JP3002304U

JP3002304U - 公衆浴場用小型風呂マット

Info

Publication number: JP3002304U
Application number: JP1994004677U
Authority: JP
Inventors: 常夫木下
Original assignee: 常夫木下
Priority date: 1994-03-23
Filing date: 1994-03-23
Publication date: 1994-09-20
Anticipated expiration: 2000-03-23

Abstract

(57)【要約】【目的】本考案は、従来の一般家庭用風呂マットを小さ
くすることによって、持ち運びに便利で他人に不快感を
与えず、自らも快適な入浴ができる公衆浴場用小型風呂
マットを提供する。【構成】風呂マット（１）の大きさをお尻の大きさぐら
いに小さく縮小したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、銭湯や健康ランドなどの公衆浴場で利用するために、従来の風呂マットを小さくした、公衆浴場用小型風呂マットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、風呂マットはポリプロピレンや発泡ポリエチレンなどの素材を用い、表面をラミネイト加工し、裏面に滑り止め加工を施したものや、溝を設けたスノコタイプのものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

最近の健康ランドブームで、一般の銭湯にも多種多様の風呂が設備され、自宅に風呂があるにもかかわらず公衆浴場へ行く人が急増している。しかし、それに反して公衆浴場の洗い場には、以前からあった風呂椅子に代わって、コンクリートや石で作られた細長い共同の腰掛けが設備されている。そのため、他人が座っていた場所に座らなければならず、直接そこに座るのには少々抵抗感があり、水やお湯で流すと隣の人に不快感を与えてしまう。また、スチーム風呂などでは他人の汗のたまった上に座らなければならず、かなりの抵抗感があり、特に女性の場合は不愉快極まりないそうである。このような状況から公衆浴場用風呂マットの必要性が求められているが、従来の風呂マットは、いずれも一般家庭用に作られたもので大きいため、公衆浴場で使用するには無理があり、持ち運びにも不便であった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

風呂マット（１）の大きさをお尻の大きさぐらいに小さく縮小した。本考案は、以上の構成よりなる、公衆浴場用小型風呂マット。

【０００５】

【作用】

風呂マット（１）を公衆浴場の洗い場にある細長い共同の腰掛けの上に敷き、その上に座って使用する。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。表面にラミネイト加工を施した、厚さ１５〜２５ｍｍ程度の保温性発泡ポリエチレンの風呂マット（１）の大きさを縦２３０〜２５０ｍｍ、横３００〜３２０ｍｍ程度のお尻の大きさぐらいに小く縮小した。本考案は、以上のような構造からなり、これを使用するときは、風呂マット（１）を公衆浴場の洗い場にある細長い共同の腰掛けの上に敷き、その上に座って使用する。

【０００７】なお図２に示すように、定着性を良くするため、裏面に滑り止めのゴム（２）を張りつけてもよい。

【０００８】さらに図３に示すように、より持ち運びに便利なように、風呂マット（１）を直径２３０ｍｍ程度の円形に切り、風呂桶や洗面器の中にはいるようにし、取り出しやすいように外周の一部に指が入るくらいの切り込み（３）を設け、裏面の中心線上に深さ１０〜１５ｍｍ、巾１０〜１５ｍｍ程度の溝（４）を設けたものでもよい。

【０００９】

【考案の効果】

本考案により、他人に不快感を与えることもなく、自らもより快適な入浴ができる。また、生産コストが安いので大量生産に適し、低価格で販売することができるのでヒット商品になるのは明らかである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の他の実施例の断面図である。

【図３】本考案の他の実施例の斜視図である。

【図４】本考案の図３に示す他の実施例の断面図であ
る。

【符号の説明】

１風呂マット２滑り止めゴム３切り込み４溝

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】風呂マット（１）の大きさをお尻の大きさ
ぐらいに小さく縮小した、公衆浴場用小型風呂マット。