JP2009275410A - 浴室ユニット - Google Patents

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JP2009275410A
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Tomohiro Yoshizawa
知洋 吉澤
Yoichiro Fujikubo
洋一郎 藤久保
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Abstract

【課題】洗い場を形成するフロアを利用して足湯を行うことのできる浴室ユニットを提供すること。
【解決手段】浴室の洗い場Sを形成するフロア11の面内に、洗い場Sの底部11Aよりも低い底部13Aを備えた貯水部13が設けられている。この貯水部13は、浴槽12に沿って延びる平面視略長方形状をなして当該浴槽12と洗い場Sとの間に設けられている。貯水部13には、専用の第1の排水口20と、所定水位を超えたときの排水を行う第2の排水口21とが設けられている。貯水部13への湯水の供給は、カウンター14の前面に設けられた給湯・給水栓22を操作することによってカウンター14内に位置する給湯・給水管23から行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は浴室ユニットに係り、特に、浴室の洗い場を形成するフロア領域で足湯を行うことのできる浴室ユニットに関する。
足湯は、全身浴と異なり、膝下だけを湯につけるものであるため、のぼせ難く、また、足を暖めることで、膝下を通る血管を通じて全身を暖めることができるという利点がある。更に、健康上の理由により、全身浴が制限されている人であっても、足湯が許容される場合には、これを効果的に利用することができ、最近では、温泉地、観光地において足湯施設が普及しつつある。
そこで、一般家庭においても足湯を可能とすれば、簡易に利用することができ、足湯として利用を企図した浴槽等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−137845号公報
特許文献1は、浴槽の側面に折り畳み可能な椅子を設け、当該椅子に着座した姿勢で浴槽内に膝下を入れて足湯が行えるようになっている。
特許文献1に記載された構成によれば、浴槽を利用することで設備の効果的利用が図れる反面、足湯として利用した後に、その湯を用いて全身浴をしようとしたときの生理的抵抗感は強いものとなる。
また、浴槽を足湯として利用する際は、浴槽の平面積と水位との相関関係により、湯を無駄に消費するばかりでなく、湯温が数分で低下してしまい、足湯が果たす本来の効果を享受しえない、という不都合がある。更に、複数人で同時に足湯を行うことも困難となっている。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、洗い場を形成するフロア領域で足湯を行うことのできる浴室ユニットを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、浴室の洗い場を形成するフロアの面内に、底部位置を低く設定した貯水部を設ける、という構成を採っている。
本発明において、前記貯水部は、洗い場排水口から独立した第1の排水口と、所定水位を超えたときの排水を行う第2の排水口とを備えた構成とすることが好ましい。
また、前記貯水部は、前記洗い場と浴槽との間に配置される、という構成を採っている。
更に、前記貯水部は浴槽に沿って延びる平面形状を備え、その一端側の上部に給湯・給水栓が配置される、という構成を採るとよい。
この構成において、前記貯水部の長手方向一端側にカウンターが設けられ、当該カウンター内に給湯・給水管が隠蔽された状態で位置する一方、カウンターの側面若しくは前面に蛇口が位置する、という構成を採ることができる。
本発明によれば、フロアの面内に貯水部を設けたことにより、当該貯水部に湯を張って足湯として利用することができる。しかも、浴槽を足湯として利用した場合の抵抗感もない。また、浴室内に常備されるスツール(風呂椅子)を利用して足湯を行えば、足湯に際して無理な姿勢が強いられることなく楽な姿勢で足湯が可能となる。
また、第1の排水口と第2の排水口とを備えた貯水部とすることで、貯水部としての独立性を担保することができる。
更に、貯水部を洗い場と浴槽との間に配置した場合には、浴槽及び洗い場からの排水を排出する排水路を共用する設計を取り易くなるという利点がある。
また、貯水部が浴槽に沿う長さであれば、複数人での足湯が可能となり、更に、貯水部の一端側に給湯、給水栓を配置することで、洗い場を濡らしてしまうようなこともない。
なお、前記貯水部は、足湯を行う場合に特に適合するが、足を洗うために利用したり、浴室備品等の洗浄に利用することもできるものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係る浴室ユニットの概略斜視図が示され、図2には、その一部平面図が示されている。これらの図において、浴室ユニット10は、洗い場Sを形成するフロア11と、当該フロア11に併設された浴槽12と、洗い場Sと浴槽12との間におけるフロア11の面内に設けられた貯水部13と、フロア11の上部に配置されたカウンター14とを備えて構成されている。
前記フロア11は、平面視略方形の底部11Aと、この底部11Aの外周側に位置する立ち上がり部11Bとからなり、前記貯水部12側に設けられた洗い場排水口16に向かって湯水が流れる勾配が付与されている。なお、底部11Aと前記貯水部13との間には、洗い場S上での洗体等によって底部11A上に湯水が流れたときに、当該湯水を洗い場排水口16に流す溝11Cを設けることが好ましい。
