JP3105883U - 浴室用腰掛 - Google Patents

Abstract

【課題】浴室の洗い場で使用する腰掛を暖房し且つ廉価で提供する。
【解決手段】浴室用腰掛１は座面４の中央開孔２を介して温水７を、容器部６に満たす事により座面４の裏に直接温水７が触れることで、快適な温かさが得られ暖房腰掛の機能を果たす。また使用中容器部６の中において温水７の温度が降下しても開孔部２及び開孔部３を介して冷めた温水７を排出し、再度開孔部２から温水７を注入することにより、快適な温度が得られこの行為を繰り返すことにより常時快適な暖房効果が得られる。
【選択図】図１

Description

本考案は浴室の洗い場で、身体を洗浄する際に腰掛ける浴室用腰掛に関するものである。

浴室の洗い場において一般に使用されている浴室用腰掛は、木製又はプラスチック及びポリプロピレンで形成されており、腰掛けて身体を洗浄する際、腰掛の座面に温水を掛け使用するが冬期や寒冷地において、瞬間的には暖かくなるがすぐ冷めてしまう。例えば特開−６１−２３２８２４号に示されるように、腰掛の座面天板裏側に角パイプを並列し、その内部に温水を通し適度な暖かさを提供するものもある。

しかしながら前記公報腰掛は、形成が複雑であり且つ、温暖効果も快適とまで言えない。

この考案は前記課題を解決するためのものであり、以下のように構成するものである。腰掛本体内部に湯を蓄える容器部を設置し、座面中央孔の左右両端に複数の排水用小孔を配列してあることを特徴とし、簡便に温水の入れ替え作業が行えることを目的とした浴室用腰掛。

腰掛本体の座面裏側より下へ一定間隔を取り平行に底板を張ることにより容器部が構成してあることを特徴とする、浴室用腰掛。

本考案の浴室用腰掛は上記のように構成されていることから、洗い場で腰掛に座る際、座面中央の孔を介し浴槽または蛇口から温水を注ぎ、容器部を満たすことにより座位した時、快適な暖かさが得られる。

また形成が簡潔に成されていることにより、比較的廉価で提供する事ができる。

以下図面に示した例に従い本考案を説明すれば、実施形態の浴室用腰掛１は図１に示すようにプラスチック又は、ポリプロピレンで形成された本体１の座面４の中央孔２を挟み、左右両端に複数の小孔３を配列し、座面４裏側下に一定間隔を開け、平行に底板を組み込み合成することにより、容器部６が構成される。

また小孔３の形状は限定せず、丸孔もしくは角孔どちらでも排水効率及びデザインにより採用する。

図３に示されるように座面４の中央孔２を介し、温水７を注ぎ込み座面４の中央孔２及び小孔３から、温水７が溢れることで浴室用暖房腰掛が構成される。

上述のように簡便に形成されていることにより、幼児やお年寄りにも容易に扱え冷え性や痔で困っている人や、冬期または寒冷地においても入浴する際温水を満たし、また入れ替えることにより快適な暖房効果が得られる。

本考案の腰掛を示す全体図 図１における本体内部図 図１における断面図

符号の説明

１、浴室用腰掛
２、中央開孔部
３、小孔
４、座面
５、脚部
６、容器部
７、温水

Claims (3)

1. 浴室の洗い場で使用する腰掛であり、内部に温水を蓄える事を目的とした容器を、内蔵してある事を特徴とする浴室用腰掛。
2. 前記腰掛本体は座面中央の孔を挟んで左右に、複数の小孔が配列してあることを特徴とする請求項１記載の浴室用腰掛。
3. 前記腰掛座面中央の孔を挟んだ複数の小孔は、座面端部に正対に配置構成されていることを特徴とする、請求項１または請求項２記載の浴室用腰掛。

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