JP2589457Y2 - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JP2589457Y2
JP2589457Y2 JP1993055190U JP5519093U JP2589457Y2 JP 2589457 Y2 JP2589457 Y2 JP 2589457Y2 JP 1993055190 U JP1993055190 U JP 1993055190U JP 5519093 U JP5519093 U JP 5519093U JP 2589457 Y2 JP2589457 Y2 JP 2589457Y2
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JP
Japan
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bathtub
wood
flange
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apron
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Inventor
直人 大西
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浴槽の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の浴槽は、FRP,タ
イル張り,ステンレス等の単一素材で形成されている
が、近年における浴室内の高級化指向による要請によ
り、意匠性に優れ、かつ温かみのある高級感を呈する浴
槽の出現が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案は意匠性に優れ、
かつ温かみおよび高級感を呈する浴槽を提供せんことを
目的とし、その要旨は、浴槽の上面側を構成するフラン
ジ部の一部が木製で形成され、該フランジ部から垂下す
るエプロン部が人造大理石等の別素材で形成されている
ことである。
【0004】
【作用】浴槽の上面側を構成するフランジ部の一部のみ
が木製であるため、浴槽への出入りに木の感触を楽しむ
ことができるとともに、高価で耐水性に劣る木材の使用
を少なくすることができる
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例の浴槽であり、浴槽1の上面
側のフランジ部2は檜等の高級木材を枠組みして形成さ
れたものとなっており、このフランジ部2の下部に垂下
するエプロン部3は人造大理石で形成されたものとなっ
ており、フランジ部2の長手方向両端内側には湾曲板状
の枕部4,4がフランジ部2の上面とほぼ面一状に設け
られており、この枕部4,4はエプロン部3と同様な人
造大理石で形成されたものとなっている。
【0006】また、図示右側の枕部4の外側にはカウン
ター7が設けられており、このカウンター7には吐水口
8がフランジ部2の内側に向けて設けられており、ハン
ドル9,9により吐水口8から吐水する湯温等を調節で
きるものとなっており、吐水口8からの吐水は湾曲状の
枕部4に当り、枕部4から滝状に浴槽1内に流されるよ
うに構成されている。
【0007】また、浴槽1の内壁面全面は木製で形成さ
れ、内壁面には山状に下方から上方に隆起する傾斜状の
アームレスト部5が形成され、このアームレスト部5か
ら連続して底面から所定位置に水平状に立ち上がる棚部
6が形成されており、このアームレスト部5および棚部
6は木製で一体形成されたものとなっている。
【0008】なお、アームレスト5には入浴時に入浴者
が腕を置いてリラックスすることができ、また棚部6上
には掛け渡し状に棚板等をおき、棚板上に足を載せた
り、棚板上に着座して半身浴を行えるように構成されて
いる。また、前記枕部4を伝わり滝状に流下する湯水
を、入浴時に打たせ湯的に使用することもできる。
【0009】このような構造の浴槽1においては、その
フランジ部と内壁面全面が木製であるため全体が温かみ
のある高級感を呈する浴槽となる。なお、前記エプロン
部3および枕部4は人造大理石の代わりに、ステンレ
ス,その他タイル張り,FRP,石材等で形成したもの
であっても良い。
【0010】次に、図2は第2実施例を示すものであ
り、浴槽11の上面のフランジ部は、左フランジ部12
aと右フランジ部12bが別々の素材で形成されて、突
き合わせ状に一体化されたものであり、左フランジ部1
2aは檜等の木材で形成されたものとなっており、右フ
ランジ部12bはFRPで形成されたものとなってい
る。
【0011】なお、フランジ部の下部のエプロン部13
は人造大理石またはタイル張りで形成されている。ま
た、この浴槽11から洗い場側へ水平状に延出されるカ
ウンター14は、前記右フランジ部12bと一体でFR
Pで形成されたものとなっており、カウンター14の洗
い場側には水平状にスリット状の吐水口16が形成され
ており、この吐水口16から洗い場側へ滝状に吐水でき
るものとなっている。また、前記右フランジ部12bの
内面にもスリット状に吐水口15が形成されており、こ
の吐水口15から滝状に浴槽11内に湯水を流下させる
ように構成されている。
【0012】本例では、浴槽11の上面のフランジ部の
一部のみが木製で形成されており、高級感と温かみがこ
の木製のフランジ部により与えられており、全体が高級
感を呈する浴槽とすることができる。また、右フランジ
部12bとカウンター14をFRPで一体形成して、意
匠性に優れ、スッキリとした外観を呈する浴室を形成す
ることができる。
【0013】
【考案の効果】本考案の浴槽は、浴槽の上面側を構成す
るフランジ部の一部が木製で形成され、該フランジ部か
ら垂下するエプロン部が人造大理石等の別素材で形成さ
れていることにより、浴槽の上面側を構成するフランジ
部の一部のみが木製であるため、浴槽への出入りに木の
感触を楽しむことができるとともに、高価で耐水性に劣
る木材の使用を少なくすることができる効果を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の浴槽の斜視構成図である。
【図2】第2実施例の浴槽の斜視構成図である。
【符号の説明】
1,11 浴槽 2 フランジ部 3,13 エプロン部 4 枕部 5 アームレスト部 6 棚部 12a 左フランジ部 12b 右フランジ部 14 カウンター 15,16 吐水口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の上面側を構成するフランジ部の一
    部が木製で形成され、該フランジ部から垂下するエプロ
    ン部が人造大理石等の別素材で形成されていることを
    徴とする浴槽。
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