JP3146774U - 座布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造でありながらも、長時間の座りにも腰に負担がかかることなく、楽に座れる揺動可能な座布団を提供する。
【解決手段】底部と、弾性部と、座面部により構成され、前記弾性部の撓みにより座面部が揺動すると共に、底部には所定の間隔で凹部、又は開口部等の取付孔が設けられており、該取付孔と嵌め合う寸法の突起物を任意の位置に取付可能に構成されたことを特徴とした座布団である。
【選択図】図1

Description

本考案は、揺動可能な座布団。
従来より、座布団が供給されているがいずれも綿布袋の中に綿(わた)を要した物で敷物として使用、長時間の座りに腰に負担がかかり実際上欠点を有していた。。
これららの問題を解決しようとする座布団としては、
特開平5−128902号公報
本考案は、簡単な構造で揺動可能な座布団を提供するものである。
底部と該底部に連結された弾性部と、該弾性部に連結された座面部とにより構成され、前記弾性部の撓みにより座面部が揺動すると共に、底部に所定の間隔で凹部あるいは穴が設けられており、必要に応じ前記、凹部・穴部に取り外し可能の突起部を有するつぼ押し具が底面部の任意の位置に取り付け可能に構成されたことを特徴とする座布団を提供する。
また、本考案は、前記座面部及び弾性部及び底部は合成樹脂、又は木材又は金属等の板状部材を曲げる、又は1体成型する事により1体型に構成された事を特徴とする請求項1記載の座布団を提供する。
前記座面部、及び底部、及び弾性部で構成されている一体型の内、座面部の中央及び定められた位置に一定の形状に切り抜く事で、座る時に体の部分を挟むことを防ぎながら、それぞれの弾揺を体感できる座布団を提供する。
座面部部と該底部に連結された弾性部と、該弾性部に連結された座面部とにより構成された座布団を、現有する座椅子の座位置に設置及び背もたれ位置に設置しクッション座椅子として構成出来る。また底面部に突起物を有するつぼ押し具を任意の位置に取り付ける事でつぼ押し座椅子となる座布団を提供する。
前記座面部、及び弾性部、及び底部により構成された合成樹脂による一体成形する事により軽量、小型化し携帯出来ることを特徴とする。椅子等の座位置に設置、長時間使用の疲れを軽減する座布団を提供する。
本考案の物は弾性部を設けることにより、楽に座れる座布団を提供する物である。その優れた効果を、以下に述べる。
(1)弾性部3が、体重により撓むため座面部4が揺動するため、長時間座っていても痛みを発生する事が軽減出来、簡単な構造で楽に座る事が出来る。
(2)一番効果的な位置に、つぼ押し具を取付る事が出来るため自分が求める位置の指圧効果を得ることが出来る。
(3)座布団1の材料は、合成樹脂、木材、金属等の弾性を有する材料のいずれでも良い。合成樹脂の一体成型により製作する事で、安価に大量生産する事が出来る。
(4)同一の材料で構成された一枚の板状qを、プレス、又は加熱処理による曲げられる事により一体型に構成出来、前記と同様に安価に生産できる。
(5)座布団1を座椅子の座部及び背もたれに設置する事でクッション座椅子となる。又、座布団1の底部につぼ押し具を取付けるとつぼ押し座椅子となる。
本考案は、考案の効果に前途した如く、すなわち簡単な構造で楽に座れる揺動可能な座布団を提供するものである。
なお、本考案の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は解説のための物であって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。以下図面に基づいて詳細を説明する。
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら説明する。この実施例1の全体斜視図を図1に示す。
床F等に置かれる座布団1は、底部2と該底部2に連結された弾性部3と、該弾性部3に連結された座面部4とにより構成されている。
座布団1に、人が座ると、その体重により前記弾性部3が撓むため座面部4が揺動する。
