JP3144631U - 足湯装置 - Google Patents

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【課題】新築の家屋又は既設の家屋の洗面台の下に格納室を設けてその中に給湯及び排水の設備を具備した足湯装置を提供する。
【解決手段】洗面台1に具備した洗面ボウル2の下部に格納室3を設け、当該格納室内に引出式の足湯槽4を格納し、洗面ボウル2の排水口2に可撓性給湯ホース6を接続垂下すると共に、その給湯ホース下端6を足湯槽4内に届く長さに設定し、当該給湯ホースの下部を収納する給湯ホース挿入筒60を足湯槽4の底部4に起立設置すると共に、当該給湯ホース挿入筒の下端部に給湯の供給口を設け、当該足湯槽底部4の直下に足湯槽4の引き出し時及び格納時における床面Fに排水口8に通じる排水受け皿7を設けることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この考案は、新築の家屋又は既設の家屋の洗面台の下に格納室を設けてその中に給湯及び排水の設備を具備した足湯装置に関する。
一般に足湯は、足をお湯につけて温めることで血流を促し、前進の血行を良くして足につかれやむくみを取ると共に、冷えを防ぐ健康法として行楽地や、温泉施設などにおいて、多数の人が同時に足浴できる足湯設備の人気が高まり普及している。
一方、家庭においても、手軽に足浴ができる小型で移動できる足湯器が数多く開発され、普及している。
そして、上記の足湯器の湯温を一定の温度を保つために電熱ヒーターを用いたり、家庭の洗面台に備わっている既設の給湯配管から分岐管を延設して温水が供給するような技術が開示されている。
実開平 3−122787号(登録第2505372号)公報 特開平 6− 46964号(特許第2734300号)公報
上記の特許文献1にあっては、洗面台の下部に格納凹部を設け、該格納凹部内に足洗装置の本体を出没に格納し、該本体は、上を開放して足を収納し、開放部の足先、足の甲部分上に臨む庇部を備える箱状に形成し、該本体内に足に洗浄水を給水する給水手段を設けた構成である。
これによって、足裏を容器内部の底面から浮かした状態で、足を安定に置くことができるため、足の甲のみならず、足裏を十分に洗うことができるとともに、足洗本体内のノズルから温水を吐出して足を温めることもできる。
次に、特許文献2にあっては、足を収容する小型の容器と、この容器内に吐水する吐水部材とを有する足洗器の容器内に、足の係止部を設けた構成である。
これによって、足裏を容器内部の底面から浮かした状態で、足を安定に容器内に置くことができるため、足の甲のみならず、足裏をも十分に洗うことができる。また、一般家庭やワンルームマンション等の勝手口や玄関口の隅に置き、洗いのほか、冷えた足を暖めることもできる、としている。
しかしながら、上記特許文献1にあっては、足洗装置が既設排水管の設置個所の関係で通常60cm程の洗面台の間口の半分程しか設けられないので足洗本体の容積が極端に小さいことなることは否めない。また、足洗器本体への給水手段は、給水管から直結した分岐管によって足洗本体に給水し、また、排水手段は足洗本体から既設の排水管の途中に自給式ポンプを設けて接続しなければならない構造であり、その設置工事が大掛かりあり、且つコスト高になっていた。
また、洗面台の既設の蛇口及び洗面器からの給水ではなく、給水栓に既設の排水管とは別個に設けた給水管を直結させて温水をノズルに供給する構造になっているため、その給水管との給水系統の工事を必要とする。
また、特許文献2にあっては、足洗器に給水ないし給湯手段が明示されておらず、また、排水機構も明示されていない。そのため、給水については、水道の蛇口にホースを接続し、又は給湯機の給湯口にホースを接続して給湯する。そして、排水については、小型の足洗器を逆さにして排水することは考えられる。いずれにしても既設の洗面台を利用して足浴装置ないし容器を設けることは不適である。
