JP3149845U - 浴槽用敷設具 - Google Patents

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Abstract

【課題】冬季入浴において、浴槽からの冷温が身体へ伝わることを防ぐことができ、しかも入浴中にゆったりとくつろぐことを実現する浴槽用敷設具を提供する。【解決手段】浴槽本体と身体との間に取り外し自在に配設される浴槽用敷設具であって、敷設具1は、身体が載置される液体透過性の本体部2と、該本体部2の裏面部に立設された脚部10とを具備することを特徴とする。また前記脚部10の裏面部に、敷設具1を浴槽内面に固定することができる固定部材が設置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、浴槽用敷設具に関し、詳しくは、冬季入浴において、浴槽からの冷温が身体へ直接伝わるのを防ぐことができるなど、体全体を湯船で包み込むことができ、しかも入浴中にゆったりとくつろぐことができる浴槽用敷設具に関する。
住宅用の浴槽には、洋式や和式、またそれらを組み合わせた和洋折衷式のタイプがある。また壁や天井と浴槽を一体的に成型し、さらに洗面台やトイレと一体型にしたユニットバスもある。これらの浴槽には、タイルを敷き詰めたもの、ステンレスや強化プラスチック等の素材で一体的に形成されたものなど、種々の平滑な内面タイプのものがある。
しかし、平滑な内面の浴槽の場合、入浴中に体が当該内面に密着し、体全体を湯船で包み込むことができず、そればかりか、冬季において、浴槽内に湯を入れても、浴槽の外部からの冷気により浴槽表面が冷えた状態になっている場合、入浴中に背中や臀部に浴槽表面の冷たさを直接感じてしまい、不快感を得ることがある。
このように体全体が直接浴槽の表面に触れるのを防ぐ手段として、例えば、特許文献1に、湯船の内面部のある一面あるいは全面部に夫々適宜間隔を置いて複数個の突起を形成して成る突起付き湯船が提案されている。特許文献1では、この湯船によれば、入浴中における疲労回復及び筋肉痛の回復などが早くなり、健康維持に効果があり、さらに湯船に立つ時に足のすべりによる転倒の防止効果もあると述べられている。
また、特許文献2では、浴槽縁部の角部を利用して入浴者の頭部を支えることができるようにした風呂用の枕が報告されている。この風呂用枕は、浴槽縁部の角部に位置決め載置せしめるための縦断面L字型の縁掛部と、入浴者の頭部を支えるための曲面傾斜部と、肩当て部と、を備えており、肩当て部が存在することで背中が直接浴槽の表面に触れるのを防ぐことができる。
実開昭62−189737号公報 実開平4−83082号公報
上掲特許文献1記載の突起付き湯船は、直接肌が浴槽の表面に触れることはないが、湯船の内面部に複数の突起が形成されているため、突起間に汚れが溜まり、清掃に手間がかかるといった問題があった。また、入浴中、常に身体に刺激が与えられるため、ゆったりとくつろいで入浴を望むときには不向きであった。
また、上掲特許文献2記載の風呂用枕においては、頭部や肩部以外の臀部などは浴槽の表面に直接肌が触れるため、入浴中に浴槽表面の冷たさを感じてしまうことがあるなどといった問題は解消し得なかった。
そこで本考案の目的は、上記問題点を解消し、冬季入浴において、浴槽からの冷温が身体へ直接伝わるのを防ぐことができるなど、体全体を湯船で包み込むことができ、入浴中にゆったりとくつろぐことができる浴槽用敷設具を提供することにある。
本考案の浴槽用敷設具は、上記課題を解決するために、浴槽本体と身体との間に取り外し自在に配設される浴槽用敷設具であって、身体が載置される液体透過性の本体部と、該本体部の裏面部に立設された脚部とを具備することを特徴とするものである。
本考案の浴槽用敷設具においては、前記脚部の裏面部に、敷設具を浴槽内面に固定することができる固定部材を好適に設置することができる。また、前記敷設具の本体部が網目状に形成されていることが好ましい。さらに、前記敷設具にシート体が装着されていることが好ましい。さらにまた、前記シート体が脚部を具備することが好ましい。さらにまた、防菌防カビ加工、遠赤外線放射加工および防汚加工のうち、少なくとも一種以上の加工を好適に施すことができる。
本考案によれば、入浴中に身体が直接浴槽本体に触れることがない。よって、冬季入浴において、浴槽からの冷温が身体へ直接伝わるのを防ぐことができるなど、体全体を湯船で包み込むことができ、入浴中にゆったりとくつろぐことができる。
また、敷設具に、防菌防カビ加工、遠赤外線放射加工および防汚加工のうち、少なくとも一種以上の加工を付与することで、衛生面等においても優れた効果を発揮することが可能となる。
本考案の好適例の敷設具の全体斜視図である。 前記敷設具の断面図である。 本考案の他の好適例の敷設具の斜視図である。 本考案の他の好適例の、シート体を設置した敷設具の斜視図である。 本考案の他の好適例の、壁面部を設けない敷設具の斜視図である。 本考案の他の好適例の敷設具の斜視図である。 シート体の斜視図である。 シート体の使用状態の断面図である。 本考案の好適例の敷設具の使用状態の断面図である。 本考案の他の好適例の敷設具の使用状態の断面図である。 本考案の好適例の敷設具の使用状態の拡大断面図である。
以下、本考案における浴槽用敷設具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す本考案の好適例の敷設具1は、浴槽本体と身体との間に取り外し自在に配設されるもので、身体が載置される液体透過性の本体部2と、本体部2の裏面部に配置された脚部10とを備える。また、この好適例の敷設具1の大きさは、背中から腰、および臀部全体を支えることのできる大きさを有するが、身体の一部、例えば、臀部のみ、背中のみを支える小形のものでもよい。あるいは、浴槽内面全体を被覆できる大きさであってもよい。
