JPH09121746A - 自走式防除機のマフラー保護構造 - Google Patents

自走式防除機のマフラー保護構造

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JPH09121746A
JPH09121746A JP28589095A JP28589095A JPH09121746A JP H09121746 A JPH09121746 A JP H09121746A JP 28589095 A JP28589095 A JP 28589095A JP 28589095 A JP28589095 A JP 28589095A JP H09121746 A JPH09121746 A JP H09121746A
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JP
Japan
Prior art keywords
muffler
chassis
self
propelled
rear part
Prior art date
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Pending
Application number
JP28589095A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Iwamoto
守 岩本
Chiaki Kadota
千昭 門田
Susumu Yamamoto
進 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd, New Delta Industrial Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication of JPH09121746A publication Critical patent/JPH09121746A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自走式防除機のシャーシ後下部に設けたマフ
ラーが障害物に当たらないようにする。 【解決手段】 クローラー走行装置A上にシャーシ9を
配置し、該シャーシ9上の前部に運転部Bを配置し、そ
の後部に薬液タンク13、エンジンE、動力噴霧機2、
後部に噴霧部Cを配置した自走式防除機において、クロ
ーラー10接地部の後部とシャーシ9後端とを結ぶ仮想
線Dの内側にマフラー59を配置し、該マフラー59の
後方で、かつ、前記仮想線Dよりも下方にマフラー保護
部材22を突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行しながら防除
を行う自走式噴霧機のマフラーが、作業地の傾斜や凹凸
等で地面や株等に当たり損傷することを防止するための
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からクローラー走行装置上にシャー
シを設け、該シャーシ上の前部に運転部を配置し、その
後部に薬液タンク、その後部にエンジンや動力噴霧機等
を配置し、その後部にノズルを突出した噴霧部を配置し
た自走式防除機は公知となっている。前記エンジンの排
気及び消音を行うマフラーは、騒音が運転部まで聞こえ
たり、機体周囲に作業者が位置するときに排気ガスが当
たらないように、機体下後部に突出して配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
マフラーの配置構成では、果樹が栽培されている山間部
を走行して、旋回や後進した時に、地面の凹凸や株や
根、土手等の障害物にマフラーが当接し、マフラーが損
傷することがあった。そこで、本発明は傾斜地等を走行
する時においてもマフラーが損傷しないように保護部材
をシャーシに設けるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、クローラー走行装置A上にシャーシ9を配置し、該
シャーシ9上の前部に運転部Bを配置し、その後部に薬
液タンク13、エンジンE、動力噴霧機2、後部に噴霧
部Cを配置した自走式防除機において、クローラー10
接地部の後部とシャーシ9後端とを結ぶ仮想線Dの内側
にマフラー59を配置し、該マフラー59の後方で、か
つ、前記仮想線Dよりも下方にマフラー保護部材22を
突設したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、添付の図面
を基に説明する。図1は本発明に係る自走式防除機の全
体側面図、図2は薬液タンクとカバーを外した状態の走
行装置の側面図、図3は同じく平面図、図4は薬液タン
ク台の噴霧ホースを支持する状態を示す斜視図、図5は
従来の噴霧ホースを支持する状態を示す斜視図である。
【0006】まず、噴霧部Cを揺動噴霧式とした自走式
防除機について図1、図2、図3より説明する。左右ク
ローラー10を巻回してなるクローラー走行装置A上に
シャーシ9が固設されていて、該シャーシ9より前部上
に、運転部Bが形成されている。該運転部Bの前部には
操作コラム12が立設され、該操作コラム12上に操向
レバー3と駐車ブレーキレバー4を配置している。該運
転部Bの後部の左右中央には運転席11が配置され、該
運転席11の左側にサイドコラム40とサブコラム43
が設けられている。
【0007】該サイドコラム40上に主変速レバー5や
副変速レバー6や、動力噴霧機2を作動させる動噴クラ
ッチレバー41や、圧力計42や、揺動噴霧ノズル17
の開閉を行う元コック50、散布コック51を配置し、
サブコラム43上に下部噴霧管27・27への送水の開
閉を行う左右の下部噴霧コック44・44を配置してい
る。
【0008】そして、運転席11の後方のシャーシ9上
において、最前部には、薬液タンク13を、中間部には
走行駆動及び動力噴霧機駆動用のエンジンE、ミッショ
ンケース23、手散布用ホースリール15、バッテリー
19及び動力噴霧機2を内装し、これらをカバー14に
て被覆している。最後部には、噴霧部カバー16にて被
覆された、複数個のノズル1・1・・・を円弧状に配置
した揺動噴霧ノズル17とその両側下部に低木散布用の
下部噴霧管27・27を配置し、前記揺動噴霧ノズル1
7は前後左右に同時に揺動するように構成されている。