この考案の第1は足湯装置において、洗面台に具備した洗面ボウルの下部に格納室を設け、当該格納室内に引出式の足湯槽を格納し、洗面ボウルの排水口に可撓性給湯ホースを接続垂下すると共に、その給湯ホース下端を足湯槽内に届く長さに設定し、当該給湯ホースの下部を収納する給湯ホース挿入筒を足湯槽の底部に起立設置すると共に、当該給湯ホース挿入筒の下端部に給湯の供給口を設け、当該足湯槽底部の直下に足湯槽の引き出し時及び格納時における床面に排水管に通じる排水受け皿を設けるようにしたものである。
この考案の第2は、第1の考案に係る足湯装置において、足湯層の底部にオーバーフロー用排水筒を起立設置すると共に、その吸水口を足湯槽に両足を入れても湯こぼれしない高さに設定し、その排水筒の下端を足湯槽の底部から排水受け皿に通じる排水口を設けたものである。
この考案は上記の構成であるから、次のような効果がある。すなわち、足湯用槽をしない場合は、洗面ボウルの下部の下部に設けた格納室に収納し、給水・給湯及び排水は洗面台と兼用できる。したがって、その給水・給湯及び排水のために特別の工事を必要としない。また、足湯槽の設置スペースを、洗面台の横幅一杯に使用して広く設けることができる。
また、足湯槽への給湯量が多すぎる場合は、足湯槽底部の排水栓で行うが、請求項2のようにオーバーフロー用の排水栓を設けることにより、一々足湯槽の排水栓を操作しなくても給湯を常に適正湯量に保つことができる。
この考案は上記の構成において、洗面台の横全幅にわたって洗面ボウル底部と床面のスペースに格納室を設け、その格納室内に引出式の足湯槽を格納し、その足湯槽内に給湯管を収納する排水パイプを起立設置し、当該排水パイプに洗面台から略床面までの長さに設定した温水供給パイプの下部を収納できるようにし、当該足湯槽底部の直下に既設の排水パイプに通じる排水受け皿を設けるようにしてある。
この考案の実施例は次のとおりである。1は洗面台、2は洗面台に具備する洗面ボウル、3は洗面台1の間口W及び奥行D、並びに洗面ボウル平面から床面までの高さHのスペースSに成形した格納室、4はその格納室に収納する引出し式の足湯槽であり、その底部に排水口41が設けられている。その間口W′は、格納室3の横幅内法に合致するように設定し、且つ奥行は格納室3の奥壁面3′と当該格納室3の前面内に納まる奥行きに設定してある。5は足湯槽4の底部41に起立設置したオーバーフロー用排水筒であり、その吸水口51を足湯槽4に両足を入れても湯こぼれしない高さhに設定し、その排水筒の下端を足湯槽の底部41から排水受け皿7に通じる排水口52を設けてある。
6は洗面ボウル2の排水孔21に取り付けて足湯槽4に届く長さに設定した給湯ホースであり、蛇腹式プラスチックパイプのようなフレキシブル材料で構成されていて、当該給湯ホースの下部を緩く挿入するために挿入筒60を足湯槽の底部41に起立設置してあり、その下端に四方に複数の脚付き開口6nを設けてある。
7は洗面ボウル2の下方に位置する床面Fに設けた足湯槽4の排水受け皿、8は排水受け皿7の排水口であり、これに既設の排水管80接続されている。9は格納室3の両側内壁に設けた足湯槽4のガイドレール受けであり、これに対峙するガイドレール90を足湯槽4の左右両側面に設けてある。10は足湯槽4の開口部位の両側に渡架した足乗せ用横木であり、前後方向にスライドできるように設けてある。11は引出し式足湯槽の出し入れ用ガイドローラー、12は格納室3の前面に設けた開閉扉、13は給湯管用のコック付き蛇口、14は給水管用のコック付き蛇口、図中70は給湯及び給水の本管である。
「具体的な使用例」
