JP3185497U - 浴槽用腰置き台 - Google Patents

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Abstract

【課題】リラックスした入浴姿勢で入浴したり各自が好む入浴姿勢で入浴を楽しんだりということに対応でき、洗うのに手間がかからない構造の浴槽用腰置き台を提供する。
【解決手段】直方体の3辺の距離a、b、cがそれぞれ異なるように設定され、直方体の面A1,A2,B1,B2,C1,C2の境目や角が丸みを帯びた形状とする。滑り止めS−A2,S−B2,S−C2を、直方体のそれぞれ異なる面A2と面B2と面C2の3つの面に付ける。直方体のそれぞれ異なる面A2または面B2または面C2のいずれか1つの面に穴Hがある。
【選択図】図1

Description

本考案は、浴槽内で使用する「3段階の高さで使用できる腰置き」と「浴槽の縁に頭を乗せるための頭置き」との組み合わせに関するものである。
従来の浴槽内で使用する腰掛は、腰掛けるために考えられたものである。
しかし、入浴する姿勢はいつも同じというわけではない。銭湯や温泉へ行くと、各自がそれぞれの入浴姿勢でリラックスして入浴を楽しんでいることがわかる。多くの家庭の浴槽では手足を伸ばしてというわけにはいかないので、腰掛に座るか腰を浴槽の底に置いて足を曲げた姿勢で入浴することが多い。しかし、いつもこの姿勢でじっと浸かっているわけではなく、いろいろな姿勢で入浴している。時には体を手で支えて浮かして浮力の気持ちよさを味わう姿勢だったり、後頭部にタオルを当ててリクライニングシートに横たわっているような姿勢でお湯に浸かったりしている。また、少ないお湯の時には、寝るような形で体全体をお湯に浸けて温まることもある。このように多様な入浴の仕方で入浴を楽しんだり、その時の状況や気分に合わせて入浴したりしていることに思い当たる。
また、洗うという視点からみたとき、従来の浴槽内で使用する腰掛は洗うのに手間がかかる構造となっている。同じような構造である洗い場の腰掛を洗う時、外側を洗い、内側を洗い、穴が開いている部分を洗うというようにして洗っている。面倒だと感じながらも、衛生面を考えると洗わざるをえない。
実開平6−61192公報 特開2004−187758公報
考案が解決しようとするための課題
家庭の浴槽で、銭湯や温泉での入浴姿勢でリラックスして入浴できれば一番いい。しかし、広さを考えるとそれは難しい。手足は伸ばせられないけれど、上半身だけでも各自に合ったいろいろ入浴姿勢がとれれば、今より一段と快適な入浴になる。そのようなリラックスした入浴姿勢を保つためには、最低限、頭と腰を支える必要がある。
従来の浴槽内で使用する腰掛は座ることを前提に考案されているので、各自に合ういろいろな入浴姿勢で入浴を楽しんだりリラックスしたりということには対応できないという課題がある。さらに、特に寒い時期の半身浴については、家庭の風呂場は寒いという実態があるので上半身が冷えて温まりにくく、温まるまでには相当長い時間がかかる。そのため、寒い時期の半身浴を躊躇してしまうという課題もある。
次に、「洗う」という視点で見直してみると、従来の浴槽内で使用する腰掛けは外側と内側、そして、穴の開いている部分も洗わなければならないので手間がかかるという課題がある。そのうえ、腰掛の内側の谷折れになる部分や隅は、特に洗いにくいという課題もある。
そこで、前記の課題を解決するためには、▲1▼頭と腰を支えるもの ▲2▼いろいろな入浴姿勢に少しでも対応できるようなもの ▲3▼半身浴と同じような効果が期待でき、温まり易い入浴姿勢がとれるもの ▲4▼洗い易い形であること の4点が大事である。
課題を解決するための手段
頭と腰を支えるには、枕になる頭置きと腰を置く腰置きを組み合わせればよい。いろいろな入浴姿勢に少しでも対応できるようにするには、腰置きの高さが変わることが必要になってくる。さらに、洗い易さを考えると、複雑な構造は避けなければならない。このような条件を満たすように考案したのが、浴槽用腰置きと頭置きのセットである。
本考案の浴槽用腰置きは、図1のように、面の境目や角が丸みを帯びた略直方体の密封構造のものである。