従来の座布団は布袋の中に綿を入れた物で長時間人が座ると体重により綿が圧縮され床の硬さが綿を通して痛みを発生してくるがその時は、座り直をしても再三痛みが解消されないという欠点を有していた。
本考案の実施例では、弾性部3が体重により撓むため座面部4が揺動するため、長時間座っていても、痛みを発生する事が少なく、簡単な構造で楽に座ることが出来る。弾性部3の形状は図1に示すR形状でも、直線部をもったコの字形でもΣ形等の撓み効果を発揮する形状であればいずれでも良い。
又、背中や腰にある、つぼを押すと痛みが和らぐ事が良く知られている。
本考案の座布団1には、底部2に開口部等の取付孔5が設けられており、該取付孔5と嵌め合う寸法の突起物6を取付可能に構成されている。従って一番効果的な位置に突起物6を取り付ける事が出来るため自分に合った指圧効果を発揮する事が出来る。
座布団1の材料は、合成樹脂、木材、金属等の弾性を有する材料であればいずれでも良い。特に合成樹脂の一体成型により製作する事により、安価に大量生産することも出来る。
また座面部4、及び底面部2、及び弾性部3等に通常用いられるスポンジ、クッション材、布等を取り付けても良い。
図2は、本考案の実施例2を示す展開した全体斜視図である。
前記底部2、及び弾性部3、及び座面部4は、合成樹脂、又は木材、又は金属等の同一の材料により構成された一枚の板状部材7を、プレス、又は加熱成形等の加工手段により曲げられることにより同一材料で一体型に構成することが出来る。この場合も、前記と同様に、安価に生産することが出来る。
図3は、本考案の実施例3を示す側面図である。
弾性部3の撓みにより座面部4が揺動する。又底面部2に突起物6の取付孔5が設けられている。
図4は、実施例4を示す斜視図である。
例えば座布団1を座椅子8の座わる位置にクッションとして設置。又、底部2の取付孔5に突起物6を取付、座椅子8の背もたれの部に、底部2を表面にして座布団1を設置つぼ押し効果を得る事ができる。
図5は、実施例5を示す正面図である。
座布団1の座面部4の中央及び定められた位置に一定の形状に切り抜く事で、座る時に体の部分を挟むことを防ぎながら、それぞれの弾揺を体感できる形状を持つ座布団1である。
変形実例
この考案は次のように変形して実施する事を含むものである。
(1)座布団1を携帯用として小型にし硬い椅子等に座るとき小型化した携帯用座布団を2カ所臀部の下に敷くことで長時間座る場合に発生する痛みを防ぐ事ができる。
(2)図6に示す如く座布団1を小型にした座布団12を臀部の下に敷くときの2カ所の間隔が調整でき携帯用にたためる携帯座布団である。
本考案の活用例としては、以上説明したように、簡単な構造で楽に座れる揺動可能な座布団を提供する事により、健康上の良好な効果を発揮すると共に、簡単な構造であるため安価に製作できるため、大量生産による新規商品分野を開拓でき産業の発展に寄与することができる。
実施例1の全体斜視図である。 実施例2を示す展開した全体斜視図である。 実施例3の一例を示す側面図である。 実施例4を示す斜視図である。 実施例5を示す正面図である。 携帯用座布団変形実施例の側面図である。
符号の説明
1 座布団
2 底部
3 弾性部
4 座面部
5 取付孔
6 突起物
7 板状部材
8 座椅子
9 円形座面部
10 ストッパー
11 スライド部

Claims (4)

  1. 座面部と底部に連結された弾性部の撓みにより座面部が揺動すると共に底部にには所定の感覚で凹部、又は開口部等の取付孔が設けられており、該取付孔に嵌め込む寸法及び突起物を裏面に有するつぼ押し具が任意の位置に取り外しが可能に構成された事を特徴とする座布団。
  2. 前記座面部、及び弾性部、及び底部は、合成樹脂、又は木材、又は金属等の同一の材料により構成された一枚の板状部材を曲げる、又は一体成形する事により一体型に構成された事を特徴とする請求項1記載の座布団。
  3. 前記座面部の中央部に一定の隙間及び形状孔を設け弾性部の撓みによる揺動する範囲を高める。
  4. 前記座面部、及び弾性部、及び底部により構成された合成樹脂による一体成形する事により軽量、小型化し携帯出来ることを特徴とする。
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