記フローティング支持部を前記
昇降装置に対して揺動自在に支持したことを特徴として
いる。
【0008】本発明は、ガラス成型品に生じるひび割れ
や欠けの原因が、ボトム金型からプランジャーを引き上
げる際に昇降装置の復元力がフローティング支持部を介
してプランジャーに伝達する点にあることに着目し、こ
の原因を防止するために、フローティング支持部を昇降
装置に対して揺動自在に支持したものである。これによ
り、プランジャーの引き上げ時における昇降装置の復元
力は前記揺動動作によって吸収されてフローティング支
持部に伝達しないので、プランジャーはボトム金型に心
出しされた状態、即ち揺動手段で揺動されて傾斜した状
態で引き上げられる。従って、ガラス成型品にはひび割
れや欠けが生じない。
【0009】請求項2記載の発明は、フローティング支
持部に中心復元装置を設け、この中心復元装置によって
プランジャーの軸心をフローティング支持部の軸心に合
わせるようにしたものである。請求項3記載の発明は、
前記中心復元装置として非接触型の中心復元装置を採用
し、プランジャーの軸心をフローティング支持部の軸心
に非接触で合わせるようにしたものである。このよう
に、非接触で軸合わせをすると、接触式で軸合わせする
機構と比較して、プランジャーフランジの磨耗を防止で
きるので、正確に軸合わせを行うことができる。
【0010】請求項4記載の発明は、複数本のハンガー
部材によってフローティング支持部を昇降装置に吊り下
げ支持し、これらのハンガー部材に設けた球面軸受によ
って前記フローティング支持部を揺動自在に支持したも
のである。これにより、フローティング支持部は昇降装
置に対して円滑に揺動する。請求項5記載の発明は、ボ
ールジョイントで前記揺動動作を可能としたもので、こ
れにより、フローティング支持部は昇降装置に対して円
滑に揺動する。
【0011】請求項6記載の発明は、粘性流体装置によ
る粘性流体の抵抗で前記揺動動作を可能としたもので、
これにより、フローティング支持部は粘性流体の粘性抵
抗によって昇降装置に対し円滑に揺動する。請求項7記
載の発明は、姿勢保持手段によって前記フローティング
支持部を所定の揺動位置で保持するようにしたもので、
プランジャーがボトム金型に心出しされた状態、即ち揺
動手段で揺動されて傾斜した状態を前記姿勢保持手段で
保持させれば、プランジャーは前記傾斜状態が保持され
たまま引き上げられるので、ガラス成型品に生じるひび
割れや欠けを確実に防止できる。
【0012】請求項8記載の発明は、フローティング支
持部にウエイト部材を取り付けることにより、フローテ
ィング支持部を昇降装置に対して揺動させて、プランジ
ャーの軸心をボトム金型の軸心に予め合わせるようにし
たものである。これにより、プランジャーは、ボトム金
型の軸心に合った状態でゴブを押圧成型し、そして、引
き上げ時も同様にボトム金型の軸心に合った状態で引き
上げられるので、ガラス成型品にはひび割れや欠けが生
じない。
【0013】請求項9記載の発明は、フローティング支
持部に中心復元装置を設け、この中心復元装置によっ
て、プランジャーフランジの周面に圧縮空気を供給し、
プランジャーの軸心をフローティング支持部の軸心に非
接触で合わせるようにしたものである。このように、非
接触で軸合わせをすると、接触式で軸合わせする機構と
比較して、プランジャーフランジの磨耗を防止できるの
で、正確に軸合わせを行うことができる。
【0014】請求項10記載の発明は、フローティング
支持部に自成絞りノズルを形成し、該自成絞りノズルか
ら圧縮空気を供給してプランジャーフランジをフローテ
ィング状態で保持するようにしたものである。このよう
に自成絞りノズルを採用すると、毛細管絞りノズルと比
較して、空気圧調整の自由度が大きくなり、また、プラ
ンジャーフランジの自励振動を防止することができるの
で、プランジャーフランジをバランス良くフローティン
グ状態で支持することができる。
【0015】請求項11記載の発明は、プランジャーを
プランジャーフランジに対して揺動自在に支持したもの
である。これにより、プランジャーの引き上げ時におけ
る昇降装置の復元力は、前記プランジャーに対するプラ
ンジャーフランジの揺動動作によって吸収されてプラン
ジャーに伝達しないので、プランジャーはボトム金型に
心出しされた状態で引き上げられる。従って、ガラス成
