JPH0646592U - 水洗用腰掛式便器の便座カバー - Google Patents

水洗用腰掛式便器の便座カバー

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JPH0646592U
JPH0646592U JP9279792U JP9279792U JPH0646592U JP H0646592 U JPH0646592 U JP H0646592U JP 9279792 U JP9279792 U JP 9279792U JP 9279792 U JP9279792 U JP 9279792U JP H0646592 U JPH0646592 U JP H0646592U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
toilet
flush
bowl
cover
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Pending
Application number
JP9279792U
Other languages
English (en)
Inventor
次夫 伊沢
Original Assignee
創遊建設株式会社
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Publication date
Application filed by 創遊建設株式会社 filed Critical 創遊建設株式会社
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Publication of JPH0646592U publication Critical patent/JPH0646592U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水洗用腰掛式便器において便座の感触を柔ら
かにし、且つ寒期でも冷たさを感ずること無く、更に用
便中に背を凭れさせることができる構造にすることを目
的とする。 【構成】 水洗用腰掛式便器の便座を発泡ポリオレフィ
ン成型品を被せて表面を覆うか、若しくは便座自体を発
泡ポリオレフィンにて製作し、その柔軟性と保温性によ
り用便中の感触を柔らかにすると共に寒期でも冷たさを
感じないようにする。更に便座と貯水槽の間隔を適当な
るように製作して用便中に貯水槽に背凭れできるように
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水洗用腰掛式便器の便座を柔軟にして感触を良くし、更に背凭れを設 けて座り心地を楽にすることに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近は下水設備が普及したため住宅のトイレは水洗式になり、便器は洋式の腰 掛式が最も多く使用されるようになった。この便器は底部に水を溜めた陶器また はプラスチック製の漏斗状の容器の上縁の水平部に、プラスチック製の馬蹄形ま たは楕円形の便座をヒンジにより着脱自在に乗せ、更に不使用の時は蓋をかぶせ る構造になっている。また水洗用の水槽が通常は使用時の人の背中に相当する高 さに設けられていて、中の水が凍結したり、外面に露が発生して滴下しないよう に、内面に保温材が塗布または貼着されている。
【0003】 上記の便座を使用すると非常に硬くて不快感を覚えるが、特に寒期は冷たくそ のまま使用するに絶えないので、便座に布製の便座カバーを被せたり、便座内に 電熱線を入れて加熱する等の手段が取られているが、前者は再々洗濯を必要とし て手が掛り、後者は水と同居する位置に常時通電するため危険で、実際に火災事 故が発生した事もある。また従来の腰掛式便器は使用中に上半身を支えるものが なく、特に年寄や病人等にとっては背凭れを備えることが望まれる。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は腰掛式便器の便座を柔らかい感触にするためと、更に寒期は電熱を用 いずとも冷たく感じさせないため、従来の便座に被せる便座カバーをまたは便座 自体を、軟らかく且つ保温性ある材料で製作し、背凭れを備えることを目的とす る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】 本考案においては漏斗型便器本体とその上縁に乗せられる便座と水洗用貯水槽 よりなる水洗用腰掛式便器において、便座にその表面を覆うように発泡ポリオレ フィン成型品をカバーとして嵌め込むか、若しくは便座自体を発泡ポリオレフィ ンにて製作して組込むものである。また水洗用貯水槽外面に保温材を貼着し、貯 水槽外面と便座との間隔を背凭れとして適当な距離になるように製作組立てする ものである。
【0006】
【作用】
本考案に使用する発泡ポリオレフィンは軟らかく指で押さえればやや窪む程度 であるが、軟らかさの度合いは気泡の大きさと量で調節できる。またその強靭さ は例えば15mm厚の板を完全に折り曲げることは手では困難な程の強さを有す るが、折り曲げた部分には何の異状も生じない。発泡ポリオレフィンの切り口は 小さい気泡で満たされているが、表面は艶のある平面に形成することができるの で、洗ったり拭いたりして汚れを容易に落とすことができ、また洗ったり拭いた りした後天日に干す必要はなく、単に乾いた布で拭くだけでよい。更に発泡ポリ オレフィンは保温性が大きいので、寒期にも冷たく感じることはなく電気加熱の 必要はない。
