JP3424169B2 - シャワー用車椅子 - Google Patents

シャワー用車椅子

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シャワー用車椅子
において、貯湯器、洗髪器及び、腰浴器、足浴器を備
構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のシャワー用車椅子では、例えば、
従来のシャワー浴やバスタブ浴より身体への負担を少な
くして入浴するとした浴室用椅子(特開平9−1220
35号公報参照)及び、老人、幼児、病弱者等を介護人
がシャワーで洗う場合の労力を省くことを課題とすると
したシャワー用車椅子(特開平10−323377号公
報参照)などがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のシャワー用車椅
子においては、介護者からは、湯水の無駄、洗髪時の洗
湯や抜毛の飛散、及び、通常は(一般家庭では)ハンド
シャワー具を手に持って行っていた。病弱者からは、温
湯が身体を素通りで流れるので、特に冬期には保温効果
が低いなどの欠点があった。 【0004】このために本発明は、この欠点を無くする
ために、シャワー用車椅子における病弱者の身体の保
温、介護者の両手の使用、洗髪時の洗湯や抜毛の飛散防
止及び、湯水の節水を得ることを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明におけるシャワー用車椅子では、車輪を有
する下フレーム(31)の前部に足置台を出入自在に設
けて足浴器を載置自在とし、上フレーム(32)後部に
上向きに設けた支柱に貯湯器及び、洗髪器を装着自在と
し、且つ上フレーム(32)上の座板の上面へ臀部部分
と腿部分を切除する腰浴器を載置自在とした構造にして
いる。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき図面について説明する。図1〜図2において示す
シャワー用車椅子(1)の本体(2)は、鉄パイプにプ
ラスチックをコーティングしたパイプとプラスチックの
継具(管)からなっており、図1〜図2に示すように、
下フレーム(31)の下面の前後6カ所に車輪(4)が
取付けている。下フレーム(31)の前部に、前方へ並
列して筒状の継具(5)を固着し、この継具(5)にコ
字状に形成する足置台(6)が水平に出入自在としてい
る。この足置台(6)上面に、四辺を組み立てとする切
り欠(7)を設ける発泡ウレタン樹脂板の足浴器(8)
(図3参照)及び、脚乗台(9)が各々に載置自在とし
ている。下フレーム(31)の上部に前後4カ所の脚を
有して上部に略四角形状の上フレーム(32)を設けて
いる。この上フレーム(32)上部の両側に、並列して
筒状の継具(10)を上下方へ固着し、この継具(1
0)に、略長方形状の肘掛け(11)を上下に摺動可能
とし、肘掛け(11)の下辺を支える止め具(12)を
備える。また、図4に示すように、下フレーム(31)
後部の左右に並列して後方へ筒状の継具(13)を固着
し、この継具(13)に水平に出入自在とする受台(1
4)の先端に凹部(15)を設けて、この凹部(15)
に、H字状に形成する支持具(16)(図5参照)を上
下方に挿脱自在としている。また、使用時に背部辺に当
る裏面に下向きに凹部(17)を備える背もたれ板(1
8)を、上フレーム(32)に当接して座板(19)後
部へ着脱自在としている。なお、背もたれ板(18)の
角度変更には、長さの異なる複数の支持具(16)で対
応するものである。また、上フレーム(32)の腰掛け
個所の後部の左右に垂直継具(20)を固着し、この左
右の垂直継具(20)に上向きに支柱(21)を固着
し、左右の支柱(21)の上辺を差し渡しにする押手
(22)と背部辺に背当て(23)を各々に着脱自在に
している。また、左右の支柱(21)へ装着自在とする
継具(24)を固着して設けた置台(25)上面に、複
数の噴水孔(26)を有する貯湯器(27)(図6参
照)を備えている。また、左右の支柱(21)に装着自
在とする二股継具(28)を固着した保持具(29)の
他方へ、下部に排水口(30)を有し、着装時に首辺に
当る個所を低く囲い状にした上辺の三方に袋部(33)
を設け、この袋部(33)に組み合わせ部材を備えるビ
ニール製の洗髪器(34)(図7参照)を挿入自在にし
ている。また、腰掛けたときの臀部に当る個所に卵形状
の空間孔(35)を有する座板(19)の上面に、臀部
部分(36)を略円形状に、腿部分(37)を略半円形
状に切除し、四辺を組み立てとする切り欠(38)を設