直方体の形を採用することによって、3段階の高さで使用することができる。向かい合う面A1と面A2との距離をa、向かい合う面B1と面B2との距離をb向かい合う面C1と面C2との距離をcとすると、aおよびbおよびcは、いずれも異なるように設定する。たとえば、aを150mm、bを200mm、cを300mmというようにである。
面A1および面B1および面C1は、腰を置く面とする。そこで、各面は平らでもいいが、腰の線に合うような緩やかな曲面のつくりの方が良い。対になる面A2および面B2および面C2の各面は平らで、滑り止めをつける。滑り止めの形状は、滑り止めの強度や材質に適合する広さや形でよい。
腰置きの材質は防水性のものであれば何でもよい。面の境目や角が丸みを帯びた略直方体の密封構造のものにするには、現在浴室で使われている腰掛や洗面器などと同じ材質がいいと考える。
腰置きは密封構造とするために、浮力が大きくなって浮き上がってくる。そのため、浮力を打ち消して、腰置き自体がゆっくり浮き上がってくる程度の重さに加減する必要がある。その方法は、以下の5通りの対処方法がとれる。▲1▼重みのある材質で作る。▲2▼材質を厚くする。▲3▼滑り止めをつける面に重りになるものを付ける。▲4▼密封構造の中に重りを入れる。この場合、重りは中で容易に動くものであることが大事な要素である。▲5▼前記▲1▼から▲4▼を組み合わせる。
腰置き自体がゆっくり浮き上がってくるように重さを調整することによって、使用後に浴槽から取り出し易い。洗うことも乾燥させることもでき易くなるので、衛生的で良い。
頭置きは、図2のような形で、頭を置く部分が枕のように膨らんだものである。頭を置いたときに柔らかい感じで使用できることが大事である。
材質は、弾力性と防水性があり、濡れた浴槽の縁に置いても浴槽の形に沿って張り付くような材質であれば一番良い。1つの材質とは限らず、浴槽の縁に張り付く下面の材質と頭を置く部分の材質が別の材質であってもよい。この頭置きの上面は平らでもいいが、頭の形に合うような緩やかな曲面のつくりの方が良い。また、厚みは、できれば小さくする方が良い。その訳は、厚みが増すほど湯面との差が大きくなるので、入浴しにくくなってくるからである。
考案の効果
本考案を使用すれば、図3のような半身浴はもちろんのこと、図4のような姿勢で入浴する『斜身浴』(注1)や図5のような姿勢で入浴する『浮身浴』(注2)という入浴方法もできるし、各自の好みの入浴姿勢を補助するのに役立てることができる。寒い時期に躊躇してしまう半身浴を『斜身浴』や『浮身浴』に変えることによって、水圧による内臓への負担を軽くできるとともに温まり易くなる。このように、入浴方法の幅が広がることによって、お湯の量・風呂場の寒暖・入浴時間の長短・その時の入浴気分などに合わせて、適時な入浴方法をとることができるようになる。
家庭の狭い浴槽では、温泉のように手足を伸ばしてリラックスすることはできないけれど、上半身だけでも『斜身浴』や『浮身浴』にすることによって、温泉でのリラックス感を少なからず味わうことができる。
(注1)広い浴槽でできる手足を伸ばした本来の斜身浴ではなく、図4のように狭い浴槽での上半身だけの斜身浴になるので、『 』で括って区別した。
(注2)広い浴槽でできる手足を伸ばした本来の浮身浴ではなく、図5のように狭い浴槽での上半身だけの浮身浴になるので、『 』で括って区別した。
また、腰置きを使うことによって、図4のような『斜身浴』も半身浴と同じように水圧による内臓への負担が軽くなり、健康に良いと思われる。図5のような『浮身浴』は、半身浴より水圧による内臓への負担がさらに軽くなり、健康に良いと思われる。この『浮身浴』は、お湯に浸かりながら浮いているような感覚を味わうことができ、浮力によるリラックス効果も期待できる。
本考案の浴槽用腰置きは、面の境目や角が丸みを帯びた略直方体の密封構造であるため、外側の6つの凸面だけを洗えばよいという大変洗い易い構造となっている。簡単に洗えるので洗うことが苦にならず、洗う回数が増えて衛生が保ちやすくなることが期待できる。また、腰置き自体がゆっくり浮き上がってくるように重さが調整されているので、使用後に浴槽から取り出し易く、洗うことも乾燥させることもでき易くなる。