(1) 実施例において、格納室3に格納されている足湯槽4を図2の状態から開閉扉12を開いて引き出す(図3)。このとき、足湯槽4の底部41の排水口40は閉栓されている。また、排水受け皿7の排水口8は常時開栓状態になっている。
(2) このとき、洗面ボウル2からの給湯ホース6が足湯槽4の引き出しに伴って可撓変形しながら給湯管の下端部位61を足湯槽4の挿入筒60内に納まった状態にしてある。
(3) この状態で給湯ホース6の給湯用蛇口のコック13を「開」にして足湯槽4に給湯して湯を所定の高さhまで溜める(図5)。この際、蛇口13の給湯コックまたは蛇口14の給水コックを適宜「開」にして給湯し、この際に湯量が過剰になっても排水管5のオーバーフローの作用により給湯の水位は保たれ、足湯槽外への湯こぼれは生じない。
(4) 足湯の使用者は、椅子に腰掛けて両足を足湯槽4内に入れて足の湯浴みをする。
(5) 足湯に浸かる時間が長い場合や、足湯槽4から足を出して一休みしたり、足拭きする場合は、適宜足乗せ用の横木10に両足を乗せる。
(6) 足湯の使用済み後は、排水口40を開栓し、足湯槽内の湯を排水した後に足湯槽4を図3の状態から奥へ押し込んで格納室3内に格納する(図2)。
(7) このとき、給湯ホース6は足湯槽4の押し込みに従って可撓変形しながら給湯管の下端部位61を足湯槽4の挿入筒60内に納まった状態で追随する。
(8) 上記(6)の足湯槽4からの排水は、排水受け皿7の排水口8から排水管80を通じて排水される。
この考案は、足湯装置であるが、足洗装置としても適用できる。この場合には、給水管の給水コック14をあけて足湯槽に給水、横幅の広い足湯槽を足洗い槽として使用できる。
この考案に係る足湯装置の正面図である。 図1の中央部の縦断面図である。 図2の足湯槽を引き出して使用状態を示す縦断面図である。 図3の平面図である。 図3の一部拡大断面図である。 図3の斜視図である。
符号の説明
1……洗面台
2……洗面ボウル
3……格納室
4……足湯槽
5……オーバーフロー用排水筒
6……給湯ホース
7……排水受け皿
8……排水受け皿の排水管
9……格納室の両側内壁に設けた足湯槽のガイドレール
10……横木
11……足湯槽の底部に設けたガイドローラー
12……開閉扉
13……給湯用コック付き蛇口
14……給水用コック付き蛇口
60……給湯管の挿入筒
70……給湯及び給水の本管
80……排水管

Claims (2)

  1. 洗面台(1)に具備した洗面ボウル(2)の下部に格納室(3)を設け、当該格納室内に引出式の足湯槽(4)を格納し、洗面ボウル(2)の排水口(21)に可撓性給湯ホース(6)を接続垂下すると共に、その給湯ホース下端(61)を足湯槽(4)内に届く長さに設定し、当該給湯ホースの下部を収納する給湯ホース挿入筒(60)を足湯槽(4)の底部(41)に起立設置すると共に、当該給湯管挿入筒の下端部に給湯の供給口(6n)を設け、且つ当該足湯槽底部(41)の直下に足湯槽(4)の引き出し時及び格納時における床面(F)に排水口(8)に通じる排水受け皿(7)を設けることを特徴とする足湯装置することを特徴とする足湯装置。
  2. 足湯層(4)の底部(41)にオーバーフロー用排水筒(5)を起立設置すると共に、その吸水口(51)を足湯槽(4)に両足を入れても湯こぼれしない高さ(h)に設定し、その排水筒の下端を足湯槽の底部(41)から排水受け皿(7)に通じる排水口(52)を設けた請求項1記載の足湯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113854884A (zh) * 2021-11-04 2021-12-31 杭州氧屋东西科技有限公司 泡脚桶及卫生系统

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