【0007】 水洗貯水槽の外壁面を背凭れとして利用するために、クッション材として外壁 面に多少弾性があり且つ保温性ある材料を貼着する。これにより結露の発生、水 の凍結を抑えることができるので、貯水槽の内壁面の保温材貼着は不要となる。 便座の蓋は背凭れの場合は邪魔になるので取外して使用しないものとする。
【0008】
【実施例】
図1は水洗用腰掛式便器の斜視図である。図2は便座に発泡ポリオレフィン成 型品をカバーとして嵌め込んだ場合のA−A断面図である。1は便器本体で陶器 で漏斗形に作られている。その上縁には水平に楕円トーナツ形の便座2が重ねら れており、使用目的に応じてヒンジ3により水洗貯水槽4の外壁面に立て掛ける ことができる。水洗貯水槽4には水洗用水が一定水位まで自動的に溜められる。 貯水槽4の外面には夏期の結露防止または冬期の凍結防止のため保温材5を貼着 する。そのため従来の貯水槽4の内面の保温材は不要となる。この保温材5は外 部に露出しているので外面に傷が付きにくくまた後記のように弾性のある材料が 望ましい。
【0009】 本考案においては便座2は従来のものに、図2のように発泡ポリオレフィン成 型品2aを嵌め込み、上面と両側面をカバーするか、若しくは便座2自体を発泡 ポリオレフィンにて製作することにより、弾性により座り心地良く且つ保温性に より冬期も冷たさを感じないものにする事ができる。この発泡ポリオレフィンの 表面を滑らかに製作することにより、水洗や拭き取りが容易になり、また電熱の 使用の必要がなくなりエネルギーの節約ができる。
【0010】 また貯水槽4の外面に弾性のある保温材5を使用する事により、用便中の背凭 れとして使用することがてき、特に病人や老人を楽にさせることができる。その ため便座2と貯水槽4の間隔は背を凭せるに適当な距離に組立てられるように製 作する。尚貯水槽4外壁の保温材5が前記のように弾性のある材料が望ましいの は、背凭れにするためであるから厚い方が良い。
【0011】
【考案の効果】
水洗用腰掛式便器の便座は従来のものは硬く寒期は冷たくてそのまま使用でき ないが、本考案の発泡ポリオレフィンを嵌め込み、若しくは便座自体を発泡ポリ オレフィンで作ることにより、柔軟で暖かい便座となり、また布地カバーの洗濯 手間や電熱エネルギーの消費を無くすことができる。更に便座の快適化に加えて 用便中に背凭れを可能にしたことにより、常人は勿論病人や老人を楽にすること に大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】水洗用腰掛式便器の斜視図である。
【図2】発泡ポリオレフィン成型品を嵌め込んだ場合の
A−A断面図である。
【符号の説明】
1 腰掛式便器の本体 2 便座 2a 発泡ポリオレフィン成型品 4 貯水槽 5 保温材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏斗型便器本体とその上縁に乗せられる
    便座と水洗用貯水槽よりなる水洗用腰掛式便器におい
    て、便座にその表面を覆うように発泡ポリオレフィン成
    型品を嵌め込んだ水洗用腰掛式便器の便座カバー
  2. 【請求項2】 上記の便座自体を発泡ポリオレフィンに
    て製作した請求項(1)記載の水洗用腰掛式便器の便座
    カバー
  3. 【請求項3】 上記の貯水槽の外壁面に弾力性ある保温
    材を貼着し、その面が便座との間隔を用便時に背凭れに
    なるように組立て、背と共に腰も楽にする請求項(1)
    及び(2)記載の水洗用腰掛式便器の便座カバー
JP9279792U 1992-12-08 1992-12-08 水洗用腰掛式便器の便座カバー Pending JPH0646592U (ja)

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JP9279792U JPH0646592U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 水洗用腰掛式便器の便座カバー

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JPH0646592U true JPH0646592U (ja) 1994-06-28

Family

ID=14064417

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JP9279792U Pending JPH0646592U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 水洗用腰掛式便器の便座カバー

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JP (1) JPH0646592U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017035181A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社Lixil 便器装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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