型品にはひび割れや欠けが生じない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るプランジャー支持機構の好ましい実施の形態について
詳説する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るプ
ランジャー支持機構が適用されたファンネル成型用モー
ルド成型装置の要部側面図である。同図に示すモールド
成型装置10はボトム金型12、プランジャー14、及
びプランジャー支持機構16等を有している。
【0017】前記ボトム金型12はインデックステーブ
ル18上に開放部20を上方に向けて固定され、その内
部にゴブ22が供給される。このゴブ22は、プランジ
ャー14の下降移動によって図2に示すように押圧成型
され、これにより図3に示すファンネル24にプレス成
型される。また、図1において前記ボトム金型12は、
インデックステーブル18上に所定の間隔で複数台(本
装置では11台)設置されており、各々に充填されたゴ
ブ22、22…がインデックステーブル18の回転でプ
ランジャー14の下方に間欠移動されて、前記プランジ
ャー14によってファンネル24(図3参照)に順次プ
レス成型される。
【0018】前記プランジャー14は、その上部が前記
プランジャー支持機構16に支持されている。プランジ
ャー支持機構16については後述する。前記プランジャ
ー支持機構16はヘッド28の下部に固定され、このヘ
ッド28の上部には油圧ラムシリンダ30のロッド32
が固定されている。従って、油圧ラムシリンダ30のロ
ッド32を伸縮動作させると、前記ヘッド28がインナ
ーコラム34、アウターコラム36にガイドされて昇降
移動することにより、プランジャー14がプランジャー
支持機構16を介して成型方向、引き上げ方向に昇降移
動する。前記プランジャー14の周辺部には複数本のキ
ー38が配設され、このキー38に形成されたキー溝4
0に当接し前記キー38をガイドする爪42がボトム金
型12の上部に設けられている。
【0019】ところで、前記プランジャー支持機構16
は図4に示すように、フローティング支持部44と揺動
支持部46とから成る。前記フローティング支持部44
は、プランジャー14の上部に設けられたフランジ48
を圧縮空気によってフローティング支持するものであ
る。前記フランジ48は、枠体50の内部に形成された
隙間52に配置され、この隙間52に毛細管絞りノズル
54、54…を介して供給される圧縮空気によってフロ
ーティング状態で支持される。前記毛細管絞りノズル5
4、54…は、前記枠体50の上部、下部に多数形成さ
れ、各々の毛細管絞りノズル54、54…は図示しない
パイプを介して圧縮空気供給源に接続されている。
【0020】前記揺動支持部46は、前記フローティン
グ支持部44をヘッド28に対して揺動自在に支持する
もので、ハンガーピン56と球面軸受58とから構成さ
れている。前記ハンガーピン56は、プランジャー軸心
14Aの同心円上に3本配置され、各々が前記ヘッド2
8の下部に固定された中間プレート60の貫通孔62と
前記枠体50の上部に形成された貫通孔64とを介して
挿通配置されている。ハンガーピン56は、上部に形成
された大径部66によって前記貫通孔62からの脱落が
防止され、また、下部にナット68によって固定された
軸受支持プレート70によって前記貫通孔64からの脱
落が防止されている。これにより、フローティング支持
部44は、3本のハンガーピン56、56、56を介し
てヘッド28に吊り下げ支持されている。
【0021】前記軸受支持プレート70上には、前記球
面軸受58(球面座)が形成される。この球面軸受58
はプランジャー軸心14A上に形成されて、枠体50に
固着された平面座72に押圧当接される。従って、この
球面軸受58によりフローティング支持部44の揺動動
作が円滑に行えるようになっている。次に、前記の如く
構成された本実施の形態に係るプランジャー支持機構の
作用について、図5に示す模式図を用いて説明する。
【0022】先ず、プレス時には、図5(A)に示すよ
うに、ボトム金型12の軸心12Aに対してプランジャ
ー14の軸心14Aがズレていても、プランジャーフラ
ンジ48がフローティング支持部44によって圧縮空気
によりフローティング状態で支持されているので、図5
(B)に示すようにプランジャー14の軸心14Aがボ
トム金型12の軸心12Aに合うようにプランジャー1
