JPH09122920A - シーム接合ヘッド - Google Patents

シーム接合ヘッド

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JPH09122920A
JPH09122920A JP27749595A JP27749595A JPH09122920A JP H09122920 A JPH09122920 A JP H09122920A JP 27749595 A JP27749595 A JP 27749595A JP 27749595 A JP27749595 A JP 27749595A JP H09122920 A JPH09122920 A JP H09122920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
shaft
power feeding
electrode
electrode shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP27749595A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yahagi
勝己 矢萩
Masato Takeuchi
正人 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP27749595A priority Critical patent/JPH09122920A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーム接合ヘッドの寿命を長くする。 【解決手段】 ころがり軸受3は保持ブロック4に圧入
され、電極シャフト2は軸受3によって回転自在に保持
される。保持ブロック4が保持ブロック6に装着される
と、シャフト2が給電ブロック5を押す。これにより、
ばね7によって給電ブロック5がシャフト2に押し付け
られる。こうして、給電ブロック5とシャフト2との間
で電気的接続が得られ、給電ブロック5からローラ電極
1へ電流が供給される。シャフト2の軸受としてころが
り軸受3を用いているため、軸受の摩耗が大幅に減る。
また、給電ブロック5が摩耗しても、給電ブロック5と
シャフト2の電気的接続が常に得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のローラ電極
によって被接合材料を接合するパラレルシーム接合装置
の接合ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水晶振動子や半導体集積回路
などをパッケージに封止する装置として、パラレルシー
ム接合装置が知られている(例えば、特開平6−314
57号公報)。このパラレルシーム接合装置は、円板状
のローラ電極によって被接合材料に圧力を加えながら電
流を流すことにより、被接合材料を溶融させて接合を得
るものである。図3はこのようなパラレルシーム接合装
置における従来のシーム接合ヘッドの外観図であり、1
1a、11bはローラ電極、12a、12bはローラ電
極11a、11bに給電する電極シャフト、13a、1
3bは電極シャフト12a、12bに給電する給電ブロ
ック、14a、14bは電極保持アーム、15は水晶振
動子、16は水晶振動子15のパッケージ、17はリッ
ド(蓋)である。
【0003】このパラレルシーム接合装置は、リッド1
7にローラ電極11a、11bを所定の圧力下で接触さ
せる。そして、パッケージ16を載置した図示しないテ
ーブルあるいは電極保持アーム14a、14bを移動さ
せながら、給電ブロック13a、電極シャフト12a、
ローラ電極11a、リッド17、ローラ電極11b、電
極シャフト12b、給電ブロック13bという経路で電
流を流すことにより、リッド17がパッケージ16に溶
接される。ところで、給電ブロック13a、13bは、
ローラ電極11a、11bと共に回転する電極シャフト
12a、12bのそれぞれに対し軸受として機能し、同
時にこれらへの給電を行う。そして、給電ブロック13
aとシャフト12aの間、及び給電ブロック13bとシ
ャフト12bの間には導電グリスが塗られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のシ
ーム接合ヘッドでは、電極シャフトに給電する給電ブロ
ックをシャフトの軸受としても用いているため、給電ブ
ロックの摩耗が早く、摩耗すると軸受け及び給電手段と
しての性能が不安定になるため、寿命が短いという問題
点があった。本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、給電部における摩耗が少なく、寿命が長い
シーム接合ヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電極シャフト
を回転自在に軸支するころがり軸受と、この軸受を保持
する第1の保持ブロックと、電極シャフトに給電するた
めの給電ブロックと、第1の保持ブロックの装着が可能
な形状であって、この保持ブロックの装着時における電
極シャフトの軸線に対して直角方向に給電ブロックを移
動自在に保持する第2の保持ブロックと、上記装着時に
給電ブロックを押して電極シャフトに圧接させる弾性体
とを有するものである。このような構成により、電極シ
ャフトはころがり軸受によって軸支されると共に、電極
シャフトに圧接された給電ブロックによってシャフトへ
の給電が行われる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の第1の実施
の形態を示すシーム接合ヘッドの外観図、図1(b)は
このシーム接合ヘッドをI−I線で切断した断面図、図
1(c)はこのシーム接合ヘッドを図1(b)のII−
II線で切断した断面図である。1はローラ電極、2は
電極シャフト、3は電極シャフト2を回転自在に軸支す
るころがり軸受、4は軸受3を保持する第1の保持ブロ
