JPH0912203A - 排紙装置を備える画像形成装置 - Google Patents

排紙装置を備える画像形成装置

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JPH0912203A
JPH0912203A JP16580095A JP16580095A JPH0912203A JP H0912203 A JPH0912203 A JP H0912203A JP 16580095 A JP16580095 A JP 16580095A JP 16580095 A JP16580095 A JP 16580095A JP H0912203 A JPH0912203 A JP H0912203A
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JP
Japan
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tray
main body
image forming
opening
paper
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Pending
Application number
JP16580095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishii
博之 石井
Taku Goto
卓 後藤
Seiichirou Kadohira
誠一郎 門平
Yoshiyuki Yamazaki
良行 山▲崎▼
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排紙される大サイズの紙によって表示部がか
くれず、装置本体の高さを高くせず、ユーザに圧迫感を
与えない外装デザインを備える画像形成装置を提供す
る。 【構成】 装置本体1の上部を覆う外装の少くとも一部
が本体奥側を回動支点として開閉可能に支持されている
開閉トレイ5を有することを特徴とする。この開閉トレ
イ5は小サイズ紙排出のときは閉じられ、大サイズ紙排
出のときは開放される。小サイズは固定排出トレイ4上
に排出され、大サイズは両トレイ4,5にまたがって排
出される。従って、表示部2は大サイズ紙によっておお
われない。又、必要のないときには開閉トレイ5は閉じ
て収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排紙装置を備える画像形
成装置、詳細には例えば、レーザプリンタなどの印字装
置、とりわけ本体奥側から手前側に向かって印字済みの
転写紙を本体上部に排出するものであって、本体手前側
上部または正面部に装置の状況を表示する表示部を有す
る印字装置に用いられる排紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様な装置においては、図12
のように構成されていた。
【0003】図中1はレーザプリンタの装置本体であ
る。2は表示部であって、転写紙の有無、紙づまり、ト
ナーなしなど装置本体1の状況を表示するものである。
3は排紙ローラであって、既知の手段により印字を終了
した転写紙を本体上部に備えられた排紙トレイ4上に排
出するものである。
【0004】装置本体1は矢印A方向を正面として用い
られるが、表示部2はユーザにとって視認性が最も良い
ように装置本体1の手前側上部に備えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
においては次のような問題点があった。
【0006】通常、多く使われるA4サイズの様に小さ
い転写紙であれば良いが、図13に示すように、例え
ば、A3サイズのように大きな転写紙を使用した場合に
は、転写紙Pが排出されると装置本体1の手前側に転写
紙Pが延びてくることによって、表示部2が隠れてしま
い、ユーザが確認することができなくなっていた。
【0007】また、これを解決するため排紙トレイ4を
手前側に延ばす方法があるが、その場合は図14に示す
ように、排紙トレイ4がユーザ側に突出して圧迫感をユ
ーザに与えるデザインとなるばかりでなく、装置本体1
の高さHが高くなってしまっていた。
【0008】本出願に係る目的は大サイズの転写紙(シ
ート材)が使用された場合でも表示部が隠れることがな
く、かつ装置本体の高さを高くすることがなく、さらに
ユーザに圧迫感を与えることのない外装デザインを有す
る排紙装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、本出願に係る発明は装置本体上部を覆う外
装の少なくとも一部が本体奥側を回動支点として、開閉
可能に支持されている開閉トレイを有することを特徴と
する。
【0010】
【実施例】
(第1の実施例)図1および図2を用いて本発明の第1
の実施例を説明する。図1において1はレーザプリンタ
(画像形成装置)の装置本体1である。2は表示部であ
って、転写紙(シート材)の有無、紙づまり、トナーな
しなど装置本体1の状況を表示するものである。3は排
紙ローラであって、既知の手段により印字を終了した転
写紙を本体上部に備えられた排紙トレイ4上に排出する
ものである。装置本体1は矢印A方向を正面として用い
られるが、表示部2はユーザにとって視認性が最も良い
ように装置本体1の略々手前側上部に備えられている。
5は開閉トレイであり、図1中では開閉トレイ5は解放
された状態を示してある。一方、図2において、開閉ト
レイ5は装置本体1に収納された状態を示してある。
尚、表示部2のある方を便宜的に正面(手前)と呼ぶも
のであって、必ずしも、正面からだけ操作するものに限
定されず、図1におけるB方向又はC方向から操作する
ものも含まれる。
【0011】開閉トレイ5のさらに詳しい説明を図3を
用いて行う。開閉トレイ5は図3に示すように左右の側
壁から回動ピン5aが一体に形成されており、装置本体
1に施された穴1aに回動可能に軸支されている。また
開閉トレイ5の下方には係合ピン5bが弾力性を有する
腕部5c上に形成されており、装置本体1にはこれと嵌
合する穴1b、1cの2つが施されている。穴1bが1
cよりも上方に在る。腕部5cをたわませることによっ
