JP3210353U - 風呂椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プラスチック製の風呂椅子の肌触りや座り心地を改善する。【解決手段】 座板2に排水孔4を有する椅子本体1と、上記座板に載置するためのクッション10の組み合わせからなる風呂椅子において、弾性に飛んだ素材により構成されるクッションの下面に椅子本体の排水孔に嵌入可能な突起11を垂設するとともに上記の突起に貫通孔12を設ける。【選択図】 図2
Description
本願考案は、浴室で使用するための風呂椅子に関する。
人が浴室内で体や髪の毛を洗う際に腰掛けるための椅子が広く使用されている。この種の椅子はかっては木製であったが、現在はプラスチック製のものが主流となっている。
しかしながら、肌触りが柔らかく、また保温性に富んでいる木製の椅子に比べ、プラスチック製の椅子はそれが耐久性を考慮し硬質のプラスチックで成型されていることも相まって硬くて肌触りが悪く、また冬場には冷えてひやっとした感触を与える問題があった。
前記の問題を解決するために、椅子本体に、その座板に載置するためのクッションを組み合わせることが公知であった(特許文献1〜3)。
前記の公知考案によれば、椅子本体と人体に接するクッションを別部材として構成することにより、クッションを椅子本体とは係わりがない素材により構成することができ、例えば弾力性と柔軟性に富んだ発泡プラスチックなどにより構成すれば、柔らかく肌触りの良好な風呂椅子を実現することが可能となる。
しかしながら、クッションは単に椅子本体の座板に載置してあるだけなので、それを前記の発泡プラスチックなどにより構成した場合、軽量であることも相まってシャワーの水があたるなどのちょっとした拍子に椅子本体から離脱してしまう問題があった。
また、椅子に腰掛けた際に椅子から滑り落ち、運動神経が鈍っている高齢者の場合は予想もしないような事故を引き起こす危険があった。
本願考案は以上の従来技術の問題点を解消した風呂椅子を提供することを目的として創作されたものであり、座板に排水孔を有する椅子本体と、上記座板に載置するためのクッションの組み合わせからなる風呂椅子において、弾性に飛んだ素材により構成されるクッションの下面に椅子本体の排水孔に嵌入可能な突起を垂設するとともに上記の突起に貫通孔を設けたことを特徴とする。
本願考案の風呂椅子によれば、椅子本体と人体に接するクッションを別部材として構成することにより、クッションを椅子本体とは係わりがない素材により構成することができ、例えば弾力性と柔軟性に富んだ発泡プラスチックなどにより構成すれば、柔らかく肌触りの良好な風呂椅子を実現することが可能となるばかりでなく、椅子本体の排水孔を利用してそこにクッションの突起を嵌入するので、椅子本体に対してクッションが不用意に離脱することが防止される。
以下、本願考案の風呂椅子の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図中符号1は風呂椅子の本体である。この本体は座板2の下面から複数本の脚部3を垂設した公知の構造のものであり、ここでは機械的な強度が高く表面硬度も高いポリプロピレンにより成型している。図中符号4は風呂椅子の本体1の座板2に設けられた公知の排水孔である。座板2は人の臀部に馴染むように中央に向かって軽く窪ませてあるが、上記排水孔4はその場合に座面に湯が溜まらないように排水するためのものである。
図中符号10は前記風呂椅子の本体1の座板2に取り付けられるクッションである。このクッション10はここでは柔軟性と弾力性に富んだ発泡プラスチックであるEVA樹脂(エヴァ樹脂) により成型されるものであり、座板2の座面の形状に馴染むような形状に構成される。図中符号11は前記のクッション10の下面に垂設される突起であり、貫通孔12が設けられれる。この突起11は椅子本体1の排水孔4に嵌入可能なものである。
以上の構成よりなる本願考案の風呂椅子は必要に応じてクッション10を本体1の座板2に取り付けて使用に供したり、清掃時には両者を分離したりすることができる。
1 風呂椅子の本体
2 座板
4 排水孔
10 クッション
11 突起
12 貫通孔
2 座板
4 排水孔
10 クッション
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12 貫通孔
Claims (1)
- 座板に排水孔を有する椅子本体と、上記座板に載置するためのクッションの組み合わせからなる風呂椅子において、弾性に飛んだ素材により構成されるクッションの下面に椅子本体の排水孔に嵌入可能な突起を垂設するとともに上記の突起に貫通孔を設けたことを特徴とする風呂椅子。
Priority Applications (1)
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JP2017000850U JP3210353U (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 風呂椅子 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017000850U Active JP3210353U (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 風呂椅子 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3210353U (ja) |
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2017
- 2017-02-28 JP JP2017000850U patent/JP3210353U/ja active Active
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