浴槽用腰置きの斜視図である。線で表されているところも、実際は丸みを帯びた曲面である。 頭置きの斜視図である。線で表されているところも、実際は丸みを帯びた曲面である。 浴槽用腰置きを使用して、半身浴の入浴状態を示す説明図である。 浴槽用腰置きと頭置きのセットを使用して、『斜身浴』の入浴状態を示す説明図である。 浴槽用腰置きと頭置きのセットを使用して、『浮身浴』の入浴状態を示す説明図である。
A1、A2、B1、B2、C1、C2 面
a、b、c 距離
s 滑り止め
1 浴槽の縁上部
2 浴槽の内側縦面
3 浴槽用腰置き
4 頭置き
5 浴槽
6 湯面
本考案は、いろいろな入浴姿勢で入浴するときに、腰掛けたり腰を置いたりするための浴槽内で使用する腰置き台に関するものである。
従来の浴槽内で使用する腰掛は、腰掛けるためや半身浴をするために考えられたものである。けれども、入浴する姿勢はいつも腰掛けるだけや半身浴だけというわけではない。
銭湯や温泉へ行くと、手足を伸ばし各自がそれぞれの入浴姿勢でリラックスして入浴を楽しんでいることがわかる。泡の出る浴槽では、頭置きに頭を置いて浮身浴に近い状態で入浴している。浅い浴槽のところでは、浴槽の縁にタオルを置いて頭を乗せ、体を斜めにして入浴する斜身浴の状態で入浴している人もいる。家庭の風呂であっても、時には体を手で支えて浮かし浮力の気持ちよさを味わう姿勢だったり、後頭部にタオルを当ててリクライニングシートに横たわるような姿勢でお湯に浸かったりしている。また、少なめのお湯の時には、寝るような形で体全体をお湯に浸けて温まることもある。このように、その場の状況やその時の気分などに合わせて、入浴を楽しんだりリラックスしたりしていることに思い当たる。
従来の家庭における入浴は、浴槽の幅が狭いことから、湯に浸かって温まることが前提であり、いろいろな入浴姿勢で入浴を楽しんだりリラックスしたりという考えは薄かった。だから、腰を浴槽の底に置いて足を曲げた姿勢で入浴するが、腰掛に座って半身浴をするしかなかった。そのため、腰掛けるためや半身浴のために考えられた浴槽用腰掛で充分であった。
実開平6−61192公報 特開2004−187758公報
考案が解決しようとするための課題
家庭の浴槽で、銭湯や温泉で体験できる斜身浴や浮身浴など、いろいろな入浴姿勢でリラックスして入浴できれば一番良い。けれど、幅1メートル前後の家庭の浴槽では、それは非常に難しい。だから体全体を伸ばした入浴姿勢ではなく、せめて上半身だけでも各自が好む入浴姿勢がとれれば、今より一段と入浴が楽しくなるし、リラックスできるはずである。上半身を各自が好む入浴姿勢にするためには、手で支えるか、上半身を支える物が必要になる。手で上半身を支えると手に力が入ってなかなかリラックスできないので、やはり浴槽内で上半身を支える物が必要である。浴槽内で使用する腰掛はあるが、座ることを前提に考案されているので、上半身を支えるという考えの構造にはなっていない。つまり、斜身浴や浮身浴など各自が好むいろいろな入浴姿勢で入浴を楽しんだり、リラックスしたりということには対応できにくいという課題がある。
対応できにくいという課題を少し具体的にみると、高さが1つに決まっている腰掛の場合、腰掛けて半身浴はできるが、それ以外の入浴姿勢に対応するのは難しい。4段階の高さで使用できる腰掛の場合、腰掛けるのが前提であるため、滑り止めがない。斜身浴や浮身浴のような入浴姿勢では、下方向に力がかかるだけでなく斜め方向にも力がかかるので、安定させるためには滑り止めが必要である。また、腰を置くのに使用する場合、4段階にするために設けた脚部が腰に当たってしまう。それから、腰掛けるだけなら面と面の境目や角があってもあまり支障ないが、腰を置く場合、見えない腰の下で回転させることがあると角が当たって痛い思いをしたり擦りむいたりする怪我の心配も出てきてしまう。
