JP3186403U - 客室用浴槽、及び、客室 - Google Patents

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Abstract

【課題】入浴者が不安から解放され、真にリラックスして寝湯を利用できる客室用浴槽、及び、客室を提供する。
【解決手段】客室に設けられる浴槽である。身体を水平横臥できる寝湯用浴槽部11を備える。寝湯用浴槽部11の底面は略平面状であり、かつ、地面に対して略水平である。
【選択図】図1

Description

本考案は、身体を水平横臥して入浴する寝湯用浴槽部を備えた客室に設けられる浴槽、及び、寝湯用浴槽部を備えた浴槽を設けた客室に関するものである。
近年、入浴方法として、浅い水深の浴槽に身体を横たえて寝るように入浴する、いわゆる寝湯が注目されている。
寝湯は、身体にかかる水圧が低いため、心臓や血管等への負担が軽いこと、姿勢の維持が楽なため、筋肉や関節への負担が軽いこと、長時間の入浴でも疲れにくいこと等が知られている。このように、寝湯への入浴には、高いリラックス効果や健康増進効果があることから、宿泊施設や公衆浴場等の大浴場には、寝湯のための浴槽が設けられるようになってきている。従来、寝湯のための浴槽としては、身体を水平横臥できる水深10cm以下の寝台状浴槽と、この寝台状浴槽の長手方向側縁に沿って配した温水貯留槽とを設けた寝湯浴槽が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−86491号公報
しかし、このような大浴場などの共用の施設に設けられた寝湯用スペースを利用する場合、長く占用していると他の入浴者に申し訳ない、他の入浴者に自分が寝転んでいる姿を見られるのはみっともない、入浴中に寝てしまったら同行している家族や友人に対して申し訳ない等の不安な感情が沸き起こるために、入浴者は不安を伴いながら寝湯へ入浴せざるを得ず、寝湯が本来有する高いリラックス効果を十分に享受できないという問題があった。本考案は、入浴者がこれらの不安から解放され、真にリラックスできる寝湯を提供することを目的とする。
本考案は、身体を水平横臥できる寝湯用浴槽部を備え、寝湯用浴槽部の底面が略平面状であり、かつ、地面に対して略水平であり、客室に設けられたことを特徴とする客室用浴槽に関する。
また、本考案は、身体を水平横臥できる寝湯用浴槽部を備え、寝湯用浴槽部の底面が略平面状であり、かつ、地面に対して略水平である浴槽を設けた客室に関する。
本考案によれば、共用風呂スペースではなく、入浴者が同行者等と一緒に占用できる客室に、身体を完全に横たえることのできる水深10cm以下の寝湯用浴槽部を備えた浴槽を設けることができる。これにより、入浴者は、同行者等ではない他人に対して気兼ねする必要が全くないため、寝湯を長く占用する長時間入浴等においても上記のような不安な感情が沸き起こることはなくなる。
また、寝湯用浴槽部の底面は、略平面状であり、かつ、略水平であるため、入浴者は身体を完全に横たえることができ、寝湯に入浴しながら寝入ってしまうこともできる。寝湯は客室に設けられているため、他人に寝湯を利用している姿を見られる不安はない。また、入浴者が寝入ってしまったとしても、場所が客室内であるため、同行者等に対して申し訳ないという感情が沸き起こることもない。
このように、本考案によれば、入浴者は、気兼ねなく安心して寝湯を利用できるため、寝湯が本来有する高いリラックス効果を十分に享受することができる。また、他人への気兼ねなく、寝湯に長時間入浴することもできるため、寝湯の有する健康増進効果を十分に享受することもできる。
本考案の実施の形態にかかる客室用浴槽の一例を表す図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の実施の形態について説明する。図1は、本考案の実施の形態にかかる客室用浴槽の一例を表す図である。客室用浴槽1は、宿泊施設等に設けられている、入浴者とその同行者等のみにより占用することができる客室に設けられる浴槽である。客室用浴槽1には、少なくとも寝湯用浴槽部11が備えられ、必要に応じ、通常浴槽部12が備えられていても良い。必要に応じ、寝湯用浴槽部11には入浴者が頭を載置することのできる枕部13を設けてもよい。また、通常浴槽部12には、排水口14を設けることができる。客室用浴槽1に湯を供給する給湯口15は、寝湯用浴槽部11に設けられても良く、通常浴槽部12に設けられても良い。
寝湯用浴槽部11の側壁の形状や高さは特に限定されることはなく、水深を10cm以下にすることができるのであれば、任意に設定して良いが、寝湯用浴槽部11への出入りが容易となる点、また入浴者の安全性の点から、寝湯用浴槽部11は、側壁が低くなっていることが好ましい。また、入浴者の怪我防止等のために、例えば、寝湯用浴槽部11の周縁部や隅部などを、角のない曲面としても良い。