4が矯正移動されながらゴブ22を押圧成型する。これ
により、ゴブ22からファンネル24がプレス成型され
る。また、この時、中間プレート60及びその上方に位
置するヘッド28、ロッド32(図1参照)は、プラン
ジャー14の矯正移動に追従して弾性変形(傾斜)して
いる。
【0023】そして、成型終了後、プランジャー14を
引き上げようとすると、その際に生じる前記中間プレー
ト60等の復元力は図5(C)に示すように、前記揺動
支持部46によって吸収されるので、フローティング支
持部44には伝達しない。これにより、プランジャー1
4は、軸心14Aがボトム金型12の軸心12Aと一致
した状態、即ち揺動支持部46で揺動されて傾斜した状
態で引き上げられるようになるので、プランジャー14
の先端部によるファンネル24のこじりは生じない。従
って、本実施の形態では、ファンネル24に生じるひび
割れや欠けを防止することができる。
【0024】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
プランジャー支持機構を示す要部断面図で、図4に示し
た第1の実施の形態と同一、若しくは類似の部材につい
ては同一の符号を付してその説明は省略する。図6に示
すプランジャー支持機構は、揺動支持部としてボールジ
ョイント74を採用したものである。前記ボールジョイ
ント74の球体部76は、枠体50の上面でプランジャ
ー軸心14A上に設けられ、また、ボールジョイント7
4の球面座78は中間プレート60の下部に埋め込まれ
ている。
【0025】このように構成されたプランジャー支持機
構も、図4に示したプランジャー支持機構と同様に、フ
ローティング支持部44が中間プレート60に対して揺
動するので、ファンネル24に生じるひび割れや欠けを
防止することができる。図7は、本発明の第3の実施の
形態に係るプランジャー支持機構を示す要部断面図で、
図4に示した第1の実施の形態と同一、若しくは類似の
部材については同一の符号を付してその説明は省略す
る。
【0026】図7に示すプランジャー支持機構は、揺動
支持部としてシリコン、又はポリブデン等の粘性流体8
0を採用したものである。前記粘性流体80は、ハンガ
ーピン56の下部に固着された容器82内に充填される
と共に、この容器82の上縁部に設けられたパッキン8
4を介して枠体50との間で密封されている。これによ
り、フローティング支持部44は粘性流体80の粘性抵
抗によって中間プレート60に対して揺動するので、フ
ァンネル24に生じるひび割れや欠けを防止することが
できる。
【0027】一方、プランジャー軸心14A上に位置す
る前記枠体50の上面には、前記容器82に連通する開
口部86が形成され、この開口部86には、粘性流体8
0の油圧を高めるためのピストン88が嵌入されてい
る。前記ピストン88は、油圧シリンダ90のロッド9
2にピン94を介して回動自在に連結されている。前記
ロッド92の伸長動作で粘性流体80の油圧が高められ
ると、その油圧の反力が枠体50に作用するので、フロ
ーティング支持部44を所定の揺動位置で保持すること
ができる。本実施の形態では、油圧シリンダ90、ピス
トン88等でフローティング支持部44の姿勢保持装置
が構成されている。
【0028】従って、本実施の形態ではプランジャー1
4の引き上げ時に、前記油圧シリンダ90を作動させて
粘性流体80の油圧を高めると、プランジャー14はボ
トム金型12に心出しされた状態のまま引き上げられる
ので、ファンネル24に生じるひび割れや欠けを確実に
防止できる。図8は、図4に示した第1の実施の形態の
プランジャー支持機構に、フローティング支持部44の
姿勢保持装置を設けたものである。
【0029】同図に示す姿勢保持装置は、ボビン96及
びコア98等から成る電磁石式のもので、ヘッド28の
下面周部に所定の間隔で複数台設置されている。前記ボ
ビン96はヘッド28に固定されると共にボビン96内
にはコア98が配置され、このコア98は、電源部10
0からボビン96に電圧を印加すると昇降移動する。こ
のコア98にはロッド102が固着されており、ロッド
102には断面L字状の受け板104が支持されてい
る。
【0030】このように構成された姿勢保持装置によれ
ば、プランジャー14の引き上げ時に、前記各々の姿勢
保持装置を作動させてコア98、98…を上昇移動させ
ると、各々の受け板104、104…が枠体50の下面