ック、5は電極シャフト2に給電するための給電ブロッ
クである。
【0007】また、6は第1の保持ブロック4の装着が
可能な形状であって、この保持ブロック4の装着時にお
けるシャフト2の軸線に対して直角方向に給電ブロック
5を移動自在に保持する第2の保持ブロック、7は上記
装着時に給電ブロック5を押して電極シャフト2に圧接
させる弾性体となるばね、8は電極保持アーム、9はシ
ャフト2の抜け止めとなる止めリングである。なお、図
1では1対のローラ電極を有するシーム接合ヘッドのう
ち、片側のみを示している。
【0008】ころがり軸受3は第1の保持ブロック4に
圧入され、この軸受3に挿通された電極シャフト2は軸
受3によって回転自在に保持される。そして、この電極
シャフト2の一端には、図2(a)のようにローラ電極
1が取り付けられ、もう一端には止めリング9が取り付
けられる。このようにして組み立てられた第1の保持ブ
ロック4は、図2(b)に示すように第2の保持ブロッ
ク6に装着され、ねじ止めされる。
【0009】一方、電極シャフト2への給電を実現する
給電ブロック5は、図2(a)に示すように、シャフト
2と接触するための半円筒状の接触面5aを有する接触
部5bと、この接触部5bを支える支持部5cとからな
る。そして、この給電ブロック5は、第2の保持ブロッ
ク6の穴に支持部5cが挿入されることで、ブロック4
の装着時におけるシャフト2の軸線に対して直角方向
(本実施の形態では、図1(b)左右方向)に移動自在
に保持される。
【0010】次に、前述のように組み立てられた第1の
保持ブロック4が第2の保持ブロック6に装着される
と、電極シャフト2が給電ブロック5を図1(b)左方
向に押すので、支持部5cの周りに設けられたばね7
が、給電ブロック5と第2の保持ブロック6との間で圧
縮される。これにより、ばね7が給電ブロック5を押す
ので、給電ブロック5が電極シャフト2に押し付けられ
る。こうして、給電ブロック5と電極シャフト2との間
で電気的接続が得られ、給電ブロック5からローラ電極
1へ電流が供給される。
【0011】なお、電極シャフト2と給電ブロック5と
の間には導電グリスが塗布されている。また、図示しな
い電源と給電ブロック5との間の電気的接続は、支持部
5cの端(図1(b)の左端)に接続された図示しない
ワイヤー等の接続手段によって実現される。
【0012】最後に、第1の保持ブロック4が装着され
た第2の保持ブロック6は、電極保持アーム8に装着さ
れ、ねじ止めされる。こうして、図3と同様の機能を有
するシーム接合ヘッドが得られる。そして、本実施の形
態では、電極シャフト2の軸受としてころがり軸受3を
用いているため、摩擦損失を大幅に減らすことができ
る。また、ばね7によって給電ブロック5を電極シャフ
ト2に常に押し付けているため、給電ブロック5の接触
部5bが摩耗しても、例えば接触部5bが全て摩耗して
しまうなどの不都合が生じない限り、継続して使用する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、電極シャフトがころが
り軸受によって軸支されるため、軸受の摩耗が大幅に減
り、電極シャフトに圧接された給電ブロックによって電
極シャフトへの給電が行われるため、給電ブロックが摩
耗しても、給電ブロックと電極シャフトの電気的接続が
常に得られ、従来よりも大幅に寿命を長くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すシーム接合
ヘッドの外観図及び断面図である。
【図2】 第1の保持ブロックが第2の保持ブロックに
装着されるときの電極シャフトと給電ブロックの様子を
示す図である。
【図3】 従来のシーム接合ヘッドの外観図である。
【符号の説明】
1…ローラ電極、2…電極シャフト、3…ころがり軸
受、4…第1の保持ブロック、5…給電ブロック、6…
第2の保持ブロック、7…ばね、8…電極保持アーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極シャフトとこれに取り付けられたロ
    ーラ電極とを備えたパラレルシーム接合装置のシーム接
    合ヘッドにおいて、 電極シャフトを回転自在に軸支するころがり軸受と、 この軸受を保持する第1の保持ブロックと、 電極シャフトに給電するための給電ブロックと、 第1の保持ブロックの装着が可能な形状であって、この
    保持ブロックの装着時における電極シャフトの軸線に対
    して直角方向に給電ブロックを移動自在に保持する第2
    の保持ブロックと、 前記装着時に給電ブロックを押して電極シャフトに圧接
    させる弾性体とを有することを特徴とするシーム接合ヘ
    ッド。
JP27749595A 1995-10-25 1995-10-25 シーム接合ヘッド Pending JPH09122920A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27749595A JPH09122920A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 シーム接合ヘッド

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JPH09122920A true JPH09122920A (ja) 1997-05-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008099607A1 (ja) * 2007-02-15 2008-08-21 Akimu Corporation シーム溶接ローラユニット、シーム溶接装置
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Effective date: 20040810

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