JPH09122028A - 洗い場付浴室 - Google Patents

洗い場付浴室

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Publication number
JPH09122028A
JPH09122028A JP30826895A JP30826895A JPH09122028A JP H09122028 A JPH09122028 A JP H09122028A JP 30826895 A JP30826895 A JP 30826895A JP 30826895 A JP30826895 A JP 30826895A JP H09122028 A JPH09122028 A JP H09122028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
liquid
washing place
bathroom
cushion material
Prior art date
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Pending
Application number
JP30826895A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Matsumoto
修 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP30826895A priority Critical patent/JPH09122028A/ja
Publication of JPH09122028A publication Critical patent/JPH09122028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Bathtub Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】浴室の洗い場を使用するに際して、洗い場
床にマットや腰掛け,簀の子等を敷かなくても洗い場を
軟らかく快適に使用できるようにする。 【解決手段】浴室における洗い場30の床材として、ゴ
ム弾性体36の内部に液収容空所38を実質上全面に亘
って形成して成る所定厚みのクッション材34を用い、
クッション材34を固定状態に設置した上、液収容空所
38に所定の液39を収容して洗い場床を構築するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は浴室に関し、詳し
くは洗い場床に特徴を有する浴室に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
浴室の洗い場床はタイル等で構築されていて硬く、また
冷たいものであり、そこで洗い場床を使用するに当たっ
て、軟らかいマットを床の上に敷いたり、或いは腰掛け
や簀の子を敷いて、その上に使用者(入浴者)が座った
りしているのが殆どである。
【0003】しかしながらこの場合、マットや腰掛け或
いは簀の子等を使用しないときには、これを浴室の何れ
かに片付けておくことが必要であるが、狭い浴室内には
そのための適当な収納空間がなく、そのため浴室内が煩
雑となったり、また洗い場を使用する度にこれらマット
等を敷いたり、片付けたりすることが必要であって、利
便性,美観の上で問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、浴室における洗い場の床材として、ゴム等の
弾性体の内部に液収容空所を実質上全面に亘って形成し
て成る所定厚みのクッション材を用い、該クッション材
を固定状態に設置した上、該液収容空所に所定の液を収
容して洗い場床を構築するように成したことを特徴とす
る(請求項1)。
【0005】本願の別の発明は、請求項1において、前
記クッション材を洗い場に形成した嵌込凹所に嵌込状に
設置して前記洗い場床を構築するように成したことを特
徴とする(請求項2)。
【0006】本願の更に別の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記クッション材の液収容空所に湯を収容して
床暖房を行わせるように成したことを特徴とする(請求
項3)。
【0007】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、内部に液収容空所を有する所定厚みのクッション材
を洗い場の床材として用い、これを固定状態に設置し
て、液収容空所に液を収容・保持させて洗い場床を構築
するように成したもので、本発明によれば、洗い場床自
体が軟らかいクッション性のあるものとなり、従って本
発明によれば、洗い場を使用するに当たって洗い場床に
マットや腰掛け,簀の子等を敷いたり置いたりする必要
はなく、使用者が洗い場床に直接座った場合にも良好な
感触を与えることができ、洗い場を快適に使用できるよ
うになる。
【0008】またマットや腰掛け,簀の子等を、洗い場
を使用する度に洗い場床に敷いたり、或いは浴室の隅部
等に片付けたりする必要がなくなるので、浴室を使用す
るに当たっての利便性が高まり、また浴室内部の美観も
向上する。
【0009】尚、洗い場床材としてのクッション材の内
部に空所を設けて、その空所にエアを封入・保持させる
といったことも考えられるが、この場合洗い場床がふわ
ふわした感じとなってしまう。しかるに本発明ではその
空所に液を収容し、保持させるようにしているため、衝
撃吸収性能が良好であって、床がふわふわした感じとな
って使用者に対し却って不快感,不安定感を感じさせて
しまうといったことがない。
【0010】請求項2の発明は、上記クッション材を洗
い場に形成した嵌込凹所に嵌込状に設置して洗い場床を
構築するように成したもので、本発明によれば、クッシ
ョン材を収まり良く設置することができ、また容易にこ
れを固定状態に設置することができる。
【0011】請求項3の発明は、上記クッション材の液
収容空所に湯を収容するように成したもので、本発明に
よれば、液収容空所に収容した湯によって良好な衝撃吸
収性能を持たせることができると同時に床を温めること
ができ、特に冬場等において最初に浴室に入る際に洗い
場床を温めておくことにより、快適に浴室を使用できる
ようになる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1はユニットバスルームの内部を示したも
ので、同図において10は壁面12,14に接して設け
られた浴槽である。壁面12には握りバー16が設けら
れており、また壁面14には浴槽水栓18,洗い場水栓
20及び握りバー22が設けられている。ここで洗い場
水栓20からは可撓性のホース24が延び出しており、
その先端にシャワーヘッド26が取り付けられている。
尚、28は出入口開閉用の扉である。