に当接する。この状態を保持すれば、プランジャー14
はボトム金型12に心出しされた状態のまま、即ち傾斜
した状態のまま引き上げられるので、ファンネル24に
生じるひび割れや欠けを確実に防止できる。
【0031】図9は、図8に示した電磁石式の姿勢保持
装置に代えて、モータ106と送りネジ棒108等から
成る機械式の姿勢保持装置を設けたものである。前記モ
ータ106は、ヘッド28の下面周部に所定の間隔で複
数台設置され、送りネジ棒108はモータ106の回転
によって昇降移動する。送りネジ棒108の下部には受
け板104が支持されている。
【0032】このように構成された姿勢保持装置によれ
ば、プランジャー14の引き上げ時に、前記各々のモー
タ106、106を作動させて送りネジ棒108、10
8…を上昇移動させると、各々の受け板104、104
…が枠体50の下面に当接する。この状態を保持すれ
ば、プランジャー14はボトム金型12に心出しされた
状態のまま、即ち傾斜した状態のまま引き上げられるの
で、ファンネル24に生じるひび割れや欠けを確実に防
止できる。
【0033】図10は、図4に示した第1の実施の形態
のプランジャー支持機構に、ウエイト部材110を着脱
自在に取り付けて、プランジャー軸心14Aをボトム金
型軸心12Aに予め合わせるようにしたものである。前
記ウエイト部材110、110…は、枠体50に植設さ
れた棒材112に選択された個数分だけ挿入配置されて
いる。
【0034】このように、ウエイト部材110、110
を用いてプランジャー軸心14Aをボトム金型軸心12
Aに予め合わせておくと、プランジャー14は、その軸
心14Aがボトム金型軸心12Aに合った状態でゴブ2
2を押圧成型し、そして、引き上げ時も同様にボトム金
型軸心12Aに合った状態で引き上げられるので、ファ
ンネル24にはひび割れや欠けが生じない。
【0035】図11は、中心復元装置の第1の実施の形
態を示す断面図である。この中心復元装置は、プランジ
ャー軸心をフローティング支持部の軸心、即ち枠体軸心
に合わせるためのものであり、図4、図6、若しくは図
7に示したプランジャー支持機構に併用したものであ
る。図11に示す中心復元装置120は、枠体50の外
周部に所定の間隔をもって複数台設置されている。前記
中心復元装置120は、枠体50の孔部51に嵌入固定
されるケース122を有し、このケース122の内部に
は3つの筒状空間部124、126、128が形成され
ている。両側の空間部124、128にはスプリング1
30が各々配置され、また、このスプリング130の付
勢力によって空間部124、128から先端が突出され
たピン132、132が配置されている。前記ピン13
2、132の先端にはパッド134が取り付けられ、こ
のパッド134は前記スプリング130の付勢力により
プランジャーフランジ48の外周平坦部49に向けて付
勢されている。
【0036】前記中央の空間部126には、ノズル13
6が図中左右方向に摺動自在に設けられている。このノ
ズル136は、ケース122の蓋138の空気導入孔1
40から供給された圧縮空気を、前記パッド134に形
成された吹出ノズル142に導くもので、これにより前
記圧縮空気は吹出ノズル142からフランジ48の外周
平坦部49に向けて吹き出される。また、前記パッド1
34は、ノズル136の球状先端部136Aに揺動自在
に支持されている。
【0037】前記の如く構成された中心復元装置120
によれば、全ての中心復元装置120、120…の吹出
ノズル142、142…からフランジ48の外周平坦部
49に向けて同一圧力の圧縮空気を一斉に吹き出すと、
フランジ48は、前記圧縮空気の空気圧に押されてプラ
ンジャー軸心がフローティング支持部の軸心に合うよう
に矯正移動する。また、この時、パッド134は、前記
空気圧の反力を受けるので、スプリング130の付勢力
に抗してフランジ48の外周平坦部49から退避移動す
る。従って、フランジ48は、パッド134と非接触状
態が保持された状態で元の位置に復帰移動する。
【0038】このように、本実施の形態の中心復元装置
120によれば、非接触でプランジャー軸心をフローテ
ィング支持部の軸心に軸合わせできるので、接触式で軸
合わせする中心復元装置と比較して、プランジャーフラ
ンジ48の磨耗を防止でき、これにより、正確に軸合わ
せを行うことができる。また、フランジ48の回転方向