図1に示す敷設具1の液体透過性の本体部2は、身体が触れる平面部3と、平面部3の周囲に形成された壁面部4とからなる。平面部3および壁面部4は、身体を支持することができる程度の剛性を有する既知のプラスチック材、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等の汎用プラスチック材の他、ステンレススチール等の金属素材で一体的に形成することができる。壁面部4は設けなくとも本発明の所望の効果を得ることができるが、図示するように壁面部4から湾曲させて連続的に形成することにより平面部3の縁部の身体への接触が緩徐となる。また、敷設具1の全体に対する補強効果もある。
液体透過性の本体部2は、浴槽内で使用した際、暖かい湯が直接身体に触れることができる構造からなる。例えば、一マスが1〜2cm角の網目5からなる網目状に形成することが好ましい。また、網目5を形成する糸状部6は、適宜強度を考慮して、2〜5mm程度の径を有するものが使用される。
本体部2は、図1および図2に示すように、略L字状の形状や、図3に示すように、小形矩形状としてもよい。略L字状のものは浴槽の角部に配設され、図9に示すように背中や臀部を載置することができる。また、小形矩形状のものは、図10に示すように、臀部の下部に配設することができる。本体部2の形状はこれらに限定されず、円形状や多角形状等(図示せず)、さまざまな形状とすることができる。
また、壁面部4を備えていない敷設具の好適例として、図5に示すように平面部3のみのものでもよい。さらに、平面部3も網目状に限定されず、図6に示すように、糸状部6が一方向に水平状に配された形状のものでもよい。上述の構造により、敷設具1を容易に洗うことができ、繰り返して衛生的に使用することができる。
本考案の敷設具は、脚部10が本体部2の裏面部に複数立設されている。脚部10は平面部3と浴槽内面との間隔を設けるため、好ましくは1〜15cm程度の長さを有するものとする。脚部10を設けることで、図11に示すように、浴槽Aの表面と身体Bとの間に隙間aが生じ、外部からの冷温bにより冷された浴槽A表面に肌が直接ふれることがない。また、浴槽Aと身体Bとの間に温かい湯が流入するため、背中、腰、臀部等が温かい湯に触れることができる。
また、脚部10の下端には、敷設具1を浴槽Aに固定することができる固定部材11を装着することができる。固定部材11は、平坦な内面の浴槽内での使用を考慮した場合、市販の吸盤を用いることが好ましい。
また、本考案の他の好適例として、図4に示すように、敷設具1にシート体20を装着してもよい。シート体20は、柔軟性、耐水性を有する、例えば、適宜エラストマー材からなるものとすることができ、本体部2の略中央部分に装着される。
シート体20を装着した敷設具1は、図10に示すように、追い炊き用の湯循環出口Cを具備した浴槽において好適に使用できるものである。シート体20を装着することで、湯循環出口Cから排出される高温の湯が肌に直接触れることを防ぐことができる。これにより、数人で入浴する際においても、熱湯を気にせずに湯循環出口側に着座することができる。なお、シート体20の上下に、湯循環出口Cから排出される高温の湯が直接肌に触れないようにする壁面(図示せず)を設けてもよい。
また、図7に示すように、シート体20に脚部21を装着してもよい。シート体20の下面に直接脚部21を装着することで、図8に示すように、単体のシート体20を湯循環出口Cに配設して使用することができる。なお、この構造においても、シート体20の上下に、壁面(図示せず)を設けてもよい。
また、他の好適例として、本考案の敷設具1に、防菌防カビ加工、遠赤外線放射加工および防汚加工のうち、少なくとも一種以上の加工を好適に施すことができる。
防菌防カビ加工としては、キトサン等の天然系抗菌剤、銀やマグネシウム等の酸化物、酸化チタン等の無機系の既知の防菌・防カビ剤を、敷設具1の素材に混合、または表面に塗布することにより施すことができる。
また、遠赤外線放射加工としては、遠赤外線を放射するトルマリン等の天然鉱石、木炭、竹炭等の粉体を敷設具1の素材に混合、または表面に塗布することにより施すことができる。
さらに、防汚加工としては、オゾン処理等の既知の防汚処理を敷設具1に施すことができる。
本考案の敷設具に、防菌防カビ加工、遠赤外線放射加工、防汚加工のうち、少なくとも一種以上の加工を付与することで、衛生面において優れた効果を発揮することができる。なお、防菌防カビ加工、遠赤外線放射加工、防汚加工は、それぞれ防菌防カビ、遠赤外線放射、防汚効果を発揮できるものであれば、上述の加工方法に限定されるものではない。
1 敷設具
2 本体部
3 平面部
4 壁面部
5 網目
6 糸状部
10 脚部
11 固定部材
20 シート体
21 脚部
A 浴槽
B 身体
C 湯循環出口
a 隙間
b 冷温

Claims (6)

  1. 浴槽本体と身体との間に取り外し自在に配設される浴槽用敷設具であって、身体が載置される液体透過性の本体部と、該本体部の裏面部に立設された脚部とを具備することを特徴とする浴槽用敷設具。
  2. 前記脚部の裏面部に、敷設具を浴槽内面に固定することができる固定部材が設置されている請求項1記載の浴槽用敷設具。
  3. 前記敷設具の本体部が網目状に形成されている請求項1または2記載の浴槽用敷設具。
  4. 前記敷設具にシート体が装着されている請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の浴槽用敷設具。
  5. 前記シート体が脚部を具備する請求項4記載の浴槽用敷設具。
  6. 防菌防カビ加工、遠赤外線放射加工および防汚加工のうち、少なくとも一種以上の加工が施されている請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の浴槽用敷設具。
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