前記貯水部13は、浴槽12に沿う平面視略長方形状をなし、その一端側すなわち図2中上端側が前記カウンター14の下部領域まで達する一方、他端側がフロア11の立ち上がり部11Bに達する長さに設けられている。貯水部13の底部13Aは、図3に示されるように、フロア11の底部11Aよりも低い位置に設定されており、フロア11側の側壁中央部には、洗い場排水口16から独立した第1の排水口20が設けられているとともに、図2中下端側側壁の上面には、貯水部13内の湯水が所定水位を超えたときの排水を行う第2の排水口21が設けられている。なお、貯水部13の短寸方向幅は特に限定されるものではないが、成人男性が足湯を行うに足りる程度、例えば、26センチ程度あるとよい。また、深さは、少なくとも足首を浸けることのできる水位が保てる程度とされる。第1の排水口20には、図示しない栓体が着脱自在に設けられる。
前記カウンター14は、前記貯水部13及びフロア11の領域内において、前記貯水部13の長手方向と略直交する方向に沿って設けられている。カウンター14の前面パネル14Aには、洗い場Sで使用する給湯・給水栓24が配置されているとともに、貯水部13で使用する給湯、給水栓22を構成する蛇口22A、22Bが配置されている。また、カウンター14の内部には、略鉛直方向に向けられた給湯・給水管23が配置されており、これにより、給湯・給水管23が隠蔽された状態でカウンター14内に位置するようになっている。
なお、図3中符号30は洗い場に流れた湯水を排水口16から排水するための主配水管を示し、符号31は、第1の排水口20を通じて貯水部13の湯水を主排水管30に流す排水管を示す。なお、ここでは図示省略しているが、第2の排水口21から流れた湯水も主排水管30に接続されるようになっている。
本実施形態において、貯水部13で足湯を行う場合には、給湯・給水栓22を開操作して貯水部13に湯水を適当な水位に達するまで供給すればよい。そして、洗い場S上にスツールを配置して腰掛けた姿勢で足湯を行えば、負担のない姿勢で足湯を行うことができる。なお、膝下を貯水部13内に入れたときの重さによって水位が所定水位を超えたときには、前記第2の排水口21から排水が行われるため、洗い場S側に湯水が漏れ出るような不都合は生じない。従って、衣類を着たまま洗い場Sに直接座った状態でも、衣類が濡れてしまうような不都合は生じない。
従って、このような実施形態によれば、浴槽12を利用することなく、当該浴槽12とは独立した貯水部13を利用して足湯を行うことができる、という効果を得る。しかも、洗い場Sを濡らすことなく、貯水部13を利用して足や浴室内備品等を洗ったりすることができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、貯水部13専用の蓋を示していないが、必要に応じて蓋を用いて閉蓋するようにしてもよい。これにより、貯水部13内の湯温が急激に下がることを防止できるので、一定時間内で足湯を繰り返すときに便利となる。
また、貯水部13に給湯、給水を行うための給湯・給水栓22を設けずに、洗い場側の給湯・給水栓24に適当な切替レバーを設けるとともに、カウンター14内の図示しない配管を一部貯水部13側に延長して当該貯水部13に給湯できるようにしてもよい。
更に、貯水部13の形成部位は、図示構成例に限定されるものではなく、洗い場Sと独立した領域に設けられていれば足りる。
貯水部を備えた浴室ユニットの一部概略斜視図。 図2の要部平面図。 図2のA−A線矢視拡大断面図。
符号の説明
10…浴室ユニット、S…洗い場、11…フロア、11A…底部、12…浴槽、13…貯水部、13A…底部、14…カウンター、16…洗い場排水口、20…第1の排水口、21…第2の排水口、22…給湯・給水栓、22A、22B…蛇口

Claims (5)

  1. 浴室の洗い場を形成するフロアの面内に、底部位置を低く設定した貯水部を設けたことを特徴とする浴室ユニット。
  2. 前記貯水部は、洗い場排水口から独立した第1の排水口と、所定水位を超えたときの排水を行う第2の排水口とを備えていることを特徴とする請求項1記載の浴室ユニット。
  3. 前記貯水部は、前記洗い場と浴槽との間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の浴室ユニット。
  4. 前記貯水部は浴槽に沿って延びる平面形状を備え、その一端側の上部に給湯・給水栓が配置されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の浴室ユニット。
  5. 前記貯水部の長手方向一端側にカウンターが設けられ、当該カウンター内に給湯・給水管が隠蔽された状態で位置する一方、カウンターの側面若しくは前面に蛇口が位置することを特徴とする請求項4記載の浴室ユニット。
JP2008127795A 2008-05-15 2008-05-15 浴室ユニット Withdrawn JP2009275410A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104179326A (zh) * 2014-08-21 2014-12-03 青岛厚科信息工程有限公司 一种带有浴缸的浴室地面排水防滑结构

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