てピン5bを出し入れする。開閉トレイ5は回動ピン5
aを中心として回動し、係合ピン5bが穴1bと係合し
ているときに、開閉トレイ5は図1に示すように装置本
体1に対し開放した状態となり、また回動ピン5bが穴
1cと係合しているときは、図2に示すように装置本体
1に収納された状態となる。尚、5gは指を入れる手掛
りである。
【0012】図2の状態において開閉トレイ5は上面
が、装置本体1の上カバー6と同一面となり、従来例と
は異なり、ユーザに圧迫感を与えることはなく、また装
置本体1の高さを必要以上に大きくする必要もない。P
はA4サイズの転写紙Pである。一般に最も多く使用さ
れるサイズであるA4の場合は開閉トレイ5は図2のご
とく装置本体1に収納された状態で使用しても長さが短
いため、表示部2が転写紙Pにより、隠されることはな
い。
【0013】さらに、A4サイズの2倍の長さであるA
3サイズを使用する場合には図1のように開閉トレイ5
を開放する。転写紙Pは開閉トレイ5上に積載され、表
示部2上に直接触れることはなく先端を持ち上げられた
状態となっているため、ユーザにとって表示部2の視認
性が損なわれることはない。
【0014】(第2の実施例)本発明は上記第1の実施
例に限定されず、さまざまな他の実施例が考えられる。
図4、図5を用いて第2の実施例について説明する。第
1の実施例においては開閉トレイ5を開放することによ
って転写紙Pを支持することのできる長さは排紙トレイ
4と開閉トレイ5の長さによって決まってしまうが、さ
らに長い転写紙Pを積載する場合や、装置本体1の長さ
Lをさらに短くする場合は、図4に示すように延長トレ
イ7を用いることができる。
【0015】延長トレイ7には図5に示すように左右に
摺動ピン7a,7bが形成されている。さらに開閉トレ
イ5には摺動ピン7a,7bと嵌合し摺動可能な摺動溝
5cが施されている。このため延長トレイ7は開閉トレ
イ5に対し矢印方向に摺動自在となっている。このよう
に構成されているためさらに長い転写紙Pを積載しよう
とした場合には図4に示すように延長トレイ7を開閉ト
レイ5に対し、引き出した状態にすればよい。延長トレ
イ7により転写紙Pの先端まで支持されているため先端
部が下方に垂れ下がることもないため表示部2の視認性
を損ねることはない。またもちろん延長トレイ7を開閉
トレイ5に収納した状態で使用することもできるため、
使用する転写紙の長さによって使い分けることも可能と
なる。
【0016】(第3の実施例)さらに第3の実施例につ
いて図6〜図9を用いて説明を行う。図6において8は
ストッパである。ストッパ8には左右に回動ピン8aが
一体に形成されており、延長トレイ7に施された穴7b
に嵌合して回動可能に軸支されている。
【0017】図6においてストッパ8は直立した状態を
示しており、この状態からストッパ8を反時計方向に回
動することにより図7に示すような延長トレイ7に収納
された状態となりうる。
【0018】この様に構成されているため、図8に示す
ように、ストッパ8は延長トレイ7に対し直立した状態
で排出される転写紙Pの先端が突き当たることによって
転写紙Pの紙揃えを良くする機能を有している。また延
長トレイを収納する場合は図7に示したようにストッパ
8を回動させることによってストッパ8と延長トレイ7
が一体の状態になるので、上記第2の実施例と同様に、
延長トレイ7は開閉トレイ5に収納可能となり、開閉ト
レイ5は装置本体1に収納される。また図8において
は、転写紙がA3サイズの場合について説明したがA3
サイズより長さの短い、例えばB4サイズを使用する場
合にはストッパ8を直立した状態にして、延長トレイを
スライドすればよく、図9に示すように、ストッパ8が
B4サイズに応じて、転写紙Pに作用させることができ
る。
【0019】(第4の実施例)さらに、第4の実施例に
ついて図10を用いて説明する。延長トレイ7には爪7
cが一体に形成されており、爪7cはアーム部7dがあ
るため弾性を有している。また、開閉トレイ5には断面
で示したように、溝5d,5eが施してある。さらに上
面には三角形状の指標5fが形成されている。延長トレ
イ7の上面にも指標5fと対応した位置にA3指標7
e,B4指標7fが形成されている。
【0020】この様に構成されているため、ユーザは、
例えばA3サイズを使用する場合には、延長トレイを指
標5fとA3指標7eが一致する位置付近まで引き出せ
ば自動的に爪7cが溝5dに係合して延長トレイ7は所
定の位置となり、操作性がさらに向上する。
【0021】またユーザがB4サイズを使用する場合に
も同様にB4指標7fを指標5fに一致するように延長
トレイ7を引き出せば爪7cと溝5eとが自動的に係合
する。
【0022】尚、第1〜第4の実施例において、表示部
が本体手前側上部にある場合を示したが、図2の2点鎖
線で示すように、本体手前側正面部でもよい。
【0023】図11は上記第1〜第4の実施例の印字装
置1の構成説明図である。
【0024】この印字装置は画像情報に応じてレーザ光
を照射する光学系11から画像情報に基づいた光像を照
射し、像担持体位である感光体ドラムに現像剤(以下ト
ナーという)の像を形成する。そして前記トナー像の形
成と同期して、転写紙Pをカセット12aからピックア
ップローラ12b、搬送ローラ対12c,12dなどか
らなる搬送手段12で搬送し、かつプロセスカートリッ
ジ13としてカートリッジ化された画像形成部におい
て、前記感光体ドラム16に形成したトナー像を転写手
段としての転写ローラ14に電圧印加することによって
転写紙Pに転写し、その転写紙Pをヒータを内蔵する定
着回転体15a、および前記定着回転体15aに転写紙
Pを押圧して搬送する駆動ローラ15bからなる定着手
段15に搬送し、転写トナー像を転写紙Pに定着する。
そしてこの転写紙Pを排紙ローラ3a,3bで反転で搬
送して排紙トレイ4へと排出する如く構成している。
【0025】一方、前記画像形成部を構成するプロセス
カートリッジ13は、感光層を有する感光体ドラム16
を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ17へ
の電圧印加によって一様に帯電し、前記光学系11から
の光像を露光部を介して感光体ドラム16に露光して潜