【0013】30は洗い場であって、排水口とその上の
目皿32及びその周縁部を除いた部分、即ち実質上洗い
場床の全体がクッション材34にて構成されている。ク
ッション材34は、図2に示しているように所定厚みの
ゴム弾性体36の内部に液収容空所38を形成して成る
ものであって、図3に示しているように洗い場に形成し
た嵌込凹所40に嵌込状に固定・設置されている。ここ
でクッション材34は、厚みが10〜30mmとされて
いる。このクッション材34は、最大でも厚み50mm
以下とするのが良い。尚、ゴム弾性体36の表面に別途
の表面材を被覆状態に設けて、クッション材34を構成
することもできる。
【0014】上記液収容空所38は、本例では互いに連
続したものとされていて、クッション材34のほぼ全面
に亘って形成されており、図1に示しているように流入
口42,流出口44を通じて内部に所定の液39が流入
され、或いは流出されるようになっている。
【0015】本例においては、流入口42を通じて液収
容空所38内部に液39を流入させ、保持させておくこ
とができ、而してその状態で洗い場30を使用したと
き、ゴム弾性体36の弾性作用及び液収容空所38内の
液39の流動抵抗作用に基づいて、洗い場床が軟らかく
且つ衝撃吸収性能に優れたものとなり、使用者が洗い場
床に直に座った場合にも良好な感触が得られ、洗い場を
快適に使用することができる。
【0016】尚この場合において、流入口42を通じて
液収容空所38内に液39を連続的に流入させ、また流
出口44から連続的に液39を流出させるようにしても
良いし、或いは液収容空所38内に液39を流入させた
ところでそこに液39を一時的に封入した状態としてお
くこともできる。
【0017】本例においては、液39として水その他所
定の粘性を有する種々の液を用いることが可能である
が、特に液39として湯を用いた場合、床暖房をも併せ
て行うことができる利点が得られる。而して液39とし
て湯を用い、床暖房を同時に行うようにした場合、冬場
等において最初に浴室を使用した人も、洗い場床を当初
から暖かい状態で使用することができる。
【0018】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は弾性体としてゴム以外に
合成樹脂等を用いることも可能であるし、また液収容空
所の形態を上例以外の種々形態とすることが可能である
など、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々
変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である浴室の内部を示す斜視
図である。
【図2】図1の浴室の要部断面構成及び洗い場床の要部
断面構成を示す図である。
【図3】図1及び図2の洗い場床を構成するクッション
材を取り外した状態で示す要部分解斜視図である。
【符号の説明】
10 浴槽 30 洗い場 34 クッション材 36 ゴム弾性体 38 液収容空所 39 液 40 嵌込凹所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室における洗い場の床材として、ゴム
    等の弾性体の内部に液収容空所を実質上全面に亘って形
    成して成る所定厚みのクッション材を用い、該クッショ
    ン材を固定状態に設置した上、該液収容空所に所定の液
    を収容して洗い場床を構築するように成したことを特徴
    とする洗い場付浴室。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記クッション材を
    洗い場に形成した嵌込凹所に嵌込状に設置して前記洗い
    場床を構築するように成したことを特徴とする洗い場付
    浴室。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記クッショ
    ン材の液収容空所に湯を収容して床暖房を行わせるよう
    に成したことを特徴とする洗い場付浴室。
JP30826895A 1995-10-31 1995-10-31 洗い場付浴室 Pending JPH09122028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30826895A JPH09122028A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 洗い場付浴室

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JP30826895A JPH09122028A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 洗い場付浴室

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JPH09122028A true JPH09122028A (ja) 1997-05-13

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ID=17978982

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JP30826895A Pending JPH09122028A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 洗い場付浴室

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JP (1) JPH09122028A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008054036A1 (en) * 2006-11-02 2008-05-08 Jang Won Park Functional mat
JP2009144405A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Toto Ltd 浴室用洗い場床
JP2009144404A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Toto Ltd 浴室用洗い場床
JP2009144402A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Toto Ltd 浴室用洗い場床
JP2009178991A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Toto Ltd 浴室用洗い場床の製造方法及び浴室用洗い場床

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