の位置がズレていると、フランジ48の外周平坦部49
の面に対してパッド134の面が平行に倣おうとするた
めに、2本のピン132、132の突出量に差が生じ
て、2本のスプリング130、130の収縮量(付勢
力)に差が生じる。しかし、この時には、収縮量の大き
いスプリング130の付勢力が、収縮量の小さいスプリ
ング130の付勢力に勝るため、パッド134は図11
に示した元の位置に復元しはじめる。そして、このパッ
ド134の復元移動に追従してフランジ48も、元の位
置に回転移動しはじめる。従って、フランジ48は元の
回転位置に復帰する。
【0039】図12は、中心復元装置の第2の実施の形
態を示す断面図であり、図11に示した中心復元装置1
20と同一若しくは類似の部材については同一の符号を
付してその説明は省略する。図12に示す中心復元装置
143は、ボビン144及びコア146を採用した電磁
石式のものである。ボビン144は筒状ケース148の
外周部に固定されている。コア146は、ケース148
の内周部に沿って摺動自在に配置されて、前記ボビン1
44に印加される電圧値に応じてその移動量が制御され
ている。
【0040】前記コア146には、スプリング130、
130を介してピン132、132が配置される。ピン
132、132の先端にはパッド134が取り付けられ
ている。また、ケース148の中央部にはノズル150
が図中左右方向に移動自在に設けられている。このノズ
ル150は、空気導入孔152から供給された圧縮空気
を、前記パッド134に形成された吹出ノズル142に
導くものである。
【0041】前記の如く構成された中心復元装置143
によれば、先ず、ボビン144に所定の電圧を印加して
コア146をフランジ48に向けて移動させて、パッド
134をフランジ48の外周平坦部49に近接させる。
次に、中心復元装置143、143…の吹出ノズル14
2、142…からフランジ48の外周平坦部49に向け
て同一圧力の圧縮空気を一斉に吹き出すと、フランジ4
8は、前記圧縮空気の空気圧に押されてプランジャー軸
心がフローティング支持部の軸心に合うように矯正移動
する。また、この時、パッド134は、前記空気圧の反
力を受けるので、スプリング130の付勢力に抗してフ
ランジ48の外周平坦部49から退避移動する。従っ
て、フランジ48は、パッド134と非接触状態が保持
された状態で元の位置に復帰移動する。
【0042】このように、本実施の形態の中心復元装置
143も、図11に示した中心復元装置120と同様
に、非接触でプランジャー軸心をフローティング支持部
の軸心に軸合わせできるので、プランジャーフランジ4
8の磨耗を防止でき、正確に軸合わせを行うことができ
る。また、フランジ48の回転方向の位置がズレている
と、フランジ48の外周平坦部49の面に対してパッド
134の面が平行に倣おうとするために、2本のピン1
32、132の突出量に差が生じて、2本のスプリング
130、130の収縮量(付勢力)に差が生じる。しか
し、この時には、収縮量の大きいスプリング130の付
勢力が、収縮量の小さいスプリング130の付勢力に勝
るため、パッド134は図11に示した元の位置に復元
しはじめる。そして、このパッド134の復元移動に追
従してフランジ48も、元の位置に回転移動しはじめ
る。従って、フランジ48は元の回転位置に復帰する。
【0043】図13は、中心復元装置の第3の実施の形
態が適用されたフランジ48と枠体50の半断面図であ
り、図14は前記中心復元装置の要部拡大断面図であ
る。同図に示す中心復元装置154は、フランジ48の
外周部に向けて圧縮空気を吹き出すノズル156、15
6…を枠体50の外周部に所定の間隔で形成し、且つ、
前記圧縮空気を受けるフランジ48の外周面にテーパ状
の空気受け面158、158…を形成したものである。
【0044】前記空気受け面158には空気排気通路1
60が連通され、空気排気通路160はフランジ48の
中央部に形成された外部排気孔162に連通されてい
る。前記の如く構成された中心復元装置154によれ
ば、中心復元装置154の全てのノズル156、156
…からフランジ48の外周面に向けて同一圧力の圧縮空
気を一斉に吹き出すと、フランジ48は、前記圧縮空気
の空気圧に押されて移動し、プランジャー軸心14Aが
フローティング支持部の軸心44Aに合う元の位置に復
帰する。
【0045】また、フランジ48の回転方向の位置がズ