ける発泡ウレタン樹脂板の腰浴器(39)(図8参照)
を載置自在にした構造としている。 【0007】前記の実施例の使用について説明すると、
ベッドに並行してシャワー用車椅子(1)の本体(2)
を置き、止め具(12)を外して肘掛け(11)を降下
して座板(19)上面に腰浴器(39)の下部分を置
き、下フレーム(31)前部と引き出しの足置台(6)
の上面に渡して足浴器(8)の下部分を置き、前記肘掛
け(11)側から例えば、リフト装置を利用して病弱者
を腰浴器(39)の臀部部分(36)の切除面に座ら
せ、肘掛け(11)を元に戻して浴室へ移送する。腰浴
器(39)と足浴器(8)の各々の四辺を組み立て臀部
を下方から洗浄し、次に、例えば、肩辺の支柱(21)
に置台(25)を装着して、置台(25)の上面に貯湯
器(27)を備え、この貯湯器(27)の中に適温調節
のシャワーヘッドを入れる。そして肩辺から腰浴器(3
9)、足浴器(8)と順次落下する溜り湯で身体の保温
と洗う作業を行う。また、洗髪時には、湯水を止めて貯
湯器(27)を備える置台(25)を頭部の上方へ移す
と共に、袋部(33)を組み合わせた洗髪器(34)を
支柱(21)の下方に装着して行い、抜毛は排水口(3
0)の下部の袋で処理する。また、寝たきり病弱者を略
水平状態として身体を洗う作業では、支柱(21)間の
押手(22)と背当て(23)を除き、受台(14)を
引き出して凹部(15)に水平状態に対応する支持具
(16)を挿着し、この支持具(16)に背もたれ板
(18)裏面の凹部(17)を挿着し、背もたれ板(1
8)を上フレーム(32)上に接して座板(19)後部
へ備え、貯湯器(27)を備える置台(25)を支柱
(21)の下方に装着し、足首を持ち上げて足置台
(6)上に横から脚乗台(9)を入れ、その上面に膝裏
を置いて行う。なお、背もたれ板(18)の角度変更に
は、長さの異なる複数の支持具(16)で対応できるも
のである。 【0008】 【発明の効果】本発明は、以上のような構造としている
ので、例えば、貯湯器の温湯に入浴剤を混入すれば、座
板に腰掛ける病弱者の肩辺から座板上の腰浴器、足浴器
と順次落下して身体を保温して入浴状態の温熱効果が得
られる。臀部の汚部は下方から洗浄できるので不快感が
少ない。腰浴器の溜り湯は臀部の端を僅かに上げると隙
間で排水できる。介護者は、両手が使用できるので無理
がない。浴器の溜り湯を利用して身体を洗うことができ
るので大きな節水となる。洗髪器は、洗湯や抜毛の飛散
防止ができる。また、車輪は安定と小部屋での方向変え
が容易にできるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のシャワー用車椅子を使用している状態
の側面図である。 【図2】図1に示す肘掛けを取り除いた状態の本体の斜
視図である。 【図3】図1に示す足浴器の展開図である。 【図4】図1に示す座板に背もたれ板を備えた部分の斜
視図である。 【図5】図4に示す支持具の正面図である。 【図6】図1に示す貯湯器の正面図である。 【図7】図1に示す洗髪器の斜視図である。 【図8】図1に示す腰浴器の展開図である。 【符号の説明】 1 シャワー用車椅子 2 本体 4 車輪 5、10、13、24 継具 6 足置台 7、38 切り欠 8 足浴器 9 脚乗台 11 肘掛け 12 止め具 14 受台 15 凹部 16 支持具 17 凹部 18 背もたれ板 19 座板 20 垂直継具 21 支柱 22 押手 23 背当て 25 置台 26 噴水孔 27 貯湯器 28 二股継具 29 保持具 30 排水口 31 下フレーム 32 上フレーム 33 袋部 34 洗髪器 35 空間孔 36 臀部部分 37 腿部分 39 腰浴器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 33/00 A47K 3/022,3/28 A61G 5/00 A45D 19/00 - 19/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車輪(4)を有する下フレーム(31)
    の前部に足置台(6)を出入自在に設けて足浴器(8)
    を載置自在とし、上フレーム(32)後部に上向きに設
    けた支柱(21)に貯湯器(27)及び、洗髪器(3
    4)を装着自在とし、且つ上フレーム(32)上の座板
    (19)上面へ臀部部分(36)と腿部分(37)を切
    除する腰浴器(39)を載置自在とした構造を特徴とす
    るシャワー用車椅子。
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