寝湯用浴槽部11の底面は、入浴者が完全に横になってリラックスできる姿勢を取ることができるように、地面に対して略水平であり、且つ、略平面状に設けられる。これにより、入浴者は身体を完全に横たえることができ、さらに、寝湯に入浴しながらそのまま寝入ってしまうこともできる。また、寝湯用浴槽部11の底面は、入浴者が完全に横になってリラックスできる姿勢を取ることができるのであれば、身体のツボを刺激する突起部を設けたもの等であっても良い。
客室用浴槽1は客室に設けられるため、浴槽の設置スペースを節約する目的で、図1に示すように、通常の入浴に用いられる通常浴槽部12と寝湯用浴槽部11とを併せて有する形状としても良いし、寝湯用浴槽部11を通常浴槽部12とは別個に設けても良い。図1のように、客室用浴槽1に通常浴槽部12と寝湯用浴槽部11との両方が備えられている場合には、入浴者は、まず通常浴槽部12に短時間入浴して全身を温めてから、身体への負担が大きくなる前に寝湯に移動して、長時間リラックスするといったこともできるし、先に寝湯でリラックスした後に、気分転換のために通常浴槽部12に入浴するといったこともできる。このように、入浴者にとって、入浴の楽しみ方の幅が広がるため、入浴者は寝湯の高いリラックス効果を十分に享受することができる。
さらに、入浴者は、結果として長時間入浴することが可能となるため、例えば、客室用浴槽1のお湯が温泉や薬湯であるような場合には、温泉水や薬湯に入浴することによって得られる健康増進効果をより効果的に享受することができる。
客室用浴槽1には、入浴者の利便性を高めるための構造を設けることもできる。例えば、寝湯に入浴している際に、入浴者の身体の前面は湯に浸かっておらず、外気で冷えるため、かけ湯をすることがある。入浴者が寝ながら容易にかけ湯ができるように、寝湯用浴槽部11に横たわっている入浴者の手の届く範囲、例えば、寝湯用浴槽部11と通常浴槽部12との境に、手桶等を置くための台を設けることができる。これにより、入浴者がより快適に寝湯を楽しむことができる。
また、客室用浴槽1には、入浴者の利便性を高めるために、入浴を容易にする構造を設けても良い。例えば、高齢者や身体の不自由な者等にとって、略平面状の寝湯用浴槽部11に横たわることや、水平横臥した姿勢から起き上がることは、比較的困難である。こうした入浴者であっても、安心して寝湯を利用できるように、寝湯用浴槽部11に手すり等を設けることができる。これにより、高齢者や身体の不自由な者であっても、寝湯を楽しむことができる。
寝湯用浴槽部11には、入浴者が頭部を載置する枕部13等を設けても良い。これにより、寝湯を利用する入浴者がよりリラックスできる寝湯用浴槽部を提供することができる。同様に、腕を載置する腕置きや、足を載置する足置き等を寝湯用浴槽部11に設けても良い。これらの枕部、腕置き、足置き等は、寝湯用浴槽部11の底面に予め設けることもできるが、寝湯に入浴する入浴者の身長等の体型は様々であるので、必要に応じて配置場所を移動できるように、寝湯用浴槽部11の底部とは別個に用意されていても良い。
また、より安全に寝湯に入浴できるようにするため、客室用浴槽1において、寝湯用浴槽部11と通常浴槽部12との間に突起や仕切り板等を設けて、寝湯用浴槽部11から通常浴槽部12への転落を防止しても良い。これにより、入浴者が寝湯用浴槽部11で完全に寝入ってしまい、寝返りを打つような場合であっても、入浴者が通常浴槽部12に落ちてしまうことを防ぐことができる。
本考案の実施の形態にかかる客室には、寝湯用浴槽部11を備えた客室用浴槽1が設けられるが、その設置形態には特に制限はなく、入浴者とその同行者等のみによって客室用浴槽1を占用できるのであれば、どのような設置形態であっても良い。例えば、客室内の内湯として寝湯用浴槽部11を備えた客室用浴槽1を設けても良いし、客室の付帯設備として設けられた露天風呂に、寝湯用浴槽部11を備えた客室用浴槽1を設けても良い。
1 客室用浴槽
11 寝湯用浴槽部
12 通常浴槽部
13 枕部
14 排水口
15 給湯口

Claims (2)

  1. 身体を水平横臥できる寝湯用浴槽部を備え、
    寝湯用浴槽部の底面が略平面状であり、かつ、地面に対して略水平であり、
    客室に設けられたことを特徴とする客室用浴槽。
  2. 身体を水平横臥できる寝湯用浴槽部を備え、
    寝湯用浴槽部の底面が略平面状であり、かつ、地面に対して略水平である浴槽を設けた客室。
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