次に、洗うという視点で見直してみると、第一に、簡単な構造の物は洗い易い。逆に複雑な構造になるほど、洗うのに手間がかかるようになる。第二に、曲面でできている物は洗い易い。腰掛の内側の谷折れの部分や隅が直角になっている物は洗いにくい。第三に、使用後に湯面まで浮き上がってくる物は取り出し易く、洗うのに便利である。逆に沈んだままだと取り出しにくく不便である。このように、洗い易さの視点で考えてあるかどうかという課題がある。
そこで、前記2つの課題を解決する方法として、
▲1▼斜身浴や浮身浴などの入浴姿勢を保つためには、最低限、頭と腰を支える必要がある。そのためには、頭置きと腰を置くという考えの構造物とを組み合わせること。
▲2▼いろいろな入浴姿勢に少しでも対応できるようにするため、腰を置くという考えの構造物の高さが変えられること。
▲3▼腰を置くという考えの構造物に腰を置いたとき、痛い思いをしたり擦りむいたりする怪我の心配がない形状の構造物であること。
▲4▼腰を置くという考えの構造物に腰を置いたとき、その構造物が滑りにくいこと。
▲5▼洗い易い形状の構造物であること。
▲6▼使用後に腰を置くという考えの構造物自体がゆっくりと浮き上がってくること。
の6点が大事である。
課題を解決するための手段
頭と腰を支えるには、頭置きと腰を置くという考えの構造物とを組み合わせる。
頭置きはタオルでも良いが、市販されているお風呂用枕または空気枕またはビーチ枕などの方が柔らかくてリラックスし易いので良い。
腰を置くという考えの構造物は、高さが変えられること、角などがない形状であること、滑りにくいこと、洗い易い形状であること、ゆっくり浮き上がってくることが大事である。このような条件を満たすように考案したのが、図1のように、直方体の3辺の長さがそれぞれ異なるように設定され、面の境目や角が丸みを帯び、滑り止めがついて、穴があいている構造の浴槽用腰置き台である。
向かい合う面A1と面A2との距離をa、向かい合う面B1と面B2との距離をb、向かい合う面C1と面C2との距離をcとすると、aおよびbおよびcはいずれも異なり、a<b<cになるように設定する。例えば、aを150mm、bを200mm、cを300mmというようにである。直方体の形を採用することによって、3辺の長さa、b、cの3段階の高さで使用することができる。
直方体の面の境目や角は丸みを帯びた形状とする。この形状にすることによって角がなくなるので、体に当たって痛い思いをしたり擦りむいたりする怪我の心配も防止できる。
面A1および面B1および面C1の3つの面は、腰を置く面とする。そこで、各面は平らでも良いが、腰の線に合うような緩やかな曲面のつくりの方が良い。緩やかな曲面だと、腰を置きやすい。
面A1・面B1・面C1と向かい合う面A2および面B2および面C2の3つの面は、浴槽の底に接する面とする。面A2・面B2・面C2の各面は、境目以外平らで、それぞれの面の両端に滑り止めをつける。滑り止めの形状は、滑り止めの材質に適した広さや形や厚さでよい。それぞれ異なる3つの面に滑り止めをつけるので、3辺の長さa、b、cのどの高さで使用しても浴槽用腰置き台が滑って体が不安定になることが防止できる。
図1のように直方体の1つの面に穴があいている。穴をあける面は、滑り止めを付ける面A2・面B2・面C2のうちの1つの面である。図1では、面B2に穴があいている図になっている。穴の大きさは、片手を入れて中を洗うのに洗い易いような大きさが良い。穴が大きいと湯の出し入れもし易い。穴の形状は、けが防止や洗い易さを考えると円形か楕円形が良いが、方形であっても直角の部分が丸みを帯びていればよい。
浴槽用腰置き台の材質は、防水性があることと面の境目や角が丸みを帯びた直方体の構造のものにできれば何でもよい。しかし、使用後に洗うということを考えると、ゆっくり浮き上がってくるような材質のものが良い。現在浴室で使われている腰掛や洗面器などと同じ材質のポリプロピレンなどが良いと考える。浴槽用腰置き台の中にお湯をほぼ一杯入れると、浮力が打ち消されてゆっくりと浮き上がってくるからである。
滑り止めの分の重さは、中に少し空気を入れることによって調整することができる。少し空気を入れると、面C1か面C2が上になって浮き上がってくる。そして面A1または面A2が上になって浮かぶ。このことから、面B2に穴があると、浮力調整のために入れた空気は逃げにくいことがわかる。