【0009】前記動力噴霧機2は薬液タンク13内の薬
液を吸入して、噴霧ホース7に吐出して、運転部Bに設
けた元コック50や散布コック51や下部噴霧コック4
4・44を介して揺動噴霧ノズル17や下部噴霧管27
・27のノズル1・1・・・より吐出するようにし、動
力噴霧機2と運転部Bの間の噴霧ホース7の配管は薬液
タンク13下部を通している。従来では、薬液タンク1
3下部を通すときに噴霧ホース7を支持するために、図
5に示すように、薬液タンク台29’より側方へボルト
30・30を突出し、該ボルト30・30に締結部材3
1・31によって噴霧ホース7を止めていたが、振動や
伸び等によって噴霧ホース7は次第に垂れて、クローラ
ー10上まで垂れ下がり、クローラー10の回転によっ
て噴霧ホース7が損傷することがあった。
【0010】そこで、本実施例では図4に示すように、
薬液タンク台29を側面視で略Z状にプレートを折り曲
げて、上面29aと側面29bをシャーシ9に沿わせて
固定し、側面29bと下面29cで噴霧ホース7を受け
て、締結部材31・31によって噴霧ホース7を止める
ように構成している。このように構成することで噴霧ホ
ース7は垂れることがなくクローラー10と干渉するこ
ともないのである。
【0011】そして、前記エンジンEはシャーシ9後部
に載置されて、エンジンEの出力軸上には二連の出力プ
ーリー24が固設されて、一方のプーリーはベルトを介
してミッションケース23に動力を伝え、クローラー走
行装置Aを駆動し、他方のプーリーからはベルトを介し
て動力噴霧機2に動力が伝えられる。
【0012】前記エンジンEからの排気ガスはシリンダ
ーヘッドから排気管25を下方へ延設して、該排気管2
5の先端にマフラー59を連結している。該マフラー5
9はシャーシ9の後下部に配設して、運転部Bからでき
るだけ離れて排気ガスを排出している。該マフラー59
の位置は図2、図3に示すように、シャーシ9の幅内
で、クローラー10の接地面の後端とシャーシ9下後端
との間を結ぶ仮想線Dの内側(機体内側)に配置して、
マフラー59が機体の外形を結ぶ線よりも突出しないよ
うに配置して、走行時に障害物等に当接しないように
し、更に、マフラー59の後側で、両側のシャーシ9よ
り下方へU字状にパイプを折り曲げたマフラー保護部材
22を突設し、該マフラー保護部材22の下端は前記仮
想線Dより下方へ突出し、かつ、マフラー59の下端と
同じまたはそれよりも低くなるように配設している。但
し、マフラー保護部材22は板体で構成してもよい。
【0013】このように構成することによって、マフラ
ー保護部材22はU字状にパイプを折り曲げて簡単に構
成することができて、シャーシ下面に容易に取り付ける
ことができて、後進したときに、後方に土手や畦、切り
株や根等の障害物が突出していても、まず、マフラー保
護部材22が障害物に当たり、マフラー59に損傷を与
えないようにしている。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏する。即ち、マフラーがクローラー接
地部の後部とシャーシ後端とを結ぶ仮想線の内側に配置
したので、後方に斜面がある場合にはシャーシ後端が斜
面に当たり、マフラーに当接することはなくマフラーを
保護することができる。そして、該マフラーの後部に前
記仮想線よりも下方へマフラー保護部材を突設したの
で、シャーシよりも低く、マフラーの取付位置の高さ程
度の土手や根等の障害物があった場合に、後進しても、
マフラー保護部材が障害物に当たり、その衝撃がマフラ
ーまで及ぶことがなく、マフラーを保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自走式防除機の全体側面図であ
る。
【図2】薬液タンクとカバーを外した状態の走行装置の
側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】薬液タンク台の噴霧ホースを支持する状態を示
す斜視図である。
【図5】従来の噴霧ホースを支持する状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
A クローラー走行装置 B 運転部 C 噴霧部 D 仮想線 E エンジン 2 動力噴霧機 9 シャーシ 10 クローラー 13 薬液タンク 22 マフラー保護部材 59 マフラー
フロントページの続き (72)発明者 山本 進 静岡県三島市梅名767番地 ニューデルタ 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラー走行装置上にシャーシを配置
    し、該シャーシ上の前部に運転部を配置し、その後部に
    薬液タンク、エンジン、動力噴霧機、後部に噴霧部を配
    置した自走式防除機において、クローラー接地部の後部
    とシャーシ後端とを結ぶ仮想線の内側にマフラーを配置
    し、該マフラーの後方で、かつ、前記仮想線よりも下方
    にマフラー保護部材を突設したことを特徴とする自走式
    防除機のマフラー保護構造。
JP28589095A 1995-11-02 1995-11-02 自走式防除機のマフラー保護構造 Pending JPH09121746A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010025260A (ko) * 2000-11-24 2001-04-06 류종원 액상분뇨 살포기계
CN102812801A (zh) * 2012-08-31 2012-12-12 永州市农业机械研究所 多功能耕作收获机
CN106070151A (zh) * 2016-07-14 2016-11-09 江苏大学 一种高地隙无人驾驶智能履带喷雾机及控制方法
CN107719493A (zh) * 2017-11-10 2018-02-23 洛阳中科龙网创新科技有限公司 一种履带式无人耕机

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CN106070151B (zh) * 2016-07-14 2019-08-27 江苏大学 一种高地隙无人驾驶智能履带喷雾机及控制方法
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