レていると、ノズル156から吹き出された圧縮空気は
空気受け面158のテーパ面158Aに衝突する。これ
によりフランジ48は、圧縮空気とテーパ面158Aと
の作用によって回転方向の力が加えられて回転し、前記
圧縮空気が前記テーパ面158Aに衝突しない元の回転
位置(図14に示す位置)で停止する。従って、フラン
ジ48の回転方向の位置ズレが修正される。
【0046】図15は、枠体50に形成されたリセス5
5付きの毛細管絞りノズル54の拡大断面図である。そ
して、図16は、前記毛細管絞りノズル54に代えて採
用された自成絞りノズル164の拡大断面図であり、自
成絞りノズル164から圧縮空気を供給してプランジャ
ーフランジ48をフローティング状態で保持するように
したものである。このように自成絞りノズル164を採
用すると、毛細管絞りノズル54と比較して、空気圧調
整の自由度が大きくなり、また、プランジャーフランジ
48の自励振動を防止することができるので、プランジ
ャーフランジ48をバランス良くフローティング状態で
保持することができる。
【0047】尚、前記毛細管絞りノズル54のリセス5
5の径d1は20mmであり、これに対して自成絞りノ
ズル164の径d2は0.8mmである。本実施の形態
では、ファンネル成型用モールド成型装置10について
説明したが、これに限られるものではなく、パネル成型
用モールド成型装置にも適用することができる。
【0048】本実施の形態では、圧縮空気によってプラ
ンジャーフランジ48をフローティング状態で支持する
ようにしたが、これに限られるものではない。例えば、
図17に示すように、プランジャーフランジ48と枠体
50との間に転がりローラ170を介在させて、この転
がりローラ170、170によってプランジャーフラン
ジ48を枠体50に対してフローティング状態で支持し
ても良い。また、図18に示すように枠体50を使用せ
ず、ヘッド28に平行リンク機構172、172を介し
てプランジャーフランジ48をフローティング状態で支
持しても良い。更に、図19に示すようにプランジャー
フランジ48と枠体50との間に油膜174を形成し、
この油膜174によってプランジャーフランジ48をフ
ローティング状態で支持しても良い。また、図20に示
すように枠体50の上面、下面に電磁石176、176
…を配置させ、これらの電磁石176、176…の磁力
によってプランジャーフランジ48をフローティング状
態で支持しても良い。
【0049】本実施の形態では、圧縮空気を採用した非
接触式の中心復元装置について説明したが、これに限ら
れるものではなく、磁力、油膜等の非接触手段を採用し
た非接触式の中心復元装置を用いても良い。また、本実
施の形態では、非接触式の中心復元装置について説明し
たが、これに限られるものではなく、スプリング等を用
いた接触式の中心復元装置を採用しても良い。この場
合、前記スプリングを、プランジャーフランジ48の周
面に所定の間隔で押圧当接するように配置すれば、プラ
ンジャーフランジ48は各々のスプリングの付勢力が等
しくなる位置、即ち中心位置に復元する。
【0050】図21は、本発明に係るプランジャー支持
機構の他の実施の形態を示す原理図である。同図に示す
プランジャー支持機構は、フローティング支持部44を
昇降装置に対して揺動自在に支持したものとは異なり、
プランジャーフランジ48に対してプランジャー14を
ボールジョイント180を介して揺動自在に支持したも
のである。
【0051】前記プランジャー支持機構においても、プ
ランジャー14の引き上げ時における昇降装置の復元力
は、前記ボールジョイント180の揺動動作によって吸
収されてプランジャー14に伝達しないので、ガラス成
型品にはひび割れや欠けが生じない。図22は、本発明
に係るプランジャー支持機構の他の実施の形態を示す原
理図である。
【0052】同図に示すプランジャー支持機構は図21
に示したプランジャー支持機構と同様に、プランジャー
フランジ48に対してプランジャー14を揺動自在に支
持したものである。前記プランジャー支持機構は、図4
に示した揺動支持部46と略同じ構造で、3本のハンガ
ーピン182、182、182と球面軸受184から構
成されている。
【0053】前記プランジャー支持機構においても、プ
ランジャー14の引き上げ時における昇降装置の復元力
は、前記ハンガーピン182…と球面軸受184とによ
る揺動動作によって吸収されてプランジャー14に伝達
