JP3173438U - 痔にやさしい風呂用座浴器 - Google Patents

Abstract

【課題】お風呂の大きな浴槽につからない季節でも臀部の冷えや圧迫感を解消し、痔疾患等患者、健常者も臀部を温めながら快適な入浴をすることを可とする風呂用座浴器を提供する。
【解決手段】ドーナツ型のシリコン製座り部１が付いた台２を脚付き洗面器３の中央底部に置いた臀部がお湯に浸かる風呂用座浴器に高さ調節ができるバスチェアー４を組み合わせ安定した座り方で体洗いをする。ドーナツ型のシリコン製座り部１が付いた台２は単独で浴槽内座椅子として湯船の中で使用することができる。
【選択図】図１

Description

本考案は脚付き洗面器内に円形シリコン製座部を取り付けた風呂用座浴器に関するものである。

暑い季節は温浴に浸からずシャワーで済ますことが多く、従来の冷たい風呂用椅子に座り体を洗うことが一般的である。風呂用椅子は硬く痔疾患を持っている人、臀部に疾患のある人は悪化しやすいことになる。
この問題を解消しようとする実用新案登録がすでに散見できる。（公開番号 実開平６−４１５８５号）

公開番号 実開平 ６−４１５８５号

体を洗っている間、痔疾患の人は風呂の椅子が硬く冷たい為、臀部が冷えがちである。
前記の実用新案登録においては腰掛けたときの高さが低く安定した座りごこちがしないものである。温かい浴槽に浸かる場合も痔疾患の人は直接座ることに圧迫感を感じることがある。

本案は上記のような欠点を除くために考案されたもので、ドーナツ型のシリコン製座り部（１）が付いた台（２）を脚付き洗面器（３）の中央底部に置き、脚付き洗面器（３）に臀部がお湯に浸かる高さにお湯を入れ、高さ調節ができるバスチェアー（４）と組み合わせ安定した座り方で体洗いをするものである。ドーナツ型のシリコン製座り部（１）が付いた台（２）は単独で浴槽内座椅子として湯船の中で使用することができる。

風呂用座浴器にお湯を入れ、腰掛け、臀部を座浴器で温めながら体を洗えるので、体洗い中臀部が冷えることなく、お湯の入れ替えにより適温を保つことができ、バスチェアーの組み合わせにより身長の高低による不安定感を無くすことができる。
温かい浴槽に浸かる場合も痔疾患の人はドーナツ型のシリコン製座り部（１）が付いた台（２）に座わることにより肛門が温まり圧迫感無く入浴ができます。

本考案の斜視図 本考案の分解斜視図 本考案の一部側面図 本考案のドーナツ型部分斜視図 本考案のドーナツ型部分分解斜視図 本考案の利用法図１ 本考案の利用法図２ 本考案の真上から見た図

ドーナツ型の上部にシリコン製（ゴム状）のマットをひき、弾力性を持たせ臀部の圧迫感を軽減させる。シリコン製（ゴム状）のマットの裏面（下向）は滑りにくい粘着性のあるゴムを使いプラスチックの台から滑らないようにする。上部洗面器と下部バスチェアーはずれ落ちないよう４）洗面器の脚で合体する。尚、清掃しやすくするため、１，２，３，５はそれぞれ分解できる形とする。

図５のように体を洗う間、座浴器に座る。バスチェアーの高さは身長により調整する。
図６のように浴槽に浸かる間、ドーナツ型のシリコン製座り部（１）が付いた台（２）に座る。

痔疾患の人は疾患を悪化させないように、健常者はこれから痔疾患等にならないように臀部を温め、血行を改善し、薬に頼らなくても良い体造りに貢献できるアイデアかと思う。

１ ドーナツ型のシリコン製座り部
２ ドーナツ型のプラスチック台
３ 洗面器
４ 洗面器の脚
５ バスチェアー
６ 浴槽
７ 洗面器底部にドーナツ型のプラスチック台が収まるようつけた窪み

Claims (2)

1. ドーナツ型のシリコン製座り部（１）が付いた台（２）を脚付き洗面器（３）の中央底部に置いた臀部がお湯に浸かる風呂用座浴器
2. ドーナツ型のシリコン製座り部（１）が付いた台（２）を脚付き洗面器（３）の中央底部に置いた臀部がお湯に浸かる風呂用座浴器と高さ調節ができるバスチェアー（４）の組み合わせ

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