考案の効果
浴槽用腰置き台の面A1または面B1に腰掛けると、半身浴ができる。
面B1または面A1に腰を置き、浴槽の縁に置いた頭置き(お風呂用枕または空気枕またはビーチ枕など)に頭を置くと、図2のような姿勢で入浴する『斜身浴(上半身のみ)』ができる。
面C1または面B1に腰を置き、浴槽の縁に置いた頭置き(お風呂用枕または空気枕またはビーチ枕など)に頭を置くと、図3のような姿勢で入浴する『浮身浴(上半身のみ)』ができる。
(注)広い浴槽でできる手足を伸ばした本来の斜身浴や浮身浴ではなく、図2や図3のように狭い浴槽での上半身だけの斜身浴や浮身浴になるので、『 』で括って区別した。
浴槽用腰置き台と頭置きを使うことによって、図2のような『斜身浴(上半身のみ)』も半身浴と同じように水圧による内臓への負担が軽くなり、健康に良いと思われる。図3のような『浮身浴(上半身のみ)』は、半身浴より水圧による内臓への負担がさらに軽くなり、健康に良いと思われる。この『浮身浴(上半身のみ)』は、お湯に浸かりながら浮いているような感覚を味わうことができ、浮力によるリラックス効果も期待できる。
寒い時期に躊躇してしまう半身浴を、図2のような『斜身浴(上半身のみ)』や図3のような『浮身浴(上半身のみ)』に変えることによって、半身浴と同じような効果を得られつつ温まり易くなる。
家庭の幅1m前後の狭い浴槽では、銭湯や温泉のように足を伸ばしてリラックスすることはできにくい。けれども、浴槽用腰置き台に腰を置いて、浴槽の縁に置いた頭置きに頭を置くと、『斜身浴(上半身のみ)』や『浮身浴(上半身のみ)』などができ、銭湯や温泉でのリラックス感を少なからず味わうことができる。
幅1m50cm以上ある浴槽では、浴槽用腰置き台に腰を置いて、浴槽の縁に置いた頭置きに頭を置くと、手足を伸ばした本当の斜身浴や浮身浴が可能になるので、銭湯や温泉と同程度のリラックス感を味わうことが期待できる。
このように、本考案の浴槽用腰置き台と頭置きを使用すると、家庭の幅の狭い浴槽であっても入浴方法の種類が増えることによって、お湯の量・風呂場の寒暖・入浴時間の長短・その時の入浴気分などに合わせて、適切な入浴方法をとることができ易くなる。腰掛けるだけや半身浴はもちろんのこと、各自が好むいろいろな入浴姿勢で入浴を楽しんだり、リラックスして入浴したりということに対応し易くなる。
洗うという視点では、本考案の浴槽用腰置き台は、直方体の面の境目や角が丸みを帯びた構造であるため、外側も内側も曲面や平面だけを洗えばよいという洗い易い構造となっている。
使用後に洗ったり乾燥させたりすることを考えると、ゆっくり浮き上がってくることが大事である。浴槽用腰置き台の中にお湯をほぼ一杯入れると、ゆっくりと浮き上がってくる。浮き上がり方が悪いときは、若干の空気を入れることによって、ゆっくり浮き上がってくるように調整できる。したがって、使用後に浴槽から取り出し易く、洗うことも乾燥させることもでき易い。
浴槽用腰置き台の斜視図である。 浴槽用腰置き台と頭置きを使用して、『斜身浴(上半身のみ)』の入浴状態を示す説明図である。 浴槽用腰置き台と頭置きを使用して、『浮身浴(上半身のみ)』の入浴状態を示す説明図である。
A1、A2、B1、B2、C1、C2 面
a、b、c 距離
S−A2 面A2に取り付けた滑り止め
S−B2 面B2に取り付けた滑り止め
S−C2 面C2に取り付けた滑り止め
H 穴
1 浴槽用腰置き台
2 頭置き
3 浴槽
4 湯面

Claims (4)

  1. 面の境目や角が丸みを帯びた略直方体で、その直方体の形を利用して3段階の高さで使用できるよう形成された浴槽用腰置き
  2. 密封構造とすることによって生ずる浮力を打ち消し、それ自体がゆっくり浮き上がってくる程度の重さに調整して形成された浴槽用腰置き
  3. 頭を置く部分が枕のように膨らんでおり、濡れた浴槽の縁に置いても浴槽の形に沿って張り付くように形成された頭置き
  4. 浴槽用腰置きと頭置きが組み合わされた、浴槽用腰置きと頭置きのセット
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