しないので、ガラス成型品にはひび割れや欠けが生じな
い。但し、図21、図22に示した実施の形態は、微妙
なセッティングを要する揺動部がプランジャー14側
に、即ち、高温になりやすい側にあり熱変形を受けやす
いため、図4、図6、図7に示した実施の形態と比較す
ると、揺動部のセッティングが難しくなる。また、図2
1、図22に示した実施の形態は、ウエイト部材等の傾
斜調整部材を金型に近い部分に取り付けなければならな
いので、プレス動作時に邪魔になるおそれがあり、この
観点からみると図4、図6、図7に示した実施の形態が
有利である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るプラン
ジャー支持機構によれば、フローティング支持部を昇降
装置に対して揺動自在に支持し、昇降装置の復元力を揺
動動作で吸収してプランジャーを傾斜した状態で引き上
げるようにしたので、ガラス成型品に生じるひび割れや
欠けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプランジャー
支持機構が適用されたモールド成型装置の側面図
【図2】ファンネル成型時のプランジャーとボトム金型
の状態を示す説明図
【図3】ファンネルの縦断面図
【図4】図1に示したプランジャー支持機構の断面図
【図5】図1に示したプランジャー支持機構の動作説明
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るプランジャー
支持機構の断面図
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るプランジャー
支持機構の断面図
【図8】図1に示したプランジャー支持機構に適用され
た第1の姿勢保持装置の実施例を示す説明図
【図9】図1に示したプランジャー支持機構に適用され
た第2の姿勢保持装置の実施例を示す説明図
【図10】図1に示したプランジャー支持機構にウエイ
ト部材を取り付けてボトム金型軸心と芯出しした状態を
示す説明図
【図11】第1の中心復元機構の実施例を示す要部断面
【図12】第2の中心復元機構の実施例を示す要部断面
【図13】第3の中心復元機構の実施例を示す半断面図
【図14】第3の中心復元機構の要部断面図
【図15】毛細管絞りノズルの断面図
【図16】自成絞りノズルの断面図
【図17】転がり手段によってプランジャーフランジを
フローティング状態で支持した図
【図18】リンク機構によってプランジャーフランジを
フローティング状態で支持した図
【図19】油膜によってプランジャーフランジをフロー
ティング状態で支持した図
【図20】磁力によってプランジャーフランジをフロー
ティング状態で支持した図
【図21】ボールジョイントによってプランジャーをプ
ランジャーフランジに対して揺動自在に支持した説明図
【図22】ハンガーピンと球面軸受とによってプランジ
ャーをプランジャーフランジに対して揺動自在に支持し
た説明図
【図23】従来のプランジャー支持機構の動作説明図
【符号の説明】
10…モールド成型装置 12…ボトム金型 14…プランジャー 16…プランジャー支持機構 24…ファンネル 30…油圧ラムシリンダ 44…フローティング支持部 46…揺動支持部 48…フランジ 50…枠体 56、182…ハンガーピン 58、184…球面軸受 74、180…ボールジョイント 80…粘性流体 120、143、154…中心復元装置 164…自成絞りノズル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融ガラス塊が内部に供給されるボトム金
    型と、該ボトム金型の上方に配置され、下降移動される
    ことにより前記ボトム金型内の溶融ガラス塊を押圧成型
    してガラス製品にプレス成型するプランジャーと、前記
    プランジャーの上部に設けられたプランジャーフランジ
    をフローティング状態で保持することにより該プランジ
    ャーを水平方向に移動自在に支持するフローティング支
    持部と、前記フローティング支持部を介して前記プラン
    ジャーを昇降移動させる昇降装置と、を備えたプランジ
    ャー支持機構に於いて、 前記フローティング支持部を前記昇降装置に対して揺動
    自在に支持したことを特徴とするプランジャー支持機
    構。