像を形成し、現像手段18によって現像するように構成
している。そして転写ローラ14に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、トナー像を転写紙Pに転写したあ
とはクリーニングブレード19aによって感光体ドラム
16に残留したトナーを掻き落とすとともに廃トナーだ
め19bへ集めるクリーニング手段19によって感光体
ドラム16上の残留トナーを除去するように構成してい
る。
【0026】上記実施例においては印字手段として電子
写真を用いて説明してきたが、本発明はこれに限定され
ることなく、たとえばインクジェットのような方式の画
像形成装置であっても良いことももちろんである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体上部の排出トレイの少なくとも一部が本体奥側
を回動支点として、開閉可能に支持されている開閉トレ
イであることにより、大サイズのシート材が使用された
場合でも表示部が隠れることがなく、かつ装置本体の高
さを高くすることがなく、さらにはユーザに圧迫感を与
えることのない外装デザインを有する装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る印字装置の斜視図
である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る印字装置の状態図
である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る開閉トレイの斜視
図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る印字装置の斜視図
である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る延長トレイの斜視
図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係るストッパの斜視図
である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る延長トレイの状態
図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る印字装置の斜視図
である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る印字装置の状態図
である。
【図10】本発明の第4の実施例に係る延長トレイの斜
視図である。
【図11】本発明に係る印字装置の主断面図である。
【図12】従来例を示す印字装置の斜視図である。
【図13】従来例を示す印字装置の斜視図である。
【図14】従来例を示す印字装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 印字装置本体 2 表示部 3 排紙ローラ 4 排紙トレイ 5 開閉トレイ 7 延長トレイ 8 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 良行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の本体奥側から手前側に向かって、印
    字済みのシート材を本体上部の排出トレイに排出するも
    のであって、略々本体手前側上部または略々正面部に装
    置の状況を表示する表示部を有する、排紙装置を備える
    画像形成装置において、 前記排出トレイの少なくとも一部が本体奥側を回動支点
    として、開閉可能に支持されている開閉トレイであるこ
    とを特徴とする排紙装置を備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記開閉トレイに対し収納可能に支持され
    引き出された状態において画像形成済みのシート材を収
    納する延長トレイを具備することを特徴とする前記請求
    項1記載の排紙装置を備える画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記延長トレイに対し、回動可能に支持
    され引き出された状態において、画像形成済みのシート
    材の先端を規制するストッパを有することを特徴とする
    前記請求項2記載の排紙装置を備える画像形成装置。
JP16580095A 1995-06-30 1995-06-30 排紙装置を備える画像形成装置 Pending JPH0912203A (ja)

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JP16580095A JPH0912203A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 排紙装置を備える画像形成装置

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JP16580095A JPH0912203A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 排紙装置を備える画像形成装置

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JPH0912203A true JPH0912203A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15819238

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16580095A Pending JPH0912203A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 排紙装置を備える画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015141277A1 (ja) * 2014-03-20 2015-09-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021022