  2. 【請求項2】前記フローティング支持部に中心復元装置
    を設け、該中心復元装置によって前記プランジャーの軸
    心を前記フローティング支持部の軸心に合わせるように
    したことを特徴とする請求項1記載のプランジャー支持
    機構。
  3. 【請求項3】前記中心復元装置は、前記プランジャーの
    軸心を前記フローティング支持部の軸心に非接触で合わ
    せる非接触型の中心復元装置であることを特徴とする請
    求項2記載のプランジャー支持機構。
  4. 【請求項4】前記フローティング支持部を前記昇降装置
    に吊り下げ支持する複数本のハンガー部材と、該複数の
    ハンガー部材に設けられ前記フローティング支持部を揺
    動自在に支持する球面軸受とで前記フローティング支持
    部を前記昇降装置に対して揺動自在に支持したことを特
    徴とする請求項1、又は2記載のプランジャー支持機
    構。
  5. 【請求項5】ボールジョイントで前記フローティング支
    持部を前記昇降装置に対して揺動自在に支持したことを
    特徴とする請求項1、又は2記載のプランジャー支持機
    構。
  6. 【請求項6】粘性流体の粘性抵抗で揺動させる粘性流体
    装置で前記フローティング支持部を前記昇降装置に対し
    て揺動自在に支持したことを特徴とする請求項1、又は
    2記載のプランジャー支持機構。
  7. 【請求項7】前記プランジャー支持機構には、前記フロ
    ーティング支持部を所定の揺動位置で保持する姿勢保持
    手段が設けられていることを特徴とする請求項1、2、
    4、5又は6記載のプランジャー支持機構。
  8. 【請求項8】前記フローティング支持部には、前記プラ
    ンジャーの軸心を前記ボトム金型の軸心に合わせるため
    のウエイト部材が着脱自在に取り付けられることを特徴
    とする請求項1、又は2記載のプランジャー支持機構。
  9. 【請求項9】前記フローティング支持部には、前記プラ
    ンジャーフランジの周面に圧縮空気を供給して、前記プ
    ランジャーの軸心をフローティング支持部の軸心に非接
    触で合わせるための中心復元装置が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載のプランジャー支持機構。
  10. 【請求項10】前記フローティング支持部に自成絞りノ
    ズルを形成し、該自成絞りノズルから圧縮空気を供給し
    て前記プランジャーフランジをフローティング状態で保
    持するようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記
    載のプランジャー支持機構。
  11. 【請求項11】溶融ガラス塊が内部に供給されるボトム
    金型と、該ボトム金型の上方に配置され、下降移動され
    ることにより前記ボトム金型内の溶融ガラス塊を押圧成
    型してガラス製品にプレス成型するプランジャーと、前
    記プランジャーの上部に設けられたプランジャーフラン
    ジをフローティング状態で保持することにより該プラン
    ジャーを水平方向に移動自在に支持するフローティング
    支持部と、前記フローティング支持部を介して前記プラ
    ンジャーを昇降移動させる昇降装置と、を備えたプラン
    ジャー支持機構に於いて、 前記プランジャーを前記プランジャーフランジに対して
    揺動自在に支持したことを特徴とするプランジャー支持
    機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100414169B1 (ko) * 1999-07-05 2004-01-07 한국전기초자 주식회사 유리제품 프레스성형장치용 플런저 클램핑장치
JP2006213548A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Hoya Corp プレス成形装置および光学素子の成形方法
JP2009279918A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 圧力伝達装置及びこれを備える